JP3964991B2 - Pcvバルブの取付構造 - Google Patents

Pcvバルブの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はPCVバルブの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジン、特に自動車用エンジンでは、燃焼室からクランクケ−ス内に洩れ出たガスつまりブローバイガスを、セパレータによってオイルミストと分離させた後、エンジン吸気系に還流させて再燃焼させることが行われている。そして、セパレータとエンジン吸気系とを接続するブローバイガス還流通路には、ブローバイガスの還流をコントロールするためのPCVバルブ(Positive Crankcase Ventiration バルブ)が設けられており、通常PCVバルブはセパレータに取付、固定されることが多い。従来、PCVバルブをセパレータに取付けるには、ゴム製のグロメットをセパレータに形成された取付孔にきつく嵌合した状態で、グロメットに形成された取付孔にPCVバルブをきつく嵌合させることによって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上来の取付手法では、ゴムの弾性力を利用した保持作用だけなので、取付の信頼性が必ずしも十分でないものとなる。また、グロメットは、PCVバルブの取付、保持の機能と、シール機能とを兼用しているため、シール性も必ずしも十分満足のいかないものであった。
【0004】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、セパレータに対するPCVバルブのしっかりとした取付と十分なシール性確保とを共に満足できるようにしたPCVバルブの取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明(請求項1に係る発明)にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
エンジンのオイルミストとブローバイガスとを分離するセパレータに取付けられ、該セパレータとエンジンの吸気系とを接続するブローバイガス還流通路に介在されるPCVバルブの取付構造において、
前記セパレータに取付筒部が形成され、
前記PCVバルブの一部が前記取付筒部内に嵌合され、
前記PCVバルブとは別体に形成されると共に前記取付筒部の外周に対して嵌合されたキャップ部材によって、該PCVバルブの該取付筒部からの抜け止めが行われ、
前記取付筒部と前記PCVバルブとの嵌合部位が、シールリングによってシールされ
前記取付筒部と前記キャップ部材のうち該取付筒部外周に嵌合されている周壁部とのいずれか一方に係止段部が形成されると共に、他方に該係止段部に係合される係止爪部が形成されて、該係止爪部の該係止段部に対する係合によって該取付筒部に対する該キャップ 部材の抜け止めが行われる、
ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2,3に記載のとおりである。
また、前記目的を達成するため、本発明(請求項4に係る発明)にあっては、
エンジンのオイルミストとブローバイガスとを分離するセパレータに取付けられ、該セパレータとエンジンの吸気系とを接続するブローバイガス還流通路に介在されるPCVバルブの取付構造において、
前記セパレータに取付筒部が形成され、
前記PCVバルブの一部が前記取付筒部内に嵌合され、
前記PCVバルブとは別体に形成されると共に前記取付筒部の外周に対して嵌合されたキャップ部材によって、該PCVバルブの該取付筒部からの抜け止めが行われ、
前記取付筒部と前記PCVバルブとの嵌合部位が、シールリングによってシールされ、
前記PCVバルブが、前記取付筒部に嵌合される大径部と、該大径部の一面側から突設されて前記セパレータ内へ向けて伸びる第1筒部と、該大径部の他面側より伸びる第2筒部とを有し、
前記キャップ部材の天板部が、前記第2筒部が挿通されると共に前記大径部より小径とされた挿通孔を有し、
前記キャップ部材の前記取付筒部に対する係脱自在な係合手段が、該キャップ部材のうち該取付筒部外周に嵌合される周壁部に形成された係止孔と、前記取付筒部の外周面に形成されて該係止孔に対して係脱される係止爪部とによって構成され、
前記係止爪部の突出端面には前記取付筒部に対する前記PCVバルブの抜け方向へ向けて徐々に低くなる傾斜面が形成されていて、前記キャップ部材を前記取付筒部に対してその軸線方向から接近させたときに、該傾斜面によって該キャップ部材の一部が拡径方向に強制的に弾性変形されて、前記係止孔と前記係止爪部とが整合されたときに前記強制的な弾性変形が解除されて該係止孔と係止爪部との係合が維持されるようにされ、
前記係止爪部の側面には、該係止爪部と係止孔との係合状態において前記キャップ部材を所定の一方向に相対回転させたときに、前記キャップ部材の一部を拡径方向に強制的に弾性変形させて該係止爪部と係止段部とを係合解除させるための側方傾斜面が形成され、
