JP4025439B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置に関し、さらに詳しくは、表示している画像の出力状態や出力した画像の相対位置を容易に把握することができる画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置に関する。特に、超音波画像をプリンタで印刷したり,ファイル化して記録したり,データベース登録するのに有用である。
【0002】
【従来の技術】
超音波診断装置は、普通表示モードおよびシネ表示モードを有している。
普通表示モードでは、被検体をスキャンして次々に得た画像を実時間で表示する。このとき、メモリに記憶した最も古い画像の上に最も新しい画像を上書きすることで、メモリに最新の複数の画像データを記憶している。
シネ表示モードでは、前記上書き消去を止め、メモリに記憶している複数の画像を時系列の順に連続表示する。シネ表示中に操作者がフリーズを指示すると、連続表示を一時停止し、その時点で表示されていた画像の表示を継続する。一時停止した画像の「出力」を操作者が指定すると、プリンタに画像データが送られ、画像が印刷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の超音波診断装置では、表示している画像が出力済みか否かを、プリンタ8に出向いて印刷画像を入手してからでないと判断できず、手間がかかる問題点がある。また、その手間を惜しむと、出力済みの画像を重複出力してしまう問題点がある。
さらに、ある画像を出力し、次に別の画像を表示した後、先に出力した画像またはその近傍の画像を表示させたい場合に、先に出力した画像の相対位置が分らず、表示させにくいという問題点がある。
【0004】
そこで、本発明の第1の目的は、表示している画像の出力状態を容易に把握することができる画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、出力した画像の相対位置を容易に把握することができる画像表示方法および超音波診断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、蓄積した複数の画像中から操作者が選んだ画像を表示すると共に表示した画像の出力(印刷,ファイル化による記録,データベース登録のいずれかを含む)を操作者が指定したときは該画像を出力する画像表示方法であって、画像を表示したとき又は画像の出力を操作者が指定したときに該画像が既に出力済みならその旨を操作者に報知することを特徴とする画像表示方法を提供する。
上記第1の観点による画像表示方法では、蓄積した複数の画像中から操作者が選んだ画像を表示したとき又は画像の出力を操作者が指定したときに該画像が既に出力済みならその旨を操作者に報知するので、表示している画像が出力済みであるか否かを操作者が容易に把握することができる。従って、プリンタなどの出力装置に出向いて画像の出力状態を判断する手間をかけることなく、出力済みの画像を重複出力してしまう不都合を防止できる。
【0006】
第2の観点では、本発明は、上記構成の画像表示方法において、前記複数の画像の全体を表わすゲージを表示すると共に、そのゲージ上に、出力が指定された画像の位置をマーク表示することを特徴とする画像表示方法を提供する。
上記第2の観点による画像表示方法では、複数の画像の全体を表わすゲージ上に、出力が指定された画像の位置をマーク表示するので、出力した画像の相対位置を一目で視認することが出来る。従って、ある画像を出力し、次に別の画像を表示した後でも、先に出力した画像またはその近傍の画像を容易に選んで表示させることが出来る。
【0007】
第3の観点では、本発明は、蓄積した複数の画像中から操作者が選んだ画像を表示すると共に表示した画像の出力(印刷,ファイル化による記録,データベース登録のいずれかを含む)を操作者が指定したときは該画像を出力する画像表示装置であって、画像を表示したとき又は画像の出力を操作者が指定したときに該画像が既に出力済みならその旨を操作者に報知する画像出力済み報知手段を具備したことを特徴とする画像表示装置を提供する。
上記第3の観点による画像表示装置では、上記第1の観点による画像表示方法を好適に実施でき、表示している画像が出力済みであるか否かを操作者が容易に把握することができる。従って、プリンタなどの出力装置に出向いて画像の出力状態を判断する手間をかけることなく、出力済みの画像を重複出力してしまう不都合を防止できる
【0008】
