JP4001172B1 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4001172B1
JP4001172B1 JP2006113441A JP2006113441A JP4001172B1 JP 4001172 B1 JP4001172 B1 JP 4001172B1 JP 2006113441 A JP2006113441 A JP 2006113441A JP 2006113441 A JP2006113441 A JP 2006113441A JP 4001172 B1 JP4001172 B1 JP 4001172B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
vent
state
casing
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006113441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007285604A (ja
Inventor
知宏 薮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2006113441A priority Critical patent/JP4001172B1/ja
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to CN2007800137040A priority patent/CN101421563B/zh
Priority to EP07741746A priority patent/EP2014997A4/en
Priority to KR1020087025765A priority patent/KR101045550B1/ko
Priority to PCT/JP2007/058310 priority patent/WO2007123101A1/ja
Priority to US12/297,412 priority patent/US20090098820A1/en
Priority to AU2007241914A priority patent/AU2007241914B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4001172B1 publication Critical patent/JP4001172B1/ja
Publication of JP2007285604A publication Critical patent/JP2007285604A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0011Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/0047Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in the ceiling or at the ceiling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/072Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/12Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of sliding members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/15Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre with parallel simultaneously tiltable lamellae
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F2013/0616Outlets that have intake openings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

【課題】意匠性を向上させつつ通気を確保することが可能な空気調和装置を提供する。
【解決手段】空調対象空間の上方に配置される空気調和装置であって、ケーシング3と、分割化粧パネル4とを備えている。ケーシング3は、吸込口34と、吹出口35とを有している。分割パネルパネル4は、複数の分割パネル41と、各分割パネル41の吸込口34に対する位置を変える開閉可動機構43と、を有している。開閉可動機構43は、複数の分割パネル41が互いに近接して配置されることで吸込口34を介した空気流れを遮断する状態と、各分割パネル41が互いに離反して吸込口34を介した通気を可能にする状態とを切り替える。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和装置、特に、天井近傍に設置されて用いられる空気調和装置に関する。
従来より、例えば、室内空気を吸い込んで調和空気を室内に供給する空気調和装置の室内機であって、天井埋込型等のように、吹出口および吸込口が天井面に沿うようにフラットパネルが設置されているものが知られている。
このような室内機では、天井近傍における設置スペースの制約等に伴って、薄型化が臨まれており、内部の送風抵抗が増大しがちである。
これに対して、例えば、以下に示す特許文献1に記載の空気調和装置では、室内機内部において流速分布を可及的に均一化させる構造を採用しており、送風抵抗を抑えつつ空気調和装置を薄型化させることを提案している。
特開平06−042768号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の空気調和装置では、薄型化と送風抵抗の低減に着目するあまり、吹き出し口の意匠性に関しては考慮がされていない。このため、室内のユーザには、空気調和装置の吹き出し口が常に見えてしまい、意匠性が好ましくない。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、意匠性を向上させつつ通気を確保することが可能な空気調和装置を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、空調対象空間の上方に配置される空気調和装置であって、ケーシングと、パネル部とを備えている。ケーシングは、第1通気口と、第1通気口を通過する空気が通過する第2通気口とを有している。パネル部は、第1パネルと第2パネルとの少なくとも2つを含むパネルと、第1通気口とパネルとの相対位置を変化させる可動機構と、を有している。可動機構は、第1状態と第2状態とを切り替える。ここで第1状態は、第1パネルの一端と第2パネルの一端とが近接して位置することで第1通気口を介した空気流れを遮断する状態である。また、第2状態は、第1パネルの一端および第2パネルの一端が互いに離反して第1状態と異なる位置に移動して第1通気口の少なくとも一部を介した空気流れを許可する状態である。ここでの第1通気口および第2通気口は、空気調和装置において、吸込口として機能してもよいし吹出口として機能してもよい。
従来の空気調和装置の吸込口は、通気を確保するために常時外部に露出しており、空調対象空間から見た場合に目立ってしまっている。
これに対して第1発明の空気調和装置では、第1状態において、ケーシングに設けられた第1通気口をパネルが覆って閉鎖している。このため、第1通気口が覆われている第1状態では、空調対象空間から見た場合に、主としてパネルが見えてることになるため、第1通気口やその他の凹凸形状等は目立ちにくくなる。このため、外観がスッキリし、意匠性を向上させることができる。また、第2状態においても、1つだけでなく、第1パネルと第2パネルとの2以上のパネルそれぞれが移動することで第1状態から第2状態に切り替わっているため、通気を確保するためにパネル1つ当たりに必要とされる動きが少なくて済む。このため、パネルが大きく移動することによるパネルが目立つことを抑えて、意匠性を向上させることができる。可動機構は、パネルの相対位置を変えることによって、第1通気口を介した空気流れが遮断されている第1状態から、少なくとも一部の空気流れが許可されていた第2状態へ切り替えることで、通気を確保することができる。
これにより、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第2発明に係る空気調和装置は、第1発明の空気調和装置であって、第1状態では、第1パネルの面および第2パネルの面と、第1通気口の面と、が近接して配置されている。また、第2状態では、第1パネルの面および第2パネルの面と、第1通気口の面と、が第1状態よりも互いに離反した位置に配置されている。
ここでは、第2状態では、第1状態と比較すると、単に第1パネルと第2パネルとが互いに離反するだけでなく、第1パネルおよび第2パネルが、ケーシングに対しても離反した状態になっている。このため、パネル部とケーシングとが近接していることにより通風抵抗が高くなっている部分を少なくすることができている。
これにより、吸込口における通風抵抗がより低減されることで、効率的な吸込を行うことが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置は、空調対象空間の上方に配置される空気調和装置であって、ケーシングと、パネル部とを備えている。ケーシングは、第1通気口と、第1通気口を通過する空気が通過する第2通気口とを有している。パネル部は、端部の第1回転軸を中心として回動する第1パネルと端部の第2回転軸を中心として回動する第2パネルとの少なくとも2つのパネルと、第1通気口とパネルとの相対位置を変化させる可動機構と、を有している。
可動機構は、第1状態と第2状態とを切り替える。ここで第1状態は、第1パネルの面と第2パネルの面との向きが第1通気口における主な通気方向と略同一であって、第1パネルの面と第2パネルの面とが略同一平面上に位置することで第1通気口を介した空気流れを遮断する状態である。また、第2状態は、第1回転軸が軸となって第1パネルが、第2回転軸が軸となって第2パネルが、それぞれ回動することで、第1パネルの面の向きおよび第2パネルの面の向きが第1通気口における主な通気方向に対して略垂直な方向視において互いに重なるように位置することで第1通気口の少なくとも一部を介した空気流れを許可する状態である。
従来の空気調和装置の吸込口は、通気を確保するために常時外部に露出しており、空調対象空間から見た場合に目立ってしまっている。
これに対して第3発明の空気調和装置では、第1状態において、ケーシングに設けられた第1通気口をパネルが覆って閉鎖している。このため、第1通気口が覆われている第1状態では、空調対象空間から見た場合に、主としてパネルが見えてることになるため、第1通気口やその他の凹凸形状等は目立ちにくくなる。このため、外観がスッキリし、意匠性を向上させることができる。また、第2状態においても、1つだけでなく、第1パネルと第2パネルとの2以上のパネルそれぞれが各回転軸を中心として回動することで第1状態から第2状態に切り替わっているため、通気を確保するためにパネル1つ当たりに必要とされる動きが少なくて済む。このため、パネルが大きく移動することによるパネルが目立つことを抑えて、意匠性を向上させることができる。可動機構は、パネルの相対位置を変えることによって、第1通気口を介した空気流れが遮断されている第1状態から、少なくとも一部の空気流れが許可されていた第2状態へ切り替えている。ここで、第1パネルおよび第2パネルは、第1通気口の通気面に対して略垂直な方向になるように方向が変更されるため、パネルのうち、第1通気口の通気に対して抵抗となる部分が少なく抑えられた状態になっており、通気を確保することができる。
これにより、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
なお、パネル部は、1つのパネルではなく、複数のパネルから構成されているため、複数に分けることで、第2状態において各パネルが下方に延びる長さを、パネルが1つの場合と比較して短く抑えることができ、この点においても意匠性を向上させることができる。
第4発明に係る空気調和装置は、第3発明の空気調和装置であって、パネル部は、パネルスライドスペースが設けられ、第1状態において第1パネルおよび第2パネルと伴に第1吹出口を介した空気流れを遮断するパネル枠と、をさらに有している。また、ケーシングは、パネル枠を支持するケーシング支持部をさらに有している。そして、第1パネルは、第1回転軸に対して反対側の端部であってパネルスライドスペースに対してスライドする第1スライド端をさらに有している。第1回転軸はケーシング支持部に対して回動可能に支持されている。第2パネルは、第2回転軸に対して反対側の端部であってパネルスライドスペースに対してスライドする第2スライド端をさらに有している。第2回転軸はケーシング支持部に対して回動可能に支持されている。
ここでは、ケーシングに設けられたケーシング支持部において第1パネルの第1回転軸および第2パネルの第2回転軸が回動する。そして、各パネルの他端のスライド端がパネル枠のパネルスライドスペースに対してスライドする。
