JP2003216073A - 表示装置及び携帯型情報端末機器 - Google Patents

表示装置及び携帯型情報端末機器

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JP2003216073A
JP2003216073A JP2002013161A JP2002013161A JP2003216073A JP 2003216073 A JP2003216073 A JP 2003216073A JP 2002013161 A JP2002013161 A JP 2002013161A JP 2002013161 A JP2002013161 A JP 2002013161A JP 2003216073 A JP2003216073 A JP 2003216073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主表示部と補助表示部を具備し、かつ、部品
点数が少なく、構造も簡素化され、小型化が可能な表示
装置及びこのような表示装置を備えた携帯型情報端末機
器を提供する。 【解決手段】 一の表示パネル20に複数の表示素子が
設けられ、前記複数の表示素子は、表示パネル20の一
面側1dに表示する第1表示素子2aと、表示パネル2
0の一面側1dまたは他面側1gに表示する第2表示素
子2bとを少なくとも含むことを特徴とする表示装置2
を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置及び携帯
型情報端末機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPDA、あるいは携
帯電話機能を有しかつより多くのメッセージを表示可能
な携帯端末等の携帯型情報端末機器が広く普及してい
る。これらの機器では、低消費電力化を図るべく、周囲
光を利用した反射型液晶表示装置や、明るいところでは
反射型としながらも暗所ではバックライト、フロントラ
イト等の照明を用いて表示する半透過反射型液晶表示装
置が多く採用されている。
【0003】また、携帯型情報端末機器のなかでも携帯
電話機は、通常、送信、受信情報等を表示する主表示部
が筐体の一面上に設けられているが、最近では前記の筐
体の反対側の面に補助表示部を設けたものが市販されて
いる。図7にはこの種の携帯電話の外観模式図を示す。
図7に示す携帯電話301は、上部筐体301aと下部
筐体301bとがヒンジ301cによって展開自在に連
結されており、上部筐体301aの操作面301d側に
主表示部301eが設けられ、外装面側301gには補
助表示部301hが設けられている。また下部筐体30
2bの操作面301jには、ダイヤル操作等を行うため
の入力キーボード301kが設けられている。この携帯
電話機301によれば、ヒンジ301cにより各筐体3
01a、301bを収納状態に折り曲げた場合でも、補
助表示部301hが上部筐体301aの外装側に位置す
るため、各筐体301a、301bを展開させることな
く携帯電話機301の各種情報を確認できるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯電
話機301では、主表示部301e及び補助表示部30
1hを構成する表示装置がそれぞれ別個に備えられ、更
に各表示装置を駆動するための駆動回路も別個に備えら
れているため、部品点数が多くなり、内部構造が複雑に
なるという問題があった。また、小型化が図れないとい
う問題もあった。
【0005】特に、主表示部をカラー表示させる場合
は、表示の明度確保のためにフロントライト等による照
明が不可欠であり、また補助表示部についてもモノクロ
表示とカラー表示とに関わらず何らかの照明を設けるこ
とが望ましく、このため部品点数が更に増加するといっ
た問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、主表示部と補助表示部を具備し、かつ、部品
点数が少なく、構造も簡素化され、小型化が可能な表示
装置及びこのような表示装置を備えた携帯型情報端末機
器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。
【0008】本発明の表示装置は、一の表示パネルに複
数の表示素子が設けられ、前記複数の表示素子は、前記
表示パネルの一面側に表示する第1表示素子と、前記表
示パネルの一面側または他面側に表示する第2表示素子
とを少なくとも含むことを特徴とする。係る表示装置に
よれば、一の表示パネルに複数の表示素子が設けられて
おり、表示装置を構成する部品点数を少なくすることが
できる。これにより、表示装置の構造を簡素化するとと
もに、小型化することができる。
【0009】また本発明の表示装置では、前記表示素子
が液晶表示素子であることが好ましい。
【0010】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記表示パネルに照明手段が備えられてい
ることを特徴とする。係る表示装置によれば、照明手段
により表示パネルを照明することができるので、各表示
素子の輝度を向上できる。
【0011】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記表示パネルの一面側に、少なくとも前
