JP3962020B2 - 直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3962020B2
JP3962020B2 JP2003544952A JP2003544952A JP3962020B2 JP 3962020 B2 JP3962020 B2 JP 3962020B2 JP 2003544952 A JP2003544952 A JP 2003544952A JP 2003544952 A JP2003544952 A JP 2003544952A JP 3962020 B2 JP3962020 B2 JP 3962020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ofdm symbol
rotation amount
antenna
ofdm
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003544952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005510126A6 (ja
JP2005510126A (ja
Inventor
パン−ユー・ジョー
デ−ヨプ・カン
ユン−ソク・コ
デ−シク・ホン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020020003204A external-priority patent/KR100866195B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2005510126A publication Critical patent/JP2005510126A/ja
Publication of JP2005510126A6 publication Critical patent/JP2005510126A6/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3962020B2 publication Critical patent/JP3962020B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0618Space-time coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、“OFDM”)方式を使用する移動通信システムでの符号化/復号化装置及び方法に関し、特に、時空間ブロックコーディング伝送ダイバーシティ(Space Time block coding based Transmit Diversity、以下、STTD)方式を使用する符号化/復号化装置及び方法に関する。
最近有・無線チャネルで高速データ伝送に有用な方式に使用されているOFDM方式は、複数搬送波(Multi-Carrier)を使用してデータを伝送する方式として、直列に入力されるシンボル(Symbol)列を並列変換し、前記並列変換されたシンボルそれぞれを相互直交性を有する多数の副搬送波(Sub-Carriers、Sub-Channels)に変調して伝送する多重搬送波変調(Multi Carrier Modulation、以下、MCM)方式の一種である。
このようなMCM方式を適用するシステムは、1950年代後半軍用の高周波ラジオ(High Frequency radio)に適用され始め、多数の直交する副搬送波を重畳させるOFDM方式は、1970年代から発展し始めたが、多重搬送波間の直交変調の具現が難しかったので、実際のシステム適用には限界があった。しかし、1971年Weinsteinなどが前記OFDM方式を使用する変復調は、DFT(Discrete Fourier Transform)を利用して効率的に処理可能であることを発表し、OFDM方式に対する技術開発が急速に発展した。また、保護区間(guard interval)の使用とサイクルプレフィックス(cyclic prefix)保護区間挿入方式が知られるようになって、多重経路及び遅延拡散(delay spread)に対するシステムの否定的影響をより減少させるようになった。そして、このようなOFDM方式は、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)と、デジタルテレビジョン、無線近距離通信ネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)と、無線非同期伝送モード(Wireless Asynchronous Transfer Mode:WATM)、または固定広帯域無線接続(fixed BWA)などのデジタル伝送技術に広範囲に適用されている。即ち、前記OFDM方式はハードウェア的な複雑度(Complexity)のため、あまり使用されなかったが、最近、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、以下、“FFT”)と逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、以下、“IFFT”)を含む各種デジタル信号処理技術が発展することによって実現可能になった。前記OFDM方式は、従来の周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)方式と類似しているが、何よりも多数個の副搬送波間の直交性(Orthogonality)を維持して伝送することにより、高速データ伝送のとき、最適の伝送効率を得ることができる特徴を有し、また周波数使用効率が良好であり、多重経路フェーディング(multi-path fading)に強い特性があって、高速データ伝送のとき、最適の伝送効率を得ることができるとの特徴を有する。また、前記OFDM方式は、周波数スペクトル(frequency spectrum)を重畳して使用するので、周波数使用が効率的であり、周波数選択的フェーディング(frequency selective fading)に強く、多重経路フェーディングに強く、保護区間を利用してシンボル間干渉(ISI:Inter-Symbol Interference)影響を減少させることができ、ハードウェア的に等化器(equalizer)構造を簡単に設計することができ、インパルス(impulse)性雑音に強いとの利点を有しているので、通信システム構造に広く活用されている。
ここで、前記OFDM方式を使用する移動通信システムの送信器と受信器の動作を簡単に説明すると、次のようである。
前記OFDM方式の送信器で、入力データはスクランブラ(scrambler)、符号化器(coder)、インタリーバ(interleaver)を通じて副搬送波に変調される。この時、前記送信器は多様な可変伝送率を提供するようになるが、前記データ伝送率(data rate)に応じて相異なる符号化率(coding rate)、インタリービング大きさ及び変調方式を有する。通常、前記符号化器は1/2、3/4などの符号化率を使用し、バースト誤り(burst error)を防ぐためのインタリーバの大きさは、OFDMシンボル当り符号化されたビット数(NCBPS)に応じて決定される。前記変調方式はデータ伝送率に応じてQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどを使用する。一方、前記構成により所定個数の副搬送波に変調された信号は、所定個数のパイロット(pilot)が加えられ、これはIFFTブロックを通過して一つのOFDMシンボルを生成する。ここに多重経路(multi-path)チャネル環境でのシンボル間干渉を除去するための保護区間を挿入した後、シンボル波形生成器を経て最終的に無線周波数(RF)部に入力されチャネルを通じて伝送される。
上述したような送信器に対応する受信器では、前記送信器で遂行した過程に対する逆過程が遂行され、同期化過程が添加される。先ず、受信されたOFDMシンボルに対して定められた訓練シンボル(training symbol)を利用して周波数オフセット(frequency offset)及びシンボルオフセット(symbol offset)を推定する過程が先行されるべきである。その後、保護区間を除去したデータシンボルがFFTブロックを通過して所定個数のパイロットが加えられた所定個数の副搬送波に復元される。また、実際無線チャネル上での経路遅延現象を克服するために、等化器は受信されたチャネル信号に対するチャネル状態を推定して受信されたチャネル信号から実際無線チャネル上での信号歪曲を除去する。前記等化器を通過してチャネル推定されたデータはビット列に変換されデインタリーバ(de-interleaver)を通過した後、エラー訂正のための復号化器(decoder)とデスクランブラ(de-scrambler)を経て最終データに出力される。
上述したようなOFDM方式は、周波数選択的フェーディングに強いとの特性を有しているが、その性能には限界がある。このような性能の限界を克服するために提案された性能改善装置のうち、特に注目を浴びているのが、多重アンテナを使用するOFDM方式の移動通信システムである。しかし、一般的に無線データサービスを受ける受信器は、その大きさ及び電力問題において制限を受けるので、前記受信器に前記多重アンテナを設けるようにすることは具現上の問題がある。このような理由により、受信器より有利な環境を有した送信器に多数個の伝送アンテナを設けることにより、前記受信器の複雑度を減少させながらも、フェーディング現象による性能劣化を改善させることができる伝送ダイバーシティ(Txdiversity)技術が開発された。
現在まで開発された多くの伝送ダイバーシティ技術のうち、STTD技術は比較的計算量が少なく、具現時の複雑度が低い特徴を有している。かつ、前記OFDM方式は、前記STTD技術を適用するのに最適な通信方式として、多重経路現象を克服すると共に、周波数帯域を最小限に犠牲しながらも多量の情報を迅速に伝送させることができる。
ここで、図1を参照してOFDM方式を使用する移動通信システムの送信器構造を説明する。
前記図1は、通常のOFDM方式を使用する移動通信システムの送信器構造を示した図である。前記図1で示している送信器の構造は、前記STTD技術を導入したOFDM方式の移動通信システムでの送信器構造である。
前記図1を参照すると、送信器で入力データは所定符号化率により符号化され、前記符号化により出力される符号化ビットがインターリビングされた後のデータ110が変調器120に提供される。ここで、多様な符号化方式が提案されているが、誤り訂正符号であるターボ符号(turbo code)を利用して符号化する方式が代表的に使用される。この時、前記符号化率には1/2及び3/4などの符号化率が使用される。前記変調器120は、所定変調方式により前記入力データ110を変調して変調シンボルを出力する。ここで、前記変調方式には8PSK、16QAM、64QAM、QPSKなどがあり、前記それぞれの変調方式は固有のシンボルマッピング方式により変調動作を遂行する。前記図1では変調方式にQPSKとQAMを使用する場合を仮定する。前記変調器120から出力される変調シンボルは時空間ブロック符号符号化器130に提供される。
前記時空間ブロック符号符号化器130は、前記変調シンボルを時空間ブロック符号にマッピングさせ時空間ブロック符号により符号化された変調シンボルを出力する。前記時空間ブロック符号符号化器130で出力された信号は、伝送ダイバーシティのための二つの経路に提供される。即ち、前記時空間ブロック符号符号化器130からの出力信号は、それぞれ第1IFFT器140と第2IFFT器150に提供される。前記第1及び第2IFFT器140、150それぞれは前記時空間ブロック符号により符号化された副搬送波に対してIFFTを遂行してOFDMシンボルを出力する。前記第1及び第2IFFT器140、150それぞれで出力されるOFDMシンボルは、それぞれ対応する第1及び第2保護区間挿入器160、170に提供される。前記第1符号区間挿入器160及び第2保護区間挿入器170は、前記第1IFFT器140と第2IFFT器150で出力したOFDMシンボルそれぞれに対して保護区間(guard interval)を挿入する。通常、前記OFDMシンボルの伝送はブロック単位に処理されるが、前記OFDMシンボルが多重経路チャネルを通じて伝送される間、以前シンボルによる影響を受ける。このようなOFDMシンボル間干渉を防止するために、連続されたブロック間に前記保護区間を挿入する。前記第1及び第2保護区間挿入器160、170それぞれで保護区間が挿入されたOFDMシンボルは、第1及び第2RF処理器180、190、第1アンテナ(ANT1)及び第2アンテナ(ANT2)を通じて多重経路チャネルに伝送される。
