JP3963864B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に関し、更に詳しくは、洗濯物投入口に設けられた蓋体の開放を阻止する蓋ロック機構を備える洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯機では、脱水運転時には洗濯脱水槽(ドラム式洗濯機の場合にはドラム)が高速で回転しているため、使用者が誤って蓋体を開いて洗濯脱水槽内に手を入れると巻き込まれ事故が起こるおそれがある。そのため、例えばこうした運転中に蓋体が開放されると速やかに洗濯脱水槽の回転を停止させる洗濯機が知られている。しかしながら、迅速に洗濯脱水槽の回転を停止させることが難しい構成である場合や、より高い安全性を確保したい場合に、運転途中で安易に蓋体が開放されないように蓋体を閉鎖状態に維持する蓋ロック機構を設けた洗濯機が知られている(例えば特許文献1、2など参照)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案第2551021号公報
【特許文献2】
特開2001−162088号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、上記のような蓋ロック機構はソレノイドなどの駆動装置を利用しているが、故障などの根本的な原因のほか一時的な加熱などの原因によって、ロックした状態のままロック解除ができなくなる、或いは逆にロック解除状態のままロック動作ができなくなる、ということが起こり得る。上記特許文献1に記載の洗濯機では、運転途中で例えば運転を一時停止し蓋ロック解除を行おうとしてロックが解除されない場合に、運転の再開が行えず運転が途中で中断してしまう。その場合、洗濯途中の洗濯物が洗濯脱水槽内に残されることになる。そのため、ロック機構の不具合が一時的なものであって少し時間が経過するとロック解除可能な状態に復帰するような場合あっても、洗濯を途中から又は初めからやり直さなければならない。
【0007】
本発明は上記のような課題を解決するために成されたもので、その第1の目的は、蓋体の開放を阻止するような蓋ロック機構を設けた洗濯機において、蓋ロック機構の不具合等が発生した場合の使い勝手を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記第1の目的を達成するために成された第1発明は、洗濯物投入口を閉鎖するための蓋体と、使用者による前記蓋体の開放を阻止するための施錠手段と、を具備する洗濯機において、
a)運転の実行中であって使用者による前記蓋体の開放を許可し得る期間中に施錠を解除し、該期間が終了すると再び施錠を行うべく前記施錠手段を制御する施錠制御手段と、
b)前記施錠手段による施錠の解除動作時に施錠が解除できたか否かを判定する判定手段と、
c)前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合に、定められた運転コースの最終的な運転終了時点まで運転を継続した後に、施錠の解除を行うべく前記施錠手段を制御する運転制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0010】
第1発明に係る洗濯機において、運転制御手段は、本来、施錠手段による施錠(蓋ロック)の解除を行うべきときに解除ができない場合であっても、運転を停止することなく定められた運転コースの最終的な運転終了時点まで継続させる。ここで、「定められた運転コースの最終的な運転終了時点」とは、例えば洗い、すすぎ、脱水の洗濯のみを行う運転コースが初めに設定されていれば、脱水行程の終了時点であり、また、乾燥機能を有する洗濯機であって洗濯の後に乾燥を実行する運転コースが初めに設定されており、乾燥行程後に柔らか仕上げ行程などが設定されていなければ乾燥行程の終了時点であり、乾燥行程後に柔らか仕上げ行程が設定されていればその柔らか仕上げ行程の終了時点である。
【0011】
この場合、施錠手段に何らかの不具合がある可能性はあるが、施錠が解除できないという不具合であれば、洗濯脱水槽の回転中に使用者が蓋体を開けてしまうおそれはなく、安全性は確保できる。そして、運転終了後に再度、施錠の解除を行うべく前記施錠手段を制御する。もし、施錠手段の不具合が一時的なものである場合には、運転終了後に施錠解除を試みたときに解除が行える可能性もある。そうした場合、運転は最後まで終了しているので、何ら不具合が生じたなかったときと同様に、例えば洗濯済み又は乾燥済みの洗濯物を取り出すことができる。
【0012】
