JP3957710B2 - 光源装置と投写型表示装置 - Google Patents
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Description
図19は、電極340の先端に電極341軸よりも直径の太い放電部342を設けて熱伝導性を高め、先端部の過剰昇温による劣化、変形を抑制した例である。この種の電極は、直流型放電ランプの陽極として用いられる。
図18の場合、電極330とコイル331の接触面積が小さいため熱伝導が低く、十分な放熱効果が得られ難い。また、コイル331が細すぎる場合にはコイル331が溶融、変形してしまう、という問題があった。コイル331を太くすればよいが、電極330に使用されるタングステンは材質が硬く、コイル331を巻き付けるのが困難になる。また、放電のアークスポットが電極先端やコイル端部に移動してしまい、アークが安定し難い、という問題があった。
第1に、ランプ360の両端に設けられた金属箔364、365や外部導線368、369の酸化により断線を招き、ランプ寿命が低下するという問題である。図21aに示した光源の場合、図21bのA−Aの拡大断面図に示すように、外部導線369と封止部363との間には、封止の際、熱応力による歪みが発生し、隙間Bが形成される。それ故、外部導線369や金属箔365の外部導線369側の端部は空気と接触しており、ランプ点灯中の極めて高温な条件化では、これらの部分の酸化が促進される。酸化によって断線に至るまでの時間は温度によって変化するが、例えば、金属箔にモリブデンを用いた場合、空気中350℃の条件化でおよそ5000時間程度である。外部導線368と封止部362についても同様である。
本発明の前記光源装置は、発光管は石英ガラス製またはサファイアガラス製であることを特徴とする。
本発明の前記光源装置は、保持手段は金属製であることを特徴とする。
本発明の前記光源装置は、透光性密閉手段は、赤外線と紫外線の少なくとも何れかを反射するためのコーティングが設けられていることを特徴とする。
本発明の前記光源装置は、凹面鏡は、楕円面鏡であることを特徴とする。
本発明の光源装置は、放電ランプと、前記放電ランプから放射される光を所定の方向に反射する凹面鏡と、を備え、前記放電ランプは、発光管の両端に設けられた封止部に封設された金属箔の長さがそれぞれ異なり、前記凹面鏡は反射光が出射する開口部と、前記開口部の反対側に設けられたランプ挿入部を有し、前記放電ランプは、長さの短い金属箔が封設された封止部を前記ランプ挿入部に挿入するとともに、前記発光管内に形成される発光領域の中心が前記凹面鏡の短い側の焦点とおおよそ一致するように配置されることを特徴とする。
本発明の前記投写型表示装置は、光源と、前記光源により照明され、映像信号に応じて光学像を形成する空間光変調素子と、前記空間光変調素子上に形成された光学像をスクリーン上に投写する投写手段とを備え、前記光源は前記何れかに記載の光源装置であることを特徴とする。
また、本発明の光源装置を用いれば、明るく、コンパクトで、信頼性の高い投写型表示装置を提供することができる。
図1a、図1bは、放電ランプにおける第1の実施形態を示す構成例である。
図1bは、図1aに示す電極部分の拡大断面図である。
コイル17は、例えば、スポット溶接等により電極軸15aに固定すればよい。電極16についても同様に、電極軸16aと、それよりも太径の放電部16bで構成され、放電部16bの後方に電極軸16aを取り巻くようにコイル18が巻回している。
尚、図2bは、図2aに示す電極部分の拡大断面図である。
放電ランプ51において、電極41、42以外の構成は、図1aに示したものと同様である。図1aと異なるのは、電極41を構成する太径の放電部41bにおいて、先端がテーパ41c状となっている点である。テーパ41cは、電極軸41aに対して45゜の角度で形成され、放電部41bの先端は直径1.0mmの円形断面になっている。電極42についても、電極41と同様に、電極42aに対して45゜の角度でテーパ42cが形成されている。
