JP3988138B2 - レンタル又は販売用記録媒体の収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCD、DVD、ゲームソフト等の円盤状記録媒体を2枚収容し、安定して収納されると共に盗難防止用のロック機能を備えた円盤状記録媒体の収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD等の円盤状記録媒体はその外形を薄い円盤形とし、中心には小さな円形穴が貫通して設けられている。そして、該円盤状記録媒体は厚さの薄い収納ケースに収納されているが、該収納ケースはベース側最広面を持つ箱型形状の本体とカバー側最広面を持つ蓋から成っている。蓋は繋ぎ部を介して本体に繋がっていて、本体を被覆することが出来る。勿論、上記繋ぎ部を持たないカバーケースもあり、又引出し型式で本体が引き出されるような形態の収納ケースもある。
【0003】
ところで、円盤状記録媒体は本体のベース中央部に突出して設けられる保持部が円盤状記録媒体の中央に設けている穴に嵌ることで取付けられる。該保持部の形態は色々知られているが、穴に嵌って取付けられた円盤状記録媒体がガタ付くことなく安定し、勿論、外れることなく、しかし、取外す際には取外し易いように機能することが求められる。
【0004】
特許公表2002−539578号に係る「コンパクトディスクの保持装置」は、「基部と該基部から弾性的に片持ち形成され、且つ内方に延在した半径方向アームと、ディスクの中央孔を開放可能に係合し、且つ基部から離間させてディスクの中央部分を支持する為に、アームの内方端部に形成されたディスク係合手段とを備えている。そして各アームは、基部と結合する領域に位置決めされた第1回動手段と、第1回動手段から半径方向内側に位置決めされた第2回動手段とを有している。ディスク係合手段を基部に向けて押下げることにより、各アームの内方端部とディスクの中央部分とが基部に向けて押下げられ、各アームは初めに第1回動手段を中心として回動し、続いてディスク係合手段によるディスクの保持力が開放されるまで第2回動手段を中心として回動する。」ように構成している。
【0005】
ディスクはその中央孔に係合手段が係合して取付けられるが、該ディスクを取外す際に穴に係合している係合手段を上方から押圧して該穴から離脱させる必要があるが、係合手段を押圧すると同時にディスクに負荷が作用して撓み変形する。その結果、ディスクを取出す際に破損してしまうといった問題が時々発生する。しかし、取外し易くする為に、係合手段がディスク中央穴にあまく嵌って係合するようにすれば、収納状態のディスクが独りでに外れてしまう。
【0006】
このような問題は、上記特許公表2002−539578号に係る「コンパクトディスクの保持装置」に限らず、特表2000−508997号に係る「コンパクトディスクを保持する為の装置」、特表平10−502599号に係る「コンパクトディスクを保持する装置」の場合も同じような問題として発生する。
【0007】
収納ケースのベース側最広面又はカバー側最広面を加圧する場合、ディスク穴に嵌っている保持部が穴中心側へ撓み変形して外れる。収納ケースのベース側最広面又はカバー側最広面が加圧される場合は色々あるが、工場にてディスクを収納して梱包する場合、販売及びレンタルショップにて棚に陳列する場合、又顧客が購入及びレンタルする際に棚から持ち運ぶ場合、さらに収納ケースを不注意で落下した場合など、いろいろな場合が存在する。
【0008】
いずれの場合も、ディスクが保持部から外れるならばケース内にてガタ付いて記録面にキズが発生し、ディスク自体が破損する虞もある。一方、収納ケースには2枚のディスクを収容することが出来るように構成したものあるが、2枚を同じケースに収容することで間に仕切り板を設けるならば、該収納ケースの厚さが大きく成ってしまう。しかし、仕切り板を設けることなく2枚のディスクを同じ空間に収容する場合、保持部から外れる事で互いに擦れ合ってキズが発生する頻度が高くなる。
