JP4022828B2 - 撮像装置、オートフォーカス制御方法、及びオートフォーカス制御プログラム - Google Patents

撮像装置、オートフォーカス制御方法、及びオートフォーカス制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、オートフォーカス制御方法、及びオートフォーカス制御プログラムに係り、特に、静止画撮影機能及び動画撮影機能を備えた撮像装置、オートフォーカス制御方法、及びオートフォーカス制御プログラムに関する。
従来、撮像装置の一種であるデジタルカメラのオートフォーカス(以下、AFという)制御方法の代表的なものとしてコントラスト検出方式というものがある。
コントラスト検出方式とは、フォーカスレンズを動かしている間、周期的にCCD等の撮像素子から出力される画像信号中のコントラスト成分(高周波成分)の大小を評価し、その評価値が最も大きくなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることによりピントを合わせるというものである。
また、近年、動画と静止画を共に撮影することができるデジタルカメラが普及している。
また、下記特許公開公報には、動画撮影中に静止画撮影することができるデジタルカメラが開示されている。この開示技術は、動画撮影中に静止画撮影が割り込み処理により実行されることによって動画像データ中に欠陥フレームが発生しても、動画撮影終了時に補間フレームを生成する。そして、動画再生時に生成された補完フレームを付加することによって、動画像データの品質の劣化を抑制できるというものである。
公開特許公報 特開2001−111934号(段落「0027」〜「0033」および段落「0041」参照)
しかしながら、従来のデジタルカメラにあっては、通常、スルー画像表示中又は動画撮影記録中における静止画撮影用のAF開始指示操作に応答して、フォーカスレンズを一方のレンズ端に一旦移動させた後、他方のレンズ端に向けてフォーカスレンズを移動させながらコントラスト検出方式によるAF制御を行うので、コントラスト検出方式によるAF動作が完了するまでに時間がかかっていまい、結果的にユーザがシャッターチャンスを逃してしまうといった問題が発生する。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、コントラスト検出方式によるAF動作に要する時間を大幅に短縮することができる撮像装置、オートフォーカス制御方法、及びオートフォーカス制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため請求項1記載の発明による撮像装置は、フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像手段と、
前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるとともに、該フォーカスレンズの移動過程で前記撮像手段から出力される複数の撮像信号に基づき前記フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるオートフォーカス手段と、
前記撮像手段に動画撮影処理を実行させる動画撮影制御手段と、
前記動画撮影制御手段により動画撮影処理が実行されているとき、前記オートフォーカス手段に対して動画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第1のオートフォーカス制御手段と、
静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示するオートフォーカス指示手段と、
前記動画撮影制御手段による動画撮影処理及び前記第1のオートフォーカス制御手段による動画撮影用のオートフォーカス処理が実行されているときに、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内に前記フォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第2のオートフォーカス制御手段と、
前記第2のオートフォーカス制御手段による第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理が成功したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記第2のオートフォーカス制御手段による第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理が失敗したと判断された場合、前記オートフォーカス手段に対して、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第3のオートフォーカス制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記第1のオートフォーカス制御手段による動画撮影用のオートフォーカス処理が実行されていないときに、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第3の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第4のオートフォーカス制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記第4のオートフォーカス制御手段により実行される第3の静止画撮影用のオートフォーカス処理は、前記第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理と同様のオートフォーカス処理であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたときのフォーカスレンズ位置に基づく狭い範囲内に前記フォーカスレンズの移動を制限する手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズを一旦レンズ端へ移動させるといったイニシャル処理を禁止する手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズを一旦Xステップ分だけ移動させた後、フォーカスレンズを反対方向にYステップ分だけ移動させる処理を実行させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記第1のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも周期的に前記フォーカスレンズを微小量移動させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記動画撮影制御手段による動画撮影処理により取得された動画像をスルー画像として表示する表示手段をさらに備えてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記動画撮影制御手段による動画撮影処理により取得された動画像を記録する動画記録手段をさらに備えてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記動画撮影制御手段による動画撮影処理の開始を指示する動画撮影指示手段を備え、
前記動画撮影制御手段は、前記動画撮影指示手段により動画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に動画撮影処理を実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、半押し操作と全押し操作が可能なシャッターボタンを備え、
前記オートフォーカス指示手段は、前記シャッターボタンが半押しされたときに静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、静止画撮影の開始を指示する静止画撮影指示手段と、
前記静止画撮影指示手段により静止画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に静止画撮影処理を実行させる静止画撮影制御手段と、
をさらに備えてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、前記動画撮影制御手段は、前記静止画撮影制御手段による静止画撮影処理が実行された後、前記撮像手段に動画撮影処理を実行させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、半押し操作と全押し操作が可能なシャッターボタンを備え、
前記オートフォーカス指示手段は、前記シャッターボタンが半押しされたときに静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示し、
