JP4019727B2 - 小型電動車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に高齢者や足の不自由な人の利用に供する四輪の小型電動車両にに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の小型電動車両はたとえばセニアカー(R)等と呼ばれ、高齢者等の足代わりになるものとして極めて利用価値が高い。かかる小型電動車両の基本構成において、たとえば車体後部に乗員が着座するシートが設置され、その前方には乗員が足を載せるためのフロアが設けられ、さらにその前方に前輪を操舵するためのステアリングシャフトが立設される。ステアリングシャフトの上端にはハンドルが取り付けられ、乗員はシートに着座して該ハンドルを操作するようになっている。
【0003】
通常、たとえば後輪を駆動する電動モータに電力を供給するバッテリを搭載するが、従来使用されている鉛蓄電池の場合車体全体の重量配分の関係で、一般にシートの下方に電池を配置するようにしていた。なお、この種の電動車両ではその動力源を、搭載したバッテリにすべて依存するため、バッテリは必然的に大型化する。そのためバッテリの配置スペースや重量は、その車両のかなりの配分を占める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電動車両のようにシート下方に電池を搭載する場合、かなり嵩張る電池をカバーで覆うため結果的に車両の外観に鈍重な印象を持たせることになる。また、シート下方のスペースを利用して荷物や足の踏入れ場所を確保したいが、上述のように電池が配置されるため実質的にシート下方のスペースを活用することができない。
【0005】
なお、シート下方のスペースを確保すべくフロアに電池を配置する例が知られているが、その場合でもバッテリをフロアと同等の高さになるように配置することは困難である。
【0006】
本発明はかかる実情に鑑み、特に車両電源となる電池を効率的に配置する電池搭載構造等を有する小型電動車両を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の小型電動車両は、フレーム上に支持された単座シートの下方前方にて、前記フレーム上に敷設されたフロアを有し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能に構成され、前記パワーユニットに電力を供給する二次電池とを備えた小型電動車両であって、前記フロアの主要領域においてその両側縁部に沿って配置された前記フレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する複数の前記二次電池を列設配置した電池ユニットを有する電池ケースを収容し、前記フロアの後方に配設した前記単座シートの下方に、前記パワーユニットに供給すべき電力を電子制御するメインコントローラと、前記電池ユニットの二次電池に充電を行なうための充電装置とが配設され、これらが前記フロアから一体的に連続して設けた車体カバーによって覆われるとともに、前記メインコントローラおよび充電装置の後方に位置する左右一対の後輪間の空間に、箱状もしくは籠状の荷物収納装置が装架されることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、この種の小型電動車両において車両フレームのレイアウトに合せて、電池ユニットを効率よく配置することでフロア面の確保等を有効に実現する。すなわちフロアパネルの主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケースを収容し、この電池ケース内に複数の二次電池を列設配置する。このように複数の二次電池を同一平面上に配列し、電池搭載スペースを極めて薄く設定する。これにより最低地上高を確保しながら、広いフラット面を有するフロアを実現し、足元にユーティリティスペースを確保することができる。また、車両最下部に電池ユニットが配置されるため低重心化により、静的および走行安定性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明による小型電動車両における好適な実施の形態を説明する。
図1〜図5は、この実施形態における小型電動車両の全体構成を示している。この実施形態は四輪小型電動車両の例であり、これらの図において車体フレームを含むフレームユニット100の前後部にそれぞれ左右一対の前輪1および後輪2が支持される。前輪1は前輪支持機構200により、また後輪2は後輪支持機構300によりそれぞれ支持される。フレームユニット100の後部寄りには、1人の乗員が着座するようにした単座シートを構成するシートユニット400が支持される。単座シートの下方前方には、車体フレーム上に敷設された低床の乗員足載せフロアを構成するフロアパネル3を有する。フレームユニット100の前部には、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪としての前輪1を操舵する操舵機構500を有する。
【0017】
