JP4026262B2 - データ処理システムおよび方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ処理システムによってアクセスされる外部記憶装置におけるバックアップ・コピーを可能にする方法およびシステムに関する。更にバックアップ・コピーに限定されず、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータを用いて実行する必要のある任意のアプリケーションとデータの更新を伴う他のアプリケーションとの同時実行を可能にする方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のデータ処理システムでは、業務の延長や24時間連続運転への移行などにより従来のようにデータ更新を行うアプリケーションを停止した後、データの更新の行われていない静的な状態でデータを処理する必要のあるアプリケーション、例えばバックアップ・コピーや1日の業務実績の統計処理などを実行するための時間を確保するのが困難になりつつある。このため、データの更新を伴うアプリケーションと前記のデータの更新の行われていない状態で実行する必要のあるアプリケーションを同時に実行する手段が求められていた。
【0003】
前記の要求に対して、特開平5−94265号公報では多重書きファイルシステムにおいて、多重書き構成を解除し、解除した装置の一方をデータ更新を行うアプリケーションで使用し、他方よりデータ更新の行われていない静的な状態でバックアップ・コピーを制御装置が採取するための機構について例示している。
【0004】
特開平6−44010号公報に開示された技術は、更新により影響を受けるデータセット若しくはその一部をサブシステム・メモリーに書き込み、その後前記更新を記憶サブシステムに書き込むことにより更新を完了させ、バックアップ・コピーからの入力要求は未更新部分のデータを元のデータセットより入力し、更新部分のデータをサブシステム・メモリーより入力する方式について教示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平5−94265号公報に示す方式では、バックアップ・コピー以外のアプリケーションからデータ更新の行われていない静的なデータを参照する場合について考慮されていないため、当該手段で採取したバックアップを再度別の外部記憶装置に回復後、ジャーナル等よりデータの論理的整合性を回復してから静的なデータを必要とするアプリケーションを実行する必要があった。
【0006】
また、特開平6−44010号公報に示す方式では、任意のアプリケーションに当該技術を適用させることについて考慮されていないため、当該技術の適用を必要とする全てのアプリケーションで入出力対象の領域が未更新領域か更新済み領域かを意識しなければならず、アプリケーションが複雑になるという問題点、およびシステム全体のコスト増を招くという問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、データ処理システムのアクセスと関連する外部記憶装置において、データ更新を必要とする他のアプリケーションに影響を及ぼすことなく、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力機能を任意のアプリケーションに適用するための改善された方法およびシステムの提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とする外部記憶装置の複製を作成し、当該外部記憶装置およびその複製に対する入出力要求を制御する静的データ入出力制御部と静的データに対する入出力要求かを識別するための瀬的データ入出力識別情報定義部を中央演算装置内に設ける。当該静的データ入出力制御部は、入出力要求発行元が静的データに対する要求なのかを静的データ入出力識別情報定義部の情報を元に判別し、当該入出力要求が特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータに対する入出力要求の場合には一方の静的なデータの保障されている外部記憶装置に対して入出力を行い、それ以外の入出力要求の場合には他方の外部記憶装置に対して入出力を行う。
【0009】
アプリケーションによっては複数の入出力要求の完了をもってデータの論理的な入出力処理が完了する場合がある。当該アプリケーションによるデータの論理的整合性のとれた状態の静的データの参照を可能とするため、当該アプリケーションと連携し、データの論理的整合性がとれた状態で当該アプリケーションからの外部記憶装置に対するアクセスを一時的に停止させ、静的データ入出力制御部を起動する。その後、当該アプリケーションの再起動を行う。
【0010】
