JP4022858B2 - 床暖房付空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床暖房付空気調和機に係り、さらに詳しくは、床暖房付空気調和機における部品の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、例えば実公平6ー33296号公報に開示された従来の床暖房付空気調和機の一例を示す斜視図である。図において、58は床暖房付空気調和機の下側部分に圧縮機、冷媒配管群、室外熱交換器、送風ファン、電気品等を備えた冷媒回路室、59は冷媒回路室58の上部に設けられた水平仕切板であり、60は水平仕切板59の上部に設けられたポンプ、接続バルブ、2次側熱媒体用配管、ブラインタンク、冷媒配管、電気品等を備えた2次側熱媒体回路室であり、61は室外ケーシング、62は天板である。
【0003】
この構造の床暖房付空気調和機の組立手順について説明する。冷媒回路室58に圧縮機、冷媒配管群、室外熱交換器、送風ファン、電気品等の部品を配置して組み立てる。次に、冷媒回路室58の上部に水平仕切板59を取付け、水平仕切板59上部の2次側熱媒体回路室60に、ポンプ、接続バルブ、2次側熱媒体用配管、ブラインタンク、冷媒配管、電気品等を配置して組み立てる。その後、室外ケーシング61にて外周を覆い、2次側熱媒体回路室60の上部に天板62を取り付けることにより組み立てを完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の床暖房付空気調和機は以上のように複数の構成部品が本体ユニットとして一体的に構成されているので、多数の構成部品を含む本体ユニットの製造に当たっては製造工程数が多くなり、又、多額の金型費用が必要となって製造コストが上昇する等の問題があった。
【0005】
本発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、本体ユニットの製造工程数を削減して製造コストを低減すべく、熱交換されたブラインなどの2次側熱媒体の循環供給を行う機能部分を熱交換ユニットとしてユニット化し、冷媒回路室外機相当部上部に前記熱交換ユニットを嵌合係止することによって、床暖房付空気調和機としての構成を実現するに当たり、
第1の目的は、熱交換ユニットを冷媒回路室外機相当部より取り外すことなく、容易に冷媒回路室外機相当部内の室外制御基板等電気品のメンテナンスを施すことが可能な床暖房付空気調和機を提供するものである。
【0006】
また、第2の目的は、冷房運転した際に、熱交換ユニット内の冷媒配管外周に結露した水が、熱交換ユニットの細かな隙間等から床暖房付空気調和機外郭を伝わり、床暖房付空気調和機外へ流れ出る不具合を回避できる床暖房付空気調和機を提供するものである。
【0007】
さらに、第3の目的は、床暖房運転時に熱交換され暖まり膨脹したブラインを、熱交換ユニットから冷媒回路室外機相当部の底板へ導き、膨脹したブラインが注水口等より溢れ出ることを回避できる床暖房付空気調和機を提供するものである。
【0008】
また、第4の目的は、ブライン循環連結配管と冷媒循環連結配管とが交差することを回避し、連絡配管接続作業を容易にできると共に見栄えが良い構造の床暖房付空気調和機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、四方弁に管を介して接続された圧縮機と、四方弁に管を介して接続された室外熱交換器と、室外熱交換器の一方に管を介して接続された絞り装置と、四方弁と絞り装置の間に配設された室内熱交換器と、四方弁と絞り装置の間に配設され2次側熱媒体を加熱するための床暖房用熱交換器とを備え、室内熱交換器と床暖房用熱交換器とを管を介して直列に接続し、且つ2次側熱媒体の循環供給を行う機能部分を熱交換ユニットとしてユニット化し冷媒回路室外機相当部上部に熱交換ユニットを嵌合係止する構成とした床暖房付空気調和機であって、室外制御基板等が取付けられた冷媒回路室外機相当部の電気品箱直上となる位置に開口穴を設けた熱交換ユニット底板に、開口穴を覆うよう着脱可能な塞ぎ板を設けると共に、熱交換ユニット底板にほぼ中央に向かって下方傾斜する傾斜面を設け、この傾斜面の底部で且つ冷媒回路室外機相当部内に設けられた室外熱交換器の真上となる位置に排水穴を設けたものである。
