JP3993121B2 - 情報処理装置及びプログラム追加方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置及びプログラム追加方法に係り、特にプログラム追加用モジュールを用いてプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置及びプログラム追加方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン等の情報処理装置は、情報処理にそれぞれ対応する1つ以上のプログラムを実行させることで様々な情報処理を行わせるものである。また、情報処理装置の応用例としての画像形成装置(以下、融合機という)は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のプログラムを設け、そのプログラムを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。特許文献1には、上記のような融合機の一例が記載されている。
【0003】
このような情報処理装置や融合機は、電源投入後に、BIOS(Basic Input/Output System)およびブートローダ(Boot Loader)が起動する。ブートローダは、オペレーティングシステム(OS)およびルートファイルシステムをRAM(Random Access Memory )上に展開してOSを起動する。そして、OSはルートファイルシステムをマウントする。ここでマウントとは、ファイルシステムや周辺機器などをアクセス可能な状態に起動することをいう。
【0004】
OSの起動後、アプリケーション(以下、アプリという)等のプログラムを起動する起動プログラムが起動される。起動プログラムは、情報処理装置や融合機で最初に起動されるプロセスである。
【0005】
起動プログラムは、所定の設定ファイルに従ってファイルシステムをマウントし、ハードディスク装置(HDD)やSD(Secure Digital)カード等のプログラム起動用記録媒体に記録されている情報処理装置や融合機の動作に必要なプログラムを所定の設定ファイルに従って起動している。
【0006】
近年、プログラム起動用記録媒体に、情報処理装置や融合機のプログラムを容易に追加したいという要求が増えている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−84383号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、SDカードのように挿抜可能なプログラム起動用記録媒体はパソコン等で利用できるため、プログラム起動用記録媒体に記録されたプログラムの改竄や複製など、プログラムに対する不正が容易であった。
【0009】
したがって、挿抜可能なプログラム起動用記録媒体では、プログラム起動用記録媒体に新たに追加したプログラムを、そのプログラムを追加する権利(ライセンス)のない情報処理装置や融合機に不正に追加されてしまう恐れがあった。
【0010】
そこで、情報処理装置や融合機の挿抜可能なプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する場合、プログラム起動用記録媒体に記録されたプログラムが不正に利用されないような仕組みを設け、プログラムの安全性を確保しなければならないという問題があった。
【0011】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、挿抜可能なプログラム起動用記録媒体に記録されたプログラムの安全性を確保しつつ、プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加できる情報処理装置及びプログラム追加方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段とを有し、前記追加手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出す一方、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとを前記サーバから受信し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段とを有し、前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段とを有し、前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム起動用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのプログラム追加用記録媒体を、そのプログラム追加用記録媒体に対応する一のプログラム起動用記録媒体でしか利用できないように作成できるので、複数のプログラム起動用記録媒体にプログラムが不正に追加されることを防止し、挿抜可能なプログラム追加用記録媒体に記録されたプログラムの安全性を確保しつつ、極めて容易にプログラム追加用記録媒体からプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明による情報処理装置の一実施例の構成図である。情報処理装置1は、ソフトウェア群2と,起動部3と,ハードウェア資源4とを含むように構成される。
【0018】
起動部3は情報処理装置1の電源投入時に最初に実行され、後述するプログラム起動部を起動する。このプログラム起動部は、情報処理装置1のソフトウェア群2を起動する。例えば起動部3のプログラム起動部は、SDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nのプログラムを補助記憶装置やSDカード等から読み出し、読み出した各プログラムをメモリ装置に転送して起動する。
【0019】
ハードウェア資源4は、入力装置,表示装置,補助記憶装置,メモリ装置,インターフェース装置,SDカード用スロット等のハードウェアリソースを含む。また、ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのOS上に起動されているSDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nのプログラムを含む。OSは、SDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nのプログラムをプロセスとして並列制御する。
【0020】
API(Application Program Interface )15は、予め定義されている関数によりアプリ14−1〜14−nからの要求を受信するために利用される。エンジンI/F16は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する要求を送信するために利用される。なお、SDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13およびプログラム起動部の詳細は後述する。
【0021】
次に、情報処理装置1のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。
【0022】
図2の情報処理装置1は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21,表示装置22,補助記憶装置23,メモリ装置24,演算処理装置25,インターフェース装置26およびSDカード用スロット27を有するように構成される。
【0023】
入力装置21はキーボード及びマウスなどで構成され、様々な操作指示を入力するために用いられる。表示装置22は、操作に必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装置26は、情報処理装置1をネットワークに接続する為のインターフェースであり、モデムやルータ等で構成される。
【0024】
SDカード用スロット27はSDカードを挿抜可能なものであり、SDカードの挿入または抜き出しに応じた割り込みを後述するSDカードドライバに対して行う。補助記憶装置23は、各種ファイルやデータ等を格納している。
【0025】
SDカード用スロット27に挿入されたSDカードや補助記憶装置23は、情報処理装置1に係る処理を行わせるSDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nなどのプログラムを格納すると共に、そのプログラムの処理に必要な各種ファイルやデータ等を格納している。
【0026】
メモリ装置24は、情報処理装置1の起動時にSDカード用スロット27に挿入されたSDカードや補助記憶装置23からSDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nなどのプログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置25は、メモリ装置24に格納されたSDカードチェック部11,プログラム追加部12,システム制御部13,アプリ14−1〜14−nなどのプログラムに従って処理を実行する。