【0009】
さらに、収納ケースにディスクを収容して陳列棚に配列した状態で販売やレンタルを行う場合には、盗難防止対策を施すことが重要である。特開2002−150444に係る「盗難防止機能を備えたDVDなどの貸出しケース」は、出願人が以前に特許出願した収納ケースであり、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成り、ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシールを貼ったロック板をロック板嵌入空間にスライドして嵌入することで該蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロック板の側縁にはケースから外側へ突出するツメを備え、又基部を中心として撓み変形する板バネを備えると共に、該板バネにはロックツメを設けてケースに形成した係止部に係止して外れないようにし、そして磁石にて板バネを引寄せることでロックツメを係止部から解錠することでツメを引いてロック板が抜き取られるように構成している。
【0010】
しかし、上記ロック部材を構成する板バネ及びロックツメの形状が複雑であり、該ロック部材を製作する為の金型は必然的に複雑化して製作コストは高くなる。そして、製作したロック部材を収納ケースに組付ける作業工数も増大する結果となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の円盤状記録媒体の収納ケースには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、厚さを抑えて収納した2枚の円盤状記録媒体がガタ付くことなく安定し、しかも無理をかけることなく取外し出来、一方では簡単な機構にて蓋が開かないようにロック機能を備えた円盤状記録媒体の収納ケースを提供する。
【0012】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る「円盤状記録媒体の収納ケース」は、本体と蓋から成り、蓋は本体を被覆することが出来る。本体のベース中央部及び蓋のベース中央部には受け台座が設けられ、コンパクトディスク等の円盤状記録媒体の中央部が載置される。ここで、上記受け台座はベースから突出して設けられる場合、又はベースと同一面に設ける場合もある。
【0013】
そして上記受け台座の載置面には2本のスリット溝が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝にて挟まれて形成された両アームの先端には係合凸部を有し、該係合凸部は円盤状記録媒体の中央穴に係合する。しかも、係合凸部には係合ツメが対を成して起立すると共に先端は係合凸部の上面より突出し、該係合ツメはアームから分離して設けられることで、係合ツメは係合凸部と独立して撓むことが出来る。そして係合ツメは係合凸部の一部を切欠いた箇所に設けられて独立して撓み、しかし、係合凸部と共に円盤状記録媒体の中央穴に嵌る。
【0014】
ところで、本体ベースに設けられている受け台座の向きと蓋ベースに設けられている受け台座の向きは互いに垂直を成している。両受け台座の係合凸部及び係合ツメは円盤状記録媒体の中央穴に嵌って該円盤状記録媒体を所定の位置に保持することが出来る。そして、蓋を閉じるならば各々の受け台座に設けている係合凸部は対面し、係合ツメの先端は対向する側の係合凸部の側面に係止する。従って、係合ツメは撓み変形することが出来ず、係合凸部から円盤状記録媒体が外れることはない。
【0015】
このように、両円盤状記録媒体は本体と蓋に設けた上記受け台座に載置され、係合凸部は円盤状記録媒体の中央穴に嵌って係合すると共に、上記係合ツメも中央穴に嵌合する。そして蓋を閉じることで係合ツメ先端は係合凸部側面に係止して2枚の円盤状記録媒体を安定して保持する。固定されている円盤状記録媒体を取外す際には、上記係合凸部を上方から押圧するならばアームが下方へ撓んで収縮して穴から外れる。
