JP3996046B2 - 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法 - Google Patents

排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3996046B2
JP3996046B2 JP2002354162A JP2002354162A JP3996046B2 JP 3996046 B2 JP3996046 B2 JP 3996046B2 JP 2002354162 A JP2002354162 A JP 2002354162A JP 2002354162 A JP2002354162 A JP 2002354162A JP 3996046 B2 JP3996046 B2 JP 3996046B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic fiber
converter
shell
fiber layer
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002354162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003176717A (ja
Inventor
政直 安形
敬一 阪下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2002354162A priority Critical patent/JP3996046B2/ja
Publication of JP2003176717A publication Critical patent/JP2003176717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996046B2 publication Critical patent/JP3996046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーター用断熱シール材の取り付け方法、特に触媒保持体周囲とシェルとの間のシール材の組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載する排気ガス浄化用コンバーター9は、図4に示すごとく、触媒保持体94と該触媒保持体94の外方を覆う金属製のシェル92と、両者の間に配置した緩衝シール材93とよりなるものが用いられている。上記触媒保持体94には白金等の触媒が担持されている。触媒保持体94としては、例えばその断面をハニカム状に成形したコージェライト担体を用いる。なお、図4において、符号910は排気パイプ95取付用のフランジである。
【0003】
上記緩衝シール材93は、図5に示すごとく、金属ネット931により外周部分を補強した無機シート932を用いられていた。無機シート932はバーミキュライトとセラミックファイバーとの混合物をシート状に成形したものである(例えば、特許文献1)。上記緩衝シール材93は、自動車の走行中等において触媒保持体94が外周の金属製のシェルと当接した際の損傷を防ぎ、また、シェル92と触媒保持体94との間から排気ガスがリークすることを防ぐために用いられている。また、近年金属ネット931を用いる事なく、無機シート932のみを用いたコンバータも用いられている。
【0004】
【特許文献1】
特公平2−55389号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されている上記緩衝シール材93に使用されているバーミキュライトは、排気ガスの高い温度において、その内部に含まれている水分が徐々に蒸発していく。そのため、緩衝シール材は長期間の使用中に、膨張圧力が低下してしまう。このため、シェル92と触媒保持体94との間に隙間ができ、緩衝性及びシール性が低下してしまう。特に、バーミキュライトは、850℃を越えると、上記の水分蒸発が著しい。更に、近年燃費向上の為に普及しつつあるリーンバーンエンジンにおいては、排気ガス温度が950℃を越えることがある。このため、一層、バーミキュライトの膨張圧力の低下が問題になる。
【0006】
そこで、耐熱性に優れ、かつ膨張圧力の低下のないセラミックファイバー層による緩衝シール材を使用することが考えられる。この場合には、図6に示すごとく、セラミックファイバー層96により触媒保持体94の周囲を布団のようにして覆い、これらを上シェル921と下シェル922との間に埋没させようとするものである。しかし、セラミックファイバーは大変脆い物質である。このため、図7に示すごとく、上シェル921及び下シェル922と触媒保持体94との間にセラミックファイバー層96を組入れる際に、強い力を加えたり、擦ったりすると、容易に粉体化してしまう。特に上記のごとく、触媒保持体94の周囲をセラミックファイバー層96で覆ったものを、下シェル922と上シェル921との間に無理に入れようとすると、両シェルの角部920とセラミックファイバー層の当接部分961において著しい摩擦や押圧力が働き、その当接部分961におけるセラミックファイバー層が崩れてしまい、緩衝シール材としての役目を果たさなくなってしまう。