【0027】
次に、本発明による情報処理装置1の応用例として融合機31の構成について説明する。なお、本実施例では融合機31の処理を中心に説明するが、情報処理装置1の処理も同様である。
【0028】
図3は、本発明による融合機の一実施例の構成図である。融合機31は、ソフトウェア群32と,融合機起動部33と,ハードウェア資源34とを含むように構成される。
【0029】
ソフトウェア群32は、UNIX(登録商標)などのOS上に起動されているアプリケーション層35とプラットフォーム36とを含む。また、ハードウェア資源34は白黒レーザプリンタ(B&W LP)41と,カラーレーザプリンタ(Color LP)42と,スキャナやファクシミリなどのその他のハードウェアリソース43とを含む。
【0030】
アプリケーション層35は、プリンタ,コピー,ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプリンタアプリ51と,コピーアプリ52と,ファックスアプリ53と,スキャナアプリ54と,ネットファイルアプリ55とを含む。
【0031】
また、プラットフォーム36は、アプリケーション層35からの処理要求を解釈してハードウェア資源34の獲得要求を発生するコントロールサービス層37と、ハードウェア資源34の管理を行ってコントロールサービス層37からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)69と、SRM69からの獲得要求に応じてハードウェア資源34の管理を行うハンドラ層38とを含む。
【0032】
コントロールサービス層37は、ネットワークコントロールサービス(NCS)61,デリバリーコントロールサービス(DCS)62,オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)63,ファックスコントロールサービス(FCS)64,エンジンコントロールサービス(ECS)65,メモリコントロールサービス(MCS)66,ユーザインフォメーションコントロールサービス(UCS)67,システムコントロールサービス(SCS)68など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
【0033】
なお、プラットフォーム36はAPI81を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層35およびプラットフォーム36の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0034】
NCS61のプロセスは、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。例えばNCS61は、融合機31にネットワークを介して接続されるクライアントとのデータ通信を制御する。
【0035】
DCS62のプロセスは、融合機に蓄積されている文書データの配送などの制御を行う。OCS63のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
【0036】
FCS64のプロセスは、アプリケーション層35からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用,ファックス読み取り,ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
【0037】
ECS65のプロセスは、白黒レーザプリンタ41,カラーレーザプリンタ42,ハードウェアリソース43などのエンジン部の制御を行う。MCS66のプロセスは、メモリの取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。UCS67のプロセスは、ユーザ情報の管理を行うものである。
【0038】
SCS68のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,ハードウェア資源管理,割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
【0039】
SRM69のプロセスは、SCS68と共にシステムの制御およびハードウェア資源34の管理を行うものである。例えばSRM69のプロセスは、ハードウェア資源34を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。
【0040】
具体的に、SRM69のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源34が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源34が利用可能である旨を上位層に通知する。
【0041】
また、SRM69のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源34を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施している。
【0042】
ハンドラ層38は、後述するファックスコントロールユニット(FCU)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(FCUH)70と、プロセスに対するメモリ領域の割り振り及びプロセスに割り振ったメモリ領域の管理を行うイメージメモリハンドラ(IMH)71とを含む。SRM69およびFCUH70は、エンジンI/F82を利用して、ハードウェア資源34に対する処理要求を行う。図3の構成により、融合機31は各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム36で一元的に処理することができる。
【0043】
次に、融合機31のハードウェア構成について説明する。図4は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【0044】
融合機31は、コントローラ100と,オペレーションパネル120と,FCU121と,エンジン部122とを含む。コントローラ100は、CPU101と,システムメモリ102と,ノースブリッジ(NB)103と,サウスブリッジ(SB)104と,ASIC106と,ローカルメモリ107と,HDD108と、ネットワークインターフェースカード(NIC)109と,SDカード用スロット110と,USBデバイス111と,IEEE1394デバイス112と,セントロニクス113とを含む。
【0045】
オペレーションパネル120は、コントローラ100のASIC106に接続されている。また、FCU121およびエンジン部122は、コントローラ100のASIC106にPCIバス123で接続されている。
【0046】
コントローラ100は、ASIC106にローカルメモリ107,HDD108などが接続されると共に、CPU101とASIC106とがCPUチップセットのNB103を介して接続されている。コントローラ100は、NB103を介してCPU101とASIC106とを接続することにより、CPU101のインターフェースが公開されていない場合に対応する。なお、ASIC106とNB103とはAGP(Accelerated Graphics Port )105を介して接続されている。
【0047】
このように、図3のアプリケーション層35やプラットフォーム36を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC106とNB103とを低速のPCIバスでなくAGP105を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
【0048】
CPU101は、融合機31の全体制御を行うものである。例えばCPU101は、NCS61,DCS62,OCS63,FCS64,ECS65,MCS66,UCS67,SCS68,SRM69,FCUH70およびIMH71をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション層35を形成するプリンタアプリ51,コピーアプリ52,ファックスアプリ53,スキャナアプリ54,ネットファイルアプリ55を起動して実行させる。
【0049】
NB103は、CPU101,システムメモリ102,SB104,ASIC106,NIC109,SDカード用スロット110,USBデバイス111,IEEE1394デバイス112およびセントロニクス113を接続するためのブリッジである。
【0050】
SB104,NIC109,SDカード用スロット110,USBデバイス111,IEEE1394デバイス112およびセントロニクス113は、PCIバス114を介してNB103に接続されている。なお、SB104は、PCIバス114とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
