JP3985405B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
非磁性1成分のトナーが使用されるレーザプリンタには、一般に、所定の画像を現像するためのプロセスカートリッジが備えられている。このプロセスカートリッジには、静電潜像が形成される感光ドラムと、トナーが収容されるトナー収容室と、トナー収容室内に収容されるトナーを感光ドラムに供給するための供給ローラおよび現像ローラと、現像ローラ上を押圧する層厚規制ブレードなどが設けられている。
【0003】
トナー収容室内には、トナーを攪拌するためのアジテータが設けられており、トナーは、このアジテータの攪拌により、帯電されるとともに供給ローラに向けて放出される。放出されたトナーは、供給ローラの回転によってさらに現像ローラに供給される。層厚規制ブレードは、現像ローラ上を押圧するように設けられており、現像ローラに供給されたトナーは、この層厚規制ブレードと現像ローラとの間で擦られて、十分に帯電されながら、一定の厚さの薄層として現像ローラ上に担持される。
【0004】
一方、感光ドラム上の静電潜像は、感光ドラムの表面が帯電器により一様に帯電された後、レーザ発光装置によって、所定の画像データに基づくレーザビームがその表面上に高速走査により照射されることによって形成されており、この静電潜像が、現像ローラ上に担持されている帯電されたトナーと対向した時に、そのトナーが、静電潜像上に選択的に担持されることによって、現像が行なわれる。
【0005】
また、このような画像形成装置には、用紙が積層される給紙カセットや、積層された用紙のうち最上位にある用紙をプロセスユニットに向けて給紙するための給紙ローラ、あるいは、画像を定着させるための定着ローラや、用紙を排紙するための排紙ローラなどが備えられている。感光ドラム上に可視像として担持されたトナーは、給紙ローラによって給紙された用紙が、この感光ドラムと転写ローラとの間を通過する間に、その用紙に転写され、その後、定着ローラにより画像が定着された後に、排紙ローラによって排紙される。
【0006】
しかるに、このような画像形成装置においては、トナー収容室内のアジテータや現像ローラが常時駆動していると、トナー同士が常にぶつかり合い、あるいは、層厚規制ブレードと現像ローラとの間で常に擦られることによって、トナーが劣化し、さらには、現像ローラの磨耗を生じるので、たとえば、給紙ローラによって用紙を給紙する時から、これらアジテータや現像ローラを駆動し、転写ローラによって用紙に画像が転写された時に、その駆動を停止するようなものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過すると、プロセスカートリッジ内において、それまでアジテータや現像ローラの駆動によって帯電されていたトナーの帯電量が徐々に減ってしまうため、次の画像形成動作時においては、たとえ、給紙ローラによって用紙を給紙する時から、これらアジテータや現像ローラを駆動しても、その帯電量を十分に確保することができず、そのため、そのような帯電量の十分でないトナーに起因して、画像の形成不良が発生してしまう場合がある。
【0008】
本発明は、このような不具合を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、一旦、画像形成動作が終了して所定の時間が経過してからも、次の画像形成動作において、帯電状態の良好なトナーによって、画質の良い画像を形成することのできる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、静電潜像が形成される感光体と、現像剤が収容される現像剤収容室と、前記現像剤収容室に収容される前記現像剤を前記感光体に供給する現像手段と、前記現像剤収容室内に収容される前記現像剤を攪拌するための攪拌手段と、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記現像剤の帯電量を検知するための帯電量検知センサと、前回の画像形成動作の終了後に、前記帯電量検知センサにより検知される前記現像剤の帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、前記搬送手段によって記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させるための、帯電時間追加手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
このような構成によると、現像剤の帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、帯電時間追加手段が、搬送手段の記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させるので、現像手段に担持され現像される直前の現像剤が、現像剤収容室内にあるこれから現像に供される現像剤よりも、余分に帯電される。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記帯電時間追加手段は、前記現像剤の帯電量が、少なくとも15μC/gよりも少なくなっている時に、前記搬送手段によって前記記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤の帯電量が、少なくとも15μC/gよりも少なくなっている時に、帯電時間追加手段が、搬送手段の記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させる。このようにすると、現像剤の帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時が、画一的に判断されるので、これによって、現像手段を画一的に駆動させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、画像形成装置において、静電潜像が形成される感光体と、現像剤が収容される現像剤収容室と、前記現像剤収容室に収容される前記現像剤を前記感光体に供給する現像手段と、前記現像剤収容室内に収容される前記現像剤を攪拌するための攪拌手段と、記録媒体を搬送する搬送手段と、前回の画像形成動作の終了時より、所定の時間が経過した時には、次回の画像形成動作において、前記搬送手段によって記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させるための、帯電時間追加手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】
このような構成によると、前回の画像形成動作の終了時より所定の時間が経過した時には、次回の画像形成動作において、帯電時間追加手段が、搬送手段の記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させるので、現像手段に担持され現像される直前の現像剤が、現像剤収容室内にあるこれから現像に供される現像剤よりも、余分に帯電される。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記帯電時間追加手段は、前回の画像形成動作の終了時より、3分が経過した時には、次回の画像形成動作において、前記搬送手段によって前記記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させることを特徴としている。
【0015】
このような構成によると、前回の画像形成動作の終了時より3分が経過した次回の画像形成動作においては、帯電時間追加手段が、搬送手段の記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させる。このようにすると、現像剤の帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時が、画一的に判断されるので、これによって、現像手段を画一的に駆動させることができる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記帯電時間追加手段は、前記現像手段を、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送の前に、少なくとも1回回転させることを特徴としている。
このような構成によると、帯電時間追加手段が、現像手段を、搬送手段による記録媒体の搬送の前に、少なくとも1回回転させるので、現像剤は、その分余分に帯電された状態で現像に供される。
【0017】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記感光体と前記現像手段とは、近接または離間可能に設けられており、前記帯電時間追加手段は、前記感光体および前記現像手段のいずれか一方のみが駆動される時には、前記感光体と前記現像手段とを離間させることを特徴としている。