前記図1では、OFDM方式を使用する移動通信システムの送信器構造を説明したが、次に図2を参照して前記送信器構造に相応する受信器構造を説明する。
前記図2は、通常的なOFDM方式を使用する移動通信システムの受信器構造を示した図である。前記図2に示した受信器構造は前記時空間ブロック符号化技術を導入したOFDM方式を使用する移動通信システムでの受信器構造として、前記図1の送信器構造に相応する受信器構造である。
前記図2を参照すると、送信器から多重経路チャネルを通じて伝送された信号は、第1アンテナ(ANT1)及び第2アンテナ(ANT2)を通じて第1RF処理器210及び第2RF処理器220に受信される。前記第1及び第2RF処理器210、220のそれぞれは前記第1アンテナ(ANT1)及び第2アンテナ(ANT2)を通じて受信された信号を中間周波数(IF:Intermediate Frequency)帯域にダウンコンバートした後、第1及び第2保護区間除去器230、240それぞれに出力する。前記第1保護区間除去器230と第2保護区間除去器240それぞれは、前記第1RF処理器210と第2RF処理器220で出力したOFDMシンボルに挿入されている保護区間を除去する。前記保護区間が除去されたOFDMシンボルは、対応する第1及び第2FFT器250、260に提供されFFT過程を経て時空間ブロック符号により符号化されたシンボルが出力される。前記時空間ブロック符号により符号化されたシンボルは、時空間ブロック符号復号化器270に提供され時空間ブロック符号による復号化が遂行される。前記時空間ブロック符号により復号化された変調シンボルは、復調器280に提供される。前記復調器280は、前記送信器で適用した所定変調方式に相応する復調方式に前記復号化された変調シンボルを復調して符号化ビットを出力し、前記符号化ビットは、デインタリービング及び復号化過程を通じて元のデータ290に出力される。ここで、前記復調器280は前記送信器の変調器120で適用した変調方式がQPSK及びQAM方式であるので、復調方式も前記QPSK及びQAM方式に相応するように設定する。
前記図1及び前記図2で示している送信器と受信器の構造では、伝送ダイバーシティ技術の適用において、二つのアンテナを使用している場合を一例にして説明したが、二つ以上のアンテナを使用して具現できることは自明であるだろう。
前記OFDM方式の移動通信システムでN個の副搬送波を使用すると仮定すると、前記図2で示している受信器で第1及び第2FFT器250、260それぞれを経た信号は、下記<式1>のように表現することができる。
Figure 0003962020
前記<式1>を行列式に示すと、下記<式2>のようである。
Figure 0003962020
前記<式2>で、rはNx1受信シンボルベクトル(vector)、XはNx1伝送シンボルベクトル、nはNx1雑音ベクトルをそれぞれ示し、Hはチャネルの周波数応答を示すNxN対角行列である。
ここで、受信器のアンテナが1個である場合と、前記受信器のアンテナが多数個、一例にN個である場合に対して説明すると、次のようである。
(1) 受信器のアンテナが1個である場合
送信器で2個の伝送アンテナに対する時空間ブロック符号により伝送された信号が受信器で1個のアンテナを通じて受信される場合、前記2個の伝送アンテナを通じて受信された信号のベクトルを求めると、下記<式3>のようである。
Figure 0003962020
前記式3で、上付きの添え字に表現された“”は、各行列成分を複素共役(complex conjugate)させる演算子である。そして、H、Hはチャネルそれぞれの周波数応答であり、X、Xは伝送シンボルそれぞれのベクトルである。従って、復号された信号は時空間ブロック符号の直交性によりチャネル行列
Figure 0003962020
のエルミート(hermitian)をかけて下記<式4>のように得られる。
Figure 0003962020
従って、前記時空間ブロック符号の復号過程を経た後の受信信号は、各チャネルの電力和がかけられた形態として得られるので、2次のダイバーシティ利得を得るようになる。
(2) 受信アンテナの個数がN個である場合
受信器のアンテナが多数個である場合には、前記多数個のアンテナそれぞれを通じて受信される受信信号を時空間ブロック符号の復号方法に復号した後、前記アンテナそれぞれから復号された信号を加算する。これは、下記<式5>に表現されることができる。
Figure 0003962020
前記式5で、H1mは、一番目受信アンテナとm番目受信アンテナとの間のチャネル周波数応答を示し、H2mは、二番目受信アンテナとm番目受信アンテナとの間のチャネル周波数応答を示す。従って、N個の受信アンテナを有する場合、時空間ブロック符号の復号過程を経た後の受信信号は、2Nのダイバーシティ利得を得るようになる。
上述したように、OFDM方式を使用する移動通信システムは、無線チャネルによるシンボル間の干渉を克服するように設計された移動通信システムである。しかし、無線チャネルの多重経路現象による信号減衰効果にはあまり強くない。このようなフェーディングチャネルによる性能低下を改善するために、STTD技術を適用したOFDM移動通信システムが提案された。
前記提案された移動通信システムは、送信器で多数個のアンテナを使用することにより、システム具現時、受信器の複雑度を大幅に減少させることができる利点がある。しかし、前記STTD技術を適用したOFDM方式の移動通信システムの性能は、送信アンテナの数に応じて性能の制約を受ける。即ち、前記STTD技術を適用したOFDM方式の移動通信システムは、送信アンテナの数により性能が決定されるので、システムの性能を高めるためには、送信アンテナの数を増加させるのが必須である。例えば、システムの性能を向上させるために、送信アンテナの数を3以上に増加させると、その性能が、送信アンテナの数が2である場合に比べて大幅に増加する。しかし、前記STTD技術を適用したOFDM方式の移動通信システムでは、一般的に伝送アンテナの数に比例して計算量が大幅に増加するようになり、伝送率の減少も発生する。そのため、前記STTD技術を適用したOFDM方式の移動通信システムの場合、性能向上のために送信アンテナの数を3以上に増加させると、システムの複雑度及び伝送率の側面で問題が発生することになる。
本発明の目的は、直交周波数分割多重化方式を利用して時空間ブロック符号の多重経路フェーディング現象に対する歪曲を克服するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、周波数ダイバーシティを効率的に利用することができる時空間-周波数ブロック符号化/復号化装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、二つの送信アンテナと一つの受信アンテナのみを使用して4次のダイバーシティ利得を得るようにする装置及び方法を提供することにある。
本発明のまたさらに他の目的は、時空間ブロック符号を適用した直交周波数分割多重化方式の移動通信システムで全ての処理過程が線形演算により遂行される装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するための本発明の送信装置は、 一定大きさに入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つのアンテナを通じて伝送する移動通信システムの送信装置において、前記入力データを循環回転させレプリカデータを発生するレプリカ発生器と、前記入力データとレプリカデータを時空間ブロック符号化して第1アンテナ信号と第2アンテナ信号を発生する符号化器と、前記第1アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第1OFDMシンボルを発生する第1逆高速フーリエ変換器と、前記第2アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第2OFDMシンボルを発生する第2逆高速フーリエ変換器と、前記第1OFDMシンボルを伝送する第1アンテナと、前記第2OFDMシンボルを伝送する第2アンテナと、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明の送信方法は、一定大きさに入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つのアンテナを通じて伝送する移動通信システムの送信方法において、前記入力データを循環回転させレプリカデータを発生する過程と、前記入力データとレプリカデータを時空間ブロック符号化して、第1アンテナ信号と第2アンテナ信号を発生する過程と、前記第1アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して第1OFDMシンボルを発生し、前記第1OFDMシンボルを第1アンテナを通じて伝送する過程と、前記第2アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第2OFDMシンボルを発生し、前記第2OFDMシンボルを第2アンテナを通じて伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明の受信装置は、一定大きさに入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つの送信アンテナを通じて伝送する移動通信システムで、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信装置において、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナで受信した信号を高速フーリエ変換してOFDMシンボルを発生する高速フーリエ変換器と、前記OFDMシンボルを時空間ブロック復号化して第1送信アンテナ信号と第2送信アンテナ信号を発生する復号化器と、前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転し、前記逆循環回転された信号と前記第2送信アンテナ信号を加算して前記入力データを復調する周波数ダイバーシティ結合器と、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明の受信方法は、一定大きさに入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つの送信アンテナを通じて伝送する移動通信システムで、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信方法において、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信アンテナを通じて受信する過程と、前記受信アンテナを通じて受信した信号を高速フーリエ変換して、OFDMシンボルを発生する過程と、前記OFDMシンボルを時空間ブロック復号化して、第1送信アンテナ信号と第2送信アンテナ信号を発生する過程と、前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転し、前記逆循環回転された信号と前記第2送信アンテナ信号を加算して前記入力データを復調する過程と、を含むことを特徴とする。
本発明による時空間-周波数符号化/復号化装置及び方法は、複雑度をあまり増加することなく、1個または2個の伝送アンテナのみで2個または4個の伝送アンテナを使用する場合と同一の性能を奏することができる。本発明では空間ダイバーシティだけではなく周波数ダイバーシティを最大限活用する伝送ダイバーシティに、1個または2個の伝送アンテナのみで2次、または4次のダイバーシティ利得を得ることができる。そのため伝送アンテナの増加による複雑度の増加なしで簡単な循環回転のような線形演算のみで性能改善効果が大きい。さらに既存の時空間ブロック符号を使用するOFDM方式の移動通信システムと完璧な互換性を維持するので、既存の移動通信システムを十分に活用しながら性能を改善することができる。また多重経路フェーディングチャネルに強い特性とアンテナ間の相関性が大きなチャネル環境では、既存の移動通信システムに比べてより大きな性能向上を図れる。加えて、チャネルそれぞれが電力遅延プロフィールが一定しない場合にも、受信器で伝送チャネル推定を通じた相関度に応じて循環回転量を推定して送信器側にフィードバックさせ理想的な(ideal)環境ではない場合、即ち、一般無線チャネルのような環境でも空間ダイバーシティ及び周波数ダイバーシティ効果を最大させるという利点を有する。そのため、今後の移動通信システムに適用されシステムの性能を向上させる技法に本発明が使用されるだろう。
