JP3999102B2 - 盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークル - Google Patents

盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビィークル、即ち、原動機付き自転車、自動二輪車、小型作業車両、あるいは、水流を後方に噴出してその反力で水上を前方に航行する小型滑走艇( Personal Watercraft(パーソナルウォータークラフト); PWCとも呼ばれる) あるいは所謂「スノーモービル」等の運転席が外部に開放されて誰でも乗り込み可能になった形態のビィークルに採用される盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークルに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車等のビィークルは、運転席が外部に開放されて誰でも運転席に乗り込み可能になった形態を有する。
また、所謂キースイッチは、運転席近傍、具体的には運転席前方のインストルメントパネル等の、一般に外部に露出した部分に配置されている。
【0003】
このため、この種の形態のビィークルの場合、運転席が外部と隔離され使用者(運転者)が進入不能な形態を有する四輪自動車に比べて、耐盗難性能が劣る。
【0004】
このような状況の下、自動二輪車等のビィークルでは、そのビィークル固有の信号を発信するカードをビィークルの使用者が保持するとともに、その信号を受信可能な受信機をビィークル側に設けた盗難防止装置がある。このような盗難防止装置の場合、ビィークルを使用しようとするときには、ビィークルに設けられたメインスイッチであるキースイッチに所定の合致したキーを差し込んで所定位置(ON位置)に回転させ、且つ、前記カード側から予め定められた信号を受信した場合にのみ、エンジンを始動することが可能となる(特許文献1参照)。
【0005】
また、公知の盗難装置としては、メインスイッチに差し込むキー自体に暗証コードを記憶させたICチップを埋設して、それ以外のキーを差し込んでも、エンジンの始動を不能にした自動二輪車が知られている。
【0006】
【特許文献1】
特許第3112585号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のカードを使用する盗難防止装置の場合には、ビィークルの使用者は、常に、メインスイッチに差し込むためのキーと、発信機能を具備した前記カードの二つを所持していないと使用することができず、ポケット等が嵩張ることになる。また、いずれか一方が紛失すると、直ちにビィークルを使用することができなくなるという不都合がある。また、カードに内蔵させた電池が電池切れになると、突然ビィークルを使用できなくなる場合もある。
【0008】
また、後者のICチップをキーに埋設するタイプの盗難防止装置の場合にも、キー自体が大型化し、ポケット等に入れたときに違和感を生じさせるという不都合がある。
【0009】
加えて、この種のビィークルの場合には、運転席前方に配置されているインストルメントパネルの面積が狭く、具体的には速度計,回転計等のメータを配置する程度の面積程度しかとれず、公知の、四輪自動車で採用されているような、コンソールパネル等にテンキーおよび表示部を配置して暗証コードを入力させるような公知の構成を採用することは難しい。
【0010】
本発明は、このような状況の下おこなわれたもので、カード等の余分なものを持ち歩かなくともビィークルが使用でき、また、キー自体が大型化することもなく、しかも、盗難の防止が図れるとともに、広い面積のインストルメントパネルを必要としない、盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を、以下のような構成からなる盗難防止装置によって解決することができる。即ち、
本第1の発明にかかる盗難防止装置は、運転席が外部に開放されて誰でも該運転席に乗り込み可能になった形態のビィークルに搭載される盗難防止装置であって、
予め定められた複数のコードからなる特定の暗証コードを、コードを選択するAボタンと、前記Aボタンで選択したコードを固定し、あるいは該Aボタンで選択したコードを固定するとともに次のコードを入力すべきポジションへシフトするBボタンとを用いて、入力することによって、