【0018】
このような構成によると、感光体および現像手段のいずれか一方のみが駆動される時には、感光体と現像手段とが離間されるので、いずれか一方の駆動により、停止している他方が擦られることを防止することができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記感光体、前記現像手段および前記攪拌手段は、それぞれ別々に駆動できるように構成されていることを特徴としている。
【0019】
このような構成によると、感光体、現像手段および攪拌手段を、それぞれ別々に駆動することができるので、感光体、現像手段および攪拌手段の各部材を、より的確なタイミングによって確実に駆動させることができる。
また、請求項8に記載の発明は、画像形成装置に、請求項1ないし7のいずれかに記載の現像装置を備えていることを特徴としている。
【0020】
このような現像装置を備えると、画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過して、現像剤の帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった場合でも、帯電時間追加手段が、記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させるので、現像手段に担持され現像される直前の現像剤が、現像剤収容室内にあるこれから現像に供される現像剤よりも、余分に帯電される。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2に、記録媒体としての用紙3を供給するためのフィーダユニット4、供給された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成ユニット5、および、所定の画像が形成された用紙を排紙してスタックする排紙ユニット6などを備えている。
【0022】
フィーダユニット4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙カセット37と、給紙カセット37内に設けられた用紙押圧板38と、給紙カセット37の一端側端部の上方に設けられる搬送手段としての給紙ローラ7および給紙パット8と、給紙ローラ7に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ9とを備えている。
【0023】
用紙押圧板38は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ7に対して遠い方の端部が揺動可能に支持されるとともに、近い方の端部が上下方向に回動可能とされており、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板38は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ7に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに回動される。給紙ローラ7および給紙パット8は、互いに対向状に配設され、給紙パット8の裏側に配設されるばね10によって、給紙パット8が給紙ローラ7に向かって押圧されている。用紙押圧板38上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板38の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ7に向かって押圧され、その給紙ローラ7の回転によって給紙ローラ7と給紙パット8とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。レジストローラ9は、駆動側および従動側の2つのローラから構成されており、給紙ローラ7から送られてくる用紙3を、所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に送るようにしている。
【0024】
画像形成ユニット5は、スキャナユニット11、現像ユニット12、定着ユニット13などを備えている。
スキャナユニット11は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー14、レンズ15および16、反射鏡17、18および19などを備えており、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー14、レンズ15、反射鏡17および18、レンズ16、反射鏡19の順に通過あるいは反射させて、後述する現像ユニット12の感光ドラム21の表面上に高速走査にて照射させている。
【0025】
現像ユニット12は、スキャナユニット11の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される現像装置としてのドラムカートリッジ20内に、感光体としての感光ドラム21、現像カートリッジ36、スコロトロン型帯電器25、転写ローラ26などを備えている。現像カートリッジ36は、ドラムカートリッジ20に対して着脱自在に装着されており、現像手段としての現像ローラ22、層厚規制ブレード23、供給ローラ24および現像剤収容室としてのトナーボックス27などを備えている。
【0026】
トナーボックス27内には、現像剤として、電気絶縁性を有する正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。また、このトナーボックス27内には、トナーボックス27の中心に設けられる回転軸28に支持されて、その回転軸28から径方向外方に延びる攪拌手段としてのアジテータ29が設けられている。トナーボックス27内に収容されているトナーは、このアジテータ29により攪拌されて、互いに接触し合うことにより正に摩擦帯電されるとともに、その一部は、トナーボックス27の側部に開口されたトナー供給口30から放出される。なお、トナーボックス27の側壁には、トナーの残量検知用の窓40が設けられており、回転軸28に支持されたクリーナ39によって清掃される。
【0027】
トナー供給口30の側方位置には、供給ローラ24が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ24に対向して、現像ローラ22が回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ24と現像ローラ22とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ24は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。また、現像ローラ22は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。なお、現像ローラ22には、感光ドラム21に対して逆極性の転写バイアスが印加されている。
【0028】
また、現像ローラ22の近傍には、層厚規制ブレード23が配設されている。この層厚規制ブレード23は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部が設けられており、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ22上に圧接されるように構成されている。
【0029】
そして、トナー供給口30から放出されるトナーは、供給ローラ24の回転により、現像ローラ22に供給され、現像ローラ22上に供給されたトナーは、現像ローラ22の回転に伴って、層厚規制ブレード23と現像ローラ22との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ22上に担持される。
【0030】
一方、感光ドラム21は、現像ローラ22の側方位置において、現像ローラ22に対向状に接触するような状態で回転可能に配設されている。この感光ドラム21は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面が、ポリカーボネートを主成分とする有機感光体などの正帯電性の材料により形成されている。また、スコロトロン型帯電器25は、感光ドラム21の上方に、所定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型帯電器25は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム21の表面を一様に正帯電させることができるように構成されている。
【0031】
