JP4025298B2 - 2次元コード化コンテンツ・データの利用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信回線を介して、2次元コードシンボルで表現された2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾を得る、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置、および、2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムに関するものである。
携帯電話ネットワークの移動機において、情報提供センタ等のサーバにアクセスし、所望のコンテンツをダウンロードして利用することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、携帯電話ネットワークを用いた従来のコンテンツ配信システムの一例を説明するためのブロック構成図である。
図中、41は移動機(MS:Mobile Station)、42は基地局(BS:Base Station)、43は交換機(MSC:Mobile Switching Center)、44は情報提供センタ(AMP:Advanced Massaging Platform)、45は登録ユーザ・データベース、46はコンテンツ・データベース、47はインターネット、48は情報提供者(Information Provider/Service Provider)サーバである。メール転送およびメール取得に関連した構成については省略した。
移動機(MS)41は基地局(BS)42および交換機(MSC)43を介して情報提供センタ(AMP)44に接続される。情報提供センタ(AMP)44の登録ユーザ・データベース45には、移動機(MS)41を所有するユーザのデータ・サービス関連の利用者情報が格納されている。情報提供センタ(AMP)44は、また、コンテンツ・データベース45に接続されている。コンテンツ・データベース45は携帯電話事業者、あるいは、コンテンツ提供事業者が提供したりする。情報提供センタ(AMP)44は、また、図示しないウエブ・ゲートウェイ・プラットフォーム(WGP:Web Gateway Platform)とプロキシサーバを介してインターネット47に接続される。インターネット47上には情報提供者サーバ48がある。
移動機(MS)41側のユーザは、コンテンツ・データベース45や情報提供者サーバ48のコンテンツ・データベースにアクセスして、コンテンツ・データをダウンロードすることができる。コンテンツ・データとしては、テキストデータ、静止画データ、動画データ、音楽データ等、あるいは、これらを組み合わせたデータがある。
コンテンツ・データベース45のコンテンツ・データが有料である場合は、情報提供センタ(AMP)44において、登録ユーザ・データベース45に格納された利用者情報を用いて、上述したコンテンツ・データの利用に対する課金登録(課金処理)を行う。情報提供者サーバ48のコンテンツ・データが有料である場合は、情報提供者サーバ48あるいは、図示しない課金サーバとの間で課金登録(課金処理)を行う。
上述した、携帯電話ネットワークを介してコンテンツ・データを移動機(MS)41に配信するシステムでは、コンテンツ・データのデータ量が大きくなると、ダウンロードに要する時間が長くなるため、通信料金が高くなり、ユーザに負担をかけるという問題がある。また、ダウンロード中の電波状態あるいは移動機(MS)41の位置等によっては、大量のコンテンツ・データを誤りなく取得することがむずかしい場合もあり得る。
これに対し、最近は、CCD(Charge Coupled Device)デジタル・カメラを内蔵する移動機(MS)41が普及してきている。このデジタル・カメラは、単に写真を撮るだけではなく、紙に印刷された2次元コードシンボル、例えば、QR(Quick Response)コード(QRコードは、株式会社デンソーウエーブの登録商標)を読み取ることができる(例えば、特許文献2参照)。QRコード(TM)は、2次元コードシンボルの一種であり、JIS X 0510,ISO/IEC18004として規格化されている。大容量のデータを扱えるだけでなく、バイナリ(8ビット)データを扱えることから、任意の物理的表現形態(メディア)によるコンテンツ・データを、可視的なシンボルに変換して印刷することができる。
図5は、移動機(MS)41のハードウエア構成の一例を説明するためのブロック構成図である。
図中、51はアンテナ、52は無線送受信部、53は音声信号処理部、54はスピーカ、55はマイクロフォン、56は制御部、57は液晶(LCD)等の表示部、58はデジタル・カメラ部、59はキー入力部、60はメモリ(ROM/RAM:Read Only Memory/Random Access Memory)、61は外部インターフェースである。
基地局(BS)42からの受信信号は、アンテナ51で受信され、無線送受信部52で中間周波数帯に変換されて復調され、通話中の音声信号については音声信号処理部53に出力されてアナログ変換され、スピーカ54から出力される。一方、マイクロフォン55から入力された通話中の音声信号は、音声信号処理部53においてデジタル変換されて無線送受信部52に出力され、変調されて高周波帯に変換され、電力増幅されてアンテナ51から基地局42に送信される。
無線送受信部52および音声信号処理部53は、制御部56に接続されている。制御部56は、無線送受信部52および音声信号処理部53を制御するとともに、デジタル・データの送受信制御を行う。制御部56は、CPU(Central Processing Unit)を含み、表示部57、デジタル・カメラ部58、キー入力部59、メモリ(ROM/RAM)60、外部インターフェース61に接続されてこれらを制御する。
受信されたコンテンツ・データは、表示部57に表示されたり、スピーカ54から出力されたりするとともに、メモリ(ROM/RAM)60に格納されたり、外部インターフェース61を介して、パーソナルコンピュータに転送されたりする。また、デジタル・カメラ部58で撮影された画像のデータは、メモリ(ROM/RAM)60に格納されたり、メールに添付されて図示しないメールサーバのメールボックスに転送されたり、外部インターフェース61を介して、パーソナルコンピュータに転送されたりする。
上述した2次元コードシンボルは、カタログや書籍などの紙に印刷されてユーザに頒布される。移動機(MS)41のユーザは、デジタル・カメラ部58をスキャナとして用いることにより、2次元コードシンボルを取り込んで、コンテンツ・データを利用することができる。
しかし、2次元コード化されたコンテンツ・データを読み取ることさえできれば、著作権保護されたコンテンツ・データであっても、著作権料を支払うことなく、無制限に移動機(MS)41に取り込まれてしまう。
このように、紙に2次元コードシンボルを用いて印刷されたコンテンツ・データの読み取りシステムは、課金を行えるシステムとはなっていないので、著作権フリーのコンテンツしか取り扱えなかった。そのため、移動機(MS)41において、2次元コードシンボルを著作権保護がなされたコンテンツ・データの提供手段として普及させることが難しかった。
コンテンツ・データを暗号化して2次元コード化しておき、課金登録と引き替えに鍵を提供すれば著作権保護ができる。しかし、移動機(MS)において復号化処理プログラムの実行が必要となることから、移動機(MS)41に復号化処理プログラムを格納するためのメモリ領域を必要とするとともに、暗号の復号化のために移動機(MS)41の電力消費量が増して、電池持続時間の減少を招くという問題があった。
特開2000−152327号公報 特開2002−82855号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、簡単な処理を行うだけで、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスして利用許諾を得た上で、2次元コードシンボルで表示されたコンテンツ・データを利用できるようにした、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾システムに用いられる、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置、および、2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムを提供することを目的とするものである。
はじめに、本発明が適用される2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法について説明する。
