JP3993470B2 - スタビライザ装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、トーションバー式のスタビライザ装置に関し、特に、リア用のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のスタビライザ装置の一例を図4(a)および図4(b)に示す。このスタビライザ装置101は、トーションバー102と、一対のアーム103と、一対のリンク部材104とを備えており、後輪5の車軸6がリジッドアクスル式サスペンションに懸架されている車両に配設されている。
【0003】
トーションバー102は、車幅方向に延在し、後輪5の車軸6を内装したアクスルビーム7に軸転自在に支持されている。各アーム103は、トーションバー102の両端部から車長方向に延びるように設けられており、この従来例では、トーションバー102と一体形成されている。各リンク部材104は、一端部がボディに対して回転可能に連結されており、他端部が各アーム103の先端部に対して回転可能に連結されている。
【0004】
このようなスタビライザ装置101において、車両が旋回して車体がローリングしようとする際には、ボディがトーションバー102に対して傾き、これにより、各リンク部材104が各アーム部103の先端に対して上下方向逆向きに負荷を加える。このとき、トーションバー102は、捻られようとする力に抗する力(捻力)を発生させ、この捻力をアーム103およびリンク部材104を介してボディに作用させることによって、車体がローリングするのを抑制する。
【0005】
このようにして、スタビライザ装置101は、車体のローリングを抑制し、これにより、車体の旋回姿勢を安定させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リアにスタビライザ装置が搭載されている車両では、旋回時における車体のローリングを抑制する反面、オーバステア傾向となるため、特に、高速で旋回する際には、車体がスピンしやすくなるなど、車体の挙動が不安定となることがある。
【0007】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、旋回時における車体の挙動を安定させうるスタビライザ装置を提供することをその課題とする。
【0008】
【発明の開示】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
すなわち、本願発明の第1の側面により提供されるスタビライザ装置は、車幅方向に延在するとともに後輪のアクスルビームに軸転自在に支持されたトーションバーと、このトーションバーの両端部から車両の後方に向かうように延びる一対のアームと、一端部がボディに他端部が上記各アームの先端部に、それぞれ回転可能に連結され、かつ一端部が他端部より上位に位置する一対のリンク部材と、を備えたスタビライザ装置であって、上記トーションバーは、上記後輪のアクスルビームに対して、少なくとも車幅方向両端部近傍が接続されており、かつ、上記各アームの両端部を通る直線と上記各リンク部材の両端部を通る直線とがなすリンク角度は、運転者のみ乗車時において車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるときにおいても、90度よりも大となるように設定されていることを特徴としている。
【0010】
ここで、「運転手のみ乗車時」とは、空車状態にある車両に1人の乗員(荷重=55kg/人)が乗車した時のことをいい、すなわち空車状態にある車両に55kgの荷重がかかっている状態のことをいう。なお、空車状態とは、JISに規定されている「空車状態」と同義であり、乾燥状態に燃料(規定燃料容量の90%以上)および製造業者によって通常備えられるぎ装品を加えた状態のことであり、「乾燥状態」とは、通常の運転に必要な最小限の装置および装備を備えた自動車の状態のことである。また、「最大積載状態」とは、空車状態にある車両に乗車定員の人数の乗員および許容される質量の荷物を積載した状態のことをいい、「最大定員乗車状態」とは、空車状態にある車両に乗車定員の人数の乗員が乗車した状態のことをいう。
【0011】
