JP4013570B2 - プラズマ加工方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ加工方法及び装置に関し、特にマイクロプラズマ源を用いた加工手段に特徴があるもの。
【0002】
【従来の技術】
一般に、表面に薄膜が形成された基板に代表される被処理物にパターンニング加工を行う場合、レジストプロセスが用いられる。その一例を図17に示す。
【0003】
図17において、まず、被処理物23の表面に感光性レジスト24を塗布する(a)。次に、露光機を用いて露光した後現像すると、レジスト24が所望の形状にパターンニングできる(b)。そして、被処理物23を真空容器内に載置し、真空容器内にプラズマを発生させ、レジスト24をマスクとして被処理物23をエッチング加工すると、被処理物23の表面が所望の形状にパターニングされる(c)。最後に、レジスト24を酸素プラズマや有機溶剤などで除去することで、加工が完了する(d)。
【0004】
以上のようなレジストプロセスは、微細パターンを精度良く形成するのに適しているため、半導体などの電子デバイスの製造において重要な役割を果たすに至った。また、工程が複雑であるという欠点もある。
【0005】
そこで、レジストプロセスを用いない新しい加工方法が検討されている。その一例として、図18にマイクロプラズマエッチングの概念図を示す。被処理物2の近傍に配置させることができるマイクロプラズマ源3に高周波電力を供給してマイクロプラズマを発生させ、マイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を被処理物2に作用させ、被処理物を加工する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例で述べた被処理物の加工においては、良好な電力整合状態が得られず、電力効率が悪いという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、電力効率に優れたプラズマ加工方法及び装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の第1発明のプラズマ加工方法は、石英ガラス板に形成されたキャピラリの内部にガスを導入しつつ、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極に高周波電力を印加することによりマイクロプラズマを発生させ、前記マイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を前記キャピラリの開口部から被処理物に作用させ、前記被処理物を加工する方法であって、前記第2面に形成されたパワートランジスタに高周波電力を供給して前記高周波電力を増幅させた後、前記第1の電極に前記増幅させた高周波電力を印加する一方、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられた第2の電極は接地された状態で前記被処理物を加工することを特徴とする。
【0009】
本願の第1発明のプラズマ加工方法において、好適には、第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、別個の高周波信号源からの高周波信号を増幅して印加することが望ましい。あるいは、第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、同一の高周波信号源からの高周波信号を増幅して印加してもよい。
【0010】
本願の第2発明のプラズマ加工装置は、キャピラリが形成された石英ガラス板と、開口部を有するキャピラリの内部にガスを導入する手段と、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極と、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられかつ接地された第2の電極と、前記第1の前記電極に高周波電力を印加する高周波信号源と、前記第1の電極と前記高周波信号源との間に配置されかつ前記第2面に形成されると共に前記第1の電極と電気的に接続されたパワートランジスタとを備えたことを特徴とする。
【0011】
本願の第発明のプラズマ加工装置において、好適には、第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、高周波信号を供給する複数の高周波信号源を備えたことが望ましい。あるいは、第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、同一の高周波信号源からの高周波信号を供給するよう配線されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。
【0013】
図1に、本発明の第1実施形態に係るマイクロプラズマ源を搭載した加工装置の断面図を示す。図1において、電極1上に載置された被処理物としての基板2の近傍に、マイクロプラズマ源3が配置される。周波数100MHzの高周波電力を、高周波信号源4から増幅器としてのパワートランジスタ5に供給し、増幅された高周波電力をマイクロプラズマ源3に印加してマイクロプラズマを発生させる。このマイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を基板2に作用させ、基板2を加工することができる。
【0014】
図2は、マイクロプラズマ源3を、図1の破線Aで切った断面図である。2枚の石英ガラス板6及び7が接着され、その間にキャピラリ8が形成されている。反応ガスはキャピラリ8の内部に導入され、基板2に向かってマイクロプラズマとなって噴出される。高周波電極9と接地電極10が石英ガラス板6及び7の両側に設けられ、高周波電極9に高周波電力が供給される。マイクロプラズマ源3は1Paから数気圧まで動作可能であるが、典型的には1000Paから大気圧までの範囲の圧力で動作する。
