JP3967449B2 - ターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサー - Google Patents

ターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターボチャージャーの吸気コンプレッサと吸気マニホールドとを連結する吸気ホースの途中に過給時に生じる過給音を低減するべく設けられたターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーとしては、例えば、『新型車解説書(追補版II)Y33型系車変更点の紹介』(平成9年6月:日産自動車株式会社発行)のB−99頁に記載のものが知られている。
【0003】
この従来出典には、文章として、「ターボチャージャーコンプレッサー出口からインタークーラー間の吸気ダクト(ゴム製)にサイレンサーを設けました。」と記載され、図面として、サイレンサーの外観のみが記載されている。
【0004】
このサイレンサーは、図7に示すように、中央部に多数の孔が開けられた円筒パイプ状のインナーパイプと、インナーパイプの外周に装着され、中央部に大径部が形成され、両端部にホース抜け防止ビードが形成されたアウターケースと、インナーパイプと大径部との間に形成され、インナーパイプの吸気通路とは多数の孔を介して連通する消音室とを備え、インナーパイプとアウターケースとの結合固定を、スポット溶接による結合固定としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーにあっては、インナーパイプとアウターケースとの結合固定が、排気系の消音器等で採用される一般的な手法のスポット溶接によるものであるため、下記に列挙する問題がある。
【0006】
(1) 高温(3000℃程度)で行なわれるスポット溶接により、図8に示すように、溶けた母材が溶接部の周りに付着したままのバリや溶けた母材が溶接部から細かい粒状となって飛散するスパッタが生じるが、溶接後に行なうバリ取りやスパッタの除去が困難であり、製造工数が多大となる。
【0007】
(2) スポット溶接により発生するスパッタのうちインナーパイプとアウターケースとの隙間に残存するスパッタは除去不可能である。よって、エンジン始動後、図8に示すように、隙間→消音室→孔→吸気通路を経過し、エンジンのシリンダ室内にスパッタが入り込んでしまうことがあり、エンジン構成部品を破損させるおそれがある。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、製造工数の低減が図られると共にエンジンへの異物混入が防止されるターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)
上記課題の解決手段1(請求項1)は、エンジンからの排気エネルギを利用して排気タービンを回し、この動力で吸気コンプレッサを駆動し、エンジンへの吸入空気を予圧するターボチャージャーが設けられ、このターボチャージャーの吸気コンプレッサと吸気マニホールドとを連結する吸気ホースの途中に過給時に生じる過給音を低減するべく設けられた吸気サイレンサーであって、
中央部に多数の孔が開けられた円筒パイプ状のインナーパイプと、
前記インナーパイプの外周に装着され、中央部に大径部が形成され、両端部にホース抜け防止ビードが形成されたアウターケースと、
前記インナーパイプと大径部との間に形成され、インナーパイプの吸気通路とは多数の孔を介して連通する消音室とを備え、
前記インナーパイプとアウターケースとの結合固定を、凹凸嵌合部による結合固定とし、前記凹凸嵌合部を、アウターケース (30) の大径部 (30a) の立ち上がり内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ (20) のビードもしくはエンボスによる第2嵌合部 (20f),(20f) としたことを特徴とする。
【0013】
(解決手段5)
上記課題の解決手段5(請求項5)は、請求項1記載のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーにおいて、
前記凹凸嵌合部を、アウターケースの大径部の立ち上がり内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプのビードもしくはエンボスによる第2嵌合部としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
【0015】
まず、構成を説明する。
【0016】
図1は実施の形態1のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図、図2は実施の形態1の吸気サイレンサーが適用されたターボ付エンジンを示すシステム図である。
【0017】
[ターボ付エンジンシステム構成について]
