JP4706205B2 - ショートアークランプ - Google Patents

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Description

本発明は、放電空間を形成するバルブの胴体がセラミックスにより構成され、内部に反射面が形成されたショートアークランプに関するものである。
従来技術に係るショートアークランプとしては、例えば特許3,183,145号公報,特開平11−162412号公報,米国特許6,181,053号公報などに記載のものが知られている。このようなショートアークランプは、前記公報に既に開示されるように、例えば、映写機、分光計などの強力な点光源から平行光を利用する分野や強力な点光源の光を微小面積に集光し、光ファイバーなどを使用して加熱や照明を行う分野などにおいて好適に使用されている。
図3は、ショートアークランプの一例を示す説明用図であり、光軸に平行な面で切断した断面図である。
同図において、ランプ本体31は、絶縁性部材、具体的にはアルミナなどのセラミックスからなり、略円柱状であって、その内部には凹状の反射面31aが形成されている。このランプ本体の光出射側すなわち前方には、該ランプ本体31の縁部近傍に設けられた枠部材32に嵌合して光取り出し用の窓部材33が設けられており、ランプ本体31前方の開口が閉塞されて放電空間Sが形成されている。
この放電空間Sには、反射面31aの光軸に沿って一対の電極34,35が対向配置されている。
ランプ本体31の底部近傍には、金属よりなるベース36が配置されており、ランプ本体31及びベース36の外周に配置されたリング状の固定部材37によって両部材が密接して固定されている。ランプ本体31及びベース36には、反射面31aの光軸上に貫通穴31b,36aが形成されており、一方の電極34がこれらの穴31b,36aを貫通し、その先端部34aが放電空間Sに臨むよう配設されている。ベース36の穴36aの内部には、一方の電極34の基端部34bの外周面と穴36aの内周面との間にロウ材38が充填され、該一方の電極34がベース36に電気的及び機械的に接続された状態になっている。ランプ本体31における前方周縁部にはランプ本体31とフランジ状給電部材39を固定する環状の固定部材41が配される。この固定部材41はフランジ状給電部材39と同様に外部からの給電の役割をも担う。また、該給電部材39に導電性を有する支持部材40が接続され、この支持部材40に他方の電極35の基端部が接続され、該電極35が支持されて放電空間Sの内部に配設されている。
このようなショートアークランプは、陽極側の給電端子(図示略)がベース38に装着され、一方陰極側の給電端子(図示略)が給電部材(39)に接続され、電力が供給される。
ところで、このようなショートアークランプは、点灯時、陰極より放出された電子は陽極で受け止められるので、係る電子の授受により、陽極は温度が上昇し易い傾向にある。このため、陽極をはじめベース部分も高温状態になり易い。よって、例えば上記特許文献2では、ベースの構成材料よりも良好な熱伝導特性を有する伝熱部材をランプ本体とベースの間に間装させたり、特許文献3では、ベースの周囲に放熱フィンを装着したりして、ランプの過熱状態を回避することが提案されている。
特許第3,183,145号公報 特開平11−162412号公報 米国特許6,181,053号公報
近年、このような、反射面と一体型のショートアークランプは、点灯による破裂が極めて少ないうえに、ランプと別体の反射鏡と組合せる必要が無いことから、光源装置を小型化できる利点があり、小型医療機器や小型画像機器などの分野における利用が望まれている。この分野においては、画像を鮮明に投影する等の目的にも光源の光出力の増大化が要請されており、一方で、装置の小型化に対する要請から光源部分の省スペース化が望まれている。このような事情から、光源であるショートアークランプは、光出力の増大を達成するためにランプ入力は増大し、ランプ本体は小型化している傾向にある。
このため、陽極34は温度がますます上昇し、陽極34とベース36の間に介在するロウ材38が、陽極34からの伝熱により過熱され、蒸発、飛散することがある。その結果、ロウ材38からの蒸発物によって放電空間Sの内部が汚染され、ランプ本体31の反射面31aにおける反射率が低下したり、光取り出し窓33の光の透過率が低下したりして、早期にランプの照度維持率が低下する、という事態に至る。