【0016】
この際、円盤状記録媒体は受け台座の載置面に載って支持されている為に撓み変形することはない。又、円盤状記録媒体の外周を摘んで引くことも出来るが、係合凸部はアーム先端に形成されることで、受け台座とは独立して変形することが出来、さらに撓み変形し易い係合ツメが外れることで、円盤状記録媒体に無理を掛けることなく係合凸部から外すことが出来る。
【0017】
ところで、本発明は係合凸部と係合ツメの組合せに限定せず、本体ベース面中央部には円盤状記録媒体の中央穴に嵌る複数の係合ツメを起立し、同じく蓋のベース面中央部には別の円盤状記録媒体の中央穴に嵌る複数の係合ツメを起立し、蓋を閉じた場合には本体ベース面に起立した係合ツメと蓋のベース面に起立した係合ツメが互いに噛み合って中心側へ撓み変形することを阻止するように構成することが出来る。
【0018】
又、本体のベース面中央部には円盤状記録媒体の中央穴に嵌る複数の係合ツメを起立すると共に支持部材を起立し、同じく蓋のベース面中央部には別の円盤状記録媒体の中央穴に嵌る複数の係合ツメを起立すると共に支持部材を起立し、蓋を閉じた場合には本体ベース面に起立した係合ツメに蓋のベース面に起立した支持部材が係合し、蓋のベース面に起立した係合ツメが本体ベース面に起立した支持部材に係合して中心側へ撓み変形することを阻止することで、円盤状記録媒体の外れを防止することが出来る。
【0019】
さらに、本体のベース面中央部には円盤状記録媒体の中央穴に嵌る複数の係合ツメを起立し、そして蓋のベース面中央部には支持部材を起立し、蓋を閉じた場合には本体ベース面に起立した係合ツメに蓋のベース面に起立した支持部材が係合して中心側へ撓み変形することを阻止するようにする。すなわち、円盤状記録媒体は本体側にだけ取付け、蓋側には支持部材を設けて外れを防止する。
【0020】
ところで、この収納ケースは店の陳列棚に陳列されることになるが、該収納ケースから円盤状記録媒体が盗まれないように蓋はロックされている。そこでロック構造としてはロック部材が使用され、収納ケースに設けた開口から該ロック部材がスライドして挿入され、ロック部材は本体ケースと蓋に噛み合って係合することが出来る。従って、蓋は開くことなく本体ケースにロックされる。
【0021】
そして、ロック部材にはツメが形成され、該ツメは収納ケースに開口から挿入した場合に外側に突出し、その為に解錠具をツメに係止してスライドするならばロック部材はスライドして開口から外れて蓋を開くことが出来る。しかし、突出したツメに係止してスライドさせようとしてもロック部材に設けている係合部が収納ケース側に設けているツメに係止している為に外れない構造と成っている。
【0022】
そこで、上記係合部をツメから外す為に磁石が用いられ、該係合部を先端に形成した撓み部材には磁石に引寄せられる為の金属片が設けられ、磁石の磁気力を利用して該係合部を磁石側へ引き寄せてツメから外し、その状態でロック部材をスライドして取外すことが出来る。ここで、撓み部材はロック部材と共に一体成形され、該撓み部材に上記金属片を取付けたり、又は成形と同時に埋着される。そして、ロック部材にはタグシール等が貼着されていて、取外さないで収納ケースを持ち出すならば、出入り口に設置している防犯装置が感知して警報を発するようにしている。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】
【実施例】
図1は本発明に係る円盤状記録媒体の収納ケースで組立て前の状態を示す実施例であり、正面図と底面図を表している。そして、図2は組み立てられた状態であって、正面図と底面図を表している。同図の1は本体、2は蓋を示し、本体1はベース側最広面を持つ箱型形状を成し、蓋2はカバー側最広面を有し、そして、蓋2は繋ぎ部3を介して本体1に繋がっていて、しかも本体1と蓋2の縁に設けている連結部4,4・・を噛み合わせると共に、該連結部4,4・・の軸穴に軸ピン17,17を挿通することにより蓋2を開閉可能にし、該本体1を被覆することが出来る。