【0007】
そこで、従来のバーミキュライトを用いたシール材((商品名:インタラムマット(3M社製)、イビウールフレックス(イビデン社製))に於いては、セラミックファイバーとバーミキュライトに、エマルジョンラテックス等のバインダーを添加し湿式抄造成形し、更に加圧プレス、乾燥といった工程をとり、セットするときの厚みを薄くし、通常排気ガスコンバーターに取り付け易いようにしていたが、前記耐熱性の問題のみでなく、複雑な工程をとる為、製造コストが高いという欠点があった。
【0008】
本発明の目的は、かかる問題点に鑑み、断熱シール層が高温で劣化することなく、かつこの断熱シール層を損傷させることなく低コストで組付けることができる、排気ガス浄化用コンバータと、該コンバーターへの断熱シール材の取り付け方法を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、触媒保持体と該触媒保持体の外方を覆うシェルと、両者の間にセラミックファイバー層よりなる断熱シール材を配置してなる自動車用排気ガス浄化用コンバーターにおいて、前記断熱シール材は、アルミナ繊維不織布からなるセラミックファイバー層の上下を熱融着フィルムで挟み減圧すると同時に該フィルムの周囲を熱融着して被覆したものからなり、かつその減圧被覆した時の嵩密度が0.10〜0.40g/cm3で、前記触媒保持体と前記シェルとのクリアランスの1.0〜2.5倍の厚みを有することを特徴とする自動車用排気ガス浄化用コンバータである。
【0010】
また、本発明は、触媒保持体と該触媒保持体の外方を覆うシェルと、両者の間にセラミックファイバー層よりなる断熱シール材を配置してなるコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法において、板状のアルミナ繊維の不織布からなるセラミックファイバー層を、熱融着フィルムで上下を挟んだのち減圧することにより厚みを減少させ、該セラミックファイバーの層の嵩密度を0.10〜0.40g/cm3とするとともに、前記触媒保持体と前記シェルの組みたて後のクリアランスの1.0〜2.5倍の厚みとしたのち、該熱融着フィルムの周囲をホットメルトによって貼り合わせて減圧密閉し、その後、前記セラミックファイバー層を減圧密閉してなる断熱シール材を、前記触媒保持体と前記シェルとの間に配置し、加圧して組付けることを特徴とする、自動車用排気ガス浄化用コンバーターへの断熱シール材の取り付け方法である。
【0011】
まず、上記触媒保持体としては、例えばハニカム状のものを用いる。また、上記触媒保持体は、例えばコージェライト、アルミナまたはクロム系ステンレス等により作成する。また、上記シェルは、例えば断面が長円形、円形の筒である。また、上記シェルは、例えば金属製である。また、上記断熱シール材は、上記セラミックファイバー層を熱融着フィルムで完全被覆してなるものであり、後述のごとく、触媒保持体とシェルの間に容易に埋設するものである。また、上記構造のコンバーターは、自動車製造工場において排気ガスパイプに接続される。そして、試運転の際には高温度の排気ガスによって、上記気密シートは焼却されてしまう。上記気密シートはコンバーターを排気ガスパイプに接続する前に焼却してもよい。
【0012】
次に、上記断熱シール材の製作方法としては、上記セラミックファイバーを熱融着フィルムで上下から挟み、次いで真空パック装置の内部を減圧しながら該セラミックファイバー層の周囲をホットメルトにより貼り合わせ、完全密閉し、ファイバーシール体(断熱シール材)とし、これにより、上記セラミックファイバー層の厚みを減少させる。
【0013】
前記断熱シール材の組み付け前厚みは、触媒保持体とシェルとの間に形成させるクリアランスの1.0〜2.5倍の厚さにしなけれはならない。上記ファイバーシール体の組み付け前厚みが上記クリアランスの1倍未満、即ち薄いと、コンバーター組立後の取り扱い、輸送時に、触媒保持体の位置がずれてしまったり、セラミック製の触媒保持体の場合、まれには、破損してしまうためである。また、2.5倍を越える厚さの場合は前述した如く、組立ての作業性が極めて悪くなるばかりか、セラミックファイバー層が崩れてしまうからである。
【0014】
また、この減圧密閉のセラミックファイバーの嵩密度は、0.10〜0.40g/cm3 の範囲でなければならない。嵩密度が小さすぎると、セラミックファイバーの復元力が弱く、自動車のエンジン振動または走行振動により、触媒保持体4が踊り、セラミックファイバー層が粉化したり、摩滅するばかりでなく、排気ガスが、セラミックファイバー層を貫通してしまうからである。逆に、嵩密度が大きすぎると、後工程である加圧組立時の圧力でセラミックファイバー自体が圧壊したり、触媒保持体が、破損、変形してしまうからである。
【0015】
次に、上記減圧密閉により厚みを薄くした断熱シール材を、触媒保持体にまきつけたのち、上シェルと下シェルを当て、上下より加圧して、上シェルと下シェルを密着させ、シェルの外周部をクリンチ加工したり、ボルト・ナットにて固定する。
