JP3988739B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器等を洗浄する食器洗い機の扉開閉機構に関するものである。
従来、この種の食器洗い機には、図12に示すような構成であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。食器洗い機は、食器等の被洗浄物を洗浄槽(図示せず)に収納し、洗浄槽に設けた開口部2を扉体3により閉塞してから、洗浄ポンプ(図示せず)を運転し、洗浄水を噴射することにより、被洗浄物の洗浄およびすすぎ工程を行うようになっていた。開口部2を開閉する扉体3の開閉形態については、種々のものが存在するが、図は、扉体3を2個に分割することで、扉体3の開閉に必要な空間(扉体が移動する空間)を小さくし、狭い場所へも食器洗い機が設置できるように、設置性の向上を図ったものである。2個の扉体3のうち、下扉体5は回転支点6で開口部2の下方に回動する。一方、上扉体7は回転支点8で回転支持され、本体の上方空間に開成することで、上扉体7の開閉に必要な高さを小さく抑え、高さの小さい場所にでも、設置できるようにすると同時に、上扉体7の開放状態における上扉体7の開口部2より前方への突出長さをできるだけ小さくし、被洗浄物の出し入れ等に支障がないようにしていた。
特開2002−272660号公報
しかしながら、従来の食器洗い機の上扉体の支持部材による開閉方式では、本体や扉体の形状が同一とすれば、上扉体の開閉に必要な開閉高さと開放状態での前方への突出長さは、相反する関係にあり、開閉高さを低くすれば前方への突出長さが長くなり、逆に前方への突出長さを短くすれば、開閉高さが高くなるという課題を有していた。特に、扉体の長さが大きくなった場合には、開閉高さを同一とした場合でも、使用に支障が出るほど、扉体が前方に突出する状態になってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、同じ本体形状、扉体の大きさにおいて、開閉に必要な高さが同じであれば、従来の支持部材による場合よりも、できるだけ前方への突出長さを短くできるようにし、前方への突出長さが同じであれば、開閉高さを低くできるようにしたものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記本体に回転自在に設けた回転支持部と、前記扉体にスライド自在に設けたスライド支持部を有し、前記扉体が閉塞位置から開放位置まで移動する際の前記回転支持部の回転角度の前半で前記スライド支持部が移動する距離を、前記回転支持部の回転角度の後半で移動する距離より少なくなるように設定したものであり、扉体は、単純な回転動作で開閉するのではなく、支持部材によって回転とスライドが組み合わさった動作で開閉するため、より所望する形に近い軌跡で扉体を開閉させることが可能となる。回転支持部の回転角度の後半、すなわち扉体の開放位置に近いところでのスライド支持部の移動距離が大きくなっており、扉体は本体の上方空間を水平に近い形で移動させることで、扉体の開閉に必要な高さを大きくすることなく、前方への突出長さを小さく抑えられる。
本発明の食器洗い機は、扉体の開閉に必要な空間や高さを小さくすることができ、本体の設置性を向上したり、開口部から扉体を邪魔にならない位置まで大きく開放することで、被洗浄物の出し入れなどの使い勝手を向上させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記本体に回転自在に設けた回転支持部と、前記扉体にスライド自在に設けたスライド支持部を有し、前記扉体が閉塞位置から開放位置まで移動する際の前記回転支持部の回転角度の前半で前記スライド支持部が移動する距離を、前記回転支持部の回転角度の後半で移動する距離より少なくなるように設定したことにより、扉体は、単純な回転動作で開閉するのではなく、支持部材によって回転とスライドが組み合わさった動作で開閉するため、より所望する形に近い軌跡で扉体を開閉させることが可能となる。回転支持部の回転角度の後半、すなわち扉体の開放位置に近いところでのスライド支持部の移動距離が大きくなっており、扉体は本体の上方空間を水平に近い形で移動させることで、扉体の開閉に必要な高さを大きくすることなく、前方への突出長さを小さく抑えられる。このため、扉体の開閉に必要な空間や高さを小さくすることができ、本体の設置性を向上したり、開口部から扉体を大きく開放することで、被洗浄物を出し入れなどの使い勝手を向上させることができる。