これにより、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第5発明に係る空気調和装置は、第3発明の空気調和装置であって、パネル部は、ケーシングを支持するパネル支持部と、第1パネルおよび第2パネルと伴に第1吹出口を介した空気流れを遮断するパネル枠と、をさらに有している。ケーシングは、ケーシングスライドスペースをさらに有している。そして、第1パネルは、第1回転軸に対して反対側の端部であってケーシングスライドスペースに対してスライドする第1スライド端をさらに有している。第1回転軸はパネル支持部に対して回動可能に支持されている。第2パネルは、第2回転軸に対して反対側の端部であってケーシングスライドスペースに対してスライドする第2スライド端をさらに有している。第2回転軸はパネル支持部に対して回動可能に支持される。
ここでは、パネル部に設けられたパネル支持部において第1パネルの第1回転軸および第2パネルの第2回転軸が回動する。そして、各パネルの他端のスライド端がケーシングのケーシングスライドスペースに対してスライドする。
これにより、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第6発明に係る空気調和装置は、空調対象空間の上方に配置される空気調和装置であって、ケーシングと、パネル部とを備えている。ケーシングは、第1通気口と、第1通気口を通過する空気が通過する第2通気口と、を有している。第1パネルと、一端部が第1パネルの一端部と共通した第1共通回転軸を構成するように配置された第2パネルと、第1通気口とパネルとの相対位置を変化させる可動機構と、を有している。可動機構は、第1状態と第2状態とを切り替える。ここで第1状態は、第1パネルの面と第2パネルの面との向きが第1通気口における主な通気方向と略同一であって、第1パネルの面と第2パネルの面とが略同一平面上に位置することで第1通気口を介した空気流れを遮断する状態である。また、第2状態は、第1共通回転軸を中心として第1パネルおよび第2パネルがそれぞれ回動し、第1パネルの面の向きおよび第2パネルの面の向きが第1通気口における主な通気方向に対して略垂直な方向視において互いに重なるように位置することで第1通気口の少なくとも一部を介した空気流れを許可する状態である。
従来の空気調和装置の吸込口は、通気を確保するために常時外部に露出しており、空調対象空間から見た場合に目立ってしまっている。
これに対して第6発明の空気調和装置では、第1状態において、ケーシングに設けられた第1通気口をパネルが覆って閉鎖している。このため、第1通気口が覆われている第1状態では、空調対象空間から見た場合に、主としてパネルが見えてることになるため、第1通気口やその他の凹凸形状等は目立ちにくくなる。このため、外観がスッキリし、意匠性を向上させることができる。また、第2状態においても、第1パネルだけでなく第2パネルも共通回転軸を中心として回動することで第1状態から第2状態に切り替わっているため、通気を確保するためにパネル1つ当たりに必要とされる動きが少なくて済む。このため、パネルが大きく移動することによるパネルが目立つことを抑えて、意匠性を向上させることができる。可動機構は、パネルの相対位置を変えることによって、第1通気口を介した空気流れが遮断されている第1状態から、少なくとも一部の空気流れが許可されていた第2状態へ切り替えている。ここで、第1パネルおよび第2パネルは、第1通気口の通気面に対して略垂直な方向になるように方向が変更されている、パネルのうち、第1通気口の通気に対して抵抗となる部分が少なく抑えられた状態になっており、通気を確保することができる。
これにより、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第7発明に係る空気調和装置は、第6発明の空気調和装置であって、パネル部は、第3パネルと、端部が第3パネルの端部と共通している第2共通回転軸を構成するように配置された第4パネルと、をさらに有している。そして、可動機構は、第1状態において、第1パネルの面、第2パネルの面、第3パネルの面および第4パネルの面の向きが第1通気口における主な通気方向と略同一であって、第1パネルの面、第2パネルの面、第3パネルの面および第4パネルの面が略同一平面上に位置することで第1通気口を介した空気流れを遮断する状態とする。そして、第2状態においては、第1共通回転軸を中心としてそれぞれが回動することで第1パネルと第2パネルとが略重なった状態としつつ、第2共通回転軸を中心としてそれぞれが回動することで第3パネルと第4パネルとが略重なった状態とする。
ここでは、第1パネルと第2パネルとがまとまって、第3パネルと第4パネルとがまとまって、それぞれ重なった状態となり、各まとまり同士が第1通気口に対して略垂直な位置関係になる。このため、第1パネル、第2パネル、第3パネルおよび第4パネルのそれぞれが単独で下方に延びるように配置される場合と比較して、このようにまとまって下方に延びるように配置されるほうが、第2状態において周辺から取り込まれる空気に対する通風抵抗を抑えることができる。
また、このようにまとめることにより、第1通気口を覆っているパネルの数が多いほど、1つのパネル当たりの下方に延びる部分が短くすることが可能になる。
第8発明に係る空気調和装置は、第6発明の空気調和装置であって、パネル部は、パネルスライドスペースが設けられ、第1状態において第1パネルおよび第2パネルと伴に第1吹出口を介した空気流れを遮断するパネル枠をさらに有している。ケーシングは、パネル枠を支持するケーシング支持部をさらに有している。そして、第1パネルは、共通回転軸に対して反対側の端部であってパネルスライドスペースに対してスライドする第1スライド端をさらに有している。第2パネルは、共通回転軸に対して反対側の端部であってパネルスライドスペースに対してスライドする第2スライド端をさらに有している。共通回転軸は、パネル支持部に対して回動可能に支持される。
ここでは、ケーシングに設けられたケーシング支持部において第1パネルと第2パネルとに共通する共通回転軸が回動する。そして、各パネルの他端のスライド端がパネル枠のパネルスライドスペースに対してスライドする。
これにより、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第9発明に係る空気調和装置は、第6発明の空気調和装置であって、パネル部は、ケーシングを支持するパネル支持部と、第1パネルおよび第2パネルと伴に第1吹出口を介した空気流れを遮断するパネル枠と、をさらに有している。ケーシングは、ケーシングスライドスペースを有している。第1パネルは、共通回転軸に対して反対側の端部であってケーシングスライドスペースに対してスライドする第1スライド端をさらに有している。第2パネルは、共通回転軸に対して反対側の端部であってケーシングスライドスペースに対してスライドする第2スライド端をさらに有している。共通回転軸は、パネル支持部に対して回動可能に支持される。
ここでは、パネル部に設けられたパネル支持部において第1パネルと第2パネルとに共通する共通回転軸が回動する。そして、各パネルの他端のスライド端がケーシングのケーシングスライドスペースに対してスライドする。
これにより、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第10発明に係る空気調和装置は、空調対象空間の上方に配置される空気調和装置であって、ケーシングと、パネル部とを備えている。ケーシングは、第1通気口と、第1通気口に設けられて通気を部分的に遮断する遮断部と、第1通気口を通過する空気が通過する第2通気口と、を有している。パネル部は、第1通気口に対応した形状のパネルと、遮断部に対応した形状の遮断対応開口部と、第1通気口とパネルとの相対位置を変化させる可動機構と、を有している。そして、可動機構は、第1状態と第2状態とを切り替える。ここで、第1状態は、パネルの周縁部が第1通気口の周縁部に対応し、遮断対応開口部の周縁部が遮断部の周縁部に対応するように配置され、第1通気口を介した空気流れを遮断する状態である。また、第2状態は、パネルの周縁部と第1通気口の周縁部との位置関係、および、遮断対応開口部の周縁部と遮断部の周縁部との位置関係を第1状態と異なる状態にすることで、第1通気口の少なくとも一部を介した空気流れを許可する状態である。
ここでは、可動機構によって第1状態に切り替えられた場合には、パネルが、ケーシングの遮断部に対して嵌合して、第1通気口を介した通気が遮断された状態となる。また、可動機構によって第2状態に切り替えられた場合には、各パネルはケーシングと離隔した状態となり、遮断対応開口部を通過し、遮断部を回避するようにして第1通気口を通過することで通気を確保することができる。
このように、第1状態においては、ケーシングとパネル部とが嵌合状態となることでスッキリと見えるようにして意匠性を向上させることができる。また、第2状態での通気の確保は、パネル部とケーシングとの離隔距離によって形成される水平方向の隙間を介して通気を確保するのではなく、可動機構によって第1状態から第2状態とされた場合に第1通気口の位置と遮断対応開口部との位置がズレることで生じる流路を介して通気を確保している。これにより、通気の確保には、各第1通気口の位置と遮断対応開口部の位置との位置関係におけるズレを生じさせれば充分であり、パネル部をケーシングに対して必要以上に離隔させなくても通気を確保することができる。これにより、パネル部の第2状態における下降の程度を少なく抑えることができ、容易に通気を確保することができる。
これにより、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
また、パネル部の下降の程度が抑えられるため、天井からパネル部が下降することによって、室内にいる人間が感じる天井が低くなったような圧迫感を抑えることができ、この点でも意匠性を向上させることができる。
第11発明に係る空気調和装置は、第1発明から第10発明のいずれかの空気調和装置であって、第1通気口は、ケーシング内への吸込口として機能し、第2通気口は、ケーシングからの吹出口として機能する。
ここでは、ケーシング内部における吸込口から吹出口への空気流れを確保しつつ、パネル部が移動するまで吸込口を隠して意匠性を向上させることができる。例えば、吸込口としての第1通気口にフィルタ付きグリル等が設けられている場合であってもパネルはこれらを隠すことができる。
第12発明に係る空気調和装置は、第1発明から第11発明のいずれかの空気調和装置であって、可動機構は、第2状態におけるパネルとケーシングとを互いに離反させて、第2通気口を広げる。
ここでは、第2状態において、パネルは、可動機構によって、ケーシングに対して離反させることでケーシングとの距離が広がって、第2通気口が広げられている。このため、第2通気口の周囲の通風抵抗を低減させることができる。
これにより、第2通気口の空気流れをより容易に確保することが可能になる。
第13発明に係る空気調和装置は、第12発明の空気調和装置であって、可動機構は、第2状態におけるパネルを、平面視において第2通気口が覆われる位置に配置する。
ここでは、第2状態においてパネル部は、可動機構によって移動されることで、平面視において第2通気口が覆われる位置に配置されている。このため、パネルは、第2状態において、第2通気口を隠すことができている。
これにより、第2通気口が隠されることで第2状態における意匠性を向上させることが可能になる。
第14発明に係る空気調和装置は、第12発明または第13発明のいずれかの空気調和装置であって、第2状態において第2通気口近傍のパネルのケーシングに対する傾斜角度を変更する角度調節機構をさらに備えている。
ここでは、角度調節機構によって、パネル自体をケーシングの第2通気口近傍に対して傾斜させることができる。このため、第2通気口を通過する空気流れの向きを調節することができる。
これにより、第2通気口を通過する空気流れの方向を調節することが可能になる。
また、仮に、吹出方向を天井面に沿う方向に調節してラウンドフローとした場合には、ユーザに対して直接吹出風が当たらず、ドラフト感を低減することが可能になる。
なお、第2通気口近傍におけるパネルの傾斜を調節することにより、第1通気口近傍の空気流れに影響を与えることができる構成を採用している場合には、パネルの傾斜の様子によっては、空気調和装置に対する吸い込みにおける抵抗がより低減され、吸込を積極的に促すことができるようすることも可能である。
第15発明に係る空気調和装置は、第12発明から第14発明のいずれかの空気調和装置であって、第2状態においてケーシングとパネルとの間に位置し、第2通気口を通過する空気流れの向きを調節するフラップをさらに備えている。
ここでは、パネルが第1通気口を開口するように移動した第2状態において、フラップは、第2開口を通過する空気流れの向きを調節することができる。
これにより、パネルが存在する位置によって第2通気口からの空気流れ方向が調節されるだけでなく、さらに、フラップの傾斜状態を変更することができるため、通気方向をより細かく調節することが可能になる。
また、パネルによって、ラウンドフローを実現した場合であっても、フラップによって送風方向を微調節することにより、吹出空気が直接天井面に対して向かうことを抑えて、天井面が汚れることを防止することが可能になる。