前記静止画撮影指示手段は、前記シャッターボタンが全押しされたときに静止画撮影の開始を指示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項15に記載されているように、前記オートフォーカス指示手段は、さらに静止画撮影の開始を指示する手段を含み、
前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に静止画撮影処理を実行させる静止画撮影制御手段と、
をさらに備えてもよい。
また、例えば、請求項16に記載されているように、前記静止画撮影制御手段による静止画撮影処理により取得された静止画像を記録する静止画記録手段をさらに備えてもよい。
また、例えば、請求項17に記載されているように、前記第3のオートフォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを一方のレンズ端へ移動させた後、他方のレンズ端までフォーカスレンズを移動させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項18に記載されているように、前記第3のオートフォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを他方のレンズ端まで移動させている間に前記撮像手段から出力される複数の撮像信号に基づきピークレンズ位置が検出されたか否かを判断し、ピークレンズ位置が検出されたと判断された場合に他方のレンズ端までフォーカスレンズを移動させることなく第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理を終了させる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項19に記載されているように、前記第3のオートフォーカス制御手段は、
前記フォーカスレンズを一方のレンズ端から他方のレンズ端まで移動させている間に所定のステップ間隔で前記撮像手段から出力される撮像信号に基づきピークレンズ位置を検出し、該検出されたピークレンズ位置付近にフォーカスレンズを移動させる手段と、
前記ピークレンズ位置付近の狭範囲内でフォーカスレンズを移動させている間に前記所定のステップ間隔よりも短いステップ間隔で前記撮像手段から出力される撮像信号に基づきピークレンズ位置を検出し、該検出されたピークレンズ位置付近にフォーカスレンズを移動させる手段とを含むようにしてもよい。
また、請求項20記載の発明によるオートフォーカス制御方法は、フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像部に対して動画撮影処理を実行させるとともに、該動画撮影処理と平行して動画撮影用のコントラストAF処理を実行させるステップと、
前記動画撮影処理及び動画撮影用のコントラストAF処理の実行中に静止画撮影用のコントラストAF処理の開始を指示するステップと、
前記静止画撮影用のコントラストAF処理の開始が指示されたとき、少なくともフォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内にフォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行させるステップと、
前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が成功したか否かを判断するステップと、
前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が失敗したと判断された場合、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、請求項21記載の発明によるオートフォーカス制御方法は、撮像装置が有するコンピュータに、
フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像部に対して動画撮影処理を実行させるとともに、該動画撮影処理と平行して動画撮影用のコントラストAF処理を実行させる処理と、
前記動画撮影処理及び動画撮影用のコントラストAF処理の実行中に静止画撮影用のコントラストAF処理の開始を指示する処理と、
前記静止画撮影用のコントラストAF処理の開始が指示されたとき、少なくともフォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内にフォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行させる処理と、
前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が成功したか否かを判断する処理と、
前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が失敗したと判断された場合、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行する処理と、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、動画撮影処理及び前記第1のオートフォーカス制御手段による動画撮影用のオートフォーカス処理が実行されているときに、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内に前記フォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させるようにしたので、オートフォーカス処理時間を短縮することができ、結果として、シャッタチャンスを逃すことなく所望の静止画を撮影することができ、また、静止画撮影による動画撮影の中断時間を短縮することも可能となる。
また、第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理が失敗した場合、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させるようにしたので、確実に被写体に対してピントを合わせることができる。
以下、本発明の撮像装置を、デジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、デジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。図1においてデジタルカメラ1は、コントラスト検出方式によるAF機能を備えたものである。デジタルカメラ1は、フォーカスレンズ2、ズームレンズ3、CCD4、ユニット回路5、TG(Timing Generator)6、DRAM7、ROM8、CPU9、画像表示部10、RAM11、カード・インターフェイス12、モータ駆動ブロック14、及びキー入力部15を備えており、カード・インターフェイス12には、カメラ本体のカードスロット(図示省略)に着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
フォーカスレンズ2及びズームレンズ3はそれぞれ図示しないレンズ群から構成されるものである。モータ駆動ブロック14は、フォーカスレンズ、ズームレンズを光軸方向に駆動するフォーカスモータ及びズームモータと、CPU9から送られる制御信号に従いフォーカスモータ及びズームモータをそれぞれ駆動するモータドライバと、から構成されている(図示省略)。
CCD4は、フォーカスレンズ2とズームレンズ3を介して投影された被写体を光電変換し撮像信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD4は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号によって駆動される。TG6にはユニット回路5が接続されている。ユニット回路5は、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)から構成されており、CCD4の出力信号はユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU9に送られる。
画像表示部10は、カラーLCDとその駆動回路とを含み、撮影待機状態にあるときにはCCD4によって撮像された被写体画像をスルー画像(ファインダ画像)として表示し、記録画像の再生時には保存用メモリ・カード13から読み出され伸張された記録画像(静止画又は動画)を表示する。キー入力部15は、シャッターボタン、動画撮影に使用する録画開始/終了ボタン、シャッターボタン、撮影モード切換えキー、電源キー、MENUキー等の複数の操作キーを含み、使用者によるキー操作に応じたキー入力信号をCPU9に出力する。なお、シャッターボタンは半押し状態と全押し状態とにおいて異なる出力信号が出力される2段階スイッチである。
