JP3965678B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に関し、特に、パーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パソコンやサーバ等の情報処理装置は、本体の起動時、又は終了時には、複数の常駐プロセスやコマンドを含むプログラムを決められた順序で起動、又は終了している。
【0003】
具体的には、終了時の場合には、1つ目のプログラムに対して終了処理を実行して、そのプログラムが実際に終了したら、2つ目のプログラムに対して終了処理を実行する、とのように、前に終了処理を行ったプログラムが実際に終了した後に次のプログラムに対して終了処理を実行している。
【0004】
また、特開2000−194572号公報には、各ジョブについて停電発生時の打切り処理の優先度および打切り時の動作状況情報の認識を可能とし、自動ジョブ運用の効率化を図ることを課題とした自動ジョブ運用方式が記載されている。
【0005】
上記公報に記載されている発明は、システム運用中に、各ジョブに対する終了優先度,ジョブ名,および再実行要否情報をジョブ情報表に登録するジョブ情報登録手段と、停電発生時におけるUPSからの指示によるシステムシャットダウン処理の際に、前記ジョブ情報表を検索して実行ジョブ群の中から終了優先度の高い順序で各実行ジョブを検出するジョブ終了優先度検索手段と、停電発生時に、前記ジョブ終了優先度検索手段によって検出された実行ジョブであって前記ジョブ情報表内の再実行要否情報に「再実行が必要である旨を示す情報」が設定されているジョブの打切り時点における動作状況情報をジョブ動作状況ファイルに登録した上で、各実行ジョブの打切り処理を行うジョブ動作状況参照登録手段と、システム再起動時に、前記ジョブ情報表内の各ジョブに対する再実行要否情報を参照して全ての再実行ジョブを順次検出する再実行ジョブ検索手段と、システム再起動時に、前記再実行ジョブ検索手段によって検出された再実行ジョブに対する動作状況情報を前記ジョブ動作状況ファイルから取得して停電発生時の打切り時点からの当該再実行ジョブの後続処理を起動する再実行ジョブ実行手段とを有するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は、情報処理装置を緊急に終了させる必要がある場合にまで、通常の終了処理のままで終了処理を行うと、終了処理中に突然電源が落ちて、システムを破壊してしまう可能性がある。
【0007】
例えば、パソコンが無停電電源装置(uninterruptable power supply:UPS)から電源供給を受けている状態において、停電が発生し、UPSがローバッテリ状態になり、突然電源供給が断たれれば、プログラムが強制終了されてしまう可能性がある。
【0008】
そこで、本発明は、起動中の各プログラムに対して通常の終了要求が行われたかどうかによって、プログラムの終了手順を変更できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、オペレーションシステムを含む複数のプログラムが搭載された情報処理装置において、前記複数のプログラムのうち、起動中の前記プログラムに対して、当該プログラムの起動を終了させる終了要求を行う終了要求指示手段と、前記終了要求指示手段によって前記終了要求を受けた前記プログラムに対し、順次、起動を終了処理させる実行手段とを備え、前記終了要求指示手段は、入力される電源の状態によって決定される第1の終了指示と、当該情報処理装置の内部に記憶されている第2の終了指示との優先順位に基づいて、前記第1の終了指示、或いは前記第2の終了指示の何れか一方の終了指示により、前記終了要求を行うことを判別する判別手段と、前記第2の終了指示は、前記電源の状態が入力される度に、入力される直前の前記第1の終了指示が上書きされて当該情報処理装置の内部に記憶され、前記優先順位が更新される更新手段と、を更に備えることを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0011】
(実施形態1)
[構成の説明]
図1は、本発明の実施形態1の情報処理装置の一部の模式的な構成を示すブロック図である。
【0012】
図1には、情報処理装置に搭載されているOSを含む複数のプログラムの起動/終了を制御するための各種情報を記憶しておくメモリ1と、メモリ1に記憶されている情報に基づいてプログラムの起動/終了の順序等を指示する指示部2と、指示部2の指示に従って各プログラムの起動処理又は終了処理を実行する実行部3と、指示部2に対してユーザが情報処理装置本体の電源のオン/オフの指示を入力する入力部4と、図示しないUPSから送られてくる停電又はローバッテリの信号を指示部2へ送るUPSドライバ5とを示している。
【0013】
