JP3977163B2 - 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、及び制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿画像を読み取る画像処理装置と、該画像処理装置を制御する情報処理装置、それらで構成される画像処理システム、及び制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報処理端末と画像処理装置とを接続し、情報処理端末から画像処理装置を制御するシステムが知られている。この種の装置では、情報処理端末からの指示により、プリント,スキャン,ファクス送信を行ったり、また、受信したファクス文書を情報処理端末に転送,保存したりすることが可能である。
また、近年、画像処理装置上にメモリカードスロットが搭載され、情報処理端末から画像処理装置に装着されたメモリカードの読み書きが可能な画像処理装置も登場している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、情報処理端末から画像処理装置の各機能を使用するためには、個々の機能を別々に動作させなければならないという煩わしさがあった。例えば、画像処理装置でスキャンした画像を画像処理装置に装着されたメモリカードに保存する場合、オペレータは、情報処理端末を操作することで画像処理装置にスキャンを行わせ、スキャン画像を一旦情報処理端末側のハードディスク等に保存し、次に該保存された画像を情報処理端末から画像処理装置に装着されたメモリカードに転送するという煩雑な処理を行う必要があった。
【0004】
本出願に係る発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決し、オペレータに煩雑な動作を強いることの無い使い勝手のよい画像処理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の画像処理システムは、情報を送受信するためのインタフェース手段により接続された情報処理装置と画像処理装置とから構成される画像処理システムであって、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、前記情報処理装置は、前記画像処理装置を制御して前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させ、前記情報処理装置は、前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成し、前記情報処理装置は、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むことを特徴とする。
【0006】
請求項8に記載の情報処理装置は、情報を送受信するためのインタフェース手段により画像処理装置と接続される情報処理装置であって、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、前記画像処理装置を制御して原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させ、前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成し、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むことを特徴とする。
【0007】
請求項9に記載の画像処理装置は、情報を送受信するためのインタフェース手段により情報処理装置と接続され、前記情報処理装置により制御される画像処理装置であって、着脱自在な記憶媒体を装着可能で、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、前記情報処理装置からの制御で、前記原稿を読み取って得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送し、前記情報処理装置において前記画像データから生成された画像ファイルを前記インタフェース手段を介して受信し前記記憶媒体にファイル情報とともに書き込むことを特徴とする。
【0008】
請求項10に記載の制御プログラムは、情報を送受信するためのインタフェース手段により接続された情報処理装置と画像処理装置とから構成される画像処理システムを制御するための制御プログラムであって、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、前記情報処理装置が、前記画像処理装置に前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させるステップと、前記情報処理装置が、転送された前記画像データから画像ファイルを生成する生成ステップと、前記情報処理装置が、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むステップと、を有することを特徴とする。
【0009】
請求項11に記載の制御プログラムは、情報を送受信するためのインタフェース手段により画像処理装置と接続される情報処理装置を制御するための制御プログラムであって、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、前記画像処理装置を制御して前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させるステップと、前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成する生成ステップと、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むステップと、を有することを特徴とする。
【0010】
請求項12に記載の制御プログラムは、情報を送受信するためのインタフェース手段により情報処理装置と接続され、前記情報処理装置により制御される画像処理装置を制御するための制御プログラムであって、複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードのスキャン指示がオペレータから出された場合に、前記情報処理装置の制御で、前記原稿を読み取って得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送するステップと、前記情報処理装置において前記画像データから生成された画像ファイルを前記インタフェース手段を介して受信し着脱自在な記憶媒体にファイル情報とともに書き込むステップと、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、画像処理装置10の基本構成を示すブロック図である。
