JP4002689B2 - 繊維製品用水性仕上げ剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料などの繊維製品に使用する仕上げ剤に関する。特に、本発明は、仕上がりに柔軟性、しなやかさ、滑らかさを要求されるポリエステル等の化学繊維やシルク等の天然繊維を素材としたオシャレ着衣料類などの各種の繊維製品に使用するのに好適な、繊維製品用水性仕上げ剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、洗濯後の繊維製品に柔軟性を付与することを目的として、様々な4級アンモニウム塩を主成分として含む繊維製品用仕上げ剤が用いられている。4級アンモニウム塩としては、ジ長鎖型の4級アンモニウム塩が一般に使用されている。しかしながら、ジ長鎖型の4級アンモニウム塩を主成分とする繊維製品用仕上げ剤は、綿製品に対しては良好な柔軟性付与効果が得られるものの、オシャレ着用衣類に使用されるポリエステルやシルク等の織維への柔軟効果は少なく、また、しなやかさや滑らかさを付与する効果も小さい。
また、繊維製品用仕上げ剤の各種の特性を向上させることを目的として、シリコーン系化合物を4級アンモニウム塩と併用することが試みられている。例えば、特開平1−162878号公報には、水分散性陽イオン性柔軟剤と、特定のシロキサンからなる非イオン性柔軟剤を含む、水性基材織物用コンディショニング処方物が開示されている。また、特開平2−191774号公報には、4級アンモニウム塩と特定のシリコーン誘導体を含有することを特徴とする、濃縮型の衣料用柔軟仕上剤が開示されている。しかしながら、ポリエステルやシルク等の繊維製品に優れた柔軟性、しなやかさ、なめらかさを付与するすることが可能な繊維製品用仕上げ剤は得られていないのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は、ポリエステル等の化学繊維やシルク等を素材としたオシャレ着衣料などの各種の繊維製品や衣料などに優れた柔軟性、しなやかさ、なめらかさを付与することが可能な繊維製品用水性仕上げ剤組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、ポリオキシアルキレン変性シリコーンと長鎖炭化水素基を有するアミン化合物及び/またはカチオン基を有する化合物を特定の比率で併用することにより、上記課題を達成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(A)ポリオキシアルキレン変性シリコーンまたはそれらのの混合物、
(B)分子内に少なくとも1個の炭素数6〜26の飽和または不飽和の炭化水素基を有する、カチオン基含有化合物またはアミン化合物あるいはこれらの混合物を含有し、成分(A):成分(B)の重量比が99.9:0.1〜50:50であることを特徴とする、繊維製品用水性仕上げ剤組成物を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる成分(A)は、ポリオキシアルキレン変性シリコーンの1種または2種以上の混合物である。好ましくは、一般式(I)で表される変性シリコーンが用いられる。
【0006】
【化2】
Figure 0004002689
【0007】
(式I中、Rは同一でも異なっていてもよく、いずれも炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、Rは炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、Rは水素原子または炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、Xはポリオキシアルキレン基を表し、Lは0〜5の数を表し、Mは1〜100の数を表し、Nは10〜1000の数を表す。)
【0008】
一般式(I)において、Rで表される置換基は、互いに同一でも異なっていてもよく、いずれも炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基である。置換基Rとしては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの飽和炭化水素基が好ましく、中でもメチル基が好ましい。Rで表される置換基は、炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基である。置換基Rとしては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基などの飽和炭化水素基が好ましく、中でもプロピレン基が好ましい。Rで表される置換基は、水素原子または炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基である。置換基Rが炭化水素基である場合には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの飽和炭化水素基が好ましい。置換基Rが水素原子であるのが特に好ましい。
