JP3980889B2 - 表示装置及び携帯型情報端末機器 - Google Patents

表示装置及び携帯型情報端末機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置及び携帯型情報端末機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDA、あるいは携帯電話機能を有しかつより多くのメッセージを表示可能な携帯端末等の携帯型情報端末機器が広く普及している。これらの機器では、低消費電力化を図るべく、周囲光を利用した反射型液晶表示装置や、明るいところでは反射型としながらも暗所ではバックライト、フロントライト等の照明を用いて表示する半透過反射型液晶表示装置が多く採用されている。
【0003】
また、携帯型情報端末機器のなかでも携帯電話機は、通常、送信、受信情報等を表示する主表示部が筐体の一面上に設けられているが、最近では前記の筐体の反対側の面に補助表示部を設けたものが市販されている。
図7にはこの種の携帯電話の外観模式図を示す。図7に示す携帯電話301は、上部筐体301aと下部筐体301bとがヒンジ301cによって展開自在に連結されており、上部筐体301aの操作面301d側に主表示部301eが設けられ、外装面側301gには補助表示部301hが設けられている。また下部筐体302bの操作面301jには、ダイヤル操作等を行うための入力キーボード301kが設けられている。
この携帯電話機301によれば、ヒンジ301cにより各筐体301a、301bを収納状態に折り曲げた場合でも、補助表示部301hが上部筐体301aの外装側に位置するため、各筐体301a、301bを展開させることなく携帯電話機301の各種情報を確認できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の携帯電話機301では、主表示部301e及び補助表示部301hを構成する表示装置がそれぞれ別個に備えられ、更に各表示装置を駆動するための駆動回路も別個に備えられているため、部品点数が多くなり、内部構造が複雑になるという問題があった。また、小型化が図れないという問題もあった。
【0005】
特に、主表示部をカラー表示させる場合は、表示の明度確保のためにフロントライト等による照明が不可欠であり、また補助表示部についてもモノクロ表示とカラー表示とに関わらず何らかの照明を設けることが望ましく、このため部品点数が更に増加するといった問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、主表示部と補助表示部を具備し、かつ、部品点数が少なく、構造も簡素化され、小型化が可能な表示装置及びこのような表示装置を備えた携帯型情報端末機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
【0008】
本発明の表示装置は、一の表示パネルに複数の表示素子が設けられ、前記複数の表示素子は、前記表示パネルの一面側に表示する第1表示素子と、前記表示パネルの他面側に表示する第2表示素子とを少なくとも含み、前記第1表示素子は、前記一面側から入射した光を反射する反射層を備えた反射型液晶表示素子または前記一面側から入射した光を反射する多孔性反射層を備えた半透過反射型液晶表示素子であり、前記第2表示素子は、前記一面側から入射した光を透過する透過型液晶表示素子または前記一面側から入射した光を透過する複数の開口部を有する多孔性反射層を備えた半透過反射型液晶表示素子であり、前記第1、2表示素子へ一面側から光を入射させる照明手段が備えられ、前記照明手段は、少なくとも前記第1表示素子に対向配置させて、表示パネルの一面側に備えられ、導光板および光源からなり、前記導光板には、前記光源からの光を内部に導入するために端面に設けられた入射面と、内部に導入した前記光を前記表示パネルに出射させる出射面とが設けられ、前記第1表示素子と前記第2表示素子の間に遮光層が備えられていることを特徴とする。
係る表示装置によれば、一の表示パネルに複数の表示素子が設けられており、表示装置を構成する部品点数を少なくすることができる。これにより、表示装置の構造を簡素化するとともに、小型化することができる。
また、照明手段により表示パネルを照明することができるので、各表示素子の輝度を向上できる。
更に、第1表示素子に少なくとも対向する導光板が備えられているので、照明手段を第1表示素子のフロントライトとして用いることができ、第1表示素子の輝度を向上できる。
更にまた、導光板を第2表示素子にも対向配置させた場合は、照明手段を第2表示素子のバックライトとして用いることができ、第2表示素子の輝度も向上できる。
また、第1表示素子には、前記一面側からの入射光を反射する反射層または多孔性反射層が備えられているので、第1表示素子の輝度を向上できる。
尚、表示装置を明所で使用する場合には、外部光を前記一面側から入射させることで第1表示素子の輝度を向上でき、表示装置を暗所で使用する場合には、照明手段からの照明光を前記一面側から入射させることで第1表示素子の輝度を向上できる。