この例では後輪2が駆動輪として構成され、単座シートの下方後部に設けられた電動モータを含むパワーユニット600によって駆動されるようになっている。そして本発明ではフロアパネル3の下側に、パワーユニット600に電力を供給する二次電池を備えた電池ユニット700が配置される。
【0018】
フレームユニット100は図6〜図8をも参照して、シャーシ部分を構成する車体フレーム101とステアリングハンドル等を支持するステアリングフレーム102とから構成され、車体フレーム101はメインフレーム103とリヤフレーム104を含む。メインフレーム103はさらに、センタフレーム部105とセンタフレーム部105の前方に延設したフロントフレーム部106とから構成される。
【0019】
メインフレーム103は、左右両側で前後方向に配置された一対のメインフレーム部材107を含み、メインフレーム部材107はセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近で、図8等に示すように先細に窄んだ形状となっている。メインフレーム部材107は好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。いずれの場合も、メインフレーム部材107は一定の高さ(上下方向の厚さ)を有する。また、各メインフレーム部材107には外側方に突出する、たとえば丸パイプ材でなるキャリイングハンドル111が付設される。
【0020】
また、この例ではメインフレーム部材107においてその前端部とセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近と後端部とに3つのブリッジ部材108,109,110が横架され、これによりメインフレーム103の高い剛性を確保している。ブリッジ部材108,109は図7に示されるように、下方に突出するように湾曲形成され、後述する前輪支持機構のベース部材がブリッジ部材108,109上に配置されるようになっている。なお、実車では図7のようにメインフレーム103は適度に前上がりに傾斜した状態になり、このとき前輪支持機構のベース部材はほぼ水平支持される。
【0021】
ここで、ステアリングフレーム102は図9にも示すように、4本のパイプ材102a〜dがフロントフレーム部106の前端部内側にて、一体的に立設支持されてなる。ステアリングフレーム102はフロントフレーム部106(メインフレーム部材107)から垂直に立ち上がっているが、上述のようにメインフレーム103が前上がりに傾斜するため、ステアリングフレーム102は単座シート側へ適度に傾斜する。なお、ステアリングフレーム102は好適には角パイプ材により形成される。
【0022】
リヤフレーム104は、各メインフレーム部材107の後端部付近から後上方に傾斜配置され、それぞれの後端部でキャリイングハンドル112によって相互に結合される。リヤフレーム104の前後方向中ほどには、概略アーチ状もしくは台形状のブリッジ部材113が横架され、ブリッジ部材113の上部にシートユニット400を支持するためのシートポスト114が取り付けられる。リヤフレーム104あるいはブリッジ部材113は、好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。リヤフレーム104の後端部にはまた、下方に突出するように湾曲形成されたブリッジ部材115が横架される。
【0023】
前輪支持機構200は、前輪1を回転自在かつ揺動可能に支持するが、フロントフレーム部106の下方に保持された支持部としてのベース部材201と、ベース部材201上に固定されたサスペンションアームブラケット202と、サスペンションアームブラケット202によって上下方向に揺動自在に支持され、車両の左右方向中央部から外側へ延設されるとともにその外側端部で前輪1を回転自在に支持するサスペンションアーム203を含んでいる。
【0024】
ここで、主にこの前輪支持機構200により、後述する電池ケースの前方において左右の前輪1の対向間に亘り左右に延在し、該電池ケースよりも下側へ突出する剛性部材からなる突出構造が構成される。すなわちこの突出構造は図1〜図5あるいは図7等に示されるように、フロントフレーム部106の下方に突出して配置構成されたベース部材201、サスペンションアームブラケット202およびサスペンションアーム203等からなり、かかる突出構造を電池ケースの前方かつ下側に持つことで、車両の電源装置として重要な機能を有する電池ケースのバリヤもしくは防護手段を構成し、デリケートな電源装置を有効に保護することができる。なお、このようにフロントフレーム部106の下方に突出する突出構造を有していても、実車ではフロア3は前上がりに傾斜配置されるため(図7参照)下方に張り出すことはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0025】
