JP3978577B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CLV(線速度一定)方式で記録されたデータをCAV(回転速度一定)方式で再生する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の外部記憶装置の記録メディアとして、CDディスク、DVDディスク等の光ディスクが実用化され普及している。
これらの光ディスクのセクタの配置法としては、光ディスクを回転させるスピンドルモータの回転速度および記録再生周波数を一定にしたCAV(Constant Angular Velocity:回転角一定)方式と、スピンドルモータの回転速度をトラック半径に反比例した回転速度で回転させ(即ち、内周側で速く、外周側で遅く回転させて記録再生トラックの線速を一定にさせる)、且つ、記録再生周波数を一定にしたCLV(Constant Linear Velocity:線速一定)方式などが提案され実用化されている。
これらのセクタの配置法によって記録された光ディスクの再生装置としては、例えば特開平6−275014号公報、特開平10−214458号公報等に示されるものなどがある。
【0003】
ところで、CLV方式は、記憶容量が大きくなるという利点を有しているが、記録再生のアクセスが遅いという欠点がある。
また、CLV方式で記録された光ディスクを高速で読み出す場合には、スピンドルモータのトルクを大きくしてスピンドルモータ自体の応答速度を上げる必要がある。そのために、スピンドルモータを大型化して大きな電流を流す必要があるが、光ディスク再生装置に供給可能な電力には限りがあるためスピンドルモータに供給できる電流量にも限界がある。また、再生装置の小型化が求められる現状では、スピンドルモータの大型化にも制約がある。
【0004】
また、CLV方式では、光ピックアップを高速にランダムアクセスさせる場合に、光ピックアップを高速で光ディスクの半径方向に移動させる必要があり、また、その度に光ディスクの回転数を加減制御する必要があった。このため、光ディスクの回転数が安定するまでに相当の時間が必要であり、回転数が安定するまではデータの再生を行うことができず、データアクセスの効率が悪いという問題があった。
【0005】
一方、CAV方式は、比較的簡易な回路構成で記録再生のアクセスを高速に行うことができるというメリットを有する反面、記録容量が少ないという欠点を抱えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上述のようなCLV方式とCAV方式がそれぞれ抱える欠点を克服するために、CLV方式で記録された光ディスクのデータをCAV方式で再生する方式が提案されている。
【0007】
ところが、CLV方式で記録された光ディスクのデータをCAV方式で再生すると、光ディスクの外周部ほど再生速度が速くなるという問題が生じる。
例えば、DVDディスクにおいて、最内周での再生周波数は例えば4.4MHz程度なのに対して、最外周での再生周波数は例えば10.6MHz程度まで高くなってしまう。
【0008】
また、再生された信号を正しく2値化するためにはイコライザを設けて利得を上げる必要があるが、光ディスクの内周に近い付近の利得を持ち上げる様にイコライザを構成した場合には、光ディスクの中間位置および外周付近の利得が不足して、正しく2値化することができず、ジッタ量が増加してエラー発生率が増加するという問題があった。
【0009】
この問題を解消するためには、所定の再生周波数までを平坦化できるようにイコライザを設計する必要があるが、このようなイコライザを設計することは困難である。即ち、イコライザの利得特性曲線を如何に設定しても、1つのパターンのイコライズ特性によっては、CAV再生により再生速度が変化した場合にディスク全域に亘って所期の特性を得ることはできず、エラー発生率を有効に低減することはできないという問題があった。
【0010】