記第1表示素子に対向配置させた導光板及び光源からな
る前記の照明手段が備えられ、前記導光板には、前記光
源からの光を内部に導入するために端面に設けられた入
射面と、内部に導入した前記光を前記表示パネルに出射
させる出射面とが設けられていることを特徴とする。係
る表示装置によれば、第1表示素子に少なくとも対向す
る導光板が備えられているので、照明手段を第1表示素
子のフロントライトとして用いることができ、第1表示
素子の輝度を向上できる。また、導光板を第2表示素子
にも対向配置させた場合は、照明手段を第2表示素子の
バックライトとして用いることができ、第2表示素子の
輝度も向上できる。
【0012】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記照明手段として、前記第2表示素子に
隣接して該第2表示素子に光を出射する別の光源が備え
られていることを特徴とする。係る表示装置によれば、
第2表示素子に光を出射する別の光源が備えられている
ので、この別の光源を第2表示素子のバックライトとし
て用いることができ、第2表示素子の輝度を向上でき
る。
【0013】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記第2表示素子の一面側または他面側に
採光手段が備えられていることを特徴とする。係る表示
装置によれば、前記第2表示素子の一面側に採光手段が
備えられているので、この採光手段により採光された外
部からの光を第2表示素子のバックライトの光源として
用いることができ、第2表示素子の輝度を向上できる。
【0014】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記第1表示素子は、前記一面側から入射
した光を反射する反射層を備えた反射型液晶表示素子で
あることを特徴とする。また本発明の表示装置は、先に
記載の表示装置であり、前記第1表示素子は、前記一面
側から入射した光を反射する多孔性反射層を備えた半透
過反射型液晶表示素子であることを特徴とする。
【0015】係る表示装置によれば、前記一面側からの
入射光を反射する反射層または多孔性反射層が備えられ
ているので、第1表示素子の輝度を向上できる。尚、表
示装置を明所で使用する場合には、外部光を前記一面側
から入射させることで第1表示素子の輝度を向上でき、
表示装置を暗所で使用する場合には、照明手段からの照
明光を前記一面側から入射させることで第1表示素子の
輝度を向上できる。
【0016】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記第2表示素子は、前記一面側から入射
した光を透過する複数の開口部を有する多孔性反射層を
備えた半透過反射型液晶表示素子であることを特徴とす
る。係る表示装置によれば、一面側から入射した照明光
を透過する多孔性反射層を備えているので、第2表示素
子の輝度を向上できる。
【0017】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記第2表示素子は、前記一面側から入射
した光を透過する透過型液晶表示素子であることを特徴
とする。係る表示装置によれば、前記第2表示素子が透
過型液晶表示素子なので、照明手段からの照明光を前記
一面側から透過させることができ、前記第2表示素子の
輝度を向上できる。
【0018】また本発明の表示装置は、先に記載の表示
装置であり、前記第1表示素子と前記第2表示素子の間
に遮光層が備えられていることを特徴とする。係る表示
装置によれば、遮光層によって第1、第2表示素子相互
の光漏れを防ぐことができ、これにより色にじみが少な
くなって鮮明な表示を得ることができる。
【0019】次に本発明の携帯型情報端末機器は、先の
いずれかに記載の表示装置を具備してなることを特徴と
する。係る携帯型情報端末機器によれば、上記のいずれ
かに記載の表示装置を備えているので、表示装置に係る
部品点数を減らして内部構造を簡素化することができ、
更に携帯型情報端末機器の小型化を図ることができる。
【0020】また本発明の携帯型情報端末機器は、先に
記載の携帯型情報端末機器であり、筐体の一面側に前記
第1表示素子に対応する表示窓が設けられ、前記筐体の
一面側または他面側に前記第2表示素子に対応する別の
表示窓が設けられていることを特徴とする係る携帯型情
報端末機器によれば、筐体に各表示素子に対応する表示
窓がそれぞれ設けられているので、筐体の一方の表示窓
が隠れていた場合でも、他方の表示窓を視認できる場合
があるので、携帯型情報端末機器の各種情報を容易に把
握することができる。
【0021】また本発明の携帯型情報端末機器は、先に
記載の携帯型情報端末機器であり、前記採光手段が、前
記第2表示素子に隣接する筐体の一部に設けられた透光
部であることを特徴とする。係る携帯型情報端末機器に
よれば、表示装置の採光手段が筐体の一部に設けられた
透光部より構成されているので、第2表示素子の照明手
段を別個に設ける必要がなく、携帯型情報端末機器の小
型化を更に図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限
定されるものではない。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電