の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法は、1または複数の2次元コードシンボルで印刷記録媒体に表示されたコンテンツ・データの利用を許諾する2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法であって、元の前記コンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて分割ファイルを作成する分割ファイル作成ステップと、該分割ファイル作成ステップにより作成された分割ファイルのデータを2次元コード化規則に従って符号化する2次元コード化ステップと、該2次元コード化ステップにより符号化された1または複数の2次元コードシンボルを前記印刷記録媒体に印刷する印刷ステップと、該印刷ステップにより前記印刷記録媒体に印刷された1または複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた1または複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップを有するものである。
従って、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから、予め、一部分を切り分けたものを欠落データとして、この欠落データを除いたものに基づいて2次元コード化するという簡単な処理を行うだけで、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスして利用許諾を得た上で、2次元コードシンボルで表示されたコンテンツ・データを利用できるようになる。
の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法においては、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法において、前記分割ファイル作成ステップは、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに、前記通信回線を介して前記2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスするためのデータを付加することにより、前記分割ファイルを作成するものである。
従って、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置から2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスすることが容易になる。
の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法においては、1または2に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法において、前記欠落データは、前記元の2次元コード化コンテンツ・データの利用に必要な必須情報要素部を少なくとも含むものである。
必須情報要素部が得られないと、元のコンテンツ・データを利用することが困難であることから、コンテンツ・データが無断利用から保護する能力が高くなる。
の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法においては、1から3までのいずれかの2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法において、前記元のコンテンツ・データは、複数の物理的表現形態によって利用されるマルチメディア・コンテンツ・データであり、前記欠落データは、前記複数の物理的表現形態の一部によって利用されるコンテンツ・データである。
従って、許諾を要する物理的表現形態による利用と許諾を要しない物理的表現形態による利用とを混在させることができる。利用者は、許諾を要しない物理的表現形態によりコンテンツ・データを利用することにより、許諾を要する物理的表現形態による利用の許諾を求めるか否かの参考にすることができる。
求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段を有し、前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、前記欠落データ取得手段は、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスするものである。
請求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段を有し、前記欠落データは必須情報要素部を少なくとも含むものであり、前記欠落データ取得手段は、前記利用許諾装置から広告情報を取得して表示器に表示することを条件として、無課金で前記利用許諾装置から前記欠落データを取得するものである。
請求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段を有し、前記欠落データ取得手段は、プリペイドカードの番号を前記利用許諾装置に送信することにより、ユーザ認証をしないで課金登録を行うものである。
請求項4に記載の発明においては、請求項2または3に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用装置において、前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、前記欠落データ取得手段は、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスするものである。
求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップをコンピュータに実行させるものであり、かつ、前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、前記欠落データ取得ステップは、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスするものである。
請求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップをコンピュータに実行させるものであり、かつ、前記欠落データは必須情報要素部を少なくとも含むものであり、前記欠落データ取得ステップは、前記利用許諾装置から広告情報を取得して表示器に表示することを条件として、無課金で前記利用許諾装置から前記欠落データを取得するものである。
請求項に記載の発明においては、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップをコンピュータに実行させるものであり、かつ、前記欠落データ取得ステップは、プリペイドカードの番号を前記利用許諾装置に送信することにより、ユーザ認証をしないで課金登録を行うものである。
請求項8に記載の発明においては、請求項6または7に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムにおいて、前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、前記欠落データ取得ステップは、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスするものである。
従って、コンピュータを用いて請求項1からまでのいずれか1項に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用装置を実現することができる。
次に、本発明が適用される2次元コード化コンテンツ・データの第5の利用許諾方法について説明する。
第5の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法においては、1または複数の2次元コードシンボルで印刷記録媒体に表示されたコンテンツ・データの利用を許諾する2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法であって、元の前記コンテンツ・データがファイル化されたときのデータの一部分に相当するデータを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたときのデータから前記欠落データを除いたものに相当するデータに基づいて分割ファイルを作成する分割ファイル作成ステップと、該分割ファイル作成ステップにより作成された分割ファイルのデータを2次元コード化規則に従って符号化する2次元コード化ステップと、該2次元コード化ステップにより符号化された1または複数の2次元コードシンボルを前記印刷記録媒体に印刷する印刷ステップと、該印刷ステップにより前記印刷記録媒体に印刷された1または複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた1または複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを得ることにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップ、を有するものである。
