JP3968671B2 - 車両用エアバックシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のエアバックシステムに関し、例えば、代表的な車両としての自動車のエアバックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
代表的な車両である自動車においては、近年、ユーザの安全性に対する関心の高揚から、事故発生時の乗員への衝撃を緩和する、所謂エアバックシステムが急速に普及しつつある。
【0003】
従来、このようなエアバックシステムには、車両に加えられた衝撃を検出するセンサとして加速度センサが設けられており、エアバックの展開タイミングの制御に使用されている。
【0004】
また、エアバック作動時、或は事故発生時の車両等の状態を事後に再現(検証)すべく、例えば特開平1−164649号では、エアバックが作動する加速度を検出したときにその加速度をメモリに記憶する技術が提案されている。また、例えば特開平5−270352号では、検出した加速度が最大となったときから経過時間を計測し、その最大加速度と経過時間とをメモリに記憶する技術が提案されている。また、例えば特開平7−277230号では、車両が急旋回等の異常な挙動起していることを加速度センサによって検出したときに、その検出した加速度をメモリに記憶する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の加速度センサは、車両に加えられた衝撃をいち早く検出するために車両の前方に設けることが一般的である。このため、例えば衝突時の衝撃で乗員の着座姿勢が変化した場合、或は衝撃によってシートが移動した場合等、その衝撃により乗員に実際に加わった加速度の大きさと、加速度センサが検出した加速度の値とが一致しない可能性が有り、車両等の状態を正確に再現する上で障害となる。
【0006】
そこで本発明は、車両の乗員に加えられた衝撃を正確に検出し、その衝撃の状態を記録する車両用エアバックシステムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の車両用エアバックシステムは以下の構成を特徴とする。
【0008】
即ち、本発明に係る車両用エアバックシステムは、車両に加えられる前方向の車両加速度を検出する第1の検出手段と前記車両の乗員に加えられる前方向の乗員加速度を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段によって検出した車両加速度と、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度との平均値がしきい値よりも大きくなったときにエアバックの展開制御を行うと共に、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度をメモリに記憶する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る他の車両用エアバックシステムは、車両に加えられる前方向の車両加速度を検出する第1の検出手段と、前記車両の乗員に加えられる前方向の乗員加速度を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段によって検出した車両加速度が第1しきい値よりも大きくなったときにエアバックの展開制御を行うと共に、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度をメモリに記憶する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより、車両に乗員に加えられた衝撃を正確に検出、記憶することができ、将来的な事故への対応を図ることができる。
【0009】
この場合、前記所定条件には、前記第1及び/または第2の検出手段による検出値と所定値との大小関係や、前記制御手段がエアバックを展開させたタイミング等を用いると良い。これにより、記憶容量に制限の有る前記メモリの効率の良い使用と、衝撃状態の再現に有効なデータの記録とを実現する。
【0010】
また、例えば、前記第2の検出手段を、前記車両のBピラー下方、サイドシル、フロアパネル、シート内部等の前記乗員の着座位置近傍に設けることを特徴とする。これにより、乗員への実際の衝撃をできるだけ正確に検出する。
【0011】
