JP4017278B2 - 2ピースブーム形作業機の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、2ピースブームを含む多関節型フロント作業装置を備えた2ピースブーム形作業機の操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2ピースブームを含む多関節型フロント作業装置を備えた2ピースブーム形作業機の操作装置の従来例としては、例えば特開平10−37232号公報が挙げられる。この特開平10−37232号公報に記載されている技術は、第1ブームと第2ブームからなる2ピースブームのうち第2ブームを操作するスイッチを操作レバーに配設し、この操作レバーのスイッチのオン、オフにより第2ブームを駆動するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、操作レバーに設けたオンオフ式の電気スイッチを使って第2ブームを動かしているが、この際の第2ブームを動かす操作速度は一定のままで動作途中に速度変化を加えることができないものとなっている。従って、障害物のある狭い場所で第2ブームを動作させて作業機を移動させようとするとき、障害物との衝突を避けるために第2ブームの操作速度を遅くして作業機をゆっくりと動かすことがかなわず、作業安全性に問題がある。
【0004】
もっとも、上記従来例においては第2ブームの操作速度を調整する手段を有しているが、その速度調整は第2ブームの操作を停止して遅い速度または早い速度に切換えを行う手段のもので作業機の動作を止めての速度調整であり作業効率が悪い。さらに、設定した速度調整は一定速度のままであって障害物のある空間から障害物のない空間に作業機の位置が移動しても遅い速度調整のままであり、衝突の危険がなくても遅い速度であるから作業効率が悪いという問題がある。
【0005】
この発明は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、第2ブームの操作速度を操作途中においても簡単な操作でもって変更でき、そのため第2ブームの操作性を改善することが可能であり、衝突等の危険性を確実に回避しながらも、作業効率を向上させることが可能な2ピースブーム形作業機の操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び効果】
そこで本発明の請求項1記載の2ピースブーム形作業機の操作装置では、上部旋回体1に対して、第1ブーム3と第2ブーム4を関節結合すると共に、上記第2ブーム4の先端側に作業機6を装備して成るアーム5を関節結合した多関節型フロント作業装置2を取り付け、上部旋回体1の旋回動作、第1ブーム3の起伏動作、第2ブーム4の起伏動作、アーム5の起伏動作及び作業機6の作業動作を各別に電気制御油圧駆動手段にて行ない、第2ブーム4の起伏動作を除く各別の電気制御油圧駆動手段に対して左右の操作レバー16、18による各起伏動作と作業動作の手動電気信号を選択的に出力し、第2ブーム4の起伏動作を上記操作レバー16、18に備えた手動スイッチ手段からの電気信号を選択的に出力して多関節型フロント作業装置2を駆動制御するようにした2ピースブーム形作業機の操作装置において、第2ブーム4起伏動作用の手動スイッチ手段を、第1速度スイッチ手段23、24と、第2速度スイッチ手段28とに分けて設け、第1速度スイッチ手段23、24を第2ブーム4の起伏方向動作と起伏速度可変電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、第2速度スイッチ手段28を一定の起伏速度電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、電気制御油圧変換の制御信号を出力するコントローラ31を介して第2ブーム4の起伏動作を駆動する電気制御油圧駆動手段を制御するようにしたことを特徴としている。
【0007】
かかる構成により、第1速度スイッチ手段23、24と第2速度スイッチ手段28とを用いて第2ブーム4の操作速度を使い分けをすることができので、操作性を向上することができる。しかも操作速度の変更はスイッチ操作という簡単な方法で、しかも第2ブーム4が操作途中であっても行えるので、その操作性は一段と向上する。
【0008】