DRAM7は、CCD4により撮像された後にデジタル化された被写体の画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリとしても使用される。ROM8、RAM11にはCPU9による各部(モータ駆動ブロック14、DRAM7、画像表示部10等)の制御に必要な制御プログラム、すなわちAF(オートフォーカス制御)やAE(自動露出制御)等を含む各制御に必要なプログラム、及び各部制御に必要なデータ、例えば閾値等が格納されている。
CPU9は、ROM8、RAM11に記録された制御情報やデータに従って、モータ駆動ブロック14に制御信号を送りフォーカスレンズ2を制御する。また、フォーカスレンズ2の各位置におけるAF評価値を検出したり、AF評価値のピーク値が閾値より高いか否かも判断する。
また、CPU9は、ROM8、RAM11に必要な制御情報、データ、例えば閾値等を記録する。
さらに、CPU9は、撮影状況(静止画撮影、動画撮影、動画撮影中における静止画撮影か否か等)によって、ROM8、RAM9に記録された制御情報の中から適切な制御情報を選択して、フォーカスレンズ2を動かす。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1における動作を説明する。図2、図3はユーザが撮影モード切換えキーを操作することにより静止画撮影モードを設定したときのCPU9の静止画撮影処理手順(通常の静止画用AFシーケンスを選択)を示すフローチャートである。
通常の静止画用AFシーケンスによってコントラスト検出方式によるAF動作を行う場合には、先ず広域(概略)サーチを行ない、その後、詳細サーチを行なうといった手順を踏むことになる。
図4(a)は、広域サーチ時のフォーカスレンズ2の停止位置とその停止位置で検出したAF評価値との関係を示した図である。図4(b)は、広域サーチ時のフォーカスレンズ2の位置遷移を示した図である。広域サーチとは、フォーカスレンズ2の1回の移動量(一区分)が大きく、この区分ごとにAF評価値を検出していき、AF評価値の高いレンズ位置を特定することである。1回の移動量(1区分)は、図4(b)でいうと、破線部から破線部までの矢印の距離をいう。
図5(a)は、詳細サーチ時のフォーカスレンズ2の停止位置とその停止位置で検出したAF評価値との関係を示した図である。
図5(b)は、詳細サーチ時のフォーカスレンズの位置遷移を示した図である。詳細サーチとは、1回の移動量(一区分)が広域サーチ時と比べて小さく、この区分ごとにAF評価値を検出していき、最終的にAF評価値の最も高いレンズ位置を特定することである。1回の移動量(1区分)は、図5(b)の破線部から破線部までの矢印の距離をいう。なお、AF評価値は、画像信号に含まれる高周波成分に基づき算出されるので、AF評価値が高いレンズ位置ほどピントが合うことになる。つまり、AF評価値が最大であるレンズ位置が合焦レンズ位置となる。
最初に、静止画撮影モードでの静止画撮影処理(通常の静止画用AFシーケンスを選択)を図2、3のフローチャートに従って説明する。
ユーザがキー入力部15の撮影モード切換えキーを操作することにより静止画撮影モードに設定されると、ステップS1で、CCD4による周期的な撮影を開始して、被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる。これにより、ユーザは撮影しようとする被写体をスルー画像を視認することにより特定することが可能となる。次いで、ステップS2でシャッターボタンが半押しされたか否かを判別し、半押しされた場合は、ステップS3に進み、静止画撮影モード用のAFシーケンス(通常の静止画用AFシーケンス)を選択し、ステップS4に進む。一方、ステップS2でシャッターボタンが半押しされていない場合には、半押しされるまで継続してスルー画像を画像表示部10に表示させる。
ステップS4に進むと、ステップS3で選択されたAFシーケンスに従って、AF処理を開始する。被写体にカメラレンズの焦点を合わせるためである。そして、ステップS5に進み、フォーカスレンズ2の現在位置を取得する。図4(b)を用いて説明すると、レンズ位置20がフォーカスレンズ2の現在位置である。
次いで、ステップS6に進み、現在取得した位置から、近い方のレンズ端までフォーカスレンズ2を移動させる。
次いで、ステップS7に進み、反対側のレンズ端に向けてフォーカスレンズ2を1区分ずつ移動させていき、区分毎のAF評価値を検出していく広域サーチを開始する。これにより、どのレンズ位置付近で、AF評価値が一番高くなるのかを検出することができる。
なお、CCD4から出力された画像信号の全て(画面全体)を用いてAF評価値を検出するようにしてもよいが、通常は、撮影画面の一部(例えば、画面中央部の一定エリア、ユーザにより選択された画面上の一部の一定エリア、又は自動選択された画面上の一部の一定エリア等)をAFエリアとして設定し、このAFエリア内の画像信号のみを用いてAF評価値を検出する。
また、広域サーチを行ないながら、ピーク位置が検出されたか否かを判断するとともに(ステップS8)、及びフォーカスレンズ2が反対側のレンズ端に到達したか否かを判断する(ステップS9)。
ここで、ステップS8は、フォーカスレンズ2の移動に伴い順次検出されるAF評価値が連続して何回減少したかを判定し、その連続減少回数が所定回数(例えば3回)を超え、且つ所定値以上のAF評価値が検出された場合に、ピーク位置が既に検出されたと判断する。
ステップS8でピーク位置が検出されたと判断された場合は、ステップS10に進み、フォーカスレンズ2を反対側のレンズ端まで移動させることなく停止させた後、図3のステップS11に移行する。
また、ステップS9で反対側のレンズ端にフォーカスレンズ2に到達したと判断された場合は、ステップS10に進み、フォーカスレンズ2を停止させた後、図3のステップS11に移行する。
図3のステップS11では、広域サーチの結果、一番AF評価値が高いと判断された区分から1区分前の位置へフォーカスレンズ2を移動させる。図4(b)で説明すると、フォーカスレンズ2をレンズ位置30の位置に移動させる。広域サーチでAF評価値が高いと判断した位置付近で詳細サーチを行なうためである。
次いで、ステップS12で、一番AF評価値が高いと判断された区分とその1区分前の区分、2区分に渡って、詳細サーチを行なう。これにより、フォーカスレンズ2をどの位置に持ってくればAF評価値が一番高くなるのかを検出することができる。なお、詳細サーチとは、広域サーチに比べ、1回の移動量が小さい(図5(b)の破線部から破線部の矢印の距離)区分ごとにAF評価値を検出していく。
図5の(a)、(b)を用いて説明すると、レンズ位置30から広域サーチの2区分の範囲にわたって、詳細サーチを行なうこととなる。なお、図4(b)のレンズ位置30と図5(b)のレンズ位置30は同一のレンズ位置である。
次いで、ステップS13に進み、詳細サーチの結果、一番AF評価値が高いと判断した、すなわち、一番高周波成分が多いと判断したレンズ位置が、合焦レンズ位置となるので、このレンズ位置にフォーカスレンズ2を移動させる。図5(b)を用いて説明すると、レンズ位置40にフォーカスレンズ2を移動させる。
次いで、ステップS14に進み、AFは完了する。なお、ここまでのAF処理は従来の技術と同様である。
次いで、ステップS15に進み、スルー画像を画像表示部10に表示させる。これにより、ユーザは撮影しようとする被写体のスルー画像を視認することにより特定することが可能となる。
次いで、ステップS16に進むと、シャッターボタンが全押しされたか否かを判別する。シャッターボタンが全押しされた場合は、ステップS17に進み、静止画撮影処理を開始する。
ここで、CCD4に比較的長い出力撮像タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号とを順に出力し、全面素分のデータをバッファメモリ(DRAM7)に取り込み、取り込んだ画像データを圧縮する処理を開始する。そして、ステップS18でそれが完了と判断したら、ステップS19に進み、圧縮した画像データに基づく静止画ファイル(JPEG形式等のファイル)を生成し、メモリ・カード13に記録する。そしてステップS1に戻る。
また、ステップS18で静止画撮影処理が完了していないと判断した場合には、完了するまでステップS18に留まる。
一方、ステップS16でシャッターボタンが全押しされていないと判別された場合には、ステップS20に進んで、シャッターボタンの半押しが継続されているか否かを判別し、半押しが継続している場合は、ステップS16に戻る。つまり、シャッターボタンが半押しの状態であれば、シャッターボタンが全押しされるまで待機する。
