JP2018140243A - 食器洗い機 - Google Patents

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啓明 宮瀬
Keimei Miyase
啓明 宮瀬
新海 清恭
Kiyoyasu Shinkai
清恭 新海
和久 榎本
Kazuhisa Enomoto
和久 榎本
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Abstract

【課題】収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着できるとともに、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる食器洗い機を提供する。
【解決手段】前面が開口された筐体1と、筐体1内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽2と、洗浄槽2の前方に設けられ洗浄槽2が筐体1内に収容されたときに筐体1の前面を覆うドア9と、洗浄槽2内に収容された食器類4を洗浄する洗浄装置6と、洗浄槽2内の空気を排出する排気経路16および第1の送風装置13と、一連の洗浄運転を実行する制御装置11とを備え、排気経路16は前方に排気する排気口17を有するとともに、排気口17が設けられる方向に対して伸縮可能に構成され、排気口17は化粧パネル9aの上部端面9dの外側に沿って設けられるとともに、上部端面9dに対向し排気経路16として一体に成形される長面16aを含んで形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は食器類を洗浄する食器洗い機で、特にビルトインタイプの食器洗い機に関する。
従来、この種の食器洗い機は図4のように構成されている(例えば、特許文献1参照)。図4は従来の食器洗い機の側面断面図で、システムキッチンに組み込まれた状態を示す。なお、破線で記載された部分は洗浄槽が引き出された状態を示す。図4に示すように、システムキッチンKに収容された食器洗い機本体101内に設けられた洗浄槽102は、案内レール103により出し入れ自在に配置されている。また、洗浄槽102は、上面に開口を有し、食器類104を収容する食器かご105が配置されている。食器かご105の下方には洗浄のズル106が回転自在に設けられており、洗浄槽102内に溜めた洗浄水をポンプ107が循環させ、ヒータ108により加熱された洗浄水を洗浄ノズル106より噴射して食器類104を洗浄する。
洗浄槽102の前方に設けられたドア109の上部には表示部等を有するハンドル110と排気口111が設けられ、第1の送風装置112によって洗浄槽102内の空気を排気口111より機外へ排出して食器類104の乾燥をする。このとき、第2の送風装置113によって機外の空気を洗浄槽102から排出された空気に排気口111の手前で混合し、排気される空気の温度と湿度を低下させる。これにより、排気口111やキチンカウンター114への結露を抑制するとともに、使用者に不快感を与えることを防止している。また、ドア109の下部にシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ材質からなる同じ意匠の化粧パネル115が取り付けられ、システムキッチンKのデザイン性を向上させている。
特開2007−068601号公報
前記従来の構成では、第1の送風装置112が洗浄槽102外の空気を洗浄槽102内へ送風するとともに、洗浄槽102内の水分を多く含んだ高温の空気を機外に排気している。このとき、収納されるシステムキッチンK内に結露が発生しないよう、排気をシステムキッチンK外に排出する必要があり、排気を前方に排出する排気口111がドア109の前面上部に設けられている。そのため、ドア109の前面下部にシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネル115を取り付けることによって、システムキッチンKのデザイン性を向上させることができるが、ドア109の上部の排気口111は独自の外観となるので、多様化するシステムキッチンKの意匠に完全に合わせることができず、システムキッチンKのデザイン性を阻害する可能性があるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着できるとともに、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる食器洗い機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前面が開口された筐体と、