請求項2記載の2ピースブーム形作業機の操作装置では、第1速度スイッチ手段23、24を、第2ブーム4の起伏速度、第1ブーム3の対地角度θに応じて除々に増減する可変速度と一定の高低速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、第2速度スイッチ手段28を、第2速度スイッチ手段28による第2ブーム4の一定速度第1速度スイッチ手段23、24に設定した速度範囲以下減速した一定速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段としたことを特徴としている。
【0009】
かかる構成により、第1速度スイッチ手段23、24は、第1ブーム3の対地起伏角度θに対応して第2ブーム4の上げ/下げの動作速度を除々に速め又は遅くして動作できると共に、一定の高速又は低速動作に移行する操作速度信号を出力し、作業機を地表から地下へ移行するときの第2ブーム4の下げ速度を遅くなるようにして地下構築物との干渉を避けるための慎重な作業機移動操作が得られ、作業機を地下から地表へ移行するときの第2ブーム4の上げ速度が速くなるようにして速い作業機移動操作が得られ、対地に応じて連続的に速度変化する第2ブーム4の動作速度調整ができて、安全作業と作業効率の向上を期することが可能となり、さらに、第2速度スイッチ手段28を操作して、第2ブーム4の上げ/下げの速度を第1ブーム3の対地角度に関係なく、第1速度スイッチ手段23、24にて設定した操作速度よりもさらに減速した速度にて移動操作ができるので、狭い所でより作業機を慎重に動かすことが可能となる。
【0010】
請求項3記載の2ピースブーム形作業機の操作装置では、第1速度スイッチ手段23、24に設定した可変速度範囲以下に減速した一定速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段は、減速速度を変更可能にする速度調整手段を備えるスイッチ操作手段としたことを特徴としている。
【0011】
かかる構成とすることにより、オペレーターが自分に一番合った作業機6の速度が選択でき、安心感のある無理のない作業を可能とすることができる。
【0012】
また請求項4記載の2ピースブーム形作業機の操作装置では、第1速度スイッチ手段23、24と、第2速度スイッチ手段28は、第1速度スイッチ手段23、24の操作によって第2ブーム4の起伏方向と起伏可変速度との操作を可とし、第2速度スイッチ手段28第1速度スイッチ手段23又は24との操作によって、第2ブーム4の起伏移動速度を第1速度スイッチ手段23又は24の速度以下に減速するスイッチ操作手段としたことを特徴としている。
【0013】
これにより、第1速度スイッチ手段23又は24を用いて第2ブーム4の上げと下げの動作中に、第2速度スイッチ手段28の操作を投入すると、第2ブーム4の動きの途中でさらに減速した動きにでき、作業機の速い移動から慎重な移動に切換えをできるし、また、第1と第2の速度スイッチ手段を用いて、動きの最初からゆっくりとした慎重な作業機の移動を得ることができ、地下構築物と作業機との接触防止に有効である。
【0014】
請求項5記載の2ピースブーム形作業機の操作装置では、第1速度スイッチ手段のスイッチは、上記作業機6を操作する左右一対の一方側の操作レバー16の握り部17に備えた第2ブーム上げスイッチ23と第2ブーム下げスイッチ24の2つからなり、第2速度スイッチ手段のスイッチは、他方側の操作レバー18の握り部19に備えた1つからなることを特徴としている。
【0015】
かかる構成により、今までの装置に操作レバー16、18以外の操作レバーを増加させることなく、今までの操作レバー16、18の操作により第2ブーム4の上げ/下げの速度の使い分けを行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図7は上部旋回体1に対して多関節型フロント作業装置2を備えた建設車両の構成図を示している。このフロント作業装置2は、基部が上部旋回体1に回動可能に連結されている第1ブーム3と、この第1ブーム3の先端と回動可能に連結されている第2ブーム4と、この第2ブーム4の先端に回動可能に連結されているアーム5と、このアーム5の先端に回動可能に連結されているバケット6等で構成されている。第1ブーム3の基部側には第1ブーム3が対地と成す角度θ(図3(e)参照)を検出する第1ブーム角度センサー7が設けられ、また、第1ブームシリンダ10により第1ブーム3が起伏制御されるようになっている。第2ブーム4の基部側と第1ブーム3との間に第2ブームシリンダ11が設けられていて、この第2ブームシリンダ11により第2ブーム4が上げ/下げの起伏制御がされる。また、アームシリンダ12によりアーム5が回動制御され、バケットシリンダ13によりバケット6が回動制御されるようになっている。
【0017】