また、アプリケーションによっては複数の外部記憶装置の入出力要求の完了をもってデータの論理的な入出力処理が完了する場合がある。当該アプリケーションによるデータの論理的整合性のとれた状態の静的データの参照を可能とするため、当該複数の外部記憶装置に対する静的データ入出力制御部の起動処理を一括して行うことにより、データの論理的整合性の取れた同一時点における当該複数の外部記憶装置の静的データの参照を可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1は、この発明の一実施例におけるシステムの構成図であり、図において、1は各種プログラムを実行する中央演算装置、111および1112は中央演算装置1内で動作するアプリケーション(以下の説明ではアプリケーション111は特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要としないアプリケーション、アプリケーション112は特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするアプリケーションとする)、12は中央演算装置1内で動作する外部記憶装置(以下の実施例では外部記憶装置5および6)の複写を実現するため複写プログラム、13は中央演算装置1内で動作する入出力制御プログラム、14は中央演算装置1内で動作し入出力要求発行元のアプリケーションを判別し特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていないデータの入出力を支援する静的データ入出力制御部、15は特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていないデータの入出力を必要とするアプリケーションを識別するための識別情報を定義する静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部、2は中央演算装置1と制御装置2とを接続するバス、3は外部記憶装置5および6に対する入出力を制御する制御装置、4は制御装置3と外部記憶装置5および6を接続するバス、5および6は制御装置3に接続された外部記憶装置である。
【0012】
次に動作について説明する。以下の説明では外部記憶装置6をデータの複写元の外部記憶装置、外部記憶装置5をデータの複写先の外部記憶装置とする。図2は図1のシステムにおいて、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力機能を任意のアプリケーションに適用させる方法のフローチャートである。
【0013】
図2において、ステップST21で特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするアプリケーションを識別するための識別情報を静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録する。当該識別情報として使用するのに適切な情報としては、アプリケーションを特定するアプリケーション登録名、アプリケーションの実行環境を規定するジョブクラス、アプリケーションプログラムの属性を示すロードモジュール属性、あるいは、アプリケーションプログラムの格納されているライブラリ名称などがある。また、複数の中央演算装置で外部記憶装置5および6を共有している場合には、中央演算装置を識別するためのシステム識別子を当該アプリケーション識別情報として用い、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするアプリケーションと、静的なデータの参照と必要としないアプリケーションとを異なる中央演算装置で実行させてもよい。あるいは、アプリケーションから静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部に対して、自アプリケーションもしくは当該入出力要求が、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするかどうかを通知する手段を設けてもよい。
【0014】
ステップST22で、外部記憶装置6の静的データの参照機能を動作させるための事前準備として複写プログラム12を起動して当該装置を外部記憶装置5に複写する。
【0015】
外部記憶装置6の複写完了後、ステップST23で静的データ入出力制御部14を起動する。なおこの際、静的データ入出力制御部の起動に先立ち、データ処理システム内のアプリケーションの実行を一時的に中断する処理を更に含むこともできる。また、静的データ入出力制御部の起動に引き続いて、データ処理システム内のアプリケーションの実行を再開する処理を更に含むこともできる。
【0016】
静的データ入出力制御部14起動後、ステップST24でアプリケーション111またはアプリケーション112より入出力要求が入出力制御プログラム13に対して発行される。この入出力要求は入出力要求発行元のアプリケーションに関係なく、データ複写元の外部記憶装置6に対する入出力要求として行う。
【0017】
ステップST25で、入出力制御プログラム13は外部記憶装置6に対する入出力要求であることを識別すると、当該入出力要求を静的データ入出力制御部14に転送する。
【0018】
ステップST25で、静的データ入出力制御部14は当該入出力要求発行元アプリケーションの持つ識別情報がステップST21で静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録済みの識別情報と一致しているかどうかを判定する。
【0019】
図7は静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15で定義された識別情報を格納するデーブルの一例である。当該テーブルには、静的なデータの入出力を行なうアプリケーションの持つ識別情報を列挙する。アフリケーションの識別情報がテーブルTB71に登録されている場合、当該アプリケーションからの入出力は静的なデータを格納した外部記憶装置5に対して実行する。アプリケーションの識別情報がテーブルTB71に登録されていない場合、他のアプリケーションで更新されたデータを格納した外部記憶装置6に対して入出力を実行する。