そして、感光ドラム21の表面は、スコロトロン型帯電器25により一様に正帯電された後、スキャナユニット11からのレーザービームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ22の回転により、現像ローラ22上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム21に対向して接触する時に、感光ドラム21の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム21の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって現像(反転現像)が達成される。
【0032】
感光ドラム21の下方には、この感光ドラム21に対向する転写ローラ26が回転可能に配設されている。転写ローラ26は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ドラム21に対して逆極性の転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラム21上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラム21と転写ローラ26との間を通る間に用紙3に転写される。
【0033】
定着ユニット13は、現像ユニット12の側方下流側に配設され、加熱ローラ32、加熱ローラ32に押圧される押圧ローラ31を備えている。加熱ローラ32は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、現像ユニット12において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ32と押圧ローラ31との間を通過する間に熱定着させるようにしている。
【0034】
排紙ユニット6は、搬送ローラ33、排紙ローラ34および排紙トレイ35を備えている。搬送ローラ33は、用紙3の搬送方向における定着ユニット13の下流側に配設され、駆動ローラ41および従動ローラ42の2つのローラが、用紙3を挟んで対向するように配置されている。また、排紙ローラ34は、用紙3の搬送方向において、搬送ローラ33の下流側であって、排紙トレイ35の上方に臨むように設けられており、駆動ローラ43および従動ローラ44の2つのローラが、用紙3を挟んで対向するように配置されている。そして、この排紙ローラ34によって排紙する用紙3を、そのまま、排紙トレイ35上に重ねることができるようにしている。また、排紙トレイ35は、排紙ローラ34によって排紙される用紙3を積層状にスタックできるように、本体ケーシング2の上部に凹状に形成されている。
【0035】
また、転写ローラ26の下流側には、用紙3が通過したことを検知するための用紙通過センサ46が設けられており、また、排紙ローラ34の下流側には、用紙3が排紙されたことを検知するための排紙センサ47が設けられている。
そして、定着ユニット13において所定の画像が定着された用紙3は、搬送ローラ33によって排紙ローラ34に送られた後、この排紙ローラ34により排紙トレイ35上に排紙される。
【0036】
また、このようなレーザプリンタ1では、後述する帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29を、それぞれ別々に駆動できるように、そのそれぞれを、別々の駆動源によって駆動するようにしている。
すなわち、図2に示すように、感光ドラム21に対しては、その下方に感光ドラム駆動用モータ51を配設するとともに、感光ドラム駆動用モータ51のピニオンギヤ52に噛み合う第1中間ギヤ53、この第1中間ギヤ53と同軸で一体に形成されるより小径の第2中間ギヤ54、この第2中間ギヤ54に噛み合う第3中間ギヤ55、および、感光ドラム21の軸の軸方向側方に形成され、この第3中間ギヤ55に噛み合う感光ドラム駆動ギヤ56を設けて、感光ドラム駆動用モータ51の駆動を、ピニオンギヤ52から、第1中間ギヤ53、第2中間ギヤ54、第3中間ギヤ55、および、感光ドラム駆動ギヤ56に順次伝達して、この感光ドラム21を回転させるようにしている。
【0037】
また、現像ローラ22に対しては、その下方に現像ローラ駆動用モータ57を配設するとともに、現像ローラ駆動用モータ57のピニオンギヤ58に噛み合う第4中間ギヤ59、この第4中間ギヤ59と同軸で一体に形成されるより小径の第5中間ギヤ60、この第5中間ギヤ60に噛み合う第6中間ギヤ61、および、現像ローラ22のローラ軸の軸方向側方に形成され、この第6中間ギヤ61に噛み合う現像ローラ駆動ギヤ62を設けて、現像ローラ駆動用モータ57の駆動を、ピニオンギヤ58から、第4中間ギヤ59、第5中間ギヤ60、第6中間ギヤ61、および、現像ローラ駆動ギヤ62に順次伝達して、この現像ローラ22を回転させるようにしている。
【0038】
また、アジテータ29に対しては、その上方にアジテータ駆動用モータ63を配設するとともに、アジテータ駆動用モータ63のピニオンギヤ64に噛み合う第7中間ギヤ65、この第7中間ギヤ65と同軸で一体に形成されるより小径の第8中間ギヤ66、この第8中間ギヤ66に噛み合う第9中間ギヤ67、および、アジテータ29を支持する回転軸28の軸方向側方に形成され、この第9中間ギヤ67に噛み合うアジテータ駆動ギヤ68を設けて、アジテータ駆動用モータ63の駆動を、ピニオンギヤ64から、第7中間ギヤ65、第8中間ギヤ66、第9中間ギヤ67、および、アジテータ駆動ギヤ68に順次伝達して、このアジテータ駆動ギヤ68により回転軸28を回転させることによって、アジテータ29を回転させるようにしている。
【0039】
このように、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29を、それぞれ別々に駆動できるようにすれば、後述する帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29の各部材を、より的確なタイミングによって確実に駆動させることができる。
なお、図2には示していないが、感光ドラム駆動用モータ51の駆動は、給紙ローラ7、レジストローラ9、転写ローラ26、搬送ローラ33および排紙ローラ34などに、歯車列、および、その駆動を入切するクラッチ機構などを介して入力されるように構成されており、この感光ドラム駆動用モータ51の駆動により、これら給紙ローラ7、レジストローラ9、転写ローラ26、搬送ローラ33および排紙ローラ34などを、適宜、駆動させることにより、用紙3の給紙、転写、搬送および排紙などが行なえるようにされている。
【0040】
また、このようなレーザプリンタ1では、後述する帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21および現像ローラ22を、それぞれ別々に駆動させた時に、感光ドラム21と現像ローラ22とを所定の間隔を隔てて配置できるように、感光ドラム21と現像ローラ22とを、接触または離間可能に設けている。すなわち、現像時において、現像ローラ22上に担持されているトナーを、感光ドラム21の表面上に形成される静電潜像に選択的に担持させる時には、図3に示すように、感光ドラム21と現像ローラ22とを接触させるようにし、また、帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21および現像ローラ22のいずれか一方のみを駆動させる時には、図4に示すように、感光ドラム21と現像ローラ22とを所定の間隔を隔てて離間させるようにしている。
【0041】
そして、感光ドラム21と現像ローラ22とを、接触または離間させるために、このレーザプリンタ1では、現像カートリッジ36を、ドラムカートジッリ20に対して、前後方向に移動させるように構成している。すなわち、図5に示すように、ドラムカートリッジ20の後側に、押圧ばね103の一方側端部を受ける受け部材104を設けるとともに、現像カートリッジ36には、この受け部材104よりも前方における対向位置に、押圧ばね103の他方側端部を受ける受け部材105を設けて、この受け部材104および105の間に押圧ばね103を介装することにより、この押圧ばね103の付勢力により現像カートリッジ36を、ドラムカートジッリ20に対して前方に付勢するようにしている。これによって、現像カートリッジ36がドラムカートジッリ20に対して前方に移動しようとするので、常には、現像ローラ22が感光ドラム21に接触しようとする。
【0042】
一方、現像ローラ22のローラ軸には、その一端が現像カートリッジ36の上方において揺動可能に軸支されている揺動アーム107の他端が取り付けられている。また、感光ドラム21の上方には、離間用モータ106が設けられるとともに、離間用モータ106のピニオンギヤ108に噛み合う第31中間ギヤ109、この第31中間ギヤ109と同軸で一体に形成されるより小径の第32中間ギヤ110、この第32中間ギヤ110に噛み合うカム駆動ギヤ111が設けられている。カム駆動ギヤ111には、揺動アーム107に当接するカム部材112が設けられており、離間用モータ106からの駆動は、ピニオンギヤ108から、第31中間ギヤ109、第32中間ギヤ110、カム駆動ギヤ111に順次伝達され、カム部材112を回転させるようにしている。