また、食器洗い機では、本体と扉体の間からの水漏れを防止する必要があり、そのシール性が重要な問題である。回転支持部の回転角度の前半、すなわち扉体の閉塞位置に近いところではスライド支持部の移動距離は小さくなっており、扉体を開放し始める際に、扉体は回転支持部の回転によって、主に本体から前方に離れる方向に移動し、本体の上下方向にシール部を横滑りする方向への移動は少なく、シール部材の十分なしめしろを確保し、水漏れが発生しにくくできる。また、シール性を確保しつつ扉体の閉塞動作の操作力を軽減することもできる。
第2の発明は、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する複数個の扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記本体に回転自在に設けた回転支持部と、前記扉体にスライド自在に設けたスライド支持部を有し、前記扉体が閉塞位置から開放位置まで移動するときに前記回転支持部の回転角度の前半で前記スライド支持部が移動する距離を、前記回転支持部の回転角度の後半で移動する距離より少なくなるように設定したことにより、1個の扉体により開口部を開閉する場合と比べて、扉体の開閉に必要な空間を小さくでき、これに加えて、第1の発明と同様の効果が得られることから、さらに設置性を向上させたり、使い勝手を向上させることができる。
第3の発明は、扉体は、上端部の厚さを他の部分より薄く形成したことにより、扉体を本体の上方空間に開放する際の開閉高さに重要な影響を与える扉体の上端部の厚さを薄く形成することで、扉体の開閉に必要な開閉高さをより低く抑えることができる。
第4の発明は、扉体は、上部の前面を上端側が本体側へ傾斜するように形成したことにより、扉体を本体の上方空間に開放する際の開閉高さに重要な影響を与える扉体の上部の前面を、本体側へ傾斜させることで、扉体の開閉に必要な開閉高さをより低く抑えることができる。
第5の発明は、本体の前面の上端部の高さは、前記本体の天面の高さより低くしたことにより、扉体を本体の外郭に沿って、より小回りで本体の上方空間に移動させることができ、扉体の開閉に必要な開閉高さをより低く抑えることができる。
第6の発明は、扉体の内面に突き出した突出壁を設け、前記突出壁の上端部の高さを他の部分より低く形成したことにより、本体と扉体の間からの水漏れを防止するなどの目的で扉体の内面に突出壁を設けた場合でも、扉体を本体の外郭に沿って、より小回りで本体の上方空間に移動させることができ、扉体の開閉に必要な開閉高さをより低く抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における食器洗い機の側壁部の主要断面図、図2は、同食器洗い機の中央部の主要断面図である。図において、食器洗い機本体(本体)20には、扉体21で開閉可能な洗浄槽22を設け、食器等の被洗浄物23は食器かご24にセットされ、洗浄槽22内に収容する。給水弁25は洗浄槽22に洗浄水を供給する。洗浄ポンプ26は洗浄水を加圧して、複数の噴射孔を設けた洗浄ノズル27に供給し、洗浄ノズル27より洗浄水を噴射することで洗浄を行う。
洗浄槽22の底部には、洗浄ポンプ26の吸い込み側へ連通した排水口28を有し、この排水口28には残さいを収集する残さいフィルタ29と加熱用の発熱体30を設け、洗浄槽22の温度を検知する温度センサ31を設けている。排水ポンプ32は洗浄槽22内の洗浄水を排出するものである。送風機33は、送風経路34を通して洗浄槽22に空気を送り、その排気を排気口35より排出するようにしている。