ステップS20でシャッターボタンの半押しが継続されていないと判別すると、すなわち、シャッターボタンの半押しが解除された場合には、直ちにステップS1に戻る。
このようにして、静止画撮影モードでの静止画撮影処理は行なわれる。
なお、上記実施の形態においては、通常の静止画用AFシーケンスを、先ず概略(広域)サーチを行ない、その後、詳細サーチを行なうといった手順を踏むものとしたが、概略サーチを省略して、フォーカスレンズを一方のレンズ端から他方のレンズ端まで(或いはピーク位置が検出されるまで)移動させながら詳細サーチを行い、この詳細サーチの結果、一番AF評価値が高いと判断したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるようにしてもよい。
次に、動画撮影モードにおいて動画撮影中に静止画撮影が行なわれたときの静止画撮影処理及びそのオートフォーカス制御の手順について図6〜図10のフローチャートに従って説明する。
ユーザがキー入力部15の撮影モード切換えキーを操作することにより、動画撮影モードに設定されると、図6のステップS21で、CCD4による周期的な撮影を開始して、被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる。これにより、ユーザが撮影しようとする被写体を特定することが可能となる。
次いで、ステップS22で、録画開始ボタンが操作されたと判断された場合は、ステップS32に進んで動画用AFシーケンスを選択した後、動画撮影記録処理を開始すると同時に、ステップS32で選択した動画用AFシーケンスに基づく動画用AF処理を開始する(ステップS33)。また、ステップS22で録画開始ボタンが操作されたと判断されず、かつ、ステップS23でシャッターボタンが半押しされていないと判断された場合には、ステップS22に戻る。つまり、録画開始ボタンの操作、または、シャッターボタン半押しの操作があるまでは、スルー画像表示を継続して行なう。
一方、ステップS23でシャッターボタンの半押し操作が判断された場合には図7の静止画撮影処理に入る。
まず、動画撮影記録処理が行なわれていないときに静止画用のAF処理が指示(シャッターボタンが半押し)された場合のAF処理(通常の静止画用AFシーケンスを選択)を説明する。
ステップS22で録画開始ボタン操作無しと判別し、ステップS23でシャッターボタンが半押しされたと判別すると、図7のステップS24に進み、通常の静止用AFシーケンスを選択する。
次いで、ステップS25に進み、選択された通常の静止画用AFシーケンスに従って、AF処理を開始する。被写体にカメラレンズの焦点を合わせるためである。このステップS25でのAF処理は、前述したように、静止画撮影モードで静止画撮影が行なわれたときのAF処理(図2のステップS4〜S14)と同様の処理を行うので説明を省略する。
AF処理が完了したら、ステップS26に進み、スルー画像を画像表示部10に表示させる。
次いで、ステップS27でシャッターボタンが全押しされたか否かを判別する。シャッターボタンが全押しされた場合は、ステップS28に進んで、静止画撮影処理を開始する。ここで、CCD4に比較的長い出力撮像タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号を順に出力させて、全面素分のデータをバッファメモリ(DRAM7)に取り込み、取り込んだ画像データを圧縮する処理を開始する。そして、ステップS29でそれが完了したと判断したら、ステップS30に進み、圧縮した画像データに基づく静止画ファイル(JPEG形式等のファイル)を生成し、メモリ・カード13に記録する。そしてステップS21に戻りスルー画像を画像表示部10に表示させる。
また、ステップS29で静止画撮影処理が完了していないと判断した場合には、完了するまでステップS29に留まる。
一方、ステップS27でシャッターボタンが全押しされていないと判断された場合には、ステップS31に進んで、シャッターボタンの半押しが継続されているか否かを判別し、半押しが継続されていると判断された場合にはステップS27に戻る。つまり、シャッターボタンが半押しの状態であれば、シャッターボタンが全押しされるまで待機することになる。
また、ステップS31でシャッターボタンの半押しが継続されていないと判別すると、ステップS21に戻る。
つまり、シャッターボタンの半押しが解除された時点で直ちにステップS21に戻り、スルー画像表示状態に復帰する。
次に、ステップS33で開始される動画撮影記録処理について図6に従って説明する。
ステップS22で録画開始ボタンの操作有りと判断されると、ステップS32に進んで動画用AFシーケンスを選択した後、所定のフレームレート(1/30秒等の固定周期)で画像(動画フレーム)を撮像しメモリ・カード13に記録していく動画撮影記録処理を開始すると同時に、ステップS32で選択した動画用AFシーケンスに基づく動画用AF処理を開始する(ステップS33)。
ここで、動画撮影記録処理とは、所定のフレームレートでCCD4により撮像されるフレーム画像をバッファメモリ(DRAM7)を介してメモリ・カード13にMPEGファイル、Motion−JPEGファイル等の動画ファイル形式で記録していく処理のことである。但し、動画撮影記録処理が実行されている間、所定のフレームレートでCCD4により撮像されるフレーム画像をバッファメモリ(DRAM7)に記憶していく処理のみを実行し、動画撮影記録処理の停止後にバッファメモリに記憶されている動画データを用いて動画ファイルを生成してメモリ・カード13に記録するようなものであってもよい。
また、動画用AF処理とは、一定の周期で(時間変化、信号成分の変化等)でAF動作を繰り返し行うコンティニュアスAF処理のことであり、このコンティニュアスAF動作によりフォーカスレンズ2は動画撮影中、常に合焦レンズ位置付近にあることになる。なお、動画用AFシーケンスに基づく動画用AF処理の詳細については後述する。また、動画用AF処理時も静止画用AF処理時と同様に、CCD4から出力された画像信号の全て(画面全体)を用いてAF評価値を検出するようにしてもよいが、通常は、撮影画面の一部(例えば、画面中央部の一定エリア、ユーザにより選択された画面上の一部の一定エリア、又は自動選択された画面上の一部の一定エリア等)をAFエリアとして設定し、このAFエリア内の画像信号のみを用いてAF評価値を検出する。
ステップS33で開始した動画撮影記録処理及び動画用AF処理を行っている間、シャッターボタンが半押しされたか否かを判別するとともに(ステップS34)、録画終了ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS35)。つまり、ステップS34でシャッターボタンが半押しされていないと判断された場合は、静止画撮影は行なわれないと判断し、ステップS35に進み、録画終了ボタンの操作があるか否かを判別し、録画終了ボタンの操作がないと判断された場合にはステップS34に戻り動画撮影記録処理及び動画用AF処理を継続する。ここで、動画撮影記録処理及び動画用AF処理を実行している間も画像表示部10にスルー画像、すなわち撮影記録中の動画像が表示されるものとする。
また、ステップS35で録画終了ボタンの操作有りと判別された場合にはステップS36に進み、動画撮影記録処理及び動画用AF処理を停止した後、ステップS21に戻りスルー画像表示状態に復帰する。つまり、動画撮影記録処理及び動画用AF処理の実行中にシャッターボタンが半押しされずに録画終了ボタンの操作があった場合にはステップS36に進んで動画撮影記録処理及び動画用AF処理を停止した後、ステップS21に戻りスルー画像表示状態に復帰する。なお、録画終了ボタンの操作後に、シャッターボタンが半押しされた場合には、前述した動画撮影処理が行なわれていないときの静止画撮影処理を行なう(図7参照)。
また、ステップS34で動画撮影記録処理及び動画用AF処理の実行中にシャッターボタンが半押しされたと判別されると、図8、9の動画撮影記録処理及び動画用AF処理中の割り込みによる静止画撮影処理及び割り込み専用の静止画用AF処理に入る。
次に、動画撮影処理中に静止画撮影が行なわれたときの静止画撮影処理(専用AFシーケンスを選択)を図8〜図10を用いて説明する。
図11(a)は、割り込み専用の静止画用AF処理(AFサーチ)時のフォーカスレンズ2の位置とそのレンズ位置で検出されたAF評価値との関係を示した図である。図11(b)は、割り込み専用の静止画用AF処理時のフォーカスレンズ2の位置遷移を示した図である。ここで、割り込み専用の静止画用AF処理とは動画撮影中に割り込み処理により静止画撮影処理が行なわれた際に実行されるAF処理のことをいう。
ステップS34でシャッターボタンが半押し(図12のAFトリガ)されたと判断された場合には図8のステップS38に進み、動画撮影記録処理及び動画用AF処理を一時的に停止した後、シャッターボタンが半押しされる直前のフレーム画像を繰り返しコピーしてメモリカード13に記録していく処理に切り替える(ステップS39)。
