JP3991770B2 - フライホイールマグネト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フライホイールマグネトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフライホイールマグネト1は、筒部4aを有するフライホイール4と該フライホイール4の筒部4aの内周に取付けられた永久磁石5とフライホイール4の底部4bの中央から該筒部4aの内側に突出したボス部4cとを有するロータ2と、外周側に凸極部6aを有してロータ2の永久磁石5とボス部4cとの間の空間にロータ2と同心状に配置される環状の積層鉄心6と該積層鉄心6の積層方向の両端で該積層鉄心6を押さえている対の側板7a,7bとこれらの側板7a,7bを介して積層鉄心6の凸極部6aに巻装されたコイル8とを有するステータ3とを備えて、該ステータ3が取付け台座11に位置決め固定されるようになっている。
【0003】
この場合、ボス部4cは、図示しない内燃機関の回転軸の外周に嵌められて固定される。ロータ2は、この内燃機関の回転軸の回転で回転駆動されるようになっている。
【0004】
また、積層鉄心6の外周には、隣接する凸極部6aの間に取付け部6bが設けられ、この取付け部6bに取付け孔9が貫通して設けられている。
【0005】
内燃機関のケース10には、回転軸の突出箇所を同心状に囲むようにして前述した取付け台座11が突設されている。この取付け台座11の先端の内周側に、筒状に雄インロー部12bが突設されている。
【0006】
ステータ3は、取付け台座11に対向する側の積層鉄心6の内周部分を雌インロー部12aとして、取付け台座11の雄インロー部12bに嵌め合わされて位置決めされるようになっている。かかる状態でステータ3は、その積層鉄心6が取付け台座11に、側板7a,7bと積層鉄心6との取付け孔9を貫通するネジ13を取付け台座11に螺合させて取付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなフライホイールマグネト1では、取付け台座11に突設された雄インロー部12bが環状の積層鉄心6の内周より内方に突出されているので、雄インロー部12bとボス部4cとの間のクリアランスdが狭くなり、このためボス部4cの肉厚を厚くしてボス部4cの機械的強度をアップさせることができない問題点があった。
【0008】
本発明の目的は、インロー部の構造を変えることにより、インロー部とボス部との間のクリアランスを広げて、ボス部の機械的強度をアップさせることができるフライホイールマグネトを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、筒部を有するフライホイールと該フライホイールの筒部の内周に取付けられた永久磁石とフライホイールの底部の中央から該筒部の内側に突出したボス部とを有するロータと、外周側に凸極部を有してロータの永久磁石とボス部との間の空間にロータと同心状に配置される環状の積層鉄心と該積層鉄心の積層方向の両端で該積層鉄心を押さえている対の側板とこれらの側板を介して積層鉄心の凸極部に巻装されたコイルとを有するステータとを備えて、ステータが取付け台座に位置決め固定されるフライホイールマグネトを対象とする。
【0010】
本発明に係るフライホイールマグネトでは、取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられていることを特徴とする。
【0011】
このように取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられていると、この雄形インロー部を取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わせて位置決めすることができる。このようにすると、雌雄のインロー部が環状の積層鉄心の内周から内方に突出されないことになり、雌雄のインロー部とボス部との間のクリアランスが広くなり、このためボス部の肉厚を厚くして該ボス部の機械的強度をアップさせることができる。
【0012】
また、本発明に係るフライホイールマグネトでは、
取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられ、
雄形インロー部が取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わされてステータが取付け台座に位置決め固定されることを特徴とする。
【0013】
このように取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられ、この雄形インロー部が取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わされてステータが取付け台座に位置決めされると、雌雄のインロー部が環状の積層鉄心の内周から内方に突出されないことになる。それ故、雌雄のインロー部とボス部との間のクリアランスが広くなり、このためボス部の肉厚を厚くして該ボス部の機械的強度をアップさせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係るフライホイールマグネトの実施の形態の第1例のを示したもので、図1は本例のフライホイールマグネトの縦断面図、図2は本例で用いているステータの底面図である。なお、図4及び図5と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0015】
本例のフライホイールマグネト1のステータ3では、積層鉄心6の積層方向の両側に配置されている側板7a.7bのうち、取付け台座11に隣接して配置される側の側板7aの内径側の部分に、積層鉄心6から離れる側に突出した雄形インロー部12bが、積層鉄心6の内周より内方に突出しないようにして設けられている。
【0016】
これに伴い、取付け台座11側の内周には、窪ませて雌形インロー部12aが設けられている。
【0017】
ステータ3は、その側板7aの内径側の雄形インロー部12bを、取付け台座11の内周の雌形インロー部12aに嵌め合わせて位置決めし、側板7a,7bと積層鉄心6との取付け孔9を貫通するネジ13を取付け台座11に螺合させて固定されている。