【0051】
システムメモリ102は、融合機31の描画用メモリなどとして用いるメモリである。ローカルメモリ107はコピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるメモリである。
【0052】
ASIC106は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD108は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
【0053】
NIC109は、融合機31をネットワークに接続するインターフェース機器である。SDカード用スロット110はSDカードを挿抜可能なものであり、SDカードの挿入または抜き出しに応じた割り込みを後述するSDカードドライバに対して行う。USBデバイス111,IEEE1394デバイス112およびセントロニクス113は、夫々の規格に準じたインターフェースである。
【0054】
また、オペレーションパネル120は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU121はメモリを有している。FCU121が有するメモリは、例えば融合機31の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
【0055】
図3の融合機起動部33は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション層35やプラットフォーム36を起動するものである。図5は、融合機起動部の一例の構成図を示す。融合機起動部33は、ROMモニタ130およびプログラム起動部131を有する。
【0056】
BIOSおよびブートローダとしてのROMモニタ130は電源投入時に実行されるものであり、ハードウェアの初期化,コントローラ100の診断,ソフトウェアの初期化などを行う。ROMモニタ130は、OSおよびルートファイルシステムをシステムメモリ102上に展開してOSを起動する。そして、OSはルートファイルシステムをマウントする。
【0057】
プログラム起動部131は、OSから呼び出されるものであり、システムメモリ102,ローカルメモリ107上にメモリ領域を確保する。プログラム起動部131は、融合機1で最初に起動されるプロセスであって、所定の設定ファイルに従ってファイルシステムをマウントする。
【0058】
プログラム起動部131は、融合機31の動作に必要なアプリケーション層35およびプラットフォーム36のプログラムを所定の設定ファイルに従ってHDD108,SDカード,ROMなどから読み出し、読み出した各プログラムをシステムメモリ102,ローカルメモリ107上に確保したメモリ領域に展開してアプリケーション層35およびプラットフォーム36のプロセスを起動するものである。
【0059】
更に、プログラム起動部131の処理について説明する。プログラム起動部131は、起動時に所定のマスタ設定ファイルを読み込み、読み込んだマスタ設定ファイルに従ってファイルシステムのマウントおよびプロセスの起動を行う。また、プログラム起動部131は、読み込んだマスタ設定ファイルにマウントの記述が存在した場合、そのマウントの記述に従ってマウント処理を実行する。
【0060】
さらに、プログラム起動部131はマウントしたファイルシステムのルートに所定の設定ファイルが存在する場合やマウントしたファイルシステムのルートに所定の拡張子のファイルを含む所定のディレクトリが存在する場合に、所定の設定ファイル又は所定の拡張子のファイルを読み込んでファイルシステムのマウント処理を行う。
【0061】
なお、プログラム起動部131がマウントできるファイルシステムは、「gzromfs」などがある。このファイルシステム「gzromfs」は、gzip圧縮されたROMFS形式のファイルをRAM上に展開してマウントする。
【0062】
以下、プログラム追加用モジュールを用いてプログラム起動用記録媒体としてのアプリ起動用SDカードにプログラムを追加する実施例について図面を参照しつつ説明していく。
【0063】
(第1実施例)
本発明による第1実施例のプログラム追加方法は、プログラム追加用記録媒体としてのアプリ追加用SDカードを利用して、アプリ起動用SDカードにプログラムを追加する例である。
【0064】
図6は、本発明による第1実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。融合機31は、SDカード用スロット110の1つに挿入されているアプリ起動用SDカード141を有している。
【0065】
ステップS100では、融合機31のSDカード用スロット110の他の1つにアプリ追加用SDカード140が挿入され、アプリ追加用SDカード140から読み出されたプログラム追加用モジュールによりプログラム追加部133が起動される。プログラム追加部133は、アプリ起動用SDカード141のシリアルIDを取得し、公開鍵で暗号化しておく。
【0066】
ステップS200では、融合機31のプログラム追加部133が、インターネットやLAN等のネットワーク200を介してサーバ150と接続し、認証処理などの必要な手順を経てサーバ150との間にセッションを確立する。プログラム追加部133は、暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルIDをサーバ150に送信する。
【0067】
ステップS300では、サーバ150からの要求に応じてプログラム追加部133が、機種情報およびアプリ情報をサーバ150に送信する。ここで、機種情報とは、融合機31に固有の情報である。アプリ情報とは、融合機31のアプリ起動用SDカード141に追加するアプリの情報である。なお、プログラム追加部133は、機種情報およびアプリ情報をアプリ追加用SDカード140から取得する。
【0068】
ステップS400では、サーバ150が、ステップS300で取得した暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルIDを秘密鍵で復号化し、そのアプリ起動用SDカード141のシリアルIDとステップS300で受信した機種情報およびアプリ情報とを用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルを作成する。
【0069】
ステップS500では、サーバ150が、ステップS400で作成したアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルをネットワーク200を介して融合機31のプログラム追加部133に送信する。ステップS600では、プログラム追加部133が、融合機31のアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルについて、後述するような認証チェックを行う。
【0070】
認証チェックがOKであれば、プログラム追加部133はステップS700の処理を行う。ステップS700では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信したアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルを用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0071】
次に、図6の処理について詳細に説明する。図7は、ステップS100の処理の一例の説明図である。なお、図7の説明図では融合機31の構成のうち説明に必要な構成を表し、説明に必要のない構成を省略している。
【0072】
ステップS101では、融合機31のSDカード用スロット110にアプリ追加用SDカード140が挿入される。SDカード用スロット110は、アプリ追加用SDカード140の挿入に応じた割り込みをSDカードドライバ137に対して行う。
【0073】
ステップS102では、OS136が、SDカードドライバ137に対する割り込みに応じてプログラム起動部131にSDカードの挿入検知を通知する。ステップS103では、プログラム起動部131が、SDカードチェック部132を起動させる。ステップS104では、SDカードチェック部132がアプリ追加用SDカード140のマウントを行い、アプリ追加用SDカード140のマウントを行った旨をプログラム起動部131に通知して処理を停止する。
【0074】
アプリ追加用SDカード140のマウントを行った旨が通知されると、ステップS105に進み、プログラム起動部131は電子認証チェック用ライブラリ134を用いてアプリ追加用SDカード140の認証チェックを行う。
【0075】
ステップS105での認証チェックは、例えば図8に表した設定ファイルの認証チェックと図10に表したマウント対象モジュールの認証チェックとを有している。
【0076】
例えば設定ファイルの認証チェックは、図8に表したフローチャートのように行われる。図8は、設定ファイルの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【0077】