その後、ステップS40に進み割り込み専用の静止画用AFシーケンスを選択し、選択された割り込み専用の静止画用AFシーケンスに従ってAF処理を開始する(ステップS41)。ここで、割り込み専用の静止画用AFシーケンスに従ってAF処理を実行する理由は、AF処理に要する時間を短縮するためである。そして、ステップS42に進み、フォーカスレンズ2の現在位置を取得する。図11(b)で説明すると、レンズ位置50がフォーカスレンズ2の現在位置である。
次いで、ステップS43に進み、フォーカスレンズ2を現在位置からレンズ端の方へX番地動かす(図11(b)参照)。このとき、フォーカスレンズ2を動かす方向としては、どちらのレンズ端でもよい。なお、X番地の移動量(距離)は、現在位置からレンズ端までの距離に比べかなり短い。また、割り込み専用の静止画用AFサーチ時のフォーカスレンズ2の1回の移動量を1番地とするので、X番地はフォーカスレンズ2のX回の移動量となる。また、この一番地の移動量は、前述した通常の静止画用AFシーケンスにおける詳細サーチ時のフォーカスレンズ2の1回の移動量と同じにしてもよい。
次いで、ステップS44で、X番地動かした位置からY番地までフォーカスレンズ2を一番地ずつ移動させていき、一番地ごとにAF評価値を検出していく。この動かす方向は、前記X番地動かした方向と反対方向に移動させる(図11(a)参照)。なお、Y番地の移動量(距離)は、X番地動かした位置から反対側のレンズ端までの距離に比べかなり短い。
これにより、フォーカスレンズ2を一方のレンズ端から他方のレンズ端まで動かさないので(広域サーチを行わないので)、つまり、狭い範囲でしかフォーカスレンズ2を動かさないので短時間でAF処理を完了することができる。なお、ここで、割り込み専用の静止画用AFサーチをAF評価値のピーク値を検出した時点で終了するようにしてもよい。
なお、X、Yの値はROM8若しくはRAM11に予め記録されており、Xの値とYの値は関連付けられて記録されている。また、記録されているXとYは1つに限らず、複数記録されていてもよい。これにより、撮影状況、用途別に応じて、X、Yの値を選択することができる。つまり、X、Yの値を変えることにより割り込み専用の静止画用AFシーケンスによって多彩なAF処理、つまり撮影状況にあった適切なAF処理が可能となる。
図8に戻り、ステップ45で、割り込み専用の静止画用AFサーチによりAF評価値が最も高いレンズ位置、すなわちピーク値を検出することができたか否かを判断する。図11(a)を見れば明らかなように、AF評価値はあるレンズ位置で一番高くなり、そのレンズ位置から遠ざかるとAF評価値が小さくなっていく山形状となる。AF評価値が一番高いレンズ位置が合焦レンズ位置である。なお、X番地からY番地までフォーカスレンズ2を移動させながらAF評価値を順次検出していくときにAF評価値が徐々に高くなっていき、あるレンズ位置を境にAF評価値が下がってきた場合には、その境のレンズ位置のAF評価値をピーク値と判断し、その時点でAFサーチを終了するようにしてもよい。
なお、ステップS45でピーク値を検出することができないと判断する場合とは、AF評価値がAFサーチ範囲内で高くなっていく状態、または、低くなっていく状態、平坦になっている場合等をいう。つまり、AF評価値をAFサーチ範囲内で山形に検出することができないことをいう。
そして、ステップS45でAF評価値のピーク値を検出したと判断するとステップS46に進み、検出したAF評価値のピーク値が予め設定された閾値より高いか否かを判断する。この閾値はRAM11又はROM8に記録されている。これにより、確実にピーク値(合焦レンズ位置)を検出することが可能となる。
ステップS46でピーク値が閾値よりも高いと判断された場合には図9のステップS48に進む。
また、ステップS45でピーク値を検出することができないと判断された場合、または、ステップS46でピーク値が閾値より低いと判断された場合にはステップS47に進み、通常の静止画用AFシーケンス(前述した静止画撮影モードで静止画撮影を行なったときのAFシーケンス)を選択し、選択されたAFシーケンスに従ってピーク値(合焦レンズ位置)を検出した後、図9のステップS48に進む。なお、ステップS46のピーク値が閾値より高いか否かの判断を行なわないようにしてもよい。つまり、割り込み専用の静止画用AFサーチによりAF評価値のピーク値が検出された場合には、ピーク値が閾値より高いか否かを判断せずにステップS48に進むようにしてもよい。
図9のステップS48に進むと、AF評価値のピーク値と判断されたレンズ位置へフォーカスレンズ2を移動させる。図11(b)で説明すると、AF評価値の一番高いレンズ位置、すなわちレンズ位置60にフォーカスレンズ2は移動される。
そして、ステップS49に進みAF処理を完了する。これにより、動画撮影中のフォーカスレンズは常に合焦付近にあり、動画撮影中に静止画撮影を行った場合は割り込み専用の静止画用AFシーケンスを選択することにより狭範囲でAFサーチを行うので、AF動作を短時間で終了することが可能となり、この結果、ユーザがシャッターチャンスを逃すといったことを防止することが可能となると同時に、静止画撮影による動画撮影の中断時間を大幅に短縮することも可能となる。
次いで、ステップS50に進み画像表示部10にスルー画像を表示させる。そして、ステップS51に進み、シャッターボタンが全押しされたか否かを判別する。シャッターボタンが全押しされたと判断された場合にはステップS52に進み、静止画撮影処理を開始する。つまり、CCD4に比較的長い出力撮像タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号を順に出力させて、全面素分のデータをバッファメモリ(DRAM7)に取り込み、取り込んだ画像データをJPEG圧縮する処理を開始する。そして、ステップS53で静止画撮影処理が完了と判断されたらステップS54に進み、圧縮した画像データに基づく静止画ファイル(JPEG形式等のファイル)を生成し、メモリ・カード13に記録する。その後、ステップS55に進み、動画撮影記録処理及び動画用AF処理を再開して図6のステップS34に戻る。
また、ステップS53で静止画撮影処理が完了していないと判断された場合には、完了するまでステップS53に留まる。
また、ステップS51でシャッターボタンが全押しされていないと判断された場合にはステップS56に進み、シャッターボタンの半押しが継続されているか否かを判別し、半押しが継続していると判断された場合にはステップS51に戻る。すなわち、シャッターボタンが半押しの状態であればシャッターボタンが全押しされるまで待機する。
また、ステップS56でシャッターボタンの半押しが継続されていないと判断された場合には、すなわち、シャッターボタンの半押しが解除されたと判断された場合には、直ちにステップS55に進み、動画撮影記録処理及び動画用AF処理を再開し、ステップS34に戻る。
次に図6のステップS33で開始される動画用AFシーケンスによる動画用AF処理の詳細について図10のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ステップS81においてAF処理を実行するタイミングが到来したか否かが判断される。なお、AF処理を実行するタイミングは周期的に(例えば5秒間隔で)到来するものである。
ステップS81でAF処理を実行するタイミングが到来したと判断されると、ステップS82に進み、現在のレンズ位置におけるAF評価値を取得する。ここで、取得されたAF評価値を、そのAF評価値を取得した時のレンズ位置に関する情報とともに記憶する。
その後、ステップS83でフォーカスレンズ2を所定方向に微小量だけ移動させ、移動後のレンズ位置におけるAF評価値を取得する(ステップS84)。
続いて、ステップS82で取得したAF評価値とステップS84で取得したAF評価値とを比較し(ステップS85)、この比較処理によりAF評価値が増加したか否かを判断する(ステップS86)。
ステップS86でAF評価値が増加していると判断された場合はステップS87に進み、前回のフォーカスレンズ2の移動方向と同じ方向にフォーカスレンズ2移動させた後、移動後のレンズ位置におけるAF評価値を取得する(ステップS89)。
また、ステップS86でAF評価値が減少していると判断された場合はステップS88に進み、前回のフォーカスレンズ2の移動方向と反対の方向にフォーカスレンズ2移動させた後、移動後のレンズ位置におけるAF評価値を取得する(ステップS89)。
続いて、前回取得したAF評価値と今回取得したAF評価値とを比較し(ステップS90)、この比較処理によりAF評価値が減少したか否かを判断する(ステップS91)。