このビィークルの駆動用エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にすることができるよう構成されるとともに、
この盗難防止装置が、さらにタイマー機能を具備し、前記盗難防止装置の作動を解除した後に、該タイマー機能が設定されると、タイマー設定されてから所定時間経過するまで、該盗難防止装置の作動の再開を遅延させるように構成されていることを特徴とする。
また、本第2の発明にかかる盗難防止装置は、運転席が外部に開放されて誰でも該運転席に乗り込み可能になった形態のビィークルに搭載される盗難防止装置であって、
予め定められた複数のコードからなる特定の暗証コードを、ボタンを用いて、入力することによって、
このビィークルの駆動用エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にすることができるよう構成されるとともに、
この盗難防止装置が、さらにタイマー機能を具備し、前記盗難防止装置の作動を解除して後に、該タイマー機能が設定されてから所定時間経過するまでの間は、該タイマー機能によって、該盗難防止装置の作動がOFFにさせられるように構成されていることを特徴とする。
また、本第3の発明にかかるビィークルは、前記盗難防止装置を備えたことを特徴とする。
【0012】
しかして、このように構成された盗難防止装置によれば、使用者は単に予め定められた暗証コードを記憶さえしておけば、後はAボタンとBボタンとを操作することによって、前記暗証コードに一致するコードを入力すれば、エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にすることができる。従って、使用者は、嵩張る暗証コードを発信するカードあるいはICチップを埋設した大きなキーを持ち歩く必要はない。また、ビィークル側には、単にAボタンとBボタンのみを配置すればよいため、テンキーを配置するような広い面積を必要とすることなく、狭い面積のインストルメントパネルにも配置することができる。しかし、ビィークルへの配置箇所としては、前述のインストルメントパネルに限定されるものでなく、勿論、他の箇所に配置してもよい。
【0013】
また、前記盗難防止装置において、前記入力された一連のコードが、前記特定の暗証コードに照らして誤って、予め定められた回数以上連続して入力されたときには、それ以降の入力を無効とし、前記ECUを作動不能にするよう構成されていると、盗もうとする者が試行錯誤的に暗証コードを複数回入力しても、所定回数以降の入力は意味がなくなり、より盗難防止機能が向上する。つまり、偶然に暗証コードに一致するコードが入力される可能性が低減し、ビィークルの所有者以外の使用が難しくなる。なお、かかる構成の場合、このように作動不能になったECUを、何らかのリセット操作あるいは所定時間が経過することによって解除するように構成することが好ましい。
【0014】
また、前記盗難防止装置において、前記AボタンとBボタンが運転席前方のインストルメントパネルに設けられるとともに、このインストルメントパネルあるいはその近傍に前記入力されたコードを表示する表示装置が配置されていると、操作が容易で表示装置の表示が見易い、現実的に好ましい構成となる。
【0015】
また、前記盗難防止装置において、前記表示装置が、切替え手段により、前記入力されたコードと、ビィークルの走行距離あるいはエンジン稼働時間を表すトリップメータ表示との切替えが可能に構成されていると、表示装置を複数の対象物の表示装置として使用でき、省スペースの点からより好ましい盗難防止装置となる。
【0016】
さらに、前記盗難防止装置において、前記表示装置が、切替え手段により、前記入力されたコードと、ビィークルの走行速度又はエンジン回転数のいずれかとの切替えが可能に構成されていると、表示装置を複数の対象物の表示装置として使用でき、より好ましい盗難防止装置となる。
【0017】
また、前記盗難防止装置において、前記AボタンおよびBボタンの入力を有効にするキースイッチをさらに有し、このキースイッチをONにした後にはじめて前記AボタンおよびBボタンの入力が有効になるとともに前記表示装置が表示するよう構成されていると、操作性の良い盗難防止装置となる。
【0018】
