JP3979154B2 - 排紙ユニット及び記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排紙フレームを備えた排紙ユニット及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、駆動ローラ及び従動ローラを有する用紙搬送手段と、搬送される用紙に文字、画像を含む情報を記録する記録手段とを備え、本体フレームに対し開閉自在であり、駆動ローラに対向する従動ローラを保持し、閉じたときには駆動ローラから反発しないようにばね部材によって保持される排紙フレームを備えた記録装置が知られている。この種の従来の記録装置では、リボン交換時や紙ジャム発生時に、上記排紙フレームが、支点回りに旋回して開かれて、リボン交換、又は紙除去がおこなわれ、リボン交換後、或いは紙の除去後に、同じく支点回りに旋回して、排紙フレームが閉じられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の構成では、排紙フレームが閉じられたとき、それを安定させるため、従動ローラを付勢するばねのばね力よりも、大きいばね力を有する安定ばねを用いて、排紙フレームを駆動ローラ側に付勢する必要がある。この場合、排紙フレームを閉じたときの安定性には優れるものの、排紙フレームを開くときに、かなり大きな力が必要になるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、排紙フレームを閉じたときの安定性に優れるとともに、排紙フレームを開くときにも、それほど大きな力を必要としない構造を備えた、排紙ユニット及び記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の排紙ユニットに係る発明は、本体フレームの前後方向に延びる溝に嵌まる突起を有し、前記本体フレームに対し開閉自在であるとともに、閉じたときには、保持した従動ローラを付勢手段を介して駆動ローラに付勢する排紙フレームを備え、この排紙フレームを開くときには、前記付勢手段による付勢力に抗して当該排紙フレームを前記溝内で突起を変位させて引き出し、回転させることにより、前記付勢手段の付勢力によって前記排紙フレームの拡開状態を保持するように構成したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記溝の上縁部の一部を覆う規制部を備え、前記突起が、前記規制部に接触可能な平坦面を有する基部と、この基部に連なり、溝内に保持される円柱部とで構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の記録装置に係る発明は、駆動ローラ及び従動ローラを有する用紙搬送手段と、搬送される用紙に文字を含む画像を記録する記録手段とを備え、本体フレームの前後方向に延びる溝に嵌まる突起を有し、前記本体フレームに対し開閉自在であるとともに、閉じたときには、保持した従動ローラを付勢手段を介して駆動ローラに付勢する排紙フレームを備え、この排紙フレームを開くときには、前記付勢手段による付勢力に抗して当該排紙フレームを前記溝内で突起を変位させて引き出し、回転させることにより、前記付勢手段の付勢力によって前記排紙フレームの拡開状態を保持するように構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のものにおいて、前記溝の上縁部の一部を覆う規制部を備え、前記突起が、前記規制部に接触可能な平坦面を有する基部と、この基部に連なり、溝内に保持される円柱部とで構成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す側断面図である。
【0015】
この図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤを、インクリボン(不図示)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース11A及びロアケース11Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド38と、を有して構成される。
【0016】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙(単票複写紙を含む)又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
【0017】
上記プリンタ本体11は、図2に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、メインフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としての平プラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ(駆動ローラ)21、この第1搬送ローラ21に対向する第2搬送ローラ(従動ローラ、不図示)、第3搬送ローラ(従動ローラ)23及びこれに対向する第4搬送ローラ(駆動ローラ)24と、を有して構成される。また、42はステーショナリー形式のリボンカートリッジであり、このリボンカートリッジ42にはインクリボンが収納されている。
【0018】
図3は、リボンカートリッジ42を取り除いた状態を示し、図4は、記録ヘッド18を含む縦断面を示している。
【0019】
ベースフレーム14及びメインフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド板26とキャリッジ軸27とが上下前後方向に所定距離離れて架け渡される。キャリッジ軸27は左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に回動自在に枢支される。左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に平プラテン20が架け渡されて配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
【0020】
上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ29Aと、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された孔(不図示)に係合可能とされる。プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ(不図示)がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ(不図示)が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなしている。
