JP3969359B2 - 停電通報方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、制御局装置と被制御局装置との間でHDLC手順により通信を行うようにした遠方監視制御装置(以下においてはTM/TCと呼ぶ)システムにおいて、被制御局装置で停電が発生した場合の停電通報方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
TM/TCにおいて、データ伝送が途切れた場合、データ伝送が途切れた原因の究明と復旧を早急に行う必要がある。データが途切れる要因としては伝送線の切断の場合と停電の場合とがある。停電信号を伝送することで原因を区分することが重要である。
図5は従来技術の一例である。被制御局装置51と制御局装置52は通常、数キロから数10キロ離れていて、回線59を通じてデータを伝送している。被制御局装置51の一次電源入力510が停電により、なくなると、一次電源不足電圧検出信号514により、回線をモデム部55から停電信号発信回路517に切り替える。停電信号発信回路517から停電を示す信号を回線59を通じて発信する。
【0003】
停電信号発信回路517および回線切替回路518にバックアップ電源516を設けておく。装置電源53は一般的なコントローラ用の電源を使用する場合が多く、一次電源入力510に停電が生じると短時間で二次側電源供給512がなくなるため、停電信号発信回路517および、回線切替回路518をバックアップするためにバックアップ用電源516が必要となる。
制御局装置52は回線分岐回路520にて信号を分岐し、常に停電信号を傍受している。停電信号を受信し、その後、回線断(被制御局装置51の二次側電源供給512がなくなることによる)となることによって被制御局装置51の停電と判断し停電信号515を出力する。このように停電通報をハード的に行うものとしては特許文献1がある。
【0004】
このように従来は停電通報をハード的に行っており、停電信号発信回路517と停電信号受信回路519を設け、停電信号発信回路517は停電時でも停電信号を発信するまで動作できるようにバッテリバックアップする必要があった。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−266292号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
TM/TCにおいて被制御局装置の停電通報をハード的に行っていたため、被制御局装置の発信回路とバックアップ用電源及び制御局装置の受信回路などが必要であり、コストUPとなっていた。また、TM/TCを小型化するうえでこれらのハードのスペースが妨げとなっていた。
上記に鑑み、本発明は、停電通報をハード的に行うことなくすることにより、コストアップが生じず、且つ余分なスペースも必要としない遠方監視制御システムの停電通報方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、制御局装置と被制御局装置との間でHDLC手順により通信を行うようにした遠方監視制御システムにおいて、被制御局装置は、制御局装置との通信中に自局の電源装置に入力される一次側電圧の不足電圧を検知すると、制御局装置との間のHDLC手順による通信を中断し、HDLC手順のグローバルアドレスを使用して一番短いフレームを停電通報信号として制御局装置に送信し、制御局装置は、前記停電通報信号を少なくとも1回受信し、その後回線断を検出した場合に被制御局装置の停電と判断するようにした。
また、停電通報信号として用いられる一番短いフレームは、HDLC手順のUフレームとした。
【0008】
さらに、被制御局装置は、電源装置の2次側電圧がある限り、停電通報信号を送信するようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による停電通報方法を適用する遠方監視制御システムの一実施例を示す。図1において、制御局装置2から数キロから数10キロ離れたところに被制御局装置1が設置され回線を通じてデータ伝送が行われている。一次電源入力10は被制御局装置1に供給されている。被制御局装置1の装置電源3は常時一次電源入力10の電圧を監視し、不足電圧を検出した場合は一次電源不足電圧検出信号14を伝送制御部4に出力する。
伝送制御部4は一次電源不足電圧検出信号14によって、直ちに送信フレームを中断しグローバルアドレス(グローバルアドレスとはアドレス‘11111111’(全て1であり、アドレス255)のことで停電通報用に使用する)のUフレーム(非番号制フレームのことでモード設定の要求・応答や異常の報告とか送受信番号無し、回線の切断や伝送モードの切替えなどを送信するフレームで本発明では停電を通報するフレーム)を二次側電源供給12がある限りモデム部5に出力する。
【0010】
モデム部5は伝送制御部4から入力した信号を変調し、二次側電源供給12がある限り回線9にUフレームを送信する。制御局装置2のモデム部8は受信した信号(Uフレーム)を復調し、伝送制御部7に出力する。伝送制御部7はグローバルアドレスのUフレームを1回でも受信し、その一定時間後に回線断を検出した場合は被制御局装置1の停電と判断し、停電信号15を出力する。
図2は本発明のタイミングチャート1(図1の被制御局装置1の一次電源入力10が停電時のタイミングチャート)を示す。図2において被制御局装置1側では、停電により一次電源入力10の電圧が下がることを検出して一次電源不足検出信号14が出力される。一次電源不足検出信号14によりモデム部5はHDLC手順でIフレーム(情報フレームのことで情報を伝送するときのフレーム)を中断しUフレームを送信する。
【0011】
二次側電源電圧はコントローラの電源として一般的に100μs程度バックアップ時間を確保されているのでUフレームを送信することができる。図2ではUフレームを2回送信している。3回目は二次側電源電圧が下がり始めたので送信されない。