システム制御部101は、システムバス120を介して装置全体の動作を制御するものである。ROM102は、システム制御部101の制御プログラム等を格納するものである。登録メモリ103は、バッテリーバックアップされたSRAMもしくはフラッシュメモリ等で構成され、オペレータが登録した設定値や装置の管理データ等を格納するためのものである。画像メモリ104は、DRAM等により構成され、画像データを蓄積するためのものである。ワークメモリ105は、DRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格納するためのものである。
【0012】
操作部106は、各種キー等により構成され、オペレータが各種入力を行うものである。表示部107は、LCDやLED等により構成され、各種表示、表音を行うものである。読取制御部108は、CCDやCS等のイメージセンサ、画像処理制御部等により構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、さらに色処理、2値化処理、中間調処理などの各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するものである。
【0013】
記録制御部109は、感熱、レーザ、インクジェット等のプリンタや画像処理制御部等により構成され、記録する画像データ等をスムージング処理や記録濃度補正処理などの各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、記録紙上に出力するものである。符号化/復号化部110は、生の画像データを符号化(MH,MR,MMR,JBIG,JPEG等)し、また、符号化された画像データを生の画像データに復号化するものである。
【0014】
メモリカードI/F111は、メモリカード50を装着するためのスロット等から構成され、装着されたメモリカード50内のファイルのリード/ライトを行うものである。メモリカードとしては、コンパクトフラッシュ(R),スマートメディア,メモリ・スティック等があり、それぞれ別々のスロットとしてもいいし、PCMCIAカードスロットにより全てのカードに対応できるように構成してもいい。通信制御部112は、モデムやNCU(網制御装置)等により構成され、通信回線11を通して相手通信装置との間で画情報等のやり取りを行うものである。
【0015】
外部I/F制御部113は、シリアル入出力インタフェース用LSI、パラレル入出力インタフェース用LSI、LANインタフェース用LSI等から構成され、外部I/F30を介して情報処理端末20と各種制御命令やデータの送受信を行うものである。なお、これらの各種制御命令やデータの送受信に関しては、公知の方法を使用するものとし、詳述しない。
【0016】
図2は、情報処理端末20の基本構成を示すブロック図である。
CPU201は、ROM202、メインメモリ203、または、ハードディスク220に記憶されたプログラム、もしくは、FDドライブ221、CD−ROMドライブ222から読み出されたプログラムに従って、システムバスを介して情報処理端末全体の動作を制御するものである。
【0017】
ROM202は、CPU201の制御プログラム等を格納している。
メインメモリ203は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、情報処理端末の処理を高速に動作させるためのものである。ハードディスク制御部204は、オペレーティング・システム、各種アプリケーションプログラムや画像データ等が格納されるハードディスク220を制御するものである。ハードディスク220には、本実施例における文字データ処理工程を含む、画像処理装置10に対する各種制御命令やデータの送受信を行うためのアプリケーションソフトおよびドライバソフトがインストールされているものとする。通常、これらのアプリケーションソフトおよびドライバソフトは、これらが記憶された他のコンピュータ可読媒体からFDドライブ221,CD−ROMドライブ222等を介してハードディスク220にインストールされる。また、ネットワーク制御部207やモデム208を介してアプリケーションソフトおよびドライバソフトをダウンロードして、ハードディスク220にインストールすることもできる。
【0018】
キーボード/マウス制御部205は、オペレータからの指示入力手段としてのキーボード/マウス230を制御するものである。ディスプレイ制御部206は、オペレータに各種表示を行うディスプレイ240を制御するものである。ネットワーク制御部207は、ネットワークI/F40を介して図示しないネットワークに接続するための制御を行うものである。ネットワークへの接続に関しては、公知の方法を使用するものとし、詳述しない。
【0019】
モデム208は、通信回線21を通してプロバイダへの接続や、相手通信装置との間でのデータや画情報等の通信を行うものである。外部I/F制御部209は、シリアル入出力インタフェース用LSI、パラレル入出力インタフェース用LSI等から構成され、外部I/F30を介して画像処理装置10と各種制御命令やデータの送受信を行うものである。FDドライブ制御部210は、FDドライブ221を制御するものである。CD−ROMドライブ制御部211は、CD−ROMドライブ222を制御するものである。
【0020】
図3は、本発明の実施例である外部I/F制御部113がUSBインタフェースである場合における構成を示す概念図である。
【0021】
最も大きい枠で示されるDevice(301)は、USB通信規格において1つだけ定義することができ、装置全体の属性を示している。Device(301)の属性は、Device Descriptorで表現され、Device Descriptorには、装置の製造者ID、製品ID、リリース番号、Configuration数などが含まれている。本実施例においては、Configuration数は「1」である。
【0022】
