JP3994600B2 - 照明用光源基板及び液晶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子を備えた照明用光源基板及びそれを用いて構成される液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光を利用して所定の動作を行う電気光学装置は、例えば、液晶装置、エレクトロルミネッセンス(EL)素子を用いた光学装置、プラズマディスプレイ(PDP)、電界放出素子(FED)を用いた光学装置等のように、従来から種々のものが知られている。
【0003】
この電気光学装置として液晶装置を考えると、この液晶装置では、液晶に印加する電圧を制御してその液晶の配向を制御することにより、その液晶を通過する光を変調し、もって文字、数字、図形等といった像を表示する。この液晶装置として、従来、例えば図5(a)に示す照明用光源基板51を用いたものが知られている。
【0004】
この従来の照明用光源基板51は、発光素子としてのLED(Light Emitting Diode)52を発光素子基板53に実装し、その発光素子基板53を支持基板54に接続することによって形成される。支持基板54は、例えば、各種の制御回路が搭載される制御基板として構成される。この照明用光源基板51が液晶装置の中に組み込まれると、図5(b)に示すように、LED52の発光面が導光体56の光取込み面に対向する位置に配置される。
【0005】
この照明用光源基板51を用いた液晶装置では、LED52からの光が導光体56に取り込まれ、さらにその光出射面から均一な強度の光Rが出射され、この均一な光が液晶パネル(図示せず)に供給されて文字等といった可視像の表示のために利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の照明用光源基板51では、発光素子基板53が単に支持基板54の厚さ方向、すなわちZ−Z方向へ何等の工夫もなくただ単純に接続されているだけであった。このため、従来の照明用光源基板51は、厚さ方向Z−Zの寸法が大きく、従って、これを用いる液晶装置の厚さ寸法も大きくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、厚さ方向の寸法が小さい照明用光源基板及び液晶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の目的を達成するため、本発明に係る照明用光源基板は、発光素子が実装された発光素子基板と、該発光素子基板が接続される支持基板とを有し、前記発光素子基板は前記支持基板の厚さ方向へ張り出す照明用光源基板において、前記発光素子基板に凹部を設け、前記支持基板に凸部を設け、前記発光素子基板の凹部に前記支持基板の凸部を嵌合させた状態で該発光素子基板と該支持基板とを互いに接続することを特徴とする。
【0009】
この照明用光源基板によれば、発光素子基板と支持基板とを単に重ね合わせて接続するというのではなく、発光素子基板に設けた凹部と支持基板に設けた凸部とを嵌合させた状態で両者を接続するようにしたので、厚さ方向の寸法を小さく、すなわち全体形状を薄くすることができる。
【0010】
また、支持基板の凸部によって発光素子基板を押え付けることができるので、発光素子に位置ズレが生じることを長期間にわたって防止できる。さらに、発光素子基板の凹部と支持基板の凸部との嵌合により、両基板を互いに直接的に位置決めできるので、両基板を接続するための半田付け処理等を正確且つ迅速に行うことができる。
【0011】
(2) 上記(1)項記載の照明用光源基板においては、前記発光素子を前記発光素子基板上に複数個設けることができ、その場合には、前記凹部は隣り合う発光素子の間に形成されることが望ましい。こうすれば、厚さ寸法をより一層小さくすることができる。
【0012】
(3) 上記(1)項又は(2)項記載の照明用光源基板においては、前記発光素子は前記支持基板の凸部の横に形成される開口に収容されることが望ましい。こうすれば、厚さ寸法をより一層小さくすることができる。
【0013】
(4) 次に、本発明に係る液晶装置は、一対の基板間に液晶を封入して成る液晶パネルと、発光素子が実装された発光素子基板と、該発光素子基板が接続される支持基板と、前記発光素子からの光を前記液晶パネルへ導く導光体とを有する液晶装置において、前記発光素子基板に凹部を設け、前記支持基板に凸部を設け、前記発光素子基板の凹部に前記支持基板の凸部を嵌合させた状態で該発光素子基板と該支持基板とを互いに接続することを特徴とする。
【0014】
この液晶装置によれば、発光素子基板と支持基板とを単に重ね合わせて接続するというのではなく、発光素子基板に設けた凹部と支持基板に設けた凸部とを嵌合させた状態で両者を接続するようにしたので、発光素子基板と支持基板とから成る照明用光源基板の厚さ方向の寸法を小さくでき、その結果、液晶装置の全体形状の厚さを薄くすることができる。