開口部36は、洗浄槽22の前面を主たる面として設けており、開口部36を閉塞する扉体21は2個(下扉体37と上扉体38)設けている。下扉体37は、開口部36の下端部近傍で回転支点39により回動支持され、開口部36の下方に開放する。上扉体38を移動自在に支持する支持部材40は、本体20側に回転支持部41で回転自在に支持され、上扉体38側にはスライド支持部41aでスライド自在に支持されている。スライド支持部41aは、上扉体38の側部に設けたスライド溝部42に2点のスライド係合部43が嵌合して、スライドするようになっている。
また、上扉体38を一意的な所定軌跡で開閉移動させるための動作規制手段として、リンク部材44を本体20側と上扉体38側に各々回転支点45、46で回転支持されている。
下扉体37には、扉体21を開閉操作するためのハンドル部47を備えており、下扉体37の開閉動作によって上扉体38を連動して動作させる連動手段48は、回転支点49、50で各々下扉体37側と上扉体38側に回転支持されている。
なお、回転支点39や支持部材40、スライド溝部42、リンク部材44、連動手段48などは、食器洗い機本体20および扉体21側部の左右両側に各々設置しており、左右がよじれることなく安定した開閉動作ができるようになっている。
扉体21と食器洗い機本体20の間は、ゴム等の弾性体からなるシール部材51でシールされており、上扉体38と下扉体37の分割位置も、閉塞状態で分割位置を水密シールするゴム等の弾性体からなるシール部材52を設置している。また、シール部材52が外部に露出しないための保護部材53と、シール部材52に洗浄ノズル27による噴流が直接当たらないようにするためのガード部材54を備えている。
扉体21の閉塞位置で下扉体37と食器洗い機本体20とを係止するロック手段(図示せず)を設けており、下扉体37で上扉体38を挟む形で食器洗い機本体20に係止するようになっている。また、ロック手段の係止を解除するロック解除手段56を設けており、ロック解除手段56はハンドル部47の近傍に設置している。また、上扉体38の上端部60の厚さは、他の部分より薄くなるように、扉体21の前面は曲面形状としている。
次に動作、作用について説明する。まず、食器洗い機の基本動作について説明すると、食器等の被洗浄物23を洗浄かご24にセットしてから洗浄槽22に収納し、洗剤を投入した後、扉体21により食器洗い機本体20の開口部36を閉塞し、装置の運転を開始する。被洗浄物23の汚れを落とす洗浄工程、付着した洗剤や残菜を流すすすぎ工程、そして被洗浄物23に付着している水滴を乾燥させる乾燥工程の順に実行される。
まず、給水弁25が動作して所定量の洗浄水を洗浄槽22に供給し、続いて洗浄ポンプ26が洗浄水を加圧し、洗浄ノズル27から噴射する。この際、洗浄槽22内に設けたシーズヒータ等の発熱体30に通電しており、洗浄水を加温しながら洗浄工程は行われる。また、温度センサ31は洗浄槽22の温度を検知しており、所定温度以上になると発熱体30への通電を停止するようになっている。
所定の洗浄工程を終えると、汚れを含む洗浄水は排水ポンプ32により機外に排出され、新たに洗浄水が供給される。洗浄ポンプ26を運転し、洗浄ノズル27から再び洗浄水を噴射して、洗剤や残菜等の付着した被洗浄物23のすすぎを行う。所定時間運転した後、洗浄水を排出し、再び洗浄水を供給するという動作を繰り返し、このすすぎ工程は連続して3回程度行う。最後に、洗浄水を機外に排出して、すすぎ工程は終了する。
続いて乾燥工程が行われ、送風機33を動作させることにより、送風経路34を通って外気が洗浄槽22内に送風され、排気口35から排出される。この際、発熱体30には通電されており、送風と温度の両方の効果によって被洗浄物23に付着した水滴の蒸発は促進される。所定時間これらの乾燥工程を行い、運転を終了する。
次に、本発明の特徴的な部分である扉体の開閉機構の作用、効果について説明する。下扉体37は、開口部36下部の回転支点39により回転支持されており、図3のように開口部36の下方に開成する。一方、上扉体38は、支持部材40によって、食器洗い機本体20の外殻に沿うように食器洗い機本体20の上方空間に移動し、図3のように開口部36を大きく開放するようになっている。扉体21は上下2個に分割されていることから、1個の扉体で開口部36を回動開放する場合と比べ、扉体の回動に必要な空間が小さく済み、設置面積が小さくなる。