第16発明に係る空気調和装置は、第1発明から第15発明のいずれかの空気調和装置であって、パネルは、表面が略フラットな形状である。そして、第1状態では第1通気口を略平面形状となって覆う。
ここでは、パネルの表面が略フラットな形状となっており、第1状態において略平面形状となって第1通気口を覆って封鎖している。このため、空調対象空間に存在するユーザから見える部分はフラットになっており、スッキリとさせることができるため、意匠性を向上させることができる。
第1発明に係る空気調和装置では、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第2発明に係る空気調和装置では、吸込口における通風抵抗がより低減されることで、効率的な吸込を行うことが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置では、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第4、5発明に係る空気調和装置では、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第6発明に係る空気調和装置では、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第7発明に係る空気調和装置では、第2状態において周辺から取り込まれる空気に対する通風抵抗を抑えることができる。
第8、9発明に係る空気調和装置では、一端を回転軸によって回動させつつ他端をスライドさせるだけで、第1状態と第2状態との切り替えを容易に行うことが可能になる。
第10発明に係る空気調和装置では、空気調和装置の意匠性を向上させつつ、かつ、通気を確保することが可能になる。
第11発明に係る空気調和装置では、吸込口から吹出口への空気流れを確保しつつ、パネルが移動するまで吸込口を隠して意匠性を向上させることができる。
第12発明に係る空気調和装置では、第2通気口の空気流れをより容易に確保することが可能になる。
第13発明に係る空気調和装置では、第2通気口が隠されることで第2状態における意匠性を向上させることが可能になる。
第14発明に係る空気調和装置では、第2通気口を通過する空気流れの方向を調節することが可能になる。
第15発明に係る空気調和装置では、パネルが存在する位置によって第2通気口からの空気流れ方向が調節されるだけでなく、さらに、フラップの傾斜状態を変更することができるため、通気方向をより細かく調節することが可能になる。
第16発明に係る空気調和装置では、空調対象空間に存在するユーザから見える部分はフラットになっており、スッキリとさせることができるため、意匠性を向上させることができる。
<発明の概略>
本発明は、パネルの移動により吸込口が登場する空気調和装置を提供する。本発明の空気調和装置では、運転されていない停止状態において略平面形状のパネルによって吸込口が覆われる構造を採用している。すなわち、吸込口を覆っている状態では、外観において、主として、略平面形状のパネルが見えることになり、開口や凹凸部分が見えにくくなってスッキリしている。本発明は、これにより、空気調和装置において意匠性を向上できる点に特徴がある。また、開閉機構によって、パネルを周縁部全体を含めて移動させて吸込口を登場させて十分に通気を確保することができるという点にも特徴がある。
以下、図面に基づいて、本発明に係る天井設置型の空気調和装置の各実施形態について説明する。
<第1実施形態>
(天井設置型の空気調和装置の基本構成)
図1に本発明の第1実施形態に係る天井設置型の空気調和装置1の外観斜視図(天井は省略)を示す。
空気調和装置1は、天井埋込型の空気調和装置であり、主として、内部に各種構成機器を収納するケーシング3と、分割化粧パネル4とから構成されている。
ケーシング3は、例えば、空気調和装置1の概略側面断面を示す図2のように、空調室の天井Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、ケーシング3の内部には、主として、空調室内の空気をケーシング3内に吸入して外周方向に吹き出す送風ファン5と、送風ファン5の外周部を囲むように配置された熱交換器6とが配置されている。なお、図2中のOは、送風ファン5の回転軸線または回転中心を示している。ケーシング3は、この場合、天井Uの開口に嵌め込まれるように配置される。
ケーシング3は、図2および図3に示すように、その平面視において、長辺と短辺とが交互に形成された略8角形状の下面が開口した箱状体であり、長辺と短辺とが交互に連続して形成された略8角形状の天板31と、天板31の周縁部から下方に延びる側板32と、ケーシングの側板32の周縁部から延びて平面を構成している底板33とを有している。
この底板33には、図2に示すように、その略中央に空調室内の空気を吸入する吸入口34と、吸入口34を囲むように形成されておりケーシング3内から空調室内に空気を吹き出す複数個(本実施形態では、4個)の吹出口35a〜dとが形成されている。吸入口34は、本実施形態において、略矩形状または略円形状の開口である。吹出口35a〜dは、それぞれ、底板33の各周縁部に沿うように細長く延びる略矩形状の開口である。また、ケーシング3には、吸入口34を覆いかつ吹出口35a〜dによって囲まれるように配置された略矩形状の吸入グリル36が設けられている。さらに、吸入口34の吸入グリル36の上側には、吸入口34から吸入される空気中の塵埃を捕集するフィルタ37が設けられている。
分割化粧パネル4は、図1および図4等に示すように、複数個(本実施形態では、4個)の分割パネル41(第1分割パネル41a、第2分割パネル41b、第3分割パネル41cおよび第4分割パネル41d)から構成されており、この4つが略同一平面上において組み合わされた状態では平面視において略矩形状の板状(フラットパネル)となって、吸込口34の吸込グリル36を封鎖するように設けられている。各分割パネルは、空気調和装置1の停止状態では、図6に示すうに、中央に集合するようにして吸込口34を覆っている。また、各分割パネル41a〜dは、空気調和装置1の運転状態では、図7に示すように、中央から放射状に広がるようにして移動して、吸込口34を開口させる。また、この分割化粧パネル4の開閉可動機構43は、図8に示すように、各分割パネル41a〜dをケーシング3に対して支持させるための支持部材42a〜dを有している。この支持部材42は、開閉可動機構43が作用することによって、分割パネル41の位置を移動させて、吸込口34を開閉させる。
各分割パネルは41a〜dは、三角形の2つの頂点付近を切り落とした5角形状となっており、残りの1の頂点が吸込グリル36の中央対応位置に集まるようにして配置される。各分割パネル41a〜dは、互いに離反するように、放射的に移動することで吸込口34を開閉させる。
支持部材42は、図8に示すように、各分割パネル41a〜dに対応して、第1支持部材42a、第2支持部材42b、第3支持部材42cおよび第4支持部材42dの4つの部材から構成されている。この支持部材42は、停止状態においては、図8(a)に示すように、ケーシング3内部に位置している。また、運転状態においては、図8(b)に示すように、開閉可動機構43によって分割パネル41と伴に移動された状態となっており、ケーシング3内部から押し出るようにして下方に延び、所定の位置でまで延びて分割パネル41を支持する。
開閉可動機構43は、図8に示すように、各分割パネル41を前記ケーシング3に対して相対的に移動させる機構であり、各分割パネル41a〜dに対応して、第1開閉可動機構43a、第2開閉可動機構43b、第3開閉可動機構43cおよび第4開閉可動機構43dの4つ開閉可動機構43から構成されている。この開閉可動機構43は、各支持部材42a〜dを介して、各分割パネル41a〜dを、中心から放射状にそれぞれが互いに離反する方向であって、かつ、各分割パネル41a〜dがケーシング3の吸込口34から離反して下降させていく方向(高さ方向)に向けて移動させる機構である。このように、各分割パネル41を互いに離反させつつケーシング3の吸込口34からも離反させることで、ケーシング3の吸込口34近傍の通風抵抗が低減され、吸込可能な状態となる。
角度調節機構44は、図8に示すように、各分割パネル41a〜dの各吹出口35a〜dに対する傾斜角度を調節する機構である。この角度調節機構44は、各分割パネル41a〜dに対応して、第1角度調節機構44a、第2角度調節機構44b、第3角度調節機構44cおよび第4角度調節機構44dの4つの角度調節機構44から構成されている。この角度調節機構44は、各分割パネル41a〜dを支持する支持部材42の一端として設けられている。そして、角度調節機構44は、図8に示すように、空気調和装置1が運転状態である場合の位置において、支持部材42の下端部を支点として分割パネル41を回転させることでケーシング3の吹出口35に対して傾斜させて吹出角度を調節できるようになっている。角度調節機構44は、開閉可動機構43が支持部材42を移動させて、各分割パネル41a〜dも移動させて、支持部材42と分割パネル41との接続部分の長手方向を軸方向として、分割パネル41を回動させている。
フラップ45は、図8に示すように、各分割パネル41a〜dに対応して、ケーシング3と第1フラップ45a、第2フラップ45b、第3フラップ45cおよび第4フラップ45dの4つのフラップを有している。この各フラップ45a〜dは、各分割パネル41a〜dに付随するようにして設けられており、空気調和装置1が停止状態から運転状態となる場合に分割パネル41が開閉可動機構43によって移動されるのに伴って移動する。具体的には、図8に示すように、各フラップ45a〜dは、空気調和装置1が停止状態である場合にはケーシング3の内部に納まるように位置しており、空気調和装置1が運転状態になる場合に分割パネル41の移動に伴って移動し、分割パネル41とケーシング3の吹出口35a〜dの間に位置する。そして、上述した角度調節機構44の長手方向と略同じ方向を軸方向として、ケーシング3に対する角度を変更することにより、吹出口35a〜dからの吹き出される空気流れの方向を微調整する。
送風ファン5は、図2および図3に示すように、空調室内の空気をケーシング3の吸入口34を通じてケーシング3内に吸入して外周方向に吹き出す。本実施形態において、送風ファン5は、ターボファンが採用されており、ケーシング3の天板31の略中央に設けられたファンモータ51と、ファンモータ51に連結されて回転駆動される羽根車52とを有している。羽根車52は、ファンモータ51に連結される円板状のエンドプレート53と、エンドプレート53の下面の外周部に設けられた複数のブレード54と、ブレード54の下側に設けられた中央に開口を有する円板状のエンドリング55とを有している。送風ファン5は、ブレード54の回転によって、エンドリング55の開口を通じて羽根車52の内部に空気を吸入し、羽根車52内に吸入された空気を羽根車52の外周側に吹き出すことができる。
熱交換器6は、図2および図3に示すように、本実施形態において、送風ファン5の外周部を囲むように曲げられて形成されたクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、屋外等に設置された室外ユニット(図示せず)に冷媒配管を介して接続されている。熱交換器6は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能できるようになっている。これにより、熱交換器6は、送風ファン5によって吸入口34を通じてケーシング3内に吸入された空気と熱交換を行って、冷房運転時には空気を冷却し、暖房運転時には空気を加熱することができる。
熱交換器6の下側には、図2または図3に示すように、熱交換器6において空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水を受けるためのドレンパン7が配置されている。
ドレンパン7は、図3に示すように、ケーシング3の下方に装着されている。ドレンパン7は、ケーシング3の吸入口34に連通するように形成された吸入孔71と、ケーシング3の吹出口35a〜dに連通するように形成された4つの吹出孔72a〜dと、熱交換器6の下側に形成されドレン水を受けるドレン水受け溝73とを有している。
吸入孔71には、吸入口34から吸入される空気を送風ファン5の羽根車52へ案内するためのベルマウス8が配置されている。
そして、ケーシング3には、吸入口34から吸込グリル36、フィルタ37およびベルマウス8を通じて送風ファン5に至る吸入流路2aと、送風ファン5から熱交換器6および吹出孔72a〜72dを通じて吹出口35a〜dに至る吹出流路2bとが形成されている。
(空気調和装置の空調運転動作)
次に、空気調和装置1の空調運転動作について、図1および図2を用いて説明する。
ここで、空気調和装置1の状態は、上述したように、停止状態と、運転状態の2つに大別される。
運転状態では、停止状態において吸込口34を覆う位置に配置されていた各分割パネル41a〜dが開閉可動機構43によって移動し、吸込口34および吹出口35a〜dが開口される。各分割パネル41a〜dがそれぞれ運転状態の位置に配置すると、ファンモータ51が駆動して、送風ファン5の羽根車52が回転する。また、ファンモータ51の駆動とともに、熱交換器6内には、室外ユニット(図示せず)から冷媒が供給される。ここで、熱交換器6は、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として作用する。そして、羽根車52の回転に伴って、空調室内の空気は、吸入流路2aを通じて吸入口34からケーシング3内に吸入される。この吸入された空気は、羽根車52によって外周側に吹き出されて熱交換器6に達し、熱交換器6において冷却または加熱された後、吹出流路2bを通じて吹出口35a〜dから空調室内に向かって吹き出される。このようにして、空調室内の冷房または暖房が行われる。