更に、前記第2表示素子が透過型液晶表示素子なので、照明手段からの照明光を前記一面側から透過させることができ、前記第2表示素子の輝度を向上できる。
【0018】
また本発明の表示装置は、先に記載の表示装置であり、前記第1表示素子と前記第2表示素子の間に遮光層が備えられていることを特徴とする。
係る表示装置によれば、遮光層によって第1、第2表示素子相互の光漏れを防ぐことができ、これにより色にじみが少なくなって鮮明な表示を得ることができる。
【0019】
次に本発明の携帯型情報端末機器は、先のいずれかに記載の表示装置を具備してなることを特徴とする。
係る携帯型情報端末機器によれば、上記のいずれかに記載の表示装置を備えているので、表示装置に係る部品点数を減らして内部構造を簡素化することができ、更に携帯型情報端末機器の小型化を図ることができる。
【0020】
また、本発明の携帯型情報端末機器は、先に記載の携帯型情報端末機器であり、筐体の一面側に前記第1表示素子に対応する表示窓が設けられ、前記筐体の他面側に前記第2表示素子に対応する別の表示窓が設けられていることを特徴とする。
係る携帯型情報端末機器によれば、筐体に各表示素子に対応する表示窓がそれぞれ設けられているので、筐体の一方の表示窓が隠れていた場合でも、他方の表示窓を視認できる場合があるので、携帯型情報端末機器の各種情報を容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0023】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電話機の要部の断面図であり、図2は、図1に示す携帯電話機に内蔵された表示装置の斜視図であり、図3は図2のA−A線に沿う断面模式図である。
図1に示す携帯電話機1は、上部筐体1aと下部筐体1bとがヒンジ1cによって展開自在に連結されており、上部筐体1aの操作面側1d(一面側)に主表示窓1e(表示窓)が設けられ、外装面側1g(他面側)には補助表示窓1hが設けられている。主表示窓1e及び補助表示窓1hにはそれぞれ、透明の保護カバー1f、1iが備えられている。
上部筐体1aの内部には本発明に係る表示装置2が内蔵されている。図1〜図3に示すように、この表示装置1は、液晶表示パネル20(表示パネル)と、この液晶表示パネル20の一面側1dに配置されて液晶表示パネル20を照明するためのフロントライト10(照明手段)と回路基板30とから概略構成されている。
【0024】
図2及び図3に示すように、フロントライト10は透明な導光板12と、棒状の光源13とから構成されており、本実施形態において光源13は、導光板12に光を導入するために導光板12の一側の側端面12a側に配設されている。
導光板12は、液晶表示パネル20の一面側1dに配置されて光源13から出射された光を液晶表示パネル20に照射するものであり、平板状の透明なアクリル樹脂などの透明体から構成されている。本実施形態では図2及び図3に示すように、導光板12の側端面12a側(図3では導光板12の板面方向を左右方向とすると左側端面側)に光源13が配設されており、この側端面12aを介して光源13から出射された照明光が導光板12の内部に導入されるようになっている。この導光板12の下面(液晶表示パネル20側の底面)は、液晶表示パネル20を照明する光が出射される出射面12bとされており、この出射面12bと反対側の上面(導光板12の外表面)は、導光板12の内部を伝搬する照明光の方向を変えるための反射面12cとされている。また、この形態の導光板12において側端面12a側(図3の左側)と反対側の端面(右側端面)が側端面12dとされている。
【0025】
導光板12を構成する材料としてはアクリル系樹脂のほか、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ樹脂などの透明な樹脂材料や、ガラスなどを用いることができる。また、具体的な例を挙げるならば、特に限定されるものではないが、アートン(商品名:JSR社製)や、ゼオノア(商品名:日本ゼオン社製)などを好適なものとして挙げることができる。
【0026】
この導光板12の出射面12bは、液晶表示パネル20と対向して配置されて液晶表示パネル20を照明するための光が出射される面であり、例えば表面粗さ(Ra)が10nm以下程度の平滑な面とされている。一方、導光板12の上面側、即ち反射面12c側には、導光板12の内部を伝搬する光を反射させて伝搬方向を変えるために、くさび状の溝14が、所定のピッチでストライプ状に複数形成されている。
これらの溝14は、出射面12bに対して傾斜して形成された緩斜面部14aと、この緩斜面部14aに連続して形成され、緩斜面部14aよりも急な傾斜角度で形成された急斜面部14bとからなり、それぞれの溝14の形成方向は、導光板12の側端面12aに平行となるように揃えられている。各溝14のピッチは140μm〜250μm程度とされている。
【0027】