下扉体37を下方に開成させることで、食器23等をセットする際に、機外に残り汁等が落下して汚れるのを防止できる。また、食器かご24を前方に引き出した状態でも、水滴や残り汁等の汚れが装置外に落下することはなく、食器かご24を引き出すことで使い勝手が向上する。
上扉体38の支持部材40は、上扉体38は回転支持部41の回転とスライド支持部41aのスライド動作が組み合わさった軌跡で移動させることができ、図12の従来のように単純に支持部材4による回転支持されている場合と比べて、移動軌跡の自由度が高い。ただし、この支持部材40だけでは、上扉体38の回動軌跡は一意的に決まらず、自在に動作してしまい、食器洗い機本体20等に衝突するなどの恐れもある。
動作規制手段(リンク部材)44は、上扉体38の移動軌跡を一意的に規制するものであり、食器洗い機本体20側と上扉体38側(上扉体38に固定された腕状部材38A)に各々回転支持されたリンク部材であり、上扉体38を、図4のような軌跡で開成するように規制している。
また、図5は、上扉体38の閉塞位置A、閉塞から開放までの回転支持部41の回転角度の中間位置B、開放位置Cの3個所の位置を示している。上扉体38が閉塞位置から開放位置まで移動するときに回転支持部41の回転角度の前半(A→B)でスライド支持部41aが移動する距離Eを、回転支持部41の回転角度の後半(B→C)で移動する距離Fより少なくなるように設定している。このため、回転支持部41の回転角度の後半、すなわち上扉体38の開放位置に近いところでのスライド支持部41aの移動距離が大きくなっており、図4のように、上扉体38は食器洗い機本体20の上方空間を水平に近い形で移動させることで、上扉体38の開閉に必要な高さを大きくすることなく、前方への突出長さを小さく抑えられる。
これによって、上扉体38は食器洗い機本体20の外殻形状により沿った軌跡で食器洗い機本体20の外部上方空間に移動させることができるが、上扉体38の開閉に必要な設置高さを従来より低く抑えることができ、狭い台所などにも食器洗い機を設置できる可能性が広がる。また、完全に開成した状態では、開口部36より前方に出た突出長さも小さくできる。このため、洗浄槽22内を見やすく、食器等の出し入れにも邪魔にならないことから、使い勝手が向上する。
また、本発明の支持部材40を用いることで、図1〜図5などのように食器洗い機本体20と扉体21との境界、すなわちシール面を直線で形成した場合でも、上扉体38を食器洗い機本体20の上方空間に移動させることが可能である。これにより、シール部材51の形状を直線という非常に単純な形状にでき、組み立てや部品ばらつきによる影響を受けにくく、容易に機外への水漏れを防止できる。
また、回転支持部41の回転角度の前半、すなわち上扉体38の閉塞位置に近いところではスライド支持部41aの移動距離は小さくなっており、上扉体38を開放し始める際に、上扉体38は回転支持部41の回転によって、主に本体20から前方に離れる方向に移動し、本体20の上下方向にシール部51を横滑りする方向への移動は少なく、シール部材51の十分なしめしろを確保し、水漏れが発生しにくくできる。また、シール性を確保しつつ扉体21の閉塞動作の操作力を軽減することもできる。
なお、従来の支持部材4では、図3の形状の上扉体38を上方に開成することは不可能であり、上方に移動させるためには図12のように扉体7の頂部と本体前面の上端部を後方へ傾斜させたり丸くして角をなくす必要があり、庫内容積が減少していたが、本発明の支持部材40では、問題なく開閉することができ、庫内容積の拡大を図ることができる。
また、上扉体38は、回転とスライドが組み合わさった動作で開閉するため、移動軌跡の自由度が高く、動作規制手段44によって、より所望する形に近い軌跡で上扉体38を開閉させることが可能であり、開成時の高さ低減を優先したり、開成時の突出長さの低減を優先するなど、任意に設定できる。