従って、元のコンテンツ・データがファイル化されたときのデータの一部分に相当するデータを欠落データとして、この欠落データを除いたものに基づいて2次元コード化するという簡単な処理を行うだけで、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスして利用許諾を得た上で、2次元コードシンボルで表示されたコンテンツ・データを利用できるようになる。
元のコンテンツ・データがファイル化されたデータは、必ずしも作成する必要がなく、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを得ることができる。
なお、上述した第1の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法に対して2,3,の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法で構成を限定したのと同様に、上述した第5の2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法に対しても、次の(1)〜(3)の限定構成を1つまたは複数、組み合わせて作用効果のある限定をすることができる。
(1)前記分割ファイル作成ステップは、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたとしたときのデータから前記欠落データを除いたものに、前記通信回線を介して前記2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスするためのデータを付加することにより、前記分割ファイルを作成するものである。
(2)前記欠落データは、前記元の2次元コード化コンテンツ・データの利用に必要な必須情報要素部を少なくとも含むものである。
(3)前記元のコンテンツ・データは、複数の物理的表現形態によって利用されるマルチメディア・コンテンツ・データであり、前記欠落データは、前記複数の物理的表現形態の一部によって利用されるコンテンツ・データである。
なお、請求項1からまでのいずれか1項に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用装置において、前記欠落データは、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものに代えて、元のコンテンツ・データがファイル化されたときのデータの一部分に相当するデータとし、前記分割ファイルのデータは、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成されるのに代えて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたときのデータから前記欠落データを除いたものに相当するデータに基づいて作成され、前記コンテンツ・データ取得手段は、前記欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することに代えて、前記欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを得ることにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にすることができる。
本発明によれば、コンテンツ・データを暗号化する場合に比べて、厳格な著作権保護はできないが、簡単な構成により2次元コードシンボルで表示されたコンテンツ・データの利用許諾ができるという効果がある。
また、2次元コードシンボルは、印刷記録媒体に印刷されて配布されるものであるから、通信回線を介してコンテンツ・データをダウンロードする場合に比べて、通信コストをほとんどかけずに、コンテンツ・データを取得できるという効果がある。
著作権を有するコンテンツなど、ユーザ認証およびまたは課金登録を必要とする2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾方法に適している。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1を実現する2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾システムの全体構成図である。
図中、1は待受け画像や着信メロディ等のコンテンツ・データ、2は2次元コードシンボルの作成装置である。3は印刷記録媒体であり、2次元コードシンボルの作成装置2により作成された、1または複数の2次元コードシンボル13a,13b,13c,…が印刷記録されている。
印刷記録媒体3は、紙,プラスチックフィルム,ガラス,金属など、2次元コードシンボルを印刷できるものであれば何でもよい。また、1枚のシートである必要はなく、カタログなどのパンフレット、新聞、あるいは、雑誌など製本されたものでもよい。印刷は、版を用いる印刷に限らない。レーザ・プリンタやインクジェット・プリンタのように、データを直接入力して印刷するものでもよい。
2次元コード化の方法としては、従来、各種の方法が知られているが、以下には、従来技術の項で既に説明したQRコード(TM)について例示する。
4は2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置であって、例えば、図4に示した情報提供センタ(AMP)44あるいは情報提供者サーバ48である。
5は2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、例えば、図4,図5に示したデジタル・カメラ付きの移動機(MC)41である。6は通信回線であって、例えば、図4に示した移動機(MS)41から、基地局(BS)42、交換機(MSC)43を介して情報提供センタ(AMP)44まで、あるいは、さらに、インターネット47上の情報提供者サーバ48までの通信回線である。
上述した2次元コードシンボルの作成装置2において、コンテンツ・データ1が入力され、所定の規格仕様に従ったコンテンツ・データ・ファイル11としてファイル化される。なお、既にコンテンツ・データ・ファイル11が作成されていて、これを単に読み込む場合もある。
コンテンツの物理的表現形態が静止画像である場合は、被写体の画像をデジタル・カメラあるいはスキャナで取り込むことにより、コンテンツ・データ1が得られる。
コンテンツの物理的表現形態が演奏である場合には、鍵盤等の演奏入力装置を用いてコンテンツ・データ1(例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に従うデータ)が得られる。
コンテンツの物理的表現形態が音声や音楽の波形である場合には、マイクロフォンを用いてコンテンツ・データ1が得られる。
これらのコンテンツ・データ1は、一旦、記憶装置に格納されてから読み出されて、2次元コードシンボルの作成装置2に入力される場合もある。
コンテンツ・データ・ファイル11は、ファイル構造の標準モデルを示しており、必須情報要素部11a、データ部11b、残余部(その他の部分)11cがある。
データ部11bには、コンテンツ・データ1の情報内容に直接的に対応する、例えば圧縮されたデータが格納される。
必須情報要素部11aには、コンテンツ・データ1の情報内容に直接的に対応するデータは含まないが、コンテンツ・データ1を利用するために必要なデータが格納される。この必須情報要素部11aは、一般的には、「ヘッダ部」と呼ばれる部分に対応する。この必須情報要素部11aには、図2を参照して後述するように、コンテンツ・データ1の具体的な規格名、および、この規格名に応じたコンテンツ・データの属性に関して設定されるパラメータ等が格納される。
残余部11cには、必須ではないデータが割り当てられている。例えば、ファイルの最後を示すデータ、エラー検出用のCRC検査符号がある。CRC検査符号は、コンテンツ・データ・ファイル11における必須情報要素部11aおよびデータ部11bを合わせたものに対して作成されるが、データ部61bのみに対して作成されてもよい。
2次元コードシンボルの作成装置2は、元のコンテンツ・データ1がファイル化されたコンテンツ・データ・ファイル11から、一部分を切り分けたものを欠落データとし、コンテンツ・データ・ファイル11から欠落データを除いたものに、利用許諾アクセス用情報12を付加することにより、分割ファイルを作成する分割ファイル作成手段を有する。図示の例では、上述した欠落データを、必須情報要素部11aとした場合を説明している。
