JP3966183B2 - 消耗品使用量予測システム及び予測プログラム並びに予測方法 - Google Patents

消耗品使用量予測システム及び予測プログラム並びに予測方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタや複写機、ファクシミリ等に代表される消耗品使用機器に付設して用いられる消耗品使用量予測システム及び予測プログラム、並びに予測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンタや複写機、ファクシミリ等の消耗品使用機器を利用するに際しては、インクやトナー、印刷用紙等の消耗品切れを未然に防止するためにそれらの消耗品の予備を在庫として保管している場合が多い。
このような予備の消耗品の保管に関しては、その保管量が多すぎると保管に要するスペースを広くとらなければならない等といった問題が発生し、反対に保管量が少なすぎると、不意に大量の印刷が入った場合に対応できず、業務に悪影響を及ぼすことが考えられることから、一般にその在庫管理には多くの労力と手間を要する。
【0003】
そのため、例えば、以下の特許文献1〜3等に示すような従来技術では、その消耗品使用機器に関する過去から現在までの消耗品の利用量・消費量等を監視・記録し、そのデータに基づいて将来必要とされる消耗品の量を予測して、消耗品の購入・発注時期を予測するシステム等が提案されている。
また、さらに以下の特許文献4では、季節的な需要を増減も考慮して将来必要とされる消耗品の量を予測するシステムが提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−352846号公報
【特許文献2】
特開2001−228761号公報
【特許文献3】
特開2001−228762号公報
【特許文献4】
特開2002−63250号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術では、主に過去の利用状況や季節的な需要を基にして将来の利用量を予測するようになっていることから、過去の例にないような消耗品使用が必要となるイベントが発生した場合や、予定されたイベントが中止になって消耗品の使用量が極端に減ってしまう場合でもそれが将来の予測に反映されず、正確な予測を行うことが難しい。
【0006】
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、将来のイベントの予定を登録するだけで必要な消耗品の利用量を正確に予測することができる新規な消耗品使用量予測システム及び予測プログラム、並びに予測方法を提供するものである。
【0007】
【課題解決するための手段】
前記課題を解決するために発明1の消耗品使用量予測システムは、
消耗品使用機器に付設される消耗品使用量予測システムであって、前記消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、当該イベント登録手段に登録されたイベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
すなわち、本発明の消耗品使用量予測システムは、将来予定される個々のイベントの発生を考慮したものであり、これにより将来の消耗品の使用量を正確に予測することができる。この結果、的確な発注を行うことができ、過不足のない最適な在庫管理を行うことができる。また、将来のイベントの予定日時とその内容とを登録するだけで将来の消耗品の使用量を正確に予測することができるため、利用者が各イベントに要する消耗品の消費量をその都度計算する等といった煩わしい作業が不要となる。
【0009】
また、発明2の消耗品使用量予測システムは、
発明1に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、前記消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、発明3の消耗品使用量予測システムは、
請求項1に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、前記消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、利用者に対して必要な消耗品の発注を促す消耗品発注通知手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これにより、利用者が常にその予測量や時期等を把握していなくとも、最適な量の消耗品の追加発注を最適な時期に行うことができる。
【0011】
また、発明4の消耗品使用量予測システムは、