以下、本発明に従う好適な一実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
先ず、本発明では二つの伝送アンテナを使用する直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、“OFDM”)方式の移動通信システムで時空間ブロックコーディング伝送ダイバーシティ(Space Time block coding based Transmit Diversity、以下、“STTD”)技術を使用してデータを符号化及び復号化する装置を提案する。前記STTD技術は、空間ダイバーシティ利得と周波数ダイバーシティ利得を同時に得るようにすることにより、二つの伝送アンテナのみで4個の伝送アンテナを使用した場合と同一の性能を有するようにする。前記STTD技術を使用する符号化器は、大きく2つの部分に分けられる。
先ず、前記符号化器では、周波数ダイバーシティを得るために、N個の副搬送波(Sub-Carriers、Sub-Channels)で構成された一つのOFDMシンボルを受信し、N個の副搬送波で構成された二つのOFDMシンボルを生成するレプリカ発生器(Replica Generator)を含む。ここで、前記二つのOFDMシンボルのうち一つは、元レプリカ発生器に入力されたOFDMシンボルと同一であり、他の一つは前記入力されたOFDMシンボルを一定距離だけ循環回転させ発生させたものである。本発明の実施形態では、前記レプリカ発生器で入力されたOFDMシンボルを循環回転させる程度を循環回転量“d”と定義し、前記循環回転量dは通計的特性に基づいて求められたことで、
Figure 0003962020
である。そして、本発明の他の実施形態では、受信器で伝送チャネル間の相互相関度(correlation)を求めて、相互相関度値が最小になる副搬送波の位置を前記受信器に相応する送信器の循環回転量dに設定する。ここで、前記受信器で伝送チャネルの相互相関度に基づいて循環回転量dを設定する過程は、後述されるので、ここではその詳細な説明を省略する。次に、空間ダイバーシティを得るために、レプリカ発生器を通じて形成された二つのOFDMシンボルを時空間ブロック符号にマッピングさせる。
このように伝送された信号は、受信器で前記送信器で適用した過程の逆過程を通じて復号が遂行される。前記時空間-周波数ブロック符号の復号化器も二つの部分に分けることができる。
先ず、無線上で受信された信号を有して時空間ブロック符号の復号化器を通過して一次復号化過程を遂行する。前記一次復号化過程を経た信号は、二つのOFDMシンボルに出力される。前記出力された二つのOFDMシンボルは、前記送信器のレプリカ発生器で出力されたOFDMシンボルに該当するものである。そのため、二つのOFDMシンボルのうち、前記送信器で循環回転させた伝送OFDMシンボルに該当する受信OFDMシンボルを、さらに前記送信器で適用した循環回転量dだけ逆循環回転させる。その後、前記逆循環回転されたOFDMシンボルと他の一つのOFDMシンボルを加算する。このように結合されたOFDMシンボルをチャネル情報を利用して最も近い信号に決定することにより復号過程が終了される。
前述した送信過程と受信過程を経ることにより、時空間-周波数ブロック符号は2次の空間ダイバーシティ利得と2次の周波数ダイバーシティ利得を得るようになる。加えて、符号化及び復号化過程が線形に処理されるので、簡単な演算のみが要求される。また、受信器で伝送チャネルの相互相関度を求めて、前記相互相関度が最小値になる副搬送波位置を循環回転量dに設定して、前記受信器に該当する送信器にフィードバック(feedback)させる場合にも、前記時空間-周波数ブロック符号に対する2次空間ダイバーシティ利得と2次周波数ダイバーシティ利得を得るようになる。前記相互相関度に基づいて循環回転量dを決定する方法は、後述されるので、ここではその詳細な説明を省略する。加えて、前記符号化及び復号化過程が線形処理のみに遂行されるので、簡単な演算のみが要求される。
1. [OFDMシステムでのチャネルの共分散行列]
L個の多重経路(multi-path)を有する周波数選択的フェーディングチャネルのインパルス応答(impulse response)は、L個のタップ(tap)を有する有限インパルス応答(Finite Impulse Response、以下、“FIR”)フィルターにモデリングされる。これは下記<式6>で表現することができる。
Figure 0003962020
前記<式6>で、h(i)はi番目経路でのチャネルインパルス応答の減衰係数であり、τはi番目経路での遅延時間(delay time)を示す。チャネルが前記FIRフィルターにモデリングされるので、前記τはサンプル(sample)間隔と同一である。多重アンテナを使用するシステムでの各チャネル係数、h(i)は零平均を有する独立複素ガウスランダム変数にモデリングする。従って、各チャネルタップの振幅はレーリー(Rayleigh)分布、またはリシアン(Rician)分布をなし、位相は均一分布をなすようになる。また、チャネルの電力遅延プロフィール(power delay profile)が均一であるか、または指数関数の分布を有すると仮定することができる。
そして、前記チャネルの電力遅延プロフィールが均一であると、OFDM方式を使用する移動通信システムの特性により、受信器でのFFTを経たOFDMシンボルのk番目の副搬送波に該当するチャネルの周波数応答は、下記<式7>のように示すことができる。
Figure 0003962020
前記式7で、NはOFDMシンボルの全体副搬送波の個数である。チャネルの共分散行列を求めるために、k番目副搬送波に該当するチャネルの周波数応答と(k+Δk)番目副搬送波に該当するチャネルの周波数応答との相関値は、下記<式8>のように求められる。
Figure 0003962020
前記式8で、各チャネルタップの係数が相互相関しない特性を式に使用した。前記<式8>で、σ はi番目チャネルタップ係数の分散であり、チャネルのi番目経路の電力と同一である。チャネルの電力遅延プロフィールが均一であるので、σ =1/Lであり、σ は経路ごとに互いに独立である。そのため、下記<式9>は前記<式8>から導き出される。
Figure 0003962020
前記式9で、チャネルベクトルHを下記<式10>のように定義する。
Figure 0003962020
従って、全体共分散行列Cは下記<式11>のように求められる。
Figure 0003962020
前記式11の行列で、前記ρΔkは前記式9により次のような特性を有する。
Figure 0003962020
このような第1特性乃至第3特性により前記全体共分散行列Cは、循環Hermit行列に表現される。
一方、前記説明ではチャネルそれぞれの電力遅延プロフィールが均一な場合を仮定して説明したが、前記チャネルそれぞれの電力遅延プロフィールが同一でない場合には、シミュレイション(simulation)検証によりチャネルの共分散が循環はされないが、相互相関が一番小さい点を基準に行列を構成してみると、このような副搬送波の循環特性を満足する。
2. [最大周波数ダイバーシティを得るための最適の副搬送波選択]
ダイバーシティの基本的な概念は、同一情報を有する信号のレプリカ(replica)を独立したフェーディングチャネルを経て受信器で受信できるようにするものである。従って、OFDM方式を使用する移動通信システムでは、周波数ダイバーシティを得るために、同じ信号を相異なる副搬送波に伝送する。しかし、最大のダイバーシティ利得を得るためには、それぞれのレプリカが独立的なフェーディングチャネルを通過して受信されなければならない。従って、前記OFDM方式を使用する移動通信システムで周波数ダイバーシティ利得を最大限に獲得するためには、前記レプリカを互いに非相関性を有する副搬送波を検索して、前記検索した副搬送波を通じて信号を伝送すべきである。
また、前記複素ガウスランダム変数は、FFTを経てもその特性が変わらない。これは、前記FFTが線形関数(linear function)であるからである。そのため、チャネルの周波数応答であるH(k)は零平均と単一分散を有する複素ガウスランダム変数にモデリングされる。従って、ガウス分布の特性により二つのガウスランダム変数が非相関性を有すると、前記二つのランダム変数は相互独立的である。そのため、k番目副搬送波に対するチャネルH(k)に対して相関性がないk番目副搬送波に対するチャネルH(k)を検索すると、前記二つのチャネルは互いに独立的である。
任意のk番目副搬送波に対するチャネルH(k)と、任意のk番目副搬送波に対するチャネルH(k)の相関値は、下記<式12>のように表現される。
Figure 0003962020
前記<式12>で、相互間に相関関係がないようとするためには、ρk1k2=0である条件を満足すべきである。そのため、前記条件を満足するためには、前記式12は下記<式13>の条件を満足すべきである。
Figure 0003962020
前記式13で、Δk12=k−kである。ただ、Δk2≠0であるべきである。前記<式13>に示したように、互いに独立したチャネルは二つの副搬送波間距離の関数に表現される。そのため、前記<式13>の一般的な例は、下記<式14>に表現される。
Figure 0003962020
前記式14で、mは0ではない整数である。しかし、前記<式14>で示したように、Δk12の制限があるので、前記mにも制限があるようになる。しかし、一般性を維持しながらk=0に設定することが可能である。すると、1≦Δk12≦N−1であるので、下記<式15>に表現されることができる。
Figure 0003962020
前記<式15>を前記<式14>に適用して整理すると、下記<式16>に表現される。
Figure 0003962020
前記式16で、mが整数であり、LとNが自然数であるので、前記mは“1≦m≦L−1”の範囲を有する。
従って、0番目副搬送波に対して相関性がない副搬送波の個数はL−1個である。そのため、0番目副搬送波を含めて互いに独立した副搬送波チャネルはL個になる。前述したチャネルの共分散行列の第3特性により、L個の経路を有するチャネルで任意のk番目副搬送波と互いに独立的な副搬送波の個数はL個になる。
3. [二つの伝送アンテナを使用する場合、最大周波数ダイバーシティを得る時空間-周波数ブロック符号]
本発明の実施形態に従う時空間-周波数ブロック符号を提案するとき、 次のような事項を考慮すべきである。
一番目に、最大周波数及び空間ダイバーシティ利得
二番目に、全ての副搬送波に対して最大限の距離維持
三番目に、チャネルの相関性に強い特性
前記一番目に考慮すべき事項である最大周波数ダイバーシティ利得を得るためには、OFDM方式を使用する移動通信システムで互いに相関性がない副搬送波を検索して、その搬送波に前記レプリカを伝送すべきである。ここで、図9を参照して任意の一つの副搬送波と他の副搬送波間の相関性を説明する。
前記図9は、本発明の実施形態に従う0番目副搬送波に対する副搬送波間の相関性を示した図として、特にL=4であり、N=64であるとき、チャネルが同一の電力遅延プロフィールを有した場合、0番目副搬送波に対する各副搬送波間の相関性の大きさ成分を示したグラフである。
前記図9を参照すると、副搬送波インデックス(index)が中央値を有するほど、相関性が減少することが分かる。一方、相関性の大きさ成分のみをみると、前述したチャネルの共分散行列の第2特性により対称の形状をしている。そのため、三番目に考慮すべき事項であるチャネルの相関性に強い特性を有するようにするためには、シンボルのレプリカを相関性が少ない中央、即ち、中央の副搬送波に伝送すべきであるものである。また、チャネルの共分散行列の三番目特性によりチャネルの共分散行列が循環行列になるので、行列の各行は第1行(0番目副搬送波に対する相関性を示す)の循環回転された形態である。そのため、各副搬送波に対して互いに独立したチャネルは、一つずつ互いに循環回転された形態に得られる。