前記筐体内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽と、前記洗浄槽の前方に設けられ前記洗浄槽が前記筐体内に収容されたときに前記筐体の前面を覆うドアと、前記洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内の空気を排出する排気経路および第1の送風装置と、一連の洗浄運転を実行する制御装置とを備え、前記排気経路は前方に排気する排気口を有するとともに、前記排気口が設けられる方向に対して伸縮可能に構成され、前記排気口は前記ドアの端面外側に沿って設けられるとともに、前記端面に対向し前記排気経路として一体に成形された長面を含んで形成されるものである。この構成により、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着できるとともに、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
本発明の食器洗い機は、収納されるシステムキッチンの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネルをドアの前面全てに装着できるとともに、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面図 本発明の実施の形態1における食器洗い機の要部断面図 本発明の実施の形態1における食器洗い機の要部斜視図 従来の食器洗い機の側面断面図
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面図であり、引き出し方式のビルトインタイプの食器洗い機がシステムキッチンに収納された状態を示す。なお、二点鎖線で記載された部分は洗浄槽が引き出された状態を示す。図2は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の要部断面図であり、キッチンカウンター前部と食器洗い機の前上部近傍を示す。図3は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の要部斜視図であり、ドア上部端面に設けられた排気口を示す。
図1において、食器洗い機はシステムキッチンKに収納され、箱状に形成され前面が開口された筐体1の内部に、前後方向に出し入れ自在に設置され上面が開口された洗浄槽2を備える。洗浄槽2は、筐体1の両側壁の内側に水平に配設された案内レール3に懸架されて小さな力で前後方向に移動するように構成され、人である使用者の力によって筐体1の外へ引き出されたり、筐体1内に押し込まれたりする。洗浄槽2は、内部に食器類4を整列配置するための食器かご5を有し、食器類4に洗浄水を噴射して洗浄する洗浄装置6を備えている。洗浄装置6は、洗浄槽2に給水された洗浄水を循環させる洗浄ポンプ6aと、洗浄ポンプ6aで圧送された洗浄水を食器類4に噴射する洗浄ノズル7とを含む。
また、洗浄槽2の底部には、洗浄運転の洗いステップやすすぎステップにおいては洗浄水を加熱し、乾燥ステップにおいては洗浄槽2内に送風される空気を加熱するヒータ8が配設されている。
洗浄槽2の前方にはドア9が設けられ、ドア9は洗浄槽2が筐体1の内部に完全に押し込まれたときに筐体1の前面を覆う。ドア9は、洗浄槽2の前方に設けられた化粧パネル9aと洗浄槽2を引き出すためのハンドル9bとを有し、支持部9cを介して洗浄槽2に固定される。化粧パネル9aは、食器洗い機が収納されるシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠で同じ材質のパネルであり、ドア9の全面に装着される。ハンドル9bは
、使用者が洗浄槽2を筐体1の外へ引き出すときにつかんだり手の指を引っ掛けたりするが、ハンドル9bもシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠で同じ材質である。
従来の食器洗い機のドアは、その前面の大部分がシステムキッチンの扉と同じ意匠の化粧パネルが装着されていたとしてもハンドルの意匠は異なり、ロックを解除する操作レバーを内蔵していたり、操作スイッチや運転ランプなどが配設されていたりする。しかし、本実施の形態の食器洗い機は、ドア9の前面の意匠はハンドル9bを含めてシステムキッチンKと完全に同じであり、一見しただけでは食器洗い機が収納されていることが判別しにくいような構成である特徴を有する。