発明1〜3のいずれかに記載の消耗品使用量予測システムにおいて、スケジュール表に挙げられているイベントから消耗品使用機器を使用するイベントを抽出してその予定日時とその内容とを推定するスケジュール分析部をさらに備え、前記イベント登録手段は、当該スケジュール分析部で推定されたイベントを登録するようになっていることを特徴とするものである。
これにより、利用者がそのイベントの日時及び内容をシステムに再度登録する作業が不要となり、消耗品使用機器の利用者の労力が軽減されると共に、登録のし忘れといった不都合も確実に回避できる。
【0012】
また、発明5の消耗品使用量予測システムは、
発明1〜4のいずれかに記載の消耗品使用量予測システムにおいて、前記消耗品使用機器がプリンタであり、かつその消耗品がインク又はトナー及び印刷用紙であることを特徴とするものである。
これにより、イベントの規模や有無により使用頻度が大きく変動するプリンタに用いられるインク又はトナー及び印刷用紙の使用量を正確に把握することができ、最適な時期に最適な量のインク又はトナー及び印刷用紙を発注することができる。
【0013】
発明6の消耗品使用量予測プログラムは、
消耗品使用機器に付設されるコンピュータを、当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、当該イベント登録手段で登録された各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、して機能させることを特徴とするものである。
【0014】
これにより、上述した発明1の効果に加え、汎用のパソコンや多くの消耗品使用機器内等に標準的に備え付けられているコンピュータシステムをそのまま利用することが可能となるため、専用のハードウェアを製作して前記各手段を実現する場合に比べて、大幅なコスト削減を達成することができる。
発明7の消耗品使用量予測プログラムは、
消耗品使用機器に付設されるコンピュータを、前記消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、当該イベント登録手段で登録された各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、当該消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注手段、又は利用者に対して必要な消耗品の発注を促す消耗品発注通知手段と、して機能させることを特徴とするものである。
【0015】
これにより、発明6の効果に加え、発明2,3のように、さらに消耗品の追加発注作業等も自動的に行われるため、利用者の労力をより軽減することが可能となり、また、利用者が常にその予測量や時期等を把握していなくとも、最適な量の消耗品の追加発注を最適な時期に行うことができる。
また、発明8の消耗品使用量予測方法は、
消耗品使用機器に用いられる消耗品の使用量を予測する方法において、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータと通信可能に接続された指示装置が当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該イベント登録ステップで登録した各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消費量算出ステップで算出された予測消費量と前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測ステップと、を含むことを特徴とするものである。
【0016】
これにより、発明1等と同様に将来の消耗品の使用量を正確に予測することができるため、的確な発注が可能となり、過不足のない最適な在庫管理を行うことができる。
また、発明9の消耗品使用量予測方法は、
消耗品使用機器に用いられる消耗品の使用量を予測する方法において、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータと通信可能に接続された指示装置が当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該イベント登録ステップで登録した各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消費量算出ステップで算出された予測消費量と前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消耗品使用量予測ステップで予測された予測量を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注ステップと、を含むことを特徴とするものである。
【0017】