話機の要部の断面図であり、図2は、図1に示す携帯電
話機に内蔵された表示装置の斜視図であり、図3は図2
のA−A線に沿う断面模式図である。図1に示す携帯電
話機1は、上部筐体1aと下部筐体1bとがヒンジ1c
によって展開自在に連結されており、上部筐体1aの操
作面側1d(一面側)に主表示窓1e(表示窓)が設け
られ、外装面側1g(他面側)には補助表示窓1hが設
けられている。主表示窓1e及び補助表示窓1hにはそ
れぞれ、透明の保護カバー1f、1iが備えられてい
る。上部筐体1aの内部には本発明に係る表示装置2が
内蔵されている。図1〜図3に示すように、この表示装
置1は、液晶表示パネル20(表示パネル)と、この液
晶表示パネル20の一面側1dに配置されて液晶表示パ
ネル20を照明するためのフロントライト10(照明手
段)と回路基板30とから概略構成されている。
【0024】図2及び図3に示すように、フロントライ
ト10は透明な導光板12と、棒状の光源13とから構
成されており、本実施形態において光源13は、導光板
12に光を導入するために導光板12の一側の側端面1
2a側に配設されている。導光板12は、液晶表示パネ
ル20の一面側1dに配置されて光源13から出射され
た光を液晶表示パネル20に照射するものであり、平板
状の透明なアクリル樹脂などの透明体から構成されてい
る。本実施形態では図2及び図3に示すように、導光板
12の側端面12a側(図3では導光板12の板面方向
を左右方向とすると左側端面側)に光源13が配設され
ており、この側端面12aを介して光源13から出射さ
れた照明光が導光板12の内部に導入されるようになっ
ている。この導光板12の下面(液晶表示パネル20側
の底面)は、液晶表示パネル20を照明する光が出射さ
れる出射面12bとされており、この出射面12bと反
対側の上面(導光板12の外表面)は、導光板12の内
部を伝搬する照明光の方向を変えるための反射面12c
とされている。また、この形態の導光板12において側
端面12a側(図3の左側)と反対側の端面(右側端
面)が側端面12dとされている。
【0025】導光板12を構成する材料としてはアクリ
ル系樹脂のほか、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ樹
脂などの透明な樹脂材料や、ガラスなどを用いることが
できる。また、具体的な例を挙げるならば、特に限定さ
れるものではないが、アートン(商品名:JSR社製)
や、ゼオノア(商品名:日本ゼオン社製)などを好適な
ものとして挙げることができる。
【0026】この導光板12の出射面12bは、液晶表
示パネル20と対向して配置されて液晶表示パネル20
を照明するための光が出射される面であり、例えば表面
粗さ(Ra)が10nm以下程度の平滑な面とされてい
る。一方、導光板12の上面側、即ち反射面12c側に
は、導光板12の内部を伝搬する光を反射させて伝搬方
向を変えるために、くさび状の溝14が、所定のピッチ
でストライプ状に複数形成されている。これらの溝14
は、出射面12bに対して傾斜して形成された緩斜面部
14aと、この緩斜面部14aに連続して形成され、緩
斜面部14aよりも急な傾斜角度で形成された急斜面部
14bとからなり、それぞれの溝14の形成方向は、導
光板12の側端面12aに平行となるように揃えられて
いる。各溝14のピッチは140μm〜250μm程度
とされている。
【0027】光源13は、本実施形態では図2に示すよ
うに、アクリル系樹脂やポリカーボート系樹脂などから
なる四角柱状の導光部13aと、この導光部13aの長
手方向両端に配設されたLED(白色LED)発光素子
13b,13bとから構成されている。前記導光部13
aの側面のうち、導光板12と反対側の面には、図示さ
れていないが、凹凸溝が形成されたプリズム面が形成さ
れており、発光素子13b,13bから導光部13a内
に導入された光を先のプリズム面で反射させて、導光板
12側へその伝搬方向を変え、導光板12の側端面12
aに発光素子13b,13bからの光を照射できるよう
になっている。
【0028】尚、光源13としては、本実施形態ではL
EDからなる発光素子13bを備えたものを用いた構成
としたが、この発光素子は冷陰極管や有機EL素子等を
用いたものであってもよく、導光板12の側端面12a
に光を均一に照射することができるものであればいずれ
のものでも好適に用いることができる。
【0029】液晶表示パネル20には、図3に示すよう
に1つのパネルからなる2つの表示素子2a、2bが設
けられている。これらの表示素子のうち、第1表示素子
2aは、液晶表示パネル20の一面側1dに表示面2c
を有するものであり、第2表示素子2bは、液晶表示パ
ネル20の他面側1gに表示面2dを有するものであ
る。また図1に示すように、第1表示素子2aの表示面
2cは上部筐体1aの一面側1dに設けられた表示窓1
eに対応する位置に設けられ、第2表示素子2bの表示
面2dは上部筐体1aの他面側1gに設けられた表示窓
1hに対応する位置に設けられている。
【0030】図2及び図3に示すようにこの液晶表示パ
ネル20は、液晶層23を挟持して対向するガラスなど
からなる第1の基板(下側基板)21と、第2の基板
(上側基板)22をシール材24で接合一体化した構成
である。第1の基板21の液晶層23側の面には、有機