(分割化粧パネルの開閉機構による開閉動作)
−停止状態−
空気調和装置1の停止状態では、図1、図4および図8(a)に示すように、各分割パネル41a〜dは、ケーシング3の吸込口34を覆って閉鎖する位置に配置されている。この停止状態では、分割化粧パネル4の各分割パネル41a〜dは、平面視において略同じ高さに位置し、4つの略平面形状の分割パネル41a〜dの全体が略同じ高度に位置するように調節されている。このため、室内から見た場合には、分割化粧パネル4が主に見える状態となっている。このため、停止状態では、吸込口34は目立ちにくいフラットな状態となっているため、室内に居るユーザからは空気調和装置1はスッキリとして見えることにより意匠性が向上されている。これにより、室内の天井面全体をスッキリさせることができている。
−運転状態−
空気調和装置1の運転状態では、図4、図7および図8(b)に示すように、分割化粧パネル4の第1分割パネル41a、第2分割パネル41b、第3分割パネル41c、第4分割パネル41dおよびケーシング3が、それぞれ互いに離れて配置されている。これにより、吸込口34を介したケーシング3内部への吸込が可能となっており、吹出口35a〜dを介しての吹出が可能となっている。
なお、各分割パネル41a〜dは、停止状態の場合と通して運転状態においても、平面視において吹出口35a〜dと重複した位置関係となっている状態を維持している。これにより、吹出口35a〜dが、停止状態だけでなく運転状態においても、平面視において見えないという点で意匠性を向上させている。
また、この運転状態では、各分割パネル41a〜dは、角度調節機構44によって、ケーシング3の吹出口35a〜dに対して傾斜させて、吹出方向を天井面に沿うような方向に調節されるラウンドフローを実現できる。このようにラウンドフローとした場合には、吹出口35a〜dを介して吹き出される風が室内に居るユーザに対して直接当たることを防いで、ドラフト感を低減できる。
なお、図8(b)に示すように、各分割パネル41a〜dをケーシング3に対して傾斜させて吹出口35a〜dを介したラウンドフローを実現させることに付随して、吸込口34における空気の吸込が容易になるように各分割パネル41a〜dが空気をガイドさせることを可能にしている。
−停止状態から運転状態への移行−
空気調和装置1の停止状態から運転状態への移行は、図8(a)に示す停止状態から図8(b)に示す運転状態への移行であって、開閉可動機構43が各支持部材42a〜dおよび各分割パネル41a〜dをケーシング3に対して移動させている。また、この動作と同時に、開閉可動機構43は、各分割パネル41a〜d同士を互いに離反させるように移動させている。
各分割パネル41a〜dが移動すると、もしくは、移動しながら、角度調節機構44が機能することで、各分割パネル41a〜dは、停止状態において、各分割パネルが移動した方向の外側が下方に、内側が上方になるように、ケーシング3に対して傾斜される。
そして、各分割パネル41a〜dが移動して、傾斜した状態になると、各吹出口35a〜dからの吹出方向を制御するために、各フラップ45a〜dの角度が調節される。ここで、停止状態においてケーシング3の内部に存在するフラップ45は、各分割パネル41a〜dが開閉可動機構43によって移動することに伴って、運転状態となった場合に、各分割パネル41a〜dとケーシング3との間に登場する。そして、各分割パネル41と、ケーシング3との間を通過する吹出空気の向かう方向を調節する。
(第1実施形態の空気調和装置の特徴)
(1)
従来、室内等に設置される空気調和装置の吸込口は、吸込口を介した空気の取込を確保するために常時露出しており、室内に居るユーザから見た場合に目立ってしまっている。
これに対して、第1実施形態の天井設置型の空気調和装置1では、停止状態において、分割パネル41が平面視において吹出口35a〜dと重複しているだけでなく吸込口34を覆って閉鎖している。このため、室内から見た場合には、分割化粧御パネルが見えることになり、吸込口34は目立たなくなっている。また、分割化粧パネル4の表面は、フラットな形状となっており、停止状態で吸込口34を覆って封鎖する場合に、略平面形状に配置されている。このため、空調対象空間に存在するユーザから見える部分は平坦な形状になっている。したがって、外観がスッキリされており、意匠性が向上されている。
また、開閉可動機構43は、各分割パネル41a〜dの周縁部の位置を移動させることによって、吸込口34が閉鎖されている停止状態から開口している運転状態へ切り替えて通気を確保している。さらに、分割化粧パネル4は、運転状態において、開閉可動機構43によって、分割パネル41同士の距離および吹出口35a〜dとの距離が停止状態の場合と比較して広げられている。このため、吸込口34および吹出口35a〜dの周囲の通風抵抗が低減され、吸込口34を介した空気の吸込および吹出口35a〜dを介した空気の吹出をより効率的にさせている。
以上の構成によって、停止状態における空気調和装置1を室内側から見た場合の意匠性を向上させつつ、かつ、運手状態においては通気状態を充分に確保することができる。
また、分割化粧パネル4は、第1〜第4分割パネル41a〜dの4つに分割されたパネルを移動させることで吸込口34を開口させている。このため、1枚のパネルと4枚に分割されたパネルとで同程度に吸込口34を開口させようとする場合には、パネルが1枚である場合と比較して、4枚に分割されたパネルの方が1枚当たりの必要移動量を少なく抑えることができる。これにより、各分割パネル41a〜dの移動量が多く必要とされて外観が崩れることによる意匠性の悪化を抑えて、通気状態を効率的に確保している。
なお、開閉可動機構43は、各分割パネル41a〜dのそれぞれについてパネルの周縁部を含めて全体的に移動させており、各分割パネル41a〜dのいずれかの一端がケーシング3に対して固定されているわけではない。このため、運転状態においては、吸込口34近傍の通風抵抗が効率的に低減されて良好な吸込状態とすることができる。
(2)
第1実施形態の天井設置型の空気調和装置1では、運転状態において、分割化粧パネル4は、開閉可動機構43によって移動されることで、平面視において吹出口35a〜dを覆った状態を維持している。このため、分割化粧パネル4は、運転状態において、吹出口35a〜dを隠している。これにより、吹出口35a〜dが隠れて、運転状態における意匠性を向上させることができる。
(3)
第1実施形態の天井設置型の空気調和装置1の分割化粧パネル4は、図8に示すように、吸込口34を開口する位置に移動した運転状態において、角度調節機構44によってケーシング3の吹出口35a〜dに対する角度を調節することで、各吹出口35a〜dから室内に吹き出る空気流れを調節できる。さらに、この分割化粧パネル4の各分割パネル41a〜dには、それぞれフラップ45a〜dが設けられており、吹出口35a〜dを通過する空気流れの向きを、フラップ45によっても調節することができる。
これにより、分割化粧パネル4が存在する位置によって吹出口35a〜dからの空気流れ方向が調節されるだけでなく、さらに、フラップ45a〜dの傾斜状態を変更することにより、通気方向のより細かな調節できる。また、角度調節機構44によって吹出空気流れを天井面に沿う方向としてラウンドフローを実現した場合であっても、図8に示すように、フラップ45a〜dによって送風方向を微調節することにより、吹出空気が直接天井面に対して向かうことを避けて、天井面の汚染を防止できる。
(第1実施形態の空気調和装置の変形例)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記第1実施形態の空気調和装置1では、分割化粧パネル4は、第1〜第4分割パネル41a〜dの4つのパネルによって構成されている場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、分割化粧パネル4は、例えば、図9に示すように、第1分割パネル141aと、第2分割パネル141bと、の2つの分割パネルから構成されていてもよい。この場合であっても、図9(a)に示すように停止状態においては吸込口34を覆って閉鎖し、図9(b)に示すように運転状態においては吸込口34を開口させて、吹出口135a、135bの2方向から吹き出すことにより、通気を確保することで、第1実施形態と同様に意匠性を向上させつつ、通気を確保できる。
(B)
上記第1実施形態の空気調和装置1では、分割化粧パネル4は角度調節機構44を有しており、吹出口35a〜dを介して吹き出される空気流れの方向を調節することができるようにしている。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、図10に示すように、分割化粧パネル4は、特に、第1実施形態にいう角度調節機構44を有していないものであって、ケーシング3に対する分割パネル41に角度が維持されるような構成であってもよい。この場合には、天井面におけるフラット形状を、停止状態から運転状態を通じて維持させることができるため、この点から意匠性を向上させることができる。
(C)
上記第1実施形態の空気調和装置1では、停止状態においてケーシング3の内部に存在し、運転状態となった場合に分割パネル41とケーシング3との間に登場するフラップ45を備えた構成について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、図11に示すように、第1実施形態にいうフラップ45が設けられていない構成であってもよい。例えば、図11に示すように、角度調節機構44のみによって吹出口35a〜dからの吹出空気流れの方向を調節するようにしてもよい。
また、これ以外にも、図12に示すように、各フラップ145a〜dを、停止状態においては分割パネル41とほとんど接する位置に配置させておき、運転状態において分割パネル41とケーシング3との間に登場させるようにしてもよい。この場合には、第1実施形態の場合とは異なり、吹出口35a〜dを通過した空気はケーシング3とフラップ145a〜dとの間を通過するようになり、このフラップ145a〜dの傾斜の程度を調節することで、吹出方向を調節することができる。
(D)
上記第1実施形態の空気調和装置1では、単にケーシング3の内部に設けられた熱交換器6を介して吸い込まれた空気と冷媒との間で熱交換を行い、調和された空気を室内に供給するという場合について例に挙げて説明している。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、図13に示すように、吹出口35a〜dが複数ある場合において、各吹出口35a〜dから吹き出される空気が熱交換を行う対象となる冷媒の温度を違えるように構成してもよい。
例えば、図13に示すように、吹出口35aから吹き出される空気は冷たくなるように、吹出口35近傍に位置する熱交換器6aを流れる冷媒温度を低く設定し、他方の吹出口35cから吹き出される空気が吹出口35aから吹き出される空気よりも暖かい空気になるように、吹出口35cの近傍に位置する熱交換器6cを流れる冷媒温度を高く設定するようにしてもよい。この場合には、吹出口35a〜dが複数ある場合において、吹出口35a〜dを介して吹き出される方向に居るユーザの好みに応じた吹出温度に調節することが可能になり、複数のユーザの望む異なる希望温度の空気を提供することが可能になる。
また、図14(a)〜(d)に示すように、熱交換器6の冷媒配管の異なる位置において流れる冷媒温度が異なるように調節しつつ、いずれか一方の冷媒配管の周囲に生じるドレン水を他方の冷媒温度が異なる冷媒配管に導くためのドレン水ガイド66をさらに備えた構成としてもよい。この場合の熱交換器6の配置は、特に限定されるものではなく、また、ドレン水ガイド66は、ドレン水が生じる部分からこの生じたドレン水を熱回収に利用することのできる冷媒配管の部分まで導くことができる構造となっていればよい。
例えば、図14(a)に示すように、吸込口34の真上に配置された熱交換器eをさらに備えて、吹出口35a〜dに対応して設けられた熱交換器6a〜dを備えており、ケーシング3内部で傾斜して配置されている熱交換器6cから生じたドレン水を、ドレン水ガイド66によって回収してケーシング3内部で傾斜して配置されている熱交換器6aに導いて、熱交換器6aにおいて熱回収するようにしてもよい。
また、図14(b)に示すように、上述した熱交換器6eを有さない構成であってもよく、図14(c)に示すように、熱交換器6は、ケーシング3内部において傾斜することなく、図14(d)に示すように、熱交換器6a、6cとがケーシング3内部で離隔して配置され、ドレン水ガイド66を介して接続されてる構成としてもよい。このように、ケーシング3の各吹出口35a〜dを介した吹出空気の温度を違えるために冷媒配管を流れる冷媒の温度が異なるようにしている場合には、生じたドレン水を利用して、ドレン水ガイド66により熱回収運転を行って、空気調和装置1の熱効率を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、図15〜図17を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る天井設置型の空気調和装置200について説明する。