これにより、発明8と同様な効果に加え、発明2,3のように、さらに消耗品の追加発注作業等も自動的に行われるため、利用者の労力をより軽減することが可能となったり、また、利用者が常にその予測量や時期等を把握していなくても、最適な量の消耗品の追加発注を最適な時期に行ったりすることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の消耗品使用量予測システムを備えた通信ネットワークの実施の一形態を示したものである。
図示するように、家庭やオフィス等のローカルエリア10内にはLAN等の内部通信ネットワーク11が設置されており、この内部通信ネットワーク11には、消耗品使用機器の一つであるプリンタ12と、このプリンタ12をコントロールする印刷指示端末13が接続され、さらに、この内部通信ネットワーク11はインターネット等の外部通信ネットワーク14を介して消耗品供給元であるサービス会社15に通信可能に接続されている。
【0019】
この印刷指示端末13は、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)やPC以外の印刷指示が可能な端末からなっており、その構成は図2に示すように、スケジュール管理部20と、入力部21と、表示部22と、印刷指示部23と、記憶部24と、通信部25とを備えたものとなっている。
このスケジュール管理部20は、プリンタ12を利用する利用者が入力部21によって登録した将来のイベントの日時とその内容である印刷スケジュールを通信部25を利用してプリンタ12側に送信する機能を主に発揮するものであり、また、印刷指示部23は、所定の印刷データを処理してその印刷データを通信部25を介してプリンタ12に送る機能を主に発揮するものである。また、入力部21と表示部22及び記憶部24は、それぞれ一般的なPCに標準的に装備されるキーボードやマウス、CRTあるいは液晶ディスプレイ、半導体メモリやハードディスク装置等のハードウェアからなっており、スケジュール管理部20で作成される印刷スケジュールの入力、表示、記憶といった各機能を提供するようになっている。
【0020】
一方、プリンタ12は、その稼働に際してインクやトナーあるいは印刷用紙等を消耗品として必ず利用するものであり、図3に示すように、印刷機能を提供する印刷部30と、プリンタ12の筐体上等に設置された液晶画面等からなる表示部31と、プリンタ12の設定・操作用インターフェース(UI)となる操作パネル32と、印刷指示端末13等との通信機能を提供する通信部33と、ハードディスクや半導体メモリ等からなる記憶部34といったプリンタ本来の構成に加え、そのプリンタ専用の消耗品を管理するための消耗品管理手段35を備えた構造となっている。
【0021】
また、この消耗品管理手段35は、消耗品保有量管理部40と、スケジュール収集部41と、消耗品使用量分析部42と、消耗品発注部43とから構成されている。
この消耗品保有量管理部40は、自己のプリンタで現在利用中の消耗品の残量及び現在保有しているそのプリンタ用の消耗品の在庫量、並びにそのプリンタに対して定期的に納品される消耗品の納期予定等といった情報を基に、日時と各消耗品の保有量との関係を示した「消耗品保有量スケジュール」として統合的に管理するようになっている。
【0022】
例えば、あるプリンタが4種類のインク(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロ、K:ブラック)と、A4の印刷用紙を消耗品として使用する場合でそのプリンタに装着されている消耗品及び在庫量が図4に示すような場合、すなわち、図示するように、C:7112,M:3281,Y:4155,K:3212のインクと150枚のA4の印刷用紙が残っていると共に、C、M、Kのインクカートリッジがそれぞれ1本、Mのインクカートリッジが0本、A4の印刷用紙:2束(500×2)がそれぞれ在庫として保管されている場合で、さらに図5の納品予定表に示すように所定の日時に所定の消耗品が納品されるケースにあっては、その日時と各消耗品の保有量の関係は、図6に示す通りとなる。図6の例では、11月23日の時点では、そのプリンタの消耗品の在庫量がC:17112,M:13281,Y:8174,K:13212、A4紙:1150であるが、11月25日時点では図5に示すようにインクMとYがそれぞれ1個づつ納品されるため、11月25日時点の在庫量は図6に示すようにM:23281、Y:18174とそれぞれ増加することになる。また、図5の納品予定によれば、その後12月19日にインクKが1個納品されるため、12月19日時点のインクKの在庫量は図6に示すように納品した分だけ増加することになる。
【0023】
スケジュール収集部41は、プリンタ利用者がその操作パネル32等を用いて直接入力、あるいは印刷指示端末13から送信されたイベント(印刷予定)を収集し、収集したイベントにID番号を与えると共に、そのイベントを図7に示すような「印刷スケジュール」に登録する機能を発揮するようになっている。例えば、図7に示すように、11月28日に利用者Bがクリスマスカードを20枚印刷したり、12月20日に利用者Aが年賀状を200枚印刷する等のイベントを収集した場合は、これにID番号(001、002、…)を付与して識別し、これを図示するような「印刷スケジュール」に時系列に並べて登録するようになっている。