【0009】
また、一般式(I)において、Xはポリオキシアルキレン基を表す。ポリオキシアルキレン基Xは、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン基等であってもよく、あるいはオキシエチレン単位、オキシプロピレン単位、またはオキシブチレン単位などが、ブロック状あるいはランダムに配列してなる基であってもよい。好ましくは少なくともポリオキシエチレンン基を含有し、ポリオキシエチレン鎖の部分の重量割合が、シリコーン分子全体の重量を基準として10%以上50%未満であるシリコーンである。さらに、ポリオキシエチレン鎖の部分の重量割合が、シリコーン分子全体の重量を基準として15%〜45%であり、さらに好ましくは20%〜35%のものが特に好ましい。ポリオキシエチレン基をこの範囲で有するシリコーンは、繊維製品に特に好ましい柔軟性、しなやかさ、なめらかさを付与する。また、ポリオキシアルキレン基Xの重量を基準とするポリオキシエチレン鎖の部分の重量割合は、50%〜100%であるのが好ましく、80〜100%が特に好ましい。最も好ましいのはXがポリオキシエチレン基であるポリエーテルシリコーンである。
さらに、一般式(I)において、L、MおよびNは、いずれも各繰返し単位の数を表し、Lは0〜5、好ましくは0〜1であり、Mは1〜100、好ましくは1〜50であり、Nは10〜1000、好ましくは20〜500である。なお、一般式(I)で表される変性シリコーンは、各繰返し単位がブロック状に配列しているブロックコポリマーの構造を有するものであってもよく、あるいは、各繰返し単位がランダムに配列しているランダムコポリマーの構造を有するものであってもよい。
一般式(I)で表される変性シリコーンの製造方法は特に限定されるものではないが、一般に、Si−H基を有するシリコーンオイルと炭素−炭素二重結合を末端に有するポリエーテルとの付加反応により、製造することができる。
【0010】
本発明で用いる成分(A)の変性シリコーンの分子量は、3,000〜200,000の範囲であるのが好ましく、5,000〜100,000の範囲であるのがさらに好ましい。
成分(A)の変性シリコーンは、好ましくは本発明の仕上げ剤組成物中に0.5〜30重量%配合するのが好適であり、さらに好ましくは1〜20重量%配合される。この範囲で、十分な仕上げ効果を得られ、また、特に良好な粘度の水性仕上げ剤が得られる。
【0011】
本発明で用いる成分(B)は、分子内に少なくとも1個の炭素数6〜26の飽和または不飽和の長鎖炭化水素基を有するカチオン基を含有する化合物またはアミン化合物あるいはこれらの混合物である。これらの例としては、分子内に少なくとも1個の炭素数6〜26の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を有するアミン化合物またはその中和物または4級化物、または、カチオン性を有するグアニジン化合物、または酸性領域でカチオン性を示す両性界面活性剤、半極性界面活性剤があげられる。前記長鎖炭化水素基は、鎖中にエステル基、逆エステル基、アミド基、逆アミド基、エーテル基を有していてもよい。なお、これらの長鎖炭化水素基は、通常工業的に使用される牛脂由来の未水添脂肪酸や不飽和部を水添或いは部分水添して得られる脂肪酸、パーム椰子、油椰子などの植物由来の未水添脂肪酸や脂肪酸エステル或いは不飽和部を水添或いは部分水添して得られる脂肪酸や脂肪酸エステル等を使用することにより、導入することができる。
【0012】
成分(B)の具体的な化合物としては、たとえば、次の一般式(II)〜(IV)で表されるアミン化合物およびその中和物または4級化物や一般式(V)で示されるグアニジン化合物、または一般式(VI)〜(VIII)で表されるカチオン性を示す化合物を挙げることができる。
【0013】
【化4】
Figure 0004002689
【0014】
【化5】
Figure 0004002689
【0015】
【化6】
Figure 0004002689
【0016】
【化7】
Figure 0004002689
【0017】
【化8】
Figure 0004002689
【0018】
【化9】
Figure 0004002689
【0019】
【化10】
Figure 0004002689
【0020】
(式II〜VIII中、
は、エステル基などの分断基を含まない炭素数6〜26、好ましくは6〜22の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基であって、不飽和の炭化水素基である場合にはそのシス/トランス比は40/60〜100/0であるのが好ましく、
は、RまたはRであり、