また、前記盗難防止装置において、この盗難防止装置が、前記入力された暗証コードが前記特定の暗証コードと照合して一致した後に、それ以後の盗難防止装置の作動を解除することができるように構成されていると、例えば、使用者がビィークル(例えば、自動二輪車)をガソリンスタンド等に入れて、給油するためにキーをキー穴から抜き取ってタンクキャップを解錠するようなときにも、本来ならECUが非作動状態になって盗難防止装置が作動するような状況においても盗難防止装置が作動しない。従って、給油完了後に、盗難防止装置を解除するために暗証コードを再び入力する手間が不要となる。
【0019】
また、前記盗難防止装置において、前記盗難防止装置は、タイマー機能を具備し、前記盗難防止装置の作動を解除して後に該盗難防止装置の作動条件が満たされても、前記タイマー機能で設定されている所定時間(タイマー設定時間)経過するまでの間は、当該タイマー機能によって、当該盗難防止装置の作動が遅延させられるように構成されていると、前述の給油のようなときにも、給油完了後に再び暗証コードを入力する必要がない。加えて、前記所定時間経過後に、該盗難防止装置の作動条件を満たすような状況、例えば、キーをキー穴に入れない状態で前記給油後に使用者がガソリンスタンドで所用等を行うような状況下では、前記所定時間経過すると再び盗難防止装置が作動するため、このような状況下でのビィークルの盗難を防止することができる。
【0020】
また、前記盗難防止装置において、前記盗難防止装置は、前記入力された一連のコードが前記特定の暗証コードと照合して一致した後に、前記特定の暗証コードを別の暗証コードに変更することができるよう構成されていると、使用者の意図によって適宜暗証コードが変更できるため、盗難防止機能がさらに向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態にかかる盗難防止装置を、ビィークルの一種である自動二輪車に搭載されている場合を例に挙げて説明する。
【0022】
図1は本発明の1の実施形態にかかる盗難防止装置の概略の構成を示すブロック図、図2は図1に示す盗難防止装置の実施形態にかかるAボタンとBボタンおよび表示装置等が配置されているインストルメントパネルの平面外観図、図3は図1に示す盗難防止装置の制御内容等を示すフローチャートである。
(実施形態1)
図1に図示するように、本盗難防止装置Asは、盗難防止装置本体1とこの盗難防止装置本体1にコード(この実施形態では「数値」)を選択して暗証コードを入力するためのAボタン2と、前記Aボタン2で選択したコード(数値)を固定するBボタン3と、入力された暗証コードを表示する表示装置4と、入力された暗証コードが所定回数誤っていた場合に警報を発する警報器5とを有する。そして、この実施形態の場合、前記Aボタン2は、数値を一つ上げる数値アップボタン2A(図1で「A2 」と表示)と、数値を一つ下げる数値ダウンボタン2B(図1で「A1 」と表示)から構成されている。
【0023】
そして、前記盗難防止装置本体1および表示装置4の一方の端子は、電線L1を介して、自動二輪車に搭載されている直流電源(バッテリー)Btの一方の端子(この実施形態の場合、プラス側の端子)と接続されている。また、この盗難防止装置本体1および表示装置4の他方の端子は、車体にアースされ、該車体を介して、前記直流電源(バッテリー)Btの他方の端子(この実施形態の場合、マイナス側の端子)と接続されている。
【0024】
そして、前記電線L1の途中には、電流を通電・遮断するキースイッチの形態のスイッチSW1が介装されている。このスイッチSW1は、自動二輪車のメインスイッチであり、キー(図示せず)を挿入して「ON」位置に回転させることによって、通電状態、つまり、前記盗難防止装置本体1および表示装置4に直流電源Btから通電できるよう構成されている。
そして、前記盗難防止装置1には、前述したAボタン2A,2BおよびBボタン3が接続され、盗難防止装置本体1に暗証コードが入力できるよう構成されている。
【0025】
また、前記警報器5の一方の端子は、前記スイッチSW1と直流電源Btとの間で前記電線L1から分岐した電線L5を介して、前記直流電源Btの前記一方の端子側に接続されている。そして、この電線L5の途中には、該警報器5への通電・遮断をおこなうスイッチSW2が介装されている。また、この警報器5の他方の端子は、車体にアースされ、該車体を介して、前記直流電源Btの前記他方の端子と接続されている。
【0026】