なお、第2実施形態の天井設置型の空気調和装置200について、第1実施形態の空気調和装置1と共通する点については、ここでは説明を省略する。
空気調和装置200の分割化粧パネル4は、吸込グリル36の下方に配置される第1〜第4分割パネル241a〜dを備えており、各分割パネル241a〜dはそれぞれ折りたたみ開閉可動機構243a〜dを有している点で、第1実施形態の空気調和装置1と最も相違している。
この折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、図15(b)および図16(a)〜(e)(図15(a)の「P」で示した部分の部分拡大断面図)に示すように、略同一平面上において、折りたたみ開閉可動機構243の折りたたみ軸方向が互いに平行となるように配置されている。
また、折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、分割パネル241a〜dの中央近傍において長手方向に延びるようにして設けられている。そして、折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、長手方向を軸方向として、分割パネル241a〜dを折りたたむ。
ここで、折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、ケーシング3に対して回転可能であるものの位置が固定されている固定端として機能する。また、各分割パネル241a〜dの両端部は、図16に示すように、スライドスペースSが設けられたパネル枠33に対して自由にスライドする自由端として機能する。
なお、停止状態では、図15(a)および図16(a)に示すように、各分割パネル241a〜dは、折りたたまれることなくパネル枠33に設けられたスライドスペースS中に納まっており、略同一平面上に互いに連続するように配置されることで吸込口234を覆っている。
そして、運転状態では、図15(b)および図16(b)〜(e)に示すように、各分割パネル241a〜dは、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dによって折りたたまれている(図16(b)、(c)、(d)、(e)において折りたたんでいる様子を段階別に示している)。そして、各分割パネル241a〜dは、固定端として機能する各折りたたみ開閉可動機構243a〜dはケーシング3に対して支持された状態を持続させる。そして、自由端として機能する各分割パネル241a〜dの両端部は、スライドスペースS内において互いに近づくようにスライドすることで、各分割パネル241a〜dは折りたたまれる。この際、パネル枠33および各分割パネル241a〜dの両端部は、ケーシング3に対して下降することになる。このようにして、吸込口234が開口される。
なお、吸込口234から吸い込まれた空気は、下降したパネル枠33とケーシング3との間に生ずる各吹出口235a〜dを介して吹き出される。
(第2実施形態の空気調和装置の特徴)
第2実施形態の天井設置型の空気調和装置200では、分割化粧パネル4は、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dを有している。この各折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、各分割パネル241a〜dを停止状態から運転状態にする場合に、吸込口34に対して垂直に位置するように折りたたむ。これにより、吸込口34を通過しようとする空気流れに対して妨げとなるように配置される部分が停止状態と比較して少なくなっている。
また、折りたたむことなく各分割パネル241a〜dそれぞれを垂直状態にする場合と比較して、折りたたんだ状態で吸込口34から下方に延びる部分の長さを短くすることができる。これにより、吸込口34の周辺における通風抵抗を低減させて周囲からの吸込を容易化させている。
また、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dは、複数に分けられた分割パネル241a〜dのそれぞれに設けられ、各分割パネル241a〜dのそれぞれを個別に折りたたむ。このため、1枚の分割パネルを2つ折りにして折りたたむ場合と比較して、通風抵抗の数を低減できている。
さらに、一枚でなく複数枚の分割パネル241a〜dのそれぞれを折りたたむことで、折りたたんだ状態で吸込口34から下方に延びる部分の長さをよりいっそう短くでき、吸込口34の周辺における通風抵抗をさらに低減させて周囲からの吸込をよりいっそう容易化させている。
また、これらにより、停止状態から運転状態に移行するために必要となる各分割パネル241a〜dの動作が少なくて済み、吸込口34から下方に突出する程度を抑えて、意匠性を向上させている。
(第2実施形態の空気調和装置の変形例)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記第2実施形態の空気調和装置200では、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dがケーシング3に対する固定端として機能し、各分割パネル241a〜dの両端部がパネル枠33のスライドスペースSに対してスライドする自由端として機能する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図17に示すような構成としても同様の効果が得られる。すなわち、図17(a)〜(e)に示すように、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dがパネル枠33に対する固定端として機能し、各分割パネル241a〜dの両端部がケーシング3に設けられたスライドスペースSに対してスライドする自由端として機能するような構成としてもよい。
(B)
上記第2実施形態の空気調和装置200では、運転状態においてパネル枠33が各分割パネル241a〜dに対してスライドしつつ下降する場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図18に示すように、パネル枠33が設けられていない構成であってもよい。
図18(a)に示すように、それぞれ折りたたみ開閉可動機構243a〜dを有している各分割パネル241a〜dの端部が、ケーシング3に設けられたスライドスペースSに対して、スライドし、各折りたたみ開閉可動機構243a〜dを下降させるようにしていくことで、吸込口34を開口するような構成としてもよい。
また、図18(b)に示すように、それぞれ折りたたみ開閉可動機構243a〜dを有している各分割パネル241a〜dの各折りたたみ開閉可動機構243a〜dが、それぞれケーシング3に設けられた支持部材247a〜dに対して支持されたままの状態で、各分割パネル241a〜dが折りたたまれることで、吸込口34を開口するような構成としてもよい。
<第3実施形態>
以下、図19および図20を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る天井設置型の空気調和装置300について説明する。
なお、第3実施形態の天井設置型の空気調和装置300について、第1実施形態の空気調和装置1と共通する点については、ここでは説明を省略する。
空気調和装置300の分割化粧パネル4は、吸込グリル36の下方に配置される第1〜第4分割パネル341a〜fを備えており、各分割パネル341a〜fはそれぞれスライド開閉可動機構343a〜fを有している点で、第1、第2実施形態の空気調和装置1、200と最も相違している。
このスライド開閉可動機構343a〜fは、図19(a)、(b)および図20に示すように、各分割パネル341a〜fの両端部分に関する機構であり、各分割パネル341a〜fの一端部分をケーシング3に対して回転可能に支持させる固定端として機能する機構と、各分割パネル341a〜fの他端部分をパネル枠33に設けられたスライドスペースSに対してスライドさせる自由端として機能する機構と、を有している。
なお、各スライド開閉可動機構343a〜fは、それぞれ互いに主なスライド方向(水平方向であるスライド方向)が共通するように配置されている。ここでは、図19および図20に示すように、各分割パネル341a〜cは、図の左側の端部がスライドし、各分割パネル341d〜fは、図の右側の端部がスライドするように配置されている。
ここで、停止状態では、図19(a)に示すように、各分割パネル341a〜fは、スライドされることなくパネル枠33に設けられたスライドスペースS中に納まっており、略同一平面上に互いに連続するように配置されることで吸込口334を覆っている。
そして、運転状態では、図19(b)および図20に示すように、各分割パネル341a〜fは、各スライド開閉可動機構343a〜fが機能することで、各分割パネル341a〜fが吸込口334に対して垂直な位置関係となるように、パネル枠33に設けられたスライドスペースSに対して一端がスライドする。この際、パネル枠33および各分割パネル341a〜fの両端部は、ケーシング3に対して下降することになる。このようにして、吸込口334が開口される。
なお、吸込口334から吸い込まれた空気は、下降したパネル枠33とケーシング3との間に生ずる各吹出口335a〜dを介して吹き出される。
(第3実施形態の空気調和装置の特徴)
第3実施形態の天井設置型の空気調和装置300では、各分割パネル341a〜fは、運転状態では、スライド開閉可動機構343a〜fが機能することによって、吸込口334に対して略垂直な方向を向くように位置を変更させる。このため、各分割パネル341a〜fのうち、吸込口334を通過しようとする空気流れに対して妨げとなるように配置される部分が停止状態と比較して少なくなっている。
また、各スライド開閉可動機構343a〜fは、複数に分けられた分割パネル341a〜fのそれぞれの端部において機能し、各分割パネル341a〜fのそれぞれを個別にスライドさせている。このため、1枚の分割パネルをスライドさせて吸込口334を開口させる場合と比較して、複数の分割パネル341a〜fをスライドさせて吸込口334を開口させているため、通風抵抗を低減させることができる。
さらに、一枚でなく複数枚の分割パネル341a〜fのそれぞれを個別にスライドさせることで、スライドさせた状態で吸込口334から下方に延びる部分の長さをよりいっそう短くでき、吸込口334の周辺における通風抵抗をさらに低減させて周囲からの吸込をよりいっそう容易化させている。
また、これらにより、停止状態から運転状態に移行するために必要となる各分割パネル241a〜fの動作が少なくて済み、吸込口334から下方に突出する程度を抑えて、意匠性を向上させている。
なお、分割パネル341a、31b、341cを互いに平行に配置させつつ、これとは別個に、分割パネル341d、341e、341fを互いに平行に配置させている。そして、これらの互いに平行な状態を保ったままでスライド開閉可動機構343a〜fによって開閉させることで、開閉動作の途中であっても吸込口334の通風抵抗を低減させた状態とすることができる。
(第3実施形態の空気調和装置の変形例)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記第3実施形態の空気調和装置300では、運転状態においてパネル枠33が各分割パネル341a〜fに対してスライドしつつ下降する場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図21(a)に示すように、パネル枠33が設けられていない構成であってもよい。
(B)
また、図21(b)に示すように、各スライド開閉可動機構343a〜fを有する各分割パネル341a〜fのそれぞれが、パネル枠33に設けられたスライドスペースS中において設けられており、固定端として機能する部分が無くてもよい。
(C)
また、図21(c)に示すように、各分割パネル341a〜fが有しているスライド開閉可動機構343a〜fは、一端がパネル枠33において固定端として機能し、他端がケーシング3に設けられたスライドスペースSにおいて自由端として機能するように構成されていてもよい。
(D)
また、図21(d)に示すように、各分割パネル341a〜fが有しているスライド開閉可動機構343a〜fは、一端がケーシング3において固定端として機能し、他端がパネル枠33に設けられたスライドスペースSにおいて自由端として機能するように構成されており、各分割パネル341a〜fが互いに平行関係となるよいに配置されていなくてもよい。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
本発明は上述した第1〜第3実施形態における天井設置型の空気調和装置1、200、300限られるものではなく、例えば、図22に示すような、天井設置型の空気調和装置400であってもよい。なお、この天井設置型の空気調和装置400について、第1実施形態の空気調和装置1と共通する点については、ここでは説明を省略する。