【0021】
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ(不図示)及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。
【0022】
第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24は、図1に示す駆動輪列部34により、図中時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、上記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0023】
上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が巻掛け伝動機構や歯車機構等の駆動輪列部34を介して、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。
【0024】
駆動輪列部34のうちの係合解除ギア34Aは、モータピニオン36からの駆動力を、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31に伝動、或いは不伝動のいずれかに切り換えるギアである。
【0025】
単票紙又は複写紙等のカットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送される。また、上記カットシートKは、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。
【0026】
また、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から上述の矢印B方向に供給された後、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24によりプリンタ本体11の後方から前方へ、もしくは前方から後方へ(矢印B方向もしくはA方向)に搬送される。
【0027】
これにより、カットシートK及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0028】
上記キャリッジ19は、図4に示すように、キャリッジ軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。
【0029】
キャリッジ軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、キャリッジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ(不図示)の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト(不図示)に結合される。従って、このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介し、キャリッジ軸27に案内されて、主走査方向における図2又は図3の左向き又は右向きに走査される。
【0030】
ここで、キャリッジ駆動モータは、シート供給モータと共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0031】
キャリッジ19には、図4に示すように、ステーショナリー形式のリボンカートリッジ42内のインクリボンから、プラテン20の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ42内のインクリボンは、リボン駆動軸43により駆動されて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を、主走査方向と同一の方向に移動可能に構成される。
【0032】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシートK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0033】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0034】
ところで、上述した平プラテン20の前方には、図2に示すように、プリンタ本体11から排出される用紙を受けとる排紙ユニット50が設置されている。この排紙ユニット50は排紙フレーム51を備え、この排紙フレーム51は、図2及び図5に示す閉じた使用状態から、図6に示す開いた跳ね上げ状態に変位自在に構成されている。そして、この排紙フレーム51は、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17間に開閉自在に支持され、上述した第1搬送ローラ(駆動ローラ)21に対向する第2搬送ローラ(従動ローラ)22を一体に保持して構成されている。
【0035】
この排紙フレーム51は、図5の閉じた状態において、戻しばね52を介して、第2搬送ローラ(従動ローラ)22を、適宜な力で、第1搬送ローラ(駆動ローラ)21の外周に圧接する方向に付勢されている。この戻しばね52の一端52Aは、排紙フレーム51のピン51Aに連結され、戻しばね52の他端52Bは、右サイドフレーム(又は左サイドフレーム)17の固定部17Aに連結されている。図5の閉じた状態では、固定部17Aがピン51Aよりも下位に位置し、これらの間に張設された戻しばね52によって、排紙フレーム51が後方下側に引っ張られている。
【0036】
図7は、排紙フレーム51と右サイドフレーム17間の連結構造を示す分解斜視図である。右サイドフレーム17にはトラック形状を有する規制部材53が一体的に形成されている。この規制部材53は、前後方向に延びる楕円状の溝54と、この溝54の上縁部の一部を覆う規制部55とを備え、排紙フレーム51には溝54に嵌まる突起56を備えて構成されている。この突起56は、規制部55に対向する平坦面56Aを有する基部56Bと、この基部56Bに連なり、溝54内に保持される円柱部56Cとで構成されている。
【0037】
なお、排紙フレーム51と左サイドフレーム16間にも同様の構造が採用されるが、図示は省略する。
【0038】