このように第1発明に係る洗濯機によれば、蓋ロックの解除不良が運転途中で発生した場合であっても運転が最後まで完遂されるので、運転終了時点で蓋ロックの解除不良が解消した場合には正常に運転を終了することができる。また、運転終了時点で蓋ロックの解除不良が解消しなかった場合でも、中途半端な状態で洗濯脱水槽内に洗濯物が残ることを防止できる。それによって、例えば乾燥まで行う洗濯機では、洗濯物が濡れた状態で洗濯脱水槽内に放置されることを防止でき、洗濯物の布傷み、カビの発生などを防止又は軽減できる。
【0013】
また、第1発明に係る洗濯機では、運転終了後に施錠の解除を行ったときに前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合、エラー報知を行う報知手段をさらに備える構成とすることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、運転終了後に蓋ロックが解除できない場合にエラーが報知されるので、使用者は施錠解除の不具合を認識し、修理を依頼する等の対応を速やかにとることができる。
【0015】
施錠手段がソレノイドなどによる駆動機構を有している場合、施錠、施錠解除の頻繁な繰り返しを行うと加熱によって動作不良が発生する場合がある。こうした場合、通電を行わずに放置しておくと温度が下がって動作不良が解消される可能性も高い。
【0016】
こうしたことから、第1発明に係る洗濯機では、運転の実行中において実行される施錠の解除動作に対し、前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合、前記運転制御手段は、定められた運転コースの最終的な運転終了時点まで、前記蓋体の開放を許可し得る期間が存在したときでも施錠の解除を試みないように前記施錠制御手段の制御を禁止する構成とするとよい。
【0017】
この構成によれば、一旦、施錠解除の不具合が発生すると、運転終了まで施錠解除動作が実行されない(つまりソレノイドなどの駆動機構に通電がなされない)ので、加熱等による施錠手段の一時的な不具合である場合に、運転終了時点で正常状態に復帰できる可能性が高くなる。また、運転途中で施錠手段に無駄な通電を行わないので、節電にもなる。
【0018】
また、第1発明に係る洗濯機の一態様として、前記施錠手段による施錠を解除するために使用者により操作される操作手段をさらに備え、前記施錠制御手段は、前記操作手段が操作されたときには無条件に施錠を解除するように前記施錠手段を制御し、その解除動作に対して施錠解除ができない場合に前記報知手段はエラー報知を行う構成とすることができる。
【0019】
この構成では、使用者が蓋体を開放したい場合に操作手段を操作する。施錠制御手段は上述のように施錠解除が禁止されている場合であっても、操作手段の操作があったときにはそれに応じて施錠解除を試みる。そして、施錠解除ができなければエラーを使用者に報知する。
【0020】
上述したように施錠手段の不具合であっても施錠解除ができないという状態であれば、使用者によって蓋体が安易に開放されるおそれはないから、運転を継続しても安全性の点で問題はない。ところが、施錠ができないという不具合である場合には、使用者によって蓋体が安易に開かれるおそれがあるため、運転を継続することは安全性の点で好ましくない。
【0021】
そこで、第1発明に係る洗濯機において、前記判定手段は、前記施錠手段による施錠の動作時に施錠ができたか否かも判定し、前記運転制御手段は、前記判定手段により施錠ができないと判定された場合に運転を停止し、前記報知手段によりエラー報知を行う構成とするとよい。
【0022】
この構成によれば、同じ施錠手段の不具合であっても上述したように安全性の点で問題がある場合には即座に運転が停止されるので、高い安全性を確保することができる。また、運転停止時にエラーが報知されるので、使用者は施錠動作の不具合を認識し、修理を依頼する等の対応を速やかにとることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯機について、図1〜図12を参照して説明する。
【0028】
図1は本実施例のドラム式洗濯機の外観斜視図、図4はこのドラム式洗濯機の外箱上部の上蓋開閉構造を示す側面図である。
【0029】