第4の観点では、本発明は、超音波探触子と、その超音波探触子を駆動して被検体を超音波で走査し音線データを取得する送受信手段と、1画像分の音線データに基づく画像データを生成する信号処理手段と、最新の複数の前記画像データを記憶する記憶手段と、記憶している複数の画像を時系列の順またはその逆に連続して表示するシネ表示手段と、該シネ表示手段による画像の表示更新を操作者の指示により一時停止させるフリーズ手段と、その一時停止している時点で表示されている画像を操作者により出力(印刷,ファイル化による記録,データベース登録のいずれかを含む)の対象として指定する画像出力指定手段と、該画像出力指定手段により指定された画像に対応して出力状態(出力待ち及び出力済みの少なくとも一方)を示す出力状態情報を付与する出力状態情報付与手段と、前記出力状態情報に基づいて該画像の出力状態を操作者に報知する出力状態報知手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第4の観点による超音波診断装置では、表示している画像が出力済みであるか否か、又は出力待ちであるか否かを操作者が容易に把握することが出来る。従って、プリンタなどの出力装置に出向いて画像の出力状態を判断する手間をかけることなく、出力済みや出力待ちの画像を重複出力してしまう不都合を防止できる。また、操作者は、シネ表示されている画像を見て、出力すべきと認識した画像が表示された時点で画像の表示更新を一時停止することで該画像の出力を指定できるから、出力する画像を適切に選択しやすい。
【0009】
第5の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記複数の画像の全体を表わすゲージを表示するゲージ表示手段と、前記ゲージ上に出力が指定された画像の位置をマーク表示するマーク表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第5の観点による超音波診断装置では、出力した画像の相対位置を一目で視認することが出来る。従って、ある画像を出力し、次に別の画像を表示した後でも、先に出力した画像またはその近傍の画像を容易に選んで表示させることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。
この超音波診断装置100は、超音波探触子1と、その超音波探触子1を駆動して被検体を超音波で走査し音線データを取得する送受信部2と、1画像分の音線データに基づく画像データ(Bモード,Dopplar Imaging モード,Mモードのいずれの画像データでもよい)を生成する信号処理部3と、複数の画像データを記憶すると共に記憶した最も古い画像の上に最も新しい画像を上書きすることで最新の複数の画像データを記憶するシネメモリ4と、そのシネメモリ4から画像データの一つを呼び出して超音波画像を作成するDSC(Didital Scan Converter)5と、前記超音波画像を処理して表示画像を作成する画像処理部6と、前記表示画像を表示する表示装置7と、前記表示画像を印刷するプリンタ(カラープリンタまたはモノクロプリンタ)8と、前記シネメモリ4から前記DSC5に呼び出す画像データを選択(アドレス制御)したり前記画像処理部6を制御したり前記プリンタ8の出力(印刷)状態を取得するコントローラ10と、前記プリンタ8の出力状態を格納する出力状態テーブル11と、普通表示モードとシネ表示モードの切り換えや画像の出力の指定などを操作者が入力するための入力装置12とを具備している。
【0011】
図2は、前記入力装置12の要部説明図である。
前記入力装置12は、「Bモード」押しボタンと、「Dモード」押しボタンと、「Mモード」押しボタンと、「シングル/デュアル」切り換えボタンと、「普通/シネ」切換ボタンと、「フリーズ/解除」切換ボタンと、「ループ/一方向」切り換えボタンと、「ジョグダイヤル」と、「巻き戻し」押しボタンと、「出力」押しボタンとを備えている。
前記「Bモード」押しボタンを押すと、図3に示すように、Bモード画像Gbが表示される。Bモード画像は、超音波ビームを生体内で走査して得られる反射信号を表示装置7の画面上で輝度変調した超音波断層像である。
前記「Dモード」押しボタンを押すと、図4に示すように、Dモード画像Gdが表示される。Dモード画像は、超音波のドプラ効果を利用して、血流等の速度情報を示した画像である。
前記「Mモード」押しボタンを押すと、図5に示すように、Mモード画像Gmが表示される(画面内の時間幅は、例えば2秒である)。Mモード画像は、超音波ビーム方向の反射源の時間的位置変化を反射波の時間変化として捕え、運動曲線として示した画像である。
なお、例えば前記「Bモード」押しボタンと,前記「Mモード」押しボタンの両方を同時に押すと、図6に示すように、Bモード画像Gbと,Dモード画像Gdの両方が1画面内に表示される。
前記「シングル/デュアル」切り換えボタンは、上記図3〜図5に示したように1つの時刻(あるいは時間幅)に対応する画像を表示するか、または、図7に示すように、異なる時刻に対応する画像を1画面内に並べて表示するかの切り換え操作を行なうボタンである。