欠落データ(必須情報要素部11a)は、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納される。2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4とは、図4に示した情報提供センタ44あるいは情報提供者サーバ4に対応する。
欠落データ(必須情報要素部11a)は、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5が、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4にアクセスしたときに、ダウンロード可能なように格納される。
格納場所、すなわち、欠落データ(必須情報要素部11a)の所在は、2次元コードシンボルの作成装置2が指定するか、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4から通知するなどして、既知であるものとする。利用許諾アクセス用情報12は、少なくとも、上述した格納場所を指定するデータを有している。
2次元コードシンボルの作成装置2は、また、分割ファイル作成手段により作成された分割ファイルのデータを2次元コード化規則に従って符号化する2次元コード化手段を有する。この2次元コード化手段により符号化された1または複数の2次元コードシンボル13a,13b,13cは、図示を省略した印刷装置によって、印刷記録媒体3に印刷される。2次元コードシンボル13a,13b,13cは、2次元コード化された段階では、まだデータであり、印刷されることにより可視化される。
2次元コードシンボル13aは、印刷記録媒体3上の所定位置、例えば、一連の2次元コードシンボルの最初の位置に印刷される。
図示の例では、利用許諾アクセス用情報12のみを単独で2次元コード化することにより、2次元コードシンボル13aが印刷されている。データ部11bと残余部11cとを合わせた分割ファイルのデータは、2次元コード化されて、2次元コードシンボル13b,13cとして印刷されている。
分割ファイルのデータ量が、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えれば、複数の2次元コードシンボルが用いられる。
QRコード(TM)では、1つのメッセージ(図示の例では、データ部11bと残余部11cとを合わせたもの)を最大16個の2次元コードシンボルを用いて表示できる。このような場合を、連結(structured append)という。各2次元コードシンボル内のヘッダブロックには、連結モードであることを示す指示子と、シンボル列指示子(連結構造におけるnシンボル中のm番目であることを示す)が含まれている。
一般に、利用許諾アクセス用情報12のデータ量は小さい。このような場合、2次元コードシンボル13aは、空きの部分が埋め草コード語(pad codeword)で埋められることにより、2次元コードシンボル13b,13cのデータ容量と一致させる。
2次元コードシンボル13aは、その表示面積を小さくする等により、他の2次元コードシンボル13b,13cに比べてデータ容量を小さくしたり、1次元コード、いわゆるバーコードで表示するようにしたりすることができる。
上述した説明では、データ部11bと残余部11cとを合わせたものからなるメッセージのみについて、そのデータ容量が大きくなった場合に連結モードとしている。
これに代えて、利用許諾アクセス用情報12のみが表示される2次元コードシンボル13aを含めて連結モードとしてもよい。連結モードとすれば、後述する2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5において、アクセス以降の処理を自動化することができる。
あるいは、分割ファイル全体(利用許諾アクセス用情報12とデータ部11bと残余部11cとを合わせたものからなる)を1つのメッセージとして2次元符号化してもよい。この場合、1つの2次元コードシンボルだけでは容量が不足する場合に連結モードとする。最初に説明した場合における、2次元コードシンボル13aに埋め草コード語を埋めた領域は有効に使用される。
この他、利用許諾アクセス用情報12は2次元コードシンボルやバーコードでは印刷しないでおき、ユーザが手入力してもよい。この場合、印刷記録媒体3には、文字で利用許諾アクセス情報を印刷しておくとよい。
印刷記録媒体3は、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5に提供される。
2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5は、印刷記録媒体3に印刷された1または複数の2次元コードシンボル13a,13b,13cを読み取る読み取り手段(図5に示したデジタル・カメラ部58)と、読み取られた1または複数の2次元コードシンボル13a,13b,13c,…を復号し、分割ファイルのデータを得る復号化手段と、通信回線6を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4にアクセスし、この2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4から、欠落データを取得する欠落データ取得手段と、この欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、復号化手段により得られた分割ファイルのデータに基づいて、コンテンツ・データ・ファイル11を復元することにより、元のコンテンツ・データ1を利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段を有する。
図5に示した移動機41において、上述した復号化手段,欠落データ取得手段,コンテンツ・データ取得手段の各機能は、制御部56内のCPUがメモリ(ROM/RAM)に記憶された制御プログラムに従って実行することができる。
2次元コードシンボル13b,13c,…を読み取って復号化するだけでは、必須情報要素部11aが欠落し、データの羅列にすぎない未完成なものが得られるだけであるから、元のコンテンツ・データ1を利用することができない。
そこで、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5は、2次元コードシンボル13aを読み込み、復号化して得られた利用許諾アクセス用情報12を用いて、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4と通信回線6を介して通信し、ユーザ認証およびまたは課金登録等を行うことにより利用許諾を受け、欠落データであった必須情報要素部11aをダウンロードし、必須情報要素部11aにデータ部11bおよび残余部11cを結合させることにより、コンテンツ・データ・ファイル11を完成させる。
その結果、利用許諾を受ければ著作権保護されたコンテンツ・データ1を利用できるが、利用許諾を受けない限り、コンテンツ・データ1を利用することができない仕組みとなっている。
必須情報要素部11aはデータ部11bに比べてデータ量が小さいから、通信回線を介してダウンロードしても通信時間はわずかである。そのため、通信コストはほとんどかからない。
一方、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4は、コンテンツ・データ1に対する課金登録を行う。課金登録が完了すれば、コンテンツ・データ・ファイル11のうち、分割ファイル(図1の例では、利用許諾アクセス用情報12,データ部11b,および,残余部11c)には含まれていない欠落データ(図1の例では必須情報要素部11a)を、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5にダウンロードする。
課金をすることなく、単にユーザが2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4にメンバー登録したり、予めメンバー登録されたユーザ、あるいは、携帯電話加入者であることを認証(ユーザ認証)したりしたときに、利用許諾をしてもよい。
2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4にアクセスされた際に、広告情報を受信させ、ディスプレイの画面に表示させて、ユーザが広告を見ることを条件として、必須情報要素部11aをダウンロードさせることにより、課金を行わない利用許諾をしてもよい。