【0018】
このように取付け台座11に隣接して配置される側の側板7aの内径側の部分に、積層鉄心6から離れる側に突出した雄形インロー部12bが、積層鉄心6の内周より内方に突出しないようにして設けられていると、この雄形インロー部12bを取付け台座11側の内周に設けられた雌形インロー部12aに嵌め合わせてステータ3を取付け台座11に位置決めすることができる。このようにすると、雌雄のインロー部12a,12bが環状の積層鉄心6の内周から内方に突出されないことになる。それ故、雌雄のインロー部12a,12bとボス部4cとの間のクリアランスが広くなり、このためボス部4cの肉厚を厚くして該ボス部4cの機械的強度をアップさせることができる。
【0019】
図3は本発明に係るフライホイールマグネトの実施の形態の第2例で用いているステータの底面図である。なお、図2と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0020】
本例のフライホイールマグネト1では、積層鉄心6の取付け孔9が該積層鉄心6の環状部に設けられている。
【0021】
これに伴い、第1例と同様に設けられている雄形インロー部12bが、周方向に連続せず、積層鉄心6の取付け孔9に隣接する箇所で切り掛け部13となっている。その他の構成は、第1例と同様である。
【0022】
このように積層鉄心6の取付け孔9を該積層鉄心6の環状部に設けても、これら取付け孔9に隣接する箇所で雄形インロー部12bに切り掛け部13を設けているので、ステータ3をネジ13で取付け台座11に支障なく取り付けることができる。
【0023】
なお、取付け台座11は周方向に連続していなくて、周方向に間欠的に突設された構造のものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係るフライホイールマグネトでは、取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられているので、この雄形インロー部を取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わせて位置決めすることができる。このようにすると、雌雄のインロー部が環状の積層鉄心の内周から内方に突出されないことになり、雌雄のインロー部とボス部との間のクリアランスが広くなり、このためボス部の肉厚を厚くして該ボス部の機械的強度をアップさせることができる。
【0025】
また、本発明に係るフライホイールマグネトでは、取付け台座に隣接して配置される側の側板の内径側の部分に、積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられ、この雄形インロー部が取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わされてステータが取付け台座に位置決めされるので、雌雄のインロー部が環状の積層鉄心の内周から内方に突出されないことになる。それ故、雌雄のインロー部とボス部との間のクリアランスが広くなり、このためボス部の肉厚を厚くして該ボス部の機械的強度をアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフライホイールマグネトの実施の形態の第1例の縦断面図である。
【図2】第1例で用いているステータの底面図である。
【図3】本発明に係るフライホイールマグネトの実施の形態の第2例で用いているステータの底面図である。
【図4】従来のフライホイールマグネトの縦断面図である。
【図5】従来のフライホイールマグネトで用いているステータの底面図である。
【符号の説明】
1 フライホイールマグネト
2 ロータ
3 ステータ
4 フライホイール
4a 筒部
4b 底部
4c ボス部
5 永久磁石
6 積層鉄心
6a 凸極部
6b 取付け部
7a,7b 側板
8 コイル
9 取付け孔
10 ケース
11 取付け台座
12a 雌インロー部
12b 雄インロー部
13 ネジ

Claims (2)

  1. 筒部を有するフライホイールと該フライホイールの筒部の内周に取付けられた永久磁石と前記フライホイールの底部の中央から該筒部の内側に突出したボス部とを有するロータと、外周側に凸極部を有して前記ロータの前記永久磁石と前記ボス部との間の空間に前記ロータと同心状に配置される環状の積層鉄心と前記積層鉄心の積層方向の両端で該積層鉄心を押さえている対の側板とこれらの側板を介して前記積層鉄心の凸極部に巻装されたコイルとを有するステータとを備えて、前記ステータが取付け台座に位置決め固定されるフライホイールマグネトにおいて、
    前記取付け台座に隣接して配置される側の前記側板の内径側の部分に、前記積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、前記積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられていることを特徴とするフライホイールマグネト。
  2. 筒部を有するフライホイールと該フライホイールの筒部の内周に取付けられた永久磁石と前記フライホイールの底部の中央から該筒部の内側に突出したボス部とを有するロータと、外周側に凸極部を有して前記ロータの前記永久磁石と前記ボス部との間の空間に前記ロータと同心状に配置される環状の積層鉄心と前記積層鉄心の積層方向の両端で該積層鉄心を押さえている対の側板とこれらの側板を介して前記積層鉄心の凸極部に巻装されたコイルとを有するステータとを備えて、前記ステータが取付け台座に位置決め固定されるフライホイールマグネトにおいて、
    前記取付け台座に隣接して配置される側の前記側板の内径側の部分に、前記積層鉄心から離れる側に突出した雄形インロー部が、前記積層鉄心の内周より内方に突出しないようにして設けられ、
    前記雄形インロー部が前記取付け台座側の内周に設けられた雌形インロー部に嵌め合わされて前記ステータが前記取付け台座に位置決め固定されることを特徴とするフライホイールマグネト。
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