前記「普通/シネ」切換ボタンは、普通表示モードとシネ表示モードの切り換え操作を行なうボタンである。
前記「フリーズ/解除」切換ボタンは、シネ表示中に画像の表示更新を一時停止させるフリーズとそのフリーズの解除の切り換え操作を行なうボタンである。
前記「ループ/一方向」切り換えボタンは、シネ表示する最後の画像を表示したら先頭の画像に戻って表示を繰り返すか、または、時系列の順に一方向に表示して表示を終了するかの切り換え操作を行なうボタンである。
前記「ジョグダイヤル」は、操作者による回転操作に応じて、シネメモリ4に蓄積された複数の画像を手動で切り換えて表示させるダイヤルである。
前記「巻き戻し」押しボタンは、フリーズ中にボタンを押しているとその間は時系列の逆に画像をたどりボタンを放すとその時点で到達した画像をフリーズ表示する操作を行なうボタンである。
前記「出力」押しボタンは、表示画像をプリンタ8で印刷することを指定するボタンである。
【0012】
図8は、前記シネメモリ4の説明図である。
シネメモリ4は、例えば100枚の画像を記憶できる画像メモリm1〜m100からなっている。コントローラ10は、被検体をスキャンして得た画像を画像メモリm1〜m100に時系列の順に記憶させて行き、画像メモリm100まで記憶させると、再び画像メモリm1から順に上書きにより記憶させていく。
【0013】
図9は、前記出力状態テーブル11を示す構成図である。
この出力状態テーブル11は、前記画像メモリの識別子m1〜m100に対応して、操作者が「出力」を指定したか否かを“ON”または“OFF”で示す出力指定フラグと、プリンタ8の出力状態を示す出力状態フラグとを格納する。前記出力状態フラグは、出力待ちと,出力中と,出力済みとに区分して格納される。図示は、画像指定前の初期状態なので、出力指定フラグおよび出力状態フラグは、いずれも“OFF”である(画像指定後の格納状況については、図14〜図19を参照して後述する)。
【0014】
この超音波診断装置100の動作を説明する前に、本発明による画像表示方法を実施することで表示装置7の画面に表示される内容について説明する。図10に、表示画面例を模式的に示す。
画面Sは、画像表示領域Gと,出力状態メッセージ表示領域Dと,シネゲージ表示領域Cとを有する。
前記画像表示領域Gには、上記図3〜図7のいずれかの画像が表示される。
前記出力状態メッセージ表示領域Dには、前記画像表示領域Gに表示された画像の出力が指定されている場合に、出力状態を示すメッセージが表示される。メッセージの内容は、プリンタ8が該画像の出力待ちの状態にあることを示す「出力待ち」と,該画像をプリンタ8により出力中であることを示す「出力中」と,該画像がプリンタ8により出力済みであることを示す「出力済み」のいずれかである。ただし、「この画像の出力が指定されました」のようにメッセージを簡略化してもよい。
前記シネゲージ表示領域Cには、シネ表示対象の画像全体(シネメモリ4に蓄積された画像全体)を帯状に表現した例えば「灰色」のシネゲージが表示される。前記シネゲージ上には、画像表示領域G内の画像の相対位置を示す例えば「青色」の現画像カーソルPと,操作者により出力が指定された画像の相対位置を示す出力状態識別マークが表示される。前記出力状態識別マークには、該画像を出力済みであるこを示す例えば「緑色」の出力済みマークK1と,該画像を出力中であることを示す例えば「黄色」の出力中マークK2と,該画像の出力待ちであることを示す例えば「赤色」の出力待ちマークK3とがある。
【0015】
次に、この超音波診断装置100の動作について説明する。
図11は、操作者が「フリーズ/解除」切り換えボタン(図2)を押して、フリーズを指示することにより起動されるフリーズ処理を示すフロー図である。通常は、Bモード画像をシネ表示した状態で、操作者がフリーズを指示する。
ステップST1では、コントローラ10は、操作者による「フリーズ/解除」切り換えボタンの再操作によりフリーズの解除が指示されたか否か判定する。フリーズの解除が指示されたらステップST2に進み、フリーズの解除が指示されていなければステップST4に進む。
ステップST2では、コントローラ10は、表示状態メッセージ表示領域D(図10)のメッセージ表示をクリアする。その後、フリーズ状態を解除し(シネ表示に戻し)、処理を終了する。
【0016】
ステップST4では、画像をフリーズ状態にして(表示更新を一時停止して)表示する。
ステップST5では、コントローラ10は、操作者により「出力」押しボタンが押されたか否か判定する。「出力」押しボタンが押されたらステップST6に進み、「出力」押しボタンが押されていなければ上記ステップST1に戻る。