このドラム式洗濯機において、外箱1は、上面と前面との間の角がやや丸みをもちつつ前下がりである傾斜部に形成されており、この傾斜部からその後方にかけて大きな洗濯物投入口3が形成されている。洗濯物投入口3は、2つの水平軸2a、2bで軸支されて図4に示すように二つ折り状態で起立可能な上蓋2により開閉自在である。外箱1の前部には、上蓋2が閉鎖した状態で開放を阻止するための蓋ロック機構部23が設置されている。この上蓋2の左側には前方に引き出し自在の洗剤容器4が、右側には前後方向に延伸して操作パネル5が設けられている。操作パネル5には、運転コースや予約時間等を設定するためなどの各種の操作キーと、これら設定に応じて点灯したり、洗濯行程の進捗状況を報知したり、或いは予約や運転の残り時間などを表示するための各種の表示器が適宜に分散して配置されている。
【0030】
図2及び図3により、本実施例のドラム式洗濯機の内部構成について説明する。図2は内部要部の正面縦断面図、図3は内部要部の左側面図である。この図2、図3では外形を成す外箱1の記載は省略している。
【0031】
台座部6の上には、周面が略円筒形状で両端面がほぼ閉塞された外槽10が、外箱1の左右側面にそれぞれ端面が対向する状態で、左右両側上方から吊下げ支持する二本のばね11と、前後方向に外槽10の下部を支え受けるダンパ12とにより適度に揺動自在に保持される。外槽10の内部には、多数の通水穴が穿孔された略円筒形状の周面の両端面がほぼ閉塞されている横型のドラム13が、左右方向に延伸する水平軸線Cを中心に回転自在に設けられている。
【0032】
ドラム13の左端面中央に固着された主軸14は、外槽10の左端面に固定されているアルミダイカスト製の第1軸受ケース16に保持された軸受17により支承される。他方、ドラム13の右端面中央に固着された補助軸15は、外槽10の右端面に固定されている第2軸受ケース18に保持された軸受19により支承される。この主軸14及び補助軸15により水平軸線Cが形成される。
【0033】
外槽10の左端面から側方へと突出した主軸14の先端には、アウタロータ型の直流モータであるドラムモータ20のロータ202が固定され、一方、モータ台を兼ねる第1軸受ケース16にはそのドラムモータ20のステータ201が固定される。後述する制御部からステータ201に駆動電流が供給されるとそれに応じてロータ202が回転し、主軸14を介してロータ202と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
【0034】
外槽10の周面の上部から斜め前方にかけて、外箱の洗濯物投入口と一致する位置に、洗濯物を出し入れするための外槽開口101が設けられ、外槽開口101は外槽扉102により開閉自在である。また、ドラム13の周面にも洗濯物を出し入れするためのドラム開口131が設けられ、ドラム開口131は前後に観音開き構造を有する二枚の扉体から成るドラム扉132により開閉自在である。ドラム13は回転可能であるため、ドラム開口131が外槽開口101と径方向に一致した位置でドラム13が停止状態を保持するように、ステータ201の下方にはドラムロック機構部21が設けられており、このドラムロック機構部21から進出する係合ピンがロータ202の外縁部に形成された係合溝部22に嵌合することにより、ドラム13は所定位置に固定される。
【0035】
なお、図2、図3には記載していないが、ドラム13の右側面外側にはドラム13内に乾燥風を送り込むために、ファンモータや乾燥用ヒータを含む加熱・送風装置が配設されている。
【0036】
図5は、本実施例のドラム式洗濯機の要部の電気系構成図である。制御部30はCPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、後述するような洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各行程の運転動作を行うための各種の制御を実行する。
【0037】
制御部30には、使用者が各種設定や指示を与えるために操作パネル5に設けられた操作部5aからキー入力信号が与えられるとともに、外槽10内に貯留された水の水位を検知する水位センサ32、外槽10内に貯留された水の温度を検知したり乾燥運転時に乾燥風の温度を検知したりするための温度センサ33、上記ドラムロック機構部21に内蔵され、ドラムロック状態か解除状態かを検知するためのドラムロック検知部21b、蓋ロック機構部23に内蔵され、蓋ロック状態か解除状態かを検知するための蓋ロック検知部23bなどから、それぞれ検出信号が入力される。なお、操作部5aには、閉鎖状態にある上蓋2を開放するために操作される蓋開放キー5bが設けられている。
【0038】