また、プリペイドカードの番号などを2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に送信することにより、ユーザ認証をしないで課金登録を行い、利用許諾をしてもよい。
上述した実施の形態によれば、携帯電話端末等からサーバ等にアクセスすることにより、利用許諾が行われるので、著作権を有する2次元コード化コンテンツ・データの利用に対するユーザ認証や課金登録システムを構築することができる。
図2は、図1に示したコンテンツ・データ・ファイルを具体的に説明するためのファイル構成図である。
図2(a)は図1に示した標準モデルである。
図2(b)はPNGファイルである。
PNG(Portable Network Graphics)ファイルは、モノクロあるいはカラーの静止画像を転送するためのものであり、W3C(World Wide Web Consortium)によって公開されている。
ファイルの先頭8バイトに記述されているシグネチャ・チャンク(Chunk)とは、PNGファイルであることを識別するためのものである。シグネチャ・チャンクに続いて複数のチャンクが、ほぼ決まった順序で並んでいる。各チャンクは、データ長、チャンクタイプ、チャンクデータ、CRC(Cyclic Redundancy Check)コードからなる。チャンクには、決定的チャンク(Critical chunk)と任意である付随的チャンク(Ancillary chunk)とがある。先に説明したシグネチャ・チャンクも決定的チャンクである。
シグネチャ・チャンクに続くIHDR(Image Header chunk)とは、決定的チャンクに属し、イメージ表示に必要なデータである、例えば、イメージの横幅,縦幅、色深度、カラー・タイプ、圧縮方式、フィルタ方式、インターレース方式を指定する情報が含まれているチャンクである。
次のIDAT(Image DATa chunk)とは、決定的チャンクに属し、実際のイメージデータ(ビットマップデータ)が、指定されたインターレース方式に従って配列され、指定されたフィルタリングがなされ、指定された方式で圧縮されたデータが含まれているチャンクである。
最後にあるIEND(Image trailer chunk)は、PNGファイルの終了を表すチャンクである。
上述したPNGファイルにおいて、必須情報要素部11aに該当するのは、シグネチャ・チャンクおよびIHDRチャンクである。シグネチャ・チャンクがなければコンテンツの種類がわからないからである。IHDRチャンクがなければ元の静止画像データが利用できないからである。
データ部11bに該当するのはIDATチャンク、残余部11cに該当するのはIENDチャンクである。他にも付随的チャンクがある場合には、残余部11cに該当する。
図2(c)はJPEGファイルである。
JPEG(Joint Photographic Experts Group)ファイルは、JPEG圧縮技法を用いて写真画像を不可逆圧縮して転送あるいは保存するためのものであって、通常は、JFIF(JPEG File Interchange Format)を指す。
JPEGファイルは、セグメントと呼ばれるデータ単位からなる。各セグメントは、典型的には、マーカ識別子、セグメントを特定するマーカ、フィールドの長さ、フィールドを有する。
SOI(Start Of Image)セグメントとは、圧縮データの先頭マーカのセグメントである。
次のAPPn(Reserved for APPlication segments n)セグメントは、オプションのセグメントであって、JPEGの上位アプリケーションにとって必要な情報をJPEGファイル内に埋め込むために使用される。
DQT(Define Quantization Table)セグメントとは、量子化テーブルの実態を定義するものであって、YCbCrスペクトルデータの量子化因子を定義する。
DHT(Define Huffman table segment)セグメントとは、ハフマン符号化テーブルの実態を定義するものである。
DRI(Define Restart Interval)セグメントとは、オプションセグメントであって、リスタートマーカ(これもオプションンセグメントである)の挿入間隔を定義するものである。
SOF(Start Of Frame)セグメントとは、フレームセグメントの始まりに位置し、そのフレームに関して、DCT(離散コサイン変換)データをハフマン符号化する際の各種パラメータを示すものである。
SOS(Start of Scan)とは、スキャンに関する各種パラメータを表すものである。
圧縮データは、ハフマンコードで圧縮されたイメージデータである。
EOI(End Of Image segment)はファイルの終了を表すセグメントである。
上述したJPEGファイルにおいて、必須情報要素部11aに該当するのは、SOIセグメント、DQTセグメント、DHTセグメント、SOFセグメント、SOSセグメントである。
また、データ部11bに該当するのは圧縮データ、残余部11cに該当するのはAPPnセグメント、DRIセグメント、EOIセグメントである。
図2(d)はSMAFファイル(Version 3.06)である。
SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)ファイルは、ヤマハ株式会社が提唱している、携帯端末用の同期再生マルチメディア・コンテンツを表すフォーマット仕様である。
データは1つ以上のシーケンス・データ(出力デバイスに対する制御を時間を追って定義したデータ表現)を束ねた形式となっており、各シーケンス・データは再生デバイス(音源デバイス,PCM音源デバイス,表示デバイス)に対応するものと、対応しないもの(マスター・トラック・チャンクのシーケンス・データ)がある。全てのシーケンスは、時間軸を共有し時間的に同期して再生される。
基本構造はチャンクであり、チャンクの内部構造は、チャンク・ヘッダ(Chunk Header)部と可変長のボディ(Body)部とからなる。SMAFファイル全体を表すチャンクをファイルチャンク(File Chunk)と呼び、そのボディ部にチャンク列が配列され、最後に2バイトのCRC検査符号が付加されている。
チャンク列の先頭はコンテンツ・インフォ・チャンク(Contents Info Chunk)であり、次に、オプショナル・データ・チャンク(Optional Data Chunk)、その後に1つ以上のトラック・チャンク(Track Chunk)が続く。
コンテンツ・インフォ・チャンクには、SMAFファイルの管理用情報が割り当てられている。コンテンツ・クラス(ベンダーID)、コンテンツ・タイプ(着信メロディ,カラオケ等)、コンテンツ・コード・タイプ(文字コード体系)を格納する。
さらに、コピー・ステータス(転送,保存,編集それぞれについての可不可)、コピー・カウント(コピー回数)、オプション(ジャンル名,曲名,アーティスト名,作詞/作曲者等)が含まれる場合がある。
オプショナル・データ・チャンクには、ジャンル名,曲名,アーティスト名,作詞/作曲者、絵の創作者、テキストの著作権者、コンテンツ全体の編集者等、著作権情報が格納される。
トラック・チャンク(Track Chunk)には、1以上のスコア・トラック・チャンク(Score Track Chunk)、1以上のPCMオーディオ・トラック・チャンク(PCM Audio Track Chunk)、1以上のグラフィックス・トラック・チャンク(Graphics Track Chunk)、マスター・トラック・チャンク(Master Track Chunk)がある。
スコア・トラック・チャンクは、音源を再生するためのシーケンス・データを格納する。
PCMオーディオ・トラック・チャンクは、PCM系オーディオ(ADPCMやMP3など)発音をイベント形式で格納する。
グラフィックス・トラック・チャンクは、背景画や差込静止画とテキストデータと、これらを再生するためのシーケンス・データを格納する。
マスター・トラック・チャンクは、スコア・トラックなどの再生シーケンスに同期した音楽情報シーケンスや、SMAF再生系を制御するためのシーケンス・データを格納する。
上述したSMAFファイルにおいて、必須情報要素部11aに該当するのは、チャンク・ヘッダ,コンテンツ・インフォ・チャンク,オプショナル・データ・チャンクである。
また、データ部11bに該当するのはスコア・トラック・チャンク,PCMオーディオ・トラック・チャンク,グラフィックス・トラック・チャンク,マスター・トラック・チャンクである。残余部11cに該当するのはCRC誤り検査用符号である。
再び、図1に戻って説明を補足する。図1を参照した説明では、コンテンツ・データ・ファイル11から必須情報要素部11aのみを切り出した。