Device(301)の中には、Configurationが1つ(Configuration1(302))だけ定義されている。Configuration1(302)の属性は、Configuration Descriptorで表現され、Configuration Descriptorには、そのConfigurationの中のInterface数などが含まれている。本実施例においては、Interface数は「4」である。
【0023】
Configuration1(302)の中には、Interfaceが4つ(Interface0〜3(304、307、311、315))定義されている。Interface0〜3(304、307、311、315)の属性は、Interface Descriptorで表現され、Interface Descriptorには、そのInterfaceの中のEndpoint数、クラスコードなどが含まれている。本実施例においては、プリンタ用に使用するInterface0(304)の中のEndpoint数は「2」である。また、スキャナ用に使用するInterface1(307)の中のEndpoint数は「3」である。また、FAX送受信用に使用するInterface2(311)の中のEndpoint数は「3」である。また、メモリカード用に使用するInterface3(315)の中のEndpoint数は「2」である。
【0024】
プリンタ用に使用するInterface0(304)の中には、Endpointが2つ(Endpoint1、2(305、306))だけ定義されている。Endpoint1、2(305、306)の属性は、Endpoint Descriptorで表現され、Endpoint Descriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint1(305)は、主に制御データ受信や印刷データ受信のために使用される。Endpoint2(306)は、主に受信した印刷データの印刷状況を送信するために使用される。
【0025】
スキャナ用に使用するInterface1(307)の中には、Endpointが3つ(Endpoint3、4、5(308、309、310))だけ定義されている。Endpoint3、4、5(308、309、310)の属性は、Endpoint Descriptorで表現され、Endpoint Descriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint3(308)は、主に制御データや読み取りデータを送信するために使用される。Endpoint4(309)は、主に制御データを受信するために使用される。Endpoint5(310)は、主にスキャンの開始が指示されたことを通知するために使用される。
【0026】
FAX送受信用に使用するInterface2(311)の中には、Endpointが3つ(Endpoint6、7、8(312、313、314))だけ定義されている。Endpoint6、7、8(312、313、314)の属性は、Endpoint Descriptorで表現され、Endpoint Descriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。
【0027】
Endpoint6(312)は、主に制御データ受信やFAX送信データ受信のために使用される。Endpoint7(313)は、主にFAX受信データ送信やFAX送受信の通信状況を送信するために使用される。Endpoint8(314)は、主にFAX受信が終了したことを通知するために使用される。
【0028】
メモリカード用に使用するInterface2(315)の中には、Endpointが2つ(Endpoint9、10(316、317))だけ定義されている。Endpoint9、10(316、317)の属性は、Endpoint Descriptorで表現され、Endpoint Descriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。
【0029】
Endpoint9(316)は、主に制御データ受信やカードデータ受信のために使用される。Endpoint10(317)は、主に制御データ送信やカードデータ送信するために使用される。
【0030】
このような構成にすることにより、画像処理装置10内のメモリカードI/F111は、情報処理端末20からは着脱可能メディアドライブ(例えば、EドライブやFドライブ)として認識され、また、情報処理端末20からメモリカード50内のファイルのリード/ライトが可能になる。
【0031】
ここで、情報処理端末20上のハードディスク220、FDドライブ221、CD−ROMドライブ222等の構成によっては、タイミングによって他のドライブとして認識される(例えば、EドライブからFドライブに変更される)可能性がある。このため、ドライブ情報に関しては、必要に応じて、適宜、取得したドライブ情報を使用する構成となっている。
【0032】
図4は、情報処理端末20上でスキャン開始を指示するためのツールバー400を示す説明図である。ツールバー400は、スキャン開始用ボタン401〜407と設定ボタン408で構成され、オペレータの操作により起動されるアプリケーションソフトウェアに基づいて情報処理端末20に接続されたディスプレイ240上に表示される。なお、このアプリケーションソフトウェアは、情報処理端末が起動する時に自動的に起動されるように構成してもよい。各スキャン開始用ボタンを押下することにより、ボタン毎に設定された読み取りモードに応じて、スキャン動作が実行され、スキャン後、必要に応じて後述の後処理を行う。
【0033】
読み取りモードには、読み取り色(カラー/グレイスケール/2値等),読み取り解像度,読み取りサイズ,転送するアプリケーション,保存するフォルダ/ファイル名,転送/保存するファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)などの中から必要な項目がボタン毎に設定できる。
【0034】
画像編集ボタン401が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、読み取り画像は設定されたアプリケーションに設定されたファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)で渡され、該アプリケーションが起動される。