ステップS800では、プログラム起動部131が、アプリ追加用SDカード140に設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在するか否かを判定する。設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルは、設定ファイルと、設定ファイルおよびアプリ追加用SDカード140のシリアルIDのメッセージダイジェスト(以下、MDという)から作成された電子署名ファイルとを含む。
【0078】
図9は、アプリ追加用SDカードに記録された対象ファイルの一例のイメージ図である。図9の例では、「inst.cnf」が設定ファイルを表し、「inst.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し、「inst.mod」がマウント対象のモジュールファイルを表し、「inst.mac」がマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表す。
【0079】
設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在すると判定すると(S800においてYES)、プログラム起動部131はアプリ追加用SDカード140から設定ファイルおよび設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを取得してステップS801に進む。
【0080】
ステップS801では、プログラム起動部131が、アプリ追加用SDカード140からシリアルIDを取得する。ステップS803に進み、プログラム起動部131はステップS800で取得した設定ファイルと、ステップS801で取得したアプリ追加用SDカード140のシリアルIDとのMD1を作成する。ステップS803に進み、プログラム起動部131はステップS800で取得した電子署名ファイルを公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0081】
ステップS804に進み、プログラム起動部131はMD1とMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S804においてYES)、プログラム起動部131はステップS805に進み、設定ファイルの認証チェックがOKと判定する。一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S804においてNO)、プログラム起動部131はステップS806に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。
【0082】
MD1とMD2とが等しくなければ、アプリ追加用SDカード140に記録されているファイルは不正にコピーされた可能性が高いためである。なお、設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在しないと判定すると(S800においてNO)、プログラム起動部131はステップS806に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。
【0083】
例えばマウント対象モジュールの認証チェックは、図10に表したフローチャートのように行われる。図10は、マウント対象モジュールの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【0084】
ステップS810では、プログラム起動部131が、アプリ追加用SDカード140にマウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在するか否かを判定する。マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルは、マウント対象のモジュールファイルと、モジュールファイルおよび融合機31に固有の機種情報のMDから作成された電子署名ファイルとを含む。
【0085】
マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在すると判定すると(S810においてYES)、プログラム起動部131はアプリ追加用SDカード140からマウント対象のモジュールファイルおよびマウント対象のモジュールファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを取得してステップS811に進む。
【0086】
ステップS811では、プログラム起動部131が、融合機31に固有の機種情報を取得する。ステップS812に進み、プログラム起動部131はステップS810で取得したモジュールファイルと、ステップS811で取得した融合機31に固有の機種情報とのMD1を作成する。ステップS813に進み、プログラム起動部131はステップS810で取得した電子署名ファイルを公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0087】
ステップS814に進み、プログラム起動部131はMD1とMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S814においてYES)、プログラム起動部131はステップS815に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがOKと判定する。
【0088】
一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S814においてNO)、プログラム起動部131はステップS816に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。
【0089】
MD1とMD2とが等しくなければ、アプリ追加用SDカード140に記録されているファイルはコピーや改竄などの不正を受けた可能性が高いためである。なお、マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在しないと判定すると(S810においてNO)、プログラム起動部131はステップS816に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。
【0090】
図7に戻り、プログラム起動部131はアプリ追加用SDカード140の認証チェックがOKであればステップS106に進み、NGであればイベント待ち状態に戻る。
【0091】
ステップS106では、プログラム起動部131が、アプリ追加用SDカード140内のプログラム追加モジュールを利用してプログラム追加部133を起動させる。
【0092】
ステップS107では、プログラム追加部133が、アプリ起動用SDカード141のシリアルIDをアプリ起動用SDカード141から取得する。プログラム追加部133は、取得したアプリ起動用SDカード141のシリアルIDを公開鍵で暗号化する。
【0093】
ステップS108では、プログラム追加部133が、暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルIDを、NCS61及びネットワーク200を介してサーバ150に送信する。図7の処理によれば、暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルIDを、サーバ150に送信できる。
【0094】
図11は、ステップS400の処理の一例の説明図である。暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルID152は、ステップS200の処理で融合機31から受信したものである。また、機種情報153およびアプリ情報154は、ステップS300の処理で融合機31から受信したものである。
【0095】
ステップS401では、サーバ150が、暗号化されたシリアルID152を秘密鍵で復号化する。また、ステップS402では、サーバ150が、機種情報153およびアプリ情報154に対応した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」の群155を選択する。
【0096】
ステップS403では、サーバ150が、ステップS402で選択された群155から設定ファイル「apl.cnf」157を読み出す。そして、ステップS404では、サーバ150が、復号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルID156及びステップS403で読み出された設定ファイル157からMD158を作成する。
【0097】
ステップS405では、サーバ150が、ステップS404で作成したMD158を秘密鍵で暗号化して、設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」159を作成する。ステップS406では、サーバ150が、ステップS405で作成した電子署名ファイル159を群155に追加した新たな群160を作成する。