しかし、データ部11bの一部、およびまたは、残余部11cの一部または全部を、必須情報要素部11aとともに切り出して欠落データとすることにより、分割ファイルを作成してもよい。図1に示した必須情報要素部11aに代えて、切り出された部分が2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納され、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5にダウンロードされる欠落データとなる。
この構成によれば、コンテンツ・データ・ファイル11から、「データ部11bの一部」、およびまたは、「残余部11cの一部または全部」、を除去し、場合により利用許諾アクセス用情報12を加えて作成された分割ファイルのデータが、2次元コード化されて2次元コードシンボル13b、13cとして印刷される。
その結果、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5は、元のコンテンツ・データ1を不正に利用すること、すなわち、これら2次元コードシンボルを読み取ることにより得られた分割ファイルのデータを用いて、欠落データを取得せずに元のコンテンツ・データ1を利用する、ということがさらに困難となる。
また、コンテンツ・データ・ファイル11から、必須情報要素部11aの全てを切り出すのではなく、必須情報要素部11aの一部のみを切り出して、切り出された部分を2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納し、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5にダウンロードされるデータとしてもよい。この場合、必須情報要素部11aの残りの部分は、分割ファイルに格納される。
この構成によれば、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5によってダウンロードされる欠落データのデータ量は、全てを切り出すよりもさらに小さくなる。よって、利用装置5が欠落データを取得する際に必要となる通信コストがさらに抑えられる。
また、逆に、コンテンツ・データ・ファイル11から、必須情報要素部11aは切り出さずにおくか一部のみを切り出すとともに、データ部11bの一部を切り出してもよい。切り出されずに残った部分は、分割ファイルに格納される。この場合は、データ部11bの残った部分については復元されて利用されてしまう場合があり得る。しかし、このような場合でも、コンテンツ・データ1の全体が利用されてしまうわけではないので、利用許諾なしでも許容できる場合がある。
例えば、上述したSMAFファイルを用いて、スピーカ54を鳴らす音楽(第1の物理表現形態)と表示部57に表示される画像(第2の物理表現形態)とが同期して再生されるようなコンテンツ・データ1の場合に、分割ファイルには、いずれか一方のデータだけを格納しておき、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4にアクセスして許諾を受ければ、音楽と画像とが同時に再生されるような利用許諾システムが可能である。
図3は、本発明の実施の一形態における動作を説明するためのフローチャートである。
図3(a)は2次元コードシンボルの作成装置2において実行される動作の一例を説明するフローチャートである。汎用のパーソナルコンピュータに専用のアプリケーションプログラムを実行させることにより実現できる。
S21において、コンテンツ・データ・ファイル11を取り込む。S22において、ファイル拡張子によってコンテンツ種別を検出する。
例えば、静止画像であれば、ビットマップ(BMP)ファイル,PNGファイル,JPEGファイル等がある。この2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾システムにおいて許容されないフォーマットであれば、ファイル形式の変換を行う。例えば、ビットマップファイルをPNGファイルあるいはJPEGファイルに変換する。
S23において、必須情報要素11aをファイルから切り分けてメモリに記憶する。
S24において、必須情報要素11aを除いたもの、および、利用許諾アクセス用情報12を、それぞれ、2次元コードシンボルの元データ(分割ファイル)としてメモリに記憶する。
S25において、上述した元データのそれぞれのバイト数を算出する。
S26において、2次元コードシンボルの各種パラメータを設定する。例えば、コード種類、誤り訂正レベル、コード領域、セルサイズ、ドット/セル、分割数等を設定する。
コード種類として、1または複数種類の1次元コード(バーコード)、1または複数種類の2次元コードを使用可能とする場合は、これらの中から、1つを選択する。以下、QRコード(TM)を選択した場合を例示する。
QRコード(TM)化する際に誤り訂正符号化される。誤り訂正レベルとは、訂正能力を表す。コード領域とは、QRコード(TM)の1シンボルの大きさに周辺マージンを加味した正方形領域の辺の長さである。セルサイズとは、QRコード(TM)シンボルの最小単位の白または黒の正方形領域に含まれるプリンタ・ヘッドのドット数である。分割数とは、QRコード(TM)を何シンボル用いて元データを表示するかを指定する値である。
S27において、S25,S26における設定条件を満足する2次元コードシンボルを、ビットマップ(BMP)またはメタファイル(WMF)データとして作成する。
S28においては、作成されたデータを、その他の原稿、図版とともに電子編集してパーソナルコンピュータに接続されたプリンタで版下を作成する。
S29においては、作成された版下を用いて製版し、印刷機が紙に印刷する。版下を作成することなく、印刷した紙をユーザに配布してもよい。
図3(b)は2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5の動作の一例を説明するフローチャートである。
S31において、紙に印刷表示された2次元コードシンボルをデジタル・カメラで接写して読み取り、2次元コードシンボルを復号化する。
QRコード(TM)の場合は、複数の2次元コードシンボルを読み取る順番には関係なく、全てを読み取った後に、連結構造を示すシンボル列指示子により順序付けられる。2次元コードシンボル一般に関しては、ユーザの操作によって1つずつ所定の順番で読み取るようにして、1つを読み取る毎に、次の読み取りを指示する案内が図5の表示部57に表示されてもよい。
S32において、2次元コードシンボルにより提供されているコンテンツの利用許諾処理に進むか否かの問いを、表示部57に表示させて、ユーザに判断を促す。
ユーザがキー入力部59を操作して、利用許諾処理に進むことを選択したときには、S33に処理を進める。利用許諾処理に進まないときには、未完成のデータを保持したまま一連の処理を終了する。未完成のデータは、次に利用許諾処理をしようとするときに、S31のステップを実行することなくS32に進めるために保存しておく。あるいは、一連の処理を終了するときに、未完成のデータを消去する。
S33において、1つ目の2次元コードシンボル13aの読み取りデータに基づいて必須情報要素11aの所在を示す利用許諾アクセス用情報を取得する。
例えば、インターネット上の「オブジェクト」の場所を示すための表記方法であるURI(Uniform Resource Identifiers)あるいはURL(Uniform Resource Locators)を取得し、このURIあるいはURLを伴うHTTP(Hypertext Transfer Protocol) Requestを送信し、図4に示したコンテンツ・データベース47内に所在する各コンテンツ・データ1の必須情報要素部11aにアクセスする。あるいは、情報提供者サーバ48内のデータベースに所在する各コンテンツ・データ1の必須情報要素部11aにアクセスする。
S34においては、ユーザ認証および課金登録をする。情報提供センタ44では、アクセスしてきた移動機(MS)41の端末識別情報等を引数として登録ユーザ・データベース45を参照するなどしてユーザ認証を行い、このユーザに対して課金登録をする。
インターネット47上の情報提供者サーバ48内のデータベースにアクセスした場合には、情報提供者サーバ48がユーザ認証と課金登録を行う。
なお、利用許諾条件の設定は任意である。また、ユーザ認証および課金登録には種々の方法があり、上述した例に限られるものではない。課金サーバが介在する場合もある。
S35において、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5は、情報提供センタ(AMP)44、あるいは、情報提供者サーバ48から必須情報要素11aをダウンロードする。
S36においては、必須情報要素部11aとデータ部11b,残余部11cとを結合することにより、コンテンツ・データ・ファイル11を再構築する。