さらに、前記直流電源Btの前記一方の端子は、前記スイッチSW2と直流電源Btとの間で前記電線L5から分岐した電線L3を介して、エンジンEの点火時期、燃料噴射時期およびスロットルの開度を制御するエンジン・コントロール・ユニット(この明細書において「ECU」という)の一方の端子に接続されている。そして、この電線L3の途中には、該ECUへの通電・遮断をおこなうスイッチSW3が介装されている。また、このECUの他方の端子は、車体にアースされ、該車体を介して、前記直流電源Btの前記他方の端子と接続されている。
【0027】
また、図1において、Leは、前記ECUからエンジンEへの制御線を表している。具体的には、前記制御線Leは、点火タイミング、スロットル開度および燃料噴射量と燃料噴射タイミング等の制御をおこなうものである。
【0028】
さらに、前記電線L3の、前記スイッチSW3と前記ECUとの間から、電線Lmが分岐し、その先端はエンジン始動用のセルモータMsの一方の端子に接続されている。また、この電線Lmの途中には、セルモータMsへの通電と遮断をおこなうスイッチSW4が介装されている。このスイッチSW4は、図7に図示する自動二輪車では、ハンドルHnのグリップGp近傍に配置される。また、前記セルモータMsの他方の端子は、車体にアースされ、該車体を介して、前記直流電源Btの前記他方の端子側と接続されている。なお、このセルモータMsはエンジンEと機械的に接続され、エンジンを始動可能に構成されている。
【0029】
前記警報器5としては、種々のものが考えられるが、例えば、ハザードランプ、あるいは警報ブザー、あるいはパッシングランプ等が考えられる。
【0030】
また、前記表示装置4として、この実施形態では、液晶表示器が使用されている。そして、この表示装置4は、入力した暗証コードを表示するとともに、エンジンEが稼働する(運転状態となる)と、自動的に表示内容が切り替わって、トリップメータとして自動二輪車の走行距離(単位「km」)を表示することができるよう構成されている。
【0031】
そして、具体的には、図2に図示するように、前記Aボタン2(2A,2B)、Bボタン3および表示装置4は、自動二輪車の騎乗型の運転席(ライダー・シート)の前方、具体的には、バー型ハンドルの前方のヘッドランプ(図示せず)上方に配置されるインストルメントパネルPi上に配置されている。
【0032】
また、この実施形態の場合には、暗証コードの入力を促す、イモビライザー警報灯6が前記インストルメントパネルPi上に配置されている(図2参照)。
【0033】
このイモビライザー警報灯6は、電気回路的には、図1に図示するように、前記表示装置4へ電力を供給する電線L1から分岐した電線L6と車体を介して、電気が供給されるよう構成されている。
【0034】
そして、前記盗難防止装置本体1内には、図示しないが、演算装置と、盗難制御プログラムおよび暗証コードが記憶された記憶装置とを有する。
【0035】
また、前記盗難防止装置本体1は、制御線L10によって、前記スイッチSW3と接続されて、該スイッチSW3のON−OFF制御するよう構成されている。また、前記盗難防止装置本体1は、制御線L11によって、前記スイッチSW2と接続されて、該スイッチSW2のON−OFF制御するよう構成されている。
【0036】
そして、前記盗難防止装置本体1は、この実施形態では、図7に図示する自動二輪車(ビィークル)VhのシートS下方に配置される。
【0037】
なお、図2において、10は自動二輪車の速度を表示する速度メータ、11はエンジンEの回転数を表示するタコメータ、12は燃料計、13はエンジンの冷却水の温度を表示する水温計、14は時計(切替えスイッチによりトリップメータともなる)、15はヘッドランプの点灯スイッチ、16は方向指示ランプ、17はニュートラルランプである。また、図7において、Tnは燃料タンク、Csはエンジンの側方をカバーするサイドカウリング、Cfは、車体の前方をカバーするフロントカウリング、Wfは前輪、Wrは後輪、Chはエンジンから後輪Wrに動力を伝達する駆動用チェーンである。
【0038】
しかして、前述のように構成された本盗難防止装置によれば、以下のように作用する。以下、前記盗難制御プログラムの制御内容と共に本盗難防止装置の作用について説明する。即ち、図3のフローチャートに沿って説明すると、