なお、動作規制手段44は、上扉体38の開閉軌跡を規制し、一意的な軌跡で上扉体38を動作させるためのものであるが、動作に支障がなければ、一意的ではなく、ある範囲内で動作を規制するようにしたものであってもかまわない。また、支持部材40がある角度以上回転すればスライド係合部43がスライド可能とするような動作規制手段も考えられ、同様の効果が得られる。
また、上扉体38の上端部60の厚さは、他の部分より薄くなるように、扉体21の前面は曲面形状としており、図6は、扉体21を途中まで開放した状態と、全開状態の図である。扉体21の開閉軌跡の最上部は、開放途中での上扉体38の前面の上端部60であり、この上端部60の厚さを薄くすることで、上扉体38の開成に必要な開閉高さGを低く抑えることができる。なお、図6の2点鎖線は、上扉体38の厚みが一定の場合の図であり、開閉高さはHである。上扉体38全体の厚さを薄くしてももちろん同様の効果が得られるが、扉体21にはハンドル部やロック手段を備えており、断熱や静音化のための構造も必要であり、扉体21の剛性を保つためにもある程度の厚みは必要であり、全ての厚みを薄くしなくても、少なくとも上端部60を他より薄くすることで、全体を薄くした場合と同様の効果が得られるものである。
上扉体38の、上端部の厚さを他の部分より薄く形成したとは、図6のように、扉体21を複数個に分割した場合には、上扉体38の下端側より薄いなど、上端部60を他の最も厚い部分より薄くすることであり、下扉体37の厚さは特に問題ではない。また、図8のように1枚の扉で構成した場合には、その略中央部分より薄くするなど、下端部などの厚さは問題ではなく、他の部分より上端部が薄ければ効果を発揮し、その他の部分の形状を限定するものではない。
細長い上扉体38側部の形状に沿って設けられたスライド溝部42は、上扉体38が食器洗い機本体20の天面上を、前後方向にスライドするように動作可能であり、より食器洗い機本体20の外殻形状に沿ってコンパクトに回動することができる。
なお、スライド係合部43は、図3のように、上扉体38の開放位置で、略水平方向に所定の長さでスライド溝部42を支持する構成としており、上扉体38が食器洗い機本体20の天面上を、前後方向にスライドするように動作可能となっている。本実施の形態では、スライド係合部43はスライド溝部42の延びる方向に所定の間隔を有して略円形状の係合部を2個設けており、スライド動作のみさせると共に、曲線状のスライド溝部でも、円滑にスライド動作することができず。また、係合部は、転がり接触するようにローラー状にすれば、より円滑に動作させることが可能となる。なお、スライド部はこの形状に限定するものではなく、スライド溝部42が直線状であったり、スライド係合部43が矩形や楕円であるなど、スライド溝部42を支持部材40が回転することなくスライドする構成であればよい。
また、支持部材40のスライド部であるスライド溝部42は、曲線としたことで、より上扉体38の開閉高さを低く抑えるように作用している。スライド溝部42は、略中央部分が食器洗い機本体20から離れるように外側へ膨らませて形成したものであり、開閉途中における上扉体38の最上部の高さをできるだけ低く抑えることができ、より扉体の開閉に必要な高さを小さくすることができる。
なお、食器洗い機本体20側に取付ける回転支点39、41、45は、同一の支持基板に設置しており、各軸間距離の誤差を最少にでき、がたつきを抑え、円滑な開閉操作を実現するとともに、扉体の位置ずれによる水漏れを防止することができる。
扉体21の開閉過程において、水滴や汚れ等の付着した上扉体38の内面が前方から見えないようにしており、不快に感じることがない。また、衣類等が上扉体38に接触することで、汚れ等が付着することを防止できる。
また、上扉体38内面の下端部が上端部よりも常に下方に位置する構成となっており、水滴は常に下方に集まることから下端部側に集まり、食器洗い機本体20の天面に水滴や汚れが落下することを防止できる。また、上扉体38の水滴を洗浄槽22内に落下する構成とすれば、装置外に水滴が落下することも防止できる。あるいは、水滴を受ける構成を上扉体38の下端部に設けることで、水滴の落下を防止できる。