は、炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基あるいは−(CH−CH(Y)−O)−H(式中、Yは水素又はCHであり、は2〜10の数である)で表される基であり、
は、エステル基、逆エステル基、アミド基、逆アミド基またはエーテル基で分断された炭素数6〜26の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基であって、
不飽和の炭化水素基である場合にはそのシス/トランス比は40/60〜100/0であるのが好ましく、
およびRは、RまたはRである。
は、(CHまたは(CH−(CH(OH))−(CH(式中、は1〜6の数である)で表される基であり、
10は、水素またはCOOR
AはCl、CHCOO、DL−ピロリドンカルボン酸イオン等のアニオンを示す。
TはCOO基またはSO基である。)
【0021】
好ましいB成分は、一般式(II)〜(IV)で表されるアミン化合物の中和物または4級化物、一般式(V)で示されるグアニジン化合物であり、最も好ましいのは、前記4級化物とグアニジン化合物である。
上記B成分は、各々単独で用いても良いし、混合物として用いることもできる。
【0022】
アミン化合物の中和は、通常の酸を用いて行う。酸としては、具体的には塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、酢酸、安息香酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸等の有機酸を挙げることができる。
アミン化合物の4級化物は、過アルキル化法により長鎖アルキル基を有する3級アミンに更にアルキル基を結合することにより得てよい。過アルキル化剤としてはジメチル硫酸又は塩化ベンジルを使用することができる。また、これらの過アルキル化剤の代わりに、沃化メチル、塩化メチル、塩化エチル、臭化ブチル等の低級ハロゲン化アルキル、ジエチル硫酸、又はエピクロロヒドリン等を使用してもよい。
アミン化合物の4級化物はまた、低級3級アミンに長鎖ハロゲン化アルキルを作用させることにより得てもよい。長鎖ハロゲン化アルキルは、鎖中にエーテル結合を有するものであってもよい。長鎖ハロゲン化アルキルの代わりに、脂肪酸のクロロメチルエステル、クロロエチルエステル、又はクロロプロピルエステル等のクロロアルキルエステル、あるいはクロロメチル化酸アミド等を使用してもよい。
【0023】
成分(B)は、本発明の仕上げ剤組成物中に0.05〜30重量%配合するのが好適であり、さらに好ましくは0.1〜5重量%配合される。この範囲で、仕上げ効果とともに、特に良好な粘度を有する水性仕上げ剤を得ることができる。
【0024】
本発明の繊維製品用水性仕上げ剤組成物中の成分(A):成分(B)の重量比は、99.1:0.1〜50:50の範囲内である。好ましくは99:1〜70:30の範囲内であり、この範囲で、特に良好なポリエステル、シルクへのしなやかさが得られる。
【0025】
本発明の仕上げ剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常の家庭用仕上げ剤に使用されている添加剤などを使用することができる。そのような添加剤として、具体的には、ノニオン活性剤、ヘキサン酸とグリセリンまたはペンタユリスリトールとの部分エステル化物や、食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム等の水溶性塩、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプロピングリコール、ヘキシレングリコール等の溶剤、尿素、殺菌剤、酸化防止剤、染料、顔料、炭化水素、セルロース誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料等が挙げられる。
【0026】
本発明の繊維製品用水性仕上げ剤組成物は、(A)成分、(B)成分および必要に応じて任意成分を、水または水性溶媒中に溶解あるいは分散させることにより、調製することができる。この場合、使用可能な溶媒としては、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ヘキシレングリコール等の多価アルコールなどが挙げられる。
また、本発明の繊維製品用水性仕上げ剤組成物は、実際に繊維製品の仕上げを行う際の全使用水量に対し、(B)成分の濃度が0.5ppm〜30ppmとなるよな量で使用するのが望ましく、1ppm〜15ppmとなるような量で使用するのがさらに望ましい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、特定の変性シリコーンとアミン化合物またはその中和物または4級化物、または、カチオン性を有するグアニジン化合物、またはカチオン性を示す両性界面活性剤、半極性界面活性剤を特定の比率で併用することにより、ポリエステル等の化学繊維やシルク等の天然繊維を素材としたオシャレ着衣料などの各種繊維製品に優れた柔軟性、しなやかさ、なめらかさを付与することができる。