膜28とこの有機膜28上に形成されて入射した光を反
射させるための金属等の反射層29とからなる反射体2
5と、表示回路26が順に積層されている。反射層29
は、有機膜28の一部を除いて形成されており、この反
射層29の形成領域が第1表示素子2aの領域に対応
し、反射層29の非形成領域が第2表示素子2bの領域
に対応している。また第2の基板22の液晶層23側の
面には、表示回路27が形成されている。このように、
液晶表示パネル20のうち、第1表示素子2aは、フロ
ントライト10から入射した照明光や、導光板12を透
過して入射した外部光を表示面2c側に反射させる反射
層29を備えた反射型液晶表示素子とされている。ま
た、第2表示素子2bは、フロントライト10から入射
した照明光を他面側1gに透過する透過型液晶表示素子
とされている。
【0031】表示回路26および27は、図示されてい
ないが液晶層23を駆動するための透明導電膜等からな
る電極層や液晶層23の配向を制御するための配向膜等
を含むものである。また、場合によってはカラー表示を
行うためのカラーフィルタなどを有する構成であっても
よい。また、表示回路には、液晶パネルが単純マトリク
ス構造の場合はストライプ状の複数の電極と配線類が形
成され、液晶パネルがアクティブマトリクス構造の場合
は薄膜トランジスタ等の3端子型スイッチング素子ある
いは薄膜ダイオード等の2端子型スイッチング素子と、
画素電極、配線類等の構成要素が形成されるが、いずれ
の構造を用いても良いのは勿論である。
【0032】反射体25は、例えば、表面に凹凸形状が
形成されたアクリル系樹脂等からなる有機膜28上に、
アルミニウムや銀などの高反射率の金属膜からなる反射
膜29をスパッタ法などにより形成して構成されてい
る。あるいは、この反射膜29と有機膜28を覆うよう
にシリコーン系樹脂などからなる平坦化膜を形成しても
よい。この反射体25はカラーフィルタを含む構成とし
ても良く、その場合には、前記反射膜29の直上にカラ
ーフィルタを形成することが好ましい。このような構成
とするならば、光の反射面にカラーフィルタを配置する
ことができるので、色ずれや視差を低減して高品位のカ
ラー表示が可能である。
【0033】また図1に示すように、回路基板30には
駆動回路30aが備えられている。この駆動回路30a
は液晶表示パネル20の表示回路26,27に接続され
ており、第1,第2表示素子2a、2bを同時に駆動す
る。このように、回路基板30を各表示素子2a、2b
毎に設ける必要がなく1つで済むので、表示装置2の小
型化を図ることができる。
【0034】次に本実施形態の表示装置2の照明方法に
ついて図3を参照して以下に説明する。表示装置2を暗
所で使用する場合には、図3に示すように光源13から
照明光を照射する。照射光の一部16aは入射面12a
から導光板12内部に入射され、導光板12の内面で反
射されながら導光板12の内部を伝搬する。そして、伝
搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル20側に
反射され、出射面12bから第1表示素子2aに向けて
出射される。第1表示素子2aには反射層29が設けら
れており、導光板12から出射した照明光はこの反射層
29で反射されて表示面1c側にいる観察者(使用者)
U1まで到達する。
【0035】また、図3に示すように導光板12の内部
を伝搬する照明光の別の一部16bは、先程と同様に光
源13から照射されて導光板12の内面で反射されなが
ら導光板12の内部を伝搬し、伝搬の途中で反射面12
cにより液晶表示パネル20側に反射され、出射面12
bから第2表示素子2bに向けて出射される。第2表示
素子2aには反射層29が設けられていないため、導光
板12から出射した照明光は液晶表示パネル20を透過
して表示面1g側にいる観察者(使用者)U2まで到達
する。
【0036】次に表示装置2を明所で使用する場合に
は、図3に示すように主表示窓1eから導光板12を透
過した外部光16cが第1表示素子2aに入射する。そ
して、第1表示素子2aに設けられた反射層29により
外部光16cが反射されて表示面1c側にいる観察者
(使用者)U1まで到達する。
【0037】このように、本実施形態の携帯電話機1
(携帯型情報端末機器)によれば、表示装置2の液晶表
示パネル20に第1,第2表示素子2a、2bが設けら
れているので、2以上の表示素子を有するにもかかわら
ず、表示装置を構成する部品点数を少なくすることがで
きる。これにより、表示装置の構造を簡素化するととも
に、小型化することができる。
【0038】また、第1表示素子2aに対向するフロン
トライト10が備えられ、このフロントライト10から
第1表示素子2aに照明光を照射できるので、第1表示
素子2aの輝度を向上できる。またフロントライト10
から第2表示素子に照明光を照射するので、このフロン
トライトを第2表示素子のバックライトとして用いるこ
とができ、第2表示素子2bの輝度をも向上できる。
【0039】更に、第1表示素子2aが主表示窓1eに
対応する位置に設けられ、第2表示素子2bが補助表示
窓1hに対応する位置に設けられているので、主表示窓
1eが隠れていた場合でも、もう一方の補助表示窓1h
を視認できる場合があるので、携帯電話機1の各種情報
を容易に把握することができる。