【0043】
カム部材112には、揺動アーム107を押圧しない平坦面113と、揺動アーム107を押圧する膨出面114とが形成されており、図5に示すように、カム部材112の平坦面113が、揺動アーム107と対向している時には、揺動アーム107は、カム部材112によって押圧されることがないので、押圧ばね103の付勢力により、現像ローラ22が感光ドラム21に接触するようになる。一方、離間用モータ106を駆動させることにより、カム部材112を回転させ、カム部材112の膨出面114を、揺動アーム107に接触させた時には、図6に示すように、揺動アーム107は、カム部材112によって後方に押圧され、押圧ばね103の付勢力に抗して、現像カートリッジ36がドラムカートジッリ20に対して後方に移動することにより、現像ローラ22が感光ドラム21から離間するようになる。
【0044】
このようにして、離間用モータ106の駆動により、感光ドラム21および現像ローラ22の接触または離間をさせるようにすれば、帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21および現像ローラ22のいずれか一方のみが駆動される時には、感光ドラム21および現像ローラ22を離間させることができるので、いずれか一方の駆動により、停止している他方が擦られることを防止することができる。そのため、感光ドラム21および現像ローラ22の確実な動作を確保することができるとともに、感光ドラム21および現像ローラ22の磨耗が低減されることにより、耐久性を向上させることができる。また、現像カートリッジ36をドラムカートジッリ20に対して前後方向に移動させることにより、感光ドラム21および現像ローラ22の接触または離間を行なうように構成すれば、現像カートリッジ36内のトナーのシールを簡易に行なうことができる。
【0045】
また、上記の構成では、現像カートリッジ36を、ドラムカートジッリ20に対して、前後方向に移動させることにより、感光ドラム21および現像ローラ22を接触または離間させるようにしたが、たとえば、図7および図8に示すように、感光ドラム21に対して現像ローラ22を前後方向に移動させるようにしてもよい。すなわち、図7においては、揺動アーム107の代わりに、略三角形状の押圧部材115が設けられており、この押圧部材115は、その最上位の角部がドラムカートリッジ20において揺動可能に軸支されるとともに、その最下位の角部において、供給ローラ24のローラ軸を回転自在に支持し、かつ、その上下方向途中の角部において、現像ローラ22のローラ軸を供給ローラ24よりも前方において回転可能に支持している。この押圧部材115の、最上位の角部と最下位の角部との間にわたる傾斜状の側面には、押圧部材115の後方においてその一端部が本体ケーシング2において固定される押圧ばね116の他端部が圧接されており、これによって、押圧部材115は、現像ローラ22を、供給ローラ24とともに、前方に向かって付勢するようになり、その結果、図7に示すように、カム部材112の平坦面113が、押圧部材115と対向している時には、現像ローラ22は、この押圧ばね116の付勢力によって、感光ドラム21と接触するようになる。一方、離間用モータ106を駆動させることにより、カム部材112を回転させ、カム部材112の膨出面114を、押圧部材115に接触させた時には、図8に示すように、押圧部材115は、カム部材112によって後方に押圧され、押圧ばね116の付勢力に抗して、現像ローラ22が、供給ローラ24とともに、後方に移動することにより、現像ローラ22が感光ドラム21から離間するようになる。
【0046】
このように、感光ドラム21に対して現像ローラ22を前後方向に移動させることにより、感光ドラム21および現像ローラ22の接触または離間を行なうように構成すれば、装置の小型化を図ることができる。
なお、このレーザプリンタ1では、現像時には、感光ドラム21と現像ローラ22とが接触する接触現像方式として構成されているが、たとえば、感光ドラム21と現像ローラ22とが、常時、接触しない非接触現像方式として構成されているレーザプリンタ1では、感光ドラム21と現像ローラ22とを、接触または離間可能に設けなくてもよく、また、後述する帯電時間追加プログラムによって、感光ドラム21および現像ローラ22を、それぞれ別々に駆動させる時に、さらに感光ドラム21と現像ローラ22との間隔を確保すべく、感光ドラム21と現像ローラ22とを、接触または離間可能に設けてもよい。
【0047】
また、図9には、このような駆動機構を制御するための制御系のブロック図が示されている。図9において、CPU69には、ホストコンピュータ70からのデータが入出力されるインターフェース71、感光ドラム駆動用モータ51を駆動させるための感光ドラム用モータドライバ72、現像ローラ駆動用モータ57を駆動させるための現像ローラ用モータドライバ73、アジテータ駆動用モータ63を駆動させるためのアジテータ用モータドライバ74、離間用モータ106を駆動させるための離間用モータドライバ117、ROM75およびRAM76の各部が接続されている。ROM75には、画像を形成するために必要な各種の制御プログラムや、後述する帯電時間追加手段としての帯電時間追加プログラムなどが格納されており、また、RAM76には、これらの制御を行なうための各種のメモリやバッファが設定されている。
【0048】
そして、このように構成された本実施形態のレーザプリンタ1では、連続して用紙3に画像を形成している通常の時には、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29は、図10に示すようなタイミングでそれぞれ駆動されている。すなわち、図10において、画像形成動作が開始された後には、まず、ホストコンピュータ70からインターフェース71を介して画像データが入力されると同時に、感光ドラム駆動用モータ51が駆動され、これによって、感光ドラム21が画像データの入力と同時のタイミングで駆動される。次いで、この感光ドラム用モータ51からの駆動が伝達される給紙ローラ7によって用紙3が給紙されると、それと同時に、離間用モータ106の駆動によって、感光ドラム21および現像ローラ22が接触されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63が駆動され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29が、給紙と同時のタイミングで駆動される。そして、用紙3に画像が転写され、その用紙3の後端が、感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時に、離間用モータ106の駆動によって、感光ドラム21および現像ローラ22が離間されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63の駆動が停止され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29の駆動が、転写の終了と同時のタイミングで停止される。そして、この感光ドラム用モータ51からの駆動が伝達される排紙ローラ34によって用紙3が排紙された時に、感光ドラム用モータ51の駆動が停止され、これによって、感光ドラム21の駆動が排紙の終了と同時のタイミングで停止される。
【0049】
このように現像ローラ22およびアジテータ29を駆動させれば、過度に現像ローラ22およびアジテータ29を駆動させることによる、トナーの劣化を有効に防止することができる。
しかし、このような画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過すると、現像カートリッジ36内において、それまでアジテータ29や現像ローラ22の駆動によって帯電されていたトナーの帯電量が徐々に減ってしまうため、次の画像形成動作時においては、たとえ、給紙ローラ7によって用紙3を給紙する時から、これらアジテータ29や現像ローラ22を駆動しても、その帯電量を十分に確保することができず、そのため、そのような帯電量の十分でないトナーに起因して、画像の形成不良が発生してしまう場合がある。
【0050】
そのため、本実施形態のレーザプリンタ1では、ROM75内に格納される帯電時間追加手段としての帯電時間追加プログラムによって、トナーの帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ22および/またはアジテータ29を駆動させるようにしている。
【0051】