先に説明した特許文献2,3に記載の各技術は、ランプ本体の放熱を促進する機能を具備するものであるが、陽極本体を効果的に放熱させるものではない。近時における高いランプ入力の下では、陽極の急激な温度上昇を回避することが困難で、ロウ材が過剰に加熱されて上述の事態に至る。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、ロウ材の蒸発、飛散を防止し、ランプの照度低下を抑制して、ランプの高入力化と小型化を実現できて、使用寿命の長い、ショートアークランプを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、内面に凹状の反射面が形成され、その光軸上に開口が設けられた、ランプ本体と、ランプ本体の、反射面の前方の開口を塞ぐように装着され、前記ランプ本体との間において放電空間を形成する窓部材と、各々先端部が放電空間に臨むように対向配置された一対の陰極および陽極と、ランプ本体の後端部近傍に配置され、前記陽極が挿入される穴が穿設されたブロック状の給電用ベースと、を有し、前記陽極は、基端部が前記ベースの穴に挿入されてランプ本体の開口を貫通して配置されてなり、ベースの内周面と電極の側面との間にロウ材が配設されて、当該陽極がベースに埋設、保持されたショートアークランプにおいて、前記陽極は、前記ベースに埋設されている埋設部の径が、前記放電空間に臨む部分の最大径部の径より大きく、前記陽極が貫通するランプ本体の開口の内径を、該陽極における埋設部の放電空間側の径より小さくすることにより、前記ロウ材が、前記ランプ本体の反射面や前記窓部材と直面しないようにしたことを特徴とする。
本願請求項1記載の発明によれば、ランプ本体における後方に配置された電極は、ベース埋設部において、放電空間に臨む先端部の最大径部の径より大きな径を有しているので、埋設部における電極側面の表面積が拡大し、したがってロウ材と電極との接触面積が拡大し、ロウ材に掛る単位面積あたりの熱流束が減少して、ロウ材への熱的負荷を低減させることができる。
同時に、電極の体積が増大して熱容量を大きくできるので、ランプ点灯中における電極の急激な温度上昇を抑制できて、電極を所定の温度以下に保持することができる。また、ロウ材と電極との接触部が、陽極の軸を中心として半径方向外方にシフトするため、温度勾配によりロウ材の到達温度を低下させることが可能で、これによってもロウ材への熱的負荷が低減され、したがって、ロウ材の温度上昇が抑制されて蒸発、飛散を効果的に防止することができるようになる。
本願請求項2記載の発明によれば、反射面に設けられた開口の内径は、陽極のベースの埋設部における外径よりも小さくなっているので、陽極は埋設部の径が大きくなっていても反射面の面積が減少することがない。また、仮にロウ材の蒸発が発生したとしても、蒸発物が放電空間内に飛散し難いので、放電空間内部領域が汚染されるのを回避することができる。
本発明の一実施形態を図1を参照して説明する。図1は本発明に係るショートアークランプの、光軸に平行な面で切断した断面図である。同図において、ショートアークランプ10は、反射鏡及び放電空間形成用のランプ本体11を備えている。係るランプ本体11は、絶縁性部材、具体的にはアルミナなどのセラミックスからなり、略円柱状であって、その内部に楕円球面または回転放物面などの曲面からなる凹状の反射面11aが形成されている。このランプ本体11の光出射側すなわち前方には、該ランプ本体11の縁部11bに沿って、アルミナなどからなるリング状の絶縁部材12が配置されている。この絶縁部材12上に陰極13に電気的に接続された金属製の支持部材14が配置され、この支持部材14上にリング状の給電部材15が配置されている。つまり、前述の絶縁部材12は、陰極13の支持部材14と反射面11aとの間において絶縁距離を確保するものである。そして、ランプ本体11の該縁部近傍に周設された管状の第一の固定部材16により、係る絶縁部材12、支持部材14及び給電部材15が、ランプ本体11に結合し、一体的に固定されている。
給電部材15の内面には凸状の環状溝15aが形成されており、枠部材17が係る環状溝15aに係合して装着されている。枠部材17には、窓部材18が嵌合してランプ本体11に装着され、これによりショートアークランプにおける光取り出し窓Wが構成される。窓部材18は、光透過性を有する例えばサファイアよりなり、必要に応じて減反射や紫外線カットなど適宜の機能が付加される。
ランプ本体11には、光取り出し窓Wとは反対側の底面に、金属よりなるブロック状の、陽極19への給電用ベース20が配設されており、該ベース20及びランプ本体11の外周11dに周設された管状の第二の固定部材21により、固定されている。
給電用ベース20には反射面11aの光軸上に陽極19が貫通可能な穴20aが穿設されており、該穴20aに陽極19の基端部19aが挿入されて、ベース20と陽極19の間にロウ材22が充填されている。このように、陽極19の基端部19aがベース19に埋設されて両者が電気的に接続され、同時に陽極19がベース20によって支持されている。