制御局装置2側では、被制御局装置1から送信されてくるIフレーム,Uフレームを受信する。また、回線キャリアレベル(制御局、被制御局間のモデム伝送における伝送信号のレベルのこと)から回線断状態を検出する。Uフレームと回線断から制御局装置2の伝送制御部7は停電と判断し停電信号15を出力する。
図3は本発明のタイミングチャート2(図1の一次電源入力10がふらついた場合)を示す。図3では被制御局装置1の一次電源入力10がふらつき、一次電源不足検出信号14が一時的に出力されたが、実際には停電と判断しなかった場合のタイミングチャートである。図3において、被制御局装置1側では、一次電源入力10がふらつき、一次電源不足電圧検出信号14が出力され、直ちに送信フレームを中断しグローバルアドレスのUフレームが制御局装置2に送信される。
【0012】
制御局装置2側では、グローバルアドレスのUフレームを受信するが、その後一定時間後に回線断(回線キャリアレベルにより判断)とはならないため、停電信号は出力せず、被制御局装置1の停電とはならない。このようにグローバルアドレスのUフレーム受信と回線断を組み合わせることによって、停電の誤判断を防止することができる。
図4は、図2、図3のタイムチャートを実現するための本発明の被制御装置1での伝送制御部4の処理フローチャートを示す。
伝送制御部4は、一次電源不足電圧検出信号の割り込みまたは一次電源不足電圧検出信号を定周期で監視して不足電圧検出信号を検出すると、その時のフレーム送信状態を確認する(ステップS1)。その時、フレームを送信中であると判断されると(ステップS2)、図2、図3に示したとおりIフレームの送信を停止し(ステップS3)、グローバルアドレスUフレームを作成し(ステップS4)、このUフレームを制御局装置に送信する(ステップS5)。
【0013】
Uフレームの送信後、不足電圧を検出中であるかを判断し(ステップS6)、不足電圧を検出中であれば、2次側電圧がある限りステップS5、S6を繰り返して実行し、Uフレームを繰り返し制御局装置に送信する。不足電圧検出信号の消滅あるいは2次側電圧の消滅により不足電圧を検出できなくなると、HDLC手順の初期状態へジャンプする(ステップS7)。
ステップS2において送信中でないと判断されると、ステップS4に進んでUフレームを作成し、同様にしてUフレームの送信を実行する。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば被制御局装置の装置電源からの一次電源不足電圧検出信号を使用し、HDLC手順でのIフレームを途中で中断できるようにすることによってUフレームを送信し、回線断状態との組み合わせで停電と判断し、停電通報ができるようになった。
また、伝送制御部4及び伝送制御部7のソフトウエアの改造で行っているので被制御局装置のバックアップ電源、停電信号発信回路、回線切替回路及び制御局装置の回線分岐回路、停電信号受信回路などが不要となり、安価でコンパクトな構成とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の被制御局装置1の一次電源入力10が停電時のタイミングチャートである。
【図3】図1の一次電源入力10がふらついた場合のタイミングチャートである。
【図4】伝送制御部4の処理フローチャートである。
【図5】従来の遠方監視制御システムの構成図である。
【符号の説明】
1 被制御局装置
2 制御局装置
3 被制御局装置の装置電源
4 被制御局装置の伝送制御部
5 被制御局装置のモデム部
6 制御局装置の装置電源
7 制御局装置の伝送制御部
8 制御局装置のモデム部
9 被制御装置と制御局装置を結ぶ回線
10 被制御局装置の一次電源入力
11 制御局装置の一次電源入力
12 被制御局装置の二次側電源供給
13 制御局装置の二次側電源供給
14 一次電源不足電圧検出信号
15 停電信号
51 被制御局装置
52 制御局装置
53 被制御局装置の装置電源
54 被制御局装置の伝送制御部
55 被制御局装置のモデム部
56 制御局装置の装置電源
57 制御局装置の伝送制御部
58 制御局装置のモデム部
59 被制御局装置と制御局装置を結ぶ回線
510 被制御局装置の一次電源入力
511 制御局装置の一次電源入力
512 被制御局装置の二次側電源供給
513 制御局装置の二次側電源供給
514 一次電源不足電圧検出信号
515 停電信号
516 バックアップ電源
517 停電信号発信回路
518 回線切替回路
519 停電信号受信回路
520 回線分岐回路

Claims (4)

  1. 制御局装置と被制御局装置との間でHDLC手順により通信を行うようにした遠方監視制御システムにおいて、
    被制御局装置は、制御局装置との通信中に自局の電源装置に入力される一次側電圧の不足電圧を検知すると、制御局装置との間のHDLC手順による通信を中断し、HDLC手順のグローバルアドレスを使用して一番短いフレームを停電通報信号として制御局装置に送信し、
    制御局装置は、前記停電通報信号を少なくとも1回受信し、その後回線断を検出した場合に被制御局装置の停電と判断することを特徴とする遠方監視制御システムの停電通報方法。
  2. 停電通報信号として用いられる一番短いフレームは、HDLC手順のUフレームであることを特徴とする請求項1記載の遠方監視制御システムの停電通報方法。
  3. 被制御局装置は、電源装置の2次側電圧がある限り、停電通報信号を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の遠方監視制御システムの停電通報方法。
  4. 制御局装置は、停電通報信号受信後、一定時間回線断を検出した場合に停電と判断することによって誤判断を防止することを特徴とする請求項1または2に記載の遠方監視制御システムの停電通報方法
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