また、図4のように、上扉体38の移動軌跡は、開放の初期段階では、側面のシール部材51から離れる方向(食器洗い機本体20の略前方方向)に移動することから、シール部材51上を上扉体38は滑るのではなく、シールに充分なしめしろを確保でき、シール性が増し、水漏れを防止したり、あるいはシール部材51を挟み込んで閉塞する際の閉塞力を小さくすることで、操作性の向上が図れる。
また、上扉体38と下扉体37の開閉動作を連動する連動手段48を設けており、下扉体37に設けたハンドル部47を持って開放すれば、両方の扉体37、38が1回の動作で開閉できる。これにより、装置の使い勝手が飛躍的に向上するとともに、扉体21の開閉順序を一意的に規制できることから、作業者は扉体21の開閉順序を考慮する必要がなくなる。なお、連動手段48は、回転支点49、50の位置に枢支したが、下扉体37と上扉体38の動作を連動させられる位置であれば、どこでもかまわない。なお、連動手段45は、両端部を回転支持された回転リンクとしたが、歯車機構やカム、ワイヤなどで連結する手段を用いて上下の扉体の動作を連動させることは可能であり、具体構成を限定するものではない。
また、連動手段48を支持している回転支点50の穴部は、長穴形状としており、上下の扉体37、38は一部連動しない領域を有する構成としている。この長穴による遊びは、部品誤差や組立誤差が連動手段の設置によって蓄積されることを防止している。各扉体37、38と本体の関係は、回転支点39および支持部材40の関係だけで決まるため、連動手段48の設置により閉塞時の扉体21の位置がばらつくことはなく、水漏れが発生することを防止できる。
なお、支持部材40や動作規制手段44、連動手段48等は、図7の斜視図のように、食器洗い機本体20の側壁内に収容することで、良好な外観を得るとともに、部材が外部に露出しないことから安全性を確保できる。
また、上下の扉体は連動し、下扉体37は上扉体38を押さえ込む構成であるため、下扉体37と食器洗い機本体20とをロックするだけで、両方の扉体37、38を係止することができる。また、下扉体37と食器洗い機本体20とを係止するため、扉体同士を係止する場合と比べて、ロック係止時に、本体側が逃げたり、たわんだりすることはなく、円滑に係止操作が行える。また、扉体21と食器洗い機本体20との間の水密状態を保つことも容易である。
また、ロック解除手段56は、ハンドル部47の近傍に設置しており、下扉体37の開放操作は、ロック手段の解除後に行うことから、ロックの解除から扉体の開成に至る導線を短くでき、扉体21の開成操作が円滑に行える。なお、近傍とは、ロック解除手段56とハンドル部47とを片手で操作できる程度の距離のことである。
また、シール部材52が外部に露出しないための保護手段53を用いたものであり、良好な外観を得ることができるとともに、調理中に飛散する高温の油滴が入り込むなど、シール部材52が変質、劣化あるいは破損することを防止する。また、扉体21の分割面は、食器洗い機本体20に固定されてないことからたわみやすい構成であり、いたずら等により外部から分割面に異物を挿入された場合など、シールが不完全となり、水漏れを起こしたり、あるいは高温の洗浄水が装置外に飛び出し、危険につながることを防止できる。なお、露出しないということは、完全に覆い隠すという意味ではなく、正面から直接見えなかったり、箸等の異物を挿入できないような状態であればよい。
また、シール部材52のシール部に洗浄用の噴流が直接当たらないようにするためのガード手段54を用いたものであり、洗浄中に熱膨張等で扉体が変形したところに、洗浄水の噴射が直接当たれば、水漏れを起こす可能性が高いが、ガード手段54は直接噴流がシール部材52に当たることを防止するため、たわみやすい扉体21の分割位置のシール性をより高めることができる。なお、完全に噴流を遮断できることが望ましいが、噴流の一部を遮る構成であってもシール性を高める効果は得られる。