また、好ましくは、前記制御手段は、前記第2の検出手段による検出値と前記所定条件になった時刻とを、前記メモリに記憶するとよい。或は、前記所定条件になった時刻を含む所定時間内の前記第2の検出手段による検出値を、前記メモリに記憶するとよい。これにより、例えば、事故が発生したときの状況再現(検証)の用に供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用エアバックシステムを、代表的な車両としての自動車に適用し、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
【第1の実施形態】
はじめに、本実施形態におけるエアバックシステムのシステム構成を図1を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明の第1の実施形態としてのエアバックシステムの概略を示すシステム構成図である。
【0015】
図中、本実施形態におけるエアバックシステムの制御ユニット11には、以下に説明する各種センサからの出力信号が入力される。
【0016】
助手席用インフレータ16は、助手席13の前方のダッシュボードに納められた不図示のエアバックを展開させる。運転席インフレータ17は、ステアリングホイール内の納められた不図示のエアバックを展開させる。計器パネル15内に設けられた状態表示ランプ151は、制御ユニット11による運転席用及び助手席用エアバックの現在の制御状態を乗員に報知する。計器パネル15内に設けられた故障警告ランプ152は、運転席用及び助手席用エアバックの故障状態を乗員に報知する。
【0017】
また、第2加速度(以下、Gと称する)センサ31は、後述する第1Gセンサと共に主として車両の前方向の衝撃を検出するセンサであり、車室内に備えられ、乗員に加えられる衝撃を検出する(詳細は後述する)。第3Gセンサ32は、主として車両の横方向の衝撃を検出するセンサであり、不図示のサイドエアバックの制御に使用される。CCD(Charge Coupled Device)カメラ33は、車室内の乗員の有無及び姿勢を撮影する。乗員検知センサ34は、超音波等を使用して車室内の乗員の有無を検知する。
【0018】
また、運転席21には、シートベルト27の繰り出し量を検知するシートベルト繰り出し量検知センサ22、当該シートを前後にスライドさせるスライダ機構23のスライド位置を検知するシートスライド量検知センサ24、当該シートのシートバックをリクライニング機構25のリクライニング角度を検知するリクライニング角検知センサ26、並びに当該シート上の乗員の有無並びに乗員の着座姿勢を検出するための複数の圧力センサ35が埋め込まれており、それらのセンサの出力信号も制御ユニット11に入力される。尚、これら運転席21に設けられているセンサ群は、助手席13にも同様に設けられているが、説明の便宜上、図1には示していない。
【0019】
シートセンサユニット18は、助手席13上の乗員の有無、乗員の着座姿勢、並びにチャイルドシート12の装着状態を制御ユニット11に通信する。図1では、助手席13にチャイルドシート12が装着された状態を示している。
【0020】
ここで、本実施形態における助手席13の状態検知の構成を、図9及び図10を参照して説明する。
【0021】
図9は、本発明の第1の実施形態としての助手席内の通信アンテナの配置を説明する図である。また、図10は、本発明の第1の実施形態としてのチャイルドシート12の構成を示す図である。シートセンサユニット18には、助手席13内に埋め込まれて乗員の着座の有無、そして乗員の着座姿勢を検知する複数の圧力センサ35、助手席13の内部に埋め込まれた受信アンテナ131及び送信アンテナ132とが接続されており、チャイルドシート12に備えられたトランスポンダ121との間で無線通信を行うと共に、受信アンテナ131が受信した信号を所定のフォーマットに基づいて変換し、制御ユニット11に送信する。
【0022】
尚、上述したエアバックシステムにおいて、乗員の着座状態(チャイルドシートの装着状態を含む)を検出するセンサの構成は一例であり、必要に応じて異なる構成としても本発明を適用できる。
【0023】
次に、制御ユニット11の機器構成を図2を参照して説明する。
【0024】
図2は、本発明の第1の実施形態としての制御ユニット11の概略を示すブロック構成図である。
【0025】
図中、制御ユニット11は、第1Gセンサ11A、バッテリ36からの直流電圧を安定化する電源回路11B、マイクロコンピュータ110が出力する制御信号に応じてインフレータ16,17を起爆する出力制御ユニット11C、制御ユニット11の動作状態を監視すると共に表示ランプ151,152の点灯・消灯を行う監視ユニット11D、時間を計測する計時ユニット11E、マイクロコンピュータ110が出力するデータ(詳細は後述する)を記録する記憶ユニット11F、そして外部の装置を接続可能なコネクタ11Gを備える。