【0024】
消耗品使用量分析部42は、このスケジュール収集部41で作成された「印刷スケジュール」及び予め判明している「インク消費量概算表」を基に、そのイベント毎に消費する消耗品の消費予定量を算出し、算出した消費予定量を「消耗品消費スケジュール」として記録するようになっている。例えば、図8に示すように、各イベント毎のインク消費量を表した「インク消費量概算表」を用いて上述した「印刷スケジュール」に登録された各イベント毎の消耗品の消費量を求めると、図9に示すように、ID:001のクリスマスカードを20枚印刷するイベントの場合は、C:160(8×20)、M:300(15×20)、Y:180(9×20)、K:80(4×20)のインクが消費され、また、ID:003の白黒文章の500枚印刷するイベントの場合は、K:10000(20×500)のインクと500枚のA4用紙が消費されるとものと判断し、これら消費量が図9に示すような「消耗品消費スケジュール」に反映されるようになっている。
【0025】
消耗品発注部43は、この「消耗品保有量スケジュール」の中にある一定期間先の予定を監視し、その消耗品保有量がある一定水準以下になった場合に、通信部33を利用してサービス会社15に対して自動的に発注処理を行い、希望納期にその消耗品が納品されるように制御する機能を提供するようになっている。例えば、A4紙の在庫量が1000枚を下回った場合に発注処理を行うと設定されている場合、この消耗品発注部43は、図9に示すように12月21日にA4用紙が500枚消費されて、その在庫量が図6に示すように1000枚を下回ると判断したときは、12月21までにA4用紙が追加入手されるようにサービス会社15に対して発注を行うことになる。また、その納期が予め1週間程度要することがわかっていれば、その納期をも考慮し、少なくとも納品希望日の1週間以上前にそのA4紙の発注処理を行うようになっている。
【0026】
尚、図3に示すように、これら図4〜図9に示した「印刷スケジュール」、「インク消費量概算表」、「消耗品消費スケジュール」、「納品予定表」、「消耗品在庫表」、「消耗品保有量スケジュール」は、通常の印刷データなどと共に記憶部24内に記憶され、一定時間毎、あるいは適宜に最新情報に更新処理されるようになっている。また、消耗品供給元となるサービス会社15は、特に限定されるものでなく、消耗品使用機器や消耗品の販売店やメーカー、あるいはその業務委託を受けた保守・メンテナンス専門会社等が考えられている。
【0027】
以上において、本発明の具体的な動作の流れを説明する。
先ず、プリンタ12の利用者は、近い将来、そのプリンタを用いて印刷を伴うイベントの発生予定が判明した場合は、図10のフローチャート図に示すように、そのイベントの日時と内容を印刷指示端末13を用いて入力する(ステップ100)。すると、この印刷情報が内部通信ネットワーク11を介してプリンタ12のスケジュール収集部41に送信され、そのイベント(印刷予定)を識別するIDが付与されると共に、その印刷情報がそのID番号と共に図7に示すように「印刷スケジュール」に登録される(ステップS102、S104)。例えば、利用者Aが印刷指示端末13を用いて、「12月20日に年賀状を200枚印刷する」とのイベントを入力すると、その印刷情報が内部通信ネットワーク11を介してプリンタ12の消耗品管理手段35に送られ、そのスケジュール収集部41によって図7に示すようにID番号002が付与されると共にその内容が「印刷スケジュール」に時系列に登録される。次に、消耗品使用量分析部42がこの「印刷スケジュール」に登録された新たなイベントの印刷内容を分析し、そのイベントで消費する消耗品の使用量を概算し(ステップS106)、図9に示す「消耗品消費スケジュール」に追記する(ステップS108)と共に、その使用量の概算値を図6に示すような「消耗品保有量スケジュール」に反映する(ステップS110)。例えば、ID:002のイベントは、図8に示すインク消費量概算表の年賀状の欄の数値によれば、はがき1枚あたりC:12、M:5、Y:11、K:8のインク消費量となっているため、200枚の年賀状を印刷するためには、C:2400、M:1000、Y:2200、K:1600のインクが消費され、その概算値が図9の「消耗品消費スケジュール」の12月20日の欄に追記されると共に、その消耗量の概算値をその直前のイベント終了時の消耗品の全保有量(C:16952、M:22981、Y:17994、K:23052)から差し引いた値(C:14552、M:21981、Y:15794、K:21452)が図6の「消耗品保有量スケジュール」の12月20日の欄に反映されることになる。
【0028】