陽極19の先端部19bは、ランプ本体11における反射面11aの内部に突出し、放電空間Sに臨むよう配置されており、この陽極19と対向するように陰極13が、支持部材14における支持片14aによって中空に保持されている。陰極13と陽極19の位置は、ランプ本体11における反射面11bの焦点の位置により決定され、通常、各々軸が反射面11bの光軸と概略一致するように設定される。
なお、ランプ本体11には、第一及び第二の固定部材16,21の周設部に対応する表面11c,11dがMo−Mnメタライズ処理されており、係る第一及び第二の固定部材16,21との間においてロウ付けされることによって気密に固着されている。また、給電部材15と枠部材17の間、枠部材17と窓部材18の間も、各々が溶接及びロウ付けされることにより気密に接合され、放電空間Sが密閉状態とされている。
なおこの放電空間Sには、ベース20に設けられた排気管23を介して放電ガスとしてのキセノンガスが封入され、充填されている。なお、同図中の排気管23は封止後の残部を示している。
以上の構成において、本発明では、陽極19は、ベース20に埋設された埋設部Cにおいて、放電空間Sに臨む先端部19bの径よりも、大きい径を有するように構成されている。具体的には、埋設部Cの最大径部の直径D2が、電極先端部19bにおける最大径部の直径D1よりも大きくなっている。したがって、従来のショートアークランプ、つまり陽極の埋設部Cの径が先端部(19b)の径と同じになるよう構成されたランプに比較し、陽極19の埋設部Cにおいて大きな径を有するよう構成されているので、当該埋設部Cにおいて表面積が事実上拡大し、当該電極19に接触するロウ材22も面積が増大するので、ロウ材22に掛る単位面積あたりの熱流束を減少させることができ、熱的負荷を低減させることができる。
また更に、埋設部Cのほぼ全領域において、先端部19bの径よりも、大きい径を有するように構成されているため、陽極19の先端部19bの径を変えることなく体積が増大し、すなわち、熱容量が大きくなって、ランプ点灯中における陽極19の急激な温度上昇が抑制され、陽極19を所定の温度以下に保持することができるようになる。また、ロウ材22が、陽極19の軸を中心として半径方向外方にシフトするため、温度勾配によりロウ材22の到達温度を低下させることが可能で、これによってもロウ材22への熱的負荷が低減されるようになる。その結果、ロウ材22の温度上昇が抑制されて蒸発を未然に防止することができ、蒸発物が飛散して放電空間D内部が汚染されるのを効果的に回避できるようになる。
また、本実施例のように、反射面11aに設けられた、陽極19を挿入する開口の内径D3を、基端部19a(埋設部C)の径D2よりも小さくすれば、反射面11aを従来ショートアークランプと比較して減少させることなく同様に形成できて、反射面の減少に伴う光損失が生じることなく、放射光を有効に利用することができる。また、同図のような構造によれば、仮にロウ材22の蒸発が発生したとしても、ロウ材22が反射面11aや窓部材18に直面しておらず、ロウ材からの蒸発物がランプ本体11と給電部材20の間の隙間に停留して放電空間内に飛散し難くて、放電空間内部が汚染されるのを回避することが可能になる。
以上のように、本発明のショートアークランプによれば、埋設部における陽極の表面積が拡大するため、ロウ材においても陽極との接触面積が拡大し、ロウ材に掛る単位面積あたりの熱流束が減少して、ロウ材への熱的負荷を低減させることができる。
その結果、ロウ材の温度上昇が抑制されて蒸発、飛散を効果的に防止することができ、ショートアークランプの照度維持率を高く維持することが可能になる。この効果は、埋設部の少なくとも一部が先端部の最大径部の径より大きな径を有していれば達成される。
更に、埋設部のほぼ全部の領域において先端部の最大径部の径より大きな径を有して構成されることにより、電極の体積が増大して熱容量を大きくでき、ランプ点灯中における電極の急激な温度上昇を抑制できて、電極を所定の温度以下に保持することができ、ロウ材と電極との接触部が、陽極の軸を中心として半径方向外方にシフトするため、温度勾配によりロウ材の到達温度を低下させることが可能で、温度上昇が抑制されて、ロウ材の蒸発及び蒸発物の飛散を効果的に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記の態様に限定されるものではなく、各部の具体的な構成について、種々の変形を加えることができる。
図2は、本発明の他の実施形態を説明する図であり、要部のみを拡大して示す断面図である。なお、図1で説明した構成と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図2(a)で示したショートアークランプは、陽極先端部と埋設部の間に、埋設部と同径の部分を有し、体積が更に大きくなるよう構成された例である。この場合、ランプ本体には、同図のように陽極の同径部分を収容するように、後端面の内方に凸状の段部が形成される。また、図2(b)は前記した、陽極の埋設部と先端部の間の埋設部と同径となる部分が、先端部に向かって徐々に径が小さくなるように、テーパ状に形成されたものである。