【0040】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電
話機の要部の断面図であり、図5は、図4に示す携帯電
話機に内蔵された表示装置の断面模式図である。尚、図
4及び図5に示す構成要素のうち、図1〜図3により説
明した第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】図4に示す携帯電話機101の上部筐体1
aの内部には、本発明に係る表示装置102が内蔵され
ている。図4及び図5に示すように、この表示装置10
2は、液晶表示パネル120(表示パネル)と、この液
晶表示パネル120の一面側1dに配置されて液晶表示
パネル120を照明するためのフロントライト10(照
明手段)と、液晶表示パネル120の一面側1dに配置
されて液晶表示パネル120を照明するための別の光源
110(照明手段)と、回路基板30とから概略構成さ
れている。
【0042】フロントライト10は第1の実施形態と同
様に、透明な導光板12と、棒状の光源13とから構成
されている。導光板12は、液晶表示パネル120の一
面側1dに配置されて光源13から出射された照明光を
液晶表示パネル120に照射するものであり、液晶表示
パネル120の第1表示素子2aに対向する位置のみに
形成されている点を除いて、第1の実施形態の導光板1
2と同じ構成のものである。導光板12の側端面12a
側には光源13が配設され、この側端面12aを介して
光源13から照射された照明光が導光板12の内部に導
入されるようになっている。そして導光板12の下面が
出射面12bとされており、この出射面12bと反対側
の上面は、導光板12の内部を伝搬する光の方向を変え
るための反射面12cとされている。出射面12bは、
第1表示素子2aと対向配置されて第1表示素子2aを
照明する照明光が出射される面である。
【0043】また、液晶表示パネル120の一面側1d
には、第2表示素子2bに対向配置された第2光源11
0(別の光源(照明手段))が備えられている。この第
2光源110は、フロントライト10の光源13と同様
に、アクリル系樹脂やポリカーボート系樹脂などからな
る四角柱状の導光部と、導光部の長手方向両端に配設さ
れたLED(白色LED)発光素子とから構成され、発
光素子から導光部内に導入された照明光を第2表示素子
2b側へその伝搬方向を変え、第2表示素子2bに発光
素子からの照明光を照射できるようになっている。
【0044】尚、第2光源110としては、本実施形態
ではLEDからなる発光素子の他に、冷陰極管や有機E
L素子等を用いることができ、第2表示素子2bに光を
均一に照射することができるものであればいずれのもの
でも好適に用いることができる。
【0045】次に図5に示す液晶表示パネル120に
は、第1の実施形態と同様に、第1,第2表示素子10
2a、102bがそれぞれ設けられている。液晶表示パ
ネル120の第1の基板21の液晶層23側の面には、
有機膜28とこの有機膜28上に形成されて入射した光
を反射させるための金属等の多孔性反射層129とから
なる反射体25と、表示回路26が順に積層されてい
る。多孔性反射層129は有機膜28の全面に形成され
ており、多孔性反射層129の形成領域が第1、第2表
示素子2a、2bの領域に対応している。また多孔性反
射層129には多数の開口部129aが設けられてお
り、特に第2表示素子2bにおいて、第2光源からの照
明光をこの開口部129aを通じて透過できるようにな
っている。
【0046】このように、液晶表示パネル120を構成
する第1表示素子102aは、フロントライト10から
入射した光を表示面2c側に反射させるための多孔性反
射層129を備えた反射型液晶表示素子とされている。
また、第2表示素子102bは、第2光源110からの
照明光を他面側1gに透過させる開口部129aを有す
るとともに、他面側1gから入射した外部光を反射する
多孔性反射層129を備えた半透過反射型液晶表示素子
とされている。
【0047】次に本実施形態の表示装置102の照明方
法について図5を参照して以下に説明する。表示装置1
02を暗所で使用する場合には、図5に示すように光源
13から照明光116aを照射する。照明光116aは
入射面12aから導光板12内部に入射され、導光板1
2の内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬す
る。そして、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示
パネル120側に反射され、出射面12bから第1表示
素子102aに向けて出射される。第1表示素子102
aには多孔性反射層129が設けられており、導光板1
2から出射した照明光116aはこの多孔性反射層12
9で反射されて表示面1c側の観察者(使用者)U1ま
で到達する。
【0048】また、図5に示すように第2光源110か
ら出射された照明光116bは、液晶表示パネル120
の第2表示素子102bに向けて出射される。第2表示
素子102bにも多孔性反射層129が設けられている
が、照明光116bはこの多孔性反射層129の開口部
129aを通過して表示面1g側の観察者(使用者)U
2まで到達する。
【0049】次に表示装置102を明所で使用する場合