【0024】
図1は繋ぎ部3だけで蓋2が繋がれて、連結部4,4・・が分離している状態であり、図2は蓋2が連結部4,4・・に軸ピン17,17を挿通して収納ケースとして組み立てた状態である。繋ぎ部3は本体1と蓋2との境界が薄肉化している為に、屈曲して蓋2に設けている連結部4,4を本体側に設けている連結部4,4・・に噛み合わせ、軸穴に軸ピン17,17を挿通する。従って、蓋2は本体1に対して連結部4,4・・の軸ピン17,17を介して開閉することが出来る。
【0025】
本体1のベース面42の中央部には受け台座5を設け、同じく蓋2のベース面43にも受け台座6を設けている。本体1の受け台座5はベース面42とほぼ同一面に設けられ、蓋2の受け台座6はベース面43から突出して設けている。そして受け台座5,6の形状は概略長円形を成しているが、その向きは互いに垂直方向を成している。
【0026】
図3は本体ベース42に設けている受け台座5の拡大図であるが、受け台座5の載置面44にはアーム45a,45bが形成され、載置面44とはスリット溝46,46にて切り離されていて、アーム先端には概略半円柱の係合凸部47a,47bを突出している。そこで、係合凸部47a,47bの間には収縮出来るように繋ぎ48が介在しているが、組み合わされて高さの低い円柱となり、該係合凸部47a,47bは円盤状記録媒体の中央穴に嵌って係合する。ここで、係合凸部47a,47bを上方から押圧するならば、アーム45a,45bは撓むと共に、肉厚の薄い繋ぎ48が湾曲変形して係合凸部47a,47bは収縮することが出来る。
【0027】
アーム45a,45bは載置面44からスリット溝46,46によって切り離されている為に、係合凸部47a,47bを押圧することで撓み変形することが出来る。アーム45a,45bが撓み変形出来るように、ベース面44から僅か上方に突出した位置に設けられている。そして、アーム45a,45bからスリット溝を介して切り離された係合ツメ48a,48bが設けられ、該係合ツメ48a,48bは係合凸部47a,47bと対を成している。すなわち、概略半円柱の係合凸部47a,47bの一部が切欠かれた位置に係合ツメ48a,48bが起立している。しかも、係合ツメ48a,48bの先端は係合凸部47a,47bより僅かに高く起立している。そこで、円盤状記録媒体は受け台座5の載置面44に載置されると共に、係合凸部47a,47b、及び係合ツメ48a,48bは円盤状記録媒体の中央穴に嵌って係合し、係合ツメ48a,48bは中央穴の内周縁に係止する。
【0028】
円盤状記録媒体は係合凸部47a,47b及び係合ツメ48a,48bが中央穴に嵌るように受け台座5に載せられるが、係合凸部47a,47b及び係合ツメ48a,48bが円盤状記録媒体の中央穴内周面に当って押下げられ、その結果、アーム45a,45bは撓み変形する。そして、係合凸部47a,47b、及び係合ツメ48a,48bは収縮して中央穴に嵌ることが出来る。両係合凸部47a,47bの間には変形自在な繋ぎ49が介在している為に、収縮して中央穴に嵌ることが出来、係合ツメ48a,48bは中心側へ撓み変形する。
【0029】
中央穴に嵌った係合凸部47a,47bは、アーム45a,45bが元の位置に戻ることで一旦収縮した後に拡大して中央穴に嵌合する。そして、係合ツメ48a,48は中央穴の内周縁に係止する。このように、アーム45a,45bが撓み変形することで、円盤状記録媒体に無理をかけることなく受け台座5に取付けることが出来る。
【0030】
逆に、円盤状記録媒体を受け台座5から取外す場合、係合凸部47a,47bを上方から押圧する。押圧するならば、アーム45a,45bが撓み変形して係合凸部47a,47b、及び係合ツメ48a,48bは収縮し、中央穴から外れる。この場合、円盤状記録媒体は受け台座5の載置面44に載っていて、係合凸部47a,47bを押圧しても該円盤状記録媒体の中央部が無理に撓むことはない。