メモリ1は、以下説明する旧指示メモリ11と、新指示メモリ12と、優先情報等メモリ13と、実行手順メモリ14とを含むファイルのようなものである。
【0014】
新指示メモリ12は、記憶部21に送られてくる「起動」、「通常の終了」、「停電による終了」、「ローバッテリによる終了」、「復電」、「ユーザによるメイン電源の押下」のいずれか新しい指示が記憶されるものである。
【0015】
旧指示メモリ11は、記憶部21によって、新指示メモリ12に記憶されている指示が更新される際に、それまで新指示メモリ12に記憶されていた指示が記憶されるものである。
【0016】
なお、後述するように、一旦、新指示メモリ12に記憶された指示が、旧指示メモリ11に書き直されることもある。
【0017】
優先情報等メモリ13は、優先指示判別部22が旧指示メモリ11,新指示メモリ12のいずれに記憶されている指示を優先して実行するかを判別するための情報と、旧指示メモリ11に記憶されている指示を優先して実行する場合にどのような手順で処理を実行するかを実行処理判別部23が判別するための情報とを記憶しておくものである。
【0018】
実行手順メモリ14は、実行処理判別部23の判別結果に応じて起動/終了手段31へ送る情報を記憶しておくものである。具体的な手順の内容については図2を用いて後述する。
【0019】
指示部2は、以下説明する記憶部21と、優先指示判別部22と、実行処理判別部23と、読出部24とを含むプログラムである。
【0020】
記憶部21は、本体のメインスイッチから押下されたことを示す指示が入力されたときや、UPSからローバッテリ、停電又は復電を示す指示が入力されたときに、新指示メモリ12に記憶してある指示を更新と共に、それまで新指示メモリ12に記憶していた指示を旧指示メモリ11に記憶するものである。
【0021】
優先指示判別部22は、記憶部21から送られる旧指示メモリ11への指示の記憶を完了したことを示す信号をトリガとして旧指示メモリ11,新指示メモリ12に記憶されている各指示を読み出して、それらの指示に基づく優先情報等メモリ13に記憶してある情報を参照し、旧指示メモリ11,新指示メモリ12のいずれに記憶されている指示を優先して実行するかを判別するものである。
【0022】
実行処理判別部23は、優先指示判別部22の判別の結果、新指示メモリ12に記憶されている指示を優先して実行する場合に、具体的にどのような手順で処理を実行するかを判別するものである。
【0023】
読出部24は、実行処理判別部23の判別結果に従って、実行手順メモリ14に記憶してある情報を読み出し、実行部3へ送るものである。
【0024】
実行部3は、以下説明する複数の起動/終了処理手段31を含むプログラムである。
【0025】
起動/終了手段31は、例えば情報処理装置本体に搭載されているプログラム毎に用意されており、読出部24から送られてきた情報に従って駆動されるものである。
【0026】
図2は、図1に示している優先情報等メモリ13に記憶してある情報の概念図である。
【0027】
図2は、旧指示メモリ11,新指示メモリ12に「ローバッテリ」による終了、ユーザによる「メインスイッチOFF」、「停電」による終了、「復電」、「通常の終了」、「起動」という指示が格納されたときに、旧指示メモリ11と新指示メモリ12とに記憶されている各指示のいずれを優先して実行するかということと、実際にどのような処理を実行するかを示すものである。
【0028】
なお、図2に示す「○」は新指示メモリ12に記憶されている指示の方を旧指示メモリ11に記憶されている指示に優先して実行し、「×」は旧指示メモリ11に記憶されている指示の方を新指示メモリ12に記憶されている指示に優先して実行することを示している。また、「△」について実施形態2で説明するように、UPSのバッテリ残量に応じて旧指示メモリ11と新指示メモリ12とに記憶されている各指示のいずれかを優先して実行することを示している。
【0029】
具体的には、例えば旧指示メモリ11に「停電」による終了という指示が格納され、新指示メモリ12に「ローバッテリ」による終了という指示が格納されたときには、新指示メモリ12に記憶されている指示を旧指示メモリ11に記憶されている指示に優先して実行する。そのとき、実際に実行する処理は後述する「P1」という処理である。
【0030】
また、例えば旧指示メモリ11に「ローバッテリ」による終了という指示が格納され、新指示メモリ12に「停電」による終了という指示が格納されたときには、旧指示メモリ11に記憶されている指示を、新指示メモリ12に記憶されている指示に優先して実行する。
【0031】
ここで、「P1」〜「P3」に示す処理は、例えば以下のような内容としている。すなわち、「P1」は「P1」〜「P3」の中で、最も早くプログラムの終了処理を完了させる必要があるもので、起動している全てのプログラムのうち、常駐プログラムと非常駐プログラムを一括終了又はそれに近い態様で終了する(例えばこれらの各プログラムに対して順次5秒程度ごとに終了する)。それからOSを終了する内容としている。
