JP3983030B2 - 紙紐 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙紐に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、梱包用の紙紐として、特開2000-129547に示す如く、テープ状の紙シートに撚りをかけた丸棒状のものがある。
【0003】
また、梱包用の他の紙紐として、特許3152646に記載の如く、帯板の両端部を中央部に折り曲げ、折り曲げた両端部を中央部に接着剤で全面接着した平板状のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000-129547の紙紐には以下の問題点がある。
▲1▼古紙リサイクルのための古新聞等の梱包に用いたとき、紙紐が硬い丸棒状をなしているため、該紙紐の結び目が硬い丸味面同士の接触になって互いになじみにくく、ゆるみ易いものとなり、結束性に劣る。
【0005】
▲2▼古新聞等を梱包した紙紐に手指を差し入れてこれを運搬するとき、丸棒状の硬い紐が手指に食い込み、手指に痛みを与える。
【0006】
▲3▼丸棒状の紙紐は撚り密度が高密度で硬いため、古紙としての再生利用時に水に溶けにくく、古紙としての再生利用性が悪い。
【0007】
特許3152646の紙紐には以下の問題点がある。
▲1▼帯板を単に折り曲げ接着して平板状の紐としたものであり、引張強度が弱い。
【0008】
▲2▼古新聞等の梱包に用いたとき、紙紐が帯板の折り曲げ体であって表面が平滑であり、該紙紐の結び目がゆるみ易く、結束性に劣る。
【0009】
▲3▼古新聞等を梱包した紙紐に手指を差し入れてこれを運搬するとき、紙紐が帯板の折り曲げ体で、しかも接着剤により固化されているため、紙紐の硬い両側縁部が手指に食い込み、手指に痛みを与える。
【0010】
▲4▼紙紐は帯板の折り曲げ接着体であり、古紙としての再生利用時に水に溶けにくく、古紙としての再生利用性が悪い。
【0011】
本発明の課題は、高い引張強度を有し、結束性に優れ、手指に食い込みにくく、古紙としての再生利用性も良い紙紐を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、テープ状の紙シートに撚紙機により撚りをかけ、該紙シートの長手方向に沿って多数のしわを付し、この撚りをかけたものの撚り断面をプレスして扁平にした紙紐であって、紙シートは撚紙機による撚り度合が 10cm の長手方向範囲に1回転の撚り回転を施す撚り度合、ないし 90cm の長手方向範囲に1回転の撚り回転を施す撚り度合の範囲内に定められるゆるい撚りをかけられてなるようにしたものである。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記紙シートが撚紙機による撚り過程でそれらの巾方向の端縁部のうち、撚り断面の外側に位置する端縁部を内折り込み状とし、端縁部の切刃状エッジを紙紐の表面に露出させないようにしたものである。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、複数枚の紙シートを撚り合せてなるようにしたものである。
【0015】
【作用】
発明によれば以下の作用がある。
(1)紙シートを撚ることにより、高い引張強度を得ることができる。
【0016】
(2)古新聞等の梱包に用いたとき、紙紐が撚りによって柔軟になり、かつ扁平状にされているから、該紙紐の結び目が互いになじみ易く、ゆるみにくいものとなり、結束性に優れる。
【0017】
(3)古新聞等を梱包した紙紐に手指を差し入れてこれを運搬するとき、紙紐が撚りによって柔軟になり、かつ扁平状にされているから、該紙紐が手指に食い込みにくく、手指に痛みを与えにくい。
【0018】
(4)扁平状の紙紐は撚り密度が低密度でほぐれ易いため、古紙としての再生利用時に水に溶け易く、古紙としての再生利用性が良い。
【0019】
(5)紙紐は紙シートを撚紙機にセットして撚りをかけるときに、紙シートの長手方向に沿う多数のしわを容易に付すことができる。このしわは、紙紐を柔軟にし、前述(2)の結束性、前述(3)の手指の食い込みにくさをより向上する。
【0020】
(6)複数枚の紙シートを撚り合せることにより、前述(1)の強度をより向上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の紙紐を製造するための紙シートを示す平面図、図2は紙紐を示し、(A)は平面図、(B)は拡大端面図、(C)は扁平加工前の拡大端面図、図3は第2実施形態の紙紐を製造するための紙シートを示す平面図、図4は紙紐を示し、(A)は平面図、(B)は拡大端面図、(C)は扁平加工前の拡大端面図である。
【0022】
(第1実施形態)(図1、図2)
第1実施形態は、2枚の紙シート11、12を図1に示す如くに隣り合せに並列配置し、両紙シート11、12をこの隣り合せ状態で撚紙機にセットして撚り合せ、これを扁平にして図2に示す如くの紙紐20を製造したものである。
【0023】
紙シート11、12は例えば古紙100%の再生紙からなる、例えば巾30mm〜70mm、好適には50mmの長尺テープ状シートである。
【0024】
紙シート11、12は撚紙機による撚り度合(以下、撚り密度)を例えば1回/10cm〜1回/90cm、好適には1回/50cm(50cmの長手方向範囲に1回転の撚り回転を施す)となるゆるい撚りを付される。尚、丸棒状の紙紐では、紙シートに与える撚り密度が例えば28回/30cmの如くのきつい撚りとなる。