【0020】
また、静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15で定義された識別情報を格納するデーブルは、図8の例のように他のアプリケーションで更新されたデータを格納した外部記憶装置6に対して入出力を行なうアプリケーションの持つ識別情報を列挙したテーブルTB81であってもよいし、図9の例のように全ての識別情報TB91と入出力対象の外部記憶装置TB92を対応づける情報を格納したテーブルであってもよい。
【0021】
ステップST26で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致した場合には、ステップST27を実行する。ステップST27では、静的データ入出力制御部14は外部記憶装置6に対する入出力要求を外部記憶装置5に対する入出力要求に変換し、外部記憶装置5に対して入出力要求を発行する。ステップST26で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致しなかった場合には、ステップST28を実行する。ステップST28ではアプリケーションから発行された入出力要求をそのまま外部記憶装置6に対して発行する。
【0022】
ステップST29で、入出力要求を発行した外部記憶装置(5または6)からの完了通知を受信後、静的データ入出力制御部13は入出力要求発行元アプリケーション(111または112)に対して入出力完了通知を報告する。
【0023】
前記ステップST26からST29の処理により、アプリケーション111およびアプリケーション112では静的データを格納した外部記憶装置5を意識することなく入出力を行うことが可能となり、アプリケーション112はステップST23実行時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力が可能となる。
【0024】
複写プログラム12として従来技術として例示した特開平6−44010号公報に示す方式を用いることにより、実行中のアプリケーションを停止させることなく外部記憶装置6の複写を実行させてもよい。
【0025】
複写プログラム12は制御装置3内で稼動するプログラム、あるいは、中央演算装置1内で稼動するプログラムと制御装置3内で稼動するプログラムとを連動することにより複写を実行するプログラムであってもよい。
【0026】
複写プログラム12の複写単位となる外部記憶装置は、磁気ディスクのような物理的な単位であっても、あるいは、ファイルやデータセットなどの論理的な単位であってもよい。
【0027】
外部記憶装置5および6は、磁気ディスクのような物理的な媒体、中央演算装置1内の主記憶メモリ上に展開されたファイルやテーブルなどの仮想デバイス、あるいは、特許公報第2557172号に示される複写方式を用いた場合に作成されるタイムゼロ・バックアップのような論理的な装置のいずれであってもよい。また、外部記憶装置5と6は異なるタイプの外部記憶装置を用いてもよい。
【0028】
実施例2.中央演算装置1内で稼動する多重書き制御プログラムにより外部記憶装置5と6が多重書き装置となっているため、外部記憶装置6の複製が既に存在する場合に、本発明を適用する方式の一実施例を示す。図3において、16は中央演算装置1内で稼動する外部記憶装置5と6の多重書き制御を実行するプログラムであり、以下の説明では外部記憶装置5は多重書き制御装置の副装置、外部記憶装置6は多重書き制御装置の正装置とする。図4は図3のシステムにおいて、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力機能を任意のアプリケーションに適用させる方法のフローチャートである。
【0029】
図4において、ステップST41で特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするアプリケーションを識別するための識別情報を静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録する。
【0030】
ステップST42で静的データ入出力制御部14は多重書き制御プログラム16に対して、副装置である外部記憶装置5の閉塞を要求する。なおこの際、多重書き制御を行っている外部記憶装置の閉塞に先立ち、データ処理システム内のアプリケーションの実行を一時的に中断する処理を更に含むこともできる。また、多重書き制御を行っている外部記憶装置の閉塞に引き続いて、データ処理システム内のアプリケーションの実行を再開する処理を更に含むこともできる。外部記憶装置5の閉塞完了後、ステップST43でアプリケーション111またはアプリケーション112より入出力要求が多重書き制御プログラム16に対して発行される。この入出力要求は静的なデータの入出力を必要とするかどうかに関係なく、従来の多重書き制御装置と同様正装置である外部記憶装置6に対する入出力要求として行う。
【0031】
ステップST44で、多重書き制御プログラム16は外部記憶装置6に対する入出力要求であることを識別すると、当該入出力要求を静的データ入出力制御部14に転送する。