前輪支持機構200において図9をも参照して、メインフレーム103のブリッジ部材108,109上に配置されたベース部材201上には、左右のサスペンションアーム203それぞれに対して前後2つのサスペンションアームブラケット202が設けられている。各サスペンションアーム203は前後に分岐する二股状を呈し、その分岐した2つの基端が前後2つのサスペンションアームブラケット202により軸支される。サスペンションアーム203の先端には、コ字状のナックル204が回動可能に軸支される。ナックル204には車軸205が水平に延設され、この車軸205に前輪1が回転自在に支持される。
【0026】
フロントフレーム部106の外側部にはサスペンションスプリング206を装架するためのブラケット207が固着し、該ブラケット207とサスペンションアーム203(二股状に分岐したうちの前側)との間にサスペンションスプリング206が装着される。
【0027】
後輪支持機構300は、パワーユニット600と協働して後輪2を支持する。この場合、パワーユニット600は電動モータおよびその出力軸に連結する減速ギヤ群を含み、最終段ギヤの支軸が後輪2の車軸301として構成される。パワーユニット600の前端側は、メインフレーム部材107の後端に固着するブラケット302(図1〜図3等参照)を介して枢支される。パワーユニット600の後端側は、ショックアブソーバ303の下端と連結する。ショックアブソーバ303の上端は、リヤフレーム104の後端に固着するブラケット304を介して枢支される。なお、ショックアブソーバ303は、圧縮コイルスプリングあるいは油圧等を利用したものであってよい。
【0028】
シートユニット400において、角パイプ材等で形成されたシートクッションフレーム401およびシートバックフレーム402が概略L字状に結合して一体化し、シートクッションフレーム401を略水平にしてシートポスト114上に支持される。この場合、シートユニット400は左右に回動可能に、かつその回動途中における複数の角度位置で選択的に固定し得るように支持される。
【0029】
シートクッションフレーム401には弾性体として構成されるシートクッション403が、またシートバックフレーム402には弾性体として構成されるシートバック404がそれぞれ取り付けられる。シートバックフレーム402の適度な高さ位置には、アームレスト405が回動可能に支持される。図3のようにシートポスト114上に支持されたシートユニット400に着座した乗員は、フロアパネル3に足を乗せることができ、その際フロアパネル3の前部付近に配置されたフットブレーキ4を踏むことができるようになっている。
【0030】
ここで、単座シートの回動支持機構の構成例を説明する。図10において、シートクッションフレーム401の下側にベースブラケット406が結合し、該ベースブラケット406にはシートパイプ407が垂下される。一方シートポスト114にはパイプホルダ408が嵌合し、このパイプホルダ408にシートパイプ407が回転可能に内嵌するようになっている。これによりシートクッションフレーム401、したがって単座シートは左右に回動可能になる。なお、パイプホルダ408はシートポスト114に着脱可能にしてもよい。
【0031】
また、ベースブラケット406にはその前部に軸受409を有するレバーホルダ410が固着する。軸受409には回転軸411が挿通し、回転軸411が外側へ延設されて図示のように適度に屈曲することによりレバー部412が形成される。回転軸411には、ベースブラケット406に開設された開口413から下方に突出する爪片414が固着する。レバー部412の操作で爪片414を回動させることができる。爪片414は、後述するストッパプレートの歯と係合可能な孔414aを有している。一方、パイプホルダ408の上端にはストッパプレート415が固着し、ストッパプレート415の外周部には適度な角度間隔で複数の歯416が設けられる。各歯416の両側は逃げとして切除されており、これにより爪片414と係合可能になる。
【0032】
パイプホルダ408にシートパイプ407を挿入することにより、単座シートはシートポスト114上に支持される。この場合、レバー部412の操作により爪片414を所望の歯416と係合させることにより、単座シートを所望の角度位置で選択的に固定することができる。
【0033】
操舵機構500において図5あるいは図9等を参照して、ステアリングフレーム102の内側には複数のホルダ502を介して、ステアリングシャフト501が回転自在に保持される。ステアリングシャフト501は長手方向の中間部でユニバーサルジョイント503を介して、単座シート側へ傾斜するように屈曲し、その上端部にブラケット504を介してステアリングハンドル505が支持される。ステアリングハンドル505は前部が切り欠かれた変形U字状を呈し、ステアリングハンドル505の適所を把持しながら、ブラケット504に取り付けられたアクセルレバー506を回動操作し得るようになっている。
【0034】
フロントフレーム部106の各メインフレーム部材107の前端部内側には、ブラケット507が取り付けられており、このブラケット507上にステアリングシャフト501の下端を回転自在に支持するためのボスが設けられている。ブラケット507上のステアリングシャフト501の後側には、ステアリングシャフト501の下端に設けたギヤと噛合するギヤを有するカウンタ軸508が配置される。カウンタ軸508にはタイロッドアーム509が固定されるが、ステアリングシャフト501を右または左へ回転させると、カウンタ軸508を介してタイロッドアーム509が右側または左側へ回動する。