【0098】
ステップS406で作成された群160は、ステップS500の処理で融合機31に送信される。図11の処理によれば、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルを、融合機31に送信できる。
【0099】
図12は、ステップS600の処理の一例の説明図である。なお、図12の説明図では融合機31の構成のうち説明に必要な構成を表し、説明に必要のない構成を適宜省略している。
【0100】
プログラム追加部133は、ステップS500の処理でサーバ150からアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルとして、設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を受信している。
【0101】
ステップS600では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」について、電子認証チェック用ライブラリ135を用いて認証チェックを行う。
【0102】
ステップS600での認証チェックは、例えば図8に表した設定ファイルの認証チェックと図10に表したマウント対象モジュールの認証チェックとを有している。ステップS506での認証チェックの詳細について、前述した図8および図10を用いて説明する。
【0103】
図8のステップS800では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信したファイルの中に設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイル、例えば設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」が存在したか否かを判定する。
【0104】
設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」が存在したと判定したと(S800においてYES)、プログラム追加部133はステップS801に進む。
【0105】
ステップS801では、プログラム追加部133が、アプリ追加用SDカード140でなくアプリ起動用SDカード141からシリアルIDを取得する。ステップS802に進み、プログラム追加部133は設定ファイル「apl.cnf」と、ステップS801で取得したアプリ起動用SDカード141のシリアルIDとのMD1を作成する。ステップS803に進み、プログラム追加部133は設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」を公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0106】
ステップS804に進み、プログラム追加部133はMD1とMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S804においてYES)、プログラム追加部133はステップS805に進み、設定ファイルの認証チェックがOKと判定する。一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S24においてNO)、プログラム追加部133はステップS806に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。
【0107】
MD1とMD2とが等しくなければ、ステップS500でサーバ150から受信したファイルは、ステップS801でシリアルIDを取得したアプリ起動用SDカード141でなく、他のアプリ起動用SDカードにプログラムを追加するために作成された可能性が高いためである。
【0108】
なお、設定ファイルの認証チェックに利用する設定ファイル「apl.cnf」,電子署名ファイル「apl.lic」が存在しないと判定すると(S800においてNO)、プログラム追加部133はステップS806に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。
【0109】
図10のステップS810では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信したファイルの中にマウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイル、例えばマウント対象のモジュール「apl.mod」,マウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」が存在したか否かを判定する。
【0110】
マウント対象のモジュール「apl.mod」,マウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」が存在したと判定すると(S810においてYES)、プログラム追加部133はステップS811に進む。ステップS811では、プログラム追加部133が、融合機31に固有の機種情報を取得する。ステップS812に進み、プログラム追加部133はマウント対象のモジュール「apl.mod」と、ステップS811で取得した融合機31に固有の機種情報とのMD1を作成する。
【0111】
ステップS813に進み、プログラム追加部133はマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0112】
ステップS814に進み、プログラム追加部133はMD1とMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S814においてYES)、プログラム追加部133はステップS815に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがOKと判定する。一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S814においてNO)、プログラム追加部133はステップS816に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。
【0113】
MD1とMD2とが等しくなければ、ステップS500でサーバ150から受信したファイルは、ステップS811で固有の機種情報を取得した融合機31でなく、他の融合機にプログラムを追加するために作成された可能性が高いためである。
【0114】
なお、マウント対象モジュールの認証チェックに利用する設定ファイル「apl.cnf」,電子署名ファイル「apl.lic」が存在しないと判定すると(S810においてNO)、プログラム追加部133はステップS816に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。
【0115】
図12に戻り、プログラム追加部133はステップS600の認証チェックがOKであればステップS700に進み、NGであればイベント待ち状態に戻る。ステップS700では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0116】
図12の処理によれば、設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」が書き込まれた図13のようなアプリ起動用カード141を作成できる。
【0117】
図13は、プログラムを追加されたアプリ起動用SDカードの一例のイメージ図である。図13の例では、ディレクトリ「init.d」の下の「apl.cnf」が設定ファイルを表し,「apl.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表す。また、ディレクトリ「module」の下の「apl.mod」がマウント対象のモジュールを表し、「apl.mac」がマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表している。
【0118】
(第2実施例)
本発明による第2実施例のプログラム追加方法は、プログラム追加用記録媒体としてのアプリ追加用SDカード140を利用して、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する例である。なお、第2実施例のプログラム追加方法は、アプリ追加用SDカード140に記録されているファイルが第1実施例のプログラム追加方法と異なる。
【0119】