空気調和装置400の分割化粧パネル4は、図22に示すように、第1〜第4分割パネル441a〜441dを有している。この各分割パネル441a〜dは、それぞれ回転開閉可動機構444a〜dを有しており、空気調和装置400が停止状態となっている場合と運転状態となっている場合とで、回転状態が異なるように調節される。
停止状態では、空気調和装置400は、図22(a)に示すように、第1〜第4分割パネル441a〜441dが平面視において、天井面に配置されているケーシング3の周縁においてケーシング3の下面に沿うようにして略平面状にそれぞれ配置されている。
また、運転状態では、空気調和装置400は、図22(b)に示すように、第1から第4分割パネル441a〜dが、それぞれの回転開閉可動機構444a〜dによって回転し、ケーシング3の下面内側においてそれぞれ吸込口434a〜dが登場する。そして、これと同時に、ケーシング3の下面外側においてそれぞれ吹出口435a〜dが登場する。
この運転状態において、送風ファン5が駆動することで、吸込口434a〜dを介してケーシング3内部に吸い込まれた室内空気は、吸込グリル36を通過し、フィルタ37によって埃が除去され、熱交換器6を流れる冷媒との熱交換により温度が調節されて、各吹出口435a〜dを介して室内に対して吹き出される。
このように、空気調和装置400でも、各分割パネル441a〜dが回転開閉可動機構444a〜dによって回転されるだけで、吸込口434a〜dおよび吹出口435a〜dが確保されるため、上述した第1〜第3実施形態の空気調和装置1,200、300と同様に、天井面がスッキリと見えるようにして意匠性を向上させつつ、空気調和のための通気を容易に確保することができる。
(B)
また、図23および図24に示すような、天井設置方型の空気調和装置500であってもよい。なお、この天井設置型の空気調和装置500について、第1実施形態の空気調和装置1と共通する点については、ここでは説明を省略する。
空気調和装置500の嵌合化粧パネル504は、図23に示すように、ケーシング3には、吸込口534を介した通気を部分的に遮断するための遮断部材39a〜39fが設けられている。この遮断部材39a〜39fは、図23に示すように、吸込口534の通気を部分的に塞ぐようにして互いに並行に延びる部材(図23でいう紙面奥行き方向に延びる部材)である。吸込口534に遮断部材39s〜39eが設けられているため、運転時には、室内空気は、この遮断部材39a〜39eを回避するようにして吸込口534a〜534eを通過してケーシング3内部に取り込まれる。また、嵌合化粧パネル504は、図23に示すように、ケーシング3の遮断部材39a〜39fに対応するようにして遮断対応開口49a〜49fが設けられ、この遮断対応開口49a〜49fの間において吸込口534a〜吸込口534eの通気部分に対応するように互いに並行に延びる複数の嵌合部材541a〜541eが設けられている。
空気調和装置500が停止状態となっている場合には、図24(a)に示すように、この嵌合化粧パネル504の嵌合部材541a〜541eのそれぞれが、ケーシング3の遮断部材39a〜39fに対して嵌合されて、通気を遮断し、各嵌合部材541a〜541eの下端面と各遮断部材39a〜39fの下端面とによって略フラットな面が構成されるようになっている。これにより、停止状態では、室内側から天井面を見た時に、空気調和装置500の下面がスッキリとして見えるようになっている。また、空気調和装置500が運転状態となっている場合には、図24(b)に示すように、この嵌合化粧パネル504の嵌合部材541a〜541eは、開閉可動機構543が作動することで、ケーシング3に対して下降した状態となる。これにより、運転状態においては、送風ファン5が駆動することで、室内空気は、図24(b)に示すように、遮断対応開口49a〜49fを通過し、さらに、吸込口534a〜吸込口534eを通過して、ケーシング3内部に取り込まれる。このようにして取り込まれた空気は、吸込グリル36を通過し、フィルタ37によって埃が除去され、熱交換器6を流れる冷媒との熱交換により温度が調節されて、各吹出口535a〜535dを介して、再び室内に対して吹き出される。
このように、空気調和装置500でも、上述した第1〜第3実施形態の空気調和装置1,200、300と同様に、天井面がスッキリと見えるようにして意匠性を向上させることができる。また、運転状態における室内空気の取込は、嵌合化粧パネル4とケーシング3との離隔距離によって形成される水平方向の隙間を介した取込ではなく、停止状態から運転状態となった場合に各吸込口534a〜534eの位置と遮断対応開口49a〜49fの位置との位置関係のズレで生じる流路を介して行われている。これにより、室内空気のケーシング3内への取込を確保するには、各吸込口534a〜534eの位置と遮断対応開口49a〜49fの位置との位置関係のズレを確保することができれば充分であり、嵌合化粧パネル504をケーシング3に対して必要以上に離隔させなくて済む。これにより、嵌合化粧パネル504の運転状態における下降の程度を少なく抑えることができ、通気を用意に確保することができる。また、嵌合化粧パネル504の下降の程度が抑えられるため、天井から嵌合化粧パネル504が下降することによって、室内にいる人間が天井が低くなったような圧迫感を感じる等の不具合を抑えることができ、この点でも意匠性を向上させることができる。
本発明によれば、意匠性を向上させつつ通気を確保することができるため、ユーザからよく見られる位置に配置されて意匠性が要求される空気調和装置への適用が特に有用である。
本発明の第1実施形態に係る天井設置型の空気調和装置の外観斜視図。 空気調和装置のケーシング内部の側面断面図。 空気調和装置の概略平面断面図であって、天板を取り除いた状態を示す図。 (a)停止状態における分割化粧パネルの斜視図。 (b)運転状態における分割化粧パネルの斜視図。 空気調和装置のケーシングの底面における平面図。 停止状態における分割化粧パネルの平面図。 運転状態における分割化粧パネルの平面図。 (a) 停止状態におけるケーシング内部の概略側面断面図。 (b) 運転状態におけるケーシング内部の概略側面断面図。 (a) 変形例(A)に係る空気調和装置の停止状態における分割化粧パネルの斜視図。 (b) 変形例(A)に係る空気調和装置の運転状態における分割化粧パネルの斜視図。 (a) 変形例(B)に係る空気調和装置の停止状態における概略側面断面図。 (b) 変形例(B)に係る空気調和装置の運転状態における概略側面断面図。 変形例(C)に係る空気調和装置の概略側面断面図。 (a) 変形例(C)に係る空気調和装置の停止状態における概略側面断面図。 (b) 変形例(C)に係る空気調和装置の運転状態における概略側面断面図。 変形例(D)に係る空気調和装置の概略側面断面図。 (a)〜(d) 変形例(D)に係る空気調和装置の概略側面断面図。 (a) 第2実施形態に係る空気調和装置の停止状態における概略側面断開示図。 (b) 第2実施形態に係る空気調和装置の運転状態における概略側面断面図。 ケーシング側固定式の折りたたみ機構の段階別説明図。 第2実施形態に係る空気調和装置の変形例(A)におけるパネル側固定式の折りたたみ機構の段階別説明図。 (a) 第2実施形態に係る空気調和装置の変形例(B)におけるパネル枠を有さない場合の一例。 (b) 第2実施形態に係る空気調和装置の変形例(B)におけるパネル枠を有さない場合の他の一例。 (a) 第3実施形態に係る空気調和装置の停止状態における概略側面断面図。 (b) 第3実施形態に係る空気調和装置の運転状態における概略側面断面図。 第3実施形態に係る空気調和装置のスライド開閉可動機構の部分拡大図。 (a) 第3実施形態に係る空気調和装置の変形例(A)。 (b) 第3実施形態に係る空気調和装置の変形例(B)。 (c) 第3実施形態に係る空気調和装置の変形例(C)。 (d) 第3実施形態に係る空気調和装置の変形例(D)。 (a) 他の実施形態(A)における空気調和装置の停止状態における概略側面断面図。 (b) 他の実施形態(A)における空気調和装置の運転状態における概略側面断面図。 他の実施形態(B)に係る空気調和装置。 他の実施形態(B)に係る空気調和装置の部分拡大図。
符号の説明
1 空気調和装置
3 ケーシング
4 分割化粧パネル(パネル部)
33 底板(パネル枠)
34 吸込口(第1通気口)
35 吹出口(第2通気口)
38 ケーシング支持部
39 遮断部材(遮断部)
41 分割パネル(第1〜第4分割パネル)
43 開閉可動機構(開閉可動機構)
44 角度調節機構
45 フラップ(第1〜第4フラップ)
48 パネル支持部
49 遮断対応開口(遮断対応開口部)
243 折りたたみ開閉可動機構(折りたたみ機構)
343 スライド開閉可動機構(方向変更機構)
504 嵌合化粧パネル
S スライドスペース

Claims (16)

  1. 空調対象空間の上方に配置される空気調和装置(1)であって、
    第1通気口(34)と、前記第1通気口(34)を通過する空気が通過する第2通気口(35a〜35d)とを有するケーシング(3)と、
    第1パネル(41a、41b、41c、41d)と第2パネル(41a、41b、41c、41d)との少なくとも2つを含むパネル(41)と、前記第1通気口(34)と前記パネル(41)との相対位置を変化させる可動機構(43)と、を有するパネル部(4)と、
    を備え、
    前記可動機構(43)は、前記第1パネルの一端と前記第2パネルの一端とが近接して位置することで前記第1通気口(34)を介した空気流れを遮断する第1状態と、前記第1パネルの一端および前記第2パネルの一端が互いに離反して前記第1状態と異なる位置に移動して前記第1通気口(34)の少なくとも一部を介した空気流れを許可する第2状態と、を切り替える、
    空気調和装置(1)。
  2. 前記第1状態では、前記第1パネルの面および前記第2パネルの面と、前記第1通気口の面と、が近接して配置され、
    前記第2状態では、前記第1パネルの面および前記第2パネルの面と、前記第1通気口の面と、が前記第1状態よりも互いに離反した位置に配置される、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 空調対象空間の上方に配置される空気調和装置(1)であって、
    第1通気口(34)と、前記第1通気口(34)を通過する空気が通過する第2通気口(35a〜35d)とを有するケーシング(3)と、
    端部の第1回転軸を中心として回動する第1パネル(41a、41b、41c、41d)と端部の第2回転軸を中心として回動する第2パネル(41a、41b、41c、41d)との少なくとも2つのパネルと、前記第1通気口(34)と前記パネル(41)との相対位置を変化させる可動機構(43)と、を有するパネル部(4)と、
    を備え、
    前記可動機構(43)は、前記第1パネルの面と前記第2パネルの面との向きが前記第1通気口における主な通気方向と略同一であって、前記第1パネルの面と前記第2パネルの面とが略同一平面上に位置することで前記第1通気口(34)を介した空気流れを遮断する第1状態と、前記第1回転軸が軸となって前記第1パネルが、前記第2回転軸が軸となって前記第2パネルが、それぞれ回動することで、前記第1パネルの面の向きおよび前記第2パネルの面の向きが前記第1通気口における主な通気方向に対して略垂直な方向視において互いに重なるように位置することで前記第1通気口(34)の少なくとも一部を介した空気流れを許可する第2状態と、を切り替える、
    空気調和装置(1)。
  4. 前記パネル部(4)は、パネルスライドスペース(S)が設けられ、前記第1状態において前記第1パネルおよび前記第2パネルと伴に前記第1吹出口(34)を介した空気流れを遮断するパネル枠(33)と、をさらに有し、
    前記ケーシング(3)は、前記パネル枠(33)を支持するケーシング支持部(38)をさらに有し、
    前記第1パネルは、前記第1回転軸に対して反対側の端部であって前記パネルスライドスペース(S)に対してスライドする第1スライド端をさらに有し、
    前記第1回転軸は前記ケーシング支持部(38)に対して回動可能に支持され、
    前記第2パネルは、前記第2回転軸に対して反対側の端部であって前記パネルスライドスペース(S)に対してスライドする第2スライド端をさらに有し、
    前記第2回転軸は前記ケーシング支持部(38)に対して回動可能に支持される、
    請求項3に記載の空気調和装置(1)。
  5. 前記パネル部(4)は、前記ケーシングを支持するパネル支持部(48)と、前記第1パネルおよび前記第2パネルと伴に前記第1吹出口(34)を介した空気流れを遮断するパネル枠(33)と、をさらに有し、
    前記ケーシング(3)は、ケーシングスライドスペース(S)をさらに有し、
    前記第1パネルは、前記第1回転軸に対して反対側の端部であって前記ケーシングスライドスペース(S)に対してスライドする第1スライド端をさらに有し、
    前記第1回転軸は前記パネル支持部(48)に対して回動可能に支持され、
    前記第2パネルは、前記第2回転軸に対して反対側の端部であって前記ケーシングスライドスペース(S)に対してスライドする第2スライド端をさらに有し、
    前記第2回転軸は前記パネル支持部(48)に対して回動可能に支持される、
    請求項3に記載の空気調和装置(1)。