また、制御部30には負荷駆動部31が接続されており、この負荷駆動部31を介してドラムモータ20、上記加熱・送風装置に含まれるファンモータ35及び乾燥用ヒータ37、外槽10内に貯留された水を加熱するための水加熱ヒータ36、外槽10内への給水を制御する給水バルブ38、外槽10内からの排水を制御する排水バルブ39、ドラムロック機構部21に内蔵され、ドラムロックとその解除を行う駆動源であるトルクモータ21a、蓋ロック機構部23に内蔵され、蓋ロックとその解除を行う駆動源であるソレノイド23aなどの動作をそれぞれ制御する。さらにまた、制御部30は操作部5aの操作に応じた表示や運転進行状況を知らせるための表示を行うべく表示部5cに表示信号を送り、使用者に何らかの報知を行うためにブザー5dを鳴動させる。
【0039】
次に、本ドラム式洗濯機における洗濯・乾燥動作の概要について図6により説明する。図6は本ドラム式洗濯機の標準的な行程の流れを示すフローチャートである。
【0040】
使用者がドラム13内に洗濯物を収容して操作部5aで運転開始の操作を行うと、制御部30は給水バルブ38を開放して外槽10内に所定量の洗剤水を貯留し、ドラムモータ20を駆動してドラム13を所定の回転速度で回転させることにより、洗剤水を用いた洗い行程を実行する(ステップS1)。その後、排水バルブ39により外槽10内の水を排出し、ドラム13を高速で回転させることで中間脱水行程を実行する(ステップS2)。
【0041】
次いで、中間脱水行程を挟んで2回のすすぎ行程を実行し(ステップS3〜S5)、2回目のすすぎ行程の後に脱水行程を実行して、洗濯物に含まれる水を絞り出す(ステップS6)。その後、乾燥用ヒータ37に通電を行うとともにファンモータ35を駆動し、外槽10内に加熱空気を送給しながらドラム13を所定回転速度で回転させて洗濯物を撹拌することで乾燥行程を実行する(ステップS7)。
【0042】
所定の乾燥運転時間が終了すると、基本的な行程は終了する。しかしながら、乾燥行程終了後にそのまま洗濯物がドラム13内に放置されると、しわつきの原因となるとともに、洗濯物がごわついてしまう。そこで、しわつきを防止するとともに洗濯物を肌触り良く仕上げるために、使用者によって洗濯物が取り出されるまでの期間、ドラム13の回転と静止とを交互に繰り返すことにより、柔らか仕上げ行程を実行する(ステップS8)。但し、柔らか仕上げ行程があまりに長く続くと、電力の無駄が大きくなるため、洗濯物がドラム13から取り出されなかった場合でも所定の柔らか仕上げ動作時間(ここでは120分)が終了すると、全ての動作を完全に終了して電源を遮断する。
【0043】
次に、本ドラム式洗濯機における、柔らか仕上げ行程時のドラムモータ20の制御方法を、図7及び図8を参照して説明する。図7は柔らか仕上げ行程時のドラム静止/回転の1周期分のシーケンスを示すタイミング波形図、図8はこのときの制御パラメータを表す図である。
【0044】
図7に示すように、静止時間taだけドラム13を静止状態に維持する期間には、上蓋2の開放が可能であるように蓋ロックは解除しておく(つまり蓋ロック検知信号はオフ状態)。また、このときにはドラム13が回転しないように、ドラムロックを掛けておく(つまりドラムロック検知信号はオン状態)。所定の静止時間taが終了すると、制御部30は負荷駆動部31を介して蓋ロック用ソレノイド23aに通電を行い、上蓋2の開放を阻止すべく蓋ロックを掛ける。その結果、蓋ロック検知信号はオフからオンに変化する。蓋ロックが掛かった後に、今度はドラムロックを解除するべくトルクモータ21aを駆動する。その動作によってドラムロックが解除されると、ドラムロック検知信号はオンからオフに変化する。
【0045】
その後に、制御部30は負荷駆動部31を介してドラムモータ20を駆動し、ドラム13が約50rpmの回転速度で所定の回転時間tbだけ回転するように制御する。回転時間tbが終了すると、ドラムロックを掛けるべく、ドラムモータ20を駆動することでドラム13の位置(厳密にはロータ202の位置)を調整し、ドラム13が所定のロック位置に達すると、トルクモータ21aを駆動することでドラムロックを行う。その結果、ドラムロック検知信号はオフからオンに変化する。そして、蓋ロック用ソレノイド23aに再び通電を行うことで、蓋ロックを解除し、上蓋2の開放ができるようにする。
【0046】
柔らか仕上げ行程中には蓋開放キー5bのオン操作が行われるまで上記シーケンスを繰り返すわけであるが、図8に示すように、そのシーケンスにおける回転時間tb(10秒)、及びこのときのドラム13の回転速度(50rpm)は変化しないものの、静止時間taは乾燥行程終了(つまり柔らか仕上げ行程開始)時点からの経過時間tに応じて、段階的に長くなるように設定している。
【0047】