図11は、このような帯電時間追加プログラムの処理の手順を示すフロー図である。図11において、この用紙3の帯電時間追加プログラムは、CPU69によって実行され、まず、用紙3の排紙動作の終了(S1)後において、現像ローラ22および/またはアジテータ29を、用紙3の給紙前に予備駆動させる必要があるか否かが判断される(S2)。この判断は、種々の判断要素から選択可能とされている。すなわち、たとえば、現像カートリッジ36内にトナーの帯電量を検知するための帯電量検知センサを設けて、その帯電量検知センサによって、トナーの帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少ない値として検知された場合に、予備駆動の必要ありと判断するようにしてもよく、また、所定の時間が経過した時に、予備駆動の必要ありと判断するようにしてもよい。
【0052】
より具体的には、トナーの帯電量を検知して判断する場合には、たとえば、その帯電量が、15μC/gより小さくなっている場合に、予備駆動の必要ありと判断するように設定しておく。このように設定しておくと、トナーの帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時を、画一的に判断することができ、これによって、現像ローラ22および/またはアジテータ29を画一的に駆動させることができる。
【0053】
また、所定の時間の経過で判断する場合には、たとえば、現像ローラ22が停止後、または、アジテータ29が停止後、または、現像ローラ22およびアジテータ29が停止後、または、用紙3の排出後、3分経過した時に、予備駆動の必要ありと判断するように設定しておく。このように設定しておくと、トナーの帯電の低下を時間の経過に置き換えて画一的に判断することができ、帯電量検知センサなどを別途設けなくても、現像ローラ22および/またはアジテータ29を画一的に駆動させて、良好な画像形成を達成することができる。
【0054】
さらに、電源投入時や現像カートリッジ36の交換時(すなわち、新しいトナーとした時)またはスリープモードからの復帰時には、トナーの帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなっているものとして、画一的に予備駆動の必要ありと判断するようにしてもよい。
なお、予備駆動の必要なしと判断された場合(S2:NO)には、上記したような通常の画像形成動作が行なわれ(S10)、現像ローラ22およびアジテータ29は、給紙と同時のタイミングで駆動される。
【0055】
そして、予備駆動の必要ありと判断された場合(S2:YES)には、ホストコンピュータ70からインターフェース71を介して画像データが入力されると同時に、感光ドラム駆動用モータ51を駆動して、感光ドラム21を画像データの入力と同時のタイミングで駆動する(S3)。次いで、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動して、現像ローラ22および/またはアジテータ29を予備駆動させる(S4)。予備駆動させるタイミングは、ステップ3における画像データの入力信号をトリガとして、CPU69内のタイマーを起動させて、そのタイマーが所定の設定時間となった時に、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63を駆動するようにすればよい。画像データの入力信号をトリガとして、現像ローラ22および/またはアジテータ29を予備駆動させれば、現像ローラ22および/またはアジテータ29の駆動を、確実なタイミングで行なうことができる。そのため、トナーを適切に帯電させた状態で現像に供することができながら、かつ、給紙ローラ7による用紙3の給紙の前に、過度に現像ローラ22および/またはアジテータ29を駆動させることによる、トナーの劣化を有効に防止することができる。
【0056】
また、このような設定時間としては、現像ローラ22および/またはアジテータ29を、給紙ローラ7の給紙動作の前に、少なくとも1回、アジテータ29においては2回程度回転させるタイミングとして設定すればよい。現像ローラ22および/またはアジテータ29を、給紙ローラ7の給紙動作の前に、少なくとも1回回転させておけば、その分、余分に帯電された状態で現像に供されるので、トナーの帯電不良に起因する画質の低下を有効に防止することができる。また、このような1回分の回転を時間に換算して、たとえば、給紙ローラ7の給紙動作の前の、少なくとも3秒前に、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動させるように設定してもよい。
【0057】
そして、感光ドラム用モータ51の駆動により、給紙ローラ7を駆動させることによって用紙3が給紙されると同時に、離間用モータ106の駆動によって感光ドラム21と現像ローラ22とを接触させて(S5)、その後、用紙3の先端が感光ドラム21と転写ローラ26との間に進入し(S6)、用紙3に所定の画像が転写され、続いて、用紙3の後端が感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時(S7)に、再び、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とを離間させるとともに、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63の駆動を停止(S8)する。これによって、現像ローラ22および/またはアジテータ29の駆動が、転写の終了と同時のタイミングで停止される。そして、定着ユニット13により画像の定着が行なわれた後、感光ドラム用モータ51の駆動により、排紙ローラ34を駆動させることによって排紙トレイ35上に用紙3が排紙(S9)される時に、感光ドラム用モータ51の駆動を停止する。これによって、感光ドラム21の駆動が排紙の終了と同時のタイミングで停止される。
【0058】
なお、この図11に示すフロー図では、ステップ5において、給紙ローラ7による用紙3の給紙と同時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とを接触させるようにしているが、感光ドラム21と現像ローラ22との接触は、給紙ローラ7による用紙3の給紙と同時でなくても、その前後において行なえばよい。また、ステップ8において、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とを離間させるとともに、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63の駆動を停止させているが、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63の駆動の停止は、感光ドラム21と現像ローラ22との離間と同時でなくても、その後において行なってもよい。
【0059】
また、ステップ7における、用紙3の後端が感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時は、用紙通過センサ46の検知により判断すればよく、また、ステップ9における、排紙トレイ35上に用紙3が排紙された時は、排紙センサ47の検知により判断すればよい。
また、この図11に示すフロー図では、ステップ4において、画像データの入力信号をトリガとして、所定の時間の経過後に、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動させているが、たとえば、画像データのデータ量が多い場合には、画像データの入力信号をトリガとして、その直後からタイマーを起動させて、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動させてしまうと、そのデータを展開するために長い時間がかかって、そのために、給紙動作が遅れるような場合には、長い時間にわたって、現像ローラ22および/またはアジテータ29が駆動されてしまい、その結果、トナーの劣化を生じる場合がある。
【0060】
そのような場合には、たとえば、図12に示すように、画像データが入力された(S3)後に、画像データのデータ量に応じて、給紙ローラ7による用紙3の給紙のタイミングを決定する開始タイミング決定手段としてのタイミング演算処理(S11)を実行する。このタイミング演算処理では、データ量が少ない場合にはより早い時に、データ量が多い場合にはより遅い時に、給紙ローラ7による用紙3の給紙が開始されるように、給紙のタイミングが設定される。給紙のタイミングをこのように決定すれば、データ量の多い少ないにかかわらず、現像ローラ22および/またはアジテータ29の駆動から、適切なタイミングで給紙ローラ7による用紙3の給紙が行なわれるので、トナーを適切に帯電させた状態で現像に供することができながら、かつ、長い時間にわたって現像ローラ22および/またはアジテータ29を駆動させることによる、トナーの劣化を有効に防止することができる。
【0061】