こうして、床暖房付空気調和機においは、熱交換ユニットを冷媒回路室外機相当部より取り外すことなく、容易に冷媒回路室外機相当部内の室外制御基板等電気品のメンテナンスを行うことができる。
また、床暖房付空気調和機においては、冷房運転した際に、熱交換ユニット内の冷媒配管外周に結露した水が、熱交換ユニットの細かな隙間等から床暖房付空気調和機外郭を伝わり床暖房付空気調和機外へ流れ出る不具合を回避され、また、冷媒配管外周に結露した水が熱交換ユニット底板に滴下し室外熱交換器に注がれるので、効率の良い冷房運転が実現される。
【0011】
さらに、床暖房付空気調和機は、熱交換ユニット内ブラインタンクの最上部に設けた排出口と、冷媒回路室外機相当部の底板へ排出ブラインを導く排出管とを、排出チューブにて接続した。
こうして、床暖房付空気調和機においては、床暖房運転時熱交換され暖まり膨脹したブラインが冷媒回路室外機相当部の底板へ導かれ、膨脹したブラインが注水口等より溢れ出ることが回避される。
【0012】
また、床暖房付空気調和機は、熱交換ユニットのブライン循環連絡配管接続バルブを熱交換ユニット背面下側に縦に並べて配置し、冷媒循環連絡配管接続バルブをブライン循環連絡配管接続バルブの真上に縦に並べて配置した。
こうして、床暖房付空気調和機においては、ブライン循環連絡配管と冷媒循環連絡配管とが交差することを回避し、又、連絡配管接続作業を容易にされると共に見栄え良く設置される。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る床暖房付空気調和機の外観を示す斜視図である。1は圧縮機、冷媒配管群、室外熱交換器、送風ファン、電気品等を備えた冷媒回路室外機相当部であり、2はポンプ、接続バルブ、2次側熱媒体用配管、ブラインタンク、冷媒配管、電気品等を備えた熱交換ユニットである。
【0014】
図2は冷媒回路室外機1aの構成を示す斜視図である。図において、3は底板4に設置された圧縮機で、一連の冷媒配管群5及び第3の接続バルブ6が連接され、溶接固定されている。7は平面ほぼL字状の室外熱交換器であり、床板4上に設置される。8は背面パネル、9は前面パネルで、10は天面パネルである。11は外周が底板4、背面パネル8、及び天面パネル10に当接する仕切板であり、12は仕切板11上部に当接し、圧縮機3と一連の冷媒配管群5の上部に配置された電気品箱である。13は電気品箱12に取り付けられた室外制御基板である。
【0015】
図3は熱交換ユニット2の構成を示す分解斜視図、図4は図3の要部の背面斜視図である。図において、14は、天面パネル10がない状態の冷媒回路室外機1aである冷媒回路室外機相当部1上部の天面パネル10の取り付け部に嵌合係止可能な形状の熱交換ユニット底板であり、冷媒回路室外機相当部1上部に嵌合係止した際、室外制御基板13等が取り付けられた冷媒回路室外機相当部1の電気品箱12直上となる位置に、開口穴15を設けてある。床暖房用熱交換器16には、ブラインなどの2次側熱媒体を循環させるためのポンプ17と、第1の接続バルブ18に接続された2次側熱媒体用配管19、及びポンプ17の吸入側に配設されたブラインタンク20が接続され、且つ、第2の接続バルブ21に接続された冷媒配管22、接続配管23が接続され、熱交換ユニット底板14上に設置されている。24は熱交換ユニット底板14に設けられた開口穴15を覆う様に熱交換ユニット14に着脱可能な塞ぎ板である。