図7に示すキャブ15内には図5に示すような2本の操作レバーが設けられている。この場合、右側を第1操作レバー16とし、左側を第2操作レバー18とする。第1操作レバー16の握り部17を持って左右方向、前後方向に操作することで、バケット6をクラウドしたり、ダンプしたりでき、また第1ブーム3の上げ/下げを行なうことができるようになっている。また、第2操作レバー18を左右方向、前後方向に操作することで、アーム5をクラウドしたり、ダンプしたりでき、また上部旋回体1を左右に旋回できるようになっている。
【0018】
第1操作レバー16の握りブーム17の上端面には、ホーンスイッチ22、第2ブーム上げスイッチ23及び第2ブーム下げスイッチ24が設けられている。この第2ブーム上げスイッチ23を押操作することで第2ブーム4を上げる方向に駆動することができ、第2ブーム下げスイッチ24を押操作することで第2ブーム4を下げる方向に駆動することができる。上記第2ブーム上げスイッチ23と第2ブーム下げスイッチ24とで第1速度スイッチ手段を構成している。また、第2操作レバー18の握り部19の上端面には、バケット6を振動させるためのバケット振動スイッチ26、ワンタッチデセルスイッチ27及び第2ブーム4の上げ/下げの速度を減速制御するための減速スイッチ28が設けられている。この減速スイッチ28によって第2速度スイッチ手段を構成している。
【0019】
図6は本発明に関係したブロック図を示し、全体の制御を行なうコントローラ31には、第2ブーム4の上げ/下げの速度を予め記憶させておく速度テーブル(A、B、C、D)が設けられており、また減速スイッチ28からの信号により第2ブーム4の上げ/下げの速度を減速させる信号を出力するようになっている。ここで、第2ブーム4の上げ方向または下げ方向の回動速度は、第2ブームシリンダ11を伸縮駆動する圧力流体流れの制御をする流量比例切換弁34の開口面積によって決まり、流量比例切換弁34の開口面積は、比例電磁減圧弁35、36を通じて流量比例切換弁34に開口動作を加えるパイロット流体圧力の大きさにて制御され、パイロット流体圧力の大きさは、比例電磁減圧弁35、36に加える前記速度テーブルからの速度電気信号によって指令された電磁力に比例するパイロット流体圧力制御によって決まる。
【0020】
速度テーブルは、第2ブーム上げ操作スイッチ23からの操作指令によるA電流出力と、第2ブーム上げ操作スイッチ23及び第2ブーム減速スイッチ28の2つの操作スイッチからの操作指令によるB電流出力と、第2ブーム下げ操作スイッチ24からの操作指令によるC電流出力と、第2ブーム下げ操作スイッチ24及び第2ブーム減速スイッチ28の2つの操作スイッチからの操作指令によるD電流出力からなり、第2ブームシリンダ11の伸縮速度を決める流量比例切換弁34の開口制御をするパイロット流体圧力の大きさ信号として比例電磁減圧弁35又は36の制御信号として加えられる。なお、32はモニターパネル、33は油圧ポンプである。
【0021】
ここで、第2ブーム4を上げ/下げする際の速度は、安全性や作業効率を考慮して第1ブーム3の対地角θ(図3(e)参照)に応じて変えるようにしている。図3及び図4に示すように、対地角θが−10度〜10度と、10度〜40度、40度〜112度の場合に分けて第2ブーム4の上げ/下げの際の速度を変えている。具体的にいうと、図3(a)にも示しているように、対地角θが−10度〜10度の間はやや低速(一定)とし、また40度〜112度の間は高速(一定)とし、さらに10度〜40度の間は操作速度を対地角θに比例させて徐々に増速又は徐々に減速するように制御しているのである。なお、図4では速度の値を流量指令のパーセント表示としている。また、第2ブーム4の上げ時と下げ時では第2ブームシリンダ11のロッド側とボトム側の面積が異なるので、それに応じて異なった値としている。このように第1ブーム3が対地角θの値が小さい時には第2ブーム4の上げ/下げの速度をゆっくりとし、対地角θが大きい場合には上げ/下げの速度を早くして、安全性を保ちつつ作業効率の向上を図っている。
【0022】
次に、第2ブーム4の上げ/下げ時の制御動作について説明する。図1(a)は第2ブーム4の上げ時の場合のフローチャートを示し、図1(b)は第2ブーム4の下げ時の場合のフローチャートを示している。先ず第2ブーム4を上げる場合では、ステップS1に示すように第2ブーム上げスイッチ23がオンされた後に、ステップS2に進み、減速スイッチ28がオンかオフかが判断される。減速スイッチ28がオフの場合には、図3(a)に示すようなAの速度テーブルで第2ブーム4が上げ方向に回動制御される。そして、微調整などを行ないたい場合には、ステップS1の第2ブーム上げスイッチ23をオンした状態で減速スイッチ28をオンすると、第2ブーム4はBの速度テーブルとなり、図3(b)に示すように、減速した一定の速度で第2ブーム4が上げ方向に回動制御されることになる。減速スイッチ28がオンされた時の上げ速度は図4に示すような値の流量指令となっている。なお、この制御はコントローラ31からソレノイド35、比例電磁弁34を制御して行なわれる。