自動二輪車の所有者は、保持しているキーを、該自動二輪車のキースイッチであるスイッチSW1に差し込み、「ON」の位置まで回転させると、スイッチSW1がON(通電状態)となる(ステップ1(S1))。この結果、前記直流電源Btから、前記盗難防止装置本体1に電源が供給されて、前記表示装置4と前記イモビライザー警報灯6が点灯する(ステップ2(S2))。なお、暗証コードの入力動作を喚起させるために、前記イモビライザー警報灯6の点灯が、点滅状に点灯するよう、該イモビライザー警報灯6に点滅器(図示せず)を付設しておくことが好ましい。
【0039】
この状態において、予め設定されている暗証コードを入力する(ステップ3(S3))。即ち、前記Aボタン2(2A,2B)を操作して、入力すべき数値を選択し、所定の数値が表示装置4に表示されると、前記Bボタン3を押して、その数値を固定するとともに、一桁ずらせる。このように必要な桁数分暗証コードに対応させて順次数値を入力する。なお、Bボタン3の前記「一桁ずらせる」機能については、このBボタン3でなく、この盗難制御プログラムにおいて、Aボタン2(2A,2B)を入力して後、所定時間(例えば、8秒)経過しても、該Aボタン2から信号が入らないときに、自動的に一桁ずらせるように構成してもよい。
【0040】
所定の桁数だけ所定の暗証コードに対応したコードを入力し終わる(ステップ4(S4))と、具体的には、最後の数値が入力された後に前記Bボタン3を押すと、本盗難防止装置本体1の演算装置が、記憶装置内に記憶されている暗証コードと入力された暗証コードが一致するか否か照合する(ステップ5(S5))。
【0041】
次に、照合の結果、入力した暗証コードが予め記憶されている暗証コードに一致する場合には、ステップ6(S6)に移行して、前記盗難防止装置本体1が前記スイッチSW3をONにして、前記ECUに通電する(ステップ6(S6))。
【0042】
使用者、つまりライダーはこの状態において、ハンドルHnのグリップ近傍のスイッチSW4であるセルスタータースイッチSW4を押圧する(ステップ7(S7))ことによって、セルモータMsを始動する(ステップ8(S8))。
【0043】
そして、エンジンEが始動(ステップ9(S9))したら、前記スイッチSW4の押圧を止めればよい。
【0044】
一方、前記ステップ5(S5)において、入力された暗証コードが誤っていると、ステップ10(S10)に移行して、暗証コードの入力ミスの回数を一つ加算する。
【0045】
次に、ステップ10(S10)から、ステップ11(S11)に移行して、前記暗証コードの入力ミスの回数が5回より多いか否かチェックする(ステップ11(S11))。
ここで、入力ミスが5回以内の場合には、前記ステップ3(S3)に戻って、再度暗証コードを最初から入力する。
【0046】
このように、入力ミスが5回以内では、前記ステップ3(S3)〜ステップ11(S11)のルーチン内の制御および動作を繰り返す。
【0047】
一方、前記入力ミスの回数が5回を越えると、つまり6回になると、ステップ11(S11)からステップ12(S12)に移行し、前記盗難防止装置本体1が前記スイッチSW2をONにして、警報器5を作動させる。従って、警報器5が、警報ブザーである場合には、自動二輪車の警報ブザーが鳴りはじめて、周囲の人々の注意を喚起することになる。
このため、自動二輪車を不正に使用されようとする場合の警報装置となる。
また、前記警報器5が、ハザードランプ、あるいはパッシングランプ等の場合であっても、同様に周囲の者あるいは犬等の注意を惹起し、不正に使用されようとする場合の警報装置となる。勿論、警報器5として、警報ブザーとハザードランプ(あるいはパッシングランプ)を組み合わせてもよく、かかる場合には、音と光による警報となり、夜間にはより効果的な警報器となる。
【0048】
前記ステップ12の警報器5の作動を停止させる手法として、種々のものが考えられるが、例えば、図3に図示するように、所定時間、具体的には30分程度警報器5を作動させ(ステップ13(S13))て、不正に使用しようとする者が再び近づけないようにしてもよいし、あるいは、前記スイッチSW1に挿入しているキーを取り外すことによって、警報が停止するように構成してもよい。
あるいは、見えにくい位置に、警報の停止スイッチを別途設けてもよい。
【0049】
また、この実施形態の場合、前記表示装置4は、ステップ9(S9)のエンジン始動後には、このエンジンの始動を検知して、自動的にトリップメータに切り替わるよう構成されている。勿論、トリップメータではなく、他のメータ(例えば、エンジン回転数あるいは速度)に切り替わるような構成であってもよい。