【0016】
25は熱交換ユニット背面パネル、26は熱交換ユニット前面パネル、27は熱交換ユニット側面パネルで、28は熱交換ユニット天面パネルである。外周が熱交換ユニット底板14、熱交換ユニット背面パネル25、熱交換ユニット前面パネル26、熱交換ユニット天面パネル28と当接する平面ほぼL字状の熱交換ユニット仕切板29により機械室と電気品室とに仕切られ、電気品室には軸部30を形成した基板受け31に熱交換ユニット制御基板32が取り付けられている。
【0017】
図5は本発明に係る床暖房付空気調和機を示すブロック図で、暖房運転時の状態を示している。図において、3は低温低圧のガス冷媒を吸入して圧縮し高温高圧のガス冷媒を吐出する圧縮機、34は四方弁、35は室内熱交換器、36は室外熱交換器37と室内熱交換器35とを結ぶ冷媒配管に取り付けられた絞り装置である。16は床暖房用熱交換器であり、図5に示すように、暖房運転時の冷媒流れ方向において、室内熱交換器35の上流側に冷媒配管により直列接続されている。また、床暖房用熱交換器16には、ブラインなどの2次側熱媒体を循環させるためのポンプ17と、2次側熱媒体用配管と床暖房パネル38が環状に接続されている。39は冷房運転またはデフロスト運転時に、逆止弁40を介して床暖房用熱交換器16をバイパスするバイパス回路であり、20はブラインを循環しているブライン回路中においてブラインを循環するポンプ17の吸入側に配設されたブラインタンクである。
【0018】
本実施の形態の床暖房付空気調和機において、組立手順について説明する。熱交換されたブラインなどの2次側熱媒体の循環供給を行う機能部分を熱交換ユニット2としてユニット化し、且つ、天面パネル10がない状態の冷媒回路室外機1aである冷媒回路室外機相当部1上部の天面パネル10取り付け部に熱交換ユニット底板14を嵌合係止可能な形状としているので、生産工場にて床暖房付空気調和機を製造するに当たっては、組立完了した空気調和機の冷媒回路室外機1aを流用し、天面パネル10を取り外した状態の冷媒回路室外機1aである冷媒回路室外機相当部1上部の天面パネル10取り付け部に、新たに組み立てた熱交換ユニット2を取り付けることにより完了する。或いは、冷媒回路室外機相当部1と熱交換ユニット2とを別工程にてそれぞれ組み立てた後、熱交換ユニット2を、冷媒回路室外機相当部1上部に取り付けることにより完了する。
【0019】
次に、床暖房付空気調和機の設置手順について説明する。床暖房付空気調和機を所定の据付場所に据え付けるに当たり、冷媒回路室外機相当部1と熱交換ユニッット2との間では、熱交換ユニット2の接続配管23を冷媒回路室外機相当部1の第3の接続バルブ6に接続し、冷媒回路室外機相当部1と熱交換ユニット2各々の電気品間を接続する電源信号線を接続する。又、熱交換ユニット2と空気調和機の室内機との間では、熱交換ユニット2の第2の接続バルブ21と空気調和機の室内機とを連絡配管接続し、熱交換ユニット2と空気調和機の室内機各々の電気品間を接続する電源信号線を接続する。又、熱交換ユニット2と床暖房パネル38との間では、熱交換ユニット2の第1の接続バルブ18と床暖房パネル38とを連絡配管接続する。これで、床暖房付空気調和機の設置が完了する。
【0020】