なお、このタイミング演算処理は、給紙のタイミングを設定することに代えて、たとえば、現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動するタイマーの起動のタイミングを設定するようにしてもよい。すなわち、このようなタイミング演算処理では、データ量が多い場合にはより遅い時に、データ量が少ない場合にはより早い時に、タイマーを起動させるようにする。そうすれば、データ量の多い少ないにかかわらず、適切なタイミングで現像ローラ駆動用モータ57および/またはアジテータ駆動用モータ63を駆動させることができるので、トナーを適切に帯電させた状態で現像に供することができながら、かつ、長い時間にわたって現像ローラ22および/またはアジテータ29を駆動させることによる、トナーの劣化を有効に防止することができる。
【0062】
そして、このような帯電追加プログラムによると、前回の画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過して、トナーの帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、次回の画像形成動作においては、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ22および/またはアジテータ29が駆動されるので、トナーは、給紙ローラ7の給紙動作の時から現像ローラ22および/またはアジテータ29が駆動される、通常の時よりも、その分、現像される前に余分に帯電される。そのため、次の画像形成動作時においては、そのトナーは、良好に帯電された状態で現像に供される。したがって、前回の画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過した後に画像を形成しても、トナーの帯電不良に起因する画質の低下の少ない、良好な画像の形成を達成することができる。
【0063】
なお、この帯電時間追加プログラムにおいては、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ22およびアジテータ29を同時に駆動させてもよく、また、現像ローラ22をアジテータ29より先に駆動させてもよく、あるいは、アジテータ29を現像ローラ22より先に駆動させてもよい。いずれの態様によるかは、その装置の仕様や画像形成条件などにおいて、適宜選択して設定される。
【0064】
現像ローラ22およびアジテータ29を同時に駆動させる場合には、たとえば、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29は、図13に示すようなタイミングでそれぞれ駆動される。すなわち、図13において、画像形成動作が開始された後には、まず、ホストコンピュータ70からインターフェース71を介して画像データが入力されると同時に、感光ドラム駆動用モータ51が駆動され、これによって、感光ドラム21が画像データの入力と同時のタイミングで駆動される。次いで、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63が駆動され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29が、給紙ローラ7の給紙動作の前に駆動される。そして、給紙ローラ7によって用紙3が給紙され、それと同時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが接触される。そして、用紙3に画像が転写され、その用紙3の後端が、感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが離間されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63の駆動が停止され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29の駆動が、転写の終了と同時のタイミングで停止される。そして、用紙3が排紙された時に、感光ドラム用モータ51の駆動が停止され、これによって、感光ドラム21の駆動が排紙の終了と同時のタイミングで停止される。
【0065】
このように、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ22およびアジテータ29を同時に駆動させると、現像ローラ22に担持され現像される直前のトナーと、トナーボックス27内にあるこれから現像に供されるトナーとが、ともに余分に帯電される。そのため、このような態様によれば、特に、次の画像形成動作において、その画像形成動作の前半から、トナーを大量に消費するような、たとえば、グラフィック画像などを形成する場合において、トナーの帯電不良に起因する画質の低下を有効に防止することができる。
【0066】
また、現像ローラ22をアジテータ29より先に駆動させる場合には、たとえば、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29は、図14に示すようなタイミングでそれぞれ駆動される。すなわち、図14において、画像形成動作が開始された後には、まず、ホストコンピュータ70からインターフェース71を介して画像データが入力されると同時に、感光ドラム駆動用モータ51が駆動され、これによって、感光ドラム21が画像データの入力と同時のタイミングで駆動される。次いで、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ駆動用モータ57が駆動され、これによって、現像ローラ22が、給紙ローラ7の給紙動作の前に駆動される。そして、給紙ローラ7によって用紙3が給紙されると、それと同時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが接触されるとともに、アジテータ駆動用モータ63が駆動され、これによって、アジテータ29が、給紙と同時のタイミングで駆動される。そして、用紙3に画像が転写され、その用紙3の後端が、感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが離間されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63の駆動が停止され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29の駆動が、転写の終了と同時のタイミングで停止される。そして、用紙3が排紙された時に、感光ドラム用モータ51の駆動が停止され、これによって、感光ドラム21の駆動が排紙の終了と同時のタイミングで停止される。
【0067】
このように、給紙ローラ7の給紙動作の前に、現像ローラ22をアジテータ29より先に駆動させると、現像ローラ22に担持され現像される直前のトナーが、トナーボックス27内にあるこれから現像に供されるトナーよりも、余分に帯電される。そのため、このような態様によれば、特に、次の画像形成動作において、その画像形成動作の前半には、トナーをあまり大量に消費しない、たとえば、文字画像などを形成する場合において、トナーの帯電不良に起因する画質の低下を有効に防止することができるとともに、アジテータ29による過度の攪拌を回避して、トナーの劣化を防止することができる。
【0068】
なお、このような態様において、アジテータ29は、給紙と同時のタイミングでなくとも、給紙の前に駆動させるようにしてもよい。
また、アジテータ29を現像ローラ22より先に駆動させる場合には、たとえば、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29は、図15に示すようなタイミングでそれぞれ駆動される。すなわち、図15において、画像形成動作が開始された後には、まず、ホストコンピュータ70からインターフェース71を介して画像データが入力されると同時に、感光ドラム駆動用モータ51が駆動され、これによって、感光ドラム21が画像データの入力と同時のタイミングで駆動される。次いで、給紙ローラ7の給紙動作の前に、アジテータ駆動用モータ63が駆動され、これによって、アジテータ29が、給紙ローラ7の給紙動作の前に駆動される。そして、給紙ローラ7によって用紙3が給紙されると、それと同時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが接触されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57が駆動され、これによって、現像ローラ22が、給紙と同時のタイミングで駆動される。そして、用紙3に画像が転写され、その用紙3の後端が、感光ドラム21と転写ローラ26との間を通過した時に、離間用モータ106の駆動により感光ドラム21と現像ローラ22とが離間されるとともに、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63の駆動が停止され、これによって、現像ローラ22およびアジテータ29の駆動が、転写の終了と同時のタイミングで停止される。そして、用紙3が排紙された時に、感光ドラム用モータ51の駆動が停止され、これによって、感光ドラム21の駆動が排紙の終了と同時のタイミングで停止される。