前記シールリングが、前記第1筒部に嵌合されて、該第1筒部の外周面と前記取付筒部の内周面との間をシールしている構成とされている。
【0006】
【発明の効果】
請求項1によれば、セパレータの取付筒部外周に対して機械的に係合されたキャップ部材を利用してPCVバルブを取付、固定するので、PCVバルブをしっかりとセパレータに取付けることができ、特に振動等を受けても長期に渡ってしっかりとした取付を維持することができる。また、シールリングによってPCVバルブのセパレータに対する取付部位がシールされるが、シールリングは専らシール作用のみを行えばよいので、シール性も十分確保されることになる。
【0007】
また、キャップ部材の係止構造を簡単なものとすることができる。
請求項によれば、係止爪部と係止孔との係脱状態を、外部から係止孔部分を目視することにより容易に確認することができる。また、係止爪部の突出端面を利用して、キャップ部材を取付筒部に対してその軸線方向から接近させることにより係止爪部に対する係止孔の係合を徐々に行わせていくことができる。
請求項によれば、キャップ部材を所定の一方向へ回転させることによって、係止爪部と係止孔との係合を容易に解除することができる。
【0008】
請求項によれば、PCVバルブの外形として一般的なものをそのまま利用することができる。また、請求項3、請求項4に対応した効果を合わせて得ることができる。さらに、シールリングを、第1筒部にあらかじめ嵌合させた状態で、PCVバルブのセパレータに対する取付を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1において、エンジン1のうちクランクケ−ス2の側面には、当該クランクケ−ス2内で発生されたオイルミストとブローバイガスとを分離するセパレータ3が取付けられている。このセパレータ3の上部には、取付筒部4が形成され、この取付筒部4内に、シールリング(例えばOリング)5を介して、PCVバルブ6が嵌合され、取付筒部5からのPCVバルブ6の抜け止めがキャップ部材7によって行われている。ブローバイガスが、PCVバルブ7を経てエンジン吸気系へと還流され、このため、PCVバルブ7とエンジン吸気系とがゴムホース等(図示略)によって接続される。
【0010】
図2に、取付筒部4に対するPCVバルブ6の取付態様の詳細が示される。この図2において、PCVバルブ6(のケーシング)は、その上方から下方へ順次、小径の流出筒部(第2筒部)6a、大径部6bと、中径部6c、流入筒部(第1筒部)6dとを有する。取付筒部4の内径は、上記大径部6bががたつきなく嵌合される大きさとされている。
【0011】
取付筒部4(内)とセパレータ3内部とを連通する連通路10部分が、上方から下方へ順次、段階的に内径が小さくされた3つの部分10a、10b、10cにより構成されている(図4をも参照)。PCVバルブ6の大径部6bを取付筒部4に嵌合させた状態で、中径部6cが10aにがたつきなく嵌合され、流入筒部6dが10cに緩く嵌合され、さらにシールリング5が10bに嵌合される。シールリング5は、PCVバルブ6の径方向に若干圧縮された状態とされており、PCVバルブ6(の流入筒部6d)からのセパレータ3内へ向けての抜けが、10bと10cとの段差部によって規制される。
【0012】
取付筒部4の外周面には、図3、図4にも示すように、周方向に間隔をあけて複数(実施形態では2つ)の係止爪部21が形成されている。係止爪部21は、その突出端面(取付筒部4の径方向外方側となる面)において、上方へ向うにつれて徐々に低くなる第1傾斜面21aが形成されている。また、係止爪部21のうち、取付筒部4の周方向一方側の面には、徐々に突出高さが低くなる第2傾斜面(側方傾斜面)21bが形成されている。
【0013】
キャップ部材7について、図2、図3、図5〜図10をも参照しつつ説明すると、キャップ部材7は、円形の天板部7aと、天板部7aのが周縁部から円筒状に下方へ伸びる周壁部7bとを有し、周壁部7bの内径は取付筒部4の外周に対してがたつきなく嵌合できる大きさとされている。天板部7aには挿通孔22が形成されており、この挿通孔22は、PCVバルブ6の流出筒部6aがスムーズに挿通できる大きさで、かつ大径部6bよりは小さい大きさとされている。
【0014】
周壁部7bには、前記係止爪部21に対応して、周方向に間隔をあけて複数(実施形態では2つ)の係止孔(係止段部)23が形成されている。この係止孔23の内周面は、キャップ部材7の径方向と平行になるように形成されて、キャップ部材7を径方向2つ割りの金型によって形成できるようにされている。
【0015】