【0016】
次に、前記のごとく、上記断熱シール材のセラミックファイバー層を覆う気密シートは、上記排気ガス浄化用コンバーターの製作終了後に加熱焼却することもできる。また、排気ガス浄化用コンバーターが車両等へ組付けられた際においても、上記気密シートの一部または全部が残留していても構わない。
【0017】
上記セラミックファイバーとしては、アルミナ繊維やシリカ−アルミナ繊維の不織布から選ばれる材料を用いる。これらの材料は耐熱性に優れた物質である。さらに、上記セラミックファイバー材料コストを考慮して、高温となる触媒保持体側に高価ではあるがより耐熱性に優れたアルミナ繊維を配し、その外側の低温側に若干耐熱性に劣るが安価なシリカ−アルミナ繊維を配する等の2層構造とすることができる。
【0018】
また、上記気密シートは、シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、アイオノマー樹脂等の有機合成シートを用いる。特に、シェル内へのファイバーシール体の組付けが更に容易に行われるためには、気密シートの表面が良好な潤滑性を有することが好ましい。即ち、上記気密シートは、表面の摩擦係数の低い材料を用いることが好ましい。かかる点より、上記の気密シートの材料の中でポリ塩化ビニル、ポリエチレン、アイオノマー樹脂が最も好ましい。また、上記気密シートの外面に潤滑油等をコーティングし、潤滑性を増加させることも効果的である。
【0019】
【作用及び効果】
本発明にかかる排気ガス浄化用コンバーターにおいては、触媒保持体とシェルとの間にシール層として断熱シール材が設けられるが、この断熱シール材は耐熱性に優れている。とくに、この断熱シール材のセラミックファイバー層は、排気ガス、特に高温のリーンバーン排気ガスに曝されても、従来のバーミキュライト製の緩衝シール材のように膨張圧力の低下による変形、品質の劣化を起こすことがない。
【0020】
本発明の製造方法にあっては、上記排気ガス浄化用コンバーターにおける上記セラミックファイバーは、気密シートで被覆され、気密シート内部が減圧された状態にある。そのため、上記セラミックファイバーはその厚みが減少するものの、触媒保持体とシェルとの間のクリアランスの 1.0 2.5 大きい厚みとなる。それ故、上記セラミックファイバー層は複雑な工程を必要とすることなく、しかも確実容易にシェルと触媒保持体との間に組み付ける事ができるとともに、排気ガス浄化用コンバーター組立て後の取り扱い、輸送時に於いても、触媒保持体がシェルの内で動いたり、破損することがない。このように、脆いセラミックファイバー層は、これに損傷を与えることなく、容易にシェル内に組付けることができる。
【0021】
上記のごとく、本発明によれば、シール層が高温で劣化することのない排気ガス浄化用コンバーターを、シール層を損傷させることなく低コストで確実容易に組付けることができる。
【0022】
【実施例】
(実施例1)
まず、本発明の実施例により製造される排気ガス浄化用コンバーターにつき、図1を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の排気ガス浄化用コンバーター1は、触媒保持体4と、該触媒保持体4の外方を覆うシェル2と、両者の間に配置した断熱シール材を構成するセラミックファイバー層31とよりなる。上記セラミックファイバー層31は、気密シート32により被覆されている。そして、上記セラミックファイバー層31は、全体をアルミナファイバーとするか、触媒保持体4側をアルミナファイバー、シェル側をシリカ−アルミナセラミックファイバーの2層構造としたものを用い、上記気密シート32はポリエチレン、上記触媒保持体4はコージェライトよりなるものとする。なお、符号39は、上記セラミックファイバー層31を配置する際に生じた継目である。上記シェル2は上シェル21と下シェル22とからなる。上記上シェル21と下シェルと22は、共に断面が半長円形の殻である。その両端には、ボルト穴211を有するフランジ210、220が設けられている。また、上記触媒保持体4は、断面が格子状のハニカム体である。上記断面は長円で、その大きさは、長径が150mm、短径が100mmである。本例の排気ガス浄化用コンバーター1においては、触媒保持体4とシェル2との間にシール層として、セラミックファイバー層31を配設している。また、上記セラミックファイバー層31は気密シート32で被覆されている。これにより、耐熱性に優れてはいるが、脆く、摩擦等に弱い、セラミックファイバー層31を損傷することなく、シェル2内に組付けることができる。このため、本例のセラミックファイバー層31は、排気ガス、特に高温のリーンバーン排気ガスに曝されても、従来のバーミキュライト製の緩衝シール材のように膨張圧力の低下による変形、品質の劣化を起こすことがない。
【0023】