【0028】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔成分A〕
表1に示す構造を有する本発明の変性シリコーンA−1〜A−6を準備した。
【0029】
【表1】
Figure 0004002689
【0030】
〔成分B〕
表2に示す構造を有する本発明のカチオン性化合物またはアミン化合物B−1〜B−17を準備した。
【0031】
【表2】
Figure 0004002689
Figure 0004002689
Figure 0004002689
【0032】
上記B−1、およびB−7記載の長鎖炭化水素基は、炭素数18の飽和脂肪酸を原料とした。B−2記載の長鎖炭化水素基は、炭素数16の飽和脂肪酸を原料とした。また、B−3〜B−6、B−8〜B−10記載のアシルオキシエチル基、B−6,B−10記載のアシルアミノプロピル基、B−11記載のアシルアミノエチル基のアシル部分、およびB−11の長鎖炭化水素基は、炭素数18の飽和脂肪酸と炭素数18の不飽和基を1個有する不飽和脂肪酸とを混合したものを原料とし、最終的に、飽和アシル(または炭化水素基)/不飽和アシル(または不飽和炭化水素基)の割合が、重量比で60/40であり、また、不飽和アシル(または不飽和炭化水素基)の立体異性体のシス/トランス比は75/25であった。
さらに、B12、B13、B16、B17記載の長鎖炭化水素基およびB15記載のアシルアミノプロピル基のアシル部分、は炭素数12の飽和脂肪酸を原料とした。
【0033】
〔仕上げ剤組成物の調製〕
以下の表3に示す組成により、変性シリコーン(A)およびアミン化合物の中和物または4級化物、または、カチオン性を有するグアニジン化合物、またはチオン性を示す両性界面活性剤、半極性界面活性剤(B)を水に分散または溶解させて、仕上げ剤組成物を調製した。尚、仕上げ剤の組成物は塩酸又は水酸化ナトリウム使用しpHを3〜7(エステル基を有するB成分または、両性界面活性剤、半極性界面活性剤を含有する組成物はpH3、他は7)になるように調整した。
【0034】
〔仕上げ剤組成物の評価方法〕
(1)仕上げ剤による仕上げ処理
デリケートな衣料として市販ブラウス(ポリエステルサテン100%)及び、市販シルクパジャマ(シルク100%)を市販オシャレ着洗剤「液体アクロン」(ライオン(株)社製)により、電気洗濯機を用いて洗浄した。次いで、すすぎ2回目に、表3に示す仕上げ剤組成物を水量30リットルに対して20g加えて、衣料の仕上げ処理を行った。その後、衣料をハンガーに掛け、20℃、40%RHの条件で自然乾燥し、以下の評価を行った。
(2)衣料の風合い評価
表3中の比較例1の組成物を使用して仕上げ処理したデリケート衣料2種をそれぞれ対照として、▲1▼柔らかさ(柔軟性)、▲2▼滑らかさ、▲3▼しなやかさを官能による一対比較を行い、以下に示す基準で評価を行った。
Figure 0004002689
評価結果を以下の表3に示す。
【0035】
【表3】
Figure 0004002689
Figure 0004002689
上記実施例で仕上げたポリエステルブラウス、シルクパジャマは、良好な柔軟性、滑らかさ、しなやかさが認められた。A−1、A−2、A−4のシリコーンを用いたもの、さらにアミンの4級化物やグアニジン化合物と組み合わせた仕上げ剤は、特に優れた効果が得られた。

Claims (2)

  1. (A)下記一般式(I)で表されるポリオキシアルキレン変性シリコーンまたはそれらの混合物を、組成物の全量を基準にして0.5〜30重量%と
    (B)分子内に少なくとも1個の炭素数6〜26の飽和または不飽和の炭化水素基を有する、カチオン基含有化合物またはアミン化合物あるいはそれらの混合物
    を含有し、
    成分(A):成分(B)の重量比が99.9:0.1〜55:45であることを特徴とする、繊維製品用水性仕上げ剤組成物。
    Figure 0004002689
    式中、Rは同一でも異なっていてもよく、いずれも炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、R は炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、R は水素原子または炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表し、Xはポリオキシアルキレン基を表し、Lは0〜5の数を表し、Mは1〜100の数を表し、Nは10〜1000の数を表す。ただし、ポリオキシエチレン鎖の部分の重量割合が、シリコーン分子全体の重量を基準として10%以上50%未満である。
  2. 成分(B)が、組成物の全量を基準にして、0.1〜5重量%含まれることを特徴とする、請求項1記載の繊維製品用水性仕上げ剤組成物
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