この発明は、上記問題点を解決すべく案出されたものであり、CLV方式で記録された光ディスクのデータをCAV方式で再生する場合において、光ディスクの全周におけるエラー発生率を有効に低減することのできる光ディスク再生装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、記録再生トラックの線速を一定にし、且つ、記録再生周波数を一定にしたCLV(線速度一定)方式で記録された光ディスク(D)を、光ディスクを回転させるスピンドルモータ(6)の回転速度および記録再生周波数を一定にしたCAV(回転速度一定)方式で再生する光ディスク再生装置であって、前記光ディスクの外周部(D1)と内周部(D2)の間を半径方向に直線的に走査して記録されたデータに対応したRF信号を取得する光ピックアップ手段(光ピックアップ1)と、該光ピックアップ手段を介して前記光ディスクから読み出されたRF信号の利得を制御するイコライザ(E)と、前記光ピックアップ手段の位置を検出するピックアップ位置検出手段(光センサS)と、該ピックアップ位置検出手段の検出結果に応じて、前記イコライザの利得特性のカットオフ周波数(C1〜C5)を可変制御するカットオフ周波数制御手段(例えばマイクロコンピュータMおよびVCA7)とを少なくとも備え、前記カットオフ周波数制御手段は、マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータから出力される複数の電流制御信号のそれぞれによってオン、オフ制御される複数のトランジスタと、該複数のトランジスタのそれぞれと直列に接続された複数の抵抗とにより構成されるようにした。
【0012】
これにより、光ピックアップ手段の位置に応じてイコライザの利得特性のカットオフ周波数を可変することができるので、イコライザの利得特性曲線を変えることにより、光ディスクの中間および外周付近で利得が不足する事態を解消することができ、データを正しく2値化してエラー発生率を低減することができる。
【0013】
また、カットオフ周波数制御手段は、前記光ピックアップ手段の走査位置が前記光ディスクの外周部に近づくに従って、前記カットオフ周波数を高く設定し、前記光ピックアップ手段の走査位置が前記光ディスクの内周部に近づくに従って、前記カットオフ周波数を低く設定するように制御するとよい。これにより、CAV方式における光ディスクの外周部ほど再生速度が速くなるという特性に合わせてカットオフ周波数を変更することができ、エラー発生率を有効に低減することができる。
【0014】
また、カットオフ周波数制御手段は、前記ピックアップ位置検出手段の検出結果に応じて、前記カットオフ周波数を無段階に切り換えるようにできる。これにより、光ピックアップ手段の位置に応じてきめ細かくカットオフ周波数を変更することができ、エラー発生率をより有効に低減することができる。
【0015】
また、カットオフ周波数制御手段は、前記ピックアップ位置検出手段の検出結果に応じて、前記カットオフ周波数を、予め設定された所定数段階のカットオフ周波数の中から選択するようにしてもよい。これにより、比較的安価な構成で光ピックアップ手段の位置に応じてカットオフ周波数を変更することができ、エラー発生率を有効に低減することができる。
【0016】
また、前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段の位置を位置センサにより実測するようにできる。これにより、光ピックアップ手段の位置を正確に検出することができ、ピックアップ手段の位置に応じたカットオフ周波数の変更を的確に行うことができる。
【0017】
また、前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段が前記光ディスクの所定データの走査を開始してからの時間を計測し、経過時間に基づいて光ピックアップ手段の位置を算出するようにしてもよい。これにより、比較的安価な構成で光ピックアップ手段の位置を検出することができる。
【0018】
また、前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段が前記光ディスクに記録されたデータから取得したトラック情報に基づいて光ピックアップ手段の位置を算出するようにしてもよい。これにより、比較的安価な構成で光ピックアップ手段の位置を正確に検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は第1の実施形態に係る光ディスク再生装置P1の概略構成図、図2は第1の実施形態に係る光ディスク再生装置P1に適用されるイコライザの特性曲線図である。
なお、本実施形態に係る光ディスク再生装置P1では、CLV方式で記録された光ディスクのデータをCAV方式で再生する方式を採用するが、当該方式およびそれを実現する構成等は周知であるので、それらの詳細な説明は省略する。
【0020】