本願発明によれば、車両が旋回して車体がローリングしようとする際、各リンク部材は、各アームの先端部に対して、各リンク部材の両端部を通る直線に沿って、互いに上下方向逆向きの負荷を加える。具体的には、旋回内側のアームの先端部には上方に引き上げられるような負荷がかかり、旋回外側のアームの先端部には下方に押し下げられるような負荷がかかる。各アームの両端部を通る直線と各リンク部材の両端部を通る直線とがなすリンク角度は、90度よりも大となるように設定されているので、旋回内側のアームの先端部に負荷された力は、このアームの両端部を通る直線に沿って後方に作用する分力を有する。一方、旋回外側のアームの先端部に負荷された力は、このアームの両端部を通る直線に沿って前方に作用する分力を有する。したがって、これらの分力は、トーションバーに対して、トーションバーにおける旋回内側の端部を後方に変位させるように、かつ旋回外側の端部を前方に変位させるように作用する。このとき、トーションバーの両端部近傍はアクスルビームに支持されているので、アクスルビームがトーションバーとともに変位して、これにより、後輪がトーイン方向に操舵されるように作用するコンプライアンスステアが生じる。その結果、車両がアンダーステア傾向となり、旋回時における車体の挙動を安定させることが可能となる。
【0013】
本願発明の第2の側面により提供されるスタビライザ装置は、車幅方向に延在するとともに後輪のアクスルビームに軸転自在に支持されたトーションバーと、このトーションバーの両端部から車両の前方に向かうように延びる一対のアームと、一端部がボディに他端部が上記各アームの先端部に、それぞれ回転可能に連結され、かつ一端部が他端部より上位に位置する一対のリンク部材と、を備えたスタビライザ装置であって、上記トーションバーは、上記後輪のアクスルビームに対して、少なくとも車幅方向両端部近傍が接続されており、かつ、上記各アームの両端部を通る直線と上記各リンク部材の両端部を通る直線とがなす(第2の)リンク角度は、運転手のみ乗車時において、90度よりも小となるように設定されていることを特徴としている。
【0015】
上記スタビライザ装置は、たとえば、後輪の車軸がリジッドアクスル式サスペンションに懸架されている車両に配設される。
【0016】
本願発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】
図1は、本願発明に係るスタビライザ装置の一例を示す概略斜視図である。また、図2(a)は、図1に示すスタビライザ装置における作用を説明するための平面図、図2(b)は、図2(a)のIIb方向から見た側面図、図2(c)は、図2(a)のIIc方向から見た側面図である。なお、これらの図において、従来例を示す図4(a)および図4(b)に表された部材、部分等と同等のものにはそれぞれ同一の符号を付してある。
【0019】
図1に示すスタビライザ装置1Aは、車幅方向に延在するトーションバー2と、車長方向に延在するようにトーションバー2の両端部に設けられた一対のアーム3Aと、各アーム3Aに連結された一対のリンク部材4Aとを備えており、後輪5の車軸6がリジッドアクスル式サスペンションに懸架されている車両に配設されている。このような車両において、後輪5の車軸6は、車幅方向に延びるアクスルビーム7に内装されており、アクスルビーム7の車幅方向両端部とボディとの間に上下方向に延びるように配置されたコイルばねなどによって懸架されている。
【0020】
上記トーションバー2は、ばね鋼など、所定の弾性を有する部材により棒状に形成されており、後輪5のアクスルビーム7に軸転自在に支持されている。詳細には、このトーションバー2の車幅方向両端部近傍がアクスルビーム7に支持されている。
【0021】
上記各アーム3Aは、トーションバー2の両端部から車両の後方に向かうように延びており、トーションバー2と一体的に動くように構成されている。また、各アーム3Aは、その両端部を通る直線(図2(a)ないし図2(c)における符号L3)沿う負荷に対して所定の剛性を有している。本実施形態において、各アーム3Aは、トーションバー2と一体形成されている。
【0022】
上記各リンク部材4Aは、車軸6に対して車両の後方に配置されており、一端部がボディの一部としてのフレーム10に対して回転可能に連結される一方、他端部が各アーム3Aの先端部に対して回転可能に連結されている。
【0023】
このスタビライザ装置1Aにおいて、図2(b)および図2(c)に示すように、各アーム3Aの両端部を通る直線L3と各リンク部材4Aの両端部を通る直線L4とがなす角度(以下、「リンク角度」という)αは、車両が運転手のみ乗車状態にあるとき、より好ましくは車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるとき、90度よりも大となるように設定されている。具体的には、車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるときのリンク角度αは、95度〜105度となるように設定されており、これにより、車体が旋回時にローリングして後輪5がバウンドしたときのリンク角度αは、90度よりも大となるようになっている。
【0024】
次に、上記構成を有するスタビライザ装置1Aの作用について説明する。
【0025】