【0026】
コネクタ11Gには、必要に応じて記憶ユニット11Fに記憶されたデータを読み取る外部装置としてのデータ読み取り装置37が接続される。記憶ユニット11Fは、マイクロコンピュータ110が出力するデータを記憶する読み出し・書き込みが可能なメモリ(不図示)を備えている。このメモリに記憶された情報は、その性格から制御ユニット11が衝撃によって動作停止した場合にも該メモリ内に保持される必要が有るため、該メモリには、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、或は電池によりバックアップされているメモリを使用する。
【0027】
マイクロコンピュータ110は、CPU110A、ROM110B、そしてRAM110Cを備えている。CPU110Aは、RAM110Cを各種データの一時記憶エリア、ワークエリアとして使用しながら、予めROM110Bに記憶されているエアバックの展開制御プログラム等に従って本エアバックシステムを制御する。
【0028】
<加速度センサの取り付け位置>
次に、本実施形態における加速度センサの取り付け位置について図7及び図8を参照して説明する。
【0029】
図7及び図8は、本発明の第1の実施形態としての加速度センサの取り付け位置のバリエーションを説明する図であり、図7は自動車の車室内、図8は運転席21を表わす。
【0030】
第1Gセンサ11Aが備えられている制御ユニット11は、図7に示すように、車室内のフロントパネル54の内部であってエンジンルームの後方に備えられる。
【0031】
第3Gセンサ32は、サイドエアバックの制御に使用されるものであり、図7に示すようにBピラー51内の位置Aに備えられる。
【0032】
第2Gセンサ31の取り付け位置については、以下に説明する6箇所の何れかを想定している。この第2Gセンサ31は、何れの場合も、事故発生時の衝撃によって乗員に加えられる実際の加速度をできるだけ正確に検出するために設けられている。
【0033】
(1)第2Gセンサ31を、第3Gセンサ32と一体構造とし、図7の左右のBピラー51の内部の位置Aにそれぞれ取り付ける。この位置Aは、実験等によって経験的に求めた位置であり、第2Gセンサ31が衝撃を正確に計測可能な位置である。この場合、制御ユニット11への第1及び第2Gセンサの配線ラインを共通にすることができるため、製造工程において取り付け作業及び配線の敷設作業を簡略化することができる。
【0034】
(2)第2Gセンサ31を、車体構造の補強部材であるクロスメンバ52の左右の位置Bにそれぞれ取り付ける。この位置に取り付ける場合は、車体の共振による影響が低いため、当該センサの出力信号への共振振動によるノイズの重畳を低減することができる。
【0035】
(3)第2Gセンサ31を、センターコンソール55の下部のフロアパネルの位置Cに取り付ける。この場合、車体の中央付近であるため、当該センサを運転席用及び助手席用で共用することができる。
【0036】
(4)第2Gセンサ31を、サイドエアバックのインフレータと一体構造とし、例として運転席側の場合を示す図8のように、サイドエアバックのインフレータ61と共に運転席21及び助手席13のそれぞれのシートバック内部の位置Eに埋め込む。この場合、第2Gセンサ31は、事故発生時の衝撃によってシートスライダ23が破損し、シートの位置が移動したことによる加速度をも含めて検出することができ、衝撃により乗員に加わる実際の加速度により正確に検出することができる。また、制御ユニット11への第2Gセンサ及びインフレータ61の配線ラインを共通にすることができるため、製造工程において取り付け作業及び配線の敷設作業を簡略化することができる。
【0037】
(5)第2Gセンサ31を、例として運転席側の場合を示す図8のように、運転席21及び助手席13のそれぞれのシート座面内部の位置Fに埋め込む。この場合、第2Gセンサ31は、事故発生時の衝撃によってシートスライダ23が破損し、シートの位置が移動したことによる加速度をも含めて検出することができ、衝撃により乗員に加わる実際の加速度により正確に検出することができる。
【0038】
(6)第2Gセンサ31を、左右のサイドシル53の位置Dにそれぞれ取り付ける。この位置Dは、実験等によって経験的に求めた位置であり、第2Gセンサ31が衝撃を正確に計測可能な位置である。