洗浄槽2の上面の開口を閉塞する中蓋10が筐体1の内側上部に設けられている。中蓋10は裏面にパッキン10aを有するとともに、前後一対のリンクを含む左右一対のリンク機構10bにより上下動自在に配置されている。そして、洗浄槽2の前後の動きに応じて上下に移動して洗浄槽2が筐体1の内部に完全に押し込まれたときに上面の開口を閉塞する。また、食器洗い機の洗いステップ、すすぎステップ、乾燥ステップなどの一連の洗浄運転を実行する制御装置11が洗浄槽2とドア9の間に設置されている。さらに、使用者が一連の運転の設定などを行う操作部12が洗浄槽2の前部上面に設けられている。
洗浄槽2内に外部の空気を送風する第1の送風装置13が洗浄槽2の底面外側に設けられ、送風孔14が洗浄槽2の前面下部に設けられている。洗浄槽2の前面上部に洗浄槽2内の空気が排出される排出孔15が設けられている。そして、排出孔15に一端が連通する排気経路16がドア9と洗浄槽2との間に配設されている。排気経路16は、下方に屈曲部を配した前後方向にU字形に形成され、他端に排気口17を有する。
排気経路16の前方に排気経路16と前後方向で少なくとも一部が面接触し、一端が排気口17の手前で排気経路16に合流する送風経路18が配設されている。送風経路18は他端に第2の送風装置19を有する。これにより、第1の送風装置13により洗浄槽2内から排出孔15と排気経路16を経由して排出される空気は、第2の送風装置19により送風される洗浄槽2外の空気と混合されて排気口17から食器洗い機の機外へ排気される。
排気口17は、化粧パネル9aの前面よりも後方で化粧パネル9aの上部端面9dの外側に沿って設けられ、化粧パネル9aとキッチンカウンター20の隙間から前方へ排気するように構成されている。この構成により、収容されるシステムキッチンKの扉や引き出しと同じ意匠の化粧パネル9aをドア9の前面全てに装着することができるとともに、システムキッチンKのデザイン性を向上させることができる。
そして、排気口17と、排気口17の近傍で化粧パネル9aの上部に位置する排気経路16とは、横方向に長い下部の長面となる部分が化粧パネル9aの上部端面9dで構成されている。すなわち、横方向に長い上部の長面16aと上下方向に短い左右の短面16bが排気経路16として他の部分と一体で成形されており、左右の短面16bの下端が化粧パネル9aの上部端面9dに当接することにより細長い矩形の排気口17が形成される。また、排気口17の適当な位置に、短面16bと平行に少なくとも1箇所のリブ16cが化粧パネル9aの上部端面9dと当接するように形成されている。そして、左右の短面16bとリブ16cの下端は、化粧パネル9aが支持部9cに固定されるときに化粧パネル9aの上部端面9dが当接し、上方向の位置を規制する。
さらに、温度センサー21が洗浄槽2の底面外側に設けられている。制御装置11は、温度センサー21により洗浄槽2に洗浄水がない運転直後に雰囲気温度を検知し、洗浄水が給水された後の洗いステップとすすぎステップでは洗浄水の温度を検知し、乾燥ステッ
プでは洗浄槽2内の空気の温度を検知する。制御装置11は、温度センサー21の信号によって洗いステップ、すすぎステップ、乾燥ステップを制御し、洗浄運転を実行する。また、制御装置11は、第1の送風装置13と第2の送風装置19の運転時間を制御する。そして、乾燥ステップに入ると、運転開始直後に検知した雰囲気温度に応じて、第1の送風装置13と第2の送風装置19との運転時間の組合せを制御し、洗浄槽2からの高温高湿の空気と外部の空気との混合割合を調節する。これにより、排気口17から排気される空気の温度と湿度を低下させ、周囲への結露を防止するとともに使用者に不快感を与えないようにしている。
以上のように構成された食器洗い機について、以下その動作、作用を説明する。使用者がドア9に設けられたハンドル9bをつかんで洗浄槽2を筐体1から引き出し、洗浄槽2内に配置された食器かご5に汚れた食器類4を配置する。次に洗剤を入れ、操作部12にあるコース選択ボタンにより運転コースを選択し、運転開始のボタンを押す。そして、洗浄槽2を筐体1内の収納位置まで押し込む。このとき、中蓋10はリンク機構10bにより後方かつ下方に移動し、洗浄槽2の開口を閉塞する。同時に、マイクロスイッチ(図示せず)は洗浄槽2が完全に押し込まれた位置にあることを検知して検知信号を制御装置11に送り、制御装置11は洗浄運転を開始する。