一方、消耗品保有量管理部40は、図11のフローチャート図に示すように、実際に行われた印刷処理が「印刷スケジュール」に登録された印刷かどうかを監視し(ステップS200)、登録された印刷であると判断したとき(YES)は、「印刷スケジュール」から登録された印刷ジョブを削除した(ステップS202)後に、また、反対に登録された印刷でないと判断したとき(NO)は、そのまま消耗品の実使用量を測定し(ステップS204)、その測定値を「消耗品保有量スケジュール」に反映する(ステップS206)。
【0029】
次に、このようにして「消耗品保有量スケジュール」に変更が生じた場合には、図12のフローチャート図に示すように、各消耗品についてある期間(イベント)までの消耗品保有量が基準値以上を保つことができるか否かを判断し(ステップS300)、基準値以上を確保できると判断したとき(YES)は、そのまま終了し、反対に基準値を確保できないと判断したとき(NO)は、その消耗品の保有量が基準値を満たすようにサービス会社15に対して発注処理を実施することになる(ステップS302)。
【0030】
消耗品の発注は、「消耗品保有量スケジュール」をもとに判定された消耗品の種類、数量、希望納期等を消耗品発注部43が認識して自動的に発注処理を行うことになるが、利用者自身が直接消耗品発注部43に対して発注処理を行っても良い。この場合、図13のフローチャート図に示すように、利用者自身が印刷指示端末13の入力部21やプリンタ12の操作パネル32を利用して消耗品の種類、数量、希望納期等を入力する(ステップS400)。すると、これを受けた消耗品発注部43がその利用者の要求に応じてサービス会社15のサーバ等に対して発注処理を行い(ステップS402)、サービス会社15から返送されてくる納品予定ID、納期通知を受信し(ステップS404)、それを図5に示す「納品予定表」へ記載した(ステップS406)後、納品後の消耗品保有量を算出して「消耗品保有量スケジュール」へ反映する。例えば、各インクの最低保有量を5000と設定している場合、図6に示すように11月28日時点ではインクKの保有量が13052であり、そのままでは12月21日のイベントの印刷が完了した時点でインクKの保有量が5000を大きく下回ると判断される場合は、図5に示すように12月19日までに新たなインクKが補充されるように納期を定めて発注を実施することになる。これにより、図6に示すように12月20日のイベントが終了してもインクの最低保有量を保つことができ、常に最低限の消耗品在庫を確保することができる。
【0031】
そして、発注した消耗品に関して実際に納品があった場合には、図14のフローチャート図に示すように、それが発注した消耗品であるか否かをその納品予定IDによって確認(ステップS500)した後、納品のあった消耗品を図4に示す「消耗品在庫表」へ記載すると共に、図5に示す「納品予定表」からその消耗品の項目を削除し(ステップS504)、実際に納品された消耗品を「消耗品保有量スケジュール」に反映する。この時、実際の納品された消耗品の種類と数量とが、発注した消耗品のそれと同じであるときは、「消耗品保有量スケジュール」の内容は全く変わらないが、異なるときは、「消耗品保有量スケジュール」の内容が変化し、その後、この内容を基に「消耗品保有量スケジュール」の内容が更新されていくことになる。
【0032】
また、受注があった側、すなわち消耗品の発注を受けたサービス会社15にあっては、図15のフローチャート図に示すように、外部通信ネットワーク14を介して注文を受信(ステップS600)した後、プリンタ利用者(ユーザー)に対して希望納品日(日時)に納品が可能か否かを判断(ステップS602)し、可能であれば(YES)その日を納品日時として、反対に不可能であれば(NO)、他の日を納品日時として確定(ステップS604)してから、納品予定IDを生成すると共に、その納品予定IDと共に確定した納品日時を外部通信ネットワーク14を介して利用者側に送信することになる(ステップS608)。
【0033】
一方、登録したイベントが中止になってその印刷が行われないことが予め判明したときは、図16のフローチャート図に示すように、プリンタ利用者は登録の場合と同様に印刷指示端末13を用いて、「印刷スケジュール」及び「消耗品消費スケジュール」から該当する印刷予定を削除(ステップS700,S702)した後、削除によって変化した保有量を「消耗品保有量スケジュール」に反映させる(ステップS704)。
【0034】
また、この印刷のキャンセルに伴って発注済みの消耗品の納品をキャンセルする場合は、図17のフローチャート図に示すように、「納品予定表」から該当する納品予定を削除し(ステップS800)、削除によって変化した保有量を「消耗品保有量スケジュール」に反映させる(ステップS802)。また、サービス会社15に対して外部通信ネットワーク14を介して発注のキャンセルを通知(依頼)する。