【0035】
各前輪1において、ナックル204に固着するナックルアーム510とタイロッドアーム509とはタイロッド511を介して、相互に連結される。ステアリングハンドル505を右左旋させることで、ステアリングシャフト501、カウンタ軸508、タイロッドアーム509およびタイロッド511を介して前輪1は右または左に操舵される。このようにカウンタ軸508を設けることで、ステアリングハンドル505の旋回方向と同一方向に前輪1を操舵することができる。この場合、ステアリングシャフト501側のギヤとカウンタ軸508側のギヤのギヤ比を適宜選択することで、操舵角および操舵力を適切に設定することができる。
【0036】
パワーユニット600は前述したように、後輪支持機構300と協働して後輪2を支持する。後述する電池ユニット700はパワーユニット600に電力を供給し、その電動モータ601が駆動されるようになっている。
【0037】
本発明の電池ユニット700において、図8に示すようにフロア(あるいはフロアパネルという)3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース701を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池702を列設配置する。図示例では前後2列で同一平面上に複数の二次電池702が配列される。
【0038】
ここでフロア3は、前輪1よりも後方に位置しかつ前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部5と、前輪1の左右対向間隔よりも狭小でかつメインフロア部5よりも狭小な幅でメインフロア部5の前方に延設したフロントフロア部6とにより構成される。フロア3の主要領域は、メインフロア部5により構成され、この部分に電池ケース701が配置される。
【0039】
また、前述したメインフレーム103のセンタフレーム部105は、メインフロア部5の左右両側縁部に沿って前後に延びる。フロントフレーム部106は、前輪1の左右対向間隔よりも小さい対向間隔でセンタフレーム部105の前方に延設される。この例ではセンタフレーム部105を構成するメインフレーム部材107相互間に、電池ケース701が配置される。
【0040】
電池ケース701は図11に示されるように、概略薄箱状を呈し、メインフレーム部材107と略同一高さに形成される。そして、この電池ケース701はメインフロア部5の下側でメインフレーム部材107相互間に配置される。本発明で使用するドライ形の二次電池702として典型的にはリチウムイオン電池が用いられるが、この種のドライ形二次電池は通常、多数のセルを組合せてパッキングされる。この場合、大型のセルモジュールの密度を上げるために所謂、俵積みになることが多く、そのままではかなり嵩だかなものになっていしまう。この実施形態では、前述したように左右一対の前輪1を備え、メインフロア部5を前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有する大面積に形成できたので、同一平面に前後2列で合計8つの二次電池702が配列可能である。二次電池702の幅(直径)をメインフレーム部材107の高さと同等か、僅かに高い程度に留めることで、電池搭載スペースを極めて薄く設定することができる。
【0041】
電池ケース701の底部には図12に示されるように、二次電池702の外形に対応するように形成された複数の凹凸状の保持部を備える。この保持部として本実施形態では、複数の半月状リブ701aが形成される。上述のように二次電池702を同一平面に配列したことにより、二次電池702が振動等によって電池ケース701で動かないように固定する必要がある。半月状リブ701aを設けることにより、二次電池702を適正に固定し相互に干渉しないようにしている。
【0042】
電池ケース701は左右両側にフランジ状の取付部701bを有し、この取付部701bをメインフレーム部材107上に載せるかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、その取付用ビスの挿通孔701cが設けられる。電池ケース701の前部、すなわち前列側の二次電池702の前側にはホルダ701dを介して、セルコントローラ(基板)703が配置される。
【0043】
セルコントローラ703は、二次電池702(セル)間で容量差や電位差が生じないように制御するが、電池ケース701の底部に対して垂直に設けられる。このようにセルコントローラ703をフロントサスペンションまわりの部品と二次電池702の間に垂直に設けることで、前後方向スペースを有効活用することができる。なお、セルコントローラ703を垂直に設けても、実車ではフロアは前上がりに傾斜配置されるため下方に出っ張ることはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0044】