光源13は、本実施形態では図2に示すように、アクリル系樹脂やポリカーボート系樹脂などからなる四角柱状の導光部13aと、この導光部13aの長手方向両端に配設されたLED(白色LED)発光素子13b,13bとから構成されている。
前記導光部13aの側面のうち、導光板12と反対側の面には、図示されていないが、凹凸溝が形成されたプリズム面が形成されており、発光素子13b,13bから導光部13a内に導入された光を先のプリズム面で反射させて、導光板12側へその伝搬方向を変え、導光板12の側端面12aに発光素子13b,13bからの光を照射できるようになっている。
【0028】
尚、光源13としては、本実施形態ではLEDからなる発光素子13bを備えたものを用いた構成としたが、この発光素子は冷陰極管や有機EL素子等を用いたものであってもよく、導光板12の側端面12aに光を均一に照射することができるものであればいずれのものでも好適に用いることができる。
【0029】
液晶表示パネル20には、図3に示すように1つのパネルからなる2つの表示素子2a、2bが設けられている。これらの表示素子のうち、第1表示素子2aは、液晶表示パネル20の一面側1dに表示面2cを有するものであり、第2表示素子2bは、液晶表示パネル20の他面側1gに表示面2dを有するものである。
また図1に示すように、第1表示素子2aの表示面2cは上部筐体1aの一面側1dに設けられた表示窓1eに対応する位置に設けられ、第2表示素子2bの表示面2dは上部筐体1aの他面側1gに設けられた表示窓1hに対応する位置に設けられている。
【0030】
図2及び図3に示すようにこの液晶表示パネル20は、液晶層23を挟持して対向するガラスなどからなる第1の基板(下側基板)21と、第2の基板(上側基板)22をシール材24で接合一体化した構成である。第1の基板21の液晶層23側の面には、有機膜28とこの有機膜28上に形成されて入射した光を反射させるための金属等の反射層29とからなる反射体25と、表示回路26が順に積層されている。反射層29は、有機膜28の一部を除いて形成されており、この反射層29の形成領域が第1表示素子2aの領域に対応し、反射層29の非形成領域が第2表示素子2bの領域に対応している。
また第2の基板22の液晶層23側の面には、表示回路27が形成されている。
このように、液晶表示パネル20のうち、第1表示素子2aは、フロントライト10から入射した照明光や、導光板12を透過して入射した外部光を表示面2c側に反射させる反射層29を備えた反射型液晶表示素子とされている。また、第2表示素子2bは、フロントライト10から入射した照明光を他面側1gに透過する透過型液晶表示素子とされている。
【0031】
表示回路26および27は、図示されていないが液晶層23を駆動するための透明導電膜等からなる電極層や液晶層23の配向を制御するための配向膜等を含むものである。また、場合によってはカラー表示を行うためのカラーフィルタなどを有する構成であってもよい。また、表示回路には、液晶パネルが単純マトリクス構造の場合はストライプ状の複数の電極と配線類が形成され、液晶パネルがアクティブマトリクス構造の場合は薄膜トランジスタ等の3端子型スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード等の2端子型スイッチング素子と、画素電極、配線類等の構成要素が形成されるが、いずれの構造を用いても良いのは勿論である。
【0032】
反射体25は、例えば、表面に凹凸形状が形成されたアクリル系樹脂等からなる有機膜28上に、アルミニウムや銀などの高反射率の金属膜からなる反射膜29をスパッタ法などにより形成して構成されている。あるいは、この反射膜29と有機膜28を覆うようにシリコーン系樹脂などからなる平坦化膜を形成してもよい。
この反射体25はカラーフィルタを含む構成としても良く、その場合には、前記反射膜29の直上にカラーフィルタを形成することが好ましい。このような構成とするならば、光の反射面にカラーフィルタを配置することができるので、色ずれや視差を低減して高品位のカラー表示が可能である。
【0033】
また図1に示すように、回路基板30には駆動回路30aが備えられている。この駆動回路30aは液晶表示パネル20の表示回路26,27に接続されており、第1,第2表示素子2a、2bを同時に駆動する。このように、回路基板30を各表示素子2a、2b毎に設ける必要がなく1つで済むので、表示装置2の小型化を図ることができる。
【0034】
次に本実施形態の表示装置2の照明方法について図3を参照して以下に説明する。
表示装置2を暗所で使用する場合には、図3に示すように光源13から照明光を照射する。照射光の一部16aは入射面12aから導光板12内部に入射され、導光板12の内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬する。そして、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル20側に反射され、出射面12bから第1表示素子2aに向けて出射される。第1表示素子2aには反射層29が設けられており、導光板12から出射した照明光はこの反射層29で反射されて表示面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。