次に、本発明である排気ガス浄化用コンバーターの製作方法を示す。図2(A)に示すごとく、短辺100mm、長辺400mm、厚さ25mm、嵩密度0.10g/cm3 の板状のセラミックファイバー31を準備する。上記セラミックファイバー31には端部に凹状係合部310、及び該凹状係合部310に突き合わせ接合させる凸状係合部311を設ける。一方、図2(B)に示すごとく、ポリエチレンよりなる熱融着フィルム32を準備する。次いで、図2(C)の示すごとく、セラミックファイバー31を上下から熱融着フィルム32で挟み、これを真空パック装置により、内部を減圧すると同時に、セラミックファイバー31の周囲のフィルム32をホットメルトにより貼り合わせ、完全密閉する。次いで、フィルムの余分な部分を切断する。これにより、図2(D)に示すごとく、セラミックファイバー31の厚みが減少し、厚み10mm、嵩密度0.25g/cm3 となるファイバーシール体3ができる。この後、ファイバーシール体3の外面に潤滑油をコーティングした。次に、図3(A)に示すごとく、触媒保持体4を上記ファイバーシール体3の上に載置する。次いで、図3(B)に示すごとく、該ファイバーシール体3を触媒保持体4の周囲に環状に被覆する。この時、上記セラミックファイバー31の両端の凹状係合部310と凸状係合部311を互いに突き合わせ接合させる。この部分が継目39である。次いで、図3(C)に示すごとく、上記ファイバーシール体3を下シェル22の上部に置く。更にファイバーシール体3の上に上シェル21を載置し加圧する。その後、フランジのボルト穴にボルトを挿入し、上シェル21と下シェル22とを固定する(図1)。上記のごとく、本例によれば、セラミックファイバー31に損傷を与えることなく、セラミックファイバー31を容易にシェル2と触媒保持体4との間に取付けることができ、排気ガス浄化用コンバーター1を容易に製作することができる。尚、このときの、触媒保持体4とシェル2のクリアランスは6mmである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により製造される排気ガス浄化用コンバーターの断面斜視図。
【図2】 実施例1の製作方法の説明図。
【図3】 図2に続く、実施例1の製作方法の説明図。
【図4】 従来における排気ガス浄化用コンバーターの縦断面図。
【図5】 従来における排気ガス浄化用コンバーターの緩衝シール材の構成図。
【図6】 従来における緩衝シール材の取付に関する説明図。
【図7】 図6に続く、緩衝シール材の取付に関する問題点の説明図。
【符号の説明】
1:排気ガス浄化用コンバーター
2:シェル
21:上シェル
22:下シェル
3:ファイバーシール体
31:セラミックファイバー層
32:気密シート
4:触媒保持体

Claims (3)

  1. 触媒保持体と該触媒保持体の外方を覆うシェルと、両者の間にセラミックファイバー層よりなる断熱シール材を配置してなる自動車用排気ガス浄化用コンバーターにおいて、前記断熱シール材は、アルミナ繊維不織布からなるセラミックファイバー層の上下を熱融着フィルムで挟み減圧すると同時に該フィルムの周囲を熱融着して被覆したものからなり、かつその減圧被覆した時の嵩密度が0.10〜0.40g/cm3で、前記触媒保持体と前記シェルとのクリアランスの1.0〜2.5倍の厚みを有することを特徴とする自動車用排気ガス浄化用コンバーター。
  2. 前記セラミックファイバー層は、突き合わせ接合する端部に、凸状係合部もしくは凹状係合部とを設けてなるものである請求項1に記載の自動車用排気ガス浄化用コンバーター。
  3. 触媒保持体と該触媒保持体の外方を覆うシェルと、両者の間にセラミックファイバー層よりなる断熱シール材を配置してなるコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法において、
    板状のアルミナ繊維の不織布からなるセラミックファイバー層を、熱融着フィルムで上下を挟んだのち減圧することにより厚みを減少させ、該セラミックファイバーの層の嵩密度を0.10〜0.40g/cm3とするとともに、前記触媒保持体と前記シェルの組みたて後のクリアランスの1.0〜2.5倍の厚みとしたのち、該熱融着フィルムの周囲をホットメルトによって貼り合わせて密閉し、
    その後、前記セラミックファイバー層を減圧密閉してなる断熱シール材を、前記触媒保持体と前記シェルとの間に配置し、加圧して組付けることを特徴とする、自動車用排気ガス浄化用コンバーターへの断熱シール材の取り付け方法。
JP2002354162A 2002-12-05 2002-12-05 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法 Expired - Lifetime JP3996046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002354162A JP3996046B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002354162A JP3996046B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34773893A Division JP3403232B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003176717A JP2003176717A (ja) 2003-06-27