図2(a)に示すように、車両が矢印の方向に旋回して車体がローリングする際には、旋回内側の後輪5aがリバウンドするとともに旋回外側の後輪5bがバウンドするように、ボディがトーションバー2(およびアクスルビーム7)に対して傾斜する。そのため、旋回内側のリンク部材4Aaがボディ(フレーム10)に引き上げられる一方、旋回外側のリンク部材4Abがボディ(フレーム10)に押し下げられる。このとき、旋回内側のリンク部材4Aaの他端部には、図2(b)に示すように、直線L4に沿って上向きの力Fが作用する一方、旋回外側のリンク部材4Abの他端部には、図2(c)に示すように、直線L4に沿って下向きの力F′が作用する。
【0026】
上述したように、リンク角度αは、90度よりも大とされているので、上記力Fにより、旋回内側のアーム3Aaの先端部には、直線L3に対して垂直方向上方に向く分力Fuと、上記直線L3に沿って車両の後方に向く分力Frとが作用し、また、上記力F′により、旋回外側のアーム3Abの先端部には、直線L3に対して垂直方向下方に向く分力Fdと、上記直線L3に沿って車両の前方に向く分力Ffとが作用する。
【0027】
このとき、上記分力Fuおよび分力Fdは、各アーム3Aa,3Abを、トーションバー2を中心として互いに逆向きに回動させ、これにより、トーションバー2を捻転させようとる。これに対し、トーションバー2は、所定の弾性を有しているので、捻られようとする力に抗する力(捻力)を発生させ、この捻力をアーム3Aおよびリンク部材4Aを介してボディに対して作用させることにより、車体がローリングするのを抑制する。
【0028】
一方、上記分力Frおよび分力Ffは、アーム3Aaおよびアーム3Abをそれぞれ、進行方向および後退方向に移動させようとする。これにより、トーションバー2には、図2(a)に示すように、旋回内側の端部を後方に変位させる力Fr′および旋回外側の端部を前方に変位させる力Ff′が作用する。したがって、トーションバー2の両端部近傍がアクスルビーム7に支持されているので、アクスルビーム7がトーションバー2とともに変位し、これにより、後輪5をトーイン方向に操舵するようなコンプライアンスステアが生じる。その結果、車両がアンダーステア傾向となり、旋回時における車体の挙動を安定させることが可能となる。
【0029】
図3(a)は、本願発明に係るスタビライザ装置の他の例における作用を説明するための平面図、図3(b)は、図3(a)のIIIb方向から見た側面図、図3(c)は、図3(a)のIIIc方向から見た側面図である。なお、以下においては、上記スタビライザ装置1Aを示す図1ないし図2(c)に表された部材、部分等と同等のものにはそれぞれ同一の符号を付してある。
【0030】
これらの図に示すスタビライザ装置1Bは、トーションバー2と、上記アーム3Aに対応するアーム3Bと、上記リンク部材4Aに対応するリンク部材4Bとを有しており、以下の点において、上記スタビライザ装置1Aとはその構成が相違している。
【0031】
すなわち、このスタビライザ装置1Bでは、図3(a)に示すように、アーム3Bがトーションバー2の両端部から車両の前方に向かうように延びており、リンク部材4Bが車軸6に対して車両の前方に配置されている。
【0032】
また、図3(b)および図3(c)に示すように、このスタビライザ装置1Bにおいて、各アーム3Bの両端部を通る直線L3と各リンク部材4Bの両端部を通る直線L4とがなすリンク角度βは、車両が運転手のみ乗車状態にあるとき、より好ましくは車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるとき、90度よりも小となるように設定されている。具体的には、車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるときのリンク角度βは、75度〜85度となるように設定されており、これにより、車体がローリングして後輪5がリバウンドしたときのリンク角度βは、90度よりも小となとなるようになっている。
【0033】
次に、上記構成を有するスタビライザ装置1Bの作用について説明する。
【0034】
図3(a)に示すように、車両が矢印の方向に旋回して車体がローリングする際には、上記スタビライザ装置1Aの場合と同様に、図3(b)に示すように、旋回内側のリンク部材4Baの他端部に対して、直線L4に沿って上向きの力Fが作用する一方、図3(c)に示すように、旋回外側のリンク部材4Abの他端部に対して、直線L4に沿って下向きの力F′が作用する。
【0035】
このスタビライザ装置1Bにおいて、リンク角度βは、90度よりも小とされているので、上記力Fにより、旋回内側のアーム3Baの先端部には、直線L3に対して垂直方向上方に向く分力Fuと、上記直線L3に沿って車両の後方に向く分力Frとが作用し、また、上記力F′により、旋回外側のアーム3Bbの先端部には、直線L3に対して垂直方向下方に向く分力Fdと、上記直線L3に沿って車両の前方に向く分力Ffとが作用する。