【0035】
また、図3に示すように導光板12の内部を伝搬する照明光の別の一部16bは、先程と同様に光源13から照射されて導光板12の内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬し、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル20側に反射され、出射面12bから第2表示素子2bに向けて出射される。第2表示素子2aには反射層29が設けられていないため、導光板12から出射した照明光は液晶表示パネル20を透過して表示面1g側にいる観察者(使用者)U2まで到達する。
【0036】
次に表示装置2を明所で使用する場合には、図3に示すように主表示窓1eから導光板12を透過した外部光16cが第1表示素子2aに入射する。そして、第1表示素子2aに設けられた反射層29により外部光16cが反射されて表示面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。
【0037】
このように、本実施形態の携帯電話機1(携帯型情報端末機器)によれば、表示装置2の液晶表示パネル20に第1,第2表示素子2a、2bが設けられているので、2以上の表示素子を有するにもかかわらず、表示装置を構成する部品点数を少なくすることができる。これにより、表示装置の構造を簡素化するとともに、小型化することができる。
【0038】
また、第1表示素子2aに対向するフロントライト10が備えられ、このフロントライト10から第1表示素子2aに照明光を照射できるので、第1表示素子2aの輝度を向上できる。
またフロントライト10から第2表示素子に照明光を照射するので、このフロントライトを第2表示素子のバックライトとして用いることができ、第2表示素子2bの輝度をも向上できる。
【0039】
更に、第1表示素子2aが主表示窓1eに対応する位置に設けられ、第2表示素子2bが補助表示窓1hに対応する位置に設けられているので、主表示窓1eが隠れていた場合でも、もう一方の補助表示窓1hを視認できる場合があるので、携帯電話機1の各種情報を容易に把握することができる。
【0040】
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電話機の要部の断面図であり、図5は、図4に示す携帯電話機に内蔵された表示装置の断面模式図である。
尚、図4及び図5に示す構成要素のうち、図1〜図3により説明した第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】
図4に示す携帯電話機101の上部筐体1aの内部には、本発明に係る表示装置102が内蔵されている。図4及び図5に示すように、この表示装置102は、液晶表示パネル120(表示パネル)と、この液晶表示パネル120の一面側1dに配置されて液晶表示パネル120を照明するためのフロントライト10(照明手段)と、液晶表示パネル120の一面側1dに配置されて液晶表示パネル120を照明するための別の光源110(照明手段)と、回路基板30とから概略構成されている。
【0042】
フロントライト10は第1の実施形態と同様に、透明な導光板12と、棒状の光源13とから構成されている。
導光板12は、液晶表示パネル120の一面側1dに配置されて光源13から出射された照明光を液晶表示パネル120に照射するものであり、液晶表示パネル120の第1表示素子2aに対向する位置のみに形成されている点を除いて、第1の実施形態の導光板12と同じ構成のものである。
導光板12の側端面12a側には光源13が配設され、この側端面12aを介して光源13から照射された照明光が導光板12の内部に導入されるようになっている。そして導光板12の下面が出射面12bとされており、この出射面12bと反対側の上面は、導光板12の内部を伝搬する光の方向を変えるための反射面12cとされている。
出射面12bは、第1表示素子2aと対向配置されて第1表示素子2aを照明する照明光が出射される面である。
【0043】
また、液晶表示パネル120の一面側1dには、第2表示素子2bに対向配置された第2光源110(別の光源(照明手段))が備えられている。
この第2光源110は、フロントライト10の光源13と同様に、アクリル系樹脂やポリカーボート系樹脂などからなる四角柱状の導光部と、導光部の長手方向両端に配設されたLED(白色LED)発光素子とから構成され、発光素子から導光部内に導入された照明光を第2表示素子2b側へその伝搬方向を変え、第2表示素子2bに発光素子からの照明光を照射できるようになっている。
【0044】
尚、第2光源110としては、本実施形態ではLEDからなる発光素子の他に、冷陰極管や有機EL素子等を用いることができ、第2表示素子2bに光を均一に照射することができるものであればいずれのものでも好適に用いることができる。