ドラム13の回転時間tb中には洗濯物が撹拌され、それに伴って折りじわが伸ばされるとともに、洗濯物同士や布同士の間に空気が含まれるようになる。それによって、しわつきが防止でき、洗濯物のごわつき感も解消される。乾燥終了後の洗濯物がドラム13内に放置されたときの洗濯物のしわつきは、温度が高いほどその程度がひどくなるが、経過時間tが長くなるほどドラム13内の温度は下がるので(常温に近づく)、上記のように静止時間taを段階的に長くしても、洗濯物のしわつき防止の効果を損なうことはない。
【0048】
一方、静止時間taが経過時間tに伴って段階的に長くなることにより、静止時間taに対する回転時間tbの比率は段階的に小さくなる。したがって、電力消費量は減少し、節電に有効である。さらにまた、上述したように静止時間taの前後にはそれぞれソレノイド23aとトルクモータ21aとが駆動されるが、静止時間taが経過時間tに伴って段階的に長くなることにより、ソレノイド23aとトルクモータ21aの単位時間内の駆動回数(駆動時間)も段階的に少なくなる。こうした機構部品は一般に動作回数で寿命が規定されていることが多いため、動作頻度が高いと故障が早く起き易いが、本実施例のドラム式洗濯機では、柔らか仕上げ行程時のソレノイド23a及びトルクモータ21aの駆動回数(駆動時間)を減らすことにより、長寿命化に有効である。
【0049】
なお、上記説明では、乾燥行程の終了時点からの経過時間に応じて静止時間taを延長しているが、同様の目的を達成するために、例えばドラム13内の温度変化を温度センサ33により監視し、温度が下がるに従って静止時間taを徐々に又は段階的に延長してもよい。また、乾燥行程の終了時点からの経過時間ではなく、上記のようなドラム静止/回転シーケンスの繰り返し回数に応じて、静止時間taを徐々に又は段階的に長くしても同様の効果を奏することは明白である。
【0050】
本ドラム式洗濯機の特徴の1つは、上記のような洗濯・乾燥運転中に蓋ロック機構部23の動作不具合が生じた場合の制御動作にある。この点に関し、柔らか仕上げ行程時の制御を例に挙げて説明する。図9は柔らか仕上げ行程時に繰り返し実行される、上蓋ロック制御動作の主ルーチンのフローチャート、図11は図9中の蓋開放キー検知処理のサブルーチンを示すフローチャート、図10は図9中のモータ動作指示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0051】
まず、図11において蓋開放キー検知処理について説明する。蓋開放キー検知処理では、制御部30は操作部5aにおいて蓋開放キー5bが押されてオンしたか否かを判定する(ステップS60)。蓋開放キー5bがオンした場合には柔らか仕上げ終了指示フラグF2をセットし(ステップS61)、一方、蓋開放キー5bがオンしていない場合には何も処理を行わずに主ルーチン(図9)へ戻る。
【0052】
次に、図10においてモータ動作指示処理について説明する。モータ動作指示処理では、制御部30はタイマにより柔らか仕上げ行程の運転開始からの動作時間の計時を進め(ステップS40)、その動作時間が所定の柔らか仕上げ運転時間(ここでは120分)に到達したか否かを判定することにより、実行すべき運転時間が終了したか否かを判定する(ステップS41)。柔らか仕上げ運転時間が終了していない場合には、柔らか仕上げ終了指示フラグF2がセットされているか否かを判定する(ステップS42)。上述したように、フラグF2がセットされるのは使用者により蓋開放キー5bが操作されたときである。このときには、ステップS41で柔らか仕上げ運転時間が終了したと判定された場合と同様にステップS43へと進む。
【0053】
ステップS43へと進むのは、いずれもドラム13の回転を停止して上蓋2を開放可能な状態にする必要がある場合である。そこで、まず柔らか仕上げ終了実行フラグF3をセットし、次に、ドラムモータ20が停止しているか否かを判定する(ステップS44)。ドラムモータ20が停止している場合にはそのまま、一方、ドラムモータ20が停止していない場合にはモータ動作指令をオフに変更し又は既にオフである場合にはオフ状態を継続して(ステップS45)、主ルーチンへ戻る。
【0054】
ステップS42でフラグF2がセットされていない(つまり蓋開放キー5bが操作されていない)場合には、モータ動作指令がオンであるか否かを判定する(ステップS46)。モータ動作指令がオンである場合にはドラムモータ20のオン動作時間タイマの計時を更新し(ステップS47)、所定のモータオン時間に達したか否かを判定することでモータオン期間の終了であるか否かを判定する(ステップS48)。モータオン期間の終了でなければそのまま主ルーチンへ戻る。一方、モータオン期間の終了であるときは、モータオン動作時間タイマをリセットし(ステップS49)、モータ動作指令をオンからオフに変更した(ステップS50)後に主ルーチンへ戻る。
【0055】