キャップ部材7の外周面には、手指で把持して回転力を十分付与できるように、滑り止めのための凸条7c(凹条でも可)がその軸線方向(上下方向)に伸ばして複数形成されている。また、キャップ部材7の天板部7a所定位置には、指標24が形成されている。この指標24は、セパレータ3のエンジン外方側(図4上方)へ向けたときに、係止爪部21と係止孔23とがキャップ部材7の周方向において整合される位置関係となる(PCVバルブ6の取付筒部4への嵌合作業の利便性向上)。以上のようなキャップ部材7は、全体として合成樹脂によって形成されている(PCVバルブ6とは別体)。
【0016】
PCVバルブ6の取付筒部4に対する取付は、次のような手順で行われる。まず、PCVバルブ6の流入筒部6d外周にシールリング5を嵌合、保持させた状態で、当該流入筒部6d側からPCVバルブ6を取付筒部4内に挿入して、大径部6bが取付筒部4内に嵌合された図2の状態とする。次に、キャップ部材7を、その挿通孔22内にPCVバルブ6の流出筒部6aを挿通させつつ、取付筒部4にその軸線方向から接近させて、その周壁部7bを取付筒部4外周に嵌合させていく。
【0017】
キャップ部材7の周壁部7bが、取付筒部4の係止爪部21に当接すると、嵌合方向への抵抗が増大されるが、第1傾斜面21aのガイド作用(カム作用)によって、係止爪部21に当接する付近が部分的に拡径方向へ強制的に弾性変形されつつ、嵌合が進行される。嵌合の進行により、やがて、係止爪部21が係止孔23に進入つまり係合されて、図2の取付完了状態となる(係止爪部21と係止孔23との係合によるキャップ部材7の取付筒部4からの抜け止め)。係止爪部21と係止孔23とがきちんと係合しているか否かの確認が、外部から係止孔23を目視することにより容易に確認される。このように、PCVバルブ6の取付に際しては、PCVバルブ6を取付筒部4に嵌合させた後は、キャップ部材7を、取付筒部4に対してその軸線方向から押圧していくだけでよいので、取付が極めて簡単となる。
【0018】
図2の取付完了状態から、PCVバルブ6を取付筒部4から取外すには、次のような手順で行われる。まず、キャップ部材7を、図3反時計方向に回転させる。これにより、係止爪部21の第2傾斜面21bのガイド作用(カム作用)によって、キャップ部材7の周壁部7bのうち係止孔23付近が拡径方向へ強制的に弾性変形されつつ、係止孔23と係止爪部21との係合が解除される。この後は、キャップ部材7を上方へ引き抜き、その後、PCVバルブ6を取付筒部4から引き抜けばよい。このように、PCVバルブ6の取外しも、キャップ部材7の周方向所定方向の回転と、その後の引き抜きという簡単な操作によって行なうことができる。キャップ部材7を取付筒部4に対して係脱可能とすることにより、点検等のときにキャップ部材7を取付筒部4から取外すことにより、PCVバルブ6をセパレータ3から取外すことができ、整備性の点からも好ましいものとなる。
【0019】
図11、図12は、本発明の別の実施形態を示すもので、前記実施形態と同一要素には同一符合を付してある。本実施形態では、係止孔23を取付筒部4に形成する一方、係止爪部21をキャップ部材7の周壁部7bに形成してある。本実施形態においても、キャップ部材7を利用したPCVバルブ6の取付筒部4への取付け、取外しの作業は、前記実施形態の場合と同じように行われる。
【0020】
以上実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むものである。側方傾斜面としての第2傾斜面21bは、係止爪部21に形成する代わりに、あるいはこれに加えて、係止孔23の周方向一方側の内周面に形成するようにすることができる。係止爪部21が係合される係止段部としては、係止孔23のように孔の形式でなく、奥壁(底壁)を有する凹部として形成することもできる。
【0021】
キャップ部材7の周壁部7bは、周方向に連続した筒状として形成することなく、周方向に複数分割された脚部の形式として形成することもできる(周壁部7bの開口端縁から、天板部7aまでは到達しない長さのスリットによって分割される場合も含む)。この脚部の形式として形成した場合は、脚部の有するキャップ部材7の径方向の大きな弾性変形を利用して、係止爪部21と係止孔23との係合、係合解除を行うことができる。係止爪部21と係止孔23との係合解除の手法は、実施形態で示す第2傾斜面21bを利用する(キャップ部材7の回転を利用する)以外に、例えば外部から工具等を利用して係合解除させる等、適宜の手法を採用することができる。
【0022】
なお、PCVバルブ6の内部構造(弁構造)は、従来既知の適宜のものを採択することができ、また、PCVバルブ6の外部形状(ケーシング形状)は、取付筒部4に嵌合できる形状であれば、実施形態に示すようなものに限定されないものである。本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】取付筒部へのPCVバルブの取付状態を示す側面断面図。
【図3】取付筒部とキャップ部材との係合状態を示すもので、図2のX3ーX3線相当断面図。
【図4】取付筒部を上方から見た図。
【図5】キャップ部材の上面図。
【図6】図5のX6方向矢視図。
【図7】キャップ部材の底面図。