【0050】
前述のように構成された本盗難防止装置によれば、嵩張る暗証コードを発信させるためのカード、あるいはICチップが埋設された大きな形態のキーを保持する必要もない。しかも、自動二輪車のようにインストルメントパネルの面積が小さいビィークルにも、採用することができる。また、ボタンの数が少ないことから、各ボタンを防水仕様のボタンにしても、安価に実施できる構成となる。勿論、各ボタンをタッチパネル式のもので構成してもよい。
【0051】
前記実施形態では、盗難防止装置を自動二輪車に搭載した場合について説明したが、小型作業車両に同様に採用することもでき、また小型滑走艇の運転席が外部に開放されている形態の小型レジャーボート等のマリンビィークルのビィークル等にも勿論採用することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の別の実施形態にかかる盗難防止装置について説明する。基本的には、前記盗難防止装置と共通し、図1に示すブロック図と基本的に同じ構成を有するが、この実施形態2にかかる盗難防止装置Asの場合には、盗難防止装置本体1の内部に、プログラム(ソフトウエア)の形態で、盗難防止装置の機能をON−OFF(有効−無効)する設定機能と、この盗難防止装置の機能をOFFする時間を設定するタイマー機能と、本盗難防止装置本体1の記憶装置内に記憶されている暗証コードを変更する暗証コード変更機能を備えている点において、さらに機能の高い盗難防止装置となっている。また、この実施形態では、前記タイマー機能を具備することから、盗難防止装置自体に別の電源Bt1(バッテリーあるいはコンデンサー)を具備させている(図1の二点鎖線参照)。
【0052】
つまり、図4の盗難防止装置の制御内容を示すフローチャートに図示する如く、作用する。実施形態1と同じ制御部分を省略して説明すると、入力された暗証コードと予め記憶されている暗証コードとを照合した結果、暗証コードが正しい場合に、スイッチSW3およびECUをONにするステップ6から、ステップ7(S7)に移行する。このステップ7において、記憶装置に記憶させている暗証コードを新たな暗証コードに変更するか否かの判断をすることができる。
【0053】
ここで、前記暗証コードを変更する場合には、実施形態1の場合の暗証コードの入力と同じ手法で、記憶させる新たな暗証コードを入力することによって暗証コードを変更させる(ステップ8(S8))。
【0054】
前記「暗証コードを変更しない」場合、あるいは前記暗証コードの変更が終了すると、盗難防止機能をOFF(無効)にするか否かの判断をすることができる(ステップ9(S9))。
【0055】
ここで、盗難防止機能をOFFにしない場合には、ステップ14(S14)に移行して、ステップ14〜ステップ16(S16)を実行する。つまり、セルモータMsのスイッチSW4をONにすることによって、セルモータが始動してエンジンを始動させることができる。
【0056】
一方、前記ステップ9において、盗難防止機能をOFFにする場合には、この「OFF」の状態を所定時間だけ継続するのか否か、つまり、タイマー機能をONにするのか否かの判断をおこなう(ステップ17(S17))。
このステップ17において、タイマーが設定されると、例えば、10分間タイマーが設定されると、ステップ18(S18),ステップ19(S19)において、その所定時間(10分間)の時間計測がなされ、所定時間経過すると、盗難防止機能は再びONになり、ステップ1へ移行する。従って、例えば、給油のためにガソリンスタンドでキースイッチからキーを抜いた場合には、その所定時間内であれば、再び暗証コードを入力することなく、キーをキースイッチのキー穴に差し込んでONにするだけで、エンジンを始動させることができる。なお、キーをキースイッチのキー穴から抜くと、スイッチSW1はOFFになるが、所定時間内、前記電源Bt1が電力を供給する。
【0057】
また、前記ステップ17において、タイマーが設定されない場合には、盗難防止機能はOFFになった状態を継続することになる(ステップ21(S21))。この盗難防止機能がOFFになると、この状態でキーをキー穴から抜いて、スイッチSW1をOFFにしても、次回は、このキーをキー穴に挿入して回転させて前記スイッチSW1をONするだけで、スイッチSW3およびECUは作動することになる。この盗難防止機能のOFFの状態を解除する場合には、ステップ9において盗難防止機能をONに設定するか、あるいはステップ9において盗難防止機能をOFFで且つステップ17でタイマーの設定を行えばよい。