図12あるいは図13に示されるように電池ケース701の上部には、平板状のカバー704が覆設される。カバー704は電池ケース701の上部開口と整合する形状を有し、その下面の周縁部から複数の爪片704aが垂設される。電池ケース701には爪片704aに対応して複数の係合部701eが設けられ、爪片704aを係合部701eに係合させることでカバー704を固定する。なお、電池ケース701とカバー704の合せ部には、電池ケース701内に水あるいは塵等が侵入しないようにガスケットが装着される。二次電池702を収納した電池ケース701にカバー704を覆設固定することで、電池もしくはバッテリパックが構成される。
【0045】
また、図13にも示されるように電池もしくはバッテリパックの上側、すなわちカバー704の上側にフロアパネル3が配置される。フロアパネル3はスペーサを介して電池ケース701の取付部701b上に載るかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、フロアパネル3の周縁部にはその取付用ビスの挿通孔3aが設けられるとともに、取付部701bにも挿通孔3aの対応位置に挿通孔701fが設けられる。
【0046】
電池もしくはバッテリパックの下側、すなわち電池ケース701の下側には概略平板状のアンダガード705が配置される。アンダガード705は電池ケース701の下部を覆うように、ビス等によってブリッジ部材109およびブリッジ部材110(図6等参照)に取り付けられる。この場合、アンダガード705の前縁部および後縁部にはそれぞれ、その取付用ビスの挿通孔705a,705bが設けられる(図12)。
【0047】
さらに、本発明の小型電動車両において前述した各図を参照して、フロア3の後方に配設した単座シートの下方前半部には図3等に示されるように、パワーユニット600の電動モータ601に供給すべき電力を電子制御するメインコントローラ7と、電池ユニット700の二次電池702に充電を行なうための充電装置8とが配設される。メインコントローラ7および充電装置8は、フロア3から一体的に連続して設けた車体カバー(図示せず)によって覆われ、外部に露呈しないようになっている。
【0048】
また、メインコントローラ7等の後方に位置する左右一対の後輪2間の空間には、箱状もしくは籠状の荷物収納装置9が装架され、この荷物収納装置9の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口9aが開設されている。前述したように単座シートはシートポスト114の上方至近位置で、該シートポスト114のまわりに回動可能に支持される。単座シートを適宜回動させることで、その下方に位置する荷物収納装置9の開口9aの一部または全部を、単座シートで上方から開閉可能に覆うことができる。
【0049】
一方また、ステアリングフレーム102の上部において、ステアリングハンドル505の前方至近位置にスイッチボックス(操作パネル)10が取り付けられる。このスイッチボックス10は、たとえば図7に示されるようにステアリングフレーム102の上端に固定された概略鍵形のブラケット11を介して、支持される。スイッチボックス10は各種スイッチ類を搭載するが、たとえば前後進切替えノブ、速度設定ノブ、バッテリ残量表示器および充電ランプ、さらには左右のウィンカスイッチおよびホーンボタン等のスイッチが配設される。
【0050】
スイッチボックス10は、ステアリングハンドル505の前方至近位置で適度に傾斜配置されており、運転操作に必要なスイッチ類に容易に手が届き、表示ランプ等の表示内容を見易く構成されている。したがって、単座シートに着座した乗員は、スイッチボックス10のスイッチ類を簡単かつ的確に操作することができる。その際、必要に応じてアクセルレバー506を適宜操作可能である。
【0051】
また、スイッチボックス10の下方至近位置にコードリールを内蔵したコードリールケース12が、ステアリングフレーム102に取り付けられる。コードリールには巻取り方向に付勢された充電用コードが、繰出し自在に巻回されており、該充電用コードは充電装置8に接続されている。電池ユニット700の二次電池702に充電を行なう際には、コードリールケース12から充電用コードを繰り出して、この充電用コードを介して充電装置8が外部電源と接続される。
【0052】
ステアリングフレーム102の上部にはまた、たとえばホルダ502を利用してメインキー13が取り付けられる。メインキー13は、単座シートに着座した乗員が操作し易い位置に配置される。メインキー13の下方にはステアリングフレーム102に箱状もしくは籠状の荷物収納装置14が装架され、この荷物収納装置14の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口が開設されている。
【0053】
上記の場合、各ユニットはプラスチックもしくは合成樹脂等で形成された車体カバーによって覆われ、車両全体として所定の外観意匠を得るようにデザインされる。この場合、ステアリングフレーム102まわりにはレッグシールド等が実装され、前輪1および後輪2まわりにはそれぞれフロントフェンダおよびリヤフェンダが装着されてよい。