なお、シール部材52は、両扉体37、38で前後方向に挟み込む構成としたが、扉体37、38の端面同士でシールする構成であってもシール効果を得ることができる。
また、扉体の開閉動作に対して力を作用するばね等の付勢手段(図示せず)を設置した場合には、開閉操作力を低減したり、完全な開成位置でストッパーに当接した時の衝撃力を低減する等の作用が得られ、快適な開閉操作を行うことができる。また、常に扉体が開成する方向に付勢力を作用させた場合には、ロック解除手段56によりロック手段を解除すれば、自動的に扉体21は解放することができ、扉体21を開放する操作を省略でき、ハンドル部47を設置する必要もなくなる。付勢手段をしては、コイルばね、ねじりばねなどが一般的には用いられる。
扉体21は上下に2個設けたが、1個の扉体として、図7のように、上方に開成することもでき、上扉体38と同様の作用、効果が得られ、扉体の高さが短い場合には有効な形状である。
また、卓上設置型の食器洗い機で、前面に開口部36を有する食器洗い機で上扉体38を食器洗い機本体20の上方空間に開放する構成を示したが、上扉体38の移動に必要な空間を小さくし、開口36側への突出長さを小さくできる本開閉機構は、他の開き方にも応用が可能である。食器洗い機本体20の側方に扉体を開放するものや、上方に開口部36を有するものであっても同様の効果が得られる。
また、食器洗い機本体20の水平断面の矩形形状における長辺を含む面を開口部36としたが、短辺側を開口部36とすることもできる。また、扉体21は2分割とし、上下方向に開閉する構成としたが、3個あるいはそれ以上に分割した構成も考えられる。また、上下方向以外にも、横方向に回動する構成であっても同様の効果が得られる。また、連動手段48を設置せずに、上下各々の扉体を個別に開閉することも、もちろん可能である。
なお、本発明は、扉体21の開閉機構に関するものであり、洗浄や乾燥の方式や構成、運転モード等を限定するものではない。また、乾燥機能を有する食器洗い乾燥機の例を示したが、乾燥機能を伴わない食器洗い機や乾燥のみを行う食器乾燥機等にも、本発明の扉構造を利用できる。
(実施の形態2)
図9、図10は、本発明の第2の実施の形態における食器洗い機の部分断面図である。基本的な構成は図1、図2と同様であるが、扉体の内面に突き出した突出壁61を設けており、この突出壁61の上端部62の高さは他の部分より低く形成している。また、食器洗い機本体20の前面の上端部63の高さは、食器洗い機本体20の天面64の高さより低くなる形状としている。
図9のように、突出壁61は、扉体21と食器洗い機本体20の間をシールするシール部材51の内側に設けて、洗浄ノズル27による噴流が直接当たらないようにするためのものであり、洗浄中の機外への水漏れを防止する効果がある。しかし、扉体38の開閉に関しては、実質的に上扉体38の厚みが増したことと同様であり、上扉体38の開閉高さを高くしてしまう要因となっていた。
図10は、上扉体38を途中まで開放した状態の断面図であるが、突出壁61は、その上端部62の高さを他の部分より低く形成しているため、開放開始直後に上扉体38を食器洗い機本体20から大きく離してから回動させる必要がなく、機器全体としての防水性能を高めつつ、コンパクトに本体20の上方空間に上扉体38を開放できる。
また、食器洗い機本体20の前面の上端部63の高さは、食器洗い機本体20の天面64の高さより低くなる形状としており、上扉体38は、食器洗い機本体20の前面上部により接近した軌跡で小さく回動し、さらに上扉体38の前方への突出長さは小さく、かつ上方の開放高さを低く抑えることができる。
なお、図9では、本体の角部を傾斜させることで前面の上端部63の高さを低くしたが、段差を設けることで高さを低くしても、同様の効果が得られる。また、図のように食器洗い機本体20の前面上端部63の全幅を低くしてもよいが、パッキン部分など上扉体38の内面に突出した部分がある中央部だけを低くすれば十分である。この場合、側方から見た外観上は、部分切り欠き等のない良好な外観が得られる。