  6. 空調対象空間の上方に配置される空気調和装置(1)であって、
    第1通気口(34)と、前記第1通気口(34)を通過する空気が通過する第2通気口(35a〜35d)とを有するケーシング(3)と、
    第1パネル(41a、41b、41c、41d)と、一端部が前記第1パネルの一端部と共通した第1共通回転軸を構成するように配置された第2パネル(41a、41b、41c、41d)と、前記第1通気口(34)と前記パネル(41)との相対位置を変化させる可動機構(43)と、を有するパネル部(4)と、
    を備え、
    前記可動機構(43)は、前記第1パネルの面と前記第2パネルの面との向きが前記第1通気口における主な通気方向と略同一であって、前記第1パネルの面と前記第2パネルの面とが略同一平面上に位置することで前記第1通気口(34)を介した空気流れを遮断する第1状態と、前記第1共通回転軸を中心として前記第1パネルおよび前記第2パネルがそれぞれ回動し、前記第1パネルの面の向きおよび前記第2パネルの面の向きが前記第1通気口における主な通気方向に対して略垂直な方向視において互いに重なるように位置することで前記第1通気口(34)の少なくとも一部を介した空気流れを許可する第2状態と、を切り替える、
    空気調和装置(1)。
  7. 前記パネル部(4)は、第3パネルと、端部が前記第3パネルの端部と共通している第2共通回転軸を構成するように配置された第4パネルと、をさらに有し、
    前記可動機構(43)は、前記第1状態において、前記第1パネルの面、前記第2パネルの面、前記第3パネルの面および前記第4パネルの面の向きが前記第1通気口における主な通気方向と略同一であって、前記第1パネルの面、前記第2パネルの面、前記第3パネルの面および前記第4パネルの面が略同一平面上に位置することで前記第1通気口(34)を介した空気流れを遮断し、前記第2状態において、前記第1共通回転軸を中心としてそれぞれが回動することで前記第1パネルと前記第2パネルとが略重なった状態としつつ、前記第2共通回転軸を中心としてそれぞれが回動することで前記第3パネルと前記第4パネルとが略重なった状態とする、
    請求項6に記載の空気調和装置(1)。
  8. 前記パネル部(4)は、パネルスライドスペース(S)が設けられ、前記第1状態において前記第1パネルおよび前記第2パネルと伴に前記第1吹出口(34)を介した空気流れを遮断するパネル枠(33)と、をさらに有し、
    前記ケーシング(3)は、前記パネル枠(33)を支持するケーシング支持部(38)をさらに有し、
    前記第1パネルは、前記共通回転軸に対して反対側の端部であって前記パネルスライドスペース(S)に対してスライドする第1スライド端をさらに有し、
    前記第2パネルは、前記共通回転軸に対して反対側の端部であって前記パネルスライドスペース(S)に対してスライドする第2スライド端をさらに有し、
    前記共通回転軸は、前記パネル支持部(48)に対して回動可能に支持される、
    請求項6に記載の空気調和装置(1)。
  9. 前記パネル部(4)は、前記ケーシングを支持するパネル支持部(48)と、前記第1パネルおよび前記第2パネルと伴に前記第1吹出口(34)を介した空気流れを遮断するパネル枠(33)と、をさらに有し、
    前記ケーシング(3)は、ケーシングスライドスペース(S)を有し、
    前記第1パネルは、前記共通回転軸に対して反対側の端部であって前記ケーシングスライドスペース(S)に対してスライドする第1スライド端をさらに有し、
    前記第2パネルは、前記共通回転軸に対して反対側の端部であって前記ケーシングスライドスペース(S)に対してスライドする第2スライド端をさらに有し、
    前記共通回転軸は、前記パネル支持部(48)に対して回動可能に支持される、
    請求項6に記載の空気調和装置(1)。
  10. 空調対象空間の上方に配置される空気調和装置(1)であって、
    第1通気口(534,534a〜534e)と、前記第1通気口(534)に設けられて通気を部分的に遮断する遮断部(39,39a〜39f)と、前記第1通気口(534a〜534e)を通過する空気が通過する第2通気口(535a〜535d)とを有するケーシング(3)と、
    前記第1通気口(534a〜534e)に対応した形状のパネル(541,541a〜541e)と、前記遮断部に対応した形状の遮断対応開口部(49,49a〜49f)と、前記第1通気口(534a〜534e)と前記パネル(541a〜541e)との相対位置を変化させる可動機構(543)と、を有するパネル部(4)と、
    を備え、
    前記可動機構(543)は、前記パネル(541a〜541e)の周縁部が前記第1通気口(534a〜534e)の周縁部に対応し、前記遮断対応開口部(49a〜49f)の周縁部が前記遮断部(39a〜39f)の周縁部に対応するように配置して前記第1通気口(534a〜534e)を介した空気流れを遮断する第1状態と、前記パネル(541a〜541e)の周縁部と前記第1通気口(534a〜534e)の周縁部との位置関係、および、前記遮断対応開口部(49a〜49f)の周縁部と前記遮断部(39a〜39f)の周縁部との位置関係を前記第1状態と異なる状態にすることで、前記第1通気口(534a〜534e)の少なくとも一部を介した空気流れを許可する第2状態と、を切り替える、
    空気調和装置(1)。
  11. 前記第1通気口(34)は、前記ケーシング(3)内への吸込口として機能し、
    前記第2通気口(35a〜d)は、前記ケーシング(3)からの吹出口として機能する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  12. 前記可動機構(43)は、前記第2状態における前記パネル(41)と前記ケーシング(3)とを互いに離反させて、前記第2通気口を広げる、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  13. 前記可動機構(43)は、前記第2状態における前記パネル(41)を、平面視において前記第2通気口(35a〜d)が覆われる位置に配置する、
    請求項12に記載の空気調和装置(1)。
  14. 前記第2状態において前記第2通気口(35a〜d)近傍における前記パネル(41)の前記ケーシング(3)に対する傾斜角度を変更する角度調節機構(44)をさらに備えた、
    請求項12または13に記載の空気調和装置(1)。
  15. 前記第2状態において前記ケーシング(3)と前記パネル(41)との間に位置し、前記第2通気口(35a〜d)を通過する空気流れの向きを調節するフラップ(45)をさらに備えた、
    請求項12から14のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  16. 前記パネル(41)は、表面が略フラットな形状であり、前記第1状態では前記第1通気口(34)を略平面形状となって覆う、
    請求項1から15のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
JP2006113441A 2006-04-17 2006-04-17 空気調和装置 Expired - Fee Related JP4001172B1 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113441A JP4001172B1 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 空気調和装置
EP07741746A EP2014997A4 (en) 2006-04-17 2007-04-17 AIR CONDITIONER
KR1020087025765A KR101045550B1 (ko) 2006-04-17 2007-04-17 공기 조화 장치
PCT/JP2007/058310 WO2007123101A1 (ja) 2006-04-17 2007-04-17 空気調和装置
CN2007800137040A CN101421563B (zh) 2006-04-17 2007-04-17 空调装置
US12/297,412 US20090098820A1 (en) 2006-04-17 2007-04-17 Air conditioning apparatus
AU2007241914A AU2007241914B2 (en) 2006-04-17 2007-04-17 Air conditioning apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113441A JP4001172B1 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4001172B1 true JP4001172B1 (ja) 2007-10-31
JP2007285604A JP2007285604A (ja) 2007-11-01

Family

ID=38625001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113441A Expired - Fee Related JP4001172B1 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 空気調和装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20090098820A1 (ja)
EP (1) EP2014997A4 (ja)
JP (1) JP4001172B1 (ja)
KR (1) KR101045550B1 (ja)
CN (1) CN101421563B (ja)
AU (1) AU2007241914B2 (ja)
WO (1) WO2007123101A1 (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8749343B2 (en) * 2007-03-14 2014-06-10 Seth Cirker Selectively enabled threat based information system
US20100019927A1 (en) * 2007-03-14 2010-01-28 Seth Cirker Privacy ensuring mobile awareness system
US7874744B2 (en) * 2007-09-21 2011-01-25 Seth Cirker Privacy ensuring camera enclosure
US8123419B2 (en) 2007-09-21 2012-02-28 Seth Cirker Privacy ensuring covert camera
JP5232497B2 (ja) * 2008-02-21 2013-07-10 三菱重工業株式会社 空調用室内ユニット
JP4636197B2 (ja) * 2008-07-18 2011-02-23 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室内機
ITMI20081797A1 (it) * 2008-10-10 2010-04-11 Alfa Laval Corp Ab Gruppo evaporatore da parete/soffitto per il condizionamento dell'aria, in particolare per ambienti di stoccaggio di merce refrigerata
KR101632884B1 (ko) * 2008-12-23 2016-06-23 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기
KR101576539B1 (ko) * 2009-01-20 2015-12-10 삼성전자 주식회사 공기조화기
KR101606006B1 (ko) * 2009-01-20 2016-03-24 삼성전자 주식회사 공기조화기
JP5234434B2 (ja) * 2009-07-01 2013-07-10 清水建設株式会社 空調機
US7908879B1 (en) * 2009-11-03 2011-03-22 Chen Yung-Hua Multifunctional ceiling air-conditioning circulation machine
JP4952775B2 (ja) * 2009-11-05 2012-06-13 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内機
JP5267690B2 (ja) * 2012-02-03 2013-08-21 ダイキン工業株式会社 室内機
JP2013194930A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Fujitsu General Ltd 天井埋込形空気調和機
US20130265720A1 (en) * 2012-04-09 2013-10-10 Tyco Electronics Raychem Bvba Heat dissipation device for telecommunications equipment