【0045】
次に図5に示す液晶表示パネル120には、第1の実施形態と同様に、第1,第2表示素子102a、102bがそれぞれ設けられている。
液晶表示パネル120の第1の基板21の液晶層23側の面には、有機膜28とこの有機膜28上に形成されて入射した光を反射させるための金属等の多孔性反射層129とからなる反射体25と、表示回路26が順に積層されている。多孔性反射層129は有機膜28の全面に形成されており、多孔性反射層129の形成領域が第1、第2表示素子2a、2bの領域に対応している。また多孔性反射層129には多数の開口部129aが設けられており、特に第2表示素子2bにおいて、第2光源からの照明光をこの開口部129aを通じて透過できるようになっている。
【0046】
このように、液晶表示パネル120を構成する第1表示素子102aは、フロントライト10から入射した光を表示面2c側に反射させるための多孔性反射層129を備えた反射型液晶表示素子とされている。また、第2表示素子102bは、第2光源110からの照明光を他面側1gに透過させる開口部129aを有するとともに、他面側1gから入射した外部光を反射する多孔性反射層129を備えた半透過反射型液晶表示素子とされている。
【0047】
次に本実施形態の表示装置102の照明方法について図5を参照して以下に説明する。
表示装置102を暗所で使用する場合には、図5に示すように光源13から照明光116aを照射する。照明光116aは入射面12aから導光板12内部に入射され、導光板12の内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬する。そして、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル120側に反射され、出射面12bから第1表示素子102aに向けて出射される。第1表示素子102aには多孔性反射層129が設けられており、導光板12から出射した照明光116aはこの多孔性反射層129で反射されて表示面1c側の観察者(使用者)U1まで到達する。
【0048】
また、図5に示すように第2光源110から出射された照明光116bは、液晶表示パネル120の第2表示素子102bに向けて出射される。第2表示素子102bにも多孔性反射層129が設けられているが、照明光116bはこの多孔性反射層129の開口部129aを通過して表示面1g側の観察者(使用者)U2まで到達する。
【0049】
次に表示装置102を明所で使用する場合には、図5に示すように主表示窓1eから導光板12を透過した外部光116cが第1表示素子102aに入射する。そして、第1表示素子102aに設けられた多孔性反射層129により外部光116cが反射されて表示面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。
【0050】
このように、本実施形態の表示装置102によれば、第1表示素子2aに対向する導光板12が備えられているので、この導光板12を第1表示素子2aのフロントライトとして用いることができ、第1表示素子2aの輝度を向上できる。また上記の表示装置102によれば、第2表示素子2bに照明光を出射する第2光源110が備えられているので、この第2光源110を第2表示素子2bのバックライトとして用いることができ、第2表示素子2bの輝度を向上できる。更に、第2表示素子2bには、他面側1gからの入射光を反射し、一面側1dからの入射光を透過する多孔性反射層129を備えているので、第2表示素子2bの表示面2dの明度を向上できる。
【0051】
尚、本実施形態においては、液晶表示パネル102に代えて、第1の実施形態の液晶表示パネル2を用いることができる。即ち、第1の実施形態の液晶表示パネル2は、反射型液晶表示素子である第1表示素子2aと、透過型液晶表示素子である第2表示素子2bを具備しており、第1表示素子2aについては、本実施形態のフロントライト10からの照明光を反射層29により反射させることで輝度を向上でき、第2表示素子2bについては本実施形態のフロントライト10からの照明光を透過させることで輝度を向上できる。
【0052】
更に本実施形態においては、第2光源110を液晶表示パネル120の側端部に配置することにより、サイドエッジライトとして用いても良い。
【0053】
(第3の実施形態)
図6は本発明の第3の実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電話機の要部の断面図であり、図7は、図6に示す携帯電話機に内蔵された表示装置の断面模式図である。
尚、図6及び図7に示す構成要素のうち、図1〜図3により説明した第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0054】
