JP3955186B2 - 音楽作品の共同制作環境を提供するとともに制作された音楽作品を出版するコンピュータシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報通信ネットワーク上で稼動するコンピュータシステムにより音楽作品を共同制作して出版する方法に関し、特に、創作活動をするいわゆるアーチストやそれをプロデュースするプロデューサーを、スタジオ空間や資力、既成音楽市場の枠組、国境、人種、言語等にとらわれることなく結びつけ、音楽作品の共同制作を実現する技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
メジャーデビューを目指すアーチスト達が街頭で、或いはライブハウスで日々ギターをかき鳴らし、ドラムを叩き続け、或いは三線をつまびいて熱い歌声を響かせている。だがこの中で自らの音楽性が他人に認められ、見事デビューを果たせる者の数は多くない。彼らは、シンプルな録音機材を用いて自宅で、或いは高い使用料を払ってスタジオでオリジナル曲やカバー曲などを演奏・録音し、出来上がったデモ・テープをレコード会社に送り続ける。そこでディレクターやプロデューサーの目にとまればよいが、そうでなければたとえその音楽作品に価値を見いだす者が別にいたとしても、彼らが創作した音楽作品は単に趣味的なものとして世に埋もれてしまう運命にあった。
【0003】
他方、音楽を志す者はプロアマ問わず世界中に数多く存在し、その志向する音楽ジャンルや使用楽器・機材の好みも実に様々である。彼らは自分の音楽世界だけに安穏とするのをよしとせず、他のアーチストと出会ってコラボレート(共同制作、共同演奏)し、自分の音楽性を更に高めたり、意外な方向に発展させる刺激を得たいと願うことが多い。このようなコラボレーションにより新たな音楽作品が生まれることも少なくないのである。
【0004】
この願いは、デビューを目指すアマチュアのアーチストにおいても、既に名声を確立したようなプロアーチストにおいても同様であり、例えばそれが自分の音楽性の殻を破る為の好機と捉えるむきもあるだろうし、一方で不足するパートのバンドメンバーを確保する出会いの機会と捉える場合もあるだろう。いずれにしても、彼らアーチストは、コラボレーションを実現するためにその相手探しを行うことになる。その際には、人づてのコラボレート相手の紹介を待ったり、また、雑誌上に記事を掲載したり、ライブハウスなどでの張り紙でもってコラボレート相手を募ったり、或いはそれに応募したりして相手探しを行う。その上で実際に互いに顔を合わせ、共同で曲作りや演奏を行って音楽作品を作り上げていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したようなアーチストを取り巻く制作環境には様々な問題点が存在した。アーチストが制作した音楽作品は、レコード会社や音楽出版業者、およびプロダクションなどが構築した既成の国内音楽市場の枠組をはずれて世に出版される機会は少ない。この枠組にとらわれている限り、その枠組において市場性が高いと思われる流行の曲調を備えた曲ばかりが選択的に出版され、人間各自あるいは国や人種毎でバラエティに富んでいるはずの嗜好との実はミスマッチも起こり始めるし、“飽き”がくる消費者も少なからず存在している。何よりアーチスト自身も、自分が本当に目指したい音楽を追求することが難しくなっていて、“アーチスト”として自由に活動しにくいことは確かである。つまり、真に作りたい音楽作品を自由に制作し、しかもそれを国や地域をまたがって広く出版しうる環境はほとんど存在しなかったのである。
【0006】
また、音楽作品を制作するにあたっても、アーチストやレコード会社の資力によって、使用できるスタジオやその設備・機能、ならびに使用時間が大きく左右され、完成した音楽作品の質や制作コストに直接はねかえっている状況があった。特にレコード会社のバックアップが期待できないアマチュアアーチストにとってスタジオ使用コストや機材費は負担が大きく、音楽活動を制限する足かせとなっていた。また、もともとスタジオなど音楽制作の施設・設備がほとんど存在しないような国や地方では、制作活動自体が非常に困難となってしまい、優れた音楽性を備えた者がいたとしても、その才能を無為にしてしまうおそれもあった。
【0007】
コラボレーションについてみても、実際に自分の好みや音楽性にマッチするであろうと思われる他のアーチストを、人づてやせいぜい雑誌掲載程度の手法で的確に探し出すのは、音楽の「聞いてみなければわからない」性格からいって至難の業である。それが海外に所在してその音楽作品に触れる機会がほとんどないアーチストであったり、あまり耳にしない遠国の民族音楽奏者などであったりすれば、探し出す手掛かりを得ること自体が非常に難しくなる。
【0008】