【0015】
(5) 上記(4)項記載の液晶装置に関しては、前記支持基板の凸部の両脇に形成される開口をふさぐように、前記発光素子基板と前記支持基板との間の接続部分の前記導光体が配設された側とは反対側に遮蔽部材を設けることが望ましい。
【0016】
厚さ寸法を小さくするために制御基板に形成される開口によってLEDを収容する構造を採用する場合には、この開口を通して、フラックス、ゴミ等が液晶パネルの側へ侵入するおそれがある。TCPを制御基板の内部領域端子に接続する前に、当該開口をふさぐようにLED基板と制御基板との接続部分に遮蔽テープを貼着すれば、そのような液晶パネルへのフラックス等及びゴミ等の侵入を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る照明用光源基板を液晶装置の光源として用いた場合を例に挙げて説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る液晶装置の一実施形態を示している。この液晶装置1は、液晶パネル2と、例えば平板状の導光体3を備えたフレーム4と、発光素子基板としてのLED基板6と、支持基板としての制御基板7と、そして遮蔽部材としての遮蔽テープ8とを有する。導光体3とフレーム4とは樹脂によって一体に形成することもできるし、あるいは、それぞれを別々に形成した上で両者を組み付けることもできる。
【0019】
上記の各要素を組み合わせた状態の断面構造が図2に示されている。図2に示す通り、液晶パネル2は導光体3の発光面(図2の上側面)に対向して配設され、LED基板6は導光体3の側面すなわち光取込み面に対向して配設され、制御基板7は導光体3の非発光面(図2の下側面)に対向して配設され、そして遮蔽テープ8は制御基板7の両脇に形成される開口39をふさぐように、LED基板6と制御基板7との接続部分の導光体3が配設された側とは反対側の表面に配設される。なお、導光体3の非発光面には反射シート25が設けられる。液晶パネル2は、図1において、互いに対向する一対の基板9a及び9bを有し、これらの基板はシール材11によってそれらの周囲が互いに接着される。これらの基板9a及び9bは、例えばガラス等といった硬質な光透過性材料や、プラスチック等といった可撓性を有する光透過性材料等によって形成された基板素材に電極その他の必要要素を付設することによって形成される。
【0020】
図2において、第1基板9aの基板素材12aの液晶側表面、すなわち第2基板9bに対向する面には、例えばコモン電極として作用する第1電極13aが所定のパターンに形成され、その上にオーバーコート層14aが形成され、さらにその上に配向膜16aが形成される。また、基板素材12aの外側表面には光学素子としての偏光板17aが貼着される。
【0021】
第1基板9aに対向する第2基板9bの基板素材12bの液晶側表面、すなわち第1基板9aに対向する面には、例えばセグメント電極として作用する第2電極13bが所定のパターンに形成され、その上にオーバーコート層14bが形成され、さらにその上には配向膜16bが形成される。また、基板素材12bの外側表面には光学素子としての偏光板17bが貼着される。
【0022】
なお、第1基板9a及び第2基板9bの双方又は一方に設けられる光学素子としては、必要に応じて、偏光板17a,17b以外の他の素子、例えば位相差板、光拡散板等が設けられることもある。また、液晶パネル2と導光体3との間には光学素子として半透過反射板が設けられることもある。また、基板素材12a,12bには、必要に応じて、その他の光学要素、例えばカラーフィルタ等を設けることもできる。
【0023】
第1電極13a及び第2電極13bは、例えばITO(Indium Tin Oxide)等といった透明電極によって1000オングストローム程度の厚さに形成され、オーバーコート層14a及び14bは、例えば酸化珪素、酸化チタン又はそれらの混合物等によって800オングストローム程度の厚さに形成され、そして配向膜16a及び16bは、例えばポリイミド系樹脂によって800オングストローム程度の厚さに形成される。
【0024】
第1電極13aは、図1に示すように、複数の直線パターンを互いに平行に配列することによって、いわゆるストライプ状に形成される。一方、第2電極13bは、上記第1電極13aに交差するように複数の直線パターンを互いに平行に配列することによって、やはりストライプ状に形成される。これらの電極13aと電極13bとがドットマトリクス状に交差する複数の点が、像を表示するための画素を形成する。そして、それら複数の画素によって区画形成される領域が、文字等といった像を表示するための表示領域となる。