図6に示す携帯電話機201の上部筐体1aの内部には、本発明に係る表示装置202が内蔵されている。図6及び図7に示すように、この表示装置202は、液晶表示パネル220(表示パネル)と、この液晶表示パネル220の一面側1dに配置されて液晶表示パネル220を照明するためのフロントライト10(照明手段)と、液晶表示パネル220に隣接する上部筐体1aの一面側1dに配設された半透光部210(採光手段)とから概略構成されている。
【0055】
フロントライト10は第2の実施形態のフロントライトとほぼ同じ構成のもので、導光板12と棒状の光源13とから構成されている。
また、半透光部210は、上部筐体1aの一部を半透光性の材料で置き換えたものであり、乳白不透明のアクリル樹脂や、透明樹脂、半透明樹脂等により形成されている。半透光部210は、図6に示すように少なくとも第2表示素子202bと対向する位置に設けることが好ましい。
半透光部210を設けることで、外部光をこの半透光部210から第2表示素子202bに照射することが可能になる。
【0056】
図7に示す液晶表示パネル220には、第1の実施形態と同様に、第1,第2表示素子202a、202bがそれぞれ設けられている。
液晶表示パネル220の第1の基板21の液晶層23側の面には、有機膜28及び多孔性反射層129からなる反射体25と、表示回路26が順に積層されている。多孔性反射層129は有機膜28の全面に形成されており、多孔性反射層129の形成領域が第1、第2表示素子202a、202bの領域に対応している。また多孔性反射層129には多数の開口部129aが設けられており、特に第2表示素子202bにおいて、半透光部210から入射した外部光をこの開口部129aを通じて透過できるようになっている。
【0057】
このように、液晶表示パネル220を構成する第1表示素子202aは、フロントライト10から入射した光を表示面2c側に反射させるための多孔性反射層129を備えた反射型液晶表示素子とされている。また、第2表示素子202bは、半透光部210から入射した外部光を他面側1gに透過させる開口部129aを有する多孔性反射層129を備えた半透過反射型液晶表示素子とされている。
【0058】
また、第1、第2表示素子202a、202bの境界付近の表示回路26には、遮光層221が形成されている。この遮光層221は、樹脂ブラック、Cr等の黒色金属膜等からなるブラックマトリックスまたはブラックストライプから構成されている。遮光層221を設けることで、第1、第2表示素子202a、202b間での光の漏れを防ぐことができ、これにより色にじみが少なくなって鮮明な表示が可能になる。
【0059】
本実施形態の表示装置202の照明方法について図7を参照して以下に説明する。
表示装置202を暗所で使用する場合には、図7に示すように光源13から照明光216aを照射する。照射光216aは入射面12aから導光板12内部に入射され、導光板12の内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬する。そして、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル220側に反射され、出射面12bから第1表示素子202aに向けて出射される。第1表示素子202aには多孔性反射層129が設けられており、導光板12から出射した照明光216aはこの多孔性反射層129で反射されて表示面1c側の観察者(使用者)U1まで到達する。
【0060】
次に表示装置202を明所で使用する場合には、図7に示すように主表示窓1eから導光板12を透過した外部光216cが第1表示素子202aに入射する。そして、第1表示素子202aに設けられた多孔性反射層129により外部光216cが反射されて表示面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。
また、図6及び図7に示すように、半透光部220を透過した外部光216bは、液晶表示パネル220の第2表示素子202bに照射される。第2表示素子202bにも多孔性反射層129が設けられているが、外部光216bはこの多孔性反射層129の開口部129aを通過して表示面1g側の観察者(使用者)U2まで到達する。
【0061】
本実施形態の表示装置202によれば、第1表示素子202aに対向する導光板12が備えられているので、この導光板12を第1表示素子202aのフロントライトとして用いることができ、第1表示素子202aの輝度を向上できる。
また上記の表示装置202によれば、半透光部220が設けられているので、外部光を第2表示素子202bのバックライトとして用いることができ、第2表示素子202bの輝度を向上できる。
【0062】
尚、本実施形態においては、液晶表示パネル202に代えて、第1の実施形態の液晶表示パネル2を用いることができる。即ち、第1の実施形態の液晶表示パネル2は、反射型液晶表示素子である第1表示素子2aと、透過型液晶表示素子である第2表示素子2bを具備しており、第1表示素子2aについては、本実施形態のフロントライト10からの照明光を反射層29により反射させることで輝度を向上でき、第2表示素子2bについては本実施形態の半透光部210からの外部光を透過させることで輝度を向上できる。