【0058】
このように構成された実施形態2にかかる盗難防止装置の場合には、給油の際にその都度暗証コードを入力するような煩わしさから開放される。また、家のガレージ等にビィークルを保管しておくような場合には、盗難防止機能をOFFの状態にしておくことによって、該盗難防止装置の無いビィークルと同じように使用することができる。つまり、盗難防止装置が必要なときにも、選択的に使用することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の別の実施形態にかかる盗難防止装置について説明する。前記実施形態1あるいは実施形態2において、図2に図示するインストルメントパネルに代えて、図5に図示するようなインストルメントパネルPiを使用してもよい。図5に図示するインストルメントパネルPiの場合には、速度計を暗証コード等の表示と切り替えて表示できるデジタル表示装置に表示するよう構成して、よりコンパクになっている点において異なる。また、Aボタン2は、一つのボタンで構成され、一回押すごとに一つづつ数値が上がる(あるいは下がる)よう構成されている。
【0059】
かかる場合には、より狭い空間であってもインストルメントパネルPiを配置することが可能となる。
また、かかる図5に図示するインストルメントパネルPiは、インストルメントパネルPiの空いているスペースにソーラ発電パネル20を配置して、前記直流電源Btの消費電気を補填することができるよう構成されている。
【0060】
図5に示すインストルメントパネルPiにおいて、図2に示すインストルメントパネルと同じあるいは対応する構成については、同じ参照記号を付している。また、図5において、18はオイル警報灯、19は燃料警報灯である。
(実施形態4)
本発明にかかる盗難防止装置では、インストルメントパネルPiとして、図2および図5に図示するインストルメントパネルと異なるインストルメントパネル、つまり、図6に図示するようなインストルメントパネルPiであってもよい。この図6に図示するインストルメントパネルPiの場合には、暗証コードを入力するためのAボタン2と、前記Aボタン2で選択した数値を固定するBボタン3を、タッチパネル式にした点でことなり、かかる場合には、より構成がシンプルになり、且つより高い防水性能を得られるインストルメントパネルPiとなる。また、Aボタン2は、一つのボタンで構成され、一回押すごとに一つづつ数値が上がる(あるいは下がる)よう構成されている。
【0061】
図6に示すインストルメントパネルにおいて、図2あるいは図5に示すインストルメントパネルと同じあるいは対応する構成については、同じ参照記号を付している。
【0062】
ところで、前述した実施形態では、暗証コードが一連の連続したコードで構成されているが、これに代えて、つまり、「桁」に代えて「領域」という概念を導入して、特定の領域に特定のコードを入力するよう構成してもよい。また、このように領域という概念を導入した場合には、どの領域から順番にコードを入力するかの、該順番も特定して、暗証コードの組み合わせをより複雑にすることも可能となる。勿論のこと、前記暗証コードに「桁」の概念を用いるときにも、入力する桁の順番を特定して、同じように複雑にすることもできる。そして、このように構成すると、より偶然に暗証コードを入力することができるような状況か低減でき、盗難防止機能を高めることができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明にかかる盗難防止装置によれば、暗証コードを発信する機能を具備したカードあるいはICチップを埋設したキーのような嵩張るものを、持ち歩かなくともビィークルが使用できる。
また、暗証コードを必要最小限の2種類のボタンで入力可能としているため、自動二輪車や小型滑走艇のようなインストルメントパネルに余裕のないビィークルにも容易に採用することができる。
【0064】
しかも、高い耐盗難防止性能を具備した盗難防止装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる盗難防止装置の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】 AボタンとBボタンおよび表示装置等が配置されているインストルメントパネルの平面外観図である。