【0025】
以上のようにして形成された第1基板9a及び第2基板9bのいずれか一方の液晶側表面には、図2に示すように、複数のスペーサ18が分散され、さらにいずれか一方の基板の液晶側表面にシール材11が、例えば印刷等によって図1に示すように枠状に設けられ、さらにそのシール材11の一部に液晶注入口11aが形成される。
【0026】
両基板9a及び9bの間には、図2に示すように、スペーサ18によって保持される均一な寸法、例えば5μm程度の間隙、いわゆるセルギャップが形成され、液晶注入口11a(図1参照)を通してそのセルギャップ内に液晶19が注入され、その注入の完了後、液晶注入口11aが樹脂等によって封止される。
【0027】
図1において、第1基板9aは第2基板9bの外側へ張り出す基板張出し部9cを有し、第1基板9a上の第1電極13aはその基板張出し部9cへ直接に延び出て配線21aとなっている。また、第2基板9bは第1基板9aの外側へ張り出す基板張出し部9dを有し、第2基板9b上の第2電極13bはその基板張出し部9dへ直接に延び出て配線21bとなっている。
【0028】
各電極13a及び13b、それらから延びる各配線21a及び21bは、実際には極めて狭い間隔で多数本がそれぞれの基板9a及び9bの表面全域に形成されるが、図1及びこれから説明する各図では、構造を分かり易く示すために実際の間隔よりも広い間隔でそれらの電極等を模式的に図示し、さらに一部の電極の図示は省略してある。また、液晶が封入される領域内に形成される電極13a及び13bは、直線状に形成されることに限られず、適宜の文字、図形等といったパターンとして形成されることもある。
【0029】
図1において、基板張出し部9c及び9dには、それぞれ、TCP(Tape Carrier Package)22a及び22bが異方性導電接着要素、例えばACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)23によって接続される。
【0030】
ACF23は、周知の通り、一対の端子間を異方性を持たせて電気的に一括接続するために用いられる導電性のある高分子フィルムであって、例えば図2に示すように、熱可塑性又は熱硬化性の樹脂フィルム24の中には多数の導電粒子26を分散状態で含ませることによって形成される。
【0031】
図1において、TCP22a及び22bは、TAB技術を用いて構成されたIC構造体であって、例えば、配線27が形成されたFPC(Flexible Printed Circuit)28に液晶駆動用IC29a及び29bをそれぞれボンディング、例えばギャングボンディングして形成される。符号30a及び符号30bは、外部回路との間で電気的な接続をとるための端子を示している。
【0032】
ACF23を挟んで基板張出し部9cとTCP22aとを熱圧着、すなわち加熱下で加圧することにより、TCP22aを基板張出し部9cに接着すると共に、TCP22aの配線27と基板張出し部9c上の配線21aとの間において単一方向の導電性を持つ接続を実現する。また、基板張出し部9dとTCP22bとの間に関しても同様の接着及び導電接続を実現する。
【0033】
以上のようにして形成された液晶パネル2に関して、液晶駆動用IC29a及び29bによって第1電極13a又は第2電極13bのいずれか一方に対して直線パターンに走査電圧を順次印加し、さらに同時にそれらの電極の他方に対して表示画像に基づいたデータ電圧をそれぞれの直線パターンに印加することにより、両電圧の印加によって選択された各画素部分を通過する光を変調し、もって、基板9a又は9bの外側に文字、数字等といった像を表示する。
【0034】
導光体3の非発光面(図1の下側面)側に設けられるLED基板6は、図3(a)に示すように、高さの低い両脇の裾部6aと、それらの裾部6a間に掛け渡された高さの高い梁部6bとによって形成され、発光素子としての複数のLED31がその梁部6bの長手方向に亘って適宜の間隔を開けて実装される。梁部6bの底部には所定間隔をもって切欠き、すなわち凹部37が設けられ、上記複数のLED31は、それらの凹部37を挟むように設けられる。LED基板6の裾部6aには端子32が形成され、LED基板6の内部又は表面には、それらの端子32、LED31及び必要に応じて設けられるその他の電子部品(図示せず)をつなげるための配線(図示せず)が形成される。
【0035】
LED基板6は、図1に示すように、導光体3の非発光面側(図1の下面側)からフレーム4又は導光体3に装着される。この装着は、ネジや接着剤等といった特別な固着手段を用いることなく、例えば、導光体3とフレーム4との間に形成した開口(図示せず)にLED基板6の裾部6aを挿入することによって達成できる。
【0036】