【0035】
文書編集ボタン402が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、読み取り画像はOCR処理を施され、設定されたアプリケーションに文書ファイルとして渡され、該アプリケーションが起動される。
【0036】
ファクスボタン403が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、読み取り画像は設定されたファクスドライバに渡され、ファクス送信画像となる。この時、ファクスドライバは相手先の指定を行うための設定ダイアログを表示するように構成してもよい。
【0037】
メールボタン404が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、読み取り画像は設定された電子メールアプリケーションに設定されたファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)で渡され、添付ファイルとして該電子メールアプリケーションが起動される。
【0038】
コピーボタン405が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、設定されたプリンタドライバに渡され、プリント画像となる。この時、プリンタドライバはプリントのための詳細設定を行うための設定ダイアログを表示するように構成してもよい。
【0039】
保存ボタン406が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、設定されたファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)に変換され、情報処理端末20のハードディスク上の設定されたフォルダに設定されたファイル名として保存される。フォルダ名やファイル名を日付にする、もしくは、ファイル名中に複数桁の数値が入り、この数値を自動的にインクリメントすることにより、同一ファイル名が使用されないようにしてもよい。
【0040】
カードボタン407が押下されると、設定された読み取りモードで原稿を読み取った後、設定されたファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)に変換され、画像処理装置10のメモリカード50上の設定されたフォルダに設定されたファイル名として保存される。カードボタン407が押下されたときの動作の詳細は後述する。
【0041】
設定ボタン408が押下されると、各ボタンに対応する上記読み取りモードや対象アプリケーション/ドライバを設定するための設定ダイアログが表示され、オペレータは各種設定の変更、保存を行うことができる。また、情報処理端末20から画像処理装置10に対してスキャン開始指示を送出する前に読み取りモードの設定を行うためのダイアログを表示するか否かを切り換えるために使用される自動読み取りモードの設定も本設定ダイアログにて変更、保存を行うことができる。
【0042】
図5は、本実施例における情報処理端末20におけるスキャン開始用ボタン押下時にCPU201により実行される処理を示すフローチャートである。このフローチャートに沿った処理内容は、CPU201の制御プログラムとしてROM202に格納されている。
【0043】
まず、ツールバー400上のスキャン開始用ボタン401〜407のいずれかのボタンが押下された場合には、自動読み取りモードが設定されているか否かを判断する(S501)。自動読み取りモードが設定されている場合には、S503に移行する。
【0044】
また、S501において自動読み取りモードが設定されていない場合には、読み取りモードの設定を行うための設定ダイアログをディスプレイ240に表示し、オペレータが読み取りモードの設定を行った後(S502)、S503に移行する。ここで、読み取りモードの設定を行うための設定ダイアログの各設定初期値は、押下されたボタンに対応して設定されている読み取りモードとなるように構成してもよいし、また、該ダイアログを前回開いたときに設定された読み取りモードとなるように構成してもよい。
【0045】
S503において、スキャン開始が可能か否かを判断する。これは、画像処理装置10にスキャン原稿がセットされている、また、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。また、押下されたスキャン開始用ボタンがカードボタン407の場合には、画像処理装置10上のメモリカード50が書き込み可能か否かに関してもこの時点で判断するように構成してもいい。これは、画像処理装置10上にメモリカード50が装着されている、また、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。
【0046】
S503でスキャン開始が不可能と判断された場合には、オペレータに処理を続行できない由のエラーダイアログをディスプレイ240に表示し(S513)、処理を終了する。このように表示することで、メモリカードに書き込み不能の場合にも、スキャン動作を開始することなく、処理を終了することができ、オペレータにとって使い勝手のよいシステムを提供可能となる。
【0047】
一方、S503でスキャン開始が可能と判断された場合には、スキャン開始指示を送出した後、画像処理装置10から転送される画像をEndpoint3(308)を介して随時受信する(S504)。S505において、スキャン画像受信中にエラーが無いかどうかを判断し、エラーが無ければS506に移行し、エラーがあればディスプレイ240へのエラーダイアログ表示等のエラー処理を行い(S513)処理を終了する。
【0048】
S506において、スキャン画像の受信が終了したか否かを判断し、終了していなければS504に移行し、終了していればS507に移行する。S507において、押下されたスキャン開始用ボタンが何であったかを判断し、カードボタン407以外ならば、前述したように設定されているアプリケーションやドライバに画像を渡す等といった後処理を実行し(S508)、処理を終了する。
【0049】
また、S507において、押下されたスキャン開始用ボタンがカードボタン407であった場合、受信したスキャン画像を設定された保存ファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)に変換する(S509)。なお、保存ファイル形式への変換は、S504でスキャン画像を受信している最中に行うように構成することも可能である。その後、メモリカード50内のファイル情報(フォルダ/ファイル構成)をまだ読み込んでいない場合には、外部I/F制御部113のEndpoint10(317)を介して、画像処理装置10のメモリカードI/F111に装着されたメモリカード50内のファイル情報を読みこむ(S510)。
【0050】
S511において、ファイルデータおよび設定されたフォルダ名/ファイル名等のファイル情報を外部I/F制御部113のEndpoint9(316)を介して画像処理装置10に送信し、メモリカードI/F113に装着されたメモリカード50内にファイルとして書き込むように制御する。その際、メモリカードI/F113は、一つのメディアドライブとして認識されており、認識されたメディアドライブ(例えばEドライブ)にファイルデータを転送してファイル情報とともに書き込むように制御する。
【0051】
ここで、フォルダ名やファイル名を日付にする、もしくは、ファイル名中に複数桁の数値が入り、この数値を自動的にインクリメントすることにより、同一ファイル名が使用されないようにすることも可能である。また、書き込もうとしたフォルダ名/ファイル名がS510で読み込まれたファイル情報と同じ場合には、ファイル名の末尾に識別可能な文字を付加することにより、メモリカード50内に存在するファイルが自動的に上書き/消去されないようにすることも可能である。
【0052】
S512において、外部I/F制御部113のEndpoint10(317)を介してメモリカード50がメモリフル等の書き込みエラーになっていないか判断し、書き込みエラーになっていれば、送信したファイルの消去やオペレータに対するエラーダイアログをディスプレイ240に表示するというエラー処理を行い(S513)、処理を終了する。
【0053】
また、S512において、書き込みエラーになっていないならば、ファイル情報/データの送信及びメモリカード50への書き込みが終了したか否かを判断し(S514)、終了していなければS511に移行し、終了していれば処理を終了する。ファイル情報/データの送信が正常に終了した場合には、正常終了した由の表示/表音を情報処理端末20、もしくは、画像処理装置10上で行うようにしてもいい。さらには、書き込まれたフォルダ名/ファイル名の情報を情報処理端末20のディスプレイ240、もしくは、画像処理装置10の表示部107上に表示するようにしてもいい。
【0054】
以上のように構成することで、情報処理端末上での非常に簡単な操作で、画像処理装置からスキャンを行い、かつ、スキャン画像を画像処理装置に装着されたメモリカードに保存することにより、オペレータに煩雑な操作を強いるという従来の問題点が解消し、使い勝手のよい画像処理システムを提供することが可能となる。
【0055】
また、メモリカードが書き込みできない状態にある場合に、スキャンを行う前に、オペレータにエラーを通知することにより、時間がかかる読取動作が行った後でエラーを通知するといった不具合が解消し、ユーザインタフェースの向上した画像処理システムを提供することが可能となる。
【0056】
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態における画像処理装置10の基本構成を示すブロック図である。本実施形態の画像処理装置は、第1の実施形態における図1に示したものと基本的な構成は同一であるが、操作部106にスキャンキー150を備えている点が異なっている。本実施形態では、オペレータが操作部106上にあるスキャンキー150を押下することによりスキャン開始要求の指示が行われる。また、図3に示したEndpoint5(310)は、主にスキャンキー150が押下されたことを通知するために使用される。
【0057】
本実施形態では、図4の設定ボタン408が押下された場合にディスプレイ240上に表示される設定ダイアログにおいて、オペレータは、画像処理装置100の操作部106上にあるスキャンキー150が押下された場合に情報処理端末130上で行われる制御(以降、スキャンキー押下時制御と称す)を設定することができる。そして、スキャンキー150が押下された場合には、スキャン開始用ボタン401〜407のいずれかが押下された場合と同一の制御処理を行うように設定するか、又はツールバー400を起動するように設定可能であり、選択された設定が記憶される。
【0058】
図7は、本実施形態における画像処理装置10上のスキャンキー150をオペレータが押下した場合に、システム制御部101により実行される処理を示すフローチャートである。このフローチャートに沿った処理内容は、システム制御部101の制御プログラムとしてROM102に格納されている。
【0059】
スキャンキー150が押下された場合、スキャン開始が可能か否かを判断する(S901)。現在スキャン等の動作中である場合や、原稿が無い場合などスキャン開始が可能ではないと判断した場合には、現在スキャンができない由をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行い(S907)、処理を終了する。すなわち、外部I/F制御部113のEndpoint5(310)を介してスキャンキー150が押下されたこと(スキャン指示)を情報処理端末20に通知(伝達)しないように制御する。
【0060】
また、メモリカード50が書き込み可能か否かに関してもこの時点で判断するように構成してもいい。これは、画像処理装置10上にメモリカード50が装着されている、また、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。こうすることにより、メモリカード50に書き込み不能の場合にも、スキャン動作を開始することなく、処理を終了することができ、オペレータにとって使い勝手のよいシステムを提供可能となる。
【0061】
S901でスキャン開始が可能と判断された場合には、スキャンキー150が押下されたこと(スキャン指示)を外部I/F制御部113のEndpoint5(310)を介して情報処理端末20に通知する。通知が完了したか否かを判断し(S902)、所定の時間が経っても通知できない場合(S903)には、スキャンができない由をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行い(S907)、処理を終了する。
【0062】
S902において情報処理端末20への通知が完了した場合には、情報処理端末20から外部I/F制御部113のEndpoint4(309)を介してスキャン開始指示を待ち(S904)、所定の時間が経ってもスキャン開始指示が無い場合(S905)には、スキャンができない由をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行い(S907)、処理を終了する。
【0063】
S904において情報処理端末20からのスキャン開始指示が有った場合には、該指示で指定される読み取りモードに従って、読取制御部108により読み取られた読取画像を、外部I/F制御部113のEndpoint3(308)を介して情報処理端末20に随時転送し(S906)、処理を終了する。S906において、転送する画像は、符号化/復号化部110にて符号化した後に転送するように構成してもよい。
【0064】
図8は、本実施形態における情報処理端末20におけるスキャン開始時にCPU201により実行される処理を示すフローチャートである。このフローチャートに沿った処理内容は、CPU201の制御プログラムとしてROM202に格納されている。
【0065】
まず、ツールバー400上のスキャン開始用ボタン401〜407のいずれかのボタンが押下されたか否かを判断し(S601)、いずれかのボタンが押下された場合には、押下されたスキャン開始ボタンに応じたスキャン処理を行う(S604)。スキャン処理の詳細は後述する。
【0066】
一方、S601において、スキャン開始用ボタン401〜407のいずれのボタンも押下されていないと判断された場合には、画像処理装置10上のスキャンキー150が押下されたか否かを判断する(S602)。これは、外部I/F制御部122のEndpoint5(310)を介して画像処理装置10からスキャンキー150が押下されたことの通知があるか否かで判断され、押下されていないと判断された場合には、S601にもどる。
【0067】
また、S602において、スキャンキー150が押下されたことの通知があり、スキャンキー150が押下されたと判断された場合には、スキャンキー押下時制御として何が設定されているかを判断する(S603)。スキャンキー押下時制御としてツールバー400の起動が選択されている場合には、ツールバー400を起動し(S605)、処理を終了する。
【0068】
一方、スキャンキー押下時制御としてスキャン開始用ボタン401〜407のいずれかの制御が設定されている場合には、設定されたスキャン開始用ボタンの内容に応じたスキャン処理を行う(S604)。スキャン処理の詳細は後述する。
【0069】
図9は、本実施例における情報処理端末20のCPU201により実行されるスキャン処理を示すフローチャートである。このフローチャートに沿った処理内容は、CPU201の制御プログラムとしてROM202に格納されている。
【0070】
まず、ツールバー400上のスキャン開始用ボタン401〜407のいずれかのボタンが押下された場合、もしくは、画像処理装置10上のスキャンキー150が押下されたことの通知がある場合には、自動読み取りモードが設定されているか否かを判断する(S701)。自動読み取りモードが設定されている場合には、S703に移行する。
【0071】
また、S701において自動読み取りモードが設定されていない場合には、読み取りモードの設定を行うための設定ダイアログをディスプレイ240に表示し、オペレータが読み取りモードの設定を行った後(S702)、S703に移行する。ここで、読み取りモードの設定を行うための設定ダイアログの各設定初期値は、押下されたボタンに対応して設定されている読み取りモードとなるように構成してもいいし、また、該ダイアログを前回開いたときに設定された読み取りモードとなるように構成してもいい。
【0072】
S703において、スキャン開始が可能か否かを判断する。これは、画像処理装置10にスキャン原稿がセットされている、また、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。また、押下されたスキャン開始用ボタンがカードボタン407の場合には、画像処理装置10上のメモリカード50が書き込み可能か否かに関してもこの時点で判断するように構成してもいい。これは、画像処理装置10上にメモリカード50が装着されている、また、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。
【0073】
S703でスキャン開始が不可能と判断された場合には、オペレータに処理を続行できない由のエラーダイアログをディスプレイ240に表示し(S713)、処理を終了する。このように表示することで、メモリカードに書き込み不能の場合にも、スキャン動作を開始することなく、処理を終了することができ、オペレータにとって使い勝手のよいシステムを提供可能となる。また、スキャン動作を開始できない由を画像処理装置10に通知するように構成してもいい。
【0074】
一方、S703でスキャン開始が可能と判断された場合には、スキャン開始指示を送出した後、画像処理装置10から転送される画像をEndpoint3(308)を介して随時受信する(S704)。S705において、スキャン画像受信中にエラーが無いかどうかを判断し、エラーが無ければS706に移行し、エラーがあればディスプレイ240へのエラーダイアログ表示等のエラー処理を行い(S713)処理を終了する。
【0075】
S706において、スキャン画像の受信が終了したか否かを判断し、終了していなければS704に移行し、終了していればS707に移行する。S707において、押下されたスキャン開始用ボタンがカードボタン407以外の場合、または、スキャンキー150が押下され、スキャンキー押下時制御としてカードボタン407が設定されていない場合には、前述したように設定されているアプリケーションやドライバに画像を渡す等といった後処理を実行し(S708)、処理を終了する。
【0076】