【0015】
図3は、マイクロプラズマ源3の斜視図である。高周波信号源4から供給される高周波信号は、パワートランジスタ5の入力端子11に入力され、増幅された高周波電力が、高周波配線12より高周波電極9に導かれる。一方、接地配線13により、パワートランジスタ5と接地電極10が接続されることで、接地電位の一致が図られる。
【0016】
図4は、高周波配線12を、高周波電極9と同一平面に形成し、接地配線13を、石英ガラス板に形成した貫通穴の内部に設けた例である。このような構成とすることで、パワートランジスタ5とマイクロプラズマ源3の間のインピーダンスを低下させることができる。
【0017】
以上述べたような構成により、増幅された高周波電力の伝送系(パワートランジスタ5から高周波電極9間)は、集中定数系と考えることが可能となり、高周波整合を考慮する必要がなく、電力効率を高めることができた。
【0018】
なお、図5に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、別個の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成や、図6に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、同一の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成も考えられる。
【0019】
また、以上述べた本発明の第1実施形態において、増幅器としてパワートランジスタを用いる場合を例示したが、オペアンプや、複数のトランジスタを用いた増幅回路などを用いることができることはいうまでもない。
【0020】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図7乃至図8を参照して説明する。
【0021】
図7に、本発明の第2の実施形態において用いた、マイクロプラズマ源を搭載した加工装置の断面図を示す。図7において、電極1上に載置された被処理物としての基板2の近傍に、マイクロプラズマ源3が配置される。マイクロプラズマ源3はアレイ化されており、各々のマイクロプラズマ源3の近傍に、スイッチとしてのトランジスタ14が設けられている。周波数100MHzの高周波電力を、高周波信号源4から増幅器15、整合器16を介してマイクロプラズマ源3の近傍まで導き、トランジスタ14によりスイッチングすることにより、任意のマイクロプラズマ源3を動作させる。任意のマイクロプラズマ源において発生したマイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を基板2に作用させ、基板2を加工することができる。
【0022】
マイクロプラズマ源3の断面構造は、図2に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0023】
以上述べたような構成により、各々のマイクロプラズマ源3の動作/非動作を切り替えた場合に生じる負荷インピーダンスの変化に応じて、整合器16によって整合状態を確保することができるため、常に良好な整合状態を得ることができ、電力効率を高めることができた。
【0024】
なお、図8に示すように、各々のマイクロプラズマ源3を同一の石英ガラス板6及び7に形成し、マイクロ高周波配線12を、高周波電極9と同一平面に形成し、接地配線13を、石英ガラス板に形成した貫通穴の内部に設けてもよい。このような構成とすることで、スイッチ14とマイクロプラズマ源3の間のインピーダンスを低下させることができる。
【0025】
以上述べた本発明の第2の実施形態において、スイッチとしてトランジスタを用いる場合を例示したが、他の固体スイッチ素子や、リレー素子などの接点スイッチ素子などを用いることができることはいうまでもない。
【0026】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図9乃至図13を参照して説明する。
【0027】
図9に、本発明の第3の実施形態において用いた、マイクロプラズマ源を搭載した加工装置の断面図を示す。図9において、電極1上に載置された被処理物としての基板2の近傍に、マイクロプラズマ源3が配置される。マイクロプラズマ源3の近傍には、半導体のp/n接合を利用した可変コンデンサを用いた整合回路17が設けられている。高周波信号源4からの高周波信号(周波数100MHz)を増幅器15により増幅し、増幅された高周波電力を、マッチングセンサ18を介してマイクロプラズマ源3の近傍まで導き、マイクロプラズマを発生させる。このマイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を基板2に作用させ、基板2を加工することができる。
【0028】
マイクロプラズマ源3の断面構造は、図2に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0029】
半導体のp/n接合における空乏層の厚さは、p/n接合に印加するバイアス電圧によって制御できる。一般に、コンデンサの容量は、誘電体の厚さに反比例するから、p/n結合に印加するバイアス電圧を変化させることにより、コンデンサ容量を可変できる。このような可変コンデンサは極めて小型で、マイクロプラズマ源と寸法的にも製造工法的にも共通点が多い。
【0030】
マッチングセンサ18では、高周波電圧と電流の大きさの比と、高周波電圧と電流の位相差を検出する。検出値を整合回路17にフィードバックすることで、良好な整合状態を確保できる。マッチングセンサ18の他のタイプとして、方向性結合器を用いるものもある。
【0031】