次に、床暖房付空気調和機設置後、冷媒回路室外機相当部1内の室外制御基板13等電気品のメンテナンスをする必要が生じた場合の作業手順について説明する。先ず、床暖房付空気調和機から熱交換ユニット天面パネル28を取り外す。次いで、熱交換ユニット制御基板32が取り付けられた基板受け31の軸部30を支点として、基板受け31を上方へ回転して反転しない位置に保持する。次に、熱交換ユニット底板14から塞ぎ板24を取り外すことにより、熱交換ユニット底板14の開口穴15より冷媒回路室外機相当部1内の室外制御基板13等電気品のメンテナンスを施すことが可能である。よって、冷媒回路室外機相当部1から熱交換ユニット2を取り外す等の面倒な作業をすることなく、容易にメンテナンスを施すことができる。又、前記手順にて熱交換ユニット底板14から塞ぎ板24を取り外した後、更に熱交換ユニット前面パネル26を取り外すことにより、メンテナンスを施す際の作業空間が広がり、効率良く作業することが可能である。メンテナンス後の再組立に関しては、塞ぎ板24を取り付け、基板受け31を反転し、熱交換ユニット天面パネル28を取り付けることで完了する。
【0021】
次に、冷房運転時の動作を説明する。圧縮機3より高温高圧のガス冷媒が吐出し、四方弁34を通った後、室外熱交換器37に流入する。室外熱交換器37に流入したガス冷媒は、高圧液冷媒となって流出する。室外熱交換器37を流出した冷媒は絞り装置36を通って減圧され、低温状態となって室内熱交換器35に流入し、蒸発され、室内熱交換器35から流出する。室内熱交換器35から流出した低温の冷媒は、床暖房用熱交換器16とバイパス回路39にそれぞれの配管抵抗に反比例して分岐するが、バイパス回路39の配管抵抗は床暖房用熱交換器16の配管抵抗に比べて非常に小さいため、ほとんどの低温冷媒がバイパス回路39側に流れて床暖房用熱交換器16をバイパスする。バイパス回路39を流出した冷媒は、四方弁34を通って圧縮機3に吸入される。
【0022】
次に、暖房及び床暖房運転時の動作を説明する。圧縮機3より高温高圧のガス冷媒が吐出し、四方弁34を通った後、床暖房用熱交換器16に流入する(逆止弁40が閉となり、バイパス回路39は機能しない)。床暖房用熱交換器16に流入したガス冷媒は、ポンプ17により循環している2次側熱媒体であるブラインと熱交換することにより、吐出温度より冷却されたガス冷媒または乾き度の高い二相冷媒に凝縮し、床暖房用熱交換器16を流出する。一方、温度の上昇したブラインは床暖房パネル38内の配管に入り、床暖房パネル38の表面温度を上昇させた後、ポンプ17の吸入側のブラインタンク20に貯留され、床暖房運転を実現させる。床暖房用熱交換器16を流出したガス冷媒または二相冷媒は、室内熱交換器35に流入し、室内空気と熱交換することにより、乾き度の低い二相冷媒または過冷却液冷媒に凝縮し、室内熱交換器35から流出する。一方、室内熱交換器35を通った室内空気は冷媒との熱交換により温度が上昇し、暖房運転を実現する。室内熱交換器35から流出した冷媒は絞り装置36により減圧され、室外熱交換器37に流入する。ここで外気と熱交換することにより冷媒は蒸発し、乾き度の高い二相冷媒またはガス冷媒となって室外熱交換器37から流出し、四方弁34を通って圧縮機3に吸入される。
【0023】
ところで、上述した床暖房付空気調和機は、暖房運転時の冷媒流れ方向において、床暖房用熱交換器16を室内熱交換器35の上流側に直列接続した構造としているので、冷房運転した際に熱交換ユニット2の冷媒配管22内を低温の冷媒が流れることによって、冷媒配管22の外周が結露することがある。場合によっては、冷媒配管22の外周に結露した水が熱交換ユニット底板14に滴下し、更に細かな隙間等から床暖房付空気調和機外郭を伝わり、床暖房付空気調和機外へ流れ出る不具合が生じる恐れがある。
【0024】
そこで、図6に示す様に、熱交換ユニット2の冷媒配管22外周を断熱材41で覆うことにより、冷媒配管22外周への結露を回避することができる。
【0025】