制御装置11は、洗浄運転を開始すると、給水弁(図示せず)を開いて洗浄水となる水道水を給水する。さらに、洗浄槽2に配置されたヒータ8によって洗浄水を加熱しながら、洗浄ノズル7から食器類4に向かって噴射し、食器類4の汚れを落とす洗いステップを行う。その後、すすぎステップとして複数回洗浄水を入れ替えてすすぎを行った後、新たに給水した洗浄水をヒータ8によって約80℃に加熱しながらすすぐ加熱すすぎステップを行う。その後、洗浄水を排水し、ヒータ8によって洗浄槽2内の空気を加熱しながら、第1の送風装置13によって水分を多く含んだ高温空気を排出孔15より排出して食器類4および洗浄槽2の内部を乾かす乾燥ステップを行い、所定の時間や所定の温度に到達することにより運転を終了する。
通常、キッチンカウンター20とドア9の上端との隙間は数ミリ程度と狭い。その狭い隙間へ排気経路16および排気口17を設けて機外へ排気する構成とした場合、排気口17の高さ寸法は非常に小さくなる。特に、排気経路16の上部の長面16aと、長面16aに対向する下部の長面とを、それぞれ部材を用いて隙間へ構成すると、排気口17の高さ寸法は極めて小さくなり、洗浄槽2内の空気の排気が十分にできずに乾燥性能が低下してしまう可能性がある。一方、本実施の形態のように、排気経路16の下部の長面に相当する部分を化粧パネル9aの上部端面9dで構成すれば、排気経路16および排気口17の面積を最大限に確保することができるため、必要な風量を確保して乾燥性能の低下を防止することができる。
また、排気口17は化粧パネル9aの前面より後方に配置されているため、食器洗い機がシステムキッチンKに収納された状態において使用者からは見にくく、特にキッチンカウンター20の近くに立てば見えなくなるため、ドア9の意匠を合わせた食器洗い機が収納されるシステムキッチンKのデザイン性を損なうことがない。
また、ドア9に取り付けられる化粧パネル9aは、ドア9に隣り合うシステムキッチンKの扉や引き出しの上下位置に合わせて微調整される。そのため、排気口17が化粧パネル9aに閉塞されて排気が阻害されるおそれがあるが、本実施の形態によれば、短面16bとリブ16cの下端により上方向への取り付け位置が規制されるため、排気口17からの排気が阻害されることはない。さらに、化粧パネル9aをドア9の支持部9cへ固定する際に、短面16bとリブ16cの下端に合わせて位置決めできるため、作業性が向上する。このとき、システムキッチンKの扉や引き出しに対する化粧パネル9aの上下位置の
微調整は、隙間の排気口17が洗浄槽2の出し入れを阻害しない範囲で、排気経路16の縦方向部分の伸縮で行うように構成することもできるし、排気口17は固定したままで筐体1の下面に設けられた脚22の伸縮で行うように構成することもできる。
なお、本実施の形態では、排気口17が化粧パネル9aの上部端面9dに設けられ、化粧パネル9aとキッチンカウンター20の隙間に配設される構成としているが、これに限るものではない。例えば、排気口17が、化粧パネル9aの左右のいずれかの端面外側に沿って設けられて化粧パネル9aとシステムキッチンKの扉との左右隙間に配設されたり、化粧パネル9aの下部端面に設けられたりする構成としてもよい。そして、それぞれの方向に対して排気口17が化粧パネル9aの取り付け位置を規制するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、排気口17近傍の排気経路16の1つの長面が化粧パネル9aの上部端面9dで構成されるようにしたが、排気に支障がない排気口17の大きさが得られるのであれば、化粧パネル9aの端面を兼用することなく、排気経路16を形成する周囲の全面がそれぞれの部材で構成されてもよい。また、排気経路16の断面や排気口17は矩形に限られるものではなく、矩形の組み合わせであったり、曲面部分を有していたりしてもよい。
さらに、乾燥ステップの初期は、加熱されて特に水分を多く含んだ高温空気が排出孔15から排出されるため、そのまま排気口17から排出されると化粧パネル9aとキッチンカウンター20との隙間に排気が集中することで排気口17の周辺に結露しやすい。その結露を防止するため、制御装置11は、水分を含んだ高温空気を排出する第1の送風装置13を間欠運転して風量を少なくし、洗浄槽2外の空気を混合する第2の送風装置19を連続運転して風量を多くすることで、これらの空気が混合された排気の温度および湿度を低下させ、周辺の結露を防止することができる。なお、それぞれの送風装置の風量変更は、間欠運転による時間調整でもよいし、連続運転による回転数調整でもよい。