図14は、第2実施例のプログラム追加方法で用いるアプリ追加用SDカードの一例のイメージ図である。図14の例では、「inst.cnf」がプログラム追加用モジュールの設定ファイルを表し、「inst.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し、「inst.mod」がマウント対象のプログラム追加用モジュールを表し、「inst.mac」がプログラム追加用モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し、「apl.cnf」がアプリ起動用SDカード141に追加するプログラムの設定ファイルを表し,「apl.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し,「apl.mod」がマウント対象のモジュールを表し、「apl.mac」がマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表している。
【0120】
図15は、本発明による第2実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。融合機31は、SDカード用スロット110の1つに挿入されているアプリ起動用SDカード141を有している。
【0121】
ステップS100〜S300の処理は、図6のステップS100〜S300の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS400に進み、サーバ150はステップS300で取得した暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルIDを秘密鍵で復号化し、そのアプリ起動用SDカード141のシリアルIDとステップS300で受信した機種情報およびアプリ情報とを用いて、アプリ起動用SDカード141に設定ファイル「apl.cnf」の認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」を作成する。
【0122】
ステップS500では、サーバ150が、ステップS400で作成した電子署名ファイル「apl.lic」をネットワーク200を介して融合機31のプログラム追加部133に送信する。ステップS510では、プログラム追加部133が、アプリ追加用SDカード140から設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」,マウント対象のモジュール「apl.mod」の認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を読み出す。
【0123】
ステップS600では、プログラム追加部133が、ステップS500およびS510で取得した融合機31のアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルについて前述したような認証チェックを行う。
【0124】
認証チェックがOKであれば、プログラム追加部133はステップS700の処理を行う。ステップS700では、プログラム追加部133が、アプリ追加用SDカード140に記録されていた設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」,マウント対象のモジュール「apl.mod」の認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」と、ステップS500で受信した設定ファイル「apl.cnf」の認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」とを用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0125】
図15の処理によれば、図6の処理と比べてサーバ150から融合機31へのダウンロード負荷を軽減できる。次に、図15の処理のうち、図6と異なる処理を中心に詳細に説明する。
【0126】
図16は、ステップS400の処理の他の一例の説明図である。暗号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルID152は、ステップS200の処理で融合機31から受信したものである。また、機種情報153およびアプリ情報154は、ステップS300の処理で融合機31から受信したものである。
【0127】
ステップS401では、サーバ150が、暗号化されたシリアルID152を秘密鍵で復号化する。また、ステップS402では、サーバ150が、機種情報153およびアプリ情報154に対応した設定ファイル「apl.cnf」157を選択する。
【0128】
ステップS403では、サーバ150が、ステップS402で選択された設定ファイル「apl.cnf」157を読み出す。ステップS404では、サーバ150が、復号化されたアプリ起動用SDカード141のシリアルID156及びステップS403で読み出された設定ファイル157からMD158を作成する。
【0129】
ステップS405では、サーバ150が、ステップS404で作成したMD158を秘密鍵で暗号化して、設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」159を作成する。ステップS405で作成された電子署名ファイル「apl.lic」159は、ステップS500の処理で融合機31に送信される。図16の処理によれば、電子署名ファイル「apl.lic」159を、融合機31に送信できる。
【0130】
図17は、ステップS600の処理の他の一例の説明図である。なお、図17の説明図では融合機31の構成のうち説明に必要な構成を表し、説明に必要のない構成を適宜省略している。
【0131】
プログラム追加部133は、ステップS500の処理でサーバ150から電子署名ファイル「apl.lic」を受信している。また、ステップS510ではプログラム追加部133が、アプリ追加用SDカード140からディレクトリ「addmod」の下の設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を読み出す。
【0132】
ステップS600では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した電子署名ファイル「apl.lic」,ステップS510で読み出した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」および電子署名ファイル「apl.mac」について、前述したように電子認証チェック用ライブラリ135を用いて認証チェックを行う。
【0133】
プログラム追加部133は、ステップS600の認証チェックがOKであればステップS700に進み、NGであればイベント待ち状態に戻る。ステップS700では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した電子署名ファイル「apl.lic」,ステップS510で読み出した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」および電子署名ファイル「apl.mac」を用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0134】
図17の処理によれば、設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」が書き込まれた図13のようなアプリ起動用カード141を作成できる。
【0135】
(第3実施例)
本発明による第3実施例のプログラム追加方法は、プログラム追加用記録媒体としてのアプリ追加用SDカード140を利用して、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する例である。なお、第3実施例のプログラム追加方法は、アプリ起動用SDカード141に予め記録されているファイルが第1実施例のプログラム追加方法と異なる。
【0136】
図18は、第3実施例のプログラム追加方法で用いるアプリ起動用SDカードの一例のイメージ図である。図18の例では、「apl.cnf」がアプリ起動用SDカード141に追加するプログラムの設定ファイルを表し,「apl.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し,「apl.mod」がマウント対象のモジュールを表し、「apl.mac」がマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表している。
【0137】
図19は、本発明による第3実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。融合機31は、SDカード用スロット110の1つに挿入されているアプリ起動用SDカード141を有している。
【0138】
ステップS100〜S500の処理は、図15のステップS100〜S500の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS520では、プログラム追加部133が、アプリ起動用SDカード141から設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」,電子署名ファイル「apl.mac」を読み出す。
【0139】