整合回路17は、図10に示すような2つの可変コンデンサ19及び20を用いて構成することができる。可変コンデンサ19は、負荷であるマイクロプラズマ源のレジスタンスを主として調整するためのもので、可変コンデンサ20は、負荷であるマイクロプラズマ源のリアクタンスを主として調整するためのものである。
【0032】
図11に示すような、1つの可変コンデンサ19と、固定コンデンサ21を組み合わせた整合回路17を用いることも可能である。この場合、負荷であるマイクロプラズマ源のリアクタンスを主として調整するために、高周波電力の周波数を、マッチングセンサ18からのフィードバックにより制御することで、良好な整合状態を確保できる。
【0033】
なお、図12に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、別個の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成や、図13に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、同一の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成も考えられる。
【0034】
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図10、図11、図14乃至図16を参照して説明する。
【0035】
図14に、本発明の第4の実施形態において用いた、マイクロプラズマ源を搭載した加工装置の断面図を示す。図14において、電極1上に載置された被処理物としての基板2の近傍に、マイクロプラズマ源3が配置される。マイクロプラズマ源3の近傍には、マイクロエレクトロメカニカルシステムを利用した可変コンデンサを用いた整合回路22が設けられている。高周波信号源4からの高周波信号(周波数100MHz)を増幅器15により増幅し、増幅された高周波電力を、マッチングセンサ18を介してマイクロプラズマ源3の近傍まで導き、マイクロプラズマを発生させる。このマイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を基板2に作用させ、基板2を加工することができる。
【0036】
マイクロプラズマ源3の断面構造は、図2に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0037】
マイクロエレクトロメカニカルシステムは、マイクロマシンとも呼ばれており、微細な可動部をもつ構造体の総称である。2枚の平行平板の間の距離を可変としたものや、2枚の平行平板の重なりを可変としたものは、可変コンデンサとして利用できる。このような可変コンデンサは極めて小型で、マイクロプラズマ源と寸法的にも製造工法的にも共通点が多い。
【0038】
マッチングセンサ18では、高周波電圧と電流の大きさの比と、高周波電圧と電流の位相差を検出する。検出値を整合回路17にフィードバックすることで、良好な整合状態を確保できる。マッチングセンサ18の他のタイプとして、方向性結合器を用いるものもある。
【0039】
整合回路22は、図10に示すような2つの可変コンデンサ19及び20を用いて構成することができる。可変コンデンサ19は、負荷であるマイクロプラズマ源のレジスタンスを主として調整するためのもので、可変コンデンサ20は、負荷であるマイクロプラズマ源のリアクタンスを主として調整するためのものである。
【0040】
図11に示すような、1つの可変コンデンサ19と、固定コンデンサ21を組み合わせた整合回路22を用いることも可能である。この場合、負荷であるマイクロプラズマ源のリアクタンスを主として調整するために、高周波電力の周波数を、マッチングセンサ18からのフィードバックにより制御することで、良好な整合状態を確保できる。
【0041】
なお、図15に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、別個の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成や、図16に示すような、マイクロプラズマ源3がアレイ化され、各々のマイクロプラズマ源3に、同一の高周波信号源4からの高周波信号を増幅して印加する構成も考えられる。
【0042】
以上述べた本発明の実施形態において、マイクロプラズマ源として平行平板型キャピラリタイプのものを用いる場合を例示したが、誘導結合型キャピラリタイプなど、他方式のキャピラリタイプや、マイクロギャップ方式、誘導結合型チューブタイプなど、様々なマイクロプラズマ源を用いることができる。
【0043】
また、被処理物を載置するための電極に高周波電力を印加することにより、マイクロプラズマ中のイオンを引き込む作用を強めることも可能である。
【0044】
また、基板をエッチング加工する場合を例示したが、加工対象はこれらに限定されるものではなく、本発明は、種々の基板の加工、または、種々の膜がコーティングされた被処理物の加工に適用できる。
【0045】
また、100MHzの高周波電力を用いてマイクロプラズマを発生させる場合を例示したが、数百kHzから数GHzまでの高周波電力を用いてマイクロプラズマを発生させることが可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本願の第1発明のプラズマ加工方法によれば、石英ガラス板に形成されたキャピラリの内部にガスを導入しつつ、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極に高周波電力を印加することによりマイクロプラズマを発生させ、前記マイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を前記キャピラリの開口部から被処理物に作用させ、前記被処理物を加工する方法であって、前記第2面に形成されたパワートランジスタに高周波電力を供給して前記高周波電力を増幅させた後、前記第1の電極に前記増幅させた高周波電力を印加する一方、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられた第2の電極は接地された状態で前記被処理物を加工するため、電力効率に優れた加工を行うことができる。