LED基板6の裾部6aがフレーム4又は導光体3に装着された状態で、図4に示すように、LED基板6の梁部6bは導光体3の側面、すなわち光取込み面に対向する位置に配置され、これにより、その梁部6bに実装されたLED31が導光体3の光取込み面に対向して配置される。この状態は、図2の断面構造を見ることによって明らかに理解できる。
【0037】
図3(a)において、制御基板7は、例えばガラスエポキシ樹脂等といった非可撓性の材料によって形成され、その裏面側(図3(a)の下面側)には、制御回路33、内部領域端子34a及び34b、そして辺端部端子36が設けられる。制御回路33は、液晶パネル2(図1参照)の液晶駆動用IC29a,29bの動作を制御したり、LED31の点灯動作を制御したり、あるいは、本液晶装置1が用いられる電子機器、例えば携帯電話機、携帯情報端末機等の動作を制御する。
【0038】
また、内部領域端子34aは、図1に示すように、液晶パネル2から延びるTCP22aの端子30aが接続される端子である。また、内部領域端子34bは、液晶パネル2から延びるもう1つのTCP22bの端子30bが接続される端子である。また、制御基板7のうちLED基板6が接続される辺端部には、複数の凸部38が形成され、そしてこれらの凸部38の両脇に必然的に開口39が形成される。
【0039】
図1において、制御基板7は、LED基板6が装着された状態のフレーム4に対して、導光体3の非発光面側(図1の下面側)から装着される。この装着も、ネジや接着剤等といった特別の固着手段を用いることなく、例えば、フレーム4の適所に固定用の突起(図示せず)を設けておき、その突起を用いて制御基板7を止めることによって達成できる。また、必ずしもそのような固着手段を使用することなく、単に制御基板7をフレーム4でガイドしながら導光体3の上に装着するだけでも良い。
【0040】
このように制御基板7がフレーム4に装着されると、図3(b)に示すように、制御基板7の凸部38がLED基板6の凹部37に嵌合した状態で、LED基板6が制御基板7の厚さ方向Z−Zへ張り出すように、図示の実施形態では両者が互いにほぼ直角方向へ延びるように、LED基板6と制御基板7とが互いに組み付けられる。このとき、各LED31は制御基板7の凸部38の両脇に必然的に形成される開口39の中に収容される。
【0041】
LED基板6と制御基板7とが互いに組み付けられたとき、LED基板6の端子32と制御基板7の辺端部端子36は互いに位置的に一致する位置関係となって互いに接触する。そして、端子32と端子36との当該接触部分を導電接続処理、例えば半田付け等することにより、LED基板6が電気的且つ機械的に制御基板7に接続されて照明用光源基板41が形成される。
【0042】
こうして形成された照明用光源基板41に関しては、LED基板6と制御基板7とが、それぞれに設けた凹部37と凸部38との嵌合によって組み付けられるので、厚さ方向Z−Zの寸法Hを従来の構造(図5参照)の場合に比べて非常に小さく、すなわち全体形状を非常に薄くすることができる。このため、この照明用光源41を用いて構成される液晶装置1の厚さ方向(図1のZ−Z方向)の寸法を薄くできる。
【0043】
また、制御基板7の凸部38によってLED基板6を図1で制御基板7から導光体3の方向へ押さえ付けることができるので、LED31に位置ズレが生じることを長期間にわたって防止できる。さらに、LED基板6の凹部37と制御基板7の凸部38との嵌合により、両基板を互いに直接的に位置決めできるので、両基板を接続するための半田付け処理等を正確且つ迅速に行うことができる。
【0044】
その後、図1において、LED基板6と制御基板7がフレーム4に装着された状態で、制御基板7の開口39をふさぐように、 LED基板6と制御基板7との接続部分の表面で導光体が配設された側とは反対側に遮蔽テープ8を貼着する。この遮蔽テープ8の作用効果については、後述する。
【0045】
図1において、液晶パネル2は、その像表示面側が外側に来るような状態でフレーム4に装着される。このとき、一方のTCP22bは、その先端がフレーム4と導光体3との間に形成される空間Kを図の上下方向へ通るように折り曲げられる。こうして液晶パネル2が導光体3の発光面上にフレーム4に支持されて配置された後、一方のTCP22aはフレーム4に設けた切欠き部42を通して制御基板7の裏側へ折り曲げられ、そして図2に示すように、その先端端子30aが制御基板7の裏面に形成された内部領域端子34aに、例えば半田付け等によって接続される。
【0046】
他方、図1において、もう一方のTCP22bは、同様にして、導光体3及びフレーム4を通って制御基板7の裏側へ折り曲げられ、その先端端子30bが制御基板7の裏面に形成された内部領域端子34bに、例えば半田付け等によって接続される。
【0047】