【0054】
さらに、実車においては走行上必要となる安全あるいは保安部品類が装備される。この種の装備品としてヘッドランプ、ウィンカ、ストップランプ、サイドミラーあるいはホーン等が含まれ、さらに必要に応じてその他の部品等が装備される。
【0055】
本発明の小型電動車両の実使用において、単座シートに着座した乗員はステアリングハンドル505を把持し、アクセルレバー506を引きあるいは必要に応じてフットブレーキ4を踏むことで車両を走行させることができる。この場合、フロアパネル3の下側に収納されている電池ユニット700からパワーユニット600に電力が供給され、パワーユニット600の電動モータ601が後輪2を駆動することで、乗員はこの小型電動車両を円滑かつ適正に運転することができる。
【0056】
ところで、この種の電動車両は法規制による形式認定上、全長1200mm、全幅700mm以下と規制されている。この条件で4輪タイプの車両を構成すると、各車輪は車両の四隅に配置されることになる。また、狭い通路等を走行するためにステアリング切れ角を大きく確保する関係で、車両フレームのレイアウトは前輪付近で窄んだ形態となっている。さらに、フロアをステップや荷物置き等として使用するためには広いフラット面が必要になる。そのため前輪の干渉を極力避けるため、前方を上げた傾斜フロアを構成する。
【0057】
本発明の小型電動車両では特に車両フレームのレイアウトに合せて、電池ユニット700を効率よく配置することでフロア面の確保等を有効に実現する。すなわちフロアパネル3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース701を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池702を列設配置する。このように複数の二次電池702を同一平面上に配列し、電池搭載スペースを極めて薄く設定する。これにより最低地上高を確保しながら、広いフラット面を有するフロアを実現し、足元にユーティリティスペースを確保することができる。また、車両最下部に電池ユニット700が配置されるため低重心化により、静的および走行安定性が向上する。
【0058】
この場合、電池ユニット700において電池ケース701は取付部701bをメインフレーム部材107上に載せるかたちで、メインフレーム部材107に取り付けられる。二次電池702の重量を電池ケース701またはアンダガード705で支持するので、車体カバーは強度部材でなくともよく、結果的にコスト低減を図ることができる。また、電池ケース701の底部に保持部としての半月状リブ701aを設けることで、二次電池702を適正に固定し、車両走行時の耐振動性を向上することができる。
【0059】
さらに、二次電池702の前側にホルダ701dを介して、電池ケース701の底部に対して垂直にセルコントローラ703が配置される。省スペース化を図るとともに、セルコントローラ703をフロントサスペンションまわりの部品で有効に保護することができる。
また、電池もしくはバッテリパックの上下にフロアパネル3およびアンダガード705を配置し、電池パックを有効に保護する。
【0060】
ここで、本発明の小型電動車両において前述したように前輪支持機構200により、電池ケース701よりも下側へ突出する剛性部材からなる突出構造を有する。かかる突出構造を電池ケース701の前方かつ下側に持つことで、車両の電源装置として重要な機能を有する電池ケース701のバリヤもしくは防護手段を構成し、デリケートな電源装置を有効に保護することができる。
【0061】
また、荷物収納装置9は適宜物入れ等として使用することができるが、単座シートを回動させることで、その下方に位置する開口9aの一部または全部を、単座シートで上方から開閉可能に覆うことができる。このように荷物収納装置9を配置構成することで、走行振動などで荷物が飛び出してしまうのを防止することができるとともに、使い勝手に優れ利便性を向上することができる。
【0062】
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば電池ケース701における二次電池702の配列方法等は、図示例のもの他に種々の配列方法が可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種の小型電動車両において車両フレームのレイアウトに合せて、電池ユニットを効率よく配置することでフロア面の確保等を有効に実現する。すなわち複数の二次電池を同一平面上に配列し、電池搭載スペースを極めて薄く設定する。これにより最低地上高を確保しながら、広いフラット面を有するフロアを実現し、足元にユーティリティスペースを確保することができる。また、車両最下部に電池ユニットが配置されるため低重心化により、静的および走行安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す前方斜視図である。