ステップS600では、プログラム追加部133が、ステップS500およびS520で取得した融合機31のアプリ起動用SDカード141にプログラムを追加するためのファイルについて前述したような認証チェックを行う。
【0140】
認証チェックがOKであれば、プログラム追加部133はステップS700の処理を行う。ステップS700では、プログラム追加部133が、ステップS520で読み出した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」,電子署名ファイル「apl.mac」と、ステップS500で受信した設定ファイル「apl.cnf」の認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」とを用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0141】
図19の処理によれば、図6の処理と比べてサーバ150から融合機31へのダウンロード負荷を軽減できる。次に、図19の処理のうち、図6,図15と異なる処理を中心に詳細に説明する。
【0142】
図20は、ステップS600の処理の他の一例の説明図である。なお、図20の説明図では融合機31の構成のうち説明に必要な構成を表し、説明に必要のない構成を適宜省略している。
【0143】
プログラム追加部133は、ステップS500の処理でサーバ150から電子署名ファイル「apl.lic」を受信している。また、ステップS520ではプログラム追加部133が、アプリ起動用SDカード141からディレクトリ「addmod」の下の設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」を読み出す。
【0144】
ステップS600では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した電子署名ファイル「apl.lic」,ステップS520で読み出した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」および電子署名ファイル「apl.mac」について、前述したように電子認証チェック用ライブラリ135を用いて認証チェックを行う。
【0145】
プログラム追加部133は、ステップS600の認証チェックがOKであればステップS700に進み、NGであればイベント待ち状態に戻る。ステップS700では、プログラム追加部133が、ステップS500で受信した電子署名ファイル「apl.lic」,ステップS520で読み出した設定ファイル「apl.cnf」,マウント対象のモジュール「apl.mod」および電子署名ファイル「apl.mac」を用いて、アプリ起動用SDカード141にプログラムを追加する。
【0146】
図20の処理によれば、設定ファイル「apl.cnf」,設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.lic」,マウント対象のモジュール「apl.mod」およびマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイル「apl.mac」が書き込まれた図13のようなアプリ起動用カード141を作成できる。
【0147】
前述した第1〜第3実施例では、アプリ追加用SDカード140が融合機31のSDカード用スロット110に挿入されることにより、本発明のプログラム追加方法に係る処理が開始されているが、オペレーションパネル120からの操作や、融合機31にUSB等で直接又はネットワーク200を介して接続されているPC等からの操作などにより、本発明のプログラム追加方法に係る処理が開始されるようにしてもよい。
【0148】
この場合、例えばアプリ追加用SDカード140を前述した第1〜第3実施例のように利用してもよいし、アプリ追加用SDカード140に記録されていたファイルをネットワーク200を介してダウンロードするようにしてもよい。
【0149】
さらに、アプリ追加用SDカード140は、例えばアプリ追加用SDカード140にファイルを記録するための所定サーバを利用して作成してもよいし、その所定サーバとの接続機能を有する装置(例えば、携帯電話,PDAなど)を利用してダウンロードしたファイルを記録することで作成してもよい。
【0150】
本実施例では、融合機31の処理を中心に説明したが、図1及び図2に示した情報処理装置1への適用が容易である。また、本発明は具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求のの範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
【0151】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、挿抜可能なプログラム起動用記録媒体に記録されたプログラムの安全性を確保しつつ、プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加できる。
【0152】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の一実施例の構成図である。
【図2】本発明による情報処理装置の一実施例のハードウェア構成図である。
【図3】本発明による融合機の一実施例の構成図である。
【図4】本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【図5】融合機起動部の一例の構成図を示す。
【図6】本発明による第1実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。
【図7】ステップS100の処理の一例の説明図である。
【図8】設定ファイルの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【図9】アプリ追加用SDカードに記録された対象ファイルの一例のイメージ図である。
【図10】マウント対象モジュールの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【図11】ステップS400の処理の一例の説明図である。
【図12】ステップS600の処理の一例の説明図である。
【図13】プログラムを追加されたアプリ起動用SDカードの一例のイメージ図である。
【図14】第2実施例のプログラム追加方法で用いるアプリ追加用SDカードの一例のイメージ図である。
【図15】本発明による第2実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。
【図16】ステップS400の処理の他の一例の説明図である。
【図17】ステップS600の処理の他の一例の説明図である。
【図18】第3実施例のプログラム追加方法で用いるアプリ起動用SDカードの一例のイメージ図である。
【図19】本発明による第3実施例のプログラム追加方法について説明する一例の概略図である。
【図20】ステップS600の処理の他の一例の説明図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置
2,32 ソフトウェア群
3 起動部
4 ハードウェア資源
11,132 SDカードチェック部
12,133 プログラム追加部
13 システム制御部
27,110 SDカード用スロット
31 融合機
33 融合機起動部
34 ハードウェア資源
61 NCS
68 SCS
110 SDカード用スロット
120 オペレーションパネル
131 プログラム起動部
136 オペレーティングシステム(OS)
137 SDカードドライバ
140 アプリ追加用SDカード
141 アプリ起動用SDカード
150 サーバ

Claims (18)

  1. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出す一方、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとを前記サーバから受信し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  3. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム起動用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  4. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記判定手段は、前記スロットに対する記録媒体の挿抜を監視する監視手段と、
    前記スロットに挿入された記録媒体がプログラム追加用記録媒体であるかを判定するための認証チェックを行う認証チェック手段と
    を有し、