ステップS46でモータ動作指令がオンでない場合、つまりオフ状態である場合には、ドラムモータ20のオフ動作時間タイマの計時を更新し(ステップS51)、所定のモータオフ時間に達したか否かを判定することでモータオフ期間の終了であるか否かを判定する(ステップS52)。モータオフ期間の終了でなければそのまま主ルーチンへ戻る。一方、モータオフ期間の終了であるときは、モータオフ動作時間タイマをリセットし(ステップS53)、モータ動作指令をオフからオンに変更した(ステップS54)後に主ルーチンへ戻る。
【0056】
次に、図9において、上記蓋開放キー検知処理及びモータ動作指示処理を含む主ルーチンについて説明する。まず、制御部30は蓋開放キー検知処理とモータ動作指示処理とを順次、実行し(ステップS20、S21)、その後、モータ動作指令がオンであるか否かを判定する(ステップS22)。モータ動作指令がオンである場合には、ドラム13が回転中であるか、或いはドラム13が回転していなければドラムモータ20を駆動してドラム13を回転させる必要がある。このとき、蓋ロック検知部23bにより蓋ロック解除状態であるか否かを判定し(ステップS23)、蓋ロックが掛かっていれば既にドラムモータ20が作動している筈であるから、そのままステップS20へと戻る。
【0057】
一方、ステップS23で蓋ロック解除状態であると判定された場合、ドラム13の回転期間中には蓋ロックを掛ける必要があるから、ソレノイド23aに通電を行うことで蓋ロック動作を実行する(ステップS24)。その後、蓋ロック検知部23bにより蓋ロック状態になったか否かを判定し(ステップS25)、蓋ロックが掛かっていれば、ドラムモータ20をオンすることによりドラム13を回転させて(ステップS35)、ステップS20へ戻る。一方、蓋ロック動作を実行したにも拘わらず蓋ロックが掛かっていなければ、蓋ロック機構部23の動作に不具合がある可能性があるから、表示部5cでの警告表示器の点灯やブザー5dの鳴動などにより、蓋ロック閉鎖エラーを報知して(ステップS26)、動作を停止する。蓋ロック閉鎖エラーは上蓋2のロックが掛からないままでロックが実行できない、という意味付けのエラーである。
【0058】
ステップS22でモータ動作指令がオンでない、つまりオフ状態であると判定されると、次にドラムモータ20が停止しているか否かを判定し(ステップS27)、ドラムモータ20が停止状態でなければドラムモータ20をオフし(ステップS28)、ステップS20へ戻る。
【0059】
ステップS27でドラムモータ20が停止状態であると判定されると、次に柔らか仕上げ終了実行フラグF3がセットされているか否かを判定する(ステップS29)。フラグF3がセットされていない場合には、次に蓋ロック検知部23bにより蓋ロック状態であるか否かを判定し(ステップS30)、蓋ロックが掛かっていれば、次に蓋ロック解除禁止フラグF1がセットされているか否かを判定する(ステップS31)。このフラグF1については後述する。ステップS30で蓋ロックが解除されている場合、及び蓋ロックが掛かっていてもフラグF1がセットされている場合には、そのままステップS20へ戻る。
【0060】
フラグF1がセットされていない場合には、使用者による上蓋2の開放が可能であるように、ソレノイド23aに通電を行って蓋ロック解除動作を実行し(ステップS32)、それから蓋ロック検知部23bにより蓋ロックが解除されたか否かを判定する(ステップS33)。ここで、蓋ロックが解除されていればステップS20へと戻るが、蓋ロック解除動作を実行したにも拘わらず蓋ロックが解除されなかった場合には、蓋ロック解除禁止フラグF1をセットした上で(ステップS34)、ステップS20へ戻る。なお、フラグF1、F2、F3はいずれも、柔らか仕上げ行程の開始時点でリセットしておく。
【0061】
上述した通り、ステップS32〜S34によれば、蓋ロック解除動作を実行したにも拘わらず蓋ロックが解除されない場合に蓋ロック解除禁止フラグF1がセットされる。但し、その場合でも、運転は停止されることなくそのまま継続される。フラグF1が一旦、セットされたことにより、それ以降、処理がステップS31に至った場合にはS31からS20へと戻る。そのため、フラグF1が一旦、セットされると、ステップS32による蓋ロック解除動作は実行されない。
【0062】