以上のような実施例によると、体積が増大するので熱容量が更に大きくなり、陽極の急激な温度上昇を防止でき、ロウ材の蒸発を回避することができるようになる。
ことはいうまでもない。
図1に示す構成に従い、下記の条件により、本発明に係るショートアークランプを合計で10本作製した。
・ランプ本体(11):多結晶アルミナ(Al)製,全長20mm,直径32mm,反射面(11a)銀製の反射膜,開口の内径;前方25mm,後方(最小内径部)5mm
・絶縁部材(12):多結晶アルミナ製,外径31.5mm,高さ1mm,幅2.5mm
・支持部材(14):支持片の肉厚0.4mm,幅3mm
・給電部材(15):外径32mm,高さ5mm,幅2.5mm
・第一の固定部材(16):外径33mm,肉厚0.5mm,高さ9mm
・枠部材(17):外径26mm,肉厚0.5mm,高さ6mm
・窓部材(18):サファイア(単結晶アルミナ,Al)製,外径25mm,厚さ3mm
・ベース(20):外径32mm,高さ13mm,穴(20a)の内径6mm
・第二の固定部材(21):外径33mm,肉厚0.5mm,高さ8mm
・ロウ材(22):Ag−Cu共晶ロウ、融点約800℃
・陰極(13):タングステン製,直径1.5mm,全長15mm
・陽極(19):タングステン製,先端部(19b)最大径部の直径(D1)3mm,埋設部(C)の最大径部の直径(D2)6mm,埋設部長さ12mm
・封入ガス:キセノンガス,18kPa(25℃換算)
・ランプ入力:300W
以上のショートアークランプの各々に、ベース(20)に設けた穴(20a)に熱伝対(温度センサ)を配設し、ランプ点灯中におけるロウ材(22)の温度を測定した。温度測定箇所は、ベース(20)放電空間(S)側の一端から約8mm後方の位置であり、ショートアークランプの点灯を開始してから1時間後、測定した。
その結果、いずれのランプも350℃未満であり、陽極部の埋設部の温度をロウ材の融点未満の温度に維持できることが確認された。
〈比較例1〉
図3の構成に従い、陽極の基端部の径を先端部の径と同じ(直径3mm)にして形成したこと以外は、実施例1と同様の条件によりショートアークランプを合計で10本作製した。これらのランプの各々を点灯させて、点灯を開始してから1時間後、上記実施例のランプと同じ条件でロウ材の温度を測定したところ、いずれも470℃以上であった。
以上のように、本発明に係るショートアークランプによれば、陽極の基端部の外径を先端部の外径よりも大きく構成することで、陽極の埋設部における温度上昇を抑制し、高いランプ入力でも、ロウ材の過熱、蒸発を回避することができる。そしてその結果、放電空間内部がロウ材の蒸発物で汚染されるのを防止でき、照度維持率の低下の少ない、長寿命のショートアークランプを提供することができる。
本発明に係るショートアークランプの、光軸に平行な面で切断した断面図である。 (a),(b)本発明の他の実施形態を説明する図であり、要部のみを拡大して示す断面図である。 従来技術に係るショートアークランプの一例を示す説明用図であり、光軸に平行な面で切断した断面図である。
符号の説明
10 ショートアークランプ
11 ランプ本体
11a 反射面
11b 縁部
12 絶縁部材
13 陰極
14 支持部材
14a 支持片
15 給電部材
15a 環状溝
16 第一の固定部材
17 枠部材
18 窓部材
19 陽極
19a 基端部
19b 先端部
20 ベース
20a 穴
21 第二の固定部材
22 ロウ材
23 排気管
S 放電空間
C 埋設部
W 光取り出し窓

Claims (1)

  1. 内面に凹状の反射面が形成され、その光軸上に開口が設けられた、ランプ本体と、
    ランプ本体の、反射面の前方の開口を塞ぐように装着され、前記ランプ本体との間において放電空間を形成する窓部材と、
    各々先端部が放電空間に臨むように対向配置された一対の陰極および陽極と、
    ランプ本体の後端部近傍に配置され、前記陽極が挿入される穴が穿設されたブロック状の給電用ベースと、を有し、
    前記陽極は、基端部が前記ベースの穴に挿入されてランプ本体の開口を貫通して配置されてなり、ベースの内周面と電極の側面との間にロウ材が配設されて、当該陽極がベースに埋設、保持されたショートアークランプにおいて、
    前記陽極は、前記ベースに埋設されている埋設部の径が、前記放電空間に臨む部分の最大径部の径より大きく、
    前記陽極が貫通するランプ本体の開口の内径を、該陽極における埋設部の放電空間側の径より小さくすることにより、前記ロウ材が、前記ランプ本体の反射面や前記窓部材と直面しないようにしたことを特徴とするショートアークランプ。
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