    前記認証チェック手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム追加用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルと、書込手段を起動させるためのプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよび前記書込手段を起動させるためのプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  5. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記判定手段は、前記スロットに対する記録媒体の挿抜を監視する監視手段と、
    前記スロットに挿入された記録媒体がプログラム追加用記録媒体であるかを判定するための認証チェックを行う認証チェック手段と
    を有し、
    前記認証チェック手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム追加用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルと、書込手段を起動させるためのプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよび前記書込手段を起動させるためのプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  6. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記判定手段は、前記スロットに対する記録媒体の挿抜を監視する監視手段と、
    前記スロットに挿入された記録媒体がプログラム追加用記録媒体であるかを判定するための認証チェックを行う認証チェック手段と
    を有し、
    前記認証チェック手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム追加用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルと、書込手段を起動させるためのプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよび前記書込手段を起動させるためのプログラムの認証チェックを行うことを特徴とする情報処理装置。
  7. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定されたとき、前記判定手段からの指示によりプログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  8. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定されたとき、前記判定手段からの指示によりプログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  9. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定されたとき、前記判定手段からの指示によりプログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  10. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記情報処理装置の入力装置を利用したオペレータからの指示があったとき、プログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  11. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つに挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記情報処理装置の入力装置を利用したオペレータからの指示があったとき、プログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  12. 複数の記録媒体を挿抜可能なスロットを有し、前記スロットの1つ に挿入されたプログラム追加用記録媒体を用いて前記スロットの他の1つに挿入されているプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置であって、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、前記情報処理装置の入力装置を利用したオペレータからの指示があったとき、プログラム追加用記録媒体から読み出された追加用モジュールにより起動されることを特徴とする情報処理装置。
  13. 前記プログラム追加用記録媒体に記録されているファイルを利用する代わりに、サーバから受信したファイルを利用することを特徴とする請求項1乃至12何れか一項記載の情報処理装置。
  14. プログラム追加用記録媒体およびプログラム起動用記録媒体は、活線挿抜可能であることを特徴とする請求項1乃至12何れか一項記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、印刷部および撮像部を有する画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至14何れか一項記載の情報処理装置。
  16. プログラム追加用記録媒体を作成するサーバと、プログラム追加用記録媒体を用いてプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置とを有するシステムのプログラム追加方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルを前記サーバから受信すると、そのファイルの認証チェックの結果に応じて、前記受信したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルと、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出す一方、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとを前記サーバから受信し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とするプログラム追加方法。
  17. プログラム追加用記録媒体を作成するサーバと、プログラム追加用記録媒体を用いてプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置とを有するシステムのプログラム追加方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム追加用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体 にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム追加用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム追加用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とするプログラム追加方法。
  18. プログラム追加用記録媒体を作成するサーバと、プログラム追加用記録媒体を用いてプログラム起動用記録媒体にプログラムを追加する情報処理装置とを有するシステムのプログラム追加方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入を判定する判定手段と、
    前記スロットへのプログラム追加用記録媒体の挿入があったと判定すると、プログラム起動用記録媒体の識別情報を取得して前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を作成するサーバに送信する一方、
    前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を前記サーバから受信すると、前記プログラム起動用記録媒体から前記プログラム起動用記録媒体にプログラムを追加するためのファイルの一部を読み出し、前記サーバ又はプログラム起動用記録媒体から取得したファイルの認証チェックの結果に応じて、前記取得したファイルをプログラム起動用記録媒体に追加する追加手段と
    を有し、
    前記追加手段は、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体の識別情報から作成された第1の電子署名ファイルを前記サーバから受信する一方、設定ファイルと、プログラム起動用記録媒体に追加するプログラムと、そのプログラムおよび前記情報処理装置の識別情報から作成された第2の電子署名ファイルとをプログラム起動用記録媒体から読み出し、設定ファイルおよびプログラム起動用記録媒体に追加するプログラムの認証チェックを行うことを特徴とするプログラム追加方法。
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