【0035】
他方、このように印刷の実行や印刷予定の登録・キャンセル、発注・キャンセル等によって「消耗品保有量スケジュール」の内容が変化して更新がなされた場合、その更新の都度、各消耗品の保有量が確認されることになるが、図18のフローチャート図に示すように、各消耗品の保有量がある時期までにそれぞれ定められた任意の基準範囲内にあるか否かを判断し(ステップS900)、基準以下の場合は図13、14に示すようなフローに従って発注処理を行い(ステップS902)、反対に基準値を超える場合は、図17の発注キャンセルフローに従って発注をキャンセルする(ステップS904)ことで常に適正量の消耗品を保有することが可能となる。
【0036】
このように本発明は、プリンタ等の消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、登録されたイベントの内容を基に必要な消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、得られた予測消費量と上記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段とを備えたものであることから、将来予定される個々のイベントの発生が消費量の予測に反映され、その消耗品の使用量を正確に予測することができる。
【0037】
この結果、的確な発注を行うことができ、過不足のない最適な在庫管理を行うことが可能となる。また、将来のイベントの予定日時とその内容とを登録するだけで将来の消耗品の使用量を正確に予測することができるため、利用者が各イベントに要する消耗品の消費量を計算する等といった煩わしい作業が不要となる。
尚、上記実施の形態において、「イベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段」は、例えば、印刷指示端末13の入力部21及び表示部22や、プリンタ12の操作パネル32及び表示部31によって実現され、また、「登録されたイベントの内容を基に必要な消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段」は、例えば、プリンタ12の消耗品管理手段35を構成するスケジュール収集部41及び消耗品使用量分析部42によって実現され、さらに、「得られた予測消費量と上記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段」は、同じくスケジュール収集部41及び消耗品保有量管理部40によって実現されることになる。
【0038】
また、上記実施の形態では、消耗品使用機器としてプリンタを用いた例で説明したが、本発明の対象となる消耗品使用機器は、その稼働に際して消耗品を不可避的に消費するものであって、その消費量を各種センサー等によって自動的かつ正確に把握できる電子・電気機器であれば特に限定されるものではなく、例えば、プリンタと同様に消耗品としてトナーや用紙等を利用する複写機、ファクシミリ等にも適用可能なのは勿論である。
【0039】
また、本発明の対象となるイベントとしては、上記のように消耗品使用機器の使用が不可避なイベント、つまりそのイベントを実施するに際して消耗品使用機器の機能を利用してその消耗品を消費するものであれば特に限定されるものでないが、特にその発生が不定期で、かつ一度に大量の消耗品を消費するイベントにおいて、最も優れた効果を発揮する。すなわち、例えば、消耗品使用機器がプリンタや複写機であれば、一度に大量の印刷物や複写物を要する会議やプレゼンテーション、チラシや広告ポスターの作成、アンケート用紙やテスト問題の作成等が挙げられ、また、消耗品使用機器がファクシミリであれば、大量の受信を伴うこととなる集中的な受注や大容量の文書受信等が挙げられる。
【0040】
さらに、この消耗品使用量予測システムは、消耗品使用機器に対して必ずしも一体的に備えられている必要はなく、ネットワークを介して単独で存在するもの、例えば、印刷指示端末13や図示しないプリントサーバ内に組み込まれた状態であっても良く、また、各手段が相互に機能的に作用していれば本実施の形態の如く各手段が分離した状態、例えば消費量算出手段のみがプリンタ12内に存在し、他の手段が印刷指示端末13やプリンタサーバ内に存在しているような形態であっても良い。
【0041】
また、図3に示すように、消耗品管理手段35に、個人スケジュール管理ソフトと本システムを連動させ、そのスケジュール表に挙げられている個人的なイベントから消耗品使用機器を使用するイベントを抽出してその予定日時とその内容とを推定するといった機能を有するスケジュール分析部44をさらに備えれば、利用者が再度そのイベントの日時及び内容を本システムに登録する作業が不要となり、消耗品使用機器の利用者の労力が軽減されると共に、登録のし忘れといった不都合も効果的に回避することができる。
【0042】