【0025】
紙シート11、12は撚紙機による撚り過程で、撚りの回転方向を無秩序とするように自在に暴れるのが一般的であり、その撚り断面は例えば図2(C)に示す如くになる。また、紙シート11、12は撚紙機による撚り過程で、全巾に渡る各所にて長手方向に沿う多数のしわ21を付される。
【0026】
撚紙機で撚りをかけられた紙シート11、12は、巻取機への巻取過程で、プレス手段によりプレスされ、その撚り断面を図2(B)に示す如くに扁平化され、紙紐20になる。紙紐20は、紙シート11、12の撚り断面を扁平化されることにより、その撚り状態を固定化される。撚り状態の固定化のために接着剤等を必要としない。
【0027】
紙紐20は、撚りをかけられることによって柔軟にされ、しわ21を付されることによって更に柔軟性を増す。尚、紙紐20は、紙シート11、12の撚紙機による撚り過程でそれらの巾方向の端縁部のうち、撚り断面の外側に位置する端縁部22を内折り込み状とし、端縁部22の切刃状エッジ22Aを該紙紐20の表面に露出させないことで使用者の手指を傷つけない。但し、端縁部22の内折り込み化は必須としない。
【0028】
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼紙シート11、12を撚ることにより、高い引張強度を得ることができる。
【0029】
▲2▼古新聞等の梱包に用いたとき、紙紐20が撚りによって柔軟になり、かつ扁平状にされているから、該紙紐20の結び目が互いになじみ易く、ゆるみにくいものとなり、結束性に優れる。
【0030】
▲3▼古新聞等を梱包した紙紐20に手指を差し入れてこれを運搬するとき、紙紐20が撚りによって柔軟になり、かつ扁平状にされているから、該紙紐20が手指に食い込みにくく、手指に痛みを与えにくい。
【0031】
▲4▼扁平状の紙紐20は撚り密度が低密度でほぐれ易いため、古紙としての再生利用時に水に溶け易く、古紙としての再生利用性が良い。
【0032】
▲5▼紙紐20は紙シート11、12を撚紙機にセットして撚りをかけるときに、紙シート11、12の長手方向に沿う多数のしわを容易に付すことができる。このしわは、紙紐20を柔軟にし、前述▲2▼の結束性、前述▲3▼の手指の食い込みにくさをより向上する。
【0033】
▲6▼複数枚の紙シート11、12を撚り合せることにより、前述▲1▼の強度をより向上できる。
【0034】
(第2実施形態)(図3、図4)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、図3に示す如くの1枚の紙シート31を用いて紙紐40(図4(A)〜(C))を製造したことにある。紙シート31の撚り加工方法、扁平加工方法は第1実施形態におけると同様である。紙紐40も多数のしわ41を付され、外側に位置する端縁部42(エッジ42A)を内折り込み状とすることができる。
【0035】
第2実施形態にあっても、第1実施形態において前述した▲1▼〜▲5▼の作用を奏する。尚、第1実施形態の2枚の紙シート11、12の合計巾Wと、第2実施形態の1枚の紙シート31の巾Wとを同じにするとき、2枚の紙シート11、12を撚り合せた紙紐20の方が1枚の紙シート31からなる紙紐40より高強度を示す。
【0036】
本発明の実施において、複数枚の紙シートは、上下に積層した重ね合せ状態で撚紙機にセットして撚り合せても良い。
【0037】
また、紙紐は感温型接着剤を外面にコーティングされても良い。
また、紙紐の素材となる紙シートは古紙再生紙に限らない。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、高い引張強度を有し、結束性に優れ、手指に食い込みにくく、古紙としての再生利用性も良い紙紐を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の紙紐を製造するための紙シートを示す平面図である。
【図2】図2は紙紐を示し、(A)は平面図、(B)は拡大端面図、(C)は扁平加工前の拡大端面図である。
【図3】図3は第2実施形態の紙紐を製造するための紙シートを示す平面図である。
【図4】図4は紙紐を示し、(A)は平面図、(B)は拡大端面図、(C)は扁平加工前の拡大端面図である。
【符号の説明】
11、12、31 紙シート
20、40 紙紐
21、41 しわ

Claims (3)

  1. テープ状の紙シートに撚紙機により撚りをかけ、該紙シートの長手方向に沿って多数のしわを付し、この撚りをかけたものの撚り断面をプレスして扁平にした紙紐であって、
    紙シートは撚紙機による撚り度合が 10cm の長手方向範囲に1回転の撚り回転を施す撚り度合、ないし 90cm の長手方向範囲に1回転の撚り回転を施す撚り度合の範囲内に定められるゆるい撚りをかけられてなる紙紐
  2. 前記紙シートが撚紙機による撚り過程でそれらの巾方向の端縁部のうち、撚り断面の外側に位置する端縁部を内折り込み状とし、端縁部の切刃状エッジを紙紐の表面に露出させない請求項1に記載の紙紐。
  3. 複数枚の紙シートを撚り合せてなる請求項1又は2に記載の紙紐。
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