【0032】
「P2」は「P1」に続いてプログラムの終了処理を早く完了させる必要があるもので、例えば常駐プログラムのうち通信系のプログラムのようなプログラムや、複数のプログラム相互で依存性が高いものに対しては、先に終了命令を出したプログラムの終了後に次のプログラムに終了命令を出すことによって終了し、常駐プログラムのうちスケジュールサービスや業務サービスやプリンタなどの周辺装置の監視サービスなどに係るプログラムに対しては一括終了又はそれに近い態様で終了する。それからOSを終了する内容としている。
【0033】
「P3」は「P2」に続いてプログラムの終了処理を早く完了させる必要があるもので、起動しているプログラムの数にもよるが、常駐プログラムについては先に終了命令を出したプログラムの終了後に次のプログラムに終了命令を出すことによって終了し、それ以外のプログラムについては一括終了又はそれに近い態様で終了する。それからOSを終了する内容としている。
【0034】
なお、通常の終了命令が出されたときには、起動しているプログラムの全てに対して、先に終了命令を出したプログラムの終了後に次のプログラムに終了命令を出すことによって終了する。それからOSを終了するようにしている。
【0035】
また、本実施形態ではプログラム相互で依存性が高いものに対してはグルーピングして、それらを所要の手順で終了するようにしている。具体的には、例えばインターネットに接続するための接続用プログラムと、インターネットを通じてメールの送受信を行うための通信用プログラムとは相互に依存性が高いので同じグループに配し、通信用プログラムの終了が完了してから接続用プログラムを終了するようにしている。
【0036】
これは、実際にメールを送信しているときに「停電」等が発生しても、メールがきちんと送信できるするようにするために、メールの送信完了を待って通信用プログラムの終了命令を発し、通信用プログラムの終了処理が完了してから、接続用プログラムに対して終了命令を出せるようにするものである。
【0037】
図3は、プログラム相互で依存性が高いものに対するグルーピングの説明図である。図3に示すように、プログラムを常駐プログラムと、非常駐プログラムと、OSとに分類している。
【0038】
そして、常駐プログラムを、通信系サービスと、スケジュールサービスと、周辺装置の監視サービスとに大別している。
【0039】
[動作の説明]
図4は、図1の動作を示すフローチャートである。まず、指示部2に対して、入力部4から起動又は終了の指示が入力されたり、UPSドライバ5から「停電」等の指示が入力されると、記憶部21では、その指示を新指示メモリ12に記憶すると共に、それまで新指示メモリ12に記憶されていた指示を旧指示メモリ11に移す(ステップS1)。
【0040】
旧指示メモリ11への指示の記憶を完了すると、そのことを示す信号を優先指示判別部22へ出力する(ステップS2)。
【0041】
優先指示判別部22は、記憶部21からの信号をトリガとして旧指示メモリ11,新指示メモリ12に記憶されている各指示を読み出して、それらの指示に基づく優先情報等メモリ13に記憶してある情報を参照し、旧指示メモリ11に記憶されている指示を優先して実行するかどうかを判別する。判別結果は実行処理判別部23に送る(ステップS3)。
【0042】
判別の結果、新指示メモリ12に記憶されている指示を優先して実行する場合には、実行処理判別部23を起動する(ステップS4)。
一方、判別の結果、旧指示メモリ11に記憶されている指示を優先して実行する場合には、記憶部21に対して、旧指示メモリ11に記憶した指示を新指示メモリ12に書き直すように指示して、図2に示す処理を終了する(ステップS5)。
【0043】
実行処理判別部23は、優先情報等メモリ13を参照して、具体的に「P1」〜「P3」のいずれの処理を実行するかどうかを判別し、判別結果を読出部24に送る(ステップS6)。
【0044】
読出部24は、実行処理判別部23の判別結果に従って、実行手順メモリ14に記憶してある情報を読み出し、実行部3へ送る(ステップS7)。
【0045】
実行部3は、読出部24から送られてきた情報に従って所要の起動/終了手段31を駆動することによって、決められた手順で処理を実行する(ステップS8)。
【0046】
つぎに具体例として、情報処理装置の起動中に停電が発生した場合の動作について説明する。
【0047】
まず、UPSドライバ5から指示部2に対して、「停電」の指示が入力され、記憶部21では、その指示を新指示メモリ12に記憶すると共に、それまで新指示メモリ12に記憶されていた「起動」の指示を旧指示メモリ11に移す(ステップS1)。
【0048】