一方、図7に示す様に、熱交換ユニット2の熱交換ユニット底板14に傾斜面42を設け、この傾斜の底部で且つ冷媒回路室外機相当部1内に設けられた室外熱交換器の真上となる位置に排水穴43を設けることにより、冷媒配管22の外周に結露した水が熱交換ユニット底板14に滴下し、熱交換ユニット底板14に設けられた傾斜面42によって傾斜の底部に流れ、排水穴43に導かれるので、冷房運転した際に、熱交換ユニット2の冷媒配管22外周に結露した水が、細かな隙間等から床暖房付空気調和機外郭を伝わり床暖房付空気調和機外へ流れ出る不具合を回避することができる。更に、排水穴43に導かれた水は、冷房運転によって高温となっている室外熱交換器に注がれることによって、室外熱交換器の温度が下がるので、効率の良い冷房運転を実現することができる。
【0026】
[実施の形態2]
図8、図9は、本発明の実施の形態2に係るブラインタンク20を示す斜視図、図10はブラインタンク20の断面図、図11はブラインタンク周囲を示す斜視図である。図において、44は天面に設けられたブラインを注ぎ入れるための注水口、45は最上部に設けられた排出口である。46は最下部に設けられた排水口であり、47は止め部である。48は注水口44から底面までの長さを持ち、所定の位置にブラインを注入する際の水位の目印49を備えたブラインタンク20内に設けられたフィルターで、ブラインタンク20の底面には排水口46を起点に傾斜50が設けられている。51は内側がフィルター48と接する様に設けられた出口であり、52は出口51よりも上部に設けられた入り口である。53は排水口46と止め部47とに接続されゴム等の材料で形成された排水チューブである。54は、排出口45と、ブラインタンク20から排出された排出ブラインを冷媒回路室外機相当部1の底板4へ導く排出管55とに接続され、ゴム等の材料で形成された排出チューブである。
【0027】
本実施の形態の床暖房付空気調和機において、ブラインの流れについて説明する。ブラインは、ブラインタンク20の天面に設けられた注水口44より、ブラインタンク20内にフィルタ48を介して注入される。このとき異物等が混入した場合には、フィルター48内に沈殿する。次にポンプ17を運転し、ブラインタンク20内のブラインを、出口51→ブライン回路→入り口52からブラインタンク20へと循環させるが、ブラインがブライン回路に充填完了するまでの間には、ブライン回路内にあった空気がブラインに押され、入り口52からブラインタンク20内に循環され、且つブラインタンク20内のブライン水位が下がっていくので、注水口44よりブラインタンク20内に水位が入り口52を下回らない程度にブラインを注入していく。これにより、ブラインがブライン回路に充填完了するまでの間では、ブライン回路内にあった空気が入り口52からブラインタンク20内に循環されると気泡が確認できる。よってこの気泡がなくなった時点がブラインのブライン回路への充填完了と判断できる。このとき、ブライン回路に異物等が有った場合は、入り口52からブラインタンク20内に入るが、出口51とフィルター48とが接しているので、ブラインタンク20内に入った異物等が再びブライン回路へ流れ出ることはない。その後ポンプ17の運転を停止し、ブラインタンク20内が所定の水位となる様、目印49を目安にブラインを注ぎ入れる。
【0028】
床暖房運転をすると熱交換によりブラインが暖まり膨脹してブラインタンク20内のブライン水位が上昇するので、ブラインタンク20内が所定の水位となる様にブラインの膨脹量を考慮した位置に設けた目印49を目安にブラインを注ぎ入れれば良いが、その際、ブラインの水位が目印49より上回るまでブラインを注ぎ入れてしまった状態で床暖房運転を実施した場合には、膨脹したブラインは、ブラインタンク20最上部の排出口45から排出チューブ54及び排出管55を通り冷媒回路室外機相当部1の底板4へ流れ、通常、底板4に設けられている空気調和機の運転によって発生するドレン水を流す為のドレン穴等から機外へと流れ出るので、膨脹したブラインが注水口44等より溢れ出ることを回避できる。或いは、ブラインの水位が目印49より上回るまでブラインを注ぎ入れてしまった際、排水チューブ53を止め部47から取り外し、ブラインタンク20内のブラインを排水口46から排水チューブ53を通し床暖房付空気調和機の外に排水することにより、ブラインタンク20内のブライン水位を所定の水位となる様目印49を目安に調整することが可能である。