【図2】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す後方斜視図である。
【図3】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す側面図である。
【図4】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す平面図である。
【図5】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す正面図である。
【図6】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットおよび電池ユニットまわりを示す斜視図である。
【図7】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す側面図である。
【図8】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す平面図である。
【図9】本発明の小型電動車両の実施形態における前輪支持機構まわりを示す斜視図である。
【図10】本発明の小型電動車両の実施形態における単座シートの回動機構まわりを示す斜視図である。
【図11】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す斜視図である。
【図12】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す分解斜視図である。
【図13】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す側面図である。
【図14】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットおよび電池ユニットまわりの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前輪
2 後輪
3 フロアパネル
4 ブレーキペダル
7 メインコントローラ
8 充電装置
9 荷物収納装置
10 スイッチボックス
12 コードリールケース
13 メインキー
100 フレームユニット
101 車体フレーム
102 ステアリングフレーム
103 メインフレーム
104 リヤフレーム
105 センタフレーム部
106 フロントフレーム部
107 メインフレーム部材
108,109,110 ブリッジ部材
114 シートポスト
200 前輪支持機構
201 ベース部材
202 サスペンションアームブラケット
203 サスペンションアーム
204 ナックル
205 車軸
206 サスペンションスプリング
207 ブラケット
300 後輪支持機構
301 車軸
302 ブラケット
303 ショックアブソーバ
400 シートユニット
401 シートクッションフレーム
402 シートバックフレーム
403 シートクッション
404 シートバック
405 アームレスト
500 操舵機構
501 ステアリングシャフト
505 ステアリングハンドル
506 アクセルレバー
508 カウンタ軸
509 タイロッドアーム
510 ナックルアーム
511 タイロッド
600 パワーユニット
601 電動モータ
700 電池ユニット
701 電池ケース
702 二次電池
703 セルコントローラ
704 カバー
705 アンダガード

Claims (2)

  1. フレーム上に支持された単座シートの下方前方にて、前記フレーム上に敷設されたフロアを有し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能に構成され、前記パワーユニットに電力を供給する二次電池とを備えた小型電動車両であって、
    前記フロアの主要領域においてその両側縁部に沿って配置された前記フレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する複数の前記二次電池を列設配置した電池ユニットを有する電池ケースを収容し、
    前記フロアの後方に配設した前記単座シートの下方に、前記パワーユニットに供給すべき電力を電子制御するメインコントローラと、前記電池ユニットの二次電池に充電を行なうための充電装置とが配設され、これらが前記フロアから一体的に連続して設けた車体カバーによって覆われるとともに、前記メインコントローラおよび充電装置の後方に位置する左右一対の後輪間の空間に、箱状もしくは籠状の荷物収納装置が装架されることを特徴とする小型電動車両。
  2. 前記荷物収納装置の上部に荷物等を出入れ可能とするための開口が開設されるとともに、前記単座シートは前記フレームから立設したシートポスト上に回動可能に支持され、前記荷物収納装置の開口の一部または全部を前記単座シートで上方から開閉可能に覆ったことを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
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