上述したように柔らか仕上げ動作時間が終了する前でも蓋開放キー5bが操作されると、或いは、蓋開放キー5bが操作されることなく柔らか仕上げ動作時間が終了すると、柔らか仕上げ終了実行フラグF3はセットされる。したがって、それ以降、初めてステップS29に至ったときに、S29からS36へと進み、蓋ロック検知部23bからの検知信号により、その時点で蓋ロック状態であるか否かを判定する。このとき、蓋ロックが解除されている状態であれば、そのまま柔らか仕上げ行程を終了する。この状態では、既にドラム13の回転は停止しており、且つ蓋ロック機構部23による蓋ロックはなされていないので、すぐにでも使用者が上蓋2を開け、ドラム13から洗濯物を取り出すことができる。
【0063】
一方、ステップS36で蓋ロック状態であると判定されると、ソレノイド23aへの通電を行って蓋ロックの解除動作を実行し(ステップS37)、その後に、蓋ロック検知部23bにより蓋ロックが解除状態になったか否かを判定する(ステップS38)。蓋ロックが解除されていればそのまま柔らか仕上げ行程を終了するが、蓋ロックが解除されていなければ蓋ロックの解除動作に不具合がある可能性があると判断する。その場合には、表示部5cでの警告表示器の点灯やブザー5dの鳴動などにより、蓋ロック解除エラーを報知して(ステップS39)、動作を停止する。蓋ロック解除エラーは上蓋2のロックが掛かったままでそのロックが解除できない、という意味付けのエラーである。
【0064】
而して、柔らか仕上げ行程の運転途中で蓋ロック解除ができなくなった場合でも、柔らか仕上げ行程の運転はその行程の最後まで継続され、その行程の終了時点で再度蓋ロック解除を試みて、それでも蓋ロック解除が不可能である場合にエラーを報知しつつ動作を停止する。それ故に、運転途中で上蓋2が開放できなくなっても所望の運転自体は最後まで完遂され、途中で運転が中止に陥ることはない。
【0065】
一方、運転途中で蓋ロック解除状態から蓋ロック動作ができなくなった場合には、蓋ロックを行わないままでドラム13を回転させると安全性の点で問題がある。そこで、その場合にはステップS24〜S26に示したように、運転途中であっても(つまり上記のように柔らか仕上げ動作時間が経過したり蓋開放キー5bが操作されたりしない場合であっても)、速やかに動作を停止してエラーを報知する。これによって、高い安全性を確保することができる。
【0066】
なお、上記説明は柔らか仕上げ行程の例であるが、図6で説明した全ての行程において同様の方法を採用することができる。すなわち、これら各行程の実行中に、蓋ロックを自動的に(つまり蓋開放キー5bの操作に応じてではなく)解除すべきときでソレノイド23aに通電を行って蓋ロック解除を試みたにも拘わらず解除できなかった場合に、そこで運転を中止するのではなく、設定されている全行程(例えば乾燥を行わないコースの場合には脱水行程終了まで)の運転を終了した時点で、上記ステップS36〜S39の処理を実行すればよい。
【0067】
例えば周囲温度の異常上昇等の要因によって一時的にソレノイド23aが動作しなくなる場合も希ではあるが、あり得る。そうした場合、運転途中では蓋ロックが解除できなくても、運転終了時には蓋ロック機構部23の機能が復帰して蓋ロック解除が実行できることもある。そのときに、既に運転が終了しているので、そのままドラム13から洗濯・乾燥済みの洗濯物を取り出すことができる。もちろん、最終的にエラー報知がなされている場合には、蓋ロック機構部23の故障である可能性が高いので、使用者はサービス担当者等に連絡をとって修理を依頼すればよい。
【0068】
本ドラム式洗濯機の他の特徴は、上述したような蓋ロック機構部23のソレノイド23aへ通電を行うことによる蓋ロック解除動作時のブザー音出力制御にある。既に説明したように、蓋ロック解除動作を実行するのは、大別して、使用者が蓋開放キー5bを操作した場合と、運転途中や運転終了時などに使用者の意図とは無関係に自動的に行う場合との2つである。
【0069】
前者の場合、当然のことながら、使用者が本洗濯機の至近に居て、蓋ロックが解除されたならば直ちに上蓋2を開放したいという状況が想定される。したがって、蓋ロック解除動作実行時にブザー5dを鳴動させ、使用者に対しその動作が行われたことを知らせると便利である。一方、自動的に蓋ロックが解除される後者の場合、使用者は洗濯機の至近に居るとは限らず、蓋ロック解除に対応してブザー5dが鳴動すると、使用者は何か不具合があったと誤解する場合もあるし、そもそもブザー5dが高い頻度で鳴動すると煩わしい。そこで、図12に示すような制御を実行している。
【0070】
すなわち、制御部30は蓋ロック解除動作をするか否かを判定し(ステップS10)、蓋ロック解除動作を実行する場合には、蓋開放キー5bの操作があったか否かを判定する(ステップS11)。そして、蓋開放キー5bの操作があった場合に、ブザー5dの鳴動を実行する処理を行う(ステップS12)。一方、蓋ロック解除動作を実行する場合であっても蓋開放キー5bの操作がない場合、つまり自動的な蓋ロック解除動作である場合には、ステップS12を経ずに処理を終了する。したがって、この場合にはブザー5dは鳴動せず、使用者に煩わしさを与えることがない。