【0039】
<エアバックの展開制御>
次に、本実施形態におけるエアバックの展開制御について説明する。本実施形態のエアバックシステムは、所謂スマートエアバックシステムと言われる高機能型のエアバックシステムであり、マイクロコンピュータ110は上述した各種センサの出力信号に基づいて、運転席等のエアバックの展開タイミング、展開圧力を制御する。具体的には、例えば、運転席21の後方へのスライド量に応じて、或はシートバックがリクライニングされている量に応じて、エアバックの展開圧力を高くする。また、チャイルドシート12が助手席12に後ろ向きに装着されているときは助手席用のエアバックの展開を禁止する。また、圧力センサ35によりシート上の乗員の姿勢が不安定なとき等は、エアバックの展開を禁止するか、或は展開圧力を低くする。
【0040】
これらのエアバックの展開時の動作制御自体は一般的な手法を採用するものとし、以下の説明において詳細な説明は省略し、各種センサのデータの記録処理を中心に説明する。
【0041】
また、本実施形態では、第3Gセンサ32の検出結果を使用したサイドエアバック自体の展開制御の説明を、説明の便宜上、後述するエアバックの展開制御からは省略している。
【0042】
はじめに、本実施形態におけるエアバックの展開制御におけるデータ記録処理の概要を述べれば、制御ユニット11に入力される各種センサの出力信号、そして制御ユニットによるエアバックの制御状態を、後述する所定のタイミングで記憶ユニット11Fに記憶する。記憶ユニット11Fに記憶されたデータは、データ読み取り装置37により読み取りが可能であり、例えば、事故が発生したときの状況再現(検証)の用に供する。
【0043】
以下、本実施形態のエアバックの展開制御について図3及び図4を参照して説明する。
【0044】
図4は、本発明の第1の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えば、乗員がイグニッションキーをオンにすることにより、制御ユニット11のマイクロコンピュータ110にて開始される。
【0045】
尚、図4のフローチャートの制御は、運転席用エアバック、助手席用エアバックのそれぞれについて行われ、展開圧、展開タイミング等は運転席側と助手席側とでは異なることは言うまでもない。特に、助手席用エアバックの制御についてはチャイルドシート12の装着状態(前向き、後ろ向き等)が考慮されることは言うまでもない。
【0046】
図4において、ステップS1:CPU110Aは、制御ユニット11及びシステム全体のイニシャルチェックを行う。このイニシャルチェックが終了すると、CPU110Aは、図1及び図2を参照して説明した各種センサの出力値を、RAM110Cに所定の周期で記憶する別プロセス(タスク)を開始する。この別プロセスは、RAM110C内に予め確保した所定のメモリ空間を所謂ロータリバッファとして使用し、各種センサの出力値を所定の周期毎に順次記憶すると共に、最新の出力値を記憶するために該所定のメモリ空間に一時記憶している一番古いセンサ出力値のデータを消去する。
【0047】
ステップS2,ステップS3:CPU110Aは、RAM110C内の第1Gセンサ11A及び第2Gセンサ31の検出値G1,G2を読み込み、検出値G1及びG2の平均値Gaを算出する。
【0048】
ステップS4:CPU110Aは、ステップS3で算出した平均値Gaを、予め登録した所定値の加速度(本実施形態では3Gとする)と比較し、NOの場合はエアバックの展開は必要ないと判断してステップS2に戻る。
【0049】
ステップS5,ステップS6:ステップS4でYESの場合、CPU110Aは、図1及び図2を参照して説明した各種センサの出力値をRAM110Cから読み込み、それらの出力値に基づいて、エアバック展開スレショルドV1,L1、エアバックの展開圧p1、エアバックの展開タイミングt1、並びにエアバックの展開を許容するか禁止するかを表わす展開禁止フラグf1のステータスを演算する。この演算には、予めROM110B等に登録したマップのデータ等が使用されることは言うまでもない。
【0050】
ステップS7:CPU110Aは、ステップS6で算出したエアバック展開禁止フラグf1のステータスが「非展開(展開禁止)」か否かを判断する。
【0051】