【0036】
したがって、上記分力Frおよび分力Ffによって、アクスルビーム7は、旋回内側の端部が後方に変位させられ、旋回外側の端部が前方に変位させられる。その結果、後輪5をトーイン方向に操舵するようなコンプライアンスステアが生じ、これにより、旋回時における車体の挙動を安定させることが可能となる。
【0037】
以上、説明してきたように、本願発明に係るスタビライザ装置によれば、旋回時における車体の挙動を安定させることができる。
【0038】
もちろん、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのあらゆる設計変更はすべて本願発明の範囲に含まれる。
【0039】
たとえば、上記トーションバー2は、図1においては、車幅方向中央部がコ字状に屈曲されているが、これに限ることはなく、たとえば、直線状とされていてもよい。
【0040】
上記各アーム3A,3Bは、上記実施の形態において、トーションバー2と一体形成されているが、トーションバー2を捻転させうるのであれば、これと別体形成してもよい。また、各アーム3A,3Bは、図1ないし図3(c)において、直線状に形成されているが、これに限ることはなく、たとえば、下方に向かって凸状とされ、平面視において略Z字状となるように形成されていてもよい。
【0041】
また、各リンク部材4A,4Bは、図1ないし図3(c)においては、直線状に形成されているが、これに限ることはなく、たとえば、弓状に形成されていてもよい。
【0042】
また、上記実施の形態では、懸架方式として、車幅方向に延びるアクスルビーム7に車軸6が内装されているリジッドアクスル式サスペンションが採用されているが、これに限らず、他のリンク式サスペンションやトーションビーム式サスペンションであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るスタビライザ装置の一例を示す概略斜視図である。
【図2】(a)は、図1に示すスタビライザ装置における作用を説明するための平面図、(b)は、(a)のIIb方向から見た側面図、(c)は、(a)のIIc方向から見た側面図である。
【図3】(a)は、本願発明に係るスタビライザ装置の他の例における作用を説明するための平面図、(b)は、(a)のIIIb方向から見た側面図、(c)は、(a)のIIIc方向から見た側面図である。
【図4】(a)は、従来のスタビライザ装置の一例を示す平面図、(b)は、(a)の側面図である。
【符号の説明】
1A,1B スタビライザ装置
2 トーションバー
3A,3B アーム
4A,4B リンク部材
5,5a,5b 後輪
6 車軸
7 アクスルビーム
10 フレーム(ボディ)
α,β リンク角度

Claims (3)

  1. 車幅方向に延在するとともに後輪のアクスルビームに軸転自在に支持されたトーションバーと、このトーションバーの両端部から車両の後方に向かうように延びる一対のアームと、一端部がボディに他端部が上記各アームの先端部に、それぞれ回転可能に連結され、かつ一端部が他端部より上位に位置する一対のリンク部材と、を備えたスタビライザ装置であって、
    上記トーションバーは、上記後輪のアクスルビームに対して、少なくとも車幅方向両端部近傍が接続されており、かつ、
    上記各アームの両端部を通る直線と上記各リンク部材の両端部を通る直線とがなすリンク角度は、運転者のみ乗車時において車両が最大積載状態または最大定員乗車状態にあるときにおいても、90度よりも大となるように設定されていることを特徴とする、スタビライザ装置。
  2. 車幅方向に延在するとともに後輪のアクスルビームに軸転自在に支持されたトーションバーと、このトーションバーの両端部から車両の前方に向かうように延びる一対のアームと、一端部がボディに他端部が上記各アームの先端部に、それぞれ回転可能に連結され、かつ一端部が他端部より上位に位置する一対のリンク部材と、を備えたスタビライザ装置であって、
    上記トーションバーは、上記後輪のアクスルビームに対して、少なくとも車幅方向両端部近傍が接続されており、かつ、
    上記各アームの両端部を通る直線と上記各リンク部材の両端部を通る直線とがなすリンク角度は、運転手のみ乗車時において、90度よりも小となるように設定されていることを特徴とする、スタビライザ装置。
  3. 後輪の車軸がリジッドアクスル式サスペンションに懸架されている車両に配設される、請求項1または2に記載のスタビライザ装置。
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