図2において、A1は吸気サイレンサー、1はエンジン、2はターボチャージャー、2aは吸気コンプレッサ、2bは排気タービン、3はエアクリーナ、4はインタークーラ、5は触媒、6はマフラ、7は第1吸気ホース、8は第2吸気ホース、9は第3吸気ホース、10はスロットルバルブ、11は吸気マニホールド、12は排気マニホールド、13はウェイストゲートバルブ、14はバルブアクチュエータ、15は排気チューブ、16はインジェクタである。
【0018】
前記ターボチャージャー2は、エンジン1からの排気エネルギを利用して排気タービン2bを回し、この動力で吸気コンプレッサ2aを駆動し、エンジン1への吸入空気を予圧する。
【0019】
前記吸気サイレンサーA1は、ターボチャージャー2の吸気コンプレッサ2aと吸気マニホールド11とを連結する吸気ホース7,8,9のうち、インタークーラ4より上流側の第1吸気ホース7と第2吸気ホース8との間に設けられていて、ターボ過給時に生じる高周波の過給音(過給された気流音)を低減する。
【0020】
前記ウェイストゲートバルブ13は、吸気コンプレッサ2aの入口と出口との圧力差により作動するバルブアクチュエータ14によって開閉されるバルブで、バルブ開により排気ガスの一部を排気タービン2bを通すことなくバイパスさせ、吸気圧が設定値を超えないようにする。
【0021】
[吸気サイレンサー構成について]
図1において、A1は吸気サイレンサー、20はインナーパイプ、20aは孔、20bは第1ビード嵌合部(凹凸嵌合部)、20cは吸気通路、30はアウターケース、30aは大径部、30bはホース抜け防止ビード、30cは直管部、30dは立ち上がり部、40は消音室である。
【0022】
前記インナーパイプ20は、中央部に多数の孔20aが開けられた円筒パイプ状のもので、パイプ内面空間が吸気通路20cとされる。
【0023】
前記アウターケース30は、インナーパイプ20の外周に装着され、中央部に大径部30aが形成され、両端部にホース抜け防止ビード30b,30bが形成され、ホース抜け防止ビード30b,30bと大径部30aとの間に直管部30c,30cが形成され、直管部30c,30cと大径部30aとは立ち上がり部30d,30dにより連続している。
【0024】
前記消音室40は、インナーパイプ20とアウターケース30の大径部30aとの間に形成され、インナーパイプ20の吸気通路20cとは多数の孔20aを介して連通する。
【0025】
前記インナーパイプ20とアウターケース30との結合固定は、アウターケース30のホース抜け防止ビード30b,30bの内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ20の第1ビード嵌合部20b,20bにより結合固定されている。そして、インナーパイプ20の第1ビード嵌合部20b,20bは、軸方向長さがほぼ同長であるアウターケース30とインナーパイプ20を二層に重ね合わせ、ホース抜け防止ビード30b,30bとの同時成形により設けられている。
【0026】
次に、作用を説明する。
【0027】
[過給作用について]
エンジン1を駆動回転させての走行時、エアクリーナ3を通った吸入空気は、吸気コンプレッサ2aにより加圧され、第1吸気ホース7→吸気サイレンサーA1→第2吸気ホース8→インタークーラ4→第3吸気ホース9→スロットルバルブ10→吸気マニホールド11を通り、インジェクタ16による燃料噴射で混合気となってエンジン1のシリンダ室に供給される。
【0028】
エンジン1からの排気ガスは、排気マニホールド12を通って排気タービン2bへ流れ、排気タービン2bを回転させた後、排気チューブ15→触媒5→マフラ6を経過して外気へ排出される。
【0029】
すなわち、エンジン1への吸入空気の過給は、エンジン1からの排気エネルギを利用して排気タービン2bを回し、この動力で吸気コンプレッサ2aを駆動するターボチャージャー2により行なわれる。
【0030】
[吸気サイレンサーによる過給音低減作用について]
ターボ過給時に生じる高周波の過給音は、第1吸気ホース7と第2吸気ホース8との間に設けられた吸気サイレンサーA1により低減される。
【0031】
すなわち、第1吸気ホース7から吸気通路20cに送られてきた吸気は、多数の孔20aから消音室40に入り込み、消音室40にて体積を膨張させることにより圧力を下げ、さらに、消音室40の内壁からの反射波の干渉がある。この圧力低下と干渉により過給音を減衰するという消音作用を示す。
【0032】
[吸気サイレンサー構成部品の結合固定作用について]
吸気サイレンサーA1を製造するにあたっては、ホース抜け防止ビード30b,30bのないアウターケース30と、第1ビード嵌合部20b,20bのないインナーパイプ20とをそれぞれ成形しておく。そして、軸方向長さをほぼ同長に設定したアウターケース30とインナーパイプ20を二層に重ね合わせ、その両端部に対しビード成形を施す。
【0033】
この結果、インナーパイプ20には第1ビード嵌合部20b,20bが、アウターケース30にはホース抜け防止ビード30b,30bが、同時成形により設けられることになるし、インナーパイプ20とアウターケース30とが、アウターケース30のホース抜け防止ビード30b,30bの内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ20の第1ビード嵌合部20b,20bにより不離一体に結合固定されることになる。
