JP3969452B2 - ヘアーブラシ - Google Patents

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Description

本発明はヘアーブラシ、殊に毛髪にカール付けを行う際に使用するヘアーブラシに関するものである。
毛髪にカール付けを行う際に使用するヘアーブラシは、基端から先端まで同径の円筒状で外周面から多数本のブリスルを突出させた形状となっており、その外周面に巻き付けた毛髪にヘアードライヤーの温風を吹き付けたりスチームによる加湿とその後の乾燥などを行うことによって、毛髪にカール付けを行う。
ところで、毛髪にカール付けを行うにあたり、頭の周方向に連続してカール付けを行う場合、円筒状であるがために、カールさせたところと、頭の周方向において隣りのカールさせたところとの間に角ができてしまう。これはヘアーブラシを単なる円筒状ではなく、軸方向の断面を頭の周方向の断面形状に合わせた円弧状となっている筒状とすることで解消することができるが、頭部の周方向の断面形状における各部の曲率は一定ではない上に個人差も大きく、髪形のこともあって、特定の曲率のものとしたのでは問題が残る。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、個人差や髪形等にかかわらず、適切なカール付けを行うことができるヘアーブラシを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るヘアーブラシは、多数本のブリスルがブリスル台の表面から突出しているヘアーブラシであり、上記ブリスル台はその長手方向断面の外形線がなす曲線の曲率が可変であるとともに短手方向において複数片に分割されたものであり、且つ上記ブリスル台はその内面にばね弾性を有する補強材が設けられたものであることに特徴を有している。個人差や髪形等に合わせた曲率の曲線をなすものとすることができるものであり、しかもブリスル台の内面にばね弾性を有する補強材を設けているために、ブリスル台に適切な弾力を付与することを簡便に且つ確実に行うことができる。
ブリスル台の短手方向における分割は、その長手方向両端に至らない切り溝によって行うとともに切り溝の両端は円形状の孔としておくのが好ましい。この場合、ブリスル台の両端は分割されていないために支持が容易であり、しかも切り溝の両端は孔によって応力が集中せず、繰り返し応力にも該両端部が破断してしまうおそれを小さくすることができる。
本発明は、ブリスル台の長手方向断面の外形線がなす曲線の曲率を可変としているために、ブリスル台の外形線を個人差や髪形等に合わせた曲率の曲線とすることで、個人差や髪形等にかかわらず、適切なカール付けを行うことができて、毛髪に角を生じさせてしまうことがないカール付けを行うことができるものであり、またブリスル台は短手方向において複数片に分割しているために、長手方向断面の外形線がなす曲線の曲率を変化させることを的確に行えるものであり、しかもブリスル台の内面にばね弾性を有する補強材を設けていることから、ブリスル台に適切な弾力を付与することを簡便に且つ確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例について説明すると、図1及び図2に示すヘアーブラシ1は、温風送風装置を内蔵するヘアードライヤー9の送風口の部分に着脱自在に装着されるもので、外面から多数本のブリスル20を突出させている円筒状のブリスル台2と、このブリスル台2の軸方向両端に位置する一対のブラシ台3,4とから形成されている。
ヘアードライヤー9の送風口の部分に被せられるブラシ台3は、図2に示すように先端から外筒30と内筒32とを突出させたもので、両筒30,32の間の空間は通風路39となっており、また外筒30には通風口31が開口している。また、該ブラシ台3は、フック36が一体に形成された押釦35を備えており、ばね37に抗して押釦35を押し込むことでフック36を移動させることができるようになっている。
他方のブラシ台4は、ブラシ台3側に向けて突出する筒部40と該筒部40の中心に位置するガイド軸42とを備えたもので、筒部40には通風口41と複数個の係合孔46とを備えている。そしてブラシ台4はその筒部40がブラシ台3の外筒30内にスライド自在にはめ込まれるとともに、ガイド軸42が内筒32内にスライド自在にはめ込まれることで、ブラシ台3との間隔が可変とされるものであり、また、ブラシ台3のフック36がいずれかの係合孔46に係合することによって、上記間隔が固定される。押釦45を押せば係合孔46からフック36が外れて、ブラシ台3に対してブラシ台4が再度スライド自在となる。図中43はブラシ台3からブラシ台4を離す方向に付勢するばねである。
外面からブリスル20を突出させているブリスル台2はポリエステルエラストマーあるいはポリプロピレン等の可撓性を有するとともに伸縮性をもたない(もしくは伸縮性が乏しい)材質からなるもので、円筒状となっている該ブリスル台2はその軸方向両端に上記ブラシ台3,4に引掛係止される係止部21を備えている。
そして該ブリスル台2は、図1(b)から明らかなように、その軸方向に走る複数本の切り溝22が周方向において等間隔に設けられており、ブリスル台2を上記ブラシ台3,4の間隔変更によって軸方向に圧縮した時、ブリスル台2は図1(a)に示すように、軸方向中程が外側へと膨むように撓むものであり、この時、上記切り溝22の部分の間隔が広がる。なお、各切り溝22はブリスル台2の軸方向両端縁には至っていない。また、切り溝22の各端部はほぼ円形の孔23として、ブリスル台2を撓ませた時に切り溝22の端部に応力が集中しないようにしてある。