ステップS14:ステップS7でNOの場合、CPU110Aは、エアバックの展開が必要無いと判断し、前述した別プロセスによって順次記憶しているRAM110Cの出力値のデータから、ステップS4で所定値3Gより大きいことを検出したタイミングt3Gより所定時間αだけ前のタイミングからタイミングt3Gまでの期間の各種センサの出力値のデータを読み出す(尚、以下の説明では、タイミングt3Gを現在時刻として扱う)。次に、CPU110Aは、それらの読出したセンサ出力値、現在時刻(タイミングt3G)、並びに展開フラグのステータス(この場合は「展開無し」を表わす)を、記憶ユニット11F内部の不図示のメモリに記憶し、ステップS2に戻る。尚、CPU110Aは、該メモリのデータの格納状況をアドレスで管理しており、本ステップで最新の出力値等のデータを記憶する際、該メモリ内で現在一番古いデータが記憶されているメモリ空間のアドレスを指定し、記憶ユニット11Fに最新の出力値等のデータを記憶させる。この処理により、記憶ユニット11Fの記録データは順次新しいデータに更新される。
【0052】
ここで、記憶ユニット11F内部に記憶される情報について説明する。
【0053】
図3は、本発明の第1の実施形態としてのメモリテーブルの概念を示す図であり、記録ユニット11F内部の不図示のメモリに格納されたときの情報の格納状況を示している。
【0054】
同図に示す各項目を説明すると、一番左から、現在時刻(タイミングt3G)、第1Gセンサから第3Gセンサの出力値、乗員検知センサ34の出力値、シートリクライニング角検知センサ26の出力値、シートスライド量検知センサ24の出力値、CCDカメラ33の画像データ、エアバック(A・B)展開フラグのステータス、そしてエアバック展開禁止フラグf1のステータス等の各項目のデータが記憶される。
【0055】
これらの記録データのうち、第1Gセンサから第3Gセンサの出力値、乗員検知センサ34の出力値、シートリクライニング角検知センサ26の出力値、並びにシートスライド量検知センサ24の出力値は、タイミングt3Gより所定時間αだけ前からタイミングt3Gまでの期間における連続的なデータとして記憶する。
【0056】
尚、助手席エアバックの制御の場合、図3のメモリテーブルには、チャイルドシートに関する情報を表わすシートセンサユニット18からの状態信号のデータも記憶されることは言うまでもない。
【0057】
ステップS8:ステップS7でYES(エアバック展開の許容状態)の場合、CPU110Aは、現在時刻(タイミングt3G)より所定時間αだけ前のタイミングから現在時刻までの期間における乗員の頭部の移動速度Vと移動距離Lとを算出する。具体的に、移動速度Vは、ステップS3で算出した平均加速度Gaを、現在時刻(タイミングt3G)より所定時間αだけ前の時刻から現在時刻(t=0)まで積分して算出すればよい。また、移動距離Lは、算出した移動速度Vを同時間内で積分するか、或は平均加速度Gaと所定時間αとの積を求めればよい。
【0058】
ステップS9,ステップS10:CPU110Aは、ステップS8で算出した乗員の頭部の移動速度Vと移動距離Lとをそれぞれ所定値V1,L1と比較し、何れも所定値V1,L1より小さい場合は、エアバックを展開する必要は無いと判断してステップS14に進む。
【0059】
ステップS11:ステップS10でYESの場合はエアバックを展開する必要が有ると判断し、CPU110Aは、ステップS6で算出したエアバック展開タイミングt1、エアバック展開圧p1でエアバックのインフレータを起爆する。
【0060】
ステップS12:CPU110Aは、前述したステップS14の処理と同様にRAM110Cから読み出したセンサ出力値等のデータを、記憶ユニット11Fに記憶する。この場合、展開フラグのステータスは「展開:有り」である。また、図3に示すように、ステップS12でインフレータを起爆したタイミングをセンサ出力値にマークする。
【0061】
ステップS13:ステップS12で格納したセンサ出力等のデータのメモリ領域に、新たなデータを上書きすることを防止するため、CPU110Aは、記憶禁止フラグをセットする。
【0062】
【第2の実施形態】
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、エアバックの展開制御のフローチャートである。
【0063】
図5は、本発明の第2の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。基本的な処理の構成は図4の場合と同様であり、同一の処理ステップには同一のステップ番号を付して説明を省略する。
【0064】
本実施形態では、CPU110Aは、ステップS2でRAM110C内の第1Gセンサ11A及び第2Gセンサ31の検出値G1,G2を読み込む。そして、ステップS4Aでは、検出値G1が所定値3Gより大きいか否かを判断し、YESの場合はステップS5以降で第1の実施形態と同様の処理を行う。一方、ステップS4Aで検出値G1が所定値3Gより小さい場合には、ステップS21で検出値G2が所定値2Gより大きいか否かを判断する。
【0065】
ステップS21でNOの場合は、ステップS2に戻る。一方、ステップS21でYESの場合は、ステップS22において、CPU110Aは、エアバックを展開は行わないが、前述した図4のステップS14の処理と同様にRAM110Cから読み出したセンサ出力値等のデータを、記憶ユニット11Fに記憶し、ステップS2に戻る。尚、この場合は、ステップS4Aで所定値3Gより大きいことを検出したタイミングt3Gより所定時間αだけ前のタイミングから現在時刻までの期間における各種センサの出力値のデータを記憶する。
【0066】
本実施形態によれば、車両に加わった衝撃がエアバックを展開させるしきい値(3G)より小さい場合でも、第2Gセンサ31の検出値G2が2Gより大きいときは記憶ユニット11Fに記憶する構成としているため、第1の実施形態と比較してエアバックを展開させない場合の乗員に加わる衝撃をも詳細に収集・再現することができる。
【0067】
【第3の実施形態】
次に、第3の実施形態について説明する。上記の第2の実施形態では、例えば乗員自身が着座状態を調整するためにシートの前後方向の位置、或はシートバックのリクライニング量を急激に変化させた場合等、その調整による衝撃がしきい値(2G)より大きければ、制御ユニット11は、各種センサの出力値のデータを記憶ユニット11Fに記憶してしまう可能性が有る。そこで、本実施形態では、車両及び乗員に加えられた安全上問題となる衝撃を記憶するような処理を実現する。本実施形態も第1及び第2の実施形態を基本としており、異なるのはエアバックの展開制御のフローチャートである。
【0068】
図6は、本発明の第3の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。基本的な処理の構成は図4の場合と同様であり、同一の処理ステップには同一のステップ番号を付して説明を省略する。
【0069】
本実施形態では、CPU110Aは、ステップS2でRAM110C内の第1Gセンサ11A及び第2Gセンサ31の検出値G1,G2を読み込む。そして、ステップS4Aでは、検出値G1が所定値3Gより大きいか否かを判断し、YESの場合はステップS5以降で第1の実施形態と同様の処理を行う。一方、ステップS4Aで検出値G1が所定値3Gより小さい場合には、ステップS31及びステップS32で検出値G1及び検出値G2がそれぞれ所定値2Gより大きいか否かを判断する。その結果、検出値G1または検出値G2が所定値2Gより小さい場合は、ステップS2に戻る。一方、ステップS31及びステップS32で検出値G1及び検出値G2がそれぞれ所定値2Gより大きい場合は、ステップS14に進んで第1の実施形態と同様にRAM110Cから読み出したセンサ出力値等のデータを、記憶ユニット11Fに記憶し、ステップS2に戻る。尚、この場合も、第2の実施形態と同様に、ステップS4Aで所定値3Gより大きいことを検出したタイミングt3Gより所定時間αだけ前のタイミングから現在時刻までの期間における各種センサの出力値のデータを記憶する。
【0070】
本実施形態によれば、第2の実施形態と同様に、車両に加わった衝撃がエアバックを展開させるしきい値(3G)より小さい場合でも、第1及び第2Gセンサの検出値が2Gより大きいときは記憶ユニット11Fに記憶する構成としているため、第1の実施形態と比較して乗員に加わる衝撃をより詳細に収集・再現することができる。特に、本実施形態では、検出値G1及び検出値G2が何れもしきい値2Gより大きいとき(ステップS31,32)に各種センサの出力値のデータを記憶する構成としたため、記憶容量に限りが有る記憶ユニット11Fのメモリに、車両及び乗員への衝撃の検証には不必要なデータを記憶することを防止することができる。
【0071】
<実施形態の効果>
以上説明したように、上述した各実施形態によれば、車室内の乗員の近傍に第2Gセンサ31を、図7に示した何れかの位置に設けるため、第1Gセンサ11Aだけによって事故発生時の衝撃を記録する場合と比較して、乗員に実際に加わる衝撃をより正確に検出することができる。
【0072】