【0034】
次に、効果を説明する。
【0035】
(1)インナーパイプ20とアウターケース30との結合固定を、凹凸嵌合による結合固定としたため、スポット溶接による結合固定に比べ、バリ取りやスパッタの除去の作業が不要となり製造工数の低減を図ることができると共に、インナーパイプとアウターケースとの隙間にスパッタが残存することもないのでエンジン1への異物混入を防止することができる。
【0036】
(2)アウターケース30のホース抜け防止ビード30b,30bの内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ20の第1ビード嵌合部20b,20bによりインナーパイプ20とアウターケース30とを結合固定したため、アウターケース30にもともと成形されるホース抜け防止ビード30b,30bを利用した凹凸嵌合となり、インナーパイプ20のみに第1ビード嵌合部20b,20bを成形すればインナーパイプ20とアウターケース30とを凹凸嵌合により結合固定することができるし、また、アウターケース30の設計変更を要しないし、さらに、吸気サイレンサーA1の外観も従来と何ら変わるところがない。
【0037】
(3)インナーパイプ20の第1ビード嵌合部20b,20bは、軸方向長さがほぼ同長であるアウターケース30とインナーパイプ20を二層に重ね合わせ、ホース抜け防止ビード30b,30bとの同時成形により設けられているため、位置決め不要で1回のみのビード成形により製造工数の大幅な低減が図られると共に、吸気サイレンサーA1の製品コストダウンとなる。
【0038】
つまり、ホース抜け防止ビード30b,30bを成形したアウターケース30と、第1ビード嵌合部20b,20bのないインナーパイプ20とを二層に重ね合わせ、インナーパイプ20の両端部にビード成形することでも製造できるが、この場合、ホース抜け防止ビード30b,30bとの位置合わせ作業や2回のビード成形を要する。
【0039】
(実施の形態2)
【0040】
この実施の形態2の吸気サイレンサーA2は、図3に示すように、インナーパイプ20とアウターケース30との凹凸嵌合部を、アウターケース30のホース抜け防止ビード30b,30bと大径部30aとの間の直管部30cの位置に同時成形することにより互いに凹凸嵌合するケース側ビード嵌合部30eとパイプ側ビード嵌合部20eとした例である。
【0041】
この実施の形態2は、図7に示す従来の吸気サイレンサーのスポット溶接部がそのままビード嵌合部30e,20eに置き換えられることになり、インナーパイプ20とアウターケース30の設計変更を要しないし、実施の形態1に比べて材料費の節約となる。
【0042】
(実施の形態3)
実施の形態3は、請求項に記載の発明に対応するターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーである。
【0043】
この実施の形態3の吸気サイレンサーA3は、図4に示すように、インナーパイプ20とアウターケース30との凹凸嵌合部を、アウターケース30の大径部30aの立ち上がり部30d,30dの内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ20の第2ビード嵌合部20f,20fとした例である。
【0044】
この実施の形態3は、アウターケース30にもともと成形される立ち上がり部30d,30dを利用した凹凸嵌合となり、インナーパイプ20のみに第2ビード嵌合部20fを成形すればインナーパイプ20とアウターケース30とを凹凸嵌合により結合固定することができるし、実施の形態1に比べて材料費の節約となる。
【0045】
(実施の形態4)
【0046】
この実施の形態4の吸気サイレンサーA4は、図5及び図6に示すように、インナーパイプ20とアウターケース30との凹凸嵌合部を、アウターケース30のホース抜け防止ビード30b,30bと大径部30aとの間の直管部30cの位置に同時成形することにより互いに凹凸嵌合するケース側エンボス嵌合部30gとパイプ側エンボス嵌合部20gとした例である。
【0047】
この実施の形態4は、図7に示す従来の吸気サイレンサーのスポット溶接部がそのままエンボス嵌合部30g,20gに置き換えられることになり、インナーパイプ20とアウターケース30の設計変更を要しないし、ビード加工よりも簡単なエンボス加工にて製造することができるし、さらに、実施の形態1に比べて材料費の節約となる。
【0048】
(その他の実施の形態)
実施の形態1,2,3では、凹凸嵌合構造として全周にわたって凹条及び凸条が形成される凹凸ビード嵌合の例を示したが、実施の形態4に示すように部分的に凹凸嵌合するエンボス加工による嵌合凹部や嵌合凸部による凹凸嵌合構造としても良い。例えば、図1,図4に示されるインナーパイプ側のビード嵌合部をエンボス嵌合部とする。
【0049】
実施の形態1,2,3,4では、消音室を中空円筒状空間による室とする例を示したが、消音室の形状を中空円筒とは異なる形状に設定したり、消音室内に吸音材を装填する例としても良い。
【0050】
【発明の効果】