旧指示メモリ11への指示の記憶を完了すると、そのことを示す信号を優先指示判別部22へ出力する(ステップS2)。
【0049】
優先指示判別部22は、記憶部21からの信号をトリガとして旧指示メモリ11,新指示メモリ12に記憶されている「起動」、「停電」という各指示を読み出して、それらの指示に基づく優先情報等メモリ13に記憶してある情報を参照する。
【0050】
ここで、図3に示すように、旧指示メモリ11,新指示メモリ12に「起動」、「停電」という各指示が記憶されている場合には、新指示メモリ12に記憶されている「停電」という指示を優先して実行すると判別し、判別結果を実行処理判別部23に送る(ステップS3)。
【0051】
また、新指示メモリ12に記憶されている指示を優先して実行するので、実行処理判別部23が起動される(ステップS4)。
実行処理判別部23は、優先情報等メモリ13を参照して、具体的に「P3」の処理を実行すると判別し、判別結果を読出部24に送る(ステップS6)。
【0052】
読出部24は、実行処理判別部23の判別結果に従って、実行手順メモリ14に記憶してある情報を読み出して実行部3へ送る(ステップS7)。
【0053】
ここで、実行手順メモリ14に記憶してある「P3」に関する情報は、例えば『常駐プログラムについては、先に終了命令を出したプログラムの終了後に次のプログラムに終了命令を出すことによって終了し、それ以外のプログラムについては一括終了又はそれに近い態様で終了する。それからOSを終了する』という内容であり、実行部3では、常駐プログラムに係る1つ目の起動/終了手段31が起動され、当該プログラムが実際に終了すると、2つ目の起動/終了手段31が起動される。
【0054】
こうして、全ての常駐プログラムに係る起動/終了手段31が起動されることによって、各常駐プログラムが終了すると、OSに係る起動/終了手段31が起動され、最終的に全てのプログラムが終了される。
【0055】
(実施形態2)
[構成の説明]
図5は、本発明の実施形態2の情報処理装置の一部の模式的な構成を示すブロック図である。本実施形態では、「停電」や「ローバッテリ」によって、プログラムを終了しているとき又は終了した後に、ユーザによって「起動」の指示がされた場合に、「停電」等が復旧しているかどうかを確認して、復旧していない場合には、起動処理を中止するようにしている。
【0056】
図5に示す確認部25は、まだ停電が続いているかどうかの確認や、現在のバッテリ残量を確認するものである。なお、図5において、図1に示した部分と同様の部分には、同一符号を付している。
【0057】
[動作の説明]
図6は、ユーザによって「起動」の指示がされた場合の図5の動作を示すフローチャートである。
【0058】
まず、入力部4から「起動」の指示が入力されると、OSが起動され、指示部2では、確認部25によって新指示メモリ12を参照する(ステップS11)。
【0059】
そして、新指示メモリ12に記憶されている指示が「通常の終了」であるかどうかの判別がされる(ステップS12)。
【0060】
判別の結果、新指示メモリ12に記憶されている指示が「通常の終了」である場合には、常駐プログラムを起動する(ステップS14)。
【0061】
一方、判別の結果、新指示メモリ12に記憶されている指示が「通常の終了」でない場合には、確認部25はUPSドライバ5側にバッテリ残量を確認しにいく(ステップS13)。
【0062】
こうして、常駐プログラム等を起動できるくらいのバッテリ残量があるかどうか、すなわち常駐プログラム等の復旧(再起動)が可能であるかどうかを判別する(ステップS15)。
【0063】
判別の結果、常駐プログラム等の復旧が可能である場合には、常駐プログラムを起動する(ステップS14)。
【0064】
一方、判別の結果、常駐プログラム等の復旧が可能でない場合には、常駐プログラム等の起動処理を中止する(ステップS16)。
【0065】
このように、本実施形態では、復電したり、バッテリ残量がプログラムを復旧するのに十分になっていなければ、常駐プログラム等の起動を中止して、常駐プログラムを再度強制的に終了することがないようにしている。
【0066】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、起動中の各プログラムに対して優先順位に基づいた終了指示によって終了要求を行うことができると共に、電源の状態が入力される度に、終了要求を行う優先順位を更新することができるので、各プログラムを終了させる制御を的確に行うことができ、終了すべきプログラムや情報処理装置に関するデータを確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の情報処理装置の一部の模式的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示している優先情報等メモリ13に記憶してある情報の概念図である。