結局はどちらかのアーチストが直接現地に出向いて探し回り、実際にコラボレートしてみるしか手段がなかった。この場合でも、アーチスト同士が遠隔地に居住していれば、顔を合わせて実際の音作りをするといったことを何度も繰り返すことは、経済的、時間的に難しくなり、納得した形で作品を仕上げるのが難しかった。アーチストにしてみれば非常に煩雑であり、時間的にもコスト的にも問題は大きかった。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、プロアマ、スタジオ空間や資力、既成音楽市場の枠組、国、人種、および言語等にとらわれることなくアーチストやプロデューサーを音楽性に応じて簡便確実に結びつけるとともに、彼らによる音楽作品の共同制作や出版を実現可能とする方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の要旨とするところは、分説すると、つぎの事項(1)〜(19)により特定されるコンピュータシステムである。
(1)通信手段と、記憶手段と、制御手段を備え、音楽作品の共同制作環境を提供するとともに制作された音楽作品を出版するコンピュータシステムであること
(2)通信手段は、情報通信ネットワークを介して他のコンピュータと通信可能とすること
(3)記憶手段は、会員情報データベースと、スタジオデータベースと、作品データベースを格納すること
(4)会員データベースは、プロデューサーIDに対応付けした個人情報と、アーチストIDに対応付けした個人情報と、プロデューサーIDとアーチストIDとの関連付け情報を含むこと
(5)スタジオデータベースは、複数のスタジオブースに区分されること
(6)スタジオブースは、プロデューサーIDに対応付けされ、作品制作情報を格納すること
(7)作品制作情報は、構想記述と、募集要項と、音楽パートデータを含むこと
(8)作品データベースは、音楽作品を複数格納すること
(9)制御手段は、ブース登録処理と、スタジオ公開処理と、応募受付処理と、不採用処理と、出版処理を可能とすること
(10)ブース登録処理は、プロデューサーコンピュータから個人情報・構想記述・募集要項を受信した際、プロデューサーIDを割り当てて、個人情報データベースとスタジオデータベースに登録すること
(11)スタジオ公開処理は、アクセスしてきた利用者コンピュータにスタジオブースごとの構想記述・募集要項・音楽パートデータを再生可能に送信すること
(12)応募受付処理は、アーチストコンピュータからスタジオブースを特定する情報とともに個人情報と音楽パートデータを受信した際、第1〜第3処理を行うこと
(13)第1処理は、アーチストIDを割り当てて、特定されたスタジオブースに該当するプロデューサーIDと当該アーチストIDとを関連付けるとともに、その関連付け情報を受信したアーチスト個人情報とともに会員データベースに登録すること
(14)第2処理は、受信した音楽パートデータをスタジオデータベースの当該スタジオブースに登録すること
(15)第3処理は、当該スタジオブースのプロデューサーIDに基づいてプロデューサー個人情報を会員データベースから抽出し、その個人情報に基づいてプロデューサーコンピュータに通知をし、プロデューサーコンピュータによりアーチスト個人情報と当該音楽パートデータをダウンロード可能とすること
(16)不採用処理は、プロデューサーコンピュータからプロデューサーIDとアーチストIDを特定した不採用通知を受信した際、第4、第5処理を行うこと
(17)第4処理は、プロデューサーIDに該当のスタジオブースに登録されている音楽パートデータをスタジオデータベースから削除すること
(18)第5処理は、アーチストIDに基づいてアーチスト個人情報を会員データベースから抽出し、その個人情報に基づいてアーチストコンピュータに不採用の通知をすること
(19)出版処理は、プロデューサーコンピュータからプロデューサーIDを特定した出版依頼を受信した際、プロデューサーIDに該当のスタジオブースに登録されている音楽パートデータ集合を1つの音楽作品として作品データベースに登録し、利用者コンピュータにより音楽作品をダウンロード可能とすること
【0023】
【発明の実施の形態】
===システムのあらまし===
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の音楽作品等を共同制作して出版するシステムを示す概念図であり、図2は図1に示す構成において取り扱う情報の流れを示す関係図である。この実施形態の背景として図1および図2を併せて参照し、概略をまず説明しておく。プロデューサーやアーチスト、またはレコード会社などが共同で本発明のシステム10をインターネット上で運営し、世界中の様々なジャンルのアーチスト達の自由なコラボレーション環境を提供するとともにそこで出来上がった音楽作品をインターネット上で出版していく状況を想定する。ここで、コラボレーションをプロデュースするという意味合いから、以下、本発明のシステムをコラボレーションシステム10と称する。