US10126000B2 (en) * 2012-05-03 2018-11-13 Broan-Nutone Llc Downdraft ventilation systems and methods
EP2910862B1 (en) * 2012-08-28 2020-04-08 GD Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. Air conditioning indoor machine
KR102055939B1 (ko) 2012-10-10 2019-12-13 엘지전자 주식회사 공기 조화기
EP2719958A3 (en) * 2012-10-10 2017-11-01 LG Electronics, Inc. Air conditioner
US9975405B2 (en) * 2013-03-14 2018-05-22 Dometic Corporation Modular air grill assembly
KR102076668B1 (ko) * 2013-05-24 2020-02-12 엘지전자 주식회사 공기 조화기의 실내기
KR20160033414A (ko) * 2014-09-18 2016-03-28 삼성전자주식회사 기류제어장치를 구비한 공기조화장치
CN104359164B (zh) * 2014-10-17 2018-06-01 广东美的制冷设备有限公司 空调器室外机及其控制方法
CN104456724A (zh) * 2014-10-29 2015-03-25 珠海格力电器股份有限公司 空调器
CN104566900B (zh) * 2014-12-17 2017-05-03 北京联合大学 中央空调矩形风***流调节装置
US20170343235A1 (en) * 2015-06-12 2017-11-30 Mitsubishi Electric Corporation Ceiling cassette air conditioner
CN106338105B (zh) * 2015-07-08 2020-04-10 松下知识产权经营株式会社 吸气装置以及吸气方法
US20170067659A1 (en) * 2015-09-04 2017-03-09 Michael F Silver Nested duct air circulation system
USD850609S1 (en) 2015-10-15 2019-06-04 Dometic Sweden Ab Modular air grill
KR102032192B1 (ko) 2015-10-23 2019-10-15 삼성전자주식회사 공기조화기
JP6498598B2 (ja) * 2015-12-21 2019-04-10 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法
AU2017200186A1 (en) 2016-01-16 2017-08-03 Dometic Sweden Ab Parking cooler
USD817466S1 (en) 2016-01-19 2018-05-08 Dometic Sweden Ab Air shroud assembly
AU367405S (en) 2016-02-12 2016-03-01 Dometic Sweden Ab Recreational vehicle air-conditioning unit
AU2017222698B2 (en) 2016-02-22 2022-06-16 Dometic Sweden Ab Air-conditioner control
CN109070688B (zh) 2016-02-22 2022-04-19 多美达瑞典有限公司 车辆空调器
AU201612249S (en) 2016-04-28 2016-05-31 Dometic Sweden Ab Air-conditioning unit
AU201712794S (en) 2016-11-23 2017-05-23 Dometic Sweden Ab Ventilation and air conditioning apparatus
USD915569S1 (en) 2017-02-17 2021-04-06 Dometic Sweden Ab Shroud assembly
CN108879335B (zh) * 2017-05-16 2020-05-29 青岛海尔空调器有限总公司 离子风发生装置及空调室内机
DE112018005883T5 (de) 2017-11-16 2020-07-30 Dometic Sweden Ab Klimatisierungsvorrichtung für wohnmobile
SE542661C2 (en) * 2018-04-09 2020-06-23 Swegon Operations Ab AIR TERMINAL DEVICE FOR CONTROL OF AIR FLOW IN A VENTILATION SYSTEM
CN108870542B (zh) * 2018-07-06 2021-05-04 珠海格力电器股份有限公司 一种空调室内机和空调器
USD905217S1 (en) 2018-09-05 2020-12-15 Dometic Sweden Ab Air conditioning apparatus
US11754331B2 (en) 2019-10-25 2023-09-12 Johnson Controls Tyco IP Holdings LLP Divider panel for HVAC system
CN110887143A (zh) * 2019-12-04 2020-03-17 嘉兴巴洛斯顿电器有限公司 一种凉霸防油污机构
KR20240048746A (ko) * 2022-10-07 2024-04-16 엘지전자 주식회사 공기조화기

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3221633A (en) * 1963-05-13 1965-12-07 Air Devices Inc Wall diffuser
JPH0642768A (ja) 1992-04-07 1994-02-18 Daikin Ind Ltd 空気調和機
GB2270154B (en) * 1992-08-26 1996-08-28 Toshiba Kk Air conditioner
US5810658A (en) * 1995-11-30 1998-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Interlocking device for closing or opening the suction and exhaust ports in air conditioners
KR100261693B1 (ko) * 1997-11-07 2000-07-15 윤종용 공기조화기의 흡입구 제어장치 및 그 방법
JP2000074477A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Fujitsu General Ltd 空気調和機
DE19854588C2 (de) * 1998-11-26 2003-06-26 Ltg Holding Gmbh Mit mindestens einer Luftaustrittsöffnung versehener Luftauslaß
KR100344593B1 (ko) * 1999-12-27 2002-07-20 삼성전자 주식회사 공기조화기
EP1188993A4 (en) * 2000-04-19 2004-03-31 Daikin Ind Ltd AIR CONDITIONER
KR100445467B1 (ko) * 2001-04-20 2004-08-21 주식회사 엘지이아이 공기조화기의 실내기
KR100671108B1 (ko) * 2003-03-26 2007-01-17 다이킨 고교 가부시키가이샤 공기 조화기의 실내기
JP3641722B2 (ja) 2003-09-30 2005-04-27 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室内機
KR100577254B1 (ko) * 2004-06-24 2006-05-10 엘지전자 주식회사 공기청정 겸용 환기시스템
KR100556432B1 (ko) * 2004-06-24 2006-03-03 엘지전자 주식회사 공기청정겸용 환기시스템
EP1801512B1 (en) * 2004-07-14 2011-10-05 Daikin Industries, Ltd. Indoor unit of air conditioner
KR100686024B1 (ko) * 2004-07-28 2007-02-22 엘지전자 주식회사 공기청정 겸용 환기시스템 및 이를 이용한 운전방법
US20070175399A1 (en) * 2004-12-13 2007-08-02 Innovive Inc. Containment systems and components for animal husbandry
JP4923639B2 (ja) * 2005-11-11 2012-04-25 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内パネル及び空気調和装置
JP4039453B1 (ja) * 2005-12-12 2008-01-30 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
JP3998032B1 (ja) * 2006-04-18 2007-10-24 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内機
JP2007303770A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP5103926B2 (ja) * 2007-02-09 2012-12-19 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内ユニット
KR101598626B1 (ko) * 2009-01-09 2016-02-29 엘지전자 주식회사 공기 조화기 실내기

Also Published As

Publication number Publication date
CN101421563A (zh) 2009-04-29
CN101421563B (zh) 2010-06-02
AU2007241914A1 (en) 2007-11-01
KR20080110850A (ko) 2008-12-19
EP2014997A1 (en) 2009-01-14
US20090098820A1 (en) 2009-04-16
KR101045550B1 (ko) 2011-07-01
JP2007285604A (ja) 2007-11-01
AU2007241914B2 (en) 2010-03-18
WO2007123101A1 (ja) 2007-11-01
EP2014997A4 (en) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4001172B1 (ja) 空気調和装置
KR102527323B1 (ko) 공기조화기
JP3700718B2 (ja) 空気調和装置
JP4924697B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP4952775B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP4013954B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP5359458B2 (ja) 空気調和装置、ケーシング、および化粧パネル
JP5591061B2 (ja) 空気調和装置
CN109073266B (zh) 空气调节机
KR102613461B1 (ko) 공기조화기
JP5773674B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2017116146A5 (ja)
JP4013963B2 (ja) 空気調和装置
WO2011064999A1 (ja) 空気調和装置、化粧パネルおよびケーシング
JP3864978B2 (ja) 空気調和装置
JP3847313B2 (ja) 空気調和機
JP2013194930A (ja) 天井埋込形空気調和機
US20230213213A1 (en) Air conditioner
JP2015140993A (ja) 空気調和機の室内機及びこれを備えた空気調和機。
JP2003065590A (ja) 空気調和機
JP2005156044A (ja) 空気調和装置
JP2010243049A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees