JP4333053B2 - 画像形成装置、印刷方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、印刷方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷機能を有しネットワークを介して通信可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、印刷機能を有しネットワークを介して通信可能な画像形成装置として、LAN等のネットワークに接続されるネットワークプリンタなどが知られている。このような画像形成装置は、ネットワークに接続された複数のコンピュータ(PCなど)から共用されており、これらのコンピュータからのネットワークを介した印刷指示により画像の印刷を行うようになっている。
【0003】
ところで近年では、ネットワークに接続されたコンピュータ上に記憶されている画像等のファイルを、画像形成装置側から指定して印刷する機能(PULL印刷機能)を有する画像形成装置が提案されている。このような画像形成装置では、当該ファイルが記憶されているコンピュータを操作して印刷指示を出すことなく、画像形成装置の操作パネルなどから印刷を行いたいファイルを直接指定して、当該ファイルを受信し印刷することが可能となる。
【0004】
また、ネットワークを介した電子メールの送受信が可能な画像形成装置も近年実用化されている。このような画像形成装置では、受信した電子メールに添付されている画像等のファイルを、画像形成装置で直接指定して印刷することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像形成装置において印刷可能なファイルの形式は、予め定められたアプリケーションやOSで作成された形式に限定されており、上記のように印刷するファイルを直接指定するとき、該ファイルの形式によっては印刷することはできない。このため、印刷不可能な形式のファイルを印刷したい場合は、当該ファイルの形式を取扱い可能なアプリケーションソフトウェアが記憶されているコンピュータまで出向いて、このアプリケーションソフトウェアによって当該ファイルを開いて印刷指示を行わなければならず大変繁雑な作業が伴ってしまう。
【0006】
これを解決するために、どのような形式のファイルであっても印刷できるように、全ての形式のファイルを解釈して印刷可能なデータに変換するようなプログラムを画像形成装置内に記憶しておけばよいが、ファイルの形式数は日々増加しており、多種多様な形式に対応することは現実的に不可能である。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、印刷するファイルを直接指定する場合においても、ファイルの形式を限定せずに印刷することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、印刷手段を有し、ネットワークを介して通信可能な画像形成装置であって、印刷する対象となる印刷対象ファイルを指定するファイル指定手段と、指定された前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式のとき、前記印刷対象ファイルを印刷可能な形式の印刷可能ファイルへ形式変換を行わせるように指示し且つ識別番号を含む変換指示信号を発生し、前記変換指示信号を前記ネットワークに送出する変換指示手段と、前記識別番号が付加された変換後の前記印刷可能ファイルを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、を備え、前記受信手段が、前記変換後の印刷可能ファイルに付加された前記識別番号によって、前記変換後の印刷可能ファイルが何れの印刷処理に対する印刷可能ファイルであるのかを識別する。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記ファイル指定手段は、前記ネットワークに接続された外部装置に記憶されたファイルを、前記印刷対象ファイルとして指定可能であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式であるか否かの形式判定を行う形式判定手段、をさらに備えている。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記形式判定手段は、前記印刷対象ファイルの形式情報のみを、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置から受信して前記形式判定を行うことを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式であるか否かを前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に判定させ、その判定結果を受信する形式判定結果受信手段、をさらに備えている。
【0013】
また、請求項6の発明は、請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記変換指示信号は、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に前記形式変換を行わせるように指示するものであって、前記外部装置が前記形式変換を行うことが不可能であるために、当該外部装置が前記形式変換を行うことが可能な変換可能外部装置を検索し、前記変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させた場合に、前記変換可能外部装置から前記印刷可能ファイルを受信することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7の発明は、請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記変換指示信号は、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に前記形式変換を行わせるように指示するものであって、前記外部装置が前記形式変換を行うことが不可能であるために、当該外部装置が前記形式変換を行うことが可能な予め指定された変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させた場合に、前記変換可能外部装置から前記印刷可能ファイルを受信することを特徴とする。
【0015】
また、請求項8の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記ネットワークを介して電子メールの受信を行うメール受信手段、をさらに備え、前記ファイル指定手段は、受信した前記電子メールに添付されたファイルを、前記印刷対象ファイルとして指定可能であることを特徴とする。
【0016】
また、請求項9の発明は、請求項1または8に記載の画像形成装置において、前記形式変換を行うことが可能な変換可能外部装置を検索する検索手段、をさらに備え、前記変換指示信号は、前記変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させることを特徴とする。
【0017】
また、請求項10の発明は、請求項1または8に記載の画像形成装置において、前記変換指示信号は、前記形式変換を行うことが可能な予め指定された変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させることを特徴とする。
【0018】
また、請求項11の発明は、印刷方法であって、印刷する対象となる印刷対象ファイルを指定するファイル指定工程と、指定された前記印刷対象ファイルが印刷不可能な形式のとき、前記印刷対象ファイルを印刷可能な形式の印刷可能ファイルへ形式変換を行わせるように指示し且つ識別番号を含む変換指示信号を発生し、前記変換指示信号をネットワークに送出する変換指示工程と、前記識別番号が付加された変換後の前記印刷可能ファイルを前記ネットワークを介して受信する受信工程と、を備え、前記受信工程において、前記変換後の印刷可能ファイルに付加された前記識別番号によって、前記変換後の印刷可能ファイルが何れの印刷処理に対する印刷可能ファイルであるのかを識別する。
【0019】
また、請求項12の発明は、画像形成装置に含まれるコンピュータによって実行されることにより、前記画像形成装置が請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置として動作することを特徴とする。
【0020】
また、請求項13の発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項12に記載のプログラムを記録してあることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0022】
<1.第1の実施の形態>
図1はこの実施の形態における画像形成装置1を示す外観図である。この実施の形態において画像形成装置1はいわゆるマルチ・ファンクション・ペリフェラル(MFP)と呼ばれる装置であって、スキャナ、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を有する複合機である。画像形成装置1は種々の通信規格に対応した機能を有しており、G3ファクシミリ通信機能により電話回線等を介してファクシミリデータを送受信することができる。また、LAN等のネットワークを介してのデータ通信が可能であり、外部のコンピュータからのネットワークを介しての印刷指示に応じて画像の印刷を行うネットワークプリンタとして機能する。さらに、ネットワークに接続されるコンピュータなどの外部装置に記憶された画像や文書等のファイルを、印刷する対象のファイル(以下、「印刷対象ファイル」)として画像形成装置1から直接指定し、該ファイルを受信してその内容を画像として印刷することも可能である。
【0023】
画像形成装置1は、図1に示すように、種々の情報表示を行うとともに各種コマンドやデータの入力を受け付ける操作パネル11、原稿を光電的に読み取って画像データを得るスキャナ部13および記録シート上に画像を印刷する印刷部14を備えている。
【0024】
また、画像形成装置1の本体上部には原稿をスキャナ部13に送るための自動原稿給送装置(フィーダ部)17が設けられ、下部には印刷部14に記録シートを供給する給紙部18が設けられる。さらに中央部には印刷部14によって画像を印刷された記録シートが排出されるトレイ19と、磁気ディスクやメモリーカードなどの記録媒体を読み取る読取装置24が設けられ、内部にはネットワークを介して外部コンピュータと印刷対象ファイル等の送受信を行う通信部16と、受信した印刷対象ファイル等を記憶するための不揮発性メモリや固定ディスク等で構成される記憶部23が設けられる。また、画像形成装置1はLAN等のネットワークや電話回線に接続するためのインタフェースを有し、通信部16は外部コンピュータとの間で各種データの送受信が可能なようにインタフェースを介して電話回線やネットワーク等に接続される。
【0025】
操作パネル11は、複数の入力キー11aと液晶の表示画面11bとを有している。表示画面11bは、印刷対象ファイルを指定する際の外部コンピュータに記憶されたファイル一覧などを含む各種情報の表示を行う。また、表示画面11bはタッチパネルとしての機能を有しており、ユーザが画面に対して直接操作することができるように操作性の向上が図られている。ユーザは表示画面11bに表示された内容を確認しつつ、必要なデータおよびコマンドを入力キー11aやタッチパネルとしての表示画面11bを介して画像形成装置1に入力することができる。印刷対象ファイルを指定する際においては、操作パネル11はファイル指定手段として機能する。
【0026】
スキャナ部13は原稿から写真、文字、絵などの画像情報を光電的に読み取って画像データを生成する。スキャナ部13で生成される画像データは、周知の各種画像処理や画像変換が施された後、画像データとされる。そして印刷部14や通信部16に送られ、画像の印刷やデータ送信に供される。
【0027】
印刷部14は、スキャナ部13により取得された画像データ、通信部16を介して外部コンピュータから受信する印刷指示、及び、画像形成装置1側から直接指定され通信部16を介して受信した印刷対象ファイルなどに基づいて、給紙部18から供給された記録シート上に画像を印刷する。
【0028】
通信部16は、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行う他、ネットワークを介し該ネットワークに接続されたコンピュータ等との間で所定のプロトコルを用いて各種データの送受信を行う。これにより、画像形成装置1はファクシミリ通信とともに、ネットワークを介しての印刷指示等の各種データを受信することができる。さらに、画像形成装置1側からネットワークを介しての印刷対象ファイルの指定や、指定された印刷対象ファイルの受信なども可能となる。なお、画像形成装置1が行うネットワーク通信は有線又は無線のいずれを採用してもよい。
【0029】
図2は画像形成装置1の内部構成の概略を示すブロック図である。図に示すように画像形成装置1は、各種演算処理を行うCPU20と、各種データを記憶するRAM21と、処理用のプログラムを記憶するROM22とを備え、それぞれバスライン29を介して電気的に接続されている。また、バスライン29には、操作パネル11、スキャナ部13、印刷部14、通信部16、記憶部23、読取装置24等も接続される。これにより、バスライン29を介して画像形成装置1内の各部間で各種データの受け渡しが可能とされる。
【0030】
画像形成装置1には、予め読取装置24を介して記録媒体30からプログラムが読み出されROM22に記憶されている。そして、CPU20がROM22内のプログラムに従って演算処理を実行することにより、CPU20の制御の下に画像形成装置1の各部が制御されることとなる。なお、このようなプログラムは、所定のサーバ記憶装置などからネットワークを経由してダウンロードしてROM22に記憶するようになっていてもよい。
【0031】
図3は画像形成装置1が適用されるネットワークシステムの構成の例を示す図である。図3に示すように、ネットワークシステム10は画像形成装置1とともに複数のコンピュータ2とを備えており、それぞれがLAN等のネットワーク5を介して接続されている。これにより、画像形成装置1とコンピュータ2間や、コンピュータ2相互間で各種データの送受信が可能となっている。なお、ネットワーク5はインターネット等の外部ネットワークと接続されていてもよい。
【0032】
それぞれのコンピュータ2は、メモリ、CPU、固定ディスク、ディスプレイ、記録媒体の読取装置等を備えた一般的なパーソナルコンピュータなどで構成される。各コンピュータ2からはネットワーク5を介し画像形成装置1に対して通常の印刷指示を送信することが可能になっている。
【0033】
また、各コンピュータ2の固定ディスクには、文書作成ソフトウェアや図面作成ソフトウェア等の各種アプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」)を使用して作成された種々の形式のファイルが複数記憶されており、これらのファイルはネットワークシステム10の他の装置から共有可能に設定されている。したがって、画像形成装置1からこれらの共有されたファイルを印刷対象ファイルとして直接指定することができ、指定された印刷対象ファイルはネットワーク5を介して画像形成装置1で受信することが可能である。
【0034】
図4はネットワークシステム10における画像形成装置1及びコンピュータ2の本実施の形態に係る機能構成を示すブロック図である。図4において、ファイル指定部101、形式判定部102、形式変換指示部103、ファイル受信部104、印刷処理部105は、画像形成装置1のROM22に記憶されたプログラムに従ってCPU20が演算することにより実現される機能を示している。
【0035】
印刷処理部105は、印刷するファイルを印刷部14で印刷できるように、当該ファイルに基づいてイメージデータの作成処理を行うものである。印刷処理部105で処理することが可能なファイルの形式は限られたものであり、スキャナ部13で取得された画像データの形式や、外部コンピュータからの印刷指示とともに受信する印刷用ファイルの形式などである。印刷処理部105で処理することが可能な形式が、印刷部14で印刷することが可能な形式となる。
【0036】
ファイル指定部101は、ネットワーク5に接続されたコンピュータ2に共有されているファイル90を検索し、操作パネル11の表示画面11bに検索されたファイル90を一覧表示する。この表示画面11bに触れることにより、ユーザは表示されたファイル90を印刷対象ファイルとして指定することができる。印刷対象ファイルが指定されると、ファイル指定部101は当該ファイル90のアドレスをRAM21に記憶するようになっている。このアドレスは印刷対象ファイルに指定されたファイル90を記憶しているコンピュータ名とファイル名とを含んでおり、ネットワーク5における絶対的な位置を示すこととなる。このアドレスを参照することによって当該ファイルに対する以降の処理を行うことが可能となる。
【0037】
形式判定部102は、ファイル指定部101で指定された印刷対象ファイルの形式が印刷処理部105で処理が可能か否かを判定するものである。すなわち、印刷対象ファイルが印刷部14で印刷が不可能な形式であるか否かの形式判定を行う。この形式判定は、印刷対象ファイルのファイル名に含まれる拡張子や、印刷対象ファイルのヘッダ情報などの形式を示す情報(以下、「形式情報」)によってファイル形式を特定し、予め記憶部23に記憶されている印刷可能な形式のデータと前記ファイル形式とを比較することによって行われる。
【0038】
形式変換指示部103は、形式判定部102において印刷対象ファイルが印刷不可能な形式と判定されたとき、印刷対象ファイルを印刷が可能な形式へ形式変換を行わせるように指示する変換指示信号を発生する。この変換指示信号は、印刷対象ファイルが記憶されているコンピュータ2に対して送信される。
【0039】
ファイル受信部104は印刷対象ファイルを受信するものであり、印刷対象ファイルが印刷可能な形式であった場合はそのまま受信し、印刷不可能な形式であった場合は印刷可能な形式に変換された印刷対象ファイルを受信する。受信された印刷対象ファイルは、印刷処理部105でイメージデータへ変換されて印刷部14で画像として印刷されることとなる。
【0040】
一方、ネットワーク5に接続されるコンピュータ2にはそれぞれ画像形成装置1に対する変換プログラム120が予め記憶されている。コンピュータ2の起動中にはこの変換プログラム120が常時起動する(コンピュータ2のCPUによって演算処理される)ように予め設定されている。この変換プログラム120はアプリケーションからの印刷要求を受け、該アプリケーションでオープンしているファイルのデータを受け取り、画像形成装置1において印刷可能な形式である印刷用ファイルに変換を行って画像形成装置1に送信する機能(いわゆるプリンタドライバ機能)を有している。
【0041】
また、変換プログラム120は画像形成装置1から送信された変換指示信号を受信できるようになっており、この変換指示信号に応じた処理を行うようになっている。さらに、変換プログラム120は、他のコンピュータ2で実行されている変換プログラム120相互間でデータ通信処理を行うことができる。これらの変換指示信号に応じた処理や、データ通信処理などの詳細については後述する。
【0042】
なお、図4においては、あるコンピュータ2aに記憶されているファイル90aと、別のコンピュータ2bに記憶されているファイル90bとは同一形式であり、コンピュータ2aにはこの形式を扱うことが可能なアプリケーションが予め記憶されており、コンピュータ2bにはこのアプリケーションが記憶されていない場合を例として示している。
【0043】
次に、画像形成装置1側から直接的に印刷対象ファイルを指定した場合における印刷処理について説明する。図5は、この印刷処理の流れを示す図である。
【0044】
まず、ユーザによって画像形成装置1の操作パネル11を介して印刷対象ファイルが指定され、ファイル指定部101の処理により印刷対象ファイルのアドレスがRAM21に記憶される(ステップS1)。
【0045】
続いて、画像形成装置1の形式判定部102は、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2から、印刷対象ファイルの形式情報(例えば、ヘッダ情報)のみを受信する(ステップS2)。つまり、印刷対象ファイルの一部のデータである形式情報のみを受信することによって形式を特定し、その後形式判定を行うこととなる(ステップS3)。したがって、印刷対象ファイルの全てのデータを受信することなく形式判定を行うこととなるため、ネットワーク5のデータトラフィックを低下させるとともに迅速に形式判定を行うことができる。なお、この形式情報が印刷対象ファイルのファイル名に含まれる拡張子である場合は、RAM21に記憶されたアドレスなどから形式判定を行うようにしてもよい。
【0046】
形式判定の結果、印刷可能な形式であった場合(ステップS3にてYes)は、ファイル受信部104は印刷対象ファイルの全てのデータを受信し(ステップS12)、印刷処理部105にてイメージデータが作成されて印刷部14において印刷が行われることとなる。
【0047】
一方、形式判定の結果、印刷が不可能な形式であった場合(ステップS3にてNo)は、形式変換指示部103は、印刷対象ファイルが記憶されているコンピュータ2の変換プログラム120に対して、印刷対象ファイルを印刷が可能な形式へ形式変換を行わせるように指示する変換指示信号を送信する(ステップS4)。この変換指示信号には、どの印刷処理に対する変換指示信号であるかを識別する識別番号が付加される。
【0048】
ところで、印刷対象ファイルの画像形成装置1において印刷可能な印刷用ファイルへの形式変換は、まず印刷対象ファイルの形式を扱うことが可能なアプリケーションによって印刷対象ファイルをオープンさせ、このアプリケーションから印刷要求を行い、オープンしている印刷対象ファイルのデータを変換プログラム120で受け取り、変換プログラム120によって印刷用ファイルへ形式変換を行うこととなる。つまり、形式変換を行うためには、印刷対象ファイルの形式を扱うことが可能なアプリケーションと、変換プログラム120との両者が必要となる。
【0049】
このため、形式変換信号を受信した変換プログラム120は、自コンピュータ2に印刷対象ファイルの形式を扱うことが可能なアプリケーションが記憶されているか否かを判断する(ステップS5)。これは、コンピュータ2の基本ソフトウェア(Operating System)が、ファイルの形式と当該形式に対応するアプリケーションを予め関連付けて記憶しているため容易にこの判断を行うことができる。
【0050】
ここで例えば、図4のコンピュータ2aのファイル90aを印刷対象ファイルとして指定したような場合は、該ファイル90aを扱うことが可能なアプリケーション121が自コンピュータ2aに記憶されている(ステップS5にてYes)。このため、このコンピュータ2aにおいてアプリケーション121を起動させて印刷可能な印刷用ファイルに形式変換させることが可能であり、(後述、ステップS9)。
【0051】
一方、図4のコンピュータ2bのファイル90bを印刷対象ファイルとして指定したような場合は、該ファイル90bを扱うこと可能なアプリケーション121が自コンピュータ2bに記憶されていない(ステップS5にてNo)。このため、このコンピュータ2bでは印刷用ファイルに形式変換させることができない。したがって、変換プログラム120は、ネットワーク5に接続された他のコンピュータ2の中でアプリケーション121が記憶されているコンピュータ2(例えば、コンピュータ2a)を検索する。つまり、印刷対象ファイルを印刷可能な印刷用ファイルに変換可能なコンピュータ2(以下、「変換可能コンピュータ」)を検索することとなる(ステップS6)。
【0052】
具体的には、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120は、ネットワーク5に接続されたある1つの他のコンピュータ2の変換プログラム120に対し、印刷対象ファイルの形式情報を含む検索信号を送信する。検索信号を受信した変換プログラム120は、自コンピュータ2の基本ソフトウェアを介し当該形式情報に対応するアプリケーションが記憶されているか否かを判断し、検索信号を送信した変換プログラム120にその判断結果を応答するようになっている。
【0053】
印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120は、この検索信号の送信を他のコンピュータ2のそれぞれに対して行うことで、最終的に変換可能コンピュータを検索することができる。なお、目的とする変換可能コンピュータを1つでも検索できた場合は、全てのコンピュータ2に対して検索信号を送信する必要はなく、この検索処理を終了してよい。
【0054】
ここで、ネットワーク5に接続された全てのコンピュータ2に対して検索信号の送信を行っても、変換可能コンピュータが検索できなかった場合(ステップS7においてNo)は、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120は、変換指示信号に含まれていた識別番号と共に変換不可信号を画像形成装置1に対して返信する。この変換不可信号を受信した画像形成装置1は、当該識別番号に対応する印刷処理は不可能(印刷エラー)とし、表示画面11bにその旨のメッセージ表示を行う。
【0055】
また、変換可能コンピュータが検索できた場合(ステップS7にてYes)は、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120は、変換可能コンピュータで印刷対象ファイルを印刷用ファイルに変換させるため、印刷対象ファイルと変換指示信号を変換可能コンピュータに転送する。
【0056】
変換可能コンピュータの変換プログラム120は、印刷対象ファイルと変換指示信号を受信すると、アプリケーションを起動して印刷対象ファイルをオープンさせる。さらに、このアプリケーションに対してオープンした印刷対象ファイルの印刷要求を行わせる(ステップS9)。
【0057】
アプリケーションからの印刷要求が出力されると、変換プログラム120は該アプリケーションでオープンしている印刷対象ファイルのデータを受け取り、画像形成装置1において印刷可能な形式である印刷用ファイルに形式変換する。そして、形式変換された印刷用ファイルには、変換指示信号に含まれていた識別番号が付加されて、画像形成装置1に送信される(ステップS10)。
【0058】
なお、印刷対象ファイルが当初記憶されていたコンピュータ2にアプリケーションが記憶されていた場合(ステップS5にてYes)は、ステップS9及びS10の処理は、印刷対象ファイルが当初記憶されていたコンピュータ2で行われる。形式変換された印刷用ファイルには、上記と同様に、変換指示信号に含まれていた識別番号が付加されて、画像形成装置1に送信される。
【0059】
画像形成装置1においては、形式変換された印刷用ファイルをファイル受信部104で受信する(ステップS11)。印刷用ファイルの送信元は、印刷対象ファイルが記憶されていたコンピュータ2か、変換可能コンピュータであるため、ファイル受信部104は受信した印刷用ファイルに付加される識別番号によって、いずれの印刷処理に対する印刷用ファイルであるかを識別する。したがって、印刷用ファイルをどのコンピュータから受信した場合であっても適切に処理を行うことができる。受信した印刷用ファイルは印刷処理部105で処理可能な形式であるため、印刷処理部105で当該印刷用ファイルに基づいてイメージデータが作成されて、印刷部14にて印刷が行われることとなる。
【0060】
以上、第1の実施の形態について説明を行ったが、本実施の形態においては、印刷対象ファイルが画像形成装置1で印刷不可能な形式であった場合は、当該形式を扱うことが可能なアプリケーションが記憶されているコンピュータ2において、印刷用ファイルに形式変換を行うようになっている。このため、コンピュータ2に記憶されているファイルを印刷対象ファイルとして直接指定する場合においても、ファイルの形式を限定せずに印刷することが可能となる。また、画像形成装置1を使用するユーザにとっては、形式を意識せずに画像形成装置1側から直接指定して多種多様な形式のファイルを印刷することが可能となる。
【0061】
また、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合、当該印刷対象ファイルの形式を扱えるアプリケーションが記憶されている変換可能コンピュータを検索し、検索された変換可能コンピュータにおいて形式変換を行っている。このため、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合であっても形式変換が可能となるとともに、ネットワーク5における情報資源を積極的に有効活用することとなり、より多種多様な形式に対応することが可能となる。
【0062】
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の画像形成装置1の構成は図1及び図2に示すものと同様である。また、本実施の形態の画像形成装置1が適用されるネットワークシステム10は図3に示すものと同様であるが、ネットワーク5に接続されるコンピュータ2のうち1つのコンピュータ2はネットワークシステム10で使用される全てのアプリケーションが記憶されたアプリケーションサーバ3として機能している。
【0063】
上記第1の実施の形態においては、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合は検索された変換可能コンピュータにおいて形式変換を行っていたが、本実施の形態においてはアプリケーションサーバ3によって形式変換を行うようになっている点で相違している。
【0064】
図6は、ネットワークシステム10における画像形成装置1及びコンピュータ2の本実施の形態に係る機能構成を示すブロック図である。図に示すように、本実施の形態の画像形成装置1の機能構成は図4に示すものと同様である。また、ネットワーク5に接続されるコンピュータ2にはそれぞれ画像形成装置1に対する変換プログラム120が予め記憶されているのも第1の実施の形態と同様であり、アプリケーションサーバ3にも同様の変換プログラム120が予め記憶されている。
【0065】
なお、図6においては、あるコンピュータ2cに記憶されているファイル90cの形式を扱うことが可能なアプリケーションが該コンピュータ2cに記憶されていない場合を例として示している。また、アプリケーションサーバ3は、ネットワーク5で使用される全てのアプリケーション(121a,121b・・・121x)が記憶されているため、ファイル90cの形式を扱うことが可能なアプリケーション(例えば、121a)も記憶されている。
【0066】
本実施の形態における画像形成装置1側から直接的に印刷対象ファイルを指定した場合における印刷処理は第1の実施の形態とほぼ同様であるが、図5に示すステップS6〜S8が、図7に示すステップS20に置き換えられたものとなるため、ステップS5以降の相違部分を中心に説明する。
【0067】
図6のコンピュータ2cのファイル90cを印刷対象ファイルとして指定したような場合、該ファイル90bを扱うことが可能なアプリケーション121aが自コンピュータ2cに記憶されていない。このため、このコンピュータ2cでは印刷用ファイルに形式変換させることができない(ステップS5にてNo)。したがって、コンピュータ2cの変換プログラム120は、アプリケーションサーバ3で印刷対象ファイルを印刷用ファイルに形式変換させるため、印刷対象ファイルと変換指示信号をアプリケーションサーバ3に転送する(ステップS20)。つまり、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合は、予め指定されたアプリケーションサーバ3に形式変換をさせるわけである。
【0068】
アプリケーションサーバ3の変換プログラム120は、印刷対象ファイルと変換指示信号を受信すると、アプリケーションサーバ3の基本ソフトウェアを介して印刷対象ファイルの形式を扱うことの可能なアプリケーションを起動し印刷対象ファイルをオープンさせる。アプリケーションサーバ3の基本ソフトウェアにおいてもファイルの形式と当該形式に対応するアプリケーションを予め関連付けて記憶しているため適切なアプリケーションが起動されることとなる。図6のファイル90cが印刷対象ファイルとして指定されたような場合は、アプリケーション121aが起動され、アプリケーションサーバ3に転送されたファイル90cがオープンされる。さらに、アプリケーションサーバ3の変換プログラム120は、アプリケーション121aに対して印刷要求を行わせる(ステップS9)。
【0069】
アプリケーション121aからの印刷要求が出力されると、変換プログラム120は該アプリケーションでオープンしている印刷対象ファイルのデータを受け取り、画像形成装置1において印刷可能な形式である印刷用ファイルに形式変換する。そして、形式変換された印刷用ファイルには、変換指示信号に含まれていた識別番号が付加されて、画像形成装置1に送信される(ステップS10)。
【0070】
なお、印刷対象ファイルが当初記憶されていたコンピュータ2にアプリケーションが記憶されていた場合(ステップS5にてYes)は、ステップS9及びS10の処理は、印刷対象ファイルが当初記憶されていたコンピュータ2で行われることは第1の実施の形態と同様である。
【0071】
また、以降のステップS11の処理は、第1の実施の形態と同様である。
【0072】
以上、第2の実施の形態について説明を行ったが、本実施の形態においては、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合、予め指定されたアプリケーションサーバ3において形式変換を行っている。このため、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2において形式変換が不可能な場合であっても、変換可能コンピュータを検索することなく簡易な処理で形式変換が可能となる。また、検索処理にかかる時間が必要ないため比較的高速に形式変換を行うことができる。
【0073】
<3.第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態の画像形成装置1の構成は図1及び図2に示すものと同様である。また、本実施の形態の画像形成装置1が適用されるネットワークシステム10は図3及び図4に示すものと同様である。
【0074】
上記第1の実施の形態においては指定された印刷対象ファイルの形式判定を画像形成装置1の形式判定部102で行っていたが、本実施の形態においては印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120に行わせる点で相違している。
【0075】
本実施の形態における画像形成装置1側から直接的に印刷対象ファイルを指定した場合における印刷処理は第1の実施の形態とほぼ同様であるが、図5に示すステップS2が、図8に示すステップS21,S22に置き換えられたものとなるため、相違部分を中心に説明する。
【0076】
まず、ステップS1においてユーザによって画像形成装置1の操作パネル11を介して印刷対象ファイルが指定されるのは第1の実施の形態と同様である。
【0077】
続いて、画像形成装置1の形式判定部102から、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2の変換プログラム120に対して、形式判定指示信号が送信される。形式判定指示信号を受信した変換プログラム120は、該印刷対象ファイルの形式情報を参照して形式を特定する。さらに、コンピュータ2の所定の記憶装置に予め記憶されている画像形成装置1で印刷可能な形式のデータを参照することによって、当該印刷対象ファイルの形式が画像形成装置1で印刷可能か否かの形式判定を行う(ステップS21)。そして、変換プログラム120はこの形式判定結果を画像形成装置1に送信する。
【0078】
画像形成装置1の形式判定部102は上記変換プログラム120から送信された形式判定結果を受信し(ステップS22)、該形式判定結果に従ってステップS3以降の処理を行うこととなる。
【0079】
ステップS3以降の処理は第1の実施の形態と同様の処理が行われる。なお、第2の実施の形態のようにネットワークシステム10においてアプリケーションサーバ3が用意されている場合は、ステップS3以降の処理は第2の実施の形態と同様の処理を行ってもよい。
【0080】
以上、第3の実施の形態について説明を行ったが、本実施の形態においては、印刷対象ファイルを記憶しているコンピュータ2に形式判定を行わせその形式判定結果のみを画像形成装置1で受信するため、印刷対象ファイルの形式情報等のデータを受信することなく形式判定を行うことができ、ネットワーク5のデータトラフィックをさらに低下させるとともに迅速に形式判定を行うことができる。
【0081】
<4.第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態の画像形成装置1の構成は図1及び図2に示すものと同様であり、画像形成装置1が適用されるネットワークシステム10も図3に示すものと同様であるが、本実施の形態の画像形成装置1は電子メールのアドレスを有しネットワーク5を介した電子メールの送受信を行うことができるようになっている。
【0082】
電子メールの送受信は、ネットワーク5における各種データの送受信と同様に通信部16を介して行われる。画像形成装置1は、通信部16を介してネットワークシステム10に設けられる所定のメールサーバと通信を行って電子メールの送受信を行うこととなる。ネットワーク5がインターネットなどの外部ネットワークと接続されるような場合は、外部ネットワークからの電子メールを受信することもできる。
【0083】
さらに本実施の形態の画像形成装置1は、受信した電子メールに添付されている添付ファイルを印刷対象ファイルとして直接指定して、当該添付ファイルを印刷することが可能となっている。受信した電子メールは、記憶部23に記憶されるようになっており、この記憶された電子メールの添付ファイルを操作パネル11から印刷対象ファイルとして指定することができるわけである。
【0084】
図9は、ネットワークシステム10における画像形成装置1及びコンピュータ2の本実施の形態に係る機能構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の機能を持つものにおいては、同一の符号を付し詳細な説明は省略する。
【0085】
図9において、電子メール受信部106及びコンピュータ検索部107は、画像形成装置1のROM22に記憶されたプログラムに従ってCPU20が演算することにより実現される機能を示している。
【0086】
電子メール受信部106は、一定時間ごとにメールサーバと所定のプロトコルを用いて通信を行い、画像形成装置1宛の電子メールを受信するものである。受信した電子メールは記憶部23に記憶される。なお、図9においては、1つの電子メール110のみを示しているが、実際には複数の電子メールが記憶される。
【0087】
コンピュータ検索部107は、印刷対象ファイルを印刷することが可能な印刷用ファイルに形式変換を行うことができるコンピュータ2を検索するものである。つまり、印刷対象ファイルの形式を扱うことが可能なアプリケーションが記憶されているコンピュータ2(変換可能コンピュータ)を検索するものであり、上記第1の実施の形態の変換プログラム120で行っていた検索処理と同様の処理を行う。
【0088】
本実施の形態のファイル指定部101は、印刷対象ファイルとして電子メール110の添付ファイル90を指定することが可能となっている。印刷対象ファイルを指定する際には、操作パネル11の表示画面11bに受信した電子メール一覧とその添付ファイルの表示を行う。この表示画面11bに触れることにより、ユーザは表示された添付ファイル91を印刷対象ファイルとして指定することができる。
【0089】
また、ネットワーク5に接続されるコンピュータ2にはそれぞれ画像形成装置1に対する変換プログラム120が予め記憶されていることは第1の実施の形態と同様である。
【0090】
なお、図9においては、コンピュータ2dに、ある電子メール110の添付ファイル91の形式を扱うことが可能なアプリケーション121dが予め記憶されており、コンピュータ2eにはこのアプリケーションが記憶されていない場合を例として示している。
【0091】
次に、電子メールの添付ファイルを印刷対象ファイルを指定した場合における印刷処理について説明する。図10は、この印刷処理の流れを示す図である。
【0092】
まず、ユーザによって画像形成装置1の操作パネル11を介して、記憶部23に記憶されている受信済みの電子メールの添付ファイルから印刷対象ファイルが指定される(ステップS31)。
【0093】
続いて、形式判定部102は、印刷対象ファイルの形式情報を参照して形式を特定する。そして、印刷対象ファイルが印刷部14で印刷が不可能な形式であるか否かの形式判定を行う(ステップS32)。
【0094】
形式判定の結果、印刷可能な形式であった場合(ステップS32にてYes)は、電子メールの添付ファイルはそのまま印刷処理部105にて処理が可能であるため、印刷処理部105にてイメージデータが作成されて印刷部14において印刷が行われることとなる。
【0095】
一方、形式判定の結果、印刷が不可能な形式であった場合(ステップS32にてNo)は、コンピュータ検索部107は、ネットワーク5に接続されたコンピュータ2の中で、印刷対象ファイルの形式を扱うことが可能なアプリケーションが記憶されているコンピュータ2(変換可能コンピュータ)を検索する(ステップS33)。この検索処理の具体的な処理方法は第1の実施の形態の変換プログラム120による変換可能コンピュータの検索処理(図5のステップS6)と同様である。例えば、図9の添付ファイル91を印刷対象ファイルとして指定した場合は、アプリケーション121dを記憶しているコンピュータ2dが変換可能コンピュータとして検索されることとなる。
【0096】
ここで、ネットワーク5に接続された全てのコンピュータ2に対して検索信号の送信を行っても、変換可能コンピュータが検索できなかった場合(ステップS34においてNo)は、印刷処理は不可能(印刷エラー)とし、表示画面11bにその旨のメッセージ表示を行う。
【0097】
変換可能コンピュータが検索できた場合(ステップS34にてYes)は、形式変換指示部103は、変換可能コンピュータの変換プログラム120に対して、印刷対象ファイルを印刷が可能な形式の印刷用ファイルへ形式変換を行わせるように指示する変換指示信号を送信するとともに、印刷対象ファイルを送信する(ステップS35)。
【0098】
以降のステップS36〜S38の処理は、図5のステップS9〜S11の処理と同様である。
【0099】
以上、第4の実施の形態について説明を行ったが、本実施の形態においては、電子メールの添付ファイルを印刷対象ファイルとして指定する場合、該印刷対象ファイルの形式が印刷不可能であっても、検索された変換可能コンピュータにおいて印刷可能な形式に形式変換を行わせる。このため、電子メールの添付ファイルの形式は多種多様なものとなる可能性があるが、この形式を限定せずに印刷することが可能となる。また、画像形成装置1を使用するユーザにとっては、形式を意識せずに多種多様な形式の電子メールの添付ファイルを、印刷対象ファイルとして指定して印刷することが可能となる。
【0100】
なお、第2の実施の形態のようにネットワークシステム10においてアプリケーションサーバ3が用意されている場合は、上記のように変換可能コンピュータを検索する必要はなく、アプリケーションサーバ3に変換指示信号と印刷対象ファイルとを直接送信して、印刷可能な形式に形式変換を行わせるようにしてもよい。つまり、予め指定されたアプリケーションサーバ3に形式変換を行わせるようにしてもよい。このような場合の印刷処理は、図10のステップS33,S34の処理は省略されることとなる。
【0101】
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態における画像形成装置1のCPU20によるソフトウェア的処理で実現されている機能のうちの一部または全部を専用の回路により実現されてもよい。
【0102】
また、上記第4の実施の形態においては、記録媒体に記憶されたファイルを読取装置24を介して印刷対象ファイルとして指定できるようになっていてもよい。これによれば、記録媒体に記憶されたファイルであっても、外部のコンピュータ装置等を介さずに画像形成装置1で直接指定して多種多様な形式のファイルを印刷することが可能となる。
【0103】
また、上記実施の形態の画像形成装置はスキャナ、複写機、ファクシミリなどの機能を有するMFPを例として説明をおこなったが、これに限定されるものではなく、印刷機能を有しネットワークを介して通信可能な画像形成装置であれば、どのようなものであっても本発明にかかる技術を適用することが可能である。
【0104】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1ないし13の発明によれば、印刷する対象となる印刷対象ファイルを直接指定する場合、印刷対象ファイルが印刷不可能な形式であっても、変換指示信号を送出して印刷可能ファイルに形式変換させるため、該印刷対象ファイルを印刷することができる。また、印刷対象ファイルの形式を限定せずに印刷することができる。
【0105】
また、特に請求項2の発明によれば、ネットワークに接続された外部装置に記憶されたファイルを印刷対象ファイルとして指定した場合においても、形式を限定せずに印刷することができる。
【0106】
また、特に請求項3の発明によれば、ユーザが印刷対象ファイルの形式を意識することなく、自動的に印刷不可能な形式であるか否かの形式判定をすることができる。
【0107】
また、特に請求項4の発明によれば、印刷対象ファイルのすべてのデータを受信することなく形式判定を行うことができるため、ネットワークにおけるデータトラフィックを低下させるとともに迅速に形式判定を行うことができる。
【0108】
また、特に請求項5の発明によれば、印刷対象ファイルを記憶している外部装置に印刷不可能な形式であるか否かを判定させてその形式判定結果のみを受信するため、ネットワークにおけるデータトラフィックを低下させるとともに迅速に形式判定を行うことができる。
【0109】
また、特に請求項6の発明によれば、印刷対象ファイルを記憶している外部装置において形式変換が不可能な場合であっても形式変換が可能となる。また、ネットワークの外部装置を積極的に有効活用することにより、より多種多様な形式に対応することができる。
【0110】
また、特に請求項7の発明によれば、印刷対象ファイルを記憶している外部装置において形式変換が不可能な場合であっても形式変換が可能となる。また、変換可能外部装置が予め指定されているため、変換可能外部装置の検索を行う必要がなく比較的高速に形式変換処理を行うことができる。
【0111】
また、特に請求項8の発明によれば、受信した電子メールの添付ファイルを印刷対象ファイルとして指定した場合においても、形式を限定せずに印刷することができる。
【0112】
また、特に請求項9の発明によれば、変換可能外部装置を自動的に検索することができるとともに、ネットワークの外部装置を積極的に有効活用することにより、より多種多様な形式に対応することができる。
【0113】
また、特に請求項10の発明によれば、変換可能外部装置が予め指定されているため、変換可能外部装置の検索を行う必要がなく比較的高速に形式変換処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観図である。
【図2】画像形成装置の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図3】画像形成装置が適用されるネットワークシステムの構成の例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における画像形成装置及びコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態における印刷処理の流れを示す図である。