【0023】
次に、第2ブーム4を下げる場合には、図1(b)のステップS10で第2ブーム下げスイッチ24をオンし、次のステップS11で減速スイッチ28がオンか、オフかが判断され、減速スイッチ28がオフの場合には、Cの速度テーブルとなり、図3(c)に示すような下げ速度で制御される。ステップS11で減速スイッチ28をオンした場合には、Dの速度テーブルになり、図3(d)に示すように減速した一定の速度で下げ方向に制御されることになる。この時の速度は図4に示すような流量指令値となっている。なお、減速スイッチ28のみをオンしても第2ブーム4の速度制御はされず、第2ブーム上げスイッチ23あるいは第2ブーム下げスイッチ24をオンした状態で減速スイッチ28をオンして初めて第2ブーム4の速度制御がされるものである。
【0024】
ここで、減速スイッチ28による第2ブーム4の上げ/下げの速度は任意に設定可能としており、例えば、モニターパネル32は、コントローラ31に対して、減速スイッチ28の上げと下げの現状の速度を書き換えるリセット指令のモード選択スイッチ41と、コントローラ31から書き換え前の現状の速度を引き出して表示する速度表示部42と、速度変更の入力(第2ブームシリンダ11を伸縮駆動する圧力流体流れ流量)数値を書き換えるセットクリーアスイッチ部43を有し、図2に示すように、ステップS20でモード選択スイッチ41の上げ又は下げをONして速度調整機能をコントローラ31に指示し、速度表示部42に現状の速度を表示させ、ステップS21でセットクリーアスイッチ43により速度変更の数値を入力して速度テーブルB又はDの数値を書換えし、ステップS21で速度モード変更終了信号を入力することで可能となる。
【0025】
先の実施の形態では、第2ブーム上げスイッチ23あるいは第2ブーム下げスイッチ24を押した状態で減速スイッチ28をオンした場合に、第2ブームの上げ/下げの速度を減速した一定の速度としていたが、図3(a)(c)に示すようなその時の第1ブーム3の対地角θに応じた速度から一定の割合に減速した速度に変えるようにしても良い。例えば、その時の速度の半分に減速するなどである。なお減速ではなく、増速する方向に制御することもある。
【0026】
このように第2ブーム上げスイッチ23あるいは第2ブーム下げスイッチ24の単独操作にすると、下げの場合は、第2ブーム4は、第1ブーム3が地表側に下がるほど除々に速度が遅くなって一定の低速速度に切換わって動き、地下構築物と作業機が干渉する恐れのあるような狭隘な場所のときには作業安全に有効な速度となり、また、上げの場合には、第2ブーム4は、第1ブーム3が地表側に上がるほど除々に速度が上がって一定の高速速度に切り換わり、つぎの作業地点への作業機の移動を速くし、作業効率の向上になる。
【0027】
さらに、第2ブーム上げスイッチ23あるいは第2ブーム下げスイッチ24のいづれか一方側のスイッチと、減速スイッチ28とをあいまって操作したときには、上げまたは下げ方向における第2ブームの移動速度を、上げスイッチ23、下げスイッチ24の速度以下の一定した減速速度でさらに遅くして作業機を動かすことができ、狭い場所で少ない作業機の移動をするときにはよりゆっくりで慎重な移動が可能となり、障害物との干渉回避の操作性向上に寄与する。また、減速スイッチ28による減速速度を調整自在としたからオペレータにあった速度操作制御ができたり、作業にあった速度操作制御を可能とすることができ、操作性の向上を果たす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の第2ブームを上げる場合の制御動作を示すフローチャートである。
(b)は本発明の実施の形態の第2ブームを下げる場合の制御動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態の減速スイッチの操作による減速速度を変更する場合のフローチャートである。