また、図3の消耗品管理手段35のうち、消耗品発注部43に代えて、利用者に対して必要な消耗品の発注を促す消耗品発注通知手段、例えば、視覚や音声によって必要な消耗品の発注を促す機能を備え、発注作業を利用者に任せるようにすれば、システム構成をより簡略化してコスト削減に貢献することも可能となる。
【0043】
ちなみに、印刷作業を伴うイベント及びその印刷内容として考えられる具体例としては、以下の通りである。
1.オフィス
▲1▼商談・社外ミーティング
商談用資料→A4カラードキュメント10頁×5部:A4コート紙
▲2▼社内会議
社内会議用資料→A4モノクロドキュメント4頁×15部:A4普通紙
▲3▼報告会
社内報告書作成→A4カラードキュメント3頁×20部:A4普通紙
▲4▼展示会
ポスター→A2用紙×5枚:A2上質紙5枚
写真 →A2用紙×20枚:2L版写真用紙20枚
▲5▼出張
出張報告会配付資料→A4カラードキュメント5頁×5部:A4普通紙
▲6▼新設備、機器投入
備え付けの簡易マニュアル→A4モノクロドキュメント1頁×1部:A4普通紙
2.販売営業拠点
▲1▼新製品投入
量販店向け見積書、納品書印刷、ポスター印刷
▲2▼量販店にて特売実施
ポスター印刷
3.飲食店
▲1▼新メニュー追加、期間限定サービス等における写真、メニュー、POP等
4.量販店
▲1▼新製品投入時のPOP、値札、チラシ等
5.学校・塾・予備校
▲1▼授業や学校行事に関する配布資料、テスト問題用紙、解答用紙等
6.建築事務所
▲1▼プラン紹介時のお客様向け提案資料
▲2▼設計図納品時の設計図、設計明細書(必要な部品、構成)、見積書
7.個人の予定
旅行(写真、現地情報のプリントアウト)、友人の誕生日(メッセージカード)、友人と会う(写真シール)、子供の誕生会・運動会・スポーツ観戦・実家に帰る・孫が遊びに来る・初詣等(写真)、正月(年賀はがき)、食事に行く(店情報印刷、クーポン印刷)、買い物に行く(チラシ、クーポン等)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを適用するネットワーク構成の一例を示す図である。
【図2】印刷指示端末の構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタの構成を示すブロック図である。
【図4】「消耗品在庫表」を示す図である。
【図5】「納品予定表」を示す図である。
【図6】「消耗品保有量スケジュール」を示す図である。
【図7】「印刷スケジュール」を示す図である。
【図8】「インク消費量概算表」を示す図である。
【図9】「消耗品消費スケジュール」を示す図である。
【図10】印刷予定入力に関する流れを示すフローチャート図である。
【図11】印刷後の消耗品保有量の再取得の流れを示すフローチャート図である。
【図12】「消耗品保有量スケジュール」の確認を示すフローチャート図である。
【図13】消耗品発注に関する流れを示すフローチャート図である。
【図14】消耗品納入に関する流れを示すフローチャート図である。
【図15】消耗品受注に関する流れを示すフローチャート図である。
【図16】印刷のキャンセルに関する流れを示すフローチャート図である。
【図17】発注のキャンセルに関する流れを示すフローチャート図である。
【図18】「消耗品保有量スケジュール」の確認を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10…ローカルエリア、11…内部通信ネットワーク、12…プリンタ(消耗品使用機器)、13…印刷指示端末、14…外部通信ネットワーク、15…サービス会社、20…スケジュール管理部、21…入力部、22…表示部、23…印刷指示部、24…記憶部、25…通信部、30…印刷部、31…表示部、32…操作パネル、33…通信部、34…記憶部、35…消耗品管理手段、40…消耗品保有量管理部、41…スケジュール収集部、42…消耗品使用量分析部、43…消耗品発注部、44…スケジュール分析部。

Claims (9)

  1. 消耗品使用機器に付設される消耗品使用量予測システムであって、
    前記消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、
    当該イベント登録手段に登録されたイベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、
    当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、を備えたことを特徴とする消耗品使用量予測システム。
  2. 請求項1に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、
    前記消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注手段をさらに備えたことを特徴とする消耗品使用量予測システム。