ステップST6では、コントローラ10は、出力状態テーブル11(図9)の出力状態フラグを参照して表示画像の出力状態を読み出し、出力状態メッセージ(出力済み,出力中,出力待ちのいずれか)を表示する。
ステップST7では、コントローラ10は、出力状態テーブル11の出力状態フラグを参照して操作者が出力を指定した画像の出力状態を読み出し、シネゲージ上(図10)に出力状態識別マーク(出力済みマークK1,出力中マークK2,出力待ちマークK3のいずれか)を表示する。その後、上記ステップST1に戻る。
【0017】
図12は、操作者が出力を指定した画像に関する出力状態がプリンタ8から通知されることにより起動される割り込み処理を示すフロー図である。なお、コントローラ10は、出力を指定した各画像についての出力状態をプリンタ8に対し定期的に問い合せるものとする。
ステップSU1では、コントローラ10は、プリンタ8から通知された出力状態が前回の通知内容から変化したか否か判定する。前回の通知内容から変化したら、出力状態テーブル11の出力状態フラグを、プリンタ8から通知された出力状態に応じて変更し、ステップSU2に進む。変化していなければ、割り込み処理を終了する。
ステップSU2では、シネゲージ上に表示されている出力状態識別マークを、出力状態に応じて変更する。その後、処理を終了する。
【0018】
図13は、シネメモリ4(図8)の画像メモリm20,画像メモリm50,画像メモリm80の順に操作者が画像(Bモード)の「出力」を指定した場合の各画像の出力状態を示すタイムチャートである。toは、シネ表示の開始時刻である。taは、シネ表示された画像をフリーズして画像メモリm20の画像の出力を指定した時刻である。tbは、画像メモリm50の画像の出力を指定した時刻である。tcは、画像メモリm80の画像の出力を指定した時刻である。t1は、画像メモリm20の画像の出力を終了した時刻であり、画像メモリm50の画像の出力を開始した時刻である。t2は、画像メモリm50の画像の出力を終了した時刻であり、画像メモリm80の画像の出力を開始した時刻である。t3は、画像メモリm80の画像の出力を終了した時刻である。
図14〜図19に、図13の時刻ごとに出力状態テーブル11の格納内容を示す。図20の(a),(b)に、図13の時刻ごとに、画像メモリm20の画像を表示したときの画面の状態を例示する。図21の(a)〜(c)に、図13の時刻ごとに、画像メモリm50の画像を表示したときの画面の状態を例示する。図22の(a)〜(c)に、図13の時刻ごとに、画像メモリm80の画像を表示したときの画面の状態を例示する。
【0019】
以上の超音波診断装置100によれば、先に図10を参照して説明したように、シネメモリ4に蓄積した複数の画像中から操作者が選んだ画像を表示したとき、画面に表示画像の出力状態(出力待ち,出力中,出力済みのいずれか)をメッセージ表示するので、表示している画像の出力状態を操作者が容易に把握することができる。従って、プリンタ8に出向いて画像の出力状態を判断する手間をかけることなく、出力済みの画像を重複出力してしまう不都合を防止できる。特に、カラー印刷を行なう場合には、出力時間が長くかかるので、画面上で出力状態を即座に視認できる利点が大きい。
また、シネ表示対象の画像全体を表わすシネゲージ上に、出力が指定された画像の位置および該画像の出力状態を表わす出力状態識別マーク(K1,K2,K3)を表示するので、出力した画像の相対位置および各画像の出力の進捗状況を一目で視認することが出来る。従って、ある画像を出力し、次に別の画像を表示した後でも、先に出力した画像またはその近傍の画像を容易に選んで表示させることが出来る。
【0020】
なお、上記実施形態を次のように変更してもよい。
(1)上記実施形態では、シネ表示の表示更新を一時停止(フリーズ)した時点で表示されているBモード画像を出力対象として指定したが、Dモード画像(図4)またはMモード画像(図5)を表示した状態で、操作者が「ジョグダイヤル」(図2)を操作し、操作者が関心を持った時点(例えば波形が特異に変化した時点)で止め、Dモード画像またはMモード画像それ自体を出力対象として指定してもよい。また、該時点でBモード表示に切り換え、当該Bモード画像を出力対象として指定してもよい。さらに、Bモード画像とMモード画像との同時表示画像(図6)やデュアル表示画像(図7)を、出力対象として指定してもよい。
(2)出力状態メッセージや出力状態識別マーク(図10)の内容として、「出力失敗」を追加してもよい。これにより、例えばプリンタ8の障害により印刷に失敗したことを操作者が認識することが出来る。