従って、前述した三番目に考慮すべき事項を満足するための最も理想的な提案は、N/2だけ副搬送波位置を離隔させ設定するものである。このようにすると、全ての副搬送波が均一にN/2だけ離れるので、最大距離を維持することができる。従って、考慮すべき事項のうち、二番目と三番目を満足させながら、一番目を満足させる副搬送波は、相関性が0になる副搬送波のうち、最も中央の副搬送波である。そのため相関性がない副搬送波は前記<式14>により全体副搬送波をL等分し、Δkが整数であるので、前述した三つの考慮すべき事項を満足する最適のΔkは下記<式17>のようである。
Figure 0003962020
前述したチャネルの共分散行列の第3特性により相関性が循環回転するので、k番目副搬送波に対して最適の副搬送波k'は、下記<式18>のように求められる。
Figure 0003962020
前記式18で、前記modはモジュロ(modulo)演算を示す。
ここで、一例として、L=4であり、N=8であるとき、最大周波数ダイバーシティを得ることができるレプリカの位置を図10を参照して説明する。
前記図10は、本発明の実施形態に従う最大周波数ダイバーシティを得ることができるレプリカ位置の例を示している図である。
前記図10を参照すると、上述したように、全ての副搬送波がN/2だけずつ離隔された位置の副搬送波にレプリカを乗せて伝送する。前記図10で、副搬送波の個数が8個であるので、即ち、N=8であるので、8/2だけ離隔された位置、即ち、4個の副搬送波だけ離隔された位置の副搬送波位置にレプリカが乗る。即ち、一番目副搬送波のレプリカは五番目副搬送波のレプリカに乗せて伝送され、二番目副搬送波のレプリカは六番目副搬送波のレプリカに乗せて伝送され、このように八番目副搬送波のレプリカは四番目副搬送波のレプリカに乗せて伝送される。
前記図9では、チャネルそれぞれに対する電力遅延プロフィールが一定している場合に、0番目副搬送波に対する副搬送波間の相関性を説明した。次に、図14を参照してチャネルそれぞれが電力遅延プロフィールが一定しない場合、副搬送波間の相関性を説明する。
前記図14は、本発明の実施形態に従う0、52、204番目副搬送波に対する副搬送波間の相関性を示している図である。
前記図14を参照すると、チャネルそれぞれが電力遅延プロフィールが一定しないので、最小の相関性を有する点が中央の副搬送波ではないことが分かる。これは、上述したように、チャネルそれぞれの電力遅延プロフィールが一定しないからであり、0番目副搬送波と最小の相関性を有する副搬送波の位置の差が循環回転量dになるからである。そのため、前記該当副搬送波と最小の相関性を有する副搬送波の位置を、循環回転量dに設定して送信器側にフィードバック(feedback)伝送し、前記送信器側では前記受信した最小の相関を有する副搬送波の位置により設定された循環回転量dを有して、レプリカシンボルを循環回転させ時空間周波数ダイバーシティ過程を遂行するようになる。
すると、本発明の実施形態を添付された図を参照して詳細に説明すると、次のようである。
(1).[時空間-周波数ブロック符号の符号化装置]
図3は、本発明の実施形態に従うOFDM方式を使用する移動通信システムの送信器構造を示している図である。
前記図3を参照すると、時空間−周波数ブロック符号は最大周波数ダイバーシティ利得と共に最大空間ダイバーシティを得るために時空間ブロック符号を利用する。そのため、二つの伝送アンテナを使用する時空間-周波数ブロック符号の符号化過程は、次のようである。
伝送しようとするデータ310が入力されると、前記入力されたデータ310は変調器312に提供され、N個の副搬送波だけバッファリングした一つのOFDMシンボルsが出力される。前記変調器312から出力されるOFDMシンボルsは、下記<式19>のように表現される。
Figure 0003962020
時空間ブロック符号の適用前、最大周波数ダイバーシティを得るために、レプリカ発生器(Replica Generator)314を使用して二つのOFDMシンボルを発生させる。即ち、前記変調器312から出力される前記OFDMシンボルsは、前記レプリカ発生器314に入力され、前記レプリカ発生器314は、相異なる二つのOFDMシンボルを出力する。前記レプリカ発生器314から出力される二つのOFDMシンボルのうち、一つのOFDMシンボルは、元のOFDMシンボルsをそのままに使用し、残りの一つのOFDMシンボルは、前記<式17>により循環回転量dを計算して前記<式18>に代入することにより前記OFDMシンボルsを循環回転させたものである。即ち、前記レプリカ発生器314で出力する二つのOFDMシンボルはX、Xになり、前記X、Xは次のように表現される。
Figure 0003962020
ここで、前記循環回転量dを計算する過程を図7を参照して説明する。
前記図7は本発明の実施形態に従う送信器動作過程を示している図である。前記図7を参照すると、先ず、710段階で、前記送信器は前記OFDMシンボルsに対する循環回転量dを計算した後、712段階に進行する。前記712段階で、前記送信器は前記OFDMシンボルsを前記計算循環回転量dだけシンボルベクトル(symbol vector)を回転させレプリカを生成し、714段階に進行する。ここで、前記OFDMシンボルsに対する循環回転量dを決定する710段階及び決定された循環回転量dを有して前記OFDMシンボルsに対するレプリカを生成する712段階の具体的な動作過程及び構成を図5に提示した。一方、前記チャネルそれぞれに対する電力遅延プロフィールが一定しない場合には、前記循環回転量dを前記710段階で決定する方式とは相異なる方式に、即ち、最小相関度を有する副搬送波の位置を基準に決定し、その決定された循環回転量dを送信器にフィードバックさせるために前記循環回転量dを決定する循環回転量決定器516に貯蔵するようにする。そして、前記送信器のレプリカ発生器314で前記OFDMsは循環回転量dだけ循環回転されレプリカが生成される。
前記図5は、図3のレプリカ発生器314の詳細構成を示している図である。
前記図5を参照すると、前記変調器312から出力されるOFDMシンボルsはバッファ(buffer)512に入力され貯蔵される。一方、前記バッファ512に貯蔵されたOFDMシンボルsは、前記レプリカ発生器314の一つの出力Xとして前記時空間ブロック符号符号化器316に提供される。一方、前記バッファ512に貯蔵されたOFDMシンボルsは、循環回転器514に提供される。前記循環回転器514は、循環回転量決定器516により決定された循環回転量dにより前記OFDMシンボルsを循環回転させ、前記レプリカ発生器314の二番目出力Xを前記時空間ブロック符号符号化器316に提供する。前記図5では、前記循環回転量決定器516により決定された循環回転量dをカウンタ(counter)518に提供し、前記カウンタ518により前記循環回転量dだけがカウントされるようにする構成を提案している。しかし、前記カウンタ518は必須構成とは言えない。即ち、前記循環回転量決定器516により決定された循環回転量dが前記循環回転器514に提供され前記バッファ512に貯蔵されているOFDMシンボルsを循環回転させ出力するように具現することが望ましい。
このように前記レプリカ発生器314を経て発生された二つのOFDMシンボルXとXは、前記時空間ブロック符号符号化器316に入力され、前記時空間ブロック符号符号化器316は、時空間ブロック符号による符号化を遂行する。前記時空間ブロック符号に符号化を遂行する過程は、前記図7の714段階で遂行される。前記レプリカ発生器314から出力される二つのOFDMシンボルXとXに時空間ブロック符号を適用すると、下記<式20>のように前記二つのOFDMシンボルがマッピングされる。
Figure 0003962020
前記<式20>によりマッピングされた二つのOFDMシンボルは、OFDM方式を使用する送信器の通常的な構成を通じて各アンテナに提供される。即ち、前記時空間ブロック符号符号化器316から出力される二つのOFDMシンボルは、それぞれ第1逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、以下、“IFFT”)318と第2IFTT器320に入力される。前記第1IFFT器318と第2IFFT器320それぞれは、前記時空間ブロック符号化器316から出力したOFDMシンボルをIFFT処理した後、第1保護区間(guard interval)挿入器322と第2保護区間挿入器324に出力する。前記第1保護区間挿入器322は、前記第1IFFT器318の出力信号に保護区間を挿入して第1RF処理器326に出力し、前記第2保護区間挿入器324は、前記第2IFFT器320の出力信号に保護区間を挿入して第2RF処理器328に出力する。前記第1RF処理器326と第2RF処理器328はそれぞれ、前記第1保護区間挿入器322と第2保護区間挿入器324の出力信号をRF処理して各アンテナ(ANT1、ANT2)を通じて無線チャネルに伝送する。
一方、前記図5では、チャネルそれぞれが一定の電力遅延プロフィールを有している場合、循環回転量dを決定してレプリカを生成するレプリカ発生器構造を説明した。しかし、上述したようにチャネルそれぞれが一定の電力遅延プロフィールを有しない場合には、前記図5で説明した方式で、循環回転量dは決定されない。そして、前記チャネルそれぞれが一定の電力遅延プロフィールを有しない場合、循環回転量dをフィードバックする構造を図12を参照して説明する。
前記図12は、本発明の実施形態に従うOFDM方式を使用する移動通信システムの受信器で推定された伝送チャネルの最小相互相関度値を、送信器にフィードバックする構造を概略的に示した図である。
前記図12を参照すると、送信器1110がOFDMシンボルsに対して元本とレプリカ二つのOFDMシンボルを二つのアンテナを通じて伝送すると、受信器1150は、前記二つのアンテナを通じて前記送信器1110で伝送した二つのOFDMシンボルを受信する。前記受信した二つのOFDMシンボルは、伝送チャネル相関度検出器1151に入力され、前記伝送チャネル相関度検出器1151は、前記受信した二つのOFDMシンボルを有して伝送チャネルに対する副搬送波間相関度を検出する。ここで、前記検出副搬送波間の相関度は、循環回転量決定器1153に入力され、前記循環回転量決定器1153は、伝送チャネル間の0番目副搬送波と相互相関度が最小値である副搬送波位置を循環回転量dに決定する。前記循環回転量決定器1153は、前記決定循環回転量dを前記送信器1110にフィードバック(feedback)する。
ここで、前記図12に示した受信器1150の動作過程を図13を参照して説明する。
前記図13は、本発明の実施形態に従うOFDM方式を使用する移動通信システムの送信器でフィードバックされた相互相関度に応じた循環回転量dを考慮して遂行する制御流れを示した図である。
前記図13を参照すると、先ず、1210段階で前記送信器は受信器からフィードバックされた循環回転量d、即ち、伝送チャネル間の0番目副搬送波と相互相関度が最小値である副搬送波位置に基づいて生成した循環回転量dを決定し、1220段階に進行する。前記1220段階で、前記送信器は前記決定した循環回転量dを有して入力されるOFDMシンボルのシンボルベクトルを循環回転してレプリカを生成した後、1230段階に進行する。前記1230段階で、前記送信器は、前記元のOFDMシンボルと生成されたレプリカを有して時空間ブロック符号化を遂行した後、1240段階に進行する。前記1240段階で、前記送信器は、前記時空間ブロック符号化された二つのOFDMシンボルをそれぞれ該当するアンテナのIFFT器に出力し、終了する。ここで、前記送信器のそれぞれの動作に応じた構成部の動作も、前記図7で説明した構成部の動作と一致するが、循環回転量dが受信器からフィードバックされたことを使用するという点から差別化される。
(2) [時空間-周波数ブロック符号の復号化装置]
図4は、本発明の実施形態に従うOFDM方式を使用する移動通信システムの受信器構造を示している図である。