なお、本実施の形態では、食器洗い機本体20の上端部63の高さ低減と、突出壁61の上端部63の高さ低減の両方を同時に行っているが、いずれか一方であっても、効果を発揮する。
(実施の形態3)
図11は、本発明の第3の実施の形態における食器洗い機の側壁部の主要断面図である。基本的な構成は図1、図2と同様であるが、上扉体38は、その上部の前面65を上端側が本体20側へ傾斜するように形成したものである。図のように、移動軌跡の最上部高さを低く抑えることができ、上扉体38の開閉に必要な開閉高さを、さらに低減することができる。
なお、図11では、上扉体38の上部の厚みを薄くし、さらに上部の前面65を上端側が本体20側へ傾斜するように形成したが、上扉体38の厚みが略一定の場合でも、移動軌跡の最上部高さを低く抑えることができ、食器洗い機の設置性を高めることができる。
本発明にかかる食器洗い機は、扉体の開閉に必要な空間や高さを小さくすることができ、本体の設置性を向上するとともに、開口部から扉体を邪魔にならない位置まで大きく開放することで、被洗浄物の出し入れなどの使い勝手を向上させることができるので、乾燥機能を有する食器洗い乾燥機や、乾燥機能を具備しない食器洗浄機、さらには乾燥のみを行う食器乾燥機等にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態の食器洗い機の側壁部の要部断面図 同食器洗い機の中央部の要部断面図 同食器洗い機の扉体開放状態の側壁部の要部断面図 同食器洗い機の扉体の移動軌跡図 同食器洗い機の扉体の移動軌跡図 同食器洗い機の扉体の移動軌跡図 同食器洗い機の要部斜視図 本発明の第1の実施の形態の他の食器洗い機の側壁部の要部断面図 本発明の第2の実施の形態の食器洗い機の側壁部の要部断面図 同食器洗い機の扉体の移動軌跡図 本発明の第3の実施の形態の食器洗い機の動作説明図 従来の食器洗い機の側壁部の要部断面図
符号の説明
20 食器洗い機本体(本体)
21 扉体
22 洗浄槽
36 開口部
37 下扉体(扉体)
38 上扉体(扉体)
40 支持部材
41 回転支持部
41a スライド支持部
60 上扉体(扉体)の上端部
61 突出壁
62 突出壁の上端部
63 食器洗い機本体(本体)の前面の上端部
64 食器洗い機本体(本体)の天面
65 上扉体(扉体)の上部の前面

Claims (6)

  1. 本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記本体に回転自在に設けた回転支持部と、前記扉体にスライド自在に設けたスライド支持部を有し、前記扉体が閉塞位置から開放位置まで移動する際の前記回転支持部の回転角度の前半で前記スライド支持部が移動する距離を、前記回転支持部の回転角度の後半で移動する距離より少なくなるように設定した食器洗い機。
  2. 本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する複数個の扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記本体に回転自在に設けた回転支持部と、前記扉体にスライド自在に設けたスライド支持部を有し、前記扉体が閉塞位置から開放位置まで移動するときに前記回転支持部の回転角度の前半で前記スライド支持部が移動する距離を、前記回転支持部の回転角度の後半で移動する距離より少なくなるように設定した食器洗い機。
  3. 扉体は、上端部の厚さを他の部分より薄く形成した請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 扉体は、上部の前面を上端側が本体側へ傾斜するように形成した請求項1または2記載の食器洗い機。
  5. 本体の前面の上端部の高さは、前記本体の天面の高さより低くした請求項1または2記載の食器洗い機。
  6. 扉体の内面に突き出した突出壁を設け、前記突出壁の上端部の高さを他の部分より低く形成した請求項1または2記載の食器洗い機。
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