図1において、光ディスクDは、CLV(Constant Linear Velocity:線速一定)方式でデータが記録されている例えばDVDディスクあるいはCDディスクである。
光ディスクDに記録されているデータは、光ピックアップ1によって検出され、光電変換素子(図示せず)を介して電気信号に変換され、増幅回路2で増幅された後、イコライザEに供給される。
イコライザEでは、マイクロコンピュータMの制御によって設定されるカットオフ周波数(例えば図2に示すC1〜C5)付近の利得が大きくなるように増幅され、データや映像のRF信号(高周波信号)が出力される。このRF信号は、図示しないデータスライス回路で2値化される。
【0021】
また、サーボプロセッサ3の検出回路で検出されるトラッキング制御信号およびフォーカス制御信号は、サーボプロセッサ3の位相補償回路で位相補償されてから駆動回路4に供給される。駆動回路4の出力は、光ピックアップ1の図示しないフォーカスコイルおよびトラッキングコイルに供給されてフォーカスおよびトラッキングが制御される。
【0022】
さらに、マイクロコンピュータMからのスライダ制御信号およびモータ回転数制御信号は、サーボプロセッサ3を介して駆動回路4に供給される。
駆動回路4から出力されるスライダ制御信号によって、光ピックアップ1を搭載したスライダ(アクチュエータ)5の光ディスクDの半径方向の移動が制御される。また、駆動回路4からのモータ回転制御信号によってスピンドルモータ6の回転数が制御される。なお、スピンドルモータ6の制御はCAV方式で行われる。イコライザEとしては、特に限定されないが、例えばベッセルタイプのローパスフィルタ等が用いられる。
【0023】
本実施形態においては、光ピックアップ1の近傍位置に、光ピックアップ1の位置を検出する位置センサとしての光センサSが配置されている。この光センサSからの検出信号はマイクロコンピュータMに入力され、マイクロコンピュータMはそれに基づいて光ピックアップ1が、光ディスクDの半径方向のどの位置いるかを判定し、その判定結果に基づいて最適なカットオフ周波数を決定する。マイクロコンピュータMは、その決定結果に基づく制御信号をVCA(ボルテージ・コントロール・アンプ)7に対して出力する。
【0024】
VCA7は、その制御信号に基づいて所定の制御電圧を生成し、イコライザEに印加する。この制御電圧に基づいてイコライザEは、例えば図2(a)のC1〜C5の何れかのカットオフ周波数に設定された特性曲線を備えたフィルタとして機能する。
【0025】
より具体的には、マイクロコンピュータMは、光ピックアップ1の位置が光ディスクDの外周部D1側から内周部D2側へ移動する場合に、光センサSの位置検出結果に応じて、イコライザEのカットオフ周波数は、C5→C4→C3→C2→C1のように順次切り換えられるように制御する。
これにより、光ディスクDの中間および外周付近で利得が不足する事態を解消することができ、データを正しく2値化してエラー発生率を有効に低減することができる。
【0026】
なお、本実施形態では、光センサSにより光ピックアップ1の位置を検出する場合について述べたが、これに限らず、例えば光ピックアップ1の位置が光ディスクDの外周部D1側から内周部D2側へ順次移動する場合には、光ピックアップ1が走査を開始した時からの経過時間に基づいて光ピックアップ1の光ディスクDの半径方向の位置を算出するようにしてもよい。また、光ピックアップ1を介して取得されるトラック情報に基づいて、光ピックアップ1の光ディスクDの半径方向の位置を割り出すようにしてもよい。何れの方法によっても、光ピックアップ1の位置情報に基づいてイコライザEのカットオフ周波数を可変制御することが可能である。
【0027】
さらに、例えばDVDディスク等では、両面にデータが記録されたり、複数層に亘ってデータが記録される場合があるが、それらのデータの読込を切り換える際に、光ピックアップ1の移動方向が例えば外周部D1→内周部D2→外周部D1と逆転させる制御を行う場合がある。その場合にも、光ピックアップ1の位置に応じてイコライザEのカットオフ周波数を、C1→C2→C3→C4→C5のように逆方向に順次切り換えられるように制御することにより、光ディスクDの中間および外周付近で利得が不足する事態を解消することができエラー発生率を低減することができる。
【0028】