また、図3に示した如くエアバックの展開制御に使用する各種センサの出力値を、検出した加速度が所定値(2Gまたは3G)を越える前(所定時間αだけ前)の所定のタイミングから記憶ユニット11Fに記録するため、例えば、事故が発生した後等において、記憶ユニット11Fに記録したデータに基づいて、車両及びその乗員の事故発生時の状況を正確に再現することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車両の乗員に加えられた衝撃を正確に検出し、その衝撃の状態を記録する車両用エアバックシステムの提供が実現する。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としてのエアバックシステムの概略を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態としての制御ユニット11の概略を示すブロック構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態としてのメモリテーブルの概念を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態としてのエアバックの展開制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態としての加速度センサの取り付け位置のバリエーションを説明する図である。
【図8】本発明の第1の実施形態としての加速度センサの取り付け位置のバリエーションを説明する図である。
【図9】本発明の第1の実施形態としての助手席内の通信アンテナの配置を説明する図である。
【図10】本発明の第1の実施形態としてのチャイルドシート12の構成を示す図である。
【符号の説明】
11:制御ユニット,11A:第1Gセンサ,11B:安定化電源回路,110:マイクロコンピュータ,11C:出力制御ユニット,11D:監視ユニット,11E:計時ユニット,11F:記憶ユニット,11G:コネクタ,12:チャイルドシート,13:助手席,15:計器パネル,16:助手席用インフレータ,17:運転席インフレータ,18:シートセンサユニット,21:運転席,22:シートベルト繰り出し量検知センサ,23:スライダ機構,24:シートスライド量検知センサ,25:リクライニング機構,26:リクライニング角検知センサ,27:シートベルト,31:第2Gセンサ,32:第3Gセンサ,33:CCDカメラ,34:乗員検知センサ,35:圧力センサ,36:バッテリ,37:データ読み取り装置,51:Bピラー,52:クロスメンバ,53:サイドシル,54:フロントパネル,55:センターコンソール,61:サイドエアバック用インフレータ,110A:CPU,110B:ROM,110C:RAM,121:トランスポンダ,122:ベルト,131R,131F:受信アンテナ,132:送信アンテナ,151:状態表示ランプ,152:故障警告ランプ,

Claims (21)

  1. 車両に加えられる前方向の車両加速度を検出する第1の検出手段と、
    前記車両の乗員に加えられる前方向の乗員加速度を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段によって検出した車両加速度と、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度との平均値がしきい値よりも大きくなったときにエアバックの展開制御を行うと共に、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度をメモリに記憶する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用エアバックシステム。
  2. 前記制御手段は、前記平均値が前記しきい値よりも大きくなったときに、前記平均値から乗員の頭部の移動速度と移動距離とを導き、該移動速度及び該移動距離に基づいて、エアバックの展開制御を行うか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の車両用エアバックシステム。
  3. 前記制御手段は、前記移動速度と前記移動距離とに基づいてエアバックの展開制御を行なわないと判断した場合であっても、前記乗員加速度をメモリに記憶することを特徴とする請求項2に記載の車両用エアバックシステム。
  4. 車両に加えられる前方向の車両加速度を検出する第1の検出手段と、
    前記車両の乗員に加えられる前方向の乗員加速度を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段によって検出した車両加速度が第1しきい値よりも大きくなったときにエアバックの展開制御を行うと共に、前記第2の検出手段によって検出した乗員加速度をメモリに記憶する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用エアバックシステム。