以上により、図1に分解して示した液晶装置1が作製されるわけであるが、図3(a)及び図3(b)に示すように、厚さ寸法を小さくするために制御基板7に形成される開口39によってLED31を収容する構造を採用する場合には、この開口39を通して、フラックス、ゴミ等が液晶パネル2の側へ侵入するおそれがある。TCP22a及び22bを制御基板7の内部領域端子34a及び34bに接続する前に、当該開口39をふさぐようにLED基板6と制御基板7との接続部に遮蔽テープ8を貼着すれば、そのような液晶パネル2へのフラックス等及びゴミ等の侵入を防止できる。
【0048】
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
【0049】
例えば、図1の実施形態では本発明に係る照明用光源基板を液晶装置に適用したが、その照明用光源基板はその他の電気光学装置、例えばEL装置、プラズマディスプレイ等にも適用できる。
【0050】
また、発光素子としてのLEDの個数は特定の数に限定されず、また、その発光素子としてはLED以外の任意の発光要素を適用できる。
【0051】
【発明の効果】
本発明に係る照明用光源基板及び液晶装置によれば、発光素子基板と支持基板とを単に重ね合わせて接続するというのではなく、発光素子基板に設けた凹部と支持基板に設けた凸部とを嵌合させた状態で両者を接続するようにしたので、厚さ方向の寸法を小さく、すなわち全体形状を薄くすることができる。
【0052】
また、支持基板の凸部によって発光素子基板を押さえ付けることができるので、発光素子に位置ズレが生じることを長期間にわたって防止できる。さらに、発光素子基板の凹部と支持基板の凸部との嵌合により、両基板を互いに直接的に位置決めできるので、両基板を接続するための半田付け処理等を正確且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明用光源基板の一実施形態及び本発明に係る液晶装置の一実施形態を分解状態で示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に従って液晶装置の断面構造を示す断面図である。
【図3】図1で用いる照明用光源基板を詳しく示す図であって、(a)はLED基板と制御基板とを接続する前の状態を示し、(b)はLED基板と制御基板とを接続した後の状態を示している。
【図4】図1に示す構造の主要部を示す図であって、LED基板を導光体に装着した状態を示す図である。
【図5】従来の照明用光源基板の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶装置
2 液晶パネル
3 導光体
4 フレーム
6 LED基板(発光素子基板)
6a 裾部
6b 梁部
7 制御基板(支持基板)
8 遮蔽テープ
9a,9b 基板
9c,9d 基板張出し部
13a,13b 電極
19 液晶
22a,22b TCP(接続用基板)
31 LED(発光素子)
37 凹部
38 凸部
39 開口
41 照明用光源基板
Z 厚さ方向

Claims (4)

  1. 発光素子が実装された発光素子基板と、該発光素子基板が接続される支持基板とを有し、前記発光素子基板は前記支持基板の厚さ方向へ張り出す照明用光源基板において、
    前記発光素子基板に凹部が設けられ、前記支持基板に凸部が設けられ、前記発光素子基板の凹部に前記支持基板の凸部を嵌合させた状態で該発光素子基板と該支持基板とが互いに接続され、
    前記発光素子は前記支持基板の凸部の横に形成される開口に収容されることを特徴とする照明用光源基板。
  2. 前記発光素子は前記発光素子基板上に複数個設けられ、前記凹部は隣り合う発光素子の間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の照明用光源基板。
  3. 一対の基板間に液晶を封入して成る液晶パネルと、発光素子が実装された発光素子基板と、該発光素子基板が接続される支持基板と、前記発光素子からの光を前記液晶パネルへ導く導光体とを有する液晶装置において、
    前記発光素子基板に凹部が設けられ、前記支持基板に凸部が設けられ、前記発光素子基板の凹部に前記支持基板の凸部を嵌合させた状態で該発光素子基板と該支持基板とが互いに接続され、
    前記発光素子は前記支持基板の凸部の横に形成される開口に収容されることを特徴とすることを特徴とする液晶装置。
  4. 前記支持基板の凸部の両脇に形成される開口をふさぐように、前記発光素子基板と前記支持基板との間の接続部分の前記導光体が配設された側とは反対側に遮蔽部材を設けたことを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。
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