また、図2(a)では、カットオフ周波数をC1〜C5の5段階に切り換える場合について示したが、これに代えて例えば図2(b)に示すようにカットオフ周波数を特性曲線C100aと特性曲線C100bとの間で無段階(リニア)に変化させるように制御してもよい。これにより、光ピックアップ1の位置に応じてきめ細かくカットオフ周波数を変更することができ、エラー発生率をより有効に低減することができる。
【0029】
次に、図3と図4を参照して、第2の実施形態に係る光ディスク再生装置P2について説明する。
図3は第2の実施形態に係る光ディスク再生装置P2の概略構成図、図4は第2の実施形態に係る光ディスク再生装置に適用されるイコライザの特性曲線図である。
なお、上述の第1の実施形態に係る光ディスク再生装置P1と同様の構成については同一符号を付して説明は省略する。
第2の実施形態に係る光ディスク再生装置P2は、上記第1の実施形態におけるVCA7に代えて、カットオフ周波数の切換回路100が設けられている。
【0030】
切換回路100は、マイクロコンピュータMからの制御電流に基づいてオン/オフされるスイッチングトランジスタT1〜T3と、各トランジスタT1〜T3と接続され所定の電圧をイコライザEに印加する抵抗器R1〜R3とから構成されている。
【0031】
本実施形態におけるイコライザEは、図4に示すように、抵抗器R1の電圧により光ディスクDの内周側D2に対応させた特性曲線C10を、抵抗器R2の電圧により光ディスクDの中間位置に対応させた特性曲線C11を、抵抗器R3の電圧により光ディスクDの外周側D1に対応させた特性曲線C12をそれぞれ生成するようになっている。
【0032】
そして、マイクロコンピュータMは、光センサSによる光ピックアップ1の位置検出結果に基づいて、光ピックアップ1が光ディスクDの外周側D1に位置すると判定した場合にはスイッチングトランジスタT3をオンさせてイコライザEに特性曲線C12を生成させ、光ピックアップ1が光ディスクDの中間位置にあると判定した場合にはスイッチングトランジスタT2をオンさせてイコライザEに特性曲線C11を生成させ、光ピックアップ1が光ディスクDの内周側D2に位置すると判定した場合にはスイッチングトランジスタT1をオンさせてイコライザEに特性曲線C10を生成させることができる。これにより、光ディスクDの中間位置および外周付近で利得が不足する事態を解消することができエラー発生率を低減することができる。
【0033】
なお、本実施形態では、切換回路100は、スイッチングトランジスタT1〜T3によりイコライザEの特性を3段階に切り換える場合について説明したが、これに限らず、スイッチングトランジスタの数を増やして4段階以上に特性を切り換えるようにすることもできる。これにより、光ピックアップ1の位置に応じてイコライザEの特性をより最適化することができる。
【0034】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明に従うと、光ピックアップ手段の位置に応じてイコライザの利得特性のカットオフ周波数を可変することができるので、イコライザの利得特性曲線を変えることにより、光ディスクの中間および外周付近で利得が不足する事態を解消することができ、データを正しく2値化してエラー発生率を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る光ディスク再生装置P1の概略構成図である。
【図2】第1の実施形態に係る光ディスク再生装置P1に適用されるイコライザの特性曲線図である。
【図3】第2の実施形態に係る光ディスク再生装置P2の概略構成図である。
【図4】第2の実施形態に係る光ディスク再生装置P2に適用されるイコライザの特性曲線図である。
【符号の説明】
P1,P2 光ディスク再生装置
1 光ピックアップ
2 増幅回路
3 サーボプロセッサ
4 駆動回路
5 スライダ(アクチュエータ)
6 スピンドルモータ
7 VCA
M マイクロコンピュータ
E イコライザ
D 光ディスク
100 切換回路
C1〜C5,C10〜C12,C100a,C100b イコライザの特性曲線

Claims (7)

  1. 記録再生トラックの線速を一定にし、且つ、記録再生周波数を一定にしたCLV(線速度一定)方式で記録された光ディスクを、光ディスクを回転させるスピンドルモータの回転速度および記録再生周波数を一定にしたCAV(回転速度一定)方式で再生する光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクの外周部と内周部の間を半径方向に直線的に走査して記録されたデータに対応したRF信号を取得する光ピックアップ手段と、