【0032】
ステップST45で、静的データ入出力制御部14は当該入出力要求発行元アプリケーションの持つ識別情報がステップST41で静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録済みの識別情報と一致しているかどうかを判定する。
【0033】
ステップST45で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致した場合には、ステップST46を実行する。ステップST46では、静的データ入出力制御部14は閉塞している外部記憶装置5に対して入出力要求を発行する。ステップST45で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致しなかった場合には、ステップST47を実行する。ステップST47ではアプリケーションから発行された入出力要求を閉塞していない外部記憶装置6に対して発行する。
【0034】
ステップST48で、入出力要求を発行した外部記憶装置(5または6)からの完了通知を受信後、静的データ入出力制御部14は入出力要求発行元アプリケーション(111または112)に対して入出力完了通知を報告する。
【0035】
前記ステップST45からST48の処理により、アプリケーション111およびアプリケーション112では静的データを格納した閉塞状態の外部記憶装置5を意識することなく入出力を行うことが可能となり、アプリケーション112はステップST42実行時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力が可能となる。
【0036】
また、ステップST42で閉塞させる装置は多重書き制御装置の正装置である外部記憶装置6であってもよく、この場合にはステップST46およびステップST47で入出力要求を発行する外部記憶装置5と6を入れ替えればよい。
【0037】
実施例3.制御装置3内で稼動する多重書き制御プログラムにより外部記憶装置5と6が多重書き装置となっているため、外部記憶装置6の複製が既に存在する場合に、本発明を適用する方式の一実施例を示す。図5において、31は制御装置3内で稼動する外部記憶装置5と6の多重書き制御を実行するプログラムである。図6は図5のシステムにおいて、特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力機能を任意のアプリケーションに適用させる方法のフローチャートである。
【0038】
ステップST61で特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力を必要とするアプリケーションを識別するための識別情報を静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録する。
【0039】
ステップST62で静的データ入出力制御部14は制御装置3内で動作している多重書き制御プログラム31に対して、外部記憶装置5の閉塞を要求する。なおこの際、制御装置に対する多重書き外部記憶装置の閉塞命令の発行に先立ち、データ処理システム内のアプリケーションの実行を一時的に中断する処理を更に含むこともできる。また、制御装置に対する多重書き外部記憶装置の閉塞命令の完了に引き続いて、データ処理システム内のアプリケーションの実行を再開する処理を更に含むこともできる。外部記憶装置5の閉塞完了後、ステップST63でアプリケーション111またはアプリケーション112より入出力要求が入出力制御プログラムST62に対して発行される。この入出力要求は静的なデータの入出力を必要とするかどうかに関係なく、従来の多重書き制御装置と同様正装置である外部記憶装置6に対する入出力要求として行う。
【0040】
ステップST64で、多重書き制御プログラム16は外部記憶装置6に対する入出力要求であることを識別すると、当該入出力要求を静的データ入出力制御部14に転送する。
【0041】
ステップST65で、静的データ入出力制御部14は当該入出力要求発行元アプリケーションの持つ識別情報がステップST61で静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部15に登録済みの識別情報と一致しているかどうかを判定する。
【0042】
ステップST65で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致した場合には、ステップST66を実行する。ステップST66では、静的データ入出力制御部14は閉塞している外部記憶装置5に対する入出力の実行を指示する命令を付加して制御装置3に対して入出力要求を発行する。ステップST65で前記入出力要求発行元識別子と前記登録済み識別子が一致しなかった場合には、ステップST67を実行する。ステップST67では静的データ入出力制御部14は閉塞していない外部記憶装置6に対する入出力の実行を指示する命令を付加して制御装置3に対して入出力要求を発行する。
【0043】
ステップST68で、入出力の完了通知を制御装置3から受信後、静的データ入出力制御部14は入出力要求発行元アプリケーション(111または112)に対して入出力完了通知を報告する。
【0044】