S37において、コンテンツ・データ・ファイル11を移動機(MS)41にメニュー登録して、コンテンツ・データ1をいつでも利用可能なようにする。あるいは、ダウンロード後、直ちに、コンテンツ・データ1が利用されるようになり、静止画像が表示部57に表示されたり、音楽がスピーカ54から流されるようにしたりしてもよい。あるいは、外部インターフェース61を介して、パーソナルコンピュータ等の外部装置にコンテンツ・データ1を転送するようにしてもよい。
(実施の形態2)
この実施の形態2では、コンテンツ・データ・ファイルを作成することなく、コンテンツ・データから直接的に同様の分割ファイルを作成する。
既に説明した実施の形態1では、図1に示したように、まず、コンテンツ・データ1をファイル化することによりコンテンツ・データ・ファイル11を作成する。その後、このコンテンツ・データ・ファイル11から必須情報要素部11aを切り出した(切り分けた)ものに利用許諾アクセス用情報12を付加することにより、分割ファイルを作成していた。しかし、2次元コードシンボルの作成装置2においては、分割ファイルと利用許諾アクセス用情報12が得られればよい。コンテンツ・データ・ファイル11の作成という手順を踏むことは必須でない。
図6は、本発明の実施の形態2に係る分割ファイルの作成手順を示す模式図である。なお、図6中、図2に示したものと同様な部分については、図2におけるものと同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。
コンテンツ・データ・ファイル11のフォーマットは標準規格あるいは独自規格により予め決まっている。すなわち、図2(a)の例では、必須情報要素部11a,データ部11b,残余部11cがあり、それぞれにどのようなデータが格納されるかが予め決められている。
従って、元のコンテンツ・データがファイル化されたとしたときのデータ(コンテンツ・データ・ファイル11)の一部分に相当するデータ(必須情報要素部11a)(欠落データという)を、コンテンツ・データ・ファイル11を実際に作成することなく、コンテンツ・データ・ファイル11とは独立したデータとして作成する。
同様に、元のコンテンツ・データがファイル化されたとしたときのデータ(コンテンツ・データ・ファイル11)から上述した欠落データを除いたものに相当するデータ(データ部11bおよび残余部11c)に基づいて、元のコンテンツ・データがファイル化されたとしたときのデータ(コンテンツ・データ・ファイル11)を実際に作成することなく、分割ファイル71を作成する。
図2を参照して、具体的に説明すると、コンテンツ・データ1の情報内容に直接的に対応するデータ、例えば、元のコンテンツ・データそのもの、あるいは、データ圧縮等の処理がなされた後のデータが、データ部11b(図2(b)におけるIDATや図2(c)における圧縮データ等)となる。
残余部11cには、実施の形態1と同様に、必須ではないデータ、例えば、ファイルの最後を示すデータやエラー検出用のCRC検査符号等、が格納される。なお、CRC検査符号については、データ部11bのみに対して作成した方が処理を簡単にすることができる。
この後、データ部11bおよび残余部11cに、場合により、利用許諾アクセス用情報12を付加することにより、分割ファイル71が作成される。
一方、必須情報要素部11aには、実施の形態1と同様に、コンテンツ・データ1を利用するために必要なデータが格納される。すなわち、必須情報要素部11aには、データ部11bのデータに対応したデータ(図2において斜線を付加した部分に示すデータ)が格納される。
作成された分割ファイル71は、実施の形態1で説明したものと同様に、符号化及び印刷がなされる。必須情報要素部11aは、実施の形態1で説明したものと同様に、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納される。
他方、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5は、実施の形態1で説明したものと同様に、読み取った1以上の2次元コードシンボルを復号し、「データ部11b、残余部11cおよび利用許諾アクセス用情報12」(分割ファイル71)を取得し、必須情報要素部11aをダウンロードする。この後、この利用装置5は、分割ファイル71のデータ部11bおよび残余部11cと必須情報要素部11aとを結合することにより、元のコンテンツ・データがファイル化されたデータ(利用装置5により利用可能な形式のファイル、すなわち、実施の形態1で説明したコンテンツ・データ・ファイル11、図1参照)を得る、すなわち、完成させることができる。
なお、実施の形態1と同様に、次のような変形例が可能である。
必須情報要素部11aとともに、「データ部11bの一部」、およびまたは、「残余部11cの一部または全部」のデータを欠落データとして、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納し、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5にダウンロードされるデータとしてもよい。 欠落データとならずに残った部分は、分割ファイルに格納される。
また、必須情報要素部11aの一部のみを欠落データとして、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納し、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5にダウンロードされるデータとしてもよい。欠落データとならずに残った部分は、分割ファイルに格納される。
また、逆に、コンテンツ・データ・ファイル11の必須情報要素部11aは用いずにおくか一部のみを用いるとともに、データ部11bの一部を用いて、欠落データとして2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置4に格納してもよい。欠落データとならずに残った部分は、分割ファイルに格納される。
上述した説明では、2次元コード化コンテンツ・データの利用装置5の一例としてデジタル・カメラ付きの移動機(MS)41を用いた場合について説明したが、デジタル・カメラを用いる代わりに、移動機(MS)41に付けたスキャナ装置を用いて2次元コードシンボル13a,13b,13c,…を読み取るものであってもよいし、外部インターフェース61に接続されたパーソナルコンピュータ側において読み取られた2次元コードシンボル13a,13b,13c,…の読み取りデータが、移動機(MS)41に転送されるものであってもよい。
また、移動機41に代えて、携帯電話ネットワークに接続されたPDA(Personal Digital Assistant)などの端末装置であってもよい。有線の通信ネットワークを介し、2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置5としてのサーバにアクセスされるパーソナルコンピュータであってもよい。
上述した説明では、本発明の2次元コードシンボルの作成装置2の実施の一形態として、汎用のパーソナルコンピュータを用いた場合を例示した。しかし、2次元コードシンボル作成専用の装置でもよく、また、移動機41や端末装置等に2次元コードシンボルの作成機能を持たせてもよい。
図5に示した移動機41に持たせた場合について説明する。移動機41のデジタル・カメラ部58で撮影した画像のPNGファイル、その他、携帯電話ネットワークからダウンロードしたり、外部インターフェース61等から入力したりしたコンテンツ・データ・ファイルに対し、本発明に係る2次元コードシンボルの作成機能を実行する。作成された2次元コードシンボル(データ)を、携帯電話ネットワークを経由したり、外部インターフェース61等を介したりして、印刷機に供給して印刷記録媒体に印刷させることができる。
この場合、移動機41は、欠落データのない従来通りの2次元コードシンボル(データ)も作成できるようにする。また、2次元コードシンボルを、自身の表示部57に可視表示できるようにする。
上述した説明では、無線回線6を介してアクセスされる2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置5により利用許諾を受け、必須情報要素部11a等の欠落データをダウンロードするシステムについて説明した。
これに代えて、欠落データを2次元コード化して得られる2次元コードシンボルが印刷されたラベルシートなどの印刷記録媒体を、利用許諾を得ることにより取得して、この2次元コードシンボルもデジタル・カメラで読み取って復号化し、欠落データと分割ファイルのデータに基づいて、コンテンツ・データ・ファイル11を再構築し、コンテンツ・データ1を利用できるようにするシステムも考えられる。