【0029】
これとは別に、何らかの理由でブラインタンク20内のブラインを全て排水したい場合においては、ブラインタンク20の底面には排水口46を起点に傾斜50が設けられているので、止め部47から取り外した排水チューブ53の先端を水平方向に傾け、ブラインタンク20内のブラインを排水口46から排水チューブ53を介して排水することにより、ブラインを全て排水することが可能である。
【0030】
また、床暖房付空気調和機の据付場所によっては、ブラインタンク20内のブラインを、排水口46から排水チューブ53を通して床暖房付空気調和機の外に排水することができない場合があるが、排出チューブ54を排水管55から取り外し、止め部47から取り外した排水チューブ53を排出管55に接続できる様に配置した構造とすることにより、ブラインタンク20内のブラインを、排水口46から排水チューブ53及び排出管55を介し冷媒回路室外機相当部1の底板4へ流し、通常、底板4に設けられているドレン穴等から機外へと流すことが可能である。
【0031】
また、ブラインがブライン回路に充填完了するまでの間では、ブライン回路内にあった空気が入り口52からブラインタンク20内に循環されると気泡が発生するが、入り口52を出口51よりも上部に設けているので、ブライン回路内にあった空気が入り口52からブラインタンク20内に循環され、発生した気泡が再び出口51よりブライン回路内に循環されることがない。
【0032】
[実施の形態3]
図12は本発明の実施の形態3に係る接続バルブ及びその周囲を示す斜視図である。図において、18は、熱交換ユニット2内のブライン回路に接続され、熱交換ユニット2の背面下側に縦に並べて配置され、熱交換ユニット2と床暖房パネル38間のブライン循環するための第1の連結配管56を接続する為のブライン循環方向に対して往又は帰り側の第1の接続バルブである。21は、熱交換ユニット2内の冷媒回路に接続され、熱交換ユニット2背面の上記第1の接続バルブ18真上に縦に並べて配置され、熱交換ユニット2と空気調和機の室内機間の冷媒循環する為の第2の連絡配管57を接続する為の第2の接続バルブである。27は、熱交換ユニット2側壁として縦に並べて配置された第1の接続バルブ18及び第2の接続バルブ21のカバーを兼ねた熱交換ユニット側面パネルである。
【0033】
本実施の形態の床暖房付空気調和機において、熱交換ユニット2と空気調和機の室内機及び床暖房パネル38との配管接続の作業手順について説明する。床暖房付空気調和機を輸送時の梱包状態から開梱した状態においては、第1の接続バルブ18及び第2の接続バルブ21は、熱交換ユニット2背面側からのみ見える状態となっている。配管接続作業をするに当たっては、熱交換ユニット側面パネル27を取り外すことにより、第1の接続バルブ18及び第2の接続バルブ21への第1の連絡配管56、第2の連絡配管57を接続する為に使用する工具を用いた床暖房付空気調和機側面からの作業が可能となり、熱交換ユニット2と床暖房パネル38間のブラインが循環する為の第1の連絡配管56を第1の接続バルブ18に接続し、熱交換ユニット2と空気調和機の室内機間の冷媒循環する為の第2の連絡配管57を第2の接続バルブ21に接続する。その後、熱交換ユニット側面パネル27を床暖房付空気調和機に取り付ける。
【0034】