ステップS91でAF評価値が増加していると判断された場合はステップS87に戻り、以後、ステップS91でAF評価値が減少していると判断されるまでステップS87〜S90の処理を繰り返す。
また、ステップS91でAF評価値が減少していると判断された場合はステップS92に進み、これまでに取得したAF評価値の中で最も値の高いAF評価値を取得したレンズ位置にフォーカスレンズ2を移動させた後、ステップS81に戻り、次のAF処理を実行するタイミングが到来するまで待機する。
以上説明した動画用AF処理により動画撮影記録処理を実行している間、合焦状態を維持することができる。
なお、図10のフローチャートにおいては所定時間間隔でAF処理を繰り返すようにしたが、現在のレンズ位置におけるAF評価値を定期的に(常時でもよい)取得するようにし、この取得したAF評価値が所定値以上変化した場合にAF処理を実行するようにしてAF処理を繰り返すようにしてもよい。
以上詳述した手法を用いて動画撮影中における静止画撮影のオートフォーカス制御は行なわれるのでAF動作の時間短縮となる(図11参照)。
このようにして、シャッターボタンが半押しされると、撮影状況(静止画撮影、動画撮影、動画撮影中における静止画撮影か否か等)が判断され、その状況にあった最適なAFシーケンスが選択される。そして、この選択されたAFシーケンスに従ってAF動作が行われる。
また、動画撮影中に静止画撮影が指示された場合は、割り込み専用の静止画用AFシーケンスを選択し、現在のレンズ位置からフォーカスレンズ2をX番地移動させる。そしてX番地動かした位置からY番地までフォーカスレンズを移動していき、その間AF評価値が検出されていく。
そして、AF評価値のピーク値が検出されたか否かを判断し、検出された場合には、該ピーク値が予め設定された閾値より高いか否かが判断される。ここで、ピーク値が閾値より高いと判断されると、フォーカスレンズ2をピーク値が検出されたレンズ位置へ移動させる。
一方、ピーク値が閾値より低いと判断された場合には、通常の静止画用AFシーケンスを選択し、AF処理が行なわれ、ピーク値を検出する。そして、通常の静止画用AF処理によって得られたピーク値が検出されたレンズ位置へフォーカスレンズ2を移動させる。
これにより、撮影状況によって、異なったAFシーケンスを選択するので、無駄なAF動作を行なわなくなり、AF動作時間を短縮することができる。
以上のように、上記第1の実施の形態においては、撮影状況によって、適切なAFシーケンスを自動で選択するので、無駄なAF動作を行なわなくてすみ、AF動作の時間短縮を図ることができる。
また、動画撮影中には一定のタイミングでAFを行なっているので、動画撮影中に静止画撮影が行なわれた場合には、専用AF処理を行い、所定範囲内(X番地動かされた位置からY番地まで)でフォーカスレンズを動かすので、AF動作の時間短縮とともに動画撮影の中断時間をも短縮できる。
また、動画撮影中以外に静止画撮影が行われた場合は、レンズ端からレンズ端まで、フォーカスレンズを動かすので、時間よりも、合焦位置の精度を保つことができる。
X、Yの値を複数格納しているので、確実に撮影状況にあったすべての静止画撮影に対応することができる。
専用AF処理によりピーク値が検出された場合は、ピーク値と閾値とを比較し、高いか否かを判断するので、確実に合焦位置を検出することができる。
加えて、プログラムを用いることにより、既存するデジタルカメラ等のオートフォーカス装置によって、本発明を実施することが可能となる。
なお、ユーザによるX、Yの値の選択操作があった場合には、その選択されたX、Yの値に基づいて割り込み専用の静止画用AF動作を行うようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態のデジタルカメラは、スルー画像表示中に静止画用のAF処理が指示された場合に狭範囲でフォーカスレンズ2を動かして合焦レンズ位置をサーチするというものである。つまり、スルー画象表示処理中に動画用AF処理を実行するようにし、このスルー画象表示処理中にシャッターボタンが半押しされた場合に、第1の実施の形態で説明した割り込み専用の静止画用AFサーチを行うというものである。
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラを用いるが、各構成の機能が異なる。
CPU9は、ユーザのキー入力部15のシャッターボタンの半押し操作が行われると、静止画用のAF動作の開始が指示される。
そして、CPU9は、周期的なAF動作(コンティニュアスAF処理)が行われている状態(スルー画像表示状態)のときに、静止画撮影用のAF動作の実行が指示されたか否かを判断する。
周期的なAF動作(動画用AF動作)が実行されている状態のときに静止画用のAF動作を実行する場合は、周期的に、一定のタイミング(時間変化、信号成分の変化等)で行うAF動作を中断し、モータ駆動ブロック14に制御信号を送り、フォーカスレンズ2を狭範囲で移動させる。つまり、静止画用のAF動作を開始する。
そして、CPU9は、フォーカスレンズ2を狭範囲で移動させると同時に、一定間隔でAF評価値を検出していく。
他の各部の機能は第1の実施の形態で述べたので省略する。
以上の構成及び機能を有するデジタルカメラ1における動作を説明する。なお、第1の実施と重複する部分の説明は省略する。図13、図14はユーザがキー入力部15の撮影モード切換えキーを操作することにより静止画撮影モードを設定したときのCPU9の静止画撮影処理手順(AF動作を含む)を示すフローチャートである。
まず、静止画撮影モードにおける静止画撮影のAF動作を図13、図14のフローチャートに従って説明する。
ユーザがキー入力部15の撮影モード切換えキーを操作することにより静止画撮影モードに設定されると、動画用AFシーケンスを選択する(ステップS101)。
そして、画像表示部10にスルー画像を表示させるための動画撮影表示(スルー画像表示)処理を開始すると同時に、ステップS101で選択された動画用AFシーケンスに従って動画用AF処理を開始する(ステップS102)。ここで、動画撮影表示処理とは、所定のフレームレートでCCD4により撮像されるフレーム画像をバッファメモリ(DRAM7)を介してメモリカード13に記録することなく画像表示部10に表示させていく処理のことである。また、動画用AF処理とは、第1の実施の形態で説明した動画用AF処理(図10参照)と同様のものである。
この動画撮影表示処理及び動画用AF処理が実行されている間にシャッターボタンが半押しされたか否かが判断され(ステップS103)半押しされたと判断されると動画撮影表示処理及び動画用AF処理を停止して(ステップS104)、割り込み専用の静止画用AFシーケンスを選択する(ステップS105)。
そして、ステップS105で選択された割り込み専用の静止画用AFシーケンスに従って割り込み専用の静止画用AF処理を開始する(ステップS106)。
その後、フォーカスレンズ2の現在のレンズ位置を取得し(ステップS107)、取得した現在のレンズ位置からX番地フォーカスレンズ2を移動させる(ステップS108)。そして、フォーカスレンズ2をX番地移動させたレンズ位置から反対方向にY番地移動させ、その間AF評価値を一定間隔毎に検出する(ステップS109)。その結果、ピーク値を検出することができた場合には(ステップS110でYES)、ピーク値が閾値より高いか否かを判断し(ステップS111)、高いと判断された場合には該ピーク値が検出されたレンズ位置にフォーカスレンズ2を移動させる(ステップS113)。
また、ステップS110でピーク値が検出されないと判断された場合、又はステップS111でピーク値が閾値より低いと判断された場合は、通常の静止画用シーケンスを用いたAF動作を実行してピーク値を検出し(ステップS112)、ピーク値が検出されたレンズ位置にフォーカスレンズ2を移動させる(ステップS113)。
そして、AF処理を完了し(ステップS114)、図3のステップS15に進み、静止画撮影処理を行う。この動作は既に述べたので、説明を省略する。
ここで、動画撮影記録処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合は、第1の実施の形態で述べたとおり、割り込み専用の静止画用AF動作を行う。
また、動画撮影モードにおいて動画撮影記録処理が行われていないとき、すなわちスルー画象表示処理(及び動画用AF動作)中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合も割り込み専用の静止画用AF動作を行う(図7のステップS25)。
つまり、本実施の形態では、動画撮影記録処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合に限らず、スルー画像を表示させるための動画撮影処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合も割り込み専用の静止画用AF動作を行うことになる。デジタルカメラによってはスルー画像表示モードのときに、一定の時間間隔でのAF動作(コンティニュアスAF動作)を行っており、フォーカスレンズは合焦付近にあるので、狭範囲でAFサーチを行うことによりAF動作の時間を短縮するというものである。