前記図4の説明の前に、次のような点を注意すべきである。前記図4では、前記受信器が多数個のアンテナ、一例に2個のアンテナ、即ち第1アンテナ(ANT1)と第2アンテナ(ANT2)を設けており、前記第1アンテナ(ANT1)を通じて受信された信号をRF処理する第1RF処理器410と、前記第2アンテナ(ANT2)を通じて受信された信号をRF処理する第2RF処理器412とを設けている。また、前記受信器は、前記第1RF処理器410の出力信号から保護区間を除去する第1保護区間除去器414と、前記第2RF処理器412の出力信号から保護区間を除去する第2保護区間除去器416とを設けており、前記第1保護区間除去器414の出力信号をFFT処理する第1FFT器418と、前記第2保護区間除去器416の出力信号をFFT処理する第2FFT器420とを設けている。しかし、前記受信器は、一つのアンテナのみを設けて本発明に応じた受信動作を遂行することができ、また多数個のアンテナを設けて本発明に応じた受信動作を遂行することもできる。即ち、前記図4に示されている第1アンテナ(ANT1)と、第1RF処理器414と、第1FFT器418は前記受信器が1個のアンテナを設けている場合の構造に該当し、前記第1アンテナ(ANT1)と、第1RF処理器414と、第1FFT器418だけではなく、第2アンテナ(ANT2)と、第2RF処理器416と、第2FFT器420を共に設けている場合には前記受信器が2個のアンテナを設けている場合の構造に該当する。
前記図4を参照すると、N個の副搬送波を有するOFDM方式の移動通信システムの受信器でFFT器418、420それぞれを経た信号は、下記<式21>のように行列式で表現することができる。
Figure 0003962020
前記<式21>で、rはNx1受信シンボルベクトル、XはNx1伝送シンボルベクトル、nはNx1雑音ベクトルを示し、Hはチャネルの周波数応答を示すNxN対角行列である。
1).[受信アンテナが1個である場合]
OFDM方式の移動通信システムで多重経路フェーディングチャネルを経てもFFT器418、420を経た受信信号は、前記<式21>によりチャネルの周波数応答と伝送信号との単純な積の形態で示される。そのため、時空間-周波数ブロック符号化された信号は<式22>のように表現することができる。
Figure 0003962020
前記<式22>で、上付きの添え字で表現された“”は各行列成分を複素共役(complex conjugate)させる演算子である。H、Hは各送信アンテナと受信アンテナ間に該当するチャネルの周波数応答の各行列であり、X、Xはそれぞれ伝送シンボルベクトルである。
一方、前記FFT器418、420から出力される受信信号は、図6のコントローラ(controller)601に提供され、前記受信信号は多重経路チャネル別に区分され該当バッファ603、605それぞれに入力される。前記バッファ603、605は、時間軸上で区分される受信信号を貯蔵し、所定単位の受信信号が貯蔵されると、これを時空間ブロック符号符号化器422に出力する。前記バッファ603、605から出力される受信信号は、r、rにより区分されている。前記受信信号を区分するインデックス、即ち、r、rで下付きの添え字に表示した数字は時間インデックスに該当する。一方、前記rと前記rは時空間ブロック符号の使用により送信器で区分されているXとXが混合された信号である。
従って、時空間ブロック符号復号化器422により図8の816段階を遂行することにより復号化された信号は、時空間ブロック符号の直交性によりチャネル行列
Figure 0003962020
のエルミート(hermitian)をかけて下記<式23>のように得られる。
Figure 0003962020
前記<式23>で復号されたシンボルベクトル
Figure 0003962020
循環回転させ発生させたものであるので、図6の逆循環回転器612は前記図8の818段階で前記
Figure 0003962020
を前記送信器で遂行された循環回転の逆動作として前記循環回転量dだけ逆循環回転させる。前記逆循環回転のためには逆循環回転する逆循環回転量dが要求される。前記逆循環回転量dは、循環回転量決定器616により決定される。前記逆循環回転量dは、前記図8の810段階で遂行される。前記逆循環回転させ発生されたシンボル
Figure 0003962020
の各副搬送波は下記<式24>のように示される。
Figure 0003962020
そのため、前記<式23>により雑音成分を除外した前記
Figure 0003962020
は、逆循環回転により下記<式25>のように実際伝送されたOFDMシンボルsに表現することができる。
Figure 0003962020
が同一の伝送シンボルベクトルsを含んでいるので、前記二つのベクトルを加えたシンボルベクトル
Figure 0003962020
のk番目副搬送波は、下記<式26>のように表現される。
Figure 0003962020
ここで、0≦k≦N−1である。
Figure 0003962020
は、前記図6の加算器614により加算され、前記加算過程は前記図8の820段階で遂行される。
一般的に多重アンテナを使用する移動通信システムで、各アンテナ間のチャネルは互いに独立している。そのため、HとHは互いに独立していある。従って、前記<式26>でH(k)とH(k)は互いに独立しており、H1((k+d)modNとH2((k+d)modNも互いに独立している。また、前記<式17>で、循環回転量d値は各副搬送波間チャネルが互いに独立であるように決定されたので、H(k)とH1((k+d)modNも互いに独立している。そして、H(k)とH2((k+d)modNも互いに独立している。そのため、前記<式26>で伝送信号s(k)は、2次の空間ダイバーシティ利得と2次の周波数ダイバーシティ利得、全体4次のダイバーシティ利得を得ることを示す。
従って、二つの送信アンテナのみで、4個の送信アンテナを使用した時空間ブロック符号を適用したOFDM方式の移動通信システムと同一の性能を発揮するようになる。このように時空間ブロック符号復号化器422により時空間-周波数ブロック符号の復号化が遂行された後、周波数ダイバーシティ結合器424の出力信号は、前記図8の822段階で復調器426の入力に提供され復調化過程が遂行される。前記復調器426による復調過程は、下記<式27>により遂行されることができる。
Figure 0003962020
前記<式27>により出力データ
Figure 0003962020
が決定される。
2)[受信アンテナがN個である場合]
時空間ブロック符号の場合と同様に、各受信アンテナごとに受信信号を時空間ブロック符号の復号化方法に復号化した後、各アンテナごとに復号化された信号をあわせる。これは下記<式28>のように表現することができる。
Figure 0003962020
前記<式28>で、H1mとH2mは、それぞれ一番目アンテナとm番目アンテナ間のチャネルの周波数応答と、二番目アンテナとm番目アンテナ間のチャネルの周波数応答を示す。そのため、前記<式28>で時空間ブロック符号により符号化された信号は、前記<式23>の式がN個だけ加算された形態に得られる。各受信アンテナ間のチャネルが互いに独立しているので、空間ダイバーシティ利得は2Nになる。
次に、前述した受信アンテナが1個である場合と同様な過程で、周波数ダイバーシティが結合される。従って、受信アンテナがN個である場合、二つの伝送アンテナを使用する時空間-周波数ブロック符号は2x2Nのダイバーシティ利得を得る。
前記受信アンテナがN個である場合、本発明の実施形態に従う受信器の構成は、図11に示したようである。
前記図11は、本発明の実施形態に従うN個の受信アンテナに対する復号化を遂行する受信器構造を示した図である。
前記図11を参照すると、コントローラ1101は、前記図4に示されているFFT器418、420から提供される時空間ブロック符号により符号化されたシンボルを多重経路チャネル別及び受信時間軸により区分し、前記区分されたシンボル別に該当バッファに分配する。前記コントローラ1101から分配されたシンボルは、該当バッファに提供され、各バッファは所定大きさのシンボルが貯蔵されると、これを該当時空間ブロック符号復号器に提供する。この時、前記バッファから出力されるシンボルは、r11、r21、…、r1m、r2mに区分される。前記シンボルの表示で下付きの添え字の前の数字は、時間インデックスに該当し、後の数字は多重経路チャネルを指定するインデックスである。一方、前記時空間ブロック符号復号器は、前記受信アンテナの個数であるMと同一の個数に設けられる。前記複数個の時空間ブロック符号復号器1103から出力される変調シンボルは、複素合算器1104に提供され、一つの変調シンボルに合算され出力される。前記複素合算器1104により出力される変調シンボルを処理する以後の動作は、受信アンテナが一つである場合と同一の過程により処理される。
通常的な直交周波数分割多重化方式を使用する移動通信システムの送信器構造を示した図である。 通常的な直交周波数分割多重化方式を使用する移動通信システムの受信器構造を示した図である。 本発明の実施形態に従う直交周波数分割多重化方式の移動通信システムの送信器構造を示している図である。 本発明の実施形態に従う直交周波数分割多重化方式の移動通信システムの受信器構造を示している図である。 図3のレプリカ発生器の詳細構成を示している図である。 図4の周波数ダイバーシティ結合器の詳細構成を示している図である。 本発明の実施形態に従う送信器で遂行する制御流れを示している図である。 本発明の実施形態に従う受信器で遂行される制御流れを示している図である。 本発明の実施形態に従う0番目副搬送波に対する副搬送波間の相関性を示している図である。 本発明の実施形態に従う最大周波数ダイバーシティを得ることができるレプリカの例を示している図である。 本発明の実施形態に従うN個の受信アンテナに対する復号化を遂行する受信器構造を示した図である 本発明の実施形態に従う直交周波数分割多重化方式の移動通信システムの受信器で推定された伝送チャネルの最小相互相関度に応じた循環回転量を送信器にフィードバックする構造を概略的に示した図である。 本発明の実施形態に従う直交周波数分割多重化方式の移動通信システムの送信器でフィードバックされた相互相関度に応じた循環回転量を考慮して遂行する制御流れを示した図である。 本発明の実施形態に従う0、52、204番目副搬送波に対する副搬送波間の相関性を示している図である。
符号の説明
310…入力データ
312…変調器
314…レプリカ発生器
316,422…時空間ブロック符号符号化器
318,418…第1IFFT器
320,420…第2IFFT器
322…第1保護区間挿入器
324…第2保護区間挿入器
326,410…第1RF処理器
328,412…第2RF処理器
414…第1保護区間除去器
416…第2保護区間除去器
424…周波数ダイバーシティ結合器
426…復調器

Claims (23)

  1. 一定の大きさで入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つのアンテナを通じて伝送する移動通信システムの送信装置において、
    前記入力データを循環回転させレプリカデータを発生するレプリカ発生器と、
    前記入力データとレプリカデータを時空間ブロック符号化して、第1アンテナ信号と第2アンテナ信号を発生する符号化器と、
    前記第1アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第1OFDMシンボルを発生する第1逆高速フーリエ変換器と、
    前記第2アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第2OFDMシンボルを発生する第2逆高速フーリエ変換器と、
    前記第1OFDMシンボルを伝送する第1アンテナと、
    前記第2OFDMシンボルを伝送する第2アンテナとを含むことを特徴とする前記装置。
  2. 前記レプリカ発生器は、前記入力データを予め設定されている設定循環回転量だけ循環回転する循環回転器を含むことを特徴とする請求項1記載の前記装置。
  3. 前記レプリカ発生器は、
    前記入力データをバッファリングするバッファと、
    前記循環回転量を決定する循環回転量決定器と、
    前記決定された循環回転量をカウントするカウンタとをさらに含むことを特徴とする請求項2記載の前記装置。
  4. 前記循環回転量決定器は、下記式により循環回転量を決定することを特徴とする請求項3記載の前記装置。
    Figure 0003962020
    前記式で、dは循環回転量であり、Nは前記OFDMシンボルの全体副搬送波の個数であり、Lは多重経路数である。