上述した第1の接続バルブ18及び第2の接続バルブ21の構造は、冷媒回路室外機1aの第3の接続バルブ6の構造と同等のものを用い、第1の連絡配管56、第2の連絡配管57は市販の銅パイプを用いることとしているので、例えば架橋ポリエチレンパイプを用いた場合と異なり、銅パイプの入手性及び加工性の良さから、日常空気調和機の据付作業をしている据付作業者が簡単に床暖房付空気調和機の据付作業を行うことが可能である。又、第1の連絡配管56、第2の連絡配管57は市販の銅パイプを用いることとしているので、製品廃却時のリサイクル面においても実に有効的といえる。更に、第1の接続バルブ18と第1の連絡配管56とを、又、第2の接続バルブ21と第2の連絡配管57とを確実に接続する必要があるが、例えば第1の接続バルブ18には適合銅パイプ外形φ12.7のサイズのものを構成すると共に、第1の連絡配管56には外形φ12.7の銅パイプを用い、第2の接続バルブ21には適合銅パイプ外形φ6.35及びφ9.52サイズのものを構成すると共に、第2の連絡配管57には外形φ6.35及びφ9.52の銅パイプを用いることにより、容易かつ確実に間違いなく接続することができる。
【0035】
また、床暖房付空気調和機の据付場所としては、空気調和機の室内機及び床暖房パネル38を設置した部屋の直近の屋外への据付がその殆どと考えられ、設置した暖房付空気調和機の熱交換ユニット2に対して、下側から第1の連絡配管56を第1の接続バルブ18に接続し、上側から第2の連絡配管57を第2の接続バルブ21に接続する場合が多いが、第1の接続バルブ18を熱交換ユニット2の背面下側に縦に並べて配置し、第2の接続バルブ21を前記第1の接続バルブ18の真上に縦に並べて配置したので、第1の連絡配管56を第1の接続バルブ18に接続し、第2の連絡配管57を第2の接続バルブ21に接続した際、第1の連絡配管56と第2の連絡配管57とが交差することを回避できる。これにより、床暖房付空気調和機への各連絡配管接続作業が容易にできると共に、設置後の外観を著しく阻害することがない。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、四方弁に管を介して接続された圧縮機と、四方弁に管を介して接続された室外熱交換器と、室外熱交換器の一方に管を介して接続された絞り装置と、四方弁と絞り装置の間に配設された室内熱交換器と、四方弁と絞り装置の間に配設され2次側熱媒体を加熱するための床暖房用熱交換器とを備え、室内熱交換器と床暖房用熱交換器とを管を介して直列に接続し、且つ2次側熱媒体の循環供給を行う機能部分を熱交換ユニットとしてユニット化し冷媒回路室外機相当部上部に熱交換ユニットを嵌合係止する構成とした床暖房付空気調和機であって、室外制御基板等が取付けられた冷媒回路室外機相当部の電気品箱直上となる位置に開口穴を設けた熱交換ユニット底板に、開口穴を覆うよう着脱可能な塞ぎ板を設けると共に、熱交換ユニット底板にほぼ中央に向かって下方傾斜する傾斜面を設け、この傾斜面の底部で且つ冷媒回路室外機相当部内に設けられた室外熱交換器の真上となる位置に排水穴を設けたものである。このため、熱交換ユニットを冷媒回路室外機相当部より取り外すことなく、容易に冷媒回路室外機相当部内の室外制御基板等電気品のメンテナンスを施すことができる。また、冷房運転した際に、熱交換ユニット内の冷媒配管外周に結露した水が、熱交換ユニットの細かな隙間等から床暖房付空気調和機外郭を伝わり床暖房付空気調和機外へ流れ出る不具合を回避され、さらに、冷媒配管外周に結露した水が熱交換ユニット底板に滴下し室外熱交換器に注がれるので、効率の良い冷房運転を実現することができる。
【0038】
さらに、熱交換ユニット内ブラインタンク最上部に設けた排出口と、冷媒回路室外機相当部の底板へ排出ブラインを導く排出管とを、排出チューブにて接続したので、床暖房運転時、熱交換され暖まり膨脹したブラインを冷媒回路室外機相当部の底板へ導くことができ、膨脹したブラインが注水口等より溢れ出ることを回避できる。
【0039】