また、S707において、押下されたスキャン開始用ボタンがカードボタン407の場合、もしくは、スキャンキー150が押下され、スキャンキー押下時制御としてカードボタン407が設定されている場合には、受信したスキャンした画像を設定された保存ファイル形式(JPEG,TIFF,BMP等)に変換する(S709)。なお、保存ファイル形式への変換は、S704でスキャン画像を受信している最中に行うように構成することも可能である。その後、メモリカード50内のファイル情報(フォルダ/ファイル構成)をまだ読み込んでいない場合には、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して、画像処理装置10に装着されたメモリカード50内のファイル情報を読みこむ(S710)。
【0077】
S711において、ファイルデータおよび設定されたフォルダ名/ファイル名等のファイル情報を外部I/F制御部122のEndpoint9(316)を介して画像処理装置10に送信し、メモリカード50内にファイルとして書き込むように制御する。ここで、フォルダ名やファイル名を日付にする、もしくは、ファイル名中に複数桁の数値が入り、この数値を自動的にインクリメントすることにより、同一ファイル名が使用されないようにすることも可能である。また、書き込もうとしたフォルダ名/ファイル名がS710で読み込まれたファイル情報と同じ場合には、ファイル名の末尾に識別可能な文字を付加することにより、メモリカード50内に存在するファイルが自動的に上書き/消去されないようにすることも可能である。
【0078】
S712において、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介してメモリカード50がメモリフル等の書き込みエラーになっていないか判断し、書き込みエラーになっていれば、送信したファイルの消去やオペレータに対するエラーダイアログをディスプレイ240に表示するというエラー処理を行い(S713)、処理を終了する。
【0079】
また、S712において、書き込みエラーになっていないならば、ファイル情報/データの送信及びメモリカード50への書き込みが終了したか否かを判断し(S714)、終了していなければS711に移行し、終了していれば処理を終了する。ファイル情報/データの送信が正常に終了した場合には、正常終了した由の表示/表音を情報処理端末20、もしくは、画像処理装置10上で行うようにしてもいい。さらには、書き込まれたフォルダ名/ファイル名の情報を情報処理端末20のディスプレイ240、もしくは、画像処理装置10の表示部107上に表示するようにしてもいい。
【0080】
以上のように構成することで、画像処理装置上での非常に簡単な操作(キー押下)だけで、画像処理装置からスキャンを行い、かつ、スキャン画像を画像処理装置に装着されたメモリカードに保存することにより、オペレータに煩雑な操作を強いるという従来の問題点が解消し、使い勝手のよい画像処理システムを提供することが可能となる。
【0081】
また、メモリカードが書き込みできない状態にある場合に、スキャンを行う前に、オペレータにエラーを通知することにより、時間がかかる読取動作が行った後でエラーを通知するといった不具合が解消し、ユーザインタフェースの向上した画像処理システムを提供することが可能となる。
【0082】
(第3の実施形態)
上記した実施形態では、画像処理装置10としてファクシミリやプリンタ機能を含む複合機を例に説明したが、本発明はこれに限ることなく、画像読取機能とメモリカード機能のみが搭載されている場合に関しても有効であることは言うまでもない。
【0083】
また、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は、CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0084】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0085】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティング・システム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって、上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、非常に簡単な操作で、画像処理装置によりスキャンを行い、かつ、スキャン画像を画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における画像処理装置10の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の記実施形態において、情報処理端末20の基本構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態において、外部I/F制御部113がUSBインタフェースである場合における構成を示す概念図である。
【図4】本発明の実施形態において、情報処理端末20上でスキャン開始を指示するためのツールバー400を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態における情報処理端末20におけるスキャン開始用ボタン押下時の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態における画像処理装置10の基本構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態における画像処理装置10上のスキャンキー150を押下した時の処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態における情報処理端末20におけるスキャン開始時の処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態における情報処理端末20におけるスキャン処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像処理装置装置、
20 情報処理端末、
30 外部I/F、
50 メモリカード
101 システム制御部、
106 操作部、
107 表示部、
108 読取制御部、
111 メモリカードI/F
113 外部I/F制御部、
150 スキャンキー
201 CPU
209 外部I/F制御部、
220 ハードディスク、
230 キーボード/マウス
240 ディスプレイ
400 ツールバー
407 カードボタン
Claims (12)