には、図5に示すように主表示窓1eから導光板12を
透過した外部光116cが第1表示素子102aに入射
する。そして、第1表示素子102aに設けられた多孔
性反射層129により外部光116cが反射されて表示
面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。
【0050】このように、本実施形態の表示装置102
によれば、第1表示素子2aに対向する導光板12が備
えられているので、この導光板12を第1表示素子2a
のフロントライトとして用いることができ、第1表示素
子2aの輝度を向上できる。また上記の表示装置102
によれば、第2表示素子2bに照明光を出射する第2光
源110が備えられているので、この第2光源110を
第2表示素子2bのバックライトとして用いることがで
き、第2表示素子2bの輝度を向上できる。更に、第2
表示素子2bには、他面側1gからの入射光を反射し、
一面側1dからの入射光を透過する多孔性反射層129
を備えているので、第2表示素子2bの表示面2dの明
度を向上できる。
【0051】尚、本実施形態においては、液晶表示パネ
ル102に代えて、第1の実施形態の液晶表示パネル2
を用いることができる。即ち、第1の実施形態の液晶表
示パネル2は、反射型液晶表示素子である第1表示素子
2aと、透過型液晶表示素子である第2表示素子2bを
具備しており、第1表示素子2aについては、本実施形
態のフロントライト10からの照明光を反射層29によ
り反射させることで輝度を向上でき、第2表示素子2b
については本実施形態のフロントライト10からの照明
光を透過させることで輝度を向上できる。
【0052】更に本実施形態においては、第2光源11
0を液晶表示パネル120の側端部に配置することによ
り、サイドエッジライトとして用いても良い。
【0053】(第3の実施形態)図6は本発明の第3の
実施形態である携帯型情報端末機器の一例である携帯電
話機の要部の断面図であり、図7は、図6に示す携帯電
話機に内蔵された表示装置の断面模式図である。尚、図
6及び図7に示す構成要素のうち、図1〜図3により説
明した第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0054】図6に示す携帯電話機201の上部筐体1
aの内部には、本発明に係る表示装置202が内蔵され
ている。図6及び図7に示すように、この表示装置20
2は、液晶表示パネル220(表示パネル)と、この液
晶表示パネル220の一面側1dに配置されて液晶表示
パネル220を照明するためのフロントライト10(照
明手段)と、液晶表示パネル220に隣接する上部筐体
1aの一面側1dに配設された半透光部210(採光手
段)とから概略構成されている。
【0055】フロントライト10は第2の実施形態のフ
ロントライトとほぼ同じ構成のもので、導光板12と棒
状の光源13とから構成されている。また、半透光部2
10は、上部筐体1aの一部を半透光性の材料で置き換
えたものであり、乳白不透明のアクリル樹脂や、透明樹
脂、半透明樹脂等により形成されている。半透光部21
0は、図6に示すように少なくとも第2表示素子202
bと対向する位置に設けることが好ましい。半透光部2
10を設けることで、外部光をこの半透光部210から
第2表示素子202bに照射することが可能になる。
【0056】図7に示す液晶表示パネル220には、第
1の実施形態と同様に、第1,第2表示素子202a、
202bがそれぞれ設けられている。液晶表示パネル2
20の第1の基板21の液晶層23側の面には、有機膜
28及び多孔性反射層129からなる反射体25と、表
示回路26が順に積層されている。多孔性反射層129
は有機膜28の全面に形成されており、多孔性反射層1
29の形成領域が第1、第2表示素子202a、202
bの領域に対応している。また多孔性反射層129には
多数の開口部129aが設けられており、特に第2表示
素子202bにおいて、半透光部210から入射した外
部光をこの開口部129aを通じて透過できるようにな
っている。
【0057】このように、液晶表示パネル220を構成
する第1表示素子202aは、フロントライト10から
入射した光を表示面2c側に反射させるための多孔性反
射層129を備えた反射型液晶表示素子とされている。
また、第2表示素子202bは、半透光部210から入
射した外部光を他面側1gに透過させる開口部129a
を有する多孔性反射層129を備えた半透過反射型液晶
表示素子とされている。
【0058】また、第1、第2表示素子202a、20
2bの境界付近の表示回路26には、遮光層221が形
成されている。この遮光層221は、樹脂ブラック、C
r等の黒色金属膜等からなるブラックマトリックスまた
はブラックストライプから構成されている。遮光層22
1を設けることで、第1、第2表示素子202a、20
2b間での光の漏れを防ぐことができ、これにより色に
じみが少なくなって鮮明な表示が可能になる。
【0059】本実施形態の表示装置202の照明方法に
ついて図7を参照して以下に説明する。表示装置202
を暗所で使用する場合には、図7に示すように光源13
から照明光216aを照射する。照射光216aは入射
面12aから導光板12内部に入射され、導光板12の
内面で反射されながら導光板12の内部を伝搬する。そ
して、伝搬の途中で反射面12cにより液晶表示パネル