φ/L≦0.6 (数式1)
20゜≦θ≦60゜(数式2)
ただし、Lは発光管10内における電極41、42の間隔、φは放電部41b、42bの先端の直径、θはテーパ41c、42cが電極軸41a、42aとなす角、である。
この場合、数式1における放電部45bの先端の直径φは、球の外周46とテーパ45cとの接点間距離で定義すればよい。
尚、図4bは、図4aに示す電極部分の拡大断面図である。
放電ランプ71において、電極61、62以外の構成は、図1aに示したものと同様である。図1aと異なるのは、電極61が、電極軸61aとその先端部に設けられた円筒状導体61bと、で構成されている点である。電極軸61aは外径1.0mmの純タングステンである。円筒状導体61bは、外径3.0mmである。円筒状導体61bの軸芯方向の長さは1.8mmで純タングステンであり、電極軸61aの先端部に嵌め込まれている。円筒状導体61bは、例えば、スポット溶接等により電極軸61aに固定することができる。電極62についても、電極61と同様に、その先端部に円筒状導体62bが設けられる。
以上のように、本発明の構成によれば、電極軸と、電極軸の先端部に嵌め込まれた円筒状導体と、で構成される電極を用いることにより、作製が容易で、不安定な放電を誘発することなく、始動性に優れ、短アークであっても、寿命の長い放電ランプを実現できる。
尚、図7bは、図7aに示す電極部分の拡大断面図である。
放電ランプ91において、電極81、82以外の構成は、図4aに示したものと同様である。図4aと異なるのは、電極81を構成する円筒状導体81bの先端がテーパ81c状である点である。テーパ81cは、電極81の軸線に対して45゜の角度で形成され、円筒状導体81bの先端の外径は1.0mmで電極軸81aの外径と等しくなっている。
電極82についても、電極81と同様に円柱状導体82bにテーパ82cが形成される。
円筒状導体81bの後方にコイル85等の放熱導体を配置することによって、電極軸81aの後方に伝わる熱を効率良く放熱できるので、電極軸81aの細りや折れを防止することができる。電極82についても同様である。
本実施の形態は、図4で得られる効果に加えて、始動性や立ち上がり時間がより改善される。同時に、発光部の輝度が高くなる、という利点がある。また、輝点移動が発生し難くなり、点灯時のアーク安定性が向上する。更に、発光部からの放射光が円筒状導体81b、82bで遮光される領域が小さいので、放射光を効率良く利用することが可能になる。
φ/L≦0.6 (数式3)
20゜≦θ≦60゜(数式4)
ただし、Lは発光管10内における電極81、82の間隔、φは円筒状導体81b、82bにおける電極軸81a、82aの先端に近い端面の外径、θはテーパ81c、82cが電極81、82となす角、である。
尚、図8bは、図8aに示す電極部分の拡大断面図である。
放電ランプ121は、交流点灯の超高圧水銀ランプである。超高圧水銀ランプは、小型で、発光部の輝度が高く、投写型表示装置に広く用いられている。一般に、この種のランプは、主に水平点灯で使用される。
電極106、107間の距離は1.5mmと短く、この間には非常に高輝度の発光部が形成される。電極106、107を用いて放電ランプ121を構成すれば、発光部が高輝度で、電極106、107の発熱が非常に大きい場合であっても、電極劣化が抑制され、ランプを長寿命化できる。また、放電部106b、106bの形状が適切に設定されているので、始動性が良く、立ち上がり時間が早く、点灯時のアーク安定性も良い。更に、発光部からの放射光に対する電極106、107の遮光領域を小さくできるので、放射光を効率良く利用できる。
φ/L≦0.6 (数式5)
20゜≦θ≦60゜(数式6)
ただし、Lは発光管内における電極の間隔、φは放電部の先端の直径、θはテーパが電極軸となす角、である。
2.0≦D2/D1≦5.0 (数式7)
D3/D1≦9.0 (数式8)
を満足すれば好ましい。
また、実施形態3又は4において、電極の間隔を2mm以下とし、電極軸の外径をD1、円筒状導体の外径をD2、円筒状導体の電極軸方向の長さをD3、とすると、