本発明の実施の形態1を実現する2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾システムの全体構成図である。 図1に示したコンテンツ・データ・ファイルを具体的に説明するためのファイル構成図である。 本発明の実施の一形態における動作を説明するためのフローチャートである。 携帯電話ネットワークを用いた従来のコンテンツ配信システムの一例を説明するためのブロック構成図である。 移動機のハードウエア構成の一例を説明するためのブロック構成図である。 本発明の実施の形態2に係る分割ファイルの作成手順を示す模式図である。
符号の説明
1…コンテンツ・データ、2…2次元コードシンボルの作成装置、3…印刷記録媒体、4…2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置、5…2次元コード化コンテンツ・データの利用装置、11…コンテンツ・データ・ファイル、11a…必須情報要素部、11b…データ部,11c…残余部、12…利用許諾アクセス用情報、13a,13b,13c…2次元コードシンボル、71…分割ファイル

Claims (8)

  1. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、
    該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、
    該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段、を有し、
    前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、
    前記欠落データ取得手段は、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスする、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用装置。
  2. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、
    該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、
    該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段、を有し、
    前記欠落データは必須情報要素部を少なくとも含むものであり、
    前記欠落データ取得手段は、前記利用許諾装置から広告情報を取得して表示器に表示することを条件として、無課金で前記利用許諾装置から前記欠落データを取得する、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用装置。
  3. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用装置であって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取り手段と、
    該2次元コードシンボル読み取り手段により読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化手段と、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得手段と、
    該欠落データ取得手段により取得された欠落データ、および、前記復号化手段により得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得手段、を有し、
    前記欠落データ取得手段は、プリペイドカードの番号を前記利用許諾装置に送信することにより、ユーザ認証をしないで課金登録を行う、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用装置。
  4. 前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、
    前記欠落データ取得手段は、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスする、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用装置。
  5. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、
    該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、
    該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップ、
    をコンピュータに実行させるものであり、かつ、
    前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、
    前記欠落データ取得ステップは、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスする、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラム。
  6. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、
    該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、
    該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップ、
    をコンピュータに実行させるものであり、かつ、
    前記欠落データは必須情報要素部を少なくとも含むものであり、
    前記欠落データ取得ステップは、前記利用許諾装置から広告情報を取得して表示器に表示することを条件として、無課金で前記利用許諾装置から前記欠落データを取得する、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラム。
  7. 元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから一部分を切り分けたものを欠落データとし、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータから前記欠落データを除いたものに基づいて作成された分割ファイルのデータが、該分割ファイルのデータの全体を1つのメッセージとして2次元コード化規則に従って符号化され、1つの2次元コードシンボルで表示できるデータ量を超えた結果、連結モードとして、複数の2次元コードシンボルが印刷されている印刷記録媒体を読み取る2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラムであって、
    前記印刷記録媒体に印刷された複数の2次元コードシンボルを読み取る2次元コードシンボル読み取りステップと、
    該2次元コードシンボル読み取りステップにより読み取られた複数の2次元コードシンボルを復号し、前記分割ファイルのデータを得る復号化ステップと、
    通信回線を介して2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置にアクセスし、該2次元コード化コンテンツ・データの利用許諾装置から、前記欠落データを取得する欠落データ取得ステップと、
    該欠落データ取得ステップにより取得された欠落データ、および、前記復号化ステップにより得られた前記分割ファイルのデータに基づいて、前記元のコンテンツ・データがファイル化されたデータを復元することにより、前記元のコンテンツ・データを利用可能な状態にするコンテンツ・データ取得ステップ、
    をコンピュータに実行させるものであり、かつ、
    前記欠落データ取得ステップは、プリペイドカードの番号を前記利用許諾装置に送信することにより、ユーザ認証をしないで課金登録を行う、
    ことを特徴とする2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラム。
  8. 前記分割ファイルのデータは、前記利用許諾装置にアクセスするためのデータを含まないものであり、
    前記欠落データ取得ステップは、ユーザの操作により入力された利用許諾装置にアクセスするためのデータを用いて、前記利用許諾装置にアクセスする、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の2次元コード化コンテンツ・データの利用プログラム。
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