【0071】
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で、適宜に変更、修正又は追加を行えることは明らかである。例えば、上記実施例は本発明をドラム式洗濯機に適用したものであるが、本発明は洗濯物投入口を開閉する蓋体(必ずしも上に位置しているとは限らない)をロックする機能を有する洗濯機であれば、渦巻式洗濯機に適用可能であることは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるドラム式洗濯機の外観斜視図。
【図2】 本実施例によるドラム式洗濯機の内部要部の正面縦断面図。
【図3】 本実施例によるドラム式洗濯機の内部要部の左側面図。
【図4】 本実施例によるドラム式洗濯機の上部の側面断面図。
【図5】 本実施例によるドラム式洗濯機の要部の電気系構成図。
【図6】 本実施例によるドラム式洗濯機の標準的な行程の流れを示すフローチャート。
【図7】 柔らか仕上げ行程時のドラム静止/回転の1周期分のシーケンスを示すタイミング波形図。
【図8】 図7における制御パラメータを表す図。
【図9】 本実施例によるドラム式洗濯機において、柔らか仕上げ行程時の蓋ロック制御動作の主ルーチンのフローチャート。
【図10】 図9中のモータ動作指示処理のサブルーチンを示すフローチャート。
【図11】 図9中の蓋開放キー検知処理のサブルーチンを示すフローチャート。
【図12】 蓋ロック解除音出力制御処理のフローチャート。
【符号の説明】
1…外箱
2…上蓋
3…洗濯物投入口
10…外槽
13…ドラム
14…主軸
15…補助軸
16、18…軸受ケース
17、19…軸受
20…ドラムモータ
21…ドラムロック機構部
22…係合溝部
23…蓋ロック機構部
23a…ソレノイド
23b…蓋ロック検知部
30…制御部
31…負荷駆動部
5a…操作部
5b…蓋開放キー
5c…表示部
5d…ブザー

Claims (5)

  1. 洗濯物投入口を閉鎖するための蓋体と、使用者による前記蓋体の開放を阻止するための施錠手段と、を具備する洗濯機において、
    a)運転の実行中であって使用者による前記蓋体の開放を許可し得る期間中に施錠を解除し、該期間が終了すると再び施錠を行うべく前記施錠手段を制御する施錠制御手段と、
    b)前記施錠手段による施錠の解除動作時に施錠が解除できたか否かを判定する判定手段と、
    c)前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合に、定められた運転コースの最終的な運転終了時点まで運転を継続した後に、施錠の解除を行うべく前記施錠手段を制御する運転制御手段と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 運転終了後に施錠の解除を行ったときに前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合、エラー報知を行う報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 運転の実行中において実行される施錠の解除動作に対し、前記判定手段により施錠の解除ができないと判定された場合、前記運転制御手段は、定められた運転コースの最終的な運転終了時点まで、前記蓋体の開放を許可し得る期間が存在したときでも施錠の解除を試みないように前記施錠制御手段の制御を禁止することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記施錠手段による施錠を解除するために使用者により操作される操作手段をさらに備え、前記施錠制御手段は、前記操作手段が操作されたときには無条件に施錠を解除するように前記施錠手段を制御し、その解除動作に対して施錠解除ができない場合に前記報知手段はエラー報知を行うことを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記判定手段は、前記施錠手段による施錠の動作時に施錠ができたか否かも判定し、前記運転制御手段は、前記判定手段により施錠ができないと判定された場合に運転を停止し、前記報知手段によりエラー報知を行うことを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
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