  5. 前記レプリカ発生器は、前記入力データを受信器からフィードバックされる循環回転量だけ循環回転する循環回転器を含むことを特徴とする請求項1記載の前記装置。
  6. 前記レプリカ発生器は、
    前記入力データをバッファリングするバッファと、
    前記循環回転量を決定する循環回転量決定器と、
    前記決定された循環回転量をカウントするカウンタとをさらに含むことを特徴とする請求項5記載の前記装置。
  7. 前記循環回転量決定器は、前記フィードバックされた循環回転量を循環回転量に決定し、前記フィードバックされた循環回転量は、前記受信器で前記OFDMシンボルの副搬送波のうち、一番目副搬送波と最小相互相関度を有する副搬送波の位置値を基準に決定されることを特徴とする請求項6記載の前記装置。
  8. 一定大きさに入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを相異なる少なくとも二つのアンテナを通じて伝送する移動通信システムの送信方法において、
    前記入力データを循環回転させレプリカデータを発生する過程と、
    前記入力データとレプリカデータを時空間ブロック符号化して、第1アンテナ信号と第2アンテナ信号を発生する過程と、
    前記第1アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第1OFDMシンボルを発生し、前記第1OFDMシンボルを第1アンテナを通じて伝送する過程と、
    前記第2アンテナ信号を逆高速フーリエ変換して、第2OFDMシンボルを発生し、前記第2OFDMシンボルを第2アンテナを通じて伝送する過程とを含むことを特徴とする前記方法。
  9. 前記レプリカデータを発生する過程は、前記入力データを予め設定されている設定循環回転量だけ循環回転することであることを特徴とする請求項記載の前記方法。
  10. 前記循環回転量は、下記式により決定されることを特徴とする請求項9記載の前記方法。
    Figure 0003962020
    前記式で、dは循環回転量であり、Nは前記OFDMシンボルの全体副搬送波の個数であり、Lは多重経路数である。
  11. 前記レプリカデータを発生する過程は、前記入力データを受信器からフィードバックされる循環回転量だけ循環回転することであることを特徴とする請求項8記載の前記方法。
  12. 前記フィードバックされた循環回転量は、前記受信器で前記OFDMシンボルの副搬送波のうち、一番目副搬送波と最小相互相関度を有する副搬送波の位置値を基準に決定されることを特徴とする請求項11記載の前記方法。
  13. 一定の大きさで入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つの送信アンテナを通じて伝送する移動通信システムで、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信装置において、
    前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナで受信した信号を高速フーリエ変換してOFDMシンボルを発生する高速フーリエ変換器と、
    前記OFDMシンボルを時空間ブロック復号化して、第1送信アンテナ信号と第2送信アンテナ信号を発生する復号化器と、
    前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転し、前記逆循環回転された信号と前記第2送信アンテナ信号を加算して、前記入力データを復調する周波数ダイバーシティ結合器とを含むことを特徴とする前記装置。
  14. 前記周波数ダイバーシティ結合器は、前記第1送信アンテナ信号を予め設定されている設定循環回転量だけ逆循環回転する逆循環回転器を含むことを特徴とする請求項13記載の前記装置。
  15. 前記周波数ダイバーシティ結合器は、
    前記循環回転量を決定する循環回転量決定器と、
    前記決定された循環回転量をカウントするカウンタとをさらに含むことを特徴とする請求項14記載の前記装置。
  16. 前記循環回転量決定器は、下記式により循環回転量を決定することを特徴とする請求項14記載の前記装置。
    Figure 0003962020
    前記式で、dは循環回転量であり、Nは前記OFDMシンボルの全体副搬送波の個数であり、Lは多重経路数である。
  17. 前記循環回転量決定器は、前記第1送信アンテナ信号を前記第1OFDMシンボルと第2OFDMシンボルの副搬送波のうち、一番目副搬送波と最小相互相関度を有する副搬送波位置値を基準に循環回転量を決定することを特徴とする請求項14記載の前記装置。
  18. 前記循環回転量決定器は、前記決定された循環回転量を送信器にフィードバックすることを特徴とする請求項17記載の前記装置。
  19. 一定の大きさで入力されるデータを直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルに変調し、前記OFDMシンボルを、相異なる少なくとも二つの送信アンテナを通じて伝送する移動通信システムで、前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信する受信方法において、
    前記送信アンテナを通じて伝送された信号を受信アンテナを通じて受信する過程と、
    前記受信アンテナを通じて受信した信号を高速フーリエ変換して、OFDMシンボルを発生する過程と、
    前記OFDMシンボルを時空間ブロック復号化して、第1送信アンテナ信号と第2送信アンテナ信号を発生する過程と、
    前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転し、前記逆循環回転された信号と前記第2送信アンテナ信号を加算して前記入力データを復調する過程とを含むことを特徴とする前記方法。
  20. 前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転する過程は、前記第1送信アンテナ信号を予め設定されている設定循環回転量だけ逆循環回転することであることを特徴とする請求項19記載の前記方法。
  21. 前記循環回転量は下記式により決定されることを特徴とする請求項20記載の前記方法。
    Figure 0003962020
    前記式で、dは循環回転量であり、Nは前記OFDMシンボルの全体副搬送波の個数であり、Lは多重経路数である。
  22. 前記第1送信アンテナ信号を逆循環回転する過程は、前記第1送信アンテナ信号を前記第1OFDMシンボルと第2OFDMシンボルの副搬送波のうち、一番目副搬送波と最小相互相関度を有する副搬送波位置値を基準に決定された循環回転量だけ逆循環回転することであることを特徴とする請求項19記載の前記方法。
  23. 前記決定された循環回転量を送信器に伝送する過程をさらに含むことを特徴とする請求項22記載の前記方法。
JP2003544952A 2001-11-10 2002-11-11 直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法 Expired - Lifetime JP3962020B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20010069994 2001-11-10
KR2001/69994 2001-11-10
KR1020020003204A KR100866195B1 (ko) 2001-11-10 2002-01-19 직교주파수분할다중 방식의 이동통신시스템에서 시공간-주파수 부호화/복호화 장치 및 방법
KR2002/3204 2002-01-19
PCT/KR2002/002103 WO2003043245A1 (en) 2001-11-10 2002-11-11 Stfbc coding/decoding apparatus and method in an ofdm mobile communication system

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005510126A JP2005510126A (ja) 2005-04-14
JP2005510126A6 JP2005510126A6 (ja) 2005-08-04
JP3962020B2 true JP3962020B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=26639452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003544952A Expired - Lifetime JP3962020B2 (ja) 2001-11-10 2002-11-11 直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US7301890B2 (ja)
EP (1) EP1442545B1 (ja)
JP (1) JP3962020B2 (ja)
CN (1) CN1290281C (ja)
AU (1) AU2002348618B2 (ja)
CA (1) CA2434123C (ja)
DE (1) DE60217706T2 (ja)
WO (1) WO2003043245A1 (ja)

Families Citing this family (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030138058A1 (en) * 1998-02-06 2003-07-24 Dakshi Agrawal Diversity coded OFDM for high data-rate communication
WO2003043245A1 (en) * 2001-11-10 2003-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Stfbc coding/decoding apparatus and method in an ofdm mobile communication system
US20040116077A1 (en) * 2002-08-08 2004-06-17 Kddi Corporation Transmitter device and receiver device adopting space time transmit diversity multicarrier CDMA, and wireless communication system with the transmitter device and the receiver device
CN100499397C (zh) * 2002-12-04 2009-06-10 皇家飞利浦电子股份有限公司 无线通信***中的延迟分集
US7724639B1 (en) * 2002-12-12 2010-05-25 Entropic Communications, Inc. Method of bit allocation in a multicarrier symbol to achieve non-periodic frequency diversity
US7236539B2 (en) * 2002-12-17 2007-06-26 Mediatek Inc. Apparatus and method for estimation of frequency offset in wireless communications
US7508808B2 (en) * 2003-05-14 2009-03-24 Alcatel-Lucent Usa Inc. Frequency-division multiplexing system and method for communication having enhanced reliability in fading environments
US8064528B2 (en) 2003-05-21 2011-11-22 Regents Of The University Of Minnesota Estimating frequency-offsets and multi-antenna channels in MIMO OFDM systems