また、X、Yの値を複数記録しておき、動画撮影記録処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合とスルー画像を表示させるための動画撮影処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合とで異なるX、Yの値を選択するようにしてもよい。これにより、撮影状況、用途別に応じてX、Yの値を選択することができる。
なお、ユーザによるX、Yの値の選択操作があった場合には、その選択されたX、Yの値に基づいて割り込み専用の静止画用AF動作を行うようにしてもよい。
以上のように、上記第2の実施の形態においては、スルー画像を表示させるための動画撮影処理中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合に割り込み専用の静止画用AF動作を実行するようにしたので、スルー画像表示中に静止画用のAF動作の開始が指示された場合にも静止画用のAF動作の時間を短縮することができる。
また、AF動作に係る時間を短縮することにより、シャッターチャンスを逃すことなく、所望の画像を撮像することができる。
さらに、X、Yの値を複数記録しておくことにより、撮影状況にあった、AF動作を行うことができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態においては、動画撮影記録処理中又はスルー画像表示処理中に静止画撮影が指示された場合、割り込み処理により静止画撮影処理を実行するようにしたが、静止画撮影指示時点の動画フレーム又はスルー画像を静止画像として記録するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、動画撮影記録処理中又はスルー画像表示処理中におけるシャッターボタンの半押しにより割り込み専用の静止画用AF動作を実行し、続くシャッターボタンの全押しにより静止画撮影処理を実行するようにしたが、シャッターボタン全押しにより割り込み専用の静止画用AFシーケンスによるAF処理を開始し、AF処理完了後、静止画撮影処理を実行するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、割り込み専用の静止画用AFシーケンスによるAF処理において、AF処理開始時にフォーカスレンズを一旦X番地に移動させてからAF処理を開始するようにしたが、現在のフォーカスレンズ位置からAF処理を直ちに開始するようにしてもよい。例えば、動画撮影記録処理中又はスルー画像表示処理中においてシャッターボタンが半押しされた場合に図10に示した動画用AF処理と同様のAF処理を開始するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、通常の静止画用AFシーケンスによるAF処理において、一方のレンズ端から他方のレンズ端までフォーカスレンズを移動させながらコントラストAF処理を実行している最中にピーク位置が検出された場合、フォーカスレンズを他方のレンズ端まで移動させることなくフォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるようにしたが、フォーカスレンズを途中で停止することなく必ず一方のレンズ端から他方のレンズ端まで移動させながらAF動作を実行した後、AF評価値の最も大きいレンズ位置、すなわち合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させるようにしてもよい。
また、本発明の撮像装置は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、撮影機能を有した携帯電話、時計、PDA、静止画撮像機能付きムービーカメラ、カメラ付きパソコン等でもよく、要は、AF機能を備えた機器であればよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 静止画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 静止画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 広域サーチ時のフォーカスレンズの位置とAF評価値との関係を示す図である。 詳細サーチ時のフォーカスレンズの位置とAF評価値との関係を示す図である。 動画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 動画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 動画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 動画撮影モードにおけるAF動作を示すフローチャートである。 動画撮影モードにおける動画用のAF動作を示すフローチャートである。 割り込み専用の静止画用AF動作時のフォーカスレンズの位置とAF評価値との関係を示す図である。 割り込み専用の静止画用AF動作、および通常の静止画用AF動作による動画撮影のタイミングチャートを示す図である。 静止画撮影モードにおける他のAF動作を示すフローチャートである。 静止画撮影モードにおける他のAF動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 フォーカスレンズ
3 ズームレンズ
4 CCD
5 ユニット回路
6 TG
7 DRAM
8 ROM
9 CPU
10 画像表示部
11 RAM
12 インターフェイス
13 メモリ・カード
14 モータ駆動ブロック
15 キー入力部

Claims (21)

  1. フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるとともに、該フォーカスレンズの移動過程で前記撮像手段から出力される複数の撮像信号に基づき前記フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるオートフォーカス手段と、
    前記撮像手段に動画撮影処理を実行させる動画撮影制御手段と、
    前記動画撮影制御手段により動画撮影処理が実行されているとき、前記オートフォーカス手段に対して動画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第1のオートフォーカス制御手段と、
    静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示するオートフォーカス指示手段と、
    前記動画撮影制御手段による動画撮影処理及び前記第1のオートフォーカス制御手段による動画撮影用のオートフォーカス処理が実行されているときに、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内に前記フォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第2のオートフォーカス制御手段と、
    前記第2のオートフォーカス制御手段による第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理が成功したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記第2のオートフォーカス制御手段による第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理が失敗したと判断された場合、前記オートフォーカス手段に対して、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第3のオートフォーカス制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1のオートフォーカス制御手段による動画撮影用のオートフォーカス処理が実行されていないときに、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のオートフォーカス処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第3の静止画撮影用のオートフォーカス処理を実行させる第4のオートフォーカス制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第4のオートフォーカス制御手段により実行される第3の