2.0≦D2/D1≦5.0 (数式9)
D3/D1≦9.0 (数式10)
を満足すれば好ましい。
また、実施形態1〜4において、放電媒体は水銀と希ガス以外に、例えば、ハロゲン化金属を封入したものであっても良い。
また、直流点灯する場合には、点灯時間や点灯回数に応じて入力電圧の極性を反転すればよい。例えば、100時間点灯毎に極性を反転させれば、電極の劣化が片側の電極に偏ることがないので、発光部の対象性が良くなるとともに、ランプ寿命が向上する。
放熱導体は、コイル状であることに限定しない。例えば、電極軸を取り囲む円筒形状の金属導体であっても良く、同様に、電極軸の放熱性を向上することができる。
主電極と放熱導体は、異なる材質のものを用いてもよい。例えば、主電極は融点の極めて高い純タングステンとし、放電導体はコイルの形成のし易さを考慮してカリウムなどのドープ材が比較的多く含まれたタングステンとする等、始動性、放熱性、加工性等を考慮して、用途に応じて最適なものを選択すればよい。
図10は、本発明の光源装置における第1の実施形態を示す構成例である。図10において131はランプ、132は凹面鏡、133は本発明の光源装置である。
ランプとして、図2a、図4a、図7a、図8aに示した本発明の放電ランプを用いても同様の効果を得ることができる。
前面ガラス153の入射面には、紫外光を反射し、可視光を透過するコーティング160が設けられ、ランプ151の放射光で有害な紫外光が、外部に漏れないようにしている。凹面鏡152の出射側開口部に前面ガラス153を設けることにより、凹面鏡152の内部に実質上の密閉空間が形成されるので、ランプ151が破損した場合であっても、その破片が外部に飛散することがなく、光源装置154の安全性が向上する。
ランプ151は、図7a、図8aに示す放電ランプを用いても同様の効果が得られる。
その場合、数式3と数式4、又は数式5と数式6を満たすように、電極形状を決めれば良い。
放電ランプ170は、短い金属箔173を封設した封止部171を凹面鏡181の挿入穴182に挿入し、凹面鏡181の焦点位置187とランプ170の電極175、176間の中心がおよそ一致するように位置調整し、接着剤185で固定される。接着剤185には、スミセラム等の無機質耐熱性接着剤を用いる。
長軸の長さ = f1+f2 (数式11)
短軸の長さ = 2×(f1×f2)1/2 (数式12)
第1焦点F1と第2焦点F2を含む楕円軸が長軸であり、これに垂直な楕円軸が短軸である。図12の楕円面鏡の長軸と短軸の長さは、それぞれ155mm、91.7mmである。楕円面鏡の場合、金属箔174を長くしすぎると第2焦点、すなわち集光位置により近くなるため、金属箔174の温度は逆に上昇してしまう。それ故、金属箔174の長さは、楕円面のランプ挿入部182側頂点から、長い金属箔174の凹面鏡開口部側の端部までの距離が、楕円面の長軸長さの1/2以下となるように設定している。
凹面鏡は楕円面鏡に限らず、放物面鏡などを用いても良いが、楕円面鏡の方がランプの発光部に対する立体角を大きく取れるので、集光率を高くできる。
以上のように、本発明の構成によれば、放電ランプの短い金属箔を封設した封止部を凹面鏡と固定することにより、信頼性が高く、コンパクトな光源装置が構成できる。
凹面鏡181は、楕円面鏡や方物面鏡等を用いれば良いが、楕円面鏡はランプの発光部に対する立体角を大きく取れるので、集光率を高くできる。また、凹面鏡181の光軸方向深さを深くできるので、前面ガラス191を配置して密閉構造を形成する場合に適している。
本実施の形態では、放電ランプとして金属箔の長さが異なるランプを用いた例を示したが、金属箔の長さに関係なく、上記効果を得ることができる。
放電ランプ170は、封止部171に口金等を設けたものであってもよい。
以上のように、本発明によれば、前面ガラスを用いて凹面鏡の内部に密閉空間を形成し、密閉空間内に1気圧以上かつ点灯時の発光管内圧力以下の気体を封入することにより、発光管の破裂を抑制し、信頼性の高い光源装置が構成できる。