【図3】 第1の実施形態にかかる盗難防止装置の制御内容等を示すフローチャートである。
【図4】 別の実施形態にかかる盗難防止装置の制御内容等を示すフローチャートである。
【図5】 図2とは別の実施形態にかかるインストルメントパネルを示す図で、AボタンとBボタンおよび表示装置等が配置されているインストルメントパネルの平面外観図である。
【図6】 図2および図5とは別の実施形態にかかるインストルメントパネルを示す図で、AボタンとBボタンおよび表示装置等が配置されているインストルメントパネルの平面外観図である。
【図7】 本発明にかかる盗難防止装置を具備したビィークルの一種である自動二輪車の全体の外観を表す全体側面図である。
【符号の説明】
2(2A,2B)……Aボタン
3……Bボタン
ECU……ECU(エンジン・コントロール・ユニット)

Claims (8)

  1. 運転席が外部に開放されて誰でも該運転席に乗り込み可能になった形態のビィークルに搭載される盗難防止装置であって、
    予め定められた複数のコードからなる特定の暗証コードを、コードを選択するAボタンと、前記Aボタンで選択したコードを固定し、あるいは該Aボタンで選択したコードを固定するとともに次のコードを入力すべきポジションへシフトするBボタンとを用いて、入力することによって、
    このビィークルの駆動用エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にすることができるよう構成されるとともに、
    この盗難防止装置が、さらにタイマー機能を具備し、前記盗難防止装置の作動を解除した後に、該タイマー機能が設定されると、タイマー機能が設定されてから所定時間経過するまで、該盗難防止装置の作動の再開を遅延させるように構成されていることを特徴とする盗難防止装置。
  2. 前記入力された暗証コードが前記予め定められた特定の暗証コードと照合された結果一致した場合に、前記タイマー機能の設定と非設定の選択が可能に構成され、この選択において非設定を選択されると、その後、盗難防止機能が解除された状態のまま維持することを特徴とする請求項1記載の盗難防止装置。
  3. 前記AボタンとBボタンとを用いての暗証コードの入力が、予め定められた入力する桁の順番にしたがって且つ各桁の所定のコードを順次入力することによっておこなわれることを特徴とする請求項1又は2記載の盗難防止装置。
  4. 前記盗難防止装置が、前記入力されたコードが前記特定の暗証コードと照合して両者が一致すると、該特定の暗証コードを別の暗証コードに変更することができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載の盗難防止装置。
  5. 前記別の暗証コードへの変更が、前記AボタンとBボタンとを用いておこなわれる前記暗証コードの入力と同じように、おこなわれることを特徴とする請求項4記載の盗難防止装置。
  6. 前記盗難防止装置が、さらに抜き差し自在なキーとキー穴を備え該キーを所定位置へセットすることにより主電源をONにするメインスイッチを備え、前記タイマー機能が設定されてから、前記所定時間内に前記キーがキー穴に挿入されて該キーが所定位置にセットされれば、前記エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にして該エンジンの始動が可能となるよう構成されている請求項1〜5のいずれか1の項に記載の盗難防止装置。
  7. 運転席が外部に開放されて誰でも該運転席に乗り込み可能になった形態のビィークルに搭載される盗難防止装置であって、
    予め定められた複数のコードからなる特定の暗証コードを、ボタンを用いて、入力することによって、このビィークルの駆動用エンジンの動作制御を司るECUを作動状態にすることができるよう構成されるとともに、
    この盗難防止装置が、さらにタイマー機能を具備し、前記盗難防止装置の作動を解除した後に該タイマー機能が設定されると、タイマー機能が設定されてから所定時間経過するまで、該盗難防止装置の作動の再開を遅延させるように構成されていることを特徴とする盗難防止装置
  8. 請求項1〜7のいずれか1の項に記載の盗難防止装置を備えたことを特徴とするビィークル。
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