    該光ピックアップ手段を介して前記光ディスクから読み出されたRF信号の利得を制御するイコライザと、
    前記光ピックアップ手段の位置を検出する位置検出センサと、
    該位置検出センサの検出結果に応じて、前記イコライザの利得特性のカットオフ周波数を可変制御するカットオフ周波数制御手段と、を備え、
    前記カットオフ周波数制御手段は、マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータから出力される複数の電流制御信号のそれぞれによってオン、オフ制御される複数のバイポーラ・トランジスタと、該複数のバイポーラ・トランジスタのそれぞれと直列に接続された複数の抵抗とにより構成され、前記イコライザは前記複数の抵抗の電圧を受けて、前記光ピックアップ手段の走査位置が前記光ディスクの外周部に近づくに従って、前記カットオフ周波数高くなり、前記光ピックアップ手段の走査位置が前記光ディスクの内周部に近づくに従って、前記カットオフ周波数低くなるように、予め設定された所定段階のカットオフ周波数の中から選択することを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 記録再生トラックの線速を一定にし、且つ、記録再生周波数を一定にしたCLV(線速度一定)方式で記録された光ディスクを、光ディスクを回転させるスピンドルモータの回転速度および記録再生周波数を一定にしたCAV(回転速度一定)方式で再生する光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクの外周部と内周部の間を半径方向に直線的に走査して記録されたデータに対応したRF信号を取得する光ピックアップ手段と、
    該光ピックアップ手段を介して前記光ディスクから読み出されたRF信号の利得を制御するイコライザと、
    前記光ピックアップ手段の位置を検出するピックアップ位置検出手段と、
    該ピックアップ位置検出手段の検出結果に応じて、前記イコライザの利得特性のカットオフ周波数を可変制御するカットオフ周波数制御手段と、を少なくとも備え、
    前記カットオフ周波数制御手段は、マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータから出力される複数の制御信号のそれぞれによってオン、オフ制御される複数のトランジスタと、該複数のトランジスタのそれぞれと直列に接続された複数の抵抗とにより構成され、
    前記複数の抵抗の電圧が前記イコライザに供給されて、該イコライザのカットオフ周波数が、前記光ピックアップ手段の走査位置が前記光ディスクの外周部に近づくに従って高くなり、前記光ピックアップ手段が前記光ディスクの走査位置が内周部に近づくに従って低くなるように制御することを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 前記制御信号は電流信号であり、前記トランジスタはバイポーラ・トランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 前記カットオフ周波数制御手段は、前記ピックアップ位置検出手段の検出結果に応じて、予め設定された所定段階のカットオフ周波数の中から選択することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光ディスク再生装置。
  5. 前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段の位置を位置センサにより検出することを特徴とする請求項2から請求項の何れかに記載の光ディスク再生装置。
  6. 前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段が前記光ディスクの所定データの走査を開始してからの時間を計測し、経過時間に基づいて光ピックアップ手段の位置を算出することを特徴とする請求項2から請求項の何れかに記載の光ディスク再生装置。
  7. 前記ピックアップ位置検出手段は、前記光ピックアップ手段が前記光ディスクに記録されたデータから取得したトラック情報に基づいて光ピックアップ手段の位置を算出することを特徴とする請求項2から請求項の何れかに記載の光ディスク再生装置。
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