DE10326810A1 (de) * 2003-06-13 2005-01-13 Siemens Ag Verfahren zur Schätzung von in einem Funkblock über einen Funkkanal gesendeten Dateneinheiten sowie empfangende Station
US7315577B2 (en) * 2003-09-15 2008-01-01 Intel Corporation Multiple antenna systems and method using high-throughput space-frequency block codes
US7440510B2 (en) * 2003-09-15 2008-10-21 Intel Corporation Multicarrier transmitter, multicarrier receiver, and methods for communicating multiple spatial signal streams
EP1665616A2 (en) * 2003-09-15 2006-06-07 Intel Corporation Multiple antenna systems and methods using high-throughput space-frequency block codes
IL159173A0 (en) * 2003-12-03 2004-06-01 Zion Hadad Ofdm communication channel
EP1698086A2 (en) 2003-12-27 2006-09-06 Electronics and Telecommunications Research Institute A mimo-ofdm system using eigenbeamforming method
US20050152264A1 (en) * 2004-01-09 2005-07-14 Kazimierz Siwiak Ultra-wideband data communication system with diversity transmit and receive feature
EP1763932A4 (en) * 2004-02-17 2010-01-06 Huawei Tech Co Ltd MULTIPLEX PROCESS IN A COMMUNICATION SYSTEM
GB2411550B (en) * 2004-02-27 2006-07-12 Toshiba Res Europ Ltd Communications system, method and device
US7724835B2 (en) * 2004-05-17 2010-05-25 Qualcomm Incorporated Space-time block coding in orthogonal frequency division communication systems
FR2871314B1 (fr) * 2004-06-07 2006-09-15 Nortel Networks Ltd Procede pour estimer des symboles d'un signal numerique et recepteur pour la mise en oeuvre du procede
KR100754795B1 (ko) * 2004-06-18 2007-09-03 삼성전자주식회사 직교주파수분할다중 시스템에서 주파수 공간 블록 부호의부호화/복호화 장치 및 방법
KR100671231B1 (ko) * 2004-06-21 2007-02-28 삼성전자주식회사 최대 다이버시티 최대 부호율을 갖는 짝수개의 송신안테나를 위한 시공간 블록 부호 장치 및 방법
WO2006019253A1 (en) * 2004-08-17 2006-02-23 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for space-time-frequency block coding for increasing performance
KR100938091B1 (ko) * 2004-10-13 2010-01-21 삼성전자주식회사 직교주파수다중분할 이동통신시스템에서 블록 부호화기법과 순환 지연 다이버시티 기법을 사용하는 기지국송신 장치 및 방법
US7545875B2 (en) 2004-11-03 2009-06-09 Nokia Corporation System and method for space-time-frequency coding in a multi-antenna transmission system
KR100921202B1 (ko) * 2004-11-04 2009-10-13 삼성전자주식회사 시공간 주파수 블록 부호화 장치 및 방법
JP4505025B2 (ja) * 2004-11-04 2010-07-14 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 時空間周波数ブロック符号化装置及び方法
US8130855B2 (en) 2004-11-12 2012-03-06 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for combining space-frequency block coding, spatial multiplexing and beamforming in a MIMO-OFDM system
KR100630196B1 (ko) * 2004-11-15 2006-09-29 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 이동 통신시스템에서 동기 획득 장치 및 방법
US7852822B2 (en) * 2004-12-22 2010-12-14 Qualcomm Incorporated Wide area and local network ID transmission for communication systems
KR101030413B1 (ko) * 2005-02-04 2011-04-20 재단법인서울대학교산학협력재단 셀룰러 통신 시스템에서 데이터 송수신 방법 및 이를 위한 송수신 장치
JP2006246129A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Fujitsu Ltd 伝送システム、送信装置及び受信装置
KR100698770B1 (ko) * 2005-03-09 2007-03-23 삼성전자주식회사 광대역 무선통신시스템에서 시공간 부호화 데이터의 부반송파 사상 장치 및 방법
CN100448236C (zh) * 2005-03-17 2008-12-31 上海交通大学 准正交空时频分组编码的正交频分复用***的设计方法
JP4699452B2 (ja) * 2005-03-30 2011-06-08 富士通株式会社 移動端末、無線通信装置及び無線通信方法
US7602852B2 (en) * 2005-04-21 2009-10-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Initial parameter estimation in OFDM systems
US8126066B2 (en) * 2005-06-09 2012-02-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Time and frequency channel estimation
US7593475B2 (en) * 2005-06-29 2009-09-22 Broadcom Corporation Space-time and/or space-frequency block coding using complex signal swapping
CN100576838C (zh) * 2005-06-29 2009-12-30 美国博通公司 使用复数信号交换的块编码模块和块编码方法
CN101238663A (zh) 2005-08-05 2008-08-06 松下电器产业株式会社 多载波通信中的无线通信基站装置和无线通信方法
KR100863701B1 (ko) * 2005-08-23 2008-10-15 삼성전자주식회사 다중 안테나 통신 시스템에서 송신안테나 스위칭 장치 및방법
AU2006203698A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-15 Nec Australia Pty Ltd Transmit diversity scheme
KR100918750B1 (ko) * 2005-10-05 2009-09-24 삼성전자주식회사 다수의 송신 안테나를 사용하는 통신 시스템에서 신호 송수신 장치 및 방법
JP4347300B2 (ja) * 2006-01-17 2009-10-21 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信装置および送信方法
KR100889303B1 (ko) * 2006-02-06 2009-03-18 삼성전자주식회사 직교주파수분할 다중화 시스템에서 송신 장치 및 방법
KR100817497B1 (ko) * 2006-03-10 2008-03-27 한국전자통신연구원 다중 안테나를 위한 심볼 생성 장치 및 방법
CN101627567B (zh) 2006-10-02 2014-07-02 Lg电子株式会社 用于使用有效的复用来传输控制信号的方法
CN101627595B (zh) 2006-10-02 2016-12-21 Lg电子株式会社 传输下行链路控制信号的方法
KR100969771B1 (ko) * 2007-01-31 2010-07-13 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 신호 송수신 장치 및 방법
EP1959603A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-20 Mitsubishi Electric Information Technology Center Europe B.V. Method of radio data emission, emitter and receiver using the method
WO2008115003A2 (en) 2007-03-19 2008-09-25 Lg Electronics Inc. A resource allocation method and a method for transmitting/receiving resource allocation information in mobile communication system
KR101049138B1 (ko) 2007-03-19 2011-07-15 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템에서, 수신확인신호 수신 방법
US8611480B1 (en) * 2007-03-26 2013-12-17 Marvell International Ltd. Optimal decoding of transmit diversity code with varying channel characteristics
KR100913090B1 (ko) 2007-06-13 2009-08-21 엘지전자 주식회사 통신 시스템에서 확산 신호를 송신하는 방법
KR100908063B1 (ko) 2007-06-13 2009-07-15 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템에서 확산신호를 송신하는 방법
KR100900289B1 (ko) 2007-06-21 2009-05-29 엘지전자 주식회사 직교 주파수 분할 다중화 시스템에서 제어 채널을 송수신하는 방법