このとき、雰囲気温度が低い場合は、化粧パネル9aやキッチンカウンター20の表面温度も低いため露点温度が低く結露が発生しやすい状態となっている。そのため、制御装置11は、第1の送風装置13の間欠運転の運転時間を抑えるように変更して洗浄槽2からの高温空気の排出量を少なくし、第2の送風装置19による洗浄槽2外からの風量に対する割合を小さくするとともに、乾燥性能を維持するために乾燥ステップの運転時間を延長する。このように、制御装置11は、温度センサー21によって運転開始時の雰囲気温度を検知することで化粧パネル9aやキッチンカウンター20の表面温度を推測し、雰囲気温度が高い場合は、必要以上に第1の送風装置13の運転を抑えることなく、周辺への結露を防止しながら効率よく短時間の乾燥ステップを行い、雰囲気温度が低い場合は、乾燥ステップの時間を延長してでも周辺への結露を抑制する。これにより、雰囲気温度に応じた最適な乾燥運転を行うことができる。
なお、本実施の形態の食器洗い機は、洗浄槽2に送風する第1の送風装置13と、洗浄槽2外の空気を排気経路16の途中で合流させる第2の送風装置19とを有するが、これに限られるものではない。例えば、第2の送風装置19を有さず、代わりに第1の送風装置13による送風を洗浄槽2へ流入する流路と流入しない送風経路18とに分流させる分流装置(図示せず)を有し、洗浄槽2へ流入して排出された空気と送風経路18からの空気とを排気経路16の途中で合流させるように構成され、制御装置11が分流装置により洗浄槽からの風量と洗浄槽外からの風量との割合を調整するものでもよい。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、化粧パネルの上部に設けられ前方に開口を有する排気口への排気経路の一部を化粧パネルの上面で構成することにより、化粧パネ
ルとキッチンカウンターとの隙間から排気を行う際に、排気口の面積の拡大を可能にし、乾燥性能を向上できるので、収納されるシステムキッチンの扉と同じ材質、大きさの化粧パネルが前面全てに施されたデザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
1 筐体
2 洗浄槽
3 案内レール
4 食器類
5 食器かご
6 洗浄装置
6a 洗浄ポンプ
7 洗浄ノズル
8 ヒータ
9 ドア
9a 化粧パネル
9b ハンドル
9c 支持部
9d 上部端面
10 中蓋
10a パッキン
10b リンク機構
11 制御装置
12 操作部
13 第1の送風装置
14 送風孔
15 排出孔
16 排気経路
16a 長面
16b 短面
16c リブ
17 排気口
18 送風経路
19 第2の送風装置
20 キッチンカウンター
21 温度センサー
22 脚

Claims (7)

  1. 前面が開口された筐体と、前記筐体内に出し入れ自在に設けられた洗浄槽と、前記洗浄槽の前方に設けられ前記洗浄槽が前記筐体内に収容されたときに前記筐体の前面を覆うドアと、前記洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内の空気を排出する排気経路および第1の送風装置と、一連の洗浄運転を実行する制御装置とを備え、
    前記排気経路は、前方に排気する排気口を有するとともに、前記排気口が設けられる方向に対して伸縮可能に構成され、
    前記排気口は前記ドアの端面外側に沿って設けられるとともに、前記端面に対向し前記排気経路として一体に成形される長面を含んで形成される食器洗い機。
  2. 前記ドアは、前記洗浄槽の前方に設けられる化粧パネルを有し、
    前記排気口は、前記化粧パネルの上部または左右のいずれかの端面外側に当接して設けられ、前記排気口が設けられる方向に対して前記化粧パネルの位置を規制するように構成される請求項1記載の食器洗い機。
  3. 前記排気口は前記化粧パネルを規制する位置を微調整できるように構成される請求項2記載の食器洗い機。
  4. 前記排気口および排気口近傍の前記排気経路の一部は前記ドアの端面で構成される請求項1から3のうちいずれか1項記載の食器洗い機。
  5. 前記排気口は前記ドアの前面よりも後方に配置される請求項1から4のうちいずれか1項記載の食器洗い機。
  6. 前記排気経路の途中で前記洗浄槽外の空気を合流させる送風経路を備える請求項1から5のうちいずれか1項記載の食器洗い機。
  7. 雰囲気温度を検知する温度センサーを備え、前記雰囲気温度が低い場合、前記制御装置は、前記洗浄運転の乾燥ステップの初期に前記洗浄槽外からの風量に対して前記洗浄槽からの風量の割合が小さくなるように制御する請求項6記載の食器洗い機。
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