【0047】
また、本願の第2発明のプラズマ加工装置によれば、キャピラリが形成された石英ガラス板と、開口部を有するキャピラリの内部にガスを導入する手段と、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極と、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられかつ接地された第2の電極と、前記第1の前記電極に高周波電力を印加する高周波信号源と、前記第1の電極と前記高周波信号源との間に配置されかつ前記第2面に形成されると共に前記第1の電極と電気的に接続されたパワートランジスタとを備えたため、電力効率に優れた加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図2】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図3】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す斜視図
【図4】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す斜視図
【図5】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図6】 本発明の第1実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図7】 本発明の第2実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図8】 本発明の第2実施形態で用いた加工装置の構成を示す斜視図
【図9】 本発明の第3実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図10】 本発明の第3実施形態で用いた整合回路の構成を示す回路図
【図11】 本発明の第3実施形態で用いた整合回路の構成を示す回路図
【図12】 本発明の第3実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図13】 本発明の第3実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図14】 本発明の第4実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図15】 本発明の第4実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図16】 本発明の第4実施形態で用いた加工装置の構成を示す断面図
【図17】 従来例で用いたパターンニング工程を示す図
【図18】 従来例で用いた加工装置の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 電極
2 基板
3 マイクロプラズマ源
4 高周波信号源
5 パワートランジスタ

Claims (6)

  1. 石英ガラス板に形成されたキャピラリの内部にガスを導入しつつ、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極に高周波電力を印加することによりマイクロプラズマを発生させ、前記マイクロプラズマから漏れ出る活性粒子を前記キャピラリの開口部から被処理物に作用させ、前記被処理物を加工する方法であって、
    前記第2面に形成されたパワートランジスタに高周波電力を供給して前記高周波電力を増幅させた後、前記第1の電極に前記増幅させた高周波電力を印加する一方、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられた第2の電極は接地された状態で前記被処理物を加工すること
    を特徴とするプラズマ加工方法。
  2. 第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、別個の高周波信号源からの高周波信号を増幅して印加すること
    を特徴とする請求項1記載のプラズマ加工方法。
  3. 第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、同一の高周波信号源からの高周波信号を増幅して印加すること
    を特徴とする請求項1記載のプラズマ加工方法。
  4. キャピラリが形成された石英ガラス板と、開口部を有するキャピラリの内部にガスを導入する手段と、前記ガラス板の前記キャピラリの開口部が形成された第1面と垂直な第2面のうち前記第2面上の前記開口部側に設けられた第1の電極と、前記キャピラリを挟み前記第1の電極と対向して設けられかつ接地された第2の電極と、前記第1の前記電極に高周波電力を印加する高周波信号源と、前記第1の電極と前記高周波信号源との間に配置されかつ前記第2面に形成されると共に前記第1の電極と電気的に接続されたパワートランジスタとを備えたこと
    を特徴とするプラズマ加工装置。
  5. 第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、高周波信号を供給する複数の高周波信号源を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載のプラズマ加工装置。
  6. 第1の電極は複数配列され、第1の電極の各々に、同一の高周波信号源からの高周波信号を供給するよう配線されたこと
    を特徴とする請求項4記載のプラズマ加工装置。
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