  3. 請求項1に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、
    前記消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、利用者に対して必要な消耗品の発注を促す消耗品発注通知手段をさらに備えたことを特徴とする消耗品使用量予測システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、
    スケジュール表に挙げられているイベントから消耗品使用機器を使用するイベントを抽出してその予定日時とその内容とを推定するスケジュール分析部をさらに備え、
    前記イベント登録手段は、当該スケジュール分析部で推定されたイベントを登録するようになっていることを特徴とする消耗品使用量予測システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の消耗品使用量予測システムにおいて、
    前記消耗品使用機器がプリンタであり、かつその消耗品がインク又はトナー及び印刷用紙であることを特徴とする消耗品使用量予測システム。
  6. 消耗品使用機器に付設されるコンピュータを、
    当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、
    当該イベント登録手段で登録された各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、
    当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、して機能させることを特徴とする消耗品使用量予測プログラム。
  7. 消耗品使用機器に付設されるコンピュータを、
    前記消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録手段と、
    当該イベント登録手段で登録された各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出手段と、
    当該消費量算出手段で得られた予測消費量と、前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測手段と、
    当該消耗品使用量予測手段で得られた予測を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注手段、又は利用者に対して必要な消耗品の発注を促す消耗品発注通知手段と、して機能させることを特徴とする消耗品使用量予測プログラム。
  8. 消耗品使用機器に用いられる消耗品の使用量を予測する方法において、
    前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータと通信可能に接続された指示装置が当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該イベント登録ステップで登録した各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消費量算出ステップで算出された予測消費量と前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測ステップと、を含むことを特徴とする消耗品使用量予測方法。
  9. 消耗品使用機器に用いられる消耗品の使用量を予測する方法において、
    前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータと通信可能に接続された指示装置が当該消耗品使用機器を使用するイベントの予定日時とその内容とを登録するイベント登録ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該イベント登録ステップで登録した各イベントの内容から当該イベントの種類に応じた消費量概算値を選択し、当該消費量概算値に基づき消耗品の予測消費量を算出する消費量算出ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消費量算出ステップで算出された予測消費量と前記消耗品使用機器に装着済みの消耗品の残量及びその在庫量とから追加入手が必要な消耗品の種類と数量とを予測する消耗品使用量予測ステップと、前記消耗品使用機器に付設されるコンピュータが当該消耗品使用量予測ステップで予測された予測量を基に、消耗品供給元に対して必要な消耗品を発注する消耗品発注ステップと、を含むことを特徴とする消耗品使用量予測方法。
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