【0024】
この場合、プロデューサーは作り上げたいと願う音楽作品の構想を練り、その構想内容をコラボレーションシステム10における会員情報データベース11bなどの適宜な記憶資源に登録する。例えばその登録先はプロデューサー毎に開設されるスタジオブース14a用のデータベースを構成している。このスタジオブース14aはインターネット上のWeb画面として表現され、プロデューサーがプロデューサー機20をもってアクセスして自らの音楽作品の制作・編集を行うばかりでなく、アーチスト機30を通じたアーチストからのアクセスを受け付けて閲覧させ、先の構想への参画希望を募集する。
【0025】
アーチストは、前記のスタジオブース14aに展示された構想内容をアーチスト機30をもって閲覧するとともに、この構想内容にマッチする音楽パートデータを制作し、参画希望パートとしてこのスタジオブース14aに登録しておく。この参画希望パートは後にプロデューサーにより採用審査されることになる。
【0026】
コラボレーションシステム10にアクセスして音楽作品をダウンロード購入するユーザーは、利用者端末40でもって当該システム10にアクセスし、そこで好みの音楽作品を検索するとともに、試聴などをして作品の雰囲気を確認の上、配信申込を行う。コラボレーションシステム10または外部の決済機関における決済処理が完了すれば利用者端末40に音楽作品のデータが配信可能となる。
【0027】
勿論、音楽作品を共同制作や出版の対象とした本実施例だけに本発明の適用範囲が限定されるものではなく、映像作品やその他あらゆるメディア作品を対象として本発明を適用することが可能であるのは言うまでもない。
【0028】
===システム構成===
図1に示すコラボレーションシステム10は、前記プロデューサー機20やアーチスト機30および利用者端末40からのアクセスを受付けてそれらに音楽作品や音楽パートデータ等を閲覧・編集・配信等させる窓口となるWebサーバ11と、プロデューサー機20やアーチスト機30において利用される音楽編集アプリケーションの提供・管理を行うアプリケーションサーバ12と、音楽作品の配信に際して行われる決済処理を担う決済サーバ13とによって構成される。Webサーバ11は、適宜な通信装置によりインターネット等を介して前記プロデューサー機20やアーチスト機30、利用者端末40からの会員IDを受け付けて、会員情報データベース11bにおける既登録IDとの照合作業を行って認証する。その上で要求に応じて例えば会員情報データベース11bに設けられたスタジオブース14a等の画面情報や、音楽データベース11aに格納されている音楽作品等の各種情報を送り返す。
【0029】
Webサーバ11は、上述のように音楽データベース11aおよび会員情報データベース11bを備えている。音楽データベース11aは、プロデューサー機20やアーチスト機30から受け付けた音楽パートデータについて、割り当てた作品IDをキーにしてオーナーID(完成されるであろう音楽作品のオーナーであるプロデューサーの会員ID)、音楽ジャンル、プロデューサー又はアーチストが付した音楽パートデータへの寸評・コメント、サブID(参画希望パートを登録したアーチストの会員ID)、閲覧・試聴された事象が記録されたアクセス履歴、利用者に配信された事象が記録された配信履歴などのデータを対応付けしたレコードを作成し、関係表の形で記録しているものである。
【0030】
また、会員情報データベース11bは、前記利用者の個人情報を、Web画面での入力フォーム授受、電子メール、郵送、手交、電話、ファックスなどなんらかの手段でもって適宜入手して例えば会員IDをキーに蓄積・管理する。前記の個人情報には、例えば住所、氏名、連絡先、会員IDに対応したパスワード、決済用口座の番号、制作した音楽作品に対応する作品ID、Webサーバ11へのアクセス履歴、志向する音楽ジャンル、音楽作品が利用者に配信された事象を記録した配信履歴、他人の音楽作品をダウンロードした事象を記録した購買履歴、受け取った配当金の履歴を記録した配当金履歴などのデータを対応付けしたレコードを作成し、関係表の形式で記録しているものである。その他に、例えばプロデューサーごとに開設されるスタジオブース14aに対応する画面データ等を会員IDと対応付けして記録しており、このスタジオブース14aをまとめてサイバースタジオ14とする。なお、このスタジオブース14aおよびサイバースタジオ14は専用のデータベースを別途記憶資源に設けて管理するとしてもよいし、他のデータベース内に開設するとしてもよい。
【0031】