放電ランプ210は、交流点灯の超高圧水銀ランプであり、点灯中の動作圧は10MPa(メガパスカル)以上である。それ故、破損時のガラス片の飛散防止のために、凹面鏡の開口部に前面ガラスが設けられている。放電ランプ210は、短い金属箔213を封設した封止部211を凹面鏡221の挿入穴222に挿入し、凹面鏡221の第1焦点227とランプ210の電極215、216間の中心がおよそ一致するように位置調整し、接着剤225で固定される。接着剤225には、スミセラム等の無機質耐熱性接着剤を用いる。
図15によれば、放電ランプ210の短い金属箔213を封設した封止部211を凹面鏡221の挿入穴222に固定するので、挿入穴222から後方へのランプ突出量が小さくなり、光源装置を小型化することができる。封止部211は、凹面鏡221と接続することで十分な熱容量と表面積が得られる。従って、発光管からの熱伝導による温度上昇が抑制でき、短い金属箔213を封設しても酸化によって断線することはない。一方、凹面鏡221の開口部に前面ガラス231を配置すると、前面ガラス231を配置しない場合に比べて凹面鏡221内部の温度がより高くなるので、金属箔214の温度上昇が大きくなるが、凹面鏡の開口部側の封止部212には、金属箔213よりも充分な長さの金属箔214が封設されているので、酸化によって断線することはない。
凹面鏡の内部は、完全密閉である必要はなく、凹面鏡あるいは前面ガラスの一部に放電ランプや凹面鏡を冷却するための通風口を設けてあってもよい。
光源240から出射する光は、UV−IRカットフィルタ241により紫外線と赤外線成分が取り除かれ、フィールドレンズ242を透過した後、液晶パネル243に入射する。フィールドレンズ242は、液晶パネル243を照明する光を投写レンズ244に集光する。液晶パネル243は、映像信号に応じて入射光の透過率を変調し、液晶パネル243上に光学像を形成する。液晶パネル243を透過した光は、投写レンズ244に入射し、投写レンズ244は液晶パネル243上の光学像をスクリーン(図示せず)上に拡大投影する。
本実施の形態では、光源240に図15に示す光源装置を用いた例を示したが、図10〜図14のいずれかに示す光源装置を用いても信頼性の向上、装置の小型化といった効果が得られる。特に、図11の光源装置を用いれば、ランプの放射光をより効率良く集光することができるので、投写型表示装置の高輝度化を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、光源によって液晶パネル等の空間光変調素子を照明し、空間光変調素子上の光学像を投影する投写型表示装置において、光源に本発明の光源装置を用いることにより、コンパクトで明るい投写型表示装置が構成できる。
11、12、102、103、134、171、172、211、212 封止部
13、14、173、174、213、214 金属箔
15、16、41、42、45、61、62、66、81、82、106、107、155、156、175、176、215、216 電極
15a、16a、41a、42a、61a、62a、66a、68a、81a、82a、106a 電極軸
15b、16b、41b、42b、45b、106b 放電部
17、18、65、85、112 放熱導体
19、20、108、140、142、177、178、217、218 外部導体
21、22 放電媒体
31、51、71、91、121、170、210 放電ランプ
41c、42c、45c、81c、82c、106c、107c テーパ
61b、62b、66b、68b、81b、82b 円筒状導体
67 テーパ
132、152、181、221 凹面鏡
135、162 保持手段
137、163、182、222 ランプ挿入部
153、191、231 透光性密閉手段
243 空間光変調素子
Claims (16)