【0069】
このように、給紙ローラ7の給紙動作の前に、アジテータ29を現像ローラ22より先に駆動させると、トナーボックス27内にあるこれから現像に供されるトナーが、現像ローラ22に担持され現像される直前のトナーよりも、余分に帯電される。そのため、このような態様によれば、特に、次の画像形成動作において、その画像形成動作の前半から、現像剤を大量に消費するような、たとえば、グラフィック画像などを形成する場合において、現像剤の帯電不良に起因する画質の低下を有効に防止することができるとともに、たとえば、このレーザプリンタ1のように、現像時において感光ドラム21と現像ローラ22とが接触している、接触現像方式のような、現像ローラ22が劣化しやすい装置構成において、その現像ローラ22の劣化を有効に防止することができる。
【0070】
なお、このような態様において、現像ローラ22は、給紙と同時のタイミングでなくとも、給紙の前に駆動させるようにしてもよい。
以上述べたように、このようなレーザプリンタ1では、帯電時間追加プログラムによって、トナーの帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少ない時には、トナーの帯電量が、画像を形成するための帯電量を満たしている時よりも、より長く現像ローラ22および/またはアジテータ29が駆動されるので、その分、余分に帯電される。そのため、トナーは、良好に帯電された状態で、現像に供される。したがって、トナーの帯電不良に起因する画質の低下の少ない、良好な画像の形成を達成することができる。
【0071】
なお、このレーザプリンタ1では、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29を、それぞれ、感光ドラム駆動用モータ51、現像ローラ駆動用モータ57およびアジテータ駆動用モータ63の別々の駆動源によって駆動させるようにしたが、たとえば、1つの駆動源によって、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29のそれぞれに、その駆動を伝達するとともに、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29のそれぞれに、その駆動を入切する、たとえば、ソレノイドなどのクラッチ機構を設けるようにしてもよい。
【0072】
すなわち、図16に示すように、感光ドラム21の下方に駆動モータ77を配設するとともに、感光ドラム21に対しては、駆動モータ77のピニオンギヤ78に上方から噛み合う第11中間ギヤ79、この第11中間ギヤ79と同軸で一体に形成されるより小径の第12中間ギヤ80、この第12中間ギヤ80に噛み合う第13中間ギヤ81、および、感光ドラム21の軸の軸方向側方に形成され、この第13中間ギヤ81に噛み合う感光ドラム駆動ギヤ82を設けて、駆動モータ77の駆動を、ピニオンギヤ78から、第11中間ギヤ79、第12中間ギヤ80、第13中間ギヤ81、および、感光ドラム駆動ギヤ82に順次伝達して、この感光ドラム21を回転させるようにしている。
【0073】
また、現像ローラ22に対しては、駆動モータ77のピニオンギヤ78に下方から噛み合う第14中間ギヤ83、この第14中間ギヤ83に噛み合う第15中間ギヤ84、この第15中間ギヤ84と同軸で一体に形成されるより小径の第16中間ギヤ85、この第16中間ギヤ85に噛み合う第17中間ギヤ86、および、現像ローラ22のローラ軸の軸方向側方に形成され、この第17中間ギヤ86に噛み合う現像ローラ駆動ギヤ87を設けて、駆動モータ77の駆動を、ピニオンギヤ78から、第14中間ギヤ83、第15中間ギヤ84、第16中間ギヤ85、第17中間ギヤ86、および、現像ローラ駆動ギヤ87に順次伝達して、この現像ローラ22を回転させるようにしている。
【0074】
また、アジテータ29に対しては、第15中間ギヤ84に噛み合う第18中間ギヤ88、この第18中間ギヤ88に噛み合う第19中間ギヤ89、この第19中間ギヤ89と同軸で一体に形成されるより小径の第20中間ギヤ90、この第20中間ギヤ90に噛み合う第21中間ギヤ91、および、アジテータ29を支持する回転軸28の軸方向側方に形成され、この第21中間ギヤ91に噛み合うアジテータ駆動ギヤ92を設けて、駆動モータ77の駆動が伝達される第15中間ギヤ84から、第18中間ギヤ88、第19中間ギヤ89、第20中間ギヤ90、第21中間ギヤ91、および、アジテータ駆動ギヤ92にその駆動を順次伝達して、このアジテータ駆動ギヤ92により回転軸28を回転させることによって、アジテータ29を回転させるようにしている。
【0075】
そして、一端部において第13中間ギヤ81を回転自在に支持するとともに、他端部が感光ドラム用ソレノイド93のプランジャ軸に取り付けられる、略くの字状の第1アーム部材94を、第11中間ギヤ79および第12中間ギヤ80の軸に、揺動自在に支持させて、感光ドラム用ソレノイド93のプランジャ軸の進退により、この第1アーム部材94を揺動させることによって、第13中間ギヤ81を感光ドラム駆動ギヤ82と噛合および離間可能となるように構成し、感光ドラム用ソレノイド93の励磁およびその解除によって、駆動モータ77から感光ドラム21に伝達される駆動の入切が行なえるようにしている。
【0076】
また、一端部において第17中間ギヤ86を回転自在に支持するとともに、他端部が現像ローラ用ソレノイド95のプランジャ軸に取り付けられる、略くの字状の第2アーム部材96を、第15中間ギヤ84および第16中間ギヤ85の軸に、揺動自在に支持させて、現像ローラ用ソレノイド95のプランジャ軸の進退により、この第2アーム部材96を揺動させることによって、第17中間ギヤ86を現像ローラ駆動ギヤ87と噛合および離間可能となるように構成し、現像ローラ用ソレノイド95の励磁およびその解除によって、駆動モータ77から現像ローラ22に伝達される駆動の入切が行なえるようにしている。
【0077】
また、一端部において第21中間ギヤ91を回転自在に支持するとともに、他端部がアジテータ用ソレノイド97のプランジャ軸に取り付けられる、略くの字状の第3アーム部材98を、第19中間ギヤ89および第20中間ギヤ90の軸に、揺動自在に支持させて、アジテータ用ソレノイド97のプランジャ軸の進退により、この第3アーム部材98を揺動させることによって、第21中間ギヤ91をアジテータ駆動ギヤ92と噛合および離間可能となるように構成し、アジテータ用ソレノイド97の励磁およびその解除によって、駆動モータ77からアジテータ29に伝達される駆動の入切が行なえるようにしている。
【0078】
このようにすれば、1つの駆動モータ77によって、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29のそれぞれに駆動を伝達できるとともに、感光ドラム21、現像ローラ22およびアジテータ29に伝達される各駆動の入切を感光ドラム用ソレノイド93、現像ローラ用ソレノイド95およびアジテータ用ソレノイド97の励磁およびその解除によって、行なうことができる。
【0079】
なお、現像カートリッジ36内のトナーの帯電量や、画像形成動作の終了時点からの時間に応じて、現像ローラ22および/またはアジテータ29の駆動時間を変えて、適切なトナーの帯電量としてもよい。また、1つのジョブで複数頁にわたって画像を形成する場合は、そのジョブの頁間では、感光ドラム21と現像ローラ22とを接触させたままの状態としてもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の発明によれば、画像形成動作が終了してから、時間の経過とともに、現像剤の帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、帯電時間追加手段が、記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させる。そのため、現像手段に担持され現像される直前の現像剤が、現像剤収容室内にあるこれから現像に供される現像剤よりも、余分に帯電されるので、特に、次の画像形成動作において、その画像形成動作の前半には、現像剤をあまり大量に消費しない、たとえば、文字画像などを形成する場合において、現像剤の帯電不良に起因する画質の低下を、有効に防止することができる。また、それとともに、攪拌手段による過度の攪拌を回避して、現像剤の劣化を防止することができる。
【0081】