また、熱交換ユニットのブライン循環連絡配管接続バルブを熱交換ユニット背面下側に縦に並べて配置し、冷媒循環連絡配管接続バルブをブライン循環連絡配管接続バルブの真上に縦に並べて配置したので、ブライン循環連絡配管と冷媒循環連絡配管とが交差することを回避でき、また、連絡配管接続作業が容易にできると共に設置後の見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る床暖房付空気調和機の斜視図である。
【図2】 実施の形態1に係る冷媒回路室外機の分解斜視図である。
【図3】 実施の形態1に係る熱交換ユニットの分解斜視図である。
【図4】 図3の要部の背面斜視図である。
【図5】 実施の形態1に係る床暖房付空気調和機のブロック図である。
【図6】 実施の形態1に係る熱交換ユニットの要部斜視図である。
【図7】 実施の形態1に係る熱交換ユニットの要部斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る熱交換ユニットのブラインタンクの斜視図である。
【図9】 実施の形態2に係る熱交換ユニットのブラインタンクの斜視図である。
【図10】 実施の形態2に係る熱交換ユニットのブラインタンクの縦断面図である。
【図11】 実施の形態2に係る熱交換ユニットの要部斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態3に係る熱交換ユニットの要部斜視図である。
【図13】 従来の床暖房付空気調和機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 冷媒回路室外機相当部、1a 冷媒回路室外機、2 熱交換ユニット、3圧縮機、4 底板、13 室外制御基板、14 熱交換ユニット底板、15 開口穴、16 床暖房用熱交換器、18 第1の接続バルブ、20 ブラインタンク、21 第2の接続バルブ、24 塞ぎ板、34 四方弁、35 室内熱交換器、36 絞り装置、37 室外熱交換器、42 傾斜面、43 排水穴、45 排出口、54 排出チューブ、55 排出管、56 第1の連絡配管、57第2の連絡配管。

Claims (3)

  1. 四方弁に管を介して接続された圧縮機と、前記四方弁に管を介して接続された室外熱交換器と、該室外熱交換器の一方に管を介して接続された絞り装置と、前記四方弁と前記絞り装置の間に配設された室内熱交換器と、前記四方弁と前記絞り装置の間に配設され2次側熱媒体を加熱するための床暖房用熱交換器とを備え、前記室内熱交換器と前記床暖房用熱交換器とを管を介して直列に接続し、且つ2次側熱媒体の循環供給を行う機能部分を熱交換ユニットとしてユニット化し冷媒回路室外機相当部上部に前記熱交換ユニットを嵌合係止する構成とした床暖房付空気調和機であって、
    室外制御基板等が取付けられた冷媒回路室外機相当部の電気品箱直上となる位置に開口穴を設けた熱交換ユニット底板に、開口穴を覆うよう着脱可能な塞ぎ板を設けると共に、
    熱交換ユニット底板にほぼ中央に向かって下方傾斜する傾斜面を設け、この傾斜面の底部で且つ冷媒回路室外機相当部内に設けられた室外熱交換器の真上となる位置に排水穴を設けたことを特徴とする床暖房付空気調和機。
  2. 熱交換ユニット内のブラインタンクの最上部に設けた排出口と、冷媒回路室外機相当部の底板へ排出ブラインを導く排出管とを、排出チューブにて接続したことを特徴とする請求項記載の床暖房付空気調和機。
  3. 熱交換ユニットのブライン循環連絡配管接続バルブを熱交換ユニットの背面下側に縦に並べて配置し、冷媒循環連絡配管接続バルブをブライン循環連絡配管接続バルブ頂上に縦に並べて配置したことを特徴とする請求項1または2記載の床暖房付空気調和機。
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