【図6】第2の実施の形態における画像形成装置及びコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態における印刷処理の流れを示す図である。
【図8】第3の実施の形態における印刷処理の流れを示す図である。
【図9】第4の実施の形態における画像形成装置及びコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
【図10】第4の実施の形態における印刷処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 コンピュータ
3 アプリケーションサーバ
5 ネットワーク
10 ネットワークシステム
11 操作パネル
14 印刷部
23 記憶部
24 読取装置
90 ファイル
102 形式判定部
103 形式変換指示部
104 ファイル受信部
105 印刷処理部
106 電子メール受信部
120 変換プログラム

Claims (13)

  1. 印刷手段を有し、ネットワークを介して通信可能な画像形成装置であって、
    印刷する対象となる印刷対象ファイルを指定するファイル指定手段と、
    指定された前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式のとき、前記印刷対象ファイルを印刷可能な形式の印刷可能ファイルへ形式変換を行わせるように指示し且つ識別番号を含む変換指示信号を発生し、前記変換指示信号を前記ネットワークに送出する変換指示手段と、
    前記識別番号が付加された変換後の前記印刷可能ファイルを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    を備え、
    前記受信手段が、
    前記変換後の印刷可能ファイルに付加された前記識別番号によって、前記変換後の印刷可能ファイルが何れの印刷処理に対する印刷可能ファイルであるのかを識別することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ファイル指定手段は、
    前記ネットワークに接続された外部装置に記憶されたファイルを、前記印刷対象ファイルとして指定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式であるか否かの形式判定を行う形式判定手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記形式判定手段は、前記印刷対象ファイルの形式情報のみを、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置から受信して前記形式判定を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記印刷対象ファイルが前記印刷手段で印刷不可能な形式であるか否かを前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に判定させ、その判定結果を受信する形式判定結果受信手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記変換指示信号は、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に前記形式変換を行わせるように指示するものであって、
    前記外部装置が前記形式変換を行うことが不可能であるために、当該外部装置が前記形式変換を行うことが可能な変換可能外部装置を検索し、前記変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させた場合に、前記変換可能外部装置から前記印刷可能ファイルを受信することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記変換指示信号は、前記印刷対象ファイルを記憶している前記外部装置に前記形式変換を行わせるように指示するものであって、
    前記外部装置が前記形式変換を行うことが不可能であるために、当該外部装置が前記形式変換を行うことが可能な予め指定された変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させた場合に、前記変換可能外部装置から前記印刷可能ファイルを受信することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ネットワークを介して電子メールの受信を行うメール受信手段、
    をさらに備え、
    前記ファイル指定手段は、
    受信した前記電子メールに添付されたファイルを、前記印刷対象ファイルとして指定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1または8に記載の画像形成装置において、
    前記形式変換を行うことが可能な変換可能外部装置を検索する検索手段、
    をさらに備え、
    前記変換指示信号は、前記変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1または8に記載の画像形成装置において、
    前記変換指示信号は、前記形式変換を行うことが可能な予め指定された変換可能外部装置に前記形式変換を行わせ且つ変換後の前記印刷可能ファイルに前記識別番号を付加させることを特徴とする画像形成装置。
  11. 印刷方法であって、
    印刷する対象となる印刷対象ファイルを指定するファイル指定工程と、
    指定された前記印刷対象ファイルが印刷不可能な形式のとき、前記印刷対象ファイルを印刷可能な形式の印刷可能ファイルへ形式変換を行わせるように指示し且つ識別番号を含む変換指示信号を発生し、前記変換指示信号をネットワークに送出する変換指示工程と、
    前記識別番号が付加された変換後の前記印刷可能ファイルを前記ネットワークを介して受信する受信工程と、
    を備え、
    前記受信工程において、
    前記変換後の印刷可能ファイルに付加された前記識別番号によって、前記変換後の印刷可能ファイルが何れの印刷処理に対する印刷可能ファイルであるのかを識別することを特徴とする印刷方法。
  12. 画像形成装置に含まれるコンピュータによって実行されることにより、前記画像形成装置が請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置として動作することを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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