このヘアーブラシ1においては、上述のようにブラシ台3,4の間隔を変更することによって、ブリスル台2の中程を外側に膨らませることで、単なる円筒状ではなく、軸方向の断面が円弧状をなすものとすることができるとともに、上記間隔を小さくするほど上記円弧の曲率半径が小さくなるものであり、このために毛髪に内巻きカールを付与するに当たり、頭の周方向の断面形状に合わせた曲率の円弧をなすものとした状態で毛髪を巻き付けることで、毛髪に前述の角ができてしまうという問題を個人差や髪形に関係なく解消することができる。
なお、図示例ではブラシ台3,4間の間隔を小さくした時、ブリスル台2が撓んで外側に確実に膨らむように、円筒状の状態では切り溝22の両縁が相互に接触しているものを示したが、円筒状の状態においても切り溝22の両縁を離しておき、ブリスル台2の中央部を手で絞った状態でブラシ台3,4間の間隔を小さくすれば、ブリスル台2の内側への撓みでブリスル台2の中程が凹むようにすることができ、この時には、外巻きカールを付与する場合に好適なものとなる。もちろん、外側へ膨らませるか内側へ凹ませるかを選択できるようにしておいてもよい。これはブリスル台2の撓み方向を規制する規制部材を設けるとともに、該規制部材を動かせば、規制方向が切り替わるようにすることで応ずることができる。また、図示例ではブリスル台2における切り溝22で分割した各帯状部にブリスル20を夫々1列だけ設けているが、列数は図示例に限るものではない。また、ブリスル台2を膨らませた状態では、軸と直交する断面がほぼ多角形となる関係で、切り溝22の本数(帯状部の数)はあまり少ないと、カールさせた髪に段がつくことになるために、上記本数は多くしておくことが望ましい。
もっとも、ブリスル台2の材料特性による制約から、上記本数をあまり多くすると、各帯状部のばね弾性の不足により、毛髪を巻き付けた時に内側へと凹んでしまうおそれが生じる。また、ねじれに対してどうしても弱くなる。このために、図3に示すように、ブリスル台2の内面側にばね弾性を補強する補強板25を設けている。図示例の補強板25はブリスル台2に一体成形で取り付けている。なお、補強板25としては合成樹脂製のものや金属製のものを用いることができる。
補強板25としては上記のようなブリスル台2の内面に裏打ちするものではなく、図4に示すように、ブラシ台3,4に両端を軸着したものとし、該補強板25の外面にブリスル台2を取り付けたものでもよい。なお、ブラシ台3,4への取付部分を軸26による軸着として軸回りに回動自在とする構成は、図1〜図3に示す構成においても採用することができ、回動自在とすることにより、ブリスル台2や補強板25のブラシ台3,4への取付部分に応力が集中することを避けることができる上に、ブラシ台3,4の間隔を変更してブリスル台2を膨らませることをよりスムーズに行うことができるものとなる。ブラシ台3,4への取付部分のうちのいずれか一方だけを回動自在としたものでもよい。
ところで、該ヘアーブラシ1は前述のようにヘアードライヤー9の送風口の部分に装着されるものであり、上記送風口から吐出される温風は、通風路39と通風口41,31を通り、ブリスル台2の切り溝22のところに設けた吐風口24から吐出されるのであるが、ブリスル台2を膨らませた時には通風口31,41の重なりが大きくなって送風抵抗が低下する上に、切り溝22の間隔が広がって、吐風口24からだけではなく、切り溝22の部分からも温風が吐出されることになり、毛髪に温風が当たる面積が大きくなってセット性が向上するものとなっている。
対のブラシ台3,4間の間隔を変更するための構成としては、図5に示すように、ブラシ台3に設けたナット部38にブラシ台4を貫通しているねじ軸48を螺合させたものとしてもよい。ねじ軸48を回転させてねじ軸48とナット部38との螺合を深くすることで、ブラシ台3,4の間隔を短くすることができ、上記螺合を浅くすることで、ブラシ台3,4の間隔を長くすることができる。ブリスル台2のブラシ台4側の端部の係合部21とブラシ台4との間に配した圧縮コイルばね49は、ブリスル台2を伸ばす方向の力を加えることで、ブリスル台2が塑性変形して軸方向断面が円弧をなすようになってしまった時にも、ブラシ台3,4の間隔を長くしてブリスル台2を円筒状に戻せば確実に円筒状に戻るようにするために設けたものである。
以上の各例では、ブリスル台2が筒状で該ブリスル台2の全周にブリスル20を突出させているものを示したが、この形状に限定するものではない。たとえば図6に示すように、ブリスル台2の長手方向と直交する断面形状がほぼ半円をなすものであってもよい。図7はブリスル台2の長手方向両端に至らない切り溝22によってブリスル台2をその短手方向において複数片に分割しているものの他例を示している。
本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)(b)は共に正面図である。 (a)(b)は共に同上の断面図である。 同上の補強材を示す断面図である。 他例の断面図である。 更に他例の断面図である。 別の例の側面図である。 更に別の例の正面図である。
符号の説明
1 ヘアーブラシ
2 ブリスル台
20 ブリスル
25 補強材

Claims (2)

  1. 多数本のブリスルがブリスル台の表面から突出しているヘアーブラシにおいて、ブリスル台はその長手方向断面の外形線がなす曲線の曲率が可変であるとともに短手方向において複数片に分割されたものであり、且つ上記ブリスル台はその内面にばね弾性を有する補強材が設けられたものであることを特徴とするヘアーブラシ。
  2. ブリスル台はその長手方向両端に至らない切り溝によって短手方向において複数片に分割されているとともに、切り溝の両端は円形状の孔とされていることを特徴とする請求項1記載のヘアーブラシ。
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