【0031】
そして、一旦係合凸部47a,47b、及び係合ツメ48a,48bが収縮して円盤状記録媒体の中央穴から外れるならば、再び中央穴に嵌ることはなく、円盤状記録媒体は簡単に取外される。一方、受け台座5に載って取付けられている円盤状記録媒体を取外す場合、係合凸部47a,47bを押圧するのみならず、外周を摘んで引き上げることも出来る。すなわち、容易に撓むことが出来る係合ツメ48a,48bが中央穴の内周縁から外れることで、円盤状記録媒体を取外し可能となる。
【0032】
図4は本体1に設けた受け台座5と蓋2に設けた受け台座6に円盤状記録媒体18,18を取付けた場合を示している。このように、本発明の収納ケースは本体側と蓋側に夫々円盤状記録媒体18,18が取付けられる。取付け形態は受け台座5,6に設けている係合凸部48a,47b及び係合ツメ48a,48bが中央穴に嵌合する状態となる。
【0033】
蓋2のベース面43には滑らかに湾曲して突出した受け片7,7・・が設けられ、又L形をした押え片50,50を突出して設けている。該押え片50,50はL形を成してベース面43との間に隙間を作り、図5に図4におけるa−a断面拡大図を示すように、チャプターシート19が挿入される。蓋側の円盤状記録媒体18は押え片50,50の上側に取付けられ、押え片50と受け片7との間に挟まったチャプターシート19は円盤状記録媒体18が上方から被さることで外れることはない。
【0034】
図6は蓋2を閉じた場合の受け台座5,6の位置関係を示している。本体ベース面42に設けた受け台座5には円盤状記録媒体18が取付けられ、蓋2のベース面43に設けた受け台座6には別の円盤状記録媒体18が取付けられる。両受け台座5,6は図6に示すように互いにクロスして対面し、受け台座5,6の係合凸部47a,47b・・に嵌った円盤状記録媒体18,18が外れないようになる。
【0035】
蓋2が閉じるならば、本体側の受け台座5に設けている係合凸部47a,47bは蓋側の受け台座6に設けている係合凸部47a,47bに大きな隙間を残すことなく対面し、図7(a)、(b)に断面拡大図を示しているように、係合ツメ48a,48bの先端は対向する係合凸部47a,47bの側面に係止する。従って、該係合ツメ48a,48bは内側(中心側)へ撓むことが出来ず、円盤状記録媒体18の中央穴から外れることはない。本体側の係合ツメ48a,48bは蓋側の係合凸部47a,47bに係止し、蓋側の係合ツメ48a,48bは本体側の係合凸部47a,47bに係止することで、両方の円盤状記録媒体18,18は係合凸部47a,47bから外れることはなく、安定して取付けられる。
【0036】
図8はロック部材20であり、(a)は正面図、(b)は裏面図を表している。又、図9の(a)は平面図、同図の(b)は右側面図を表している。該ロック部材20は平板部25とコ型断面の挟持部27から成り、収納ケースのロック部材嵌入空間には該ロック部材20がスライドして嵌入し、蓋2が開かないようにロックされる。同図はロック部材20の具体例であるが、上記挟持部27は全長にわたって形成され、平面部25の先端には嵌入棒28及びフック26を先端側へ延ばし、挟持部27の手前側にはストッパー24が側方へ突出している。
【0037】
そして両挟持片58,58と底片52から成るコ型断面の挟持部27の内部にはロック機構が備わっていて、収納ケースにスライド嵌入したロック部材20が外れないように構成され、しかも必要に応じて引き抜くことが出来る。そこで、該ロック機構はバネ性を備える為のヒンジ22を介して撓み変形する撓み部材51を有し、撓み部材先端には屈曲した係合部21を形成し、該係合部21は挟持部27の底片52より内側へ突出した状態にある。該撓み部材51には金属片31が取付けられ、挟持部27に磁石を近づけるならば、上記ヒンジ22を介して撓み部材51は撓むことが出来、先端の係合部21はストッパー23に当たって底片52と同一位置になる。