JP3996046B2 true JP3996046B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=19197907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002354162A Expired - Lifetime JP3996046B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3996046B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014221828A1 (de) * 2014-10-27 2016-04-28 Eberspächer Exhaust Technology GmbH & Co. KG Abgasbehandlungsanordnung, insbesondere für einen Abgasströmungsweg einer Brennkraftmaschine und Verfahren zur Herstellung einer Abgasbehandlungsanordnung
CN112160853A (zh) * 2020-08-05 2021-01-01 江苏博纳汽车零部件有限公司 一种缸内直喷发动机进气管及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003176717A (ja) 2003-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3318822B2 (ja) 排気ガス浄化用コンバーター用断熱シール材の取り付け方法とその取り付け治具
US8524161B2 (en) Multiple layer substrate support and exhaust gas treatment device
JPS5821144B2 (ja) 排気シ−ル
JP3996046B2 (ja) 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法
JP3281240B2 (ja) 排ガス浄化触媒用メタル担体
JP3751270B2 (ja) シール材およびそれを用いた排気ガス浄化用コンバーター
JP3341022B2 (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター断熱シール材の取付け方法
JP4239485B2 (ja) 触媒改質器の組立方法
JP3403232B2 (ja) 排気ガス浄化用コンバーターおよびそのコンバーターへの断熱シール材の取り付け方法
JPH10196355A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータおよびその製造方法
JP3370410B2 (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター断熱シール材の取付け方法
JPH07197813A (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター断熱シール材の取付け方法
JPS58221071A (ja) 弾性保持/シ−ル部材及びその製造方法
JP3361169B2 (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター断熱シール材の取付け方法
JP3619974B2 (ja) 無機繊維緩衝シール材の製造方法
JP3365011B2 (ja) 排気ガス浄化用コンバーターの製造方法
JPH07197811A (ja) 排気ガス浄化用コンバーター
JP4138079B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の製造方法
JP3759230B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータおよびその製造方法
JPH07197814A (ja) 排気ガス浄化用コンバーター
JPH07197812A (ja) 自動車用排気ガス浄化用コンバーター
JPH1176837A (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバータおよびその製造方法
JP2004098059A (ja) 結晶質アルミナ繊維マットを巻いた触媒保持体、排気ガス用コンバータ
JP2001263041A (ja) ディーゼルパティキュレートフィルターシステム
JP4131760B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒コンバ−タ−の保持シ−ル材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term