(3)上記実施形態では、画像をプリンタ8で印刷する場合について説明したが、DEFFフォーマットに準拠したファイルとして記録したり,DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)に準拠した医用画像データベースに蓄積する場合にも、上記と同様に本発明を適用できる。
【0021】
【発明の効果】
本発明による画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置によれば、表示している画像が出力済みであるか否かの情報を、操作者が手間をかけずに入手できるので、出力済みの画像を重複出力してしまう不都合を容易に防止できる。特に、医用超音波画像を出力する場合には、医師や操作技師の作業負担を軽減でき、診断効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる超音波診断装置の構成図である。
【図2】図1の超音波診断装置の要部構成図である。
【図3】Bモード画像の模式図である。
【図4】Dモード画像の模式図である。
【図5】Mモード画像の模式図である。
【図6】Bモード画像とMモード画像を同時表示した状態を示す模式図である。
【図7】Bモード画像とMモード画像をデュアル表示した状態を示す模式図である。
【図8】図1の超音波診断装置のシネメモリの説明図である。
【図9】出力状態テーブル(初期状態)を示す説明図である。
【図10】表示画面例を示す模式図である。
【図11】図1の超音波診断装置によるフリーズ処理を示すフロー図である。
【図12】図1の超音波診断装置による割り込み処理を示すフロー図である。
【図13】図8のシネメモリ内の画像の出力を指定したときの各画像の出力状態を示すタイムチャートである。
【図14】図13の時刻t(ta≦t<tb)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図15】図13の時刻t(tb≦t<t1)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図16】図13の時刻t(t1≦t<tc)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図17】図13の時刻t(tc≦t<t2)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図18】図13の時刻t(t2≦t<t3)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図19】図13の時刻t(t>t3)における出力状態テーブルの格納内容を示す説明図である。
【図20】画像メモリm20の画像を表示したときの画面の状態を示す例示図である。
【図21】画像メモリm50の画像を表示したときの画面の状態を示す例示図である。
【図22】画像メモリm80の画像を表示したときの画面の状態を示す例示図である。
【符号の説明】
1 超音波探触子
2 送受信部
3 信号処理部
4 シネメモリ
5 DSC
6 画像処理部
7 表示装置
8 プリンタ
10 コントローラ
11 出力状態テーブル
12 入力装置
100 超音波診断装置
Claims (5)
- 複数枚分の超音波画像データが記憶されたシネメモリから前記超音波画像データを読み出して超音波画像を表示する超音波診断装置であって、
表示された画像中に前記シネメモリに記憶された複数枚の画像の全体を表わすゲージを表示するとともに、前記ゲージ上にプリンタへの印刷が指定された超音波画像の位置をマークする印刷状態マーク表示手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。 - 請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記表示されたゲージ上のマークは、印刷済みマーク、印刷中マーク及び印刷待ちマークのうちの少なくとも一つであることを特徴とする超音波診断装置。 - 請求項2に記載の超音波診断装置において、
前記表示されたゲージ上に、現在表示されている超音波画像の位置を示す現画像カーソルを表示することを特徴とする超音波診断装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の超音波診断装置において、
前記表示されたゲージ上の各種類のマーク又は現画像カーソルについて、各々色を異ならせて表示することを特徴とする超音波診断装置。 - 請求項1〜4のうちのいずれかに記載の超音波診断装置において、
超音波画像について前記プリンタの状態が印刷済み、印刷中及び印刷待ちに相当するメッセージを所定領域に表示する印刷状態メッセージ表示手段を具備することを特徴とする超音波診断装置。
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