前記ステップST65からST68の処理により、アプリケーション111およびアプリケーション112では静的データを格納した閉塞状態の外部記憶装置5を意識することなく入出力を行うことが可能となり、アプリケーション112はステップST62実行時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの入出力が可能となる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、静的データ入出力制御部および静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部を設けることにより、アプリケーションは特定の時点以降他のアプリケーションにより変更されていない静的なデータの格納された外部記憶装置を意識する必要がなくなりアプリケーションの変更なしに静的なデータの入出力が可能となるため、アプリケーションの複雑化やシステムのコスト増を招くことなく、前記静的データの入出力を必要とするアプリケーションと他のアプリケーションとの同時実行を実施し、業務時間を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるシステムの構成図である。
【図2】図1のシステムにおいて本発明を実現するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施例2におけるシステムの構成図である。
【図4】図3のシステムにおいて本発明を実現するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施例3におけるシステムの構成図である。
【図6】図5のシステムにおいて本発明を実現するためのフローチャートである。
【図7】静的データを格納した外部記憶装置5にアクセスするために静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部12に格納された識別情報を示す表の例。
【図8】アプリケーションが最新のデータを格納した外部記憶装置6に入出力を行うために使用する識別情報を示す表の例。
【図9】識別情報とアクセス対象装置の対応を示す表の例。
【符号の説明】
1 …中央演算装置、
3 …制御装置、
5 …外部記憶装置
6 …外部記憶装置
12…複写プログラム、
13…入出力制御プログラム、
14…静的データ入出力制御部、
15…静的データ入出力アプリケーション識別情報定義部、
16…中央演算装置1内で動作する多重書き制御プログラム、
31…制御装置3内で動作する多重書き制御プログラム。

Claims (6)

  1. 記憶装置に対する入出力処理を行うデータ処理システムであって、
    第1の記憶装置および第2の記憶装置に対するデータの多重書き、及び前記第1の記憶装置の閉塞を行う多重書き制御部と、
    前記第1の記憶装置が閉塞された以降変更されていないデータに対する入出力を行うアプリケーションの識別子を格納する識別情報格納部と、
    アプリケーションからの入出力要求に含まれる前記アプリケーションの識別情報を取得し、前記識別情報が前記識別情報格納部に格納されている場合には閉塞した前記第1の記憶装置に対して前記入出力要求を送信し、前記識別情報が前記識別情報格納部に格納されていない場合には前記第2の記憶装置に対して前記入出力要求を送信するデータ入出力制御部と
    を有することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記多重書き制御部の前記第1の記憶装置の閉塞に先立ち、前記データ処理システム内のアプリケーションの実行を一時的に中断する処理を更に含む請求項記載のデータ処理システム。
  3. 前記多重書き制御部の前記第1の記憶装置の閉塞に引き続いて、前記データ処理システム内のアプリケーションの実行を再開する処理を更に含む請求項記載のデータ処理システム。
  4. 記憶装置に対する入出力処理を行うデータ処理システムにおけるデータ処理方法であって、
    前記データ処理システムは、
    第1の記憶装置が閉塞された以降変更されていないデータに対する入出力を行うアプリケーションの識別子を格納する識別情報格納部を有し、
    前記第1の記憶装置および第2の記憶装置に対するデータの多重書きを行う多重書き制御部が、前記第2の記憶装置を閉塞し、
    アプリケーションからの入出力要求に含まれる前記アプリケーションの識別情報を取得し、
    前記識別情報が前記識別情報格納部に格納されているかどうか判定し、
    前記識別情報が前記識別情報格納部に格納されている場合には閉塞した前記第1の記憶装置に対して前記入出力要求を送信し、
    前記識別情報が前記識別情報格納部に格納されていない場合には前記第2の記憶装置に対して前記入出力要求を送信する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  5. 前記多重書き制御部の前記第1の記憶装置の閉塞に先立ち、前記データ処理システム内のアプリケーションの実行を一時的に中断する処理を更に含む請求項4記載のデータ処理方法。
  6. 前記多重書き制御部の前記第1の記憶装置の閉塞に引き続いて、前記データ処理システム内のアプリケーションの実行を再開する処理を更に含む請求項5記載のデータ処理方法。
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