- 情報を送受信するためのインタフェース手段により接続された情報処理装置と画像処理装置とから構成される画像処理システムであって、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、
前記情報処理装置は、前記画像処理装置を制御して前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させ、
前記情報処理装置は、前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成し、
前記情報処理装置は、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むことを特徴とする画像処理システム。 - 前記読取モードの指示は、前記画像処理装置に設けられたスキャン指示入力手段からの指示入力により出されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 原稿の読み取り又は前記記録媒体への書き込みのエラーを検出し、前記エラーを検出した場合に、前記読取モードの指示を前記情報処理装置に伝達しないことを特徴とする請求項2に記載の画像処理システム。
- 原稿の読み取り又は前記記録媒体への書き込みのエラーを検出し、検出したエラー情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 原稿の読み取り又は前記記録媒体への書き込みのエラーを検出し、検出したエラー情報を前記情報処理装置に伝達することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- あらかじめ前記読取モードが設定されている場合には、前記指示入力に応じて設定されている読取モードで自動的にスキャンを開始し、あらかじめ読取モードが設定されていない場合には、前記指示入力に応じて読取モードの設定を促した後、設定された読取モードでスキャンを開始することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記情報処理装置は、複数のメディアドライブを設定可能であり、前記画像処理装置の記憶媒体装着部を前記複数のメディアドライブの一つとして認識し、認識されたメディアドライブに前記ファイルデータを転送することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 情報を送受信するためのインタフェース手段により画像処理装置と接続される情報処理装置であって、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、
前記画像処理装置を制御して原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させ、
前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成し、
前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むことを特徴とする情報処理装置。 - 情報を送受信するためのインタフェース手段により情報処理装置と接続され、前記情報処理装置により制御される画像処理装置であって、
着脱自在な記憶媒体を装着可能で、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、
前記情報処理装置からの制御で、前記原稿を読み取って得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送し、
前記情報処理装置において前記画像データから生成された画像ファイルを前記インタフェース手段を介して受信し前記記憶媒体にファイル情報とともに書き込むことを特徴とする画像処理装置。 - 情報を送受信するためのインタフェース手段により接続された情報処理装置と画像処理装置とから構成される画像処理システムを制御するための制御プログラムであって、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、
前記情報処理装置が、前記画像処理装置に前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させるステップと、
前記情報処理装置が、転送された前記画像データから画像ファイルを生成する生成ステップと、
前記情報処理装置が、前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むステップと、
を有することを特徴とする制御プログラム。 - 情報を送受信するためのインタフェース手段により画像処理装置と接続される情報処理装置を制御するための制御プログラムであって、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードの指示がオペレータから出された場合に、
前記画像処理装置を制御して前記原稿を読み取らせて得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送させるステップと、
前記画像処理装置から転送された前記画像データから画像ファイルを生成する生成ステップと、
前記インタフェース手段を介して前記画像ファイルをファイル情報とともに前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体に書き込むステップと、
を有することを特徴とする制御プログラム。 - 情報を送受信するためのインタフェース手段により情報処理装置と接続され、前記情報処理装置により制御される画像処理装置を制御するための制御プログラムであって、
複数の読取モードを設定可能であり、前記複数の読取モードの一つとして、原稿を読み取って前記画像処理装置に装着された着脱自在な記憶媒体へ保存する読取モードのスキャン指示がオペレータから出された場合に、
前記情報処理装置の制御で、前記原稿を読み取って得た画像データを前記情報処理装置に前記インタフェース手段を介して転送するステップと、
前記情報処理装置において前記画像データから生成された画像ファイルを前記インタフェース手段を介して受信し着脱自在な記憶媒体にファイル情報とともに書き込むステップと、
を有することを特徴とする制御プログラム。
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