【図3】プログラム相互で依存性が高いものに対するグルーピングの説明図である。
【図4】図1の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態2の情報処理装置の一部の模式的な構成を示すブロック図である。
【図6】ユーザによって「起動」の指示がされた場合の図5の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メモリ
2 指示部
3 実行部
4 入力部
5 UPSドライバ
11 旧指示メモリ
12 新指示メモリ
13 優先情報等メモリ
14 実行手順メモリ
21 記憶部
22 優先指示判別部
23 実行処理判別部
24 読出部
25 確認部
31 複数の起動/終了処理手段

Claims (8)

  1. オペレーションシステムを含む複数のプログラムが搭載された情報処理装置において、
    前記複数のプログラムのうち、起動中の前記プログラムに対して、当該プログラムの起動を終了させる終了要求を行う終了要求指示手段と、
    前記終了要求指示手段によって前記終了要求を受けた前記プログラムに対し、順次、起動を終了処理させる実行手段とを備え、
    前記終了要求指示手段は、
    入力される電源の状態によって決定される第1の終了指示と、当該情報処理装置の内部に記憶されている第2の終了指示との優先順位に基づいて、前記第1の終了指示、或いは前記第2の終了指示の何れか一方の終了指示により、前記終了要求を行うことを判別する判別手段と、
    前記第2の終了指示は、前記電源の状態が入力される度に、入力される直前の前記第1の終了指示が上書きされて当該情報処理装置の内部に記憶され、前記優先順位が更新される更新手段と、
    を更に備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記実行手段は、
    前記判別手段の判別結果に応じて前記各プログラムに該当する相互依存性が関係付けられており、当該相互依存性に基づいて前記各プログラムに対して前記終了処理を実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記終了要求は、
    前記相互依存性に基づいて、前記ローバッテリのために行われたとき、前記メインスイッチが押下されたために行われたとき、前記停電のために行われたときの順に前記終了処理を完了するまでの時間を長くする
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記相互依存性は、
    依存性の高い前記プログラムに対してグルーピングを行い、前記終了処理を行うことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記判別手段は、
    前記第1の終了指示及び前記第2の終了指示が、当該情報処理装置本体への電力供給源がローバッテリにより行われたのか、又は、当該情報処理装置本体のメインスイッチが押下されたことにより行われたか、又は、停電のために行われたのか、又は、復電のために行われたのか、或いは、通常の終了であるかにより判別する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記実行手段によって前記各プログラムの前記終了処理を開始してから当該情報処理装置本体のメインスイッチがオフする前に復電したときに、実行している前記プログラムの前記終了処理を停止する停止手段を更に備え、
    前記プログラムに対する前記終了要求が停電或いは当該情報処理装置本体への電力供給源がローバッテリのために行われた場合に、前記停止手段によって前記プログラムの当該終了処理を停止することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記停止手段は、既に終了したプログラムを再起動する手段を含むことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 電力の供給状況を確認する確認手段を更に備え、
    前記情報処理装置に電源が投入された際、前記確認手段は当該情報処理装置を駆動する前記電力の供給状況を確認し、
    当該情報処理装置が搭載する前記複数のプログラムを起動する前記電力を有している場合には、前記複数のプログラムを起動し、
    当該情報処理装置が搭載する前記複数のプログラムを起動する前記電力を有していない場合には、前記供給状況に基づいて所定のプログラムの起動処理を中止する
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
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