【0038】
ロック部材20には、上記ロック機構が挟持部27の2箇所に所定の間隔を置いて設けられている。そして、平面部25にはタグシール30が貼着されている。又、ロック部材20の手前側には、平面部25から起立するリブ53を設け、該リブ53の先端縁から挟持片29,29を平面部25と平行に延ばしている。従って、挟持部29,29は平面部25との間に空間が形成されている。
【0039】
図10はロック部材20を収納ケースに挿入する手前の状態であり、図11は収納ケースに挿入された場合を示している。該ロック部材20が挿入されることで、収納ケースの蓋2を開くことは出来ず、しかもロック部材20を引き抜くことも出来なくなる。
【0040】
収納ケースの本体1及び蓋2にはベース面42、43の外側から起立する縁54,54・・が設けられているが、この縁54,54を切欠いて形成した開口55からロック部材20を嵌入空間65へ嵌入するならば、平面部25は本体1のベース面42から起立したガイド片57a,57bと蓋2のベース面43の間に残った隙間に嵌入し、挟持部27の挟持片58,58は本体1に設けたガイド溝片8、及び蓋2に設けたガイド溝片9aに夫々係合し、平面部25の縁はガイド溝片9bに係合することになる。すなわち、これらガイド溝片8,9a,9bはベース面42,43との間に隙間を残して設けられ、該隙間に挟持部27の挟持片58,58、及び平面部25の縁が嵌入する。
【0041】
そして平面部先端から延びるフック26は本体1から起立したガイドボス14に係止し、そして挿入棒28は本体係合穴12と蓋係合穴13に嵌入する。本体係合穴12は本体ベース面42との間に挿入棒28が嵌るように形成される穴であり、同じく蓋係合穴13は蓋ベース面43との間に挿入棒28が嵌るように形成される穴である。蓋2を閉じることで、本体係合穴12と蓋係合穴13は互いに連通した穴となり、挿入棒28が嵌入することで、蓋はロックされる。さらに、平面部25の手前に形成した挟持片29,29は本体1に設けている本体嵌合穴11,11に嵌ることになる。
【0042】
このように、蓋2を閉じた収納ケースの嵌入空間56にロック部材20を嵌めた場合、挟持部27の挟持片58,58はガイド溝片8、9aに係合し、平面部25の縁はガイド溝片9bに係合し、挿入棒28は本体係合穴12と蓋係合穴13を貫通し、さらに挟持片29,29は本体側に設けた本体係合穴11,11に嵌ることで、該蓋2は該ロック部材20を介して開かないようにロックされる。
【0043】
そしてロック部材20が収納ケースの嵌入空間56に嵌入するならば、ロック部材20の撓み部材51,51の先端に形成している係合部21,21はガイド片57a,57bの先端に設けたツメ10,10に係止してロック部材20を取外すことが出来ないようになる。すなわち、ロック部材20を挿入する際には、撓み部材51,51が撓んで係合部21,21はツメを10,10を通過するが、一旦通過した係合部21,21は元の位置に復帰してツメ10,10に係合して抜けないようになる。そこでロック部材20を外すには係合部21,21をツメ10,10から解錠しなくてはならない訳で、本発明では磁石を備えた解錠具を使用する。
【0044】
すなわち、磁石を収納ケース側縁に当てるならば、撓み部材51,51に取付けてある金属片31,31が引寄せられて係合部21,21はツメ10,10から外れ、この状態でロック部材20を取外すことが出来る。この際、磁石に引かれて撓み部材51,51が大きく撓まないように、係合部21,21はストッパー23,23に当たって停止する。本発明では、撓み部材51をロック部材20を一体成形し、底片52を切欠いたヒンジ22を介して撓み変形するようにしている。そして、金属片31を撓み部材51に圧入したり、成形時に埋着することが出来、ロック機構を備えたロック部材20の製作は比較的簡単である。
【0045】