- 放電空間を形成する発光管と、前記発光管の両端に形成された封止部と、前記封止部にそれぞれ封設された金属箔と、一端を前記金属箔に接続するとともに、他端を前記発光管内に対向して配置させた電極と、一端を前記金属箔に接続するとともに、他端を前記封止部の外部に突出させた外部導体と、前記発光管内に封入された放電媒体とを有する放電ランプを備えた光源装置であって、
光源装置は前記放電ランプから放射される光を所定の方向から反射する凹面鏡を備え、
前記放電ランプの金属箔はそれぞれの長さが異なると共に、長さの短い金属箔が封設された封止部を前記凹面鏡に固定したことを特徴とする光源装置。 - 放電媒体は、不活性ガスと水銀を含むことを特徴とする請求項1記載の光源装置。
- 発光管は石英ガラス製またはサファイアガラス製であることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
- 長さの短い金属箔が封設された封止部に保持手段を備えることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
- 保持手段は金属製であることを特徴とする請求項4記載の光源装置。
- 前記凹面鏡の反射光出射側の開口部に配置して、前記凹面鏡の内部に密閉空間を形成するための透光性密閉手段と、を備え、
前記密閉空間内に不活性ガスを封入することを特徴とする請求項1記載の光源装置。 - 前記凹面鏡の反射光出射側の開口部に配置して、前記凹面鏡の内部に密閉空間を形成するための透光性密閉手段と、を備え、
前記密閉空間内に1気圧よりも高く、前記放電ランプの動作圧よりも低い圧力で気体が封入されていることを特徴とする請求項1記載の光源装置。 - 透光性密閉手段は、パイレックス(登録商標)ガラス性であることを特徴とする請求項6又は7記載の光源装置。
- 透光性密閉手段は、赤外線と紫外線の少なくとも何れかを反射するためのコーティングが設けられていることを特徴とする請求項6又は7記載の光源装置。
- 透光性密閉手段は、入射光の反射を防止するための反射防止コーティングが設けられたことを特徴とする請求項6又は7記載の光源装置。
- 凹面鏡は、楕円面鏡であることを特徴とする請求項6又は7記載の光源装置。
- 放電ランプは、動作圧が10MPa(メガパスカル)以上であることを特徴とする請求項6又は7記載の光源装置。
- 放電ランプと、前記放電ランプから放射される光を所定の方向に反射する凹面鏡と、を備え、
前記放電ランプは、発光管の両端に設けられた封止部に封設された金属箔の長さがそれぞれ異なり、
前記凹面鏡は反射光が出射する開口部と、前記開口部の反対側に設けられたランプ挿入部を有し、
前記放電ランプは、長さの短い金属箔が封設された封止部を前記ランプ挿入部に挿入するとともに、前記発光管内に形成される発光領域の中心が前記凹面鏡の短い側の焦点とおおよそ一致するように配置されることを特徴とする光源装置。 - 動作圧が10MPa(メガパスカル)以上の放電ランプと、
前記放電ランプから放射される光を所定の方向に反射する凹面鏡と、
透光性の密閉手段と、を備え、
前記放電ランプは、発光管の両端に設けられた封止部に封設された金属箔の長さがそれぞれ異なり、
前記凹面鏡は反射光が出射する開口部と、前記開口部の反対側に設けられたランプ挿入部を有し、
前記放電ランプは、長さの短い金属箔が封設された封止部を前記ランプ挿入部に挿入するとともに、前記発光管内に形成される発光領域の中心が前記凹面鏡の短い側の焦点とおおよそ一致するように配置され、
前記凹面鏡の前記開口部に前記密閉手段を配置することを特徴とする光源装置。 - 凹面鏡は楕円面鏡であり、楕円面のランプ挿入部側頂点から、長い金属箔の凹面鏡開口部側端部までの距離が楕円面の長軸長さの1/2以下であることを特徴とする請求項13又は14記載の光源装置。
- 光源と、
前記光源により照明され、映像信号に応じて光学像を形成する空間光変調素子と、
前記空間光変調素子上に形成された光学像をスクリーン上に投写する投写手段とを備え、前記光源は請求項1から15のいずれかに記載の光源装置であることを特徴とする投写型表示装置。
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