USRE46039E1 (en) * 2007-09-03 2016-06-21 Lg Electronics Inc. Method of transmitting data using repetition coding
KR101445388B1 (ko) * 2007-09-03 2014-09-26 엘지전자 주식회사 반복 코딩을 이용한 데이터 전송 방법
USRE47602E1 (en) * 2007-09-03 2019-09-10 Lg Electronics Inc. Method of transmitting data using repetition coding
KR100976945B1 (ko) * 2007-12-17 2010-08-18 한국전자통신연구원 순환 지연을 이용하여 협력 다이버시티를 수행하는 무선통신 시스템 및 방법
CN103259074B (zh) * 2008-08-14 2015-09-23 华为技术有限公司 有源天线、刷新幅度和相位的方法及信号处理方法
JP2011129976A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Sony Corp 信号処理装置および方法
US20120320821A1 (en) * 2010-03-02 2012-12-20 Sumei Sun Method and device for relaying data
SG10201702608VA (en) 2010-03-31 2017-04-27 Agency Science Tech & Res A method and system for determining a stage of fibrosis in a liver
US8761280B1 (en) * 2010-10-20 2014-06-24 Fredric J. Harris Fragmentation channelizer
TWI371933B (en) * 2010-11-15 2012-09-01 Ind Tech Res Inst Receiver and signal receiving method thereof
CN102131214B (zh) * 2011-03-24 2014-06-25 浙江赛福通信设备有限公司 基于3d建模的wlan无线网络测试***
CN103188044A (zh) * 2011-05-19 2013-07-03 北京新岸线移动多媒体技术有限公司 一种用于数据传输的方法和设备
FR2985152A1 (fr) 2011-12-23 2013-06-28 France Telecom Procede de groupement de couples emetteur-recepteur pour communiquer sur un reseau de communications
FR2985134A1 (fr) * 2011-12-23 2013-06-28 France Telecom Procede d'emission d'au moins un signal multi-porteuse forme de symboles ofdm-oqam
EP2806576B1 (en) * 2013-05-21 2019-07-24 Telefonica S.A. Method and system for performing multiple access in wireless OFDM cellular systems considering both space and frequency domains
KR20160014480A (ko) * 2014-07-29 2016-02-11 한국전자통신연구원 직교 신호 파형 기반의 직렬 버스 통신 장치 및 방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69327837T2 (de) * 1992-12-01 2000-10-12 Koninkl Philips Electronics Nv Teilband-Diversityübertragungssystem
CA2302289C (en) * 1996-08-29 2005-11-08 Gregory G. Raleigh Spatio-temporal processing for communication
GB9908675D0 (en) * 1999-04-15 1999-06-09 British Broadcasting Corp Diversity reception method and diversity receivers
JP2001268049A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ伝送装置及びデータ伝送方法
US7020072B1 (en) * 2000-05-09 2006-03-28 Lucent Technologies, Inc. Orthogonal frequency division multiplexing transmit diversity system for frequency-selective fading channels
WO2003043245A1 (en) * 2001-11-10 2003-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Stfbc coding/decoding apparatus and method in an ofdm mobile communication system
US7394754B2 (en) * 2002-08-01 2008-07-01 Mediatek Inc. System and method for transmitting data in a multiple-branch transmitter-diversity orthogonal frequency-division multiplexing (OFDM) system
ITVR20060013U1 (it) * 2006-04-12 2007-10-13 Europ Componenti Elettri Ci S Interruttore integrato bipolare

Also Published As

Publication number Publication date
US7693041B2 (en) 2010-04-06
CN1489844A (zh) 2004-04-14
AU2002348618A1 (en) 2003-05-26
US20080095039A1 (en) 2008-04-24
EP1442545B1 (en) 2007-01-17
CA2434123C (en) 2007-06-12
CN1290281C (zh) 2006-12-13
CA2434123A1 (en) 2003-05-22
EP1442545A1 (en) 2004-08-04
DE60217706D1 (de) 2007-03-08
DE60217706T2 (de) 2007-05-16
US7301890B2 (en) 2007-11-27
AU2002348618B2 (en) 2004-09-23
US20030095533A1 (en) 2003-05-22
EP1442545A4 (en) 2005-05-25
WO2003043245A1 (en) 2003-05-22
JP2005510126A (ja) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3962020B2 (ja) 直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法
JP2005510126A6 (ja) 直交周波数分割多重方式の移動通信システムにおける時空間−周波数符号化/復号化装置及び方法
US10356805B2 (en) Methods and systems for scheduling in a virtual MIMO communication environment
TWI479834B (zh) 用於正交分頻多工之時變週期性延遲分集之無線傳輸之方法、無線傳輸裝置及電腦可讀媒體
US7430243B2 (en) Space-time-frequency coded OFDM communications over frequency-selective fading channels
CN100553186C (zh) Ofdm信道估计以及多发射天线跟踪
US20060146692A1 (en) Methods and apparatus for mitigating multi-antenna correlation effect in communication systems
US20030112745A1 (en) Method and system of operating a coded OFDM communication system
KR100849338B1 (ko) 직교주파수분할다중 방식의 이동통신시스템에서시공간-주파수 부호화/복호화 장치 및 방법
WO2006019253A1 (en) Apparatus and method for space-time-frequency block coding for increasing performance
KR20040094487A (ko) 다중 안테나를 사용하는 직교주파수분할다중 시스템에서채널 추정 장치 및 방법
EP1530312B1 (en) Apparatus and method for cancelling interference signals in a system using multiple antennas
KR100866195B1 (ko) 직교주파수분할다중 방식의 이동통신시스템에서 시공간-주파수 부호화/복호화 장치 및 방법
WO2007111198A1 (ja) 送信方法及び送信装置
EP1782553B1 (en) Apparatus and method for obtaining delay diversity
WO2007119451A1 (ja) Mimo通信装置及びその通信方法
Astawa et al. Analysis of Single RF Performance on MIMO-OFDM System Using Turbo Code and V-BLAST MMSE Detection
Kamatham et al. Implementation of 2x2 MIMO-OFDM System using Universal Software Radio Peripherals
Deshmukh et al. INTERNATIONAL JOURNAL OF ELECTRONICS AND COMMUNICATION ENGINEERING & TECHNOLOGY (IJECET)
Zhang et al. An iterative multiuser detection with frequency-domain equalization for relay-assisted SFBC single-carrier systems
Le Saux et al. Iterative Channel Estimation based on Linear Regression for a MIMO MC-CDMA system
MAURYA MIMO-OFDM: IMPLEMENTATION USING SPACE TIME BLOCK CODES (STBC) AND V-BLAST TECHNIQUE FOR BROADBAND WIRELESS COMMUNICATIONS
Wang et al. Spatial division multiplexing of space time block codes for single carrier block transmission
CN101371481A (zh) 利用不对等调制和编码方案实现空时处理的方法和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3962020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term