図12は本発明の収納ケースに嵌入したロック部材20を取外す場合の解錠操作を示している。収納ケースを重ねて解錠具40の上面に載せ、収納ケースから突出しているストッパー24を解錠具40のコーナーに係止して矢印方向へ引張る。解錠具上面には磁石41,41が取付けられ、収納ケースを同図のように載せるならばロック部材20の撓み部材51,51に取付けている金属片31,31は磁石41に引かれて係合部21,21はツメ10,10から解錠され、ロック部材20は引き抜かれる。
【0046】
図13は本発明に係る収納ケースのベース面に起立する係合ツメ58,58・・及び支持部材59である。3箇所に起立した係合ツメ58,58・・は円盤状記録媒体18の中央穴に嵌ることが出来、その内側には概略三角形の支持部材59が起立している。これら係合ツメ58,58・・、及び支持部材59は本体のベース面及び蓋のベース面に設けられ、蓋が閉じるならば図14に示すように硬いに噛み合うことが出来る。
【0047】
本体1の係合ツメ58,58・・は円盤状記録媒体の中央穴に嵌り、蓋2の係合ツメ58,58・・も同じく円盤状記録媒体の中央穴に嵌って、該円盤状記録媒体を保持することが出来る。同図に示すように蓋2が閉じられるならば、本体1のベース面に起立する支持部材59は蓋2の係合ツメ58,58・・の先端内側に係止する。又蓋2のベース面に起立する支持部材59は本体1の係合ツメ58,58・・の先端内側に係止することで、各係合ツメ58,58・・は中心側へ撓み変形することが出来ず、係合ツメ58,58・・が中央穴から外れることはない。
【0048】
図15は本体のベース面に受け台座5を設け、蓋2のベース面には支持部材61を起立した場合である。該受け台座5の載置面から複数の係合ツメ60,60・・を起立し、そこで係合ツメ60,60・・は円盤状記録媒体18の中央穴に嵌ることが出来、前記図3に示している受け台座の構造と共通している。しかし前記実施例の場合には、該受け台座5と本体1に設けると共に、同じ構造の受け台座6を向きを変えて蓋2のベース面に設けている。
【0049】
そこで、蓋2を閉じることで係合ツメは係合凸部の側面に係止するように構成しているが、同図に示す係合ツメ60,60・・は蓋2のベース面から起立する支持部材61が係合ツメ60,60・・の先端内側に係合する。従って、係合ツメ60,60・・は中心側へ撓むことはなく、円盤状記録媒体は係合ツメ60,60・・から外れ落ちることはない。
【0050】
以上述べたように、本発明の収納ケースは本体と開閉する蓋から成り、本体と蓋のベース面には互いに係合する係合ツメを起立し、該蓋を閉じた状態で側面に設けた開口からロック部材を嵌入してロックするものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0051】
【発明の効果】
本発明の収納ケースは本体のベース面と蓋のベース面に受け台座を設け、各々の受け台座に円盤状記録媒体が取付けられる。そして受け台座は載置面からスリット溝を介して分離したアーム先端に係合凸部を形成すると共に該アームから分離した係合ツメを設け、該係合凸部及び係合ツメは円盤状記録媒体の中央穴に嵌って安定して支持することが出来る。アームは受け台座の載置面とはスリット溝を介して分離している為に、該アームは自由に撓み変形することが出来る。
【0052】
そこで、ディスクを取付ける場合、係合凸部が中央穴に当って押下げられるならば、アームは撓んで両係合凸部は収縮して中央穴に嵌まり、係合ツメは中央穴の内周縁に係止することが出来る。逆に、円盤状記録媒体を取外す際には、穴に嵌っている係合凸部を押圧することで、アームは撓んで係合凸部及び係合ツメは収縮すると共に中央穴から離脱する。この際、ディスクは受け台座の載置面に載って支えられている為に湾曲することはなく、ディスクの破損が防止される。
【0053】