220側に反射され、出射面12bから第1表示素子2
02aに向けて出射される。第1表示素子202aには
多孔性反射層129が設けられており、導光板12から
出射した照明光216aはこの多孔性反射層129で反
射されて表示面1c側の観察者(使用者)U1まで到達
する。
【0060】次に表示装置202を明所で使用する場合
には、図7に示すように主表示窓1eから導光板12を
透過した外部光216cが第1表示素子202aに入射
する。そして、第1表示素子202aに設けられた多孔
性反射層129により外部光216cが反射されて表示
面1c側にいる観察者(使用者)U1まで到達する。ま
た、図6及び図7に示すように、半透光部220を透過
した外部光216bは、液晶表示パネル220の第2表
示素子202bに照射される。第2表示素子202bに
も多孔性反射層129が設けられているが、外部光21
6bはこの多孔性反射層129の開口部129aを通過
して表示面1g側の観察者(使用者)U2まで到達す
る。
【0061】本実施形態の表示装置202によれば、第
1表示素子202aに対向する導光板12が備えられて
いるので、この導光板12を第1表示素子202aのフ
ロントライトとして用いることができ、第1表示素子2
02aの輝度を向上できる。また上記の表示装置202
によれば、半透光部220が設けられているので、外部
光を第2表示素子202bのバックライトとして用いる
ことができ、第2表示素子202bの輝度を向上でき
る。
【0062】尚、本実施形態においては、液晶表示パネ
ル202に代えて、第1の実施形態の液晶表示パネル2
を用いることができる。即ち、第1の実施形態の液晶表
示パネル2は、反射型液晶表示素子である第1表示素子
2aと、透過型液晶表示素子である第2表示素子2bを
具備しており、第1表示素子2aについては、本実施形
態のフロントライト10からの照明光を反射層29によ
り反射させることで輝度を向上でき、第2表示素子2b
については本実施形態の半透光部210からの外部光を
透過させることで輝度を向上できる。
【0063】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば本発明の各実施形態では表示素子として液晶表示素
子を用いたが、その他の表示素子を用いることが可能で
あり、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示素子等
の自発光型の表示素子を用いることができる。この場
合、照明手段を備えなくても良い。また、第2,第3実
施形態の液晶表示パネル120には多孔性反射層を用い
ているが、この多孔性反射層に代えて半透過性反射層を
用いても良い。また、第3の実施形態で用いた遮光層2
21を、第1、第2実施形態の液晶表示パネルに用いて
も良い。
【0064】更に、第1の実施形態の液晶表示パネル2
に代えて、第2、第3の実施形態の液晶表示パネル10
2,202を用いても良い。即ち、第2、3の実施形態
の液晶表示パネル2は、半透過反射型液晶表示素子であ
る第1、2表示素子102a、202a、102b、2
02bをそれぞれ具備しており、第1表示素子102
a、202aについては、第1の実施形態のフロントラ
イト10からの照明光を多孔性反射層129により反射
させることで輝度を向上でき、第2表示素子102b、
202bについては第1の実施形態のフロントライト1
0からの照明光を多孔性反射層129の開口部129a
で透過させることで輝度を向上できる。
【0065】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
表示装置によれば、一の表示パネルの一面と他面の各々
に表示面を有する表示素子が各々設けられているので、
2以上の表示素子を有するにもかかわらず、表示装置を
構成する部品点数を少なくすることができる。これによ
り、表示装置の構造を簡素化するとともに、小型化する
ことができる。
【0066】また、本発明の携帯型情報端末機器によれ
ば、上記の表示装置を備えているので、表示装置に係る
部品点数を減らして内部構造を簡素化することができ、
更に携帯型情報端末機器の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である携帯電話機
の要部の断面図。
【図2】 図1の携帯電話機に備えられた表示装置の
斜視図。
【図3】 図2のA-A線に沿う断面図。
【図4】 本発明の第2の実施形態である携帯電話機
の要部の断面図。
【図5】 図4の携帯電話機に備えられた表示装置の
断面図。
【図6】 本発明の第3の実施形態である携帯電話機
の要部の断面図。
【図7】 図6の携帯電話機に備えられた表示装置の
断面図。
【図8】 従来の携帯電話機を操作面側から見た斜視
図。
【図9】 従来の携帯電話機を外装面側から見た斜視
図。
【符号の説明】