つぎに、排紙フレーム51の開閉動作を説明する。
【0039】
プリンタ10の記録動作時には、図2及び図5に示すように、排紙フレーム51が、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17間に支持され、この場合、戻しばね52を介して、第2搬送ローラ22が、適宜な力で、第1搬送ローラ21の外周に圧接されている。これによれば、排紙フレーム51を閉じたときの安定性を確保することができる。
【0040】
リボン交換時や紙ジャム発生時には、排紙フレーム51が、図6に示すように開かれて、リボン交換、又は紙除去がおこなわれ、リボン交換後、或いは紙の除去後に、図5の状態に閉じられる。
【0041】
排紙フレーム51を開く場合、図5において、まず排紙フレーム51を、戻しばね52のばね力に抗して手前(矢印A方向)に引く。すると、排紙フレーム51の突起56が、トラック形状を有する規制部材53の一端から他端に向けて楕円状の溝54内を同方向に移動し、排紙フレーム51が引き出される。
【0042】
この突起56が規制部55から外れるまでの間は、基部56Bの平坦面56Aが、この規制部55に対向しているため、排紙フレーム51が跳ね上げ状態に移行することができない。
【0043】
突起56が規制部55から外れると、基部56Bの平坦面56Aが、規制部55に対向しなくなるため、図6に示すように、突起56を溝54の前端に当接させた状態で、この突起56を支点として、矢印B方向に回転し、排紙フレーム51が跳ね上げられる。
【0044】
本実施形態では、突起56の基部56Bの平坦面56Aが規制部55から外れるまで、排紙フレーム51を引き出して、この突起56を溝54の前端に当接させ、この規制部55による規制が解除された後に、この突起56を支点として、排紙フレーム51を回転させて跳ね上げるため、この排紙フレーム51を跳ね上げるに際しては、従来のように過大なばね力が作用することがなく、簡単に跳ね上げることができる。
【0045】
戻しばね52のばね力は、排紙フレーム51の跳ね上げ時に、跳ね上げ力を阻害する方向にはほとんど作用しない。
【0046】
跳ね上げた排紙フレーム51を閉じるには、図6において、排紙フレーム51を矢印Bと逆方向に回転させる。すると、戻しばね52のばね力によって、排紙フレーム51が、図5の矢印Aと逆方向に引かれて移動し、突起56が溝54の後端に当接する。突起56が溝54の後端に当接すると、基部56Bの平坦面56Aが、規制部55に対向するため、これに規制されて排紙フレーム51が浮き上がることがなく、これによって、第2搬送ローラ22が、第1搬送ローラ21の外周に圧接される。
【0047】
この戻しばね52は、跳ね上げた排紙フレーム51を閉じるとき、図6において、排紙フレーム51を矢印Bと逆方向に回転させた後、排紙フレーム51を、図5の矢印Aと逆方向に引き戻す機能の他、排紙フレーム51が閉じた後、第2搬送ローラ22を第1搬送ローラ21の外周に圧接させる機能を果たす。
【0048】
重要なのは後者の機能であって、この機能を満足する構造であれば、いかなる構造であってもよいことは明らかである。
【0049】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。
【0050】
【発明の効果】
本発明では、排紙フレームを閉じたときの安定性に優れるとともに、排紙フレームを開くときにも、それほど大きな力を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す断面図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す斜視図である。
【図3】図2のものからリボンカートリッジを外した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の記録ヘッド及びキャリッジ等の側面図である。
【図5】排紙フレームを閉じた使用状態を示す図である。
【図6】排紙フレームを開いた跳ね上げ状態を示す図である。
【図7】排紙フレームとフレーム間の連結構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
16 左サイドフレーム
17 右サイドフレーム
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
20 プラテン
21 第1搬送ローラ(駆動ローラ)
22 第2搬送ローラ(従動ローラ)
50 排紙ユニット
51 排紙フレーム
52 戻しばね
53 トラック形状を有する規制部材
54 溝
55 規制部
56 突起

Claims (4)

  1. 本体フレームの前後方向に延びる溝に嵌まる突起を有し、前記本体フレームに対し開閉自在であるとともに、閉じたときには、保持した従動ローラを付勢手段を介して駆動ローラに付勢する排紙フレームを備え、
    この排紙フレームを開くときには、前記付勢手段による付勢力に抗して当該排紙フレームを前記溝内で突起を変位させて引き出し、回転させることにより、前記付勢手段の付勢力によって前記排紙フレームの拡開状態を保持するように構成したことを特徴とする排紙ユニット。
  2. 前記溝の上縁部の一部を覆う規制部を備え、前記突起が、前記規制部に接触可能な平坦面を有する基部と、この基部に連なり、溝内に保持される円柱部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の排紙ユニット。
  3. 駆動ローラ及び従動ローラを有する用紙搬送手段と、搬送される用紙に文字を含む画像を記録する記録手段とを備え、
    本体フレームの前後方向に延びる溝に嵌まる突起を有し、前記本体フレームに対し開閉自在であるとともに、閉じたときには、保持した従動ローラを付勢手段を介して駆動ローラに付勢する排紙フレームを備え、
    この排紙フレームを開くときには、前記付勢手段による付勢力に抗して当該排紙フレームを前記溝内で突起を変位させて引き出し、回転させることにより、前記付勢手段の付勢力によって前記排紙フレームの拡開状態を保持するように構成したことを特徴とする記録装置。
  4. 前記溝の上縁部の一部を覆う規制部を備え、前記突起が、前記規制部に接触可能な平坦面を有する基部と、この基部に連なり、溝内に保持される円柱部とで構成されていることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
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