そして、本体に設けている受け台座と蓋に設けている受け台座の向きは互いにクロスしている為に、蓋を閉じるならば中央穴に嵌って内周縁に係止している係合ツメの先端は係合凸部の側面に係止して内側への撓みが阻止される。そこで、蓋を閉じた状態で受け台座に取付けられた円盤状記録媒体が外れ落ちることはない。これは、本体及び蓋に複数の係合ツメを起立し、蓋を閉じることで互いに係合し合うように構成することで円盤状記録媒体が外れ落ちないようにすることも出来る。さらに、本体側にのみ係合ツメを起立し、蓋側には係合ツメに係合する支持部材を起立することで円盤状記録媒体を安定して保持できる。
【0054】
一方、本発明の収納ケースは蓋をロックする為のロック部材を嵌入していて、このロック部材を取外さなくては蓋を開くことが出来ない。そしてロック部材には撓み変形する撓み部材が設けられていると共に、該撓み部材の先端に形成した係合部がケース側に設けたツメに係止することで外れないようにロックされる。そこで、収納ケースを複数枚重ねて解錠具の上において突出したツメをコーナーに係止し、上面に設けている磁石によって撓み部材に取付けた金属片が引張られることで係合部はツメから解錠されて、ロック部材を取外すことが出来る。ここで、撓み部材はロック部材と一体成形され、金属片は該撓み部材に圧入、又は成形時に埋着することが出来るために、ロック部材の製作は簡単である。
【0055】
一方、チャプターシートが挿入されように、蓋側の円盤状記録媒体は押え片の上側に取付けられ、押え片と受け片との間に挟まったチャプターシートは円盤状記録媒体が上方から被さることで外れることはない。そして、ベース面と円盤状記録媒体の間に介在して取り付けられるチャプターシートは該ベース面が透明であるならば、蓋を閉じた状態であっても外から見ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体と蓋が連結部を介して繋がる前の本発明の収納ケース。
【図2】本発明に係る収納ケースを示す実施例。
【図3】受け台座の拡大図。
【図4】本体と蓋に円盤状記録媒体を取付けた場合。
【図5】蓋の受け片に挟んでチャプターシートを取付けた場合の断面図。
【図6】本体の受け台座と蓋に設けた受け台座の位置関係。
【図7】蓋を閉じた場合の係合ツメと係合凸部の関係。
【図8】ロック部材の正面図と裏面図。
【図9】ロック部材の平面図と側面図。
【図10】収納ケースにロック部材を嵌入する場合。
【図11】収納ケースにロック部材が嵌入してロックされた状態。
【図12】ロック部材を取外す操作。
【図13】ベース面に起立する係合ツメと支持部材の別形態。
【図14】蓋を閉じた場合に係合ツメが支持部材と係合した場合。
【図15】本体のベース面に起立した係合ツメに蓋の支持部材が係合した場合。
【符号の説明】
1 本体
2 蓋
3 繋ぎ部
4 連結部
5 受け台座
6 受け台座
7 受け片
8 ガイド溝片
9 ガイド溝片
10 ツメ
11 本体係合穴
12 本体係合穴
13 蓋係合穴
14 ガイドボス
18 円盤状記録媒体
19 チャプターシート
20 ロック部材

Claims (2)

  1. CD等の円盤状記録媒体を収容する収納ケースにおいて、本体のベース面中央部には円盤状記録媒体の中央部が載る載置面を有す受け台座を設け、同じく蓋のベース面中央部には別の円盤状記録媒体の中央部が載る載置面を有す受け台座を設けると共に、両受け台座の向きは互いに垂直方向を成し、該受け台座の載置面中央には2本のスリット溝が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝にて挟まれて形成された両アーム先端には係合凸部を対を成して突出し、更に上記アームとは独立して撓む係合ツメを係合凸部と対を成して設けたことを特徴とするレンタル又は販売用記録媒体の収納ケース。
  2. 上記係合ツメの先端を係合凸部の上面より突出し、蓋を閉じた場合に係合ツメ先端が対向側の係合凸部側面に係止するようにした請求項1記載のレンタル又は販売用記録媒体の収納ケース。
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