静止画撮影用のオートフォーカス処理は、前記第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理と同様のオートフォーカス処理であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたときのフォーカスレンズ位置に基づく狭い範囲内に前記フォーカスレンズの移動を制限する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズを一旦レンズ端へ移動させるといったイニシャル処理を禁止する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第2のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始が指示されたとき、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも前記フォーカスレンズを一旦Xステップ分だけ移動させた後、フォーカスレンズを反対方向にYステップ分だけ移動させる処理を実行させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1のオートフォーカス制御手段は、前記オートフォーカス手段に対して、少なくとも周期的に前記フォーカスレンズを微小量移動させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記動画撮影制御手段による動画撮影処理により取得された動画像をスルー画像として表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記動画撮影制御手段による動画撮影処理により取得された動画像を記録する動画記録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記動画撮影制御手段による動画撮影処理の開始を指示する動画撮影指示手段を備え、
    前記動画撮影制御手段は、前記動画撮影指示手段により動画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に動画撮影処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 半押し操作と全押し操作が可能なシャッターボタンを備え、
    前記オートフォーカス指示手段は、前記シャッターボタンが半押しされたときに静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 静止画撮影の開始を指示する静止画撮影指示手段と、
    前記静止画撮影指示手段により静止画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に静止画撮影処理を実行させる静止画撮影制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記動画撮影制御手段は、前記静止画撮影制御手段による静止画撮影処理が実行された後、前記撮像手段に動画撮影処理を実行させる手段を含むことを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 半押し操作と全押し操作が可能なシャッターボタンを備え、
    前記オートフォーカス指示手段は、前記シャッターボタンが半押しされたときに静止画撮影用のオートフォーカス処理の開始を指示し、
    前記静止画撮影指示手段は、前記シャッターボタンが全押しされたときに静止画撮影の開始を指示することを特徴とする請求項12又は13記載の撮像装置。
  15. 前記オートフォーカス指示手段は、さらに静止画撮影の開始を指示する手段を含み、
    前記オートフォーカス指示手段により静止画撮影の開始が指示されたとき、前記撮像手段に静止画撮影処理を実行させる静止画撮影制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 前記静止画撮影制御手段による静止画撮影処理により取得された静止画像を記録する静止画記録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載の撮像装置。
  17. 前記第3のオートフォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを一方のレンズ端へ移動させた後、他方のレンズ端までフォーカスレンズを移動させる手段を含むことを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の撮像装置。
  18. 前記第3のオートフォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを他方のレンズ端まで移動させている間に前記撮像手段から出力される複数の撮像信号に基づきピークレンズ位置が検出されたか否かを判断し、ピークレンズ位置が検出されたと判断された場合に他方のレンズ端までフォーカスレンズを移動させることなく第2の静止画撮影用のオートフォーカス処理を終了させる手段を含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装置。
  19. 前記第3のオートフォーカス制御手段は、
    前記フォーカスレンズを一方のレンズ端から他方のレンズ端まで移動させている間に所定のステップ間隔で前記撮像手段から出力される撮像信号に基づきピークレンズ位置を検出し、該検出されたピークレンズ位置付近にフォーカスレンズを移動させる手段と、
    前記ピークレンズ位置付近の狭範囲内でフォーカスレンズを移動させている間に前記所定のステップ間隔よりも短いステップ間隔で前記撮像手段から出力される撮像信号に基づきピークレンズ位置を検出し、該検出されたピークレンズ位置付近にフォーカスレンズを移動させる手段とを含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装置。
  20. フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像部に対して動画撮影処理を実行させるとともに、該動画撮影処理と平行して動画撮影用のコントラストAF処理を実行させるステップと、
    前記動画撮影処理及び動画撮影用のコントラストAF処理の実行中に静止画撮影用のコントラストAF処理の開始を指示するステップと、
    前記静止画撮影用のコントラストAF処理の開始が指示されたとき、少なくともフォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内にフォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行させるステップと、
    前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が成功したか否かを判断するステップと、
    前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が失敗したと判断された場合、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とするオートフォーカス制御方法。
  21. 撮像装置が有するコンピュータに、
    フォーカスレンズを介して入射される被写体像を撮像する撮像部に対して動画撮影処理を実行させるとともに、該動画撮影処理と平行して動画撮影用のコントラストAF処理を実行させる処理と、
    前記動画撮影処理及び動画撮影用のコントラストAF処理の実行中に静止画撮影用のコントラストAF処理の開始を指示する処理と、
    前記静止画撮影用のコントラストAF処理の開始が指示されたとき、少なくともフォーカスレンズの移動可能範囲よりも狭い範囲内にフォーカスレンズの移動を制限した第1の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行させる処理と、
    前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が成功したか否かを判断する処理と、
    前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理が失敗したと判断された場合、前記フォーカスレンズの移動範囲が前記第1の静止画撮影用のコントラストAF処理によるフォーカスレンズの移動範囲よりも広い第2の静止画撮影用のコントラストAF処理を実行する処理と、
    を実行させることを特徴とするオートフォーカス制御プログラム。
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