【図3】(a)〜(e)は本発明の実施の形態の第2ブームの上げ/下げ時の速度を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の第1ブームの対地角度θに対応して第2ブームの上げ/下げ時の速度を変えている場合の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の左右の操作レバーの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態のブロック構成図である。
【図7】本発明の実施の形態の多関節型フロント作業装置を備えた建設車両の構成図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体
2 多関節型フロント作業装置
3 第1ブーム
4 第2ブーム
5 アーム
6 バケット
16 第1操作レバー
17 握り部
18 第2操作レバー
19 握り部
23 第2ブーム上げスイッチ
24 第2ブーム下げスイッチ
28 減速スイッチ
31 コントローラ

Claims (5)

  1. 上部旋回体(1)に対して、第1ブーム(3)と第2ブーム(4)を関節結合し、さらに上記第2ブーム(4)の先端側に作業機(6)を装備したアーム(5)を関節結合して成る多関節型フロント作業装置(2)を取り付け、上部旋回体(1)の旋回動作、第1ブーム(3)の起伏動作、第2ブーム(4)の起伏動作、アーム(5)の起伏動作、及び作業機(6)の作業動作を各別に電気制御油圧駆動手段にて行ない、第2ブーム(4)の起伏動作を除く各別の電気制御油圧駆動手段に対して左右の操作レバー(16)(18)による各起伏動作と作業動作の手動電気信号を選択的に出力し、第2ブーム(4)の起伏動作を上記操作レバー(16)(18)に備えた手動スイッチ手段からの電気信号を選択的に出力して多関節型フロント作業装置(2)を駆動制御するようにした2ピースブーム形作業機の操作装置において、第2ブーム(4)起伏動作用の手動スイッチ手段を、第1速度スイッチ手段(23)(24)と、第2速度スイッチ手段(28)とに分けて設け、第1速度スイッチ手段(23)(24)を第2ブーム(4)の起伏方向動作と起伏速度可変電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、第2速度スイッチ手段(28)を一定の起伏速度電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、電気制御油圧変換の制御信号を出力するコントローラ(31)を介して第2ブーム(4)の起伏動作を駆動する電気制御油圧駆動手段を制御するようにしたことを特徴とする2ピースブーム形作業機の操作装置。
  2. 第1速度スイッチ手段(23)(24)を、第2ブーム(4)の起伏速度、第1ブーム(3)の対地角度(θ)に応じて除々に増減する可変速度と一定の高低速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段とし、第2速度スイッチ手段(28)を、第2速度スイッチ手段(28)による第2ブーム(4)の一定速度第1速度スイッチ手段(23)(24)に設定した速度範囲以下減速した一定速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段としたことを特徴とする請求項1記載の2ピースブーム形作業機の操作装置。
  3. 第1速度スイッチ手段(23)(24)に設定した可変速度範囲以下に減速した一定速度となる電気信号を出力するスイッチ操作手段は、速度を変更可能にする速度調整手段を備えるスイッチ操作手段としたことを特徴とする請求項2記載の2ピースブーム形作業機の操作装置。
  4. 第1速度スイッチ手段(23)(24)と、第2速度スイッチ手段(28)は、第1速度スイッチ手段(23)(24)の操作によって第2ブーム(4)の起伏方向と起伏可変速度との操作を可とし、第2速度スイッチ手段(28)第1速度スイッチ手段(23又は24)との操作によって、第2ブーム(4)の起伏移動速度を第1速度スイッチ手段(23又は24)の速度以下に減速するスイッチ操作手段としたことを特徴とする請求項1〜請求項3にいずれか記載の2ピースブーム形作業機の操作装置。
  5. 第1速度スイッチ手段のスイッチは、上記作業機(6)を操作する左右一対の一方側の操作レバー(16)の握り部(17)に備えた第2ブーム上げスイッチ(23)と第2ブーム下げスイッチ(24)の2つからなり、第2速度スイッチ手段のスイッチは、他方側の操作レバー(18)の握り部(19)に備えた1つからなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の2ピースブーム形作業機の操作装置。
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