1、101、201 携帯型情報端末機器 1d 一面側 1g 他面側 1e 主表示窓(表示窓) 1h 補助表示窓(別の表示窓) 2、102、202 表示装置 2a 第1表示素子(表示素子) 2b 第2表示素子(表示素子) 2c、2d 表示面 10 フロントライト(照明手段) 12 導光板(照明手段) 12a 入射面 12b 出射面 13 光源(照明手段) 20、120,220 液晶表示パネル(表示パネル) 29 反射層 110 第2光源(別の光源) 129 多孔性反射層 129a 開口部 220 半透光部(採光手段) 221 遮光層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 336 G09F 9/00 336B 5K067 336J 9/35 9/35 H04M 1/02 H04M 1/02 C H04Q 7/32 H04B 7/26 V Fターム(参考) 2H089 HA40 QA11 TA17 TA18 TA20 2H091 FA14Z FA23X FA23Z FA42X FA42Z FA44X FA44Z LA11 5C094 AA15 AA22 AA43 AA44 AA48 AA56 BA43 DA01 DA08 DA12 DB02 DB05 EA04 EA05 EA06 EB02 FA01 FA02 HA10 5G435 AA18 BB12 BB15 BB16 EE02 EE17 EE22 EE27 EE36 FF04 FF08 LL07 5K023 AA07 BB04 HH07 5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD51 EE02 FF02 FF23 FF24 KK17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の表示パネルに複数の表示素子が設
    けられ、前記複数の表示素子は、前記表示パネルの一面
    側に表示する第1表示素子と、前記表示パネルの一面側
    または他面側に表示する第2表示素子とを少なくとも含
    むことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示素子が液晶表示素子であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示パネルに照明手段が備えられ
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示パネルの一面側に、少なくと
    も前記第1表示素子に対向配置させた導光板及び光源か
    らなる前記の照明手段が備えられ、前記導光板には、前
    記光源からの光を内部に導入するために端面に設けられ
    た入射面と、内部に導入した前記光を前記表示パネルに
    出射させる出射面とが設けられていることを特徴とする
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段として、前記第2表示素
    子に隣接して該第2表示素子に光を出射する別の光源が
    備えられていることを特徴とする請求項3または請求項
    4に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第2表示素子の一面側または他面
    側に採光手段が備えられていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第1表示素子は、前記一面側から
    入射した光を反射する反射層を備えた反射型液晶表示素
    子であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のい
    ずれかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第1表示素子は、前記一面側から
    入射した光を反射する多孔性反射層を備えた半透過反射
    型液晶表示素子であることを特徴とする請求項1ないし
    請求項6のいずれかに記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第2表示素子は、前記一面側から
    入射した光を透過する複数の開口部を有する多孔性反射
    層を備えた半透過反射型液晶表示素子であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の表示
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第2表示素子は、前記一面側か
    ら入射した光を透過する透過型液晶表示素子であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第1表示素子と前記第2表示素
    子の間に遮光層が備えられていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれ
    かに記載の表示装置を具備してなることを特徴とする携
    帯型情報端末機器。
  13. 【請求項13】 筐体の一面側に前記第1表示素子に
    対応する表示窓が設けられ、前記筐体の一面側または他
    面側に前記第2表示素子に対応する別の表示窓が設けら
    れていることを特徴とする請求項12に記載の携帯型情
    報端末機器。
  14. 【請求項14】 前記採光手段が、前記第2表示素子
    に隣接する筐体の一部に設けられた透光部であることを
    特徴とする請求項12または請求項13に記載の携帯型
    情報端末機器。
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