  5. 前記制御手段は、前記エアバックの展開制御を行わない場合であっても、前記乗員加速度が第2しきい値よりも大きくなったときには、検出された前記乗員加速度をメモリに記憶することを特徴とする請求項4に記載の車両用エアバックシステム。
  6. 前記制御手段は、前記エアバックの展開制御を行わない場合であっても、前記車両加速度が第2しきい値よりも大きくなったときには、検出された前記乗員加速度をメモリに記憶することを特徴とする請求項4に記載の車両用エアバックシステム。
  7. 前記制御手段は、前記エアバックの展開制御を行わない場合であっても、前記車両加速度と前記乗員加速度とが、共に第2しきい値よりも大きくなったときには、検出された前記乗員加速度をメモリに記憶することを特徴とする請求項4に記載の車両用エアバックシステム。
  8. 前記第2の検出手段を、前記車両のBピラー下方に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  9. 更に、サイドエアバックの展開の有無を判断する第3の検出手段を備え、
    その第3の検出手段と前記第2の検出手段と、車両内において、同じ位置に配置し、
    前記第2の検出手段と、前記第3の検出手段とは、配線ラインが共通であることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  10. 前記第2の検出手段を、前記車両のサイドシルに設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  11. 前記第2の検出手段を、前記車両のフロアパネルに設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  12. 前記第2の検出手段を、前記フロアパネル上であって、前記車両のセンターコンソール下方に設けることを特徴とする請求項11記載の車両用エアバックシステム。
  13. 前記第2の検出手段を、前記乗員の着座位置下方に位置するところの、前記車両を横方向に補強する部材に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  14. 前記第2の検出手段を、前記車両のシート内部に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  15. 前記第2の検出手段を、前記シートの座面内部に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  16. 前記第2の検出手段を、前記シートのシートバック内部に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  17. 前記第2検出手段は、前記シートバック内部に設けられたサイドエアバックの起爆手段と同じ位置に取り付けられ、
    前記第2の検出手段と、前記起爆手段とは、配線ラインが共通であることを特徴とする請求項16記載の車両用エアバックシステム。
  18. 前記制御手段は、前記制御手段が前記乗員加速度を記録すると判断した時刻を、乗員加速度と共に、前記メモリに記憶することを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  19. 前記第1の検出手段は、前記車両の車室前方であって、前記第2の検出手段の取付位置より前方に設けることを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  20. 前記制御手段は、前記乗員加速度を随時RAMに一時記憶し、前記乗員加速度を記録すると判断した場合には、その判断時よりも予め定められた時間だけ前のタイミングからの前記乗員加速度を前記RAMから読出し、前記メモリに記憶することを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
  21. 前記メモリには、前記乗員加速度だけでなく、前記車両加速度、乗員の有無、検知したシートリクライニング角、及び検知したシートスライド量を記憶することを特徴とする請求項1又は4に記載の車両用エアバックシステム。
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