請求項2に記載の発明によれば、現像剤の帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時を、画一的に判断することができ、これによって、現像手段を画一的に駆動して、良好な画像形成を達成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成動作が終了してから、所定の時間が経過して、現像剤の帯電量が減少しても、次回の画像形成動作においては、帯電時間追加手段が、記録媒体の搬送前に、攪拌手段の駆動に先立って、現像手段を駆動させる。そのため、現像手段に担持され現像される直前の現像剤が、現像剤収容室内にあるこれから現像に供される現像剤よりも、余分に帯電されるので、特に、次の画像形成動作において、その画像形成動作の前半には、現像剤をあまり大量に消費しない、たとえば、文字画像などを形成する場合において、現像剤の帯電不良に起因する画質の低下を、有効に防止することができる。また、それとともに、攪拌手段による過度の攪拌を回避して、現像剤の劣化を防止することができる。
【0082】
また、このようにすると、現像剤の帯電量が画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時を、前回の画像形成動作の終了時より所定の時間が経過した時に置き換えて設定し得るので、現像剤の帯電量を直に検知するための構成を別途設けなくても、現像手段を画一的に駆動させて、良好な画像形成を達成することができる。
【0083】
請求項4に記載の発明によれば、所定の時間が経過した時を、画一的に判断することができ、これによって、現像手段を画一的に駆動して、良好な画像形成を達成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像剤は、現像手段が少なくとも1回回転される分、余分に帯電された状態で現像に供されるので、現像剤の帯電不良に起因する画質の低下を有効に防止することができる。
【0084】
請求項6に記載の発明によれば、感光体および現像手段のいずれか一方のみが駆動される時には、感光体と現像手段とが離間されるので、いずれか一方の駆動により、停止している他方が擦られることを防止することができる。そのため、感光体および現像手段の確実な動作を確保することができるとともに、感光体および現像手段の磨耗が低減されることにより、耐久性を向上させることができる。
【0085】
請求項7に記載の発明によれば、感光体、現像手段および攪拌手段を、それぞれ別々に駆動することができるので、感光体、現像手段および攪拌手段の各部材を、より的確なタイミングによって確実に駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置としての、レーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】 図1に示すレーザプリンタの駆動機構を説明するための要部側面図である。
【図3】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニット(接触状態)を示す要部拡大側断面図である。
【図4】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニット(離間状態)を示す要部拡大側断面図である。
【図5】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニットの、ドラムカートリッジと現像カートリッジとを離間させる機構(接触状態)を説明するための要部側面図である。
【図6】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニットの、ドラムカートリッジと現像カートリッジとを離間させる機構(離間状態)を説明するための要部側面図である。
【図7】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニットの、感光ドラムと現像ローラとを離間させる機構(接触状態)であって、図5および図6とは異なる実施形態を説明するための要部側面図である。
【図8】 図1に示すレーザプリンタの現像ユニットの、感光ドラムと現像ローラとを離間させる機構(離間状態)であって、図5および図6とは異なる実施形態を説明するための要部側面図である。
【図9】 図1に示すレーザプリンタの駆動機構を制御するための制御系のブロック図である。
【図10】 通常の画像形成動作時における、感光ドラム、現像ローラおよびアジテータの駆動のタイミングを示す、タイミング図である。
【図11】 帯電時間追加プログラムの処理の手順を示すフロー図である。
【図12】 図11に示す帯電時間追加プログラムにおいて、タイミング演算処理が実行される態様の手順を示すフロー図である。
【図13】 帯電時間追加プログラムによって駆動される、感光ドラム、現像ローラおよびアジテータのタイミング図であって、現像ローラおよびアジテータが同時に駆動される態様を示すタイミング図である。
【図14】 帯電時間追加プログラムによって駆動される、感光ドラム、現像ローラおよびアジテータのタイミング図であって、現像ローラがアジテータより先に駆動される態様を示すタイミング図である。
【図15】 帯電時間追加プログラムによって駆動される、感光ドラム、現像ローラおよびアジテータのタイミング図であって、アジテータが現像ローラより先に駆動される態様を示すタイミング図である。
【図16】 図1に示すレーザプリンタの駆動機構を説明するための要部側面図であって、図2とは異なる実施形態を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
3 用紙
7 給紙ローラ
21 感光ドラム
22 現像ローラ
27 トナーボックス
29 アジテータ
20 ドラムカートリッジ
Claims (7)
- 静電潜像が形成される感光体と、
現像剤が収容される現像剤収容室と、
前記現像剤収容室に収容される前記現像剤を前記感光体に供給する現像手段と、
前記現像剤収容室内に収容される前記現像剤を攪拌するための攪拌手段と、
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記現像剤の帯電量を検知するための帯電量検知センサと、
前回の画像形成動作の終了後に、前記帯電量検知センサにより検知される前記現像剤の帯電量が、画像を形成するための帯電量よりも少なくなった時には、前記搬送手段によって記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させるための、帯電時間追加手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記帯電時間追加手段は、前記現像剤の帯電量が、少なくとも15μC/gよりも少なくなっている時に、前記搬送手段によって前記記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 静電潜像が形成される感光体と、
現像剤が収容される現像剤収容室と、
前記現像剤収容室に収容される前記現像剤を前記感光体に供給する現像手段と、
前記現像剤収容室内に収容される前記現像剤を攪拌するための攪拌手段と、
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前回の画像形成動作の終了時より、所定の時間が経過した時には、次回の画像形成動作において、前記搬送手段によって記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させるための、帯電時間追加手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記帯電時間追加手段は、前回の画像形成動作の終了時より、3分が経過した時には、次回の画像形成動作において、前記搬送手段によって前記記録媒体が搬送される前に、前記攪拌手段の駆動に先立って、前記現像手段を駆動させることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記帯電時間追加手段は、前記現像手段を、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送の前に、少なくとも1回回転させることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記感光体と前記現像手段とは、近接または離間可能に設けられており、前記帯電時間追加手段は、前記感光体および前記現像手段のいずれか一方のみが駆動される時には、前記感光体と前記現像手段とを離間させることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記感光体、前記現像手段および前記攪拌手段は、それぞれ別々に駆動できるように構成されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
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