請求項1記載の発明にあっては、エンジンからの排気エネルギを利用して排気タービンを回し、この動力で吸気コンプレッサを駆動し、エンジンへの吸入空気を予圧するターボチャージャーが設けられ、このターボチャージャーの吸気コンプレッサと吸気マニホールドとを連結する吸気ホースの途中に過給時に生じる過給音を低減するべく設けられた吸気サイレンサーであって、中央部に多数の孔が開けられた円筒パイプ状のインナーパイプと、インナーパイプの外周に装着され、中央部に大径部が形成され、両端部にホース抜け防止ビードが形成されたアウターケースと、インナーパイプと大径部との間に形成され、インナーパイプの吸気通路とは多数の孔を介して連通する消音室とを備え、インナーパイプとアウターケースとの結合固定を、凹凸嵌合部による結合固定としたため、製造工数の低減が図られると共にエンジンへの異物混入が防止されるターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを提供することができるという効果が得られる。
【0054】
また、凹凸嵌合部を、アウターケースの大径部の立ち上がり内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプのビードもしくはエンボスによる第2嵌合部としたため、上記効果に加え、インナーパイプのみに第2嵌合部を成形すればインナーパイプとアウターケースとを凹凸嵌合により結合固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図である。
【図2】実施の形態1の吸気サイレンサーが適用されたターボ付エンジンを示すシステム図である。
【図3】実施の形態2のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図である。
【図4】実施の形態3のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図である。
【図5】実施の形態4のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図である。
【図6】実施の形態4のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す図5B−B線断面図である。
【図7】従来のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーを示す半断面図である。
【図8】従来のターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサーでのスポット溶接による問題点を説明する溶接部拡大断面図である。
【符号の説明】
A1 吸気サイレンサー
1 エンジン
2 ターボチャージャー
2a 吸気コンプレッサ
2b 排気タービン
3 エアクリーナ
4 インタークーラ
5 触媒
6 マフラ
7 第1吸気ホース
8 第2吸気ホース
9 第3吸気ホース
10 スロットルバルブ
11 吸気マニホールド
12 排気マニホールド
13 ウェイストゲートバルブ
14 バルブアクチュエータ
15 排気チューブ
16 インジェクタ
20 インナーパイプ
20a 孔
20b 第1嵌合部(凹凸嵌合部)
20c 吸気通路
20e パイプ側ビード嵌合部(凹凸嵌合部)
20f 第2ビード嵌合部(凹凸嵌合部)
20g パイプ側エンボス嵌合部(凹凸嵌合部)
30 アウターケース
30a 大径部
30b ホース抜け防止ビード
30c 直管部
30d 立ち上がり部
30e ケース側ビード嵌合部(凹凸嵌合部)
30g ケース側エンボス嵌合部(凹凸嵌合部)
40 消音室

Claims (1)

  1. エンジン(1) からの排気エネルギを利用して排気タービン(2b)を回し、この動力で吸気コンプレッサ(2a)を駆動し、エンジン(1) への吸入空気を予圧するターボチャージャー(2) が設けられ、このターボチャージャー(2)の吸気コンプレッサ(2a)と吸気マニホールド(11)とを連結する吸気ホース(7) ,(8) の途中に過給時に生じる過給音を低減するべく設けられた吸気サイレンサー(A1)であって、中央部に多数の孔(20a) が開けられた円筒パイプ状のインナーパイプ(20)と、前記インナーパイプ(20)の外周に装着され、中央部に大径部(30a) が形成され、両端部にホース抜け防止ビード(30b),(30b) が形成されたアウターケース(30)と、前記インナーパイプ(20)と大径部(30a) との間に形成され、インナーパイプ(20)の吸気通路(20c) とは多数の孔(20a) を介して連通する消音室(40)とを備え、前記インナーパイプ(20)とアウターケース(30)との結合固定を、凹凸嵌合部による結合固定とし、前記凹凸嵌合部を、アウターケース (30) の大径部 (30a) の立ち上がり内面を嵌合凹面とし、これと凹凸嵌合するインナーパイプ (20) のビードもしくはエンボスによる第2嵌合部 (20f),(20f) したことを特徴とするターボ付エンジン搭載車両の吸気サイレンサー。
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