【0063】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば本発明の各実施形態では表示素子として液晶表示素子を用いたが、その他の表示素子を用いることが可能であり、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示素子等の自発光型の表示素子を用いることができる。この場合、照明手段を備えなくても良い。
また、第2,第3実施形態の液晶表示パネル120には多孔性反射層を用いているが、この多孔性反射層に代えて半透過性反射層を用いても良い。
また、第3の実施形態で用いた遮光層221を、第1、第2実施形態の液晶表示パネルに用いても良い。
【0064】
更に、第1の実施形態の液晶表示パネル2に代えて、第2、第3の実施形態の液晶表示パネル102,202を用いても良い。即ち、第2、3の実施形態の液晶表示パネル2は、半透過反射型液晶表示素子である第1、2表示素子102a、202a、102b、202bをそれぞれ具備しており、第1表示素子102a、202aについては、第1の実施形態のフロントライト10からの照明光を多孔性反射層129により反射させることで輝度を向上でき、第2表示素子102b、202bについては第1の実施形態のフロントライト10からの照明光を多孔性反射層129の開口部129aで透過させることで輝度を向上できる。
【0065】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の表示装置によれば、一の表示パネルの一面と他面の各々に表示面を有する表示素子が各々設けられているので、2以上の表示素子を有するにもかかわらず、表示装置を構成する部品点数を少なくすることができる。これにより、表示装置の構造を簡素化するとともに、小型化することができる。
【0066】
また、本発明の携帯型情報端末機器によれば、上記の表示装置を備えているので、表示装置に係る部品点数を減らして内部構造を簡素化することができ、更に携帯型情報端末機器の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である携帯電話機の要部の断面図。
【図2】 図1の携帯電話機に備えられた表示装置の斜視図。
【図3】 図2のA-A線に沿う断面図。
【図4】 本発明の第2の実施形態である携帯電話機の要部の断面図。
【図5】 図4の携帯電話機に備えられた表示装置の断面図。
【図6】 本発明の第3の実施形態である携帯電話機の要部の断面図。
【図7】 図6の携帯電話機に備えられた表示装置の断面図。
【図8】 従来の携帯電話機を操作面側から見た斜視図。
【図9】 従来の携帯電話機を外装面側から見た斜視図。
【符号の説明】
1、101、201 携帯型情報端末機器
1d 一面側
1g 他面側
1e 主表示窓(表示窓)
1h 補助表示窓(別の表示窓)
2、102、202 表示装置
2a 第1表示素子(表示素子)
2b 第2表示素子(表示素子)
2c、2d 表示面
10 フロントライト(照明手段)
12 導光板(照明手段)
12a 入射面
12b 出射面
13 光源(照明手段)
20、120,220 液晶表示パネル(表示パネル)
29 反射層
110 第2光源(別の光源)
129 多孔性反射層
129a 開口部
220 半透光部(採光手段)
221 遮光層

Claims (3)

  1. 一の表示パネルに複数の表示素子が設けられ、前記複数の表示素子は、前記表示パネルの一面側に表示する第1表示素子と、前記表示パネルの他面側に表示する第2表示素子とを少なくとも含み、
    前記第1表示素子は、前記一面側から入射した光を反射する反射層を備えた反射型液晶表示素子または前記一面側から入射した光を反射する多孔性反射層を備えた半透過反射型液晶表示素子であり、前記第2表示素子は、前記一面側から入射した光を透過する透過型液晶表示素子または前記一面側から入射した光を透過する複数の開口部を有する多孔性反射層を備えた半透過反射型液晶表示素子であり、
    前記第1、2表示素子へ一面側から光を入射させる照明手段が備えられ、
    前記照明手段は、少なくとも前記第1表示素子に対向配置させて、表示パネルの一面側に備えられ、導光板および光源からなり、前記導光板には、前記光源からの光を内部に導入するために端面に設けられた入射面と、内部に導入した前記光を前記表示パネルに出射させる出射面とが設けられ
    前記第1表示素子と前記第2表示素子の間に遮光層が備えられていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置を具備してなることを特徴とする携帯型情報端末機器。
  3. 筐体の一面側に前記第1表示素子に対応する表示窓が設けられ、前記筐体の他面側に前記第2表示素子に対応する別の表示窓が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報端末機器。
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