【図8】図5のX8方向矢視図。
【図9】図8のX9ーX9線相当断面図。
【図10】図8のX10ーX10線相当断面図。
【図11】本発明の別の実施形態を示すもので、図3に対応した要部断面図。
【図12】図11のX12ーX12線相当断面図。
符号の説明】
1:エンジン
3:セパレータ
4:取付筒部
5:シールリング
6:PCVバルブ
6a:流出筒部(第2筒部)
6b:大径部
6c:中径部
6d:流入筒部(第1筒部)
7:キャップ部材
7a:天板部
7b:周壁部
21:係止爪部
21a:第1傾斜面
21b:第2傾斜面(側方傾斜面)
23:係止孔

Claims (4)

  1. エンジンのオイルミストとブローバイガスとを分離するセパレータに取付けられ、該セパレータとエンジンの吸気系とを接続するブローバイガス還流通路に介在されるPCVバルブの取付構造において、
    前記セパレータに取付筒部が形成され、
    前記PCVバルブの一部が前記取付筒部内に嵌合され、
    前記PCVバルブとは別体に形成されると共に前記取付筒部の外周に対して嵌合されたキャップ部材によって、該PCVバルブの該取付筒部からの抜け止めが行われ、
    前記取付筒部と前記PCVバルブとの嵌合部位が、シールリングによってシールされ
    前記取付筒部と前記キャップ部材のうち該取付筒部外周に嵌合されている周壁部とのいずれか一方に係止段部が形成されると共に、他方に該係止段部に係合される係止爪部が形成されて、該係止爪部の該係止段部に対する係合によって該取付筒部に対する該キャップ部材の抜け止めが行われる、
    ことを特徴とするPCVバルブの取付構造。
  2. 請求項において、
    前記係止段部が、前記キャップ部材のうち前記取付筒部外周に嵌合されている周壁部に形成された係止孔として形成されており、
    前記係止爪部が、前記取付筒部の外周面に形成されており、
    前記係止爪部の突出端面には、前記取付筒部に対する前記PCVバルブの抜け方向へ向けて徐々に低くなる傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とするPCVバルブの取付構造。
  3. 請求項または請求項において、
    前記係止爪部の側面または前記係止段部の側面のいずれか一方に、該係止爪部と係止段部とが係合されている状態から前記PCVバルブを前記取付筒部に対して所定の一方向に相対回転させたときに、前記キャップ部材の一部を拡径方向に強制的に弾性変形させて該係止爪部と係止段部とを係合解除させるための側方傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とするPCVバルブの取付構造。
  4. エンジンのオイルミストとブローバイガスとを分離するセパレータに取付けられ、該セパレータとエンジンの吸気系とを接続するブローバイガス還流通路に介在されるPCVバルブの取付構造において、
    前記セパレータに取付筒部が形成され、
    前記PCVバルブの一部が前記取付筒部内に嵌合され、
    前記PCVバルブとは別体に形成されると共に前記取付筒部の外周に対して嵌合されたキャップ部材によって、該PCVバルブの該取付筒部からの抜け止めが行われ、
    前記取付筒部と前記PCVバルブとの嵌合部位が、シールリングによってシールされ、
    前記PCVバルブが、前記取付筒部に嵌合される大径部と、該大径部の一面側から突設されて前記セパレータ内へ向けて伸びる第1筒部と、該大径部の他面側より伸びる第2筒部とを有し、
    前記キャップ部材の天板部が、前記第2筒部が挿通されると共に前記大径部より小径とされた挿通孔を有し、
    前記キャップ部材の前記取付筒部に対する係脱自在な係合手段が、該キャップ部材のうち該取付筒部外周に嵌合される周壁部に形成された係止孔と、前記取付筒部の外周面に形成されて該係止孔に対して係脱される係止爪部とによって構成され、
    前記係止爪部の突出端面には前記取付筒部に対する前記PCVバルブの抜け方向へ向けて徐々に低くなる傾斜面が形成されていて、前記キャップ部材を前記取付筒部に対してその軸線方向から接近させたときに、該傾斜面によって該キャップ部材の一部が拡径方向に強制的に弾性変形されて、前記係止孔と前記係止爪部とが整合されたときに前記強制的な弾性変形が解除されて該係止孔と係止爪部との係合が維持されるようにされ、
    前記係止爪部の側面には、該係止爪部と係止孔との係合状態において前記キャップ部材を所定の一方向に相対回転させたときに、前記キャップ部材の一部を拡径方向に強制的に弾性変形させて該係止爪部と係止段部とを係合解除させるための側方傾斜面が形成され、
    前記シールリングが、前記第1筒部に嵌合されて、該第1筒部の外周面と前記取付筒部の内周面との間をシールしている、
    ことを特徴とするPCVバルブの取付構造。
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