本発明のコラボレーションシステム10を利用して、プロデューサーやアーチストが音楽作品の制作やその編集を行う場合に、シーケンサーやオーディオマルチレコーダーなどの音楽編集アプリケーションを利用したいとすると、その旨をアプリケーションサーバ12に送信する。すると、このアプリケーションサーバ12は、プロデューサーらの要求に応じて指定された音楽編集アプリケーションをプログラムデータベース12aからプロデューサー機20等にダウンロード処理する。プログラムデータベース12aは、備える音楽編集アプリケーションにプログラムIDを割り当てて管理し、これをキーとしてプログラム種類やダウンロード履歴を記録したレコードを作成し、関係表をなしているものである。
【0032】
また、コラボレーションシステム10は、利用者端末40からの音楽作品の配信要求に応じて直接または間接に決済処理を実行する必要がある。その為のサーバが決済サーバ13である。この決済サーバ13は、例えば前記会員情報データベース11bに格納されている決済用口座の情報を取得してこれに配信対価(決済代金)のデータを付帯させ、これを外部の決済機関に転送して決済依頼を行う。決済機関からの決済処理完了の通知を受け取ると、出版情報データベース13aから利用者端末40への音楽作品のダウンロード処理を実行する。勿論、前記決済機関が果たす役割をコラボレーションシステム10が備えている場合、この決済サーバ13自体が決済処理を担って全て内部処理するとしても問題ない。出版情報データベース13aは、プロデューサー機20から出版登録依頼された音楽作品(完成した作品)のデータを格納管理するデータベースであり、作品IDをキーにオーナーID、サブID、配当金のプロデューサーとアーチストとの配分比、配信履歴の情報を記録している。
【0033】
なお前記の各データベース11a、11b、12a、13aは、例えばハードディスクなどの適宜な記憶装置に設けられるものであって、集約一体化することもできるし、あるいは互いにネットワークで結んで有機的に稼動可能とするとしてもよい。また、Webサーバ11、アプリケーションサーバ12、決済サーバ13は、一体のコンピュータであっても、あるいはネットワーク等を介して有機的に組み合わさったものでもよい。
【0034】
前記プロデューサー機20およびアーチスト機30は、インターネット等のネットワークを介してコラボレーションシステム10における前記Webサーバ11にアクセス可能な通信装置を備えるコンピュータであり、音楽作品の制作や編集を行う編集アプリケーションを実行可能とする。また、利用者端末40はインターネット等のネットワークに接続可能な端末であり、Webサーバ11を通じて音楽作品をダウンロードする。
【0035】
なお、プロデューサー機20、アーチスト機30、および利用者端末40は、図で示した一般のパーソナルコンピュータ、ネットワーク接続可能な携帯電話機等だけに限定されず、PDA、ゲーム機、デジタルTV、ファックス機などネットワーク接続可能なコンピュータ機器であればいずれのものでもよい。加えて、プロデューサー機20、アーチスト機30、利用者端末40、およびコラボレーションシステム10との少なくともいずれかをつなぐネットワークもインターネットだけでなく、パソコン通信回線、LAN、無線ネットワークなど様々なネットワークを採用することが出来る。
【0036】
===メインフロー===
1.トップ画面のイメージ
図3は本発明の方法の実際手順を示す流れ図であり、図4はトップ画面400の一例を示す説明図である。以下、本発明の実際手順についてプロデューサー機20またはアーチスト機30における画面遷移と併せて示す。例えば、あるアーチストが前記コラボレーションシステム10が提供する音楽作品の共同制作・出版サービスサイトにアーチスト機30をもってアクセスしたとする(s300)。その際にWebサーバ11から返信されるトップ画面の一例が図4に示す画面400であり、その利用目的に応じたボタンやマップが配置されている。
【0037】
例えば、音楽作品の制作や編集作業を行う前記サイバースタジオにおけるスタジオブースの利用を選択するボタンや、参照したい或いは参画したい音楽作品や音楽パートデータをスタジオブースや音楽データ、ミュージシャン(プロデューサーおよびアーチストを包含する意)の各側面から検索するページへ移行するボタン、および国別のスタジオブースのマップがクリッカブルに表示される。
【0038】
他にもこの画面400では、このサービスサイトにおいて会員となっているプロデューサーやアーチストの仲間うちで交流するコミュニティサイトへの入り口も用意される。ここでは、掲示板やチャット、メール等々の様々なコミュニティツールが利用可能となっており、会員仲間との交流や募集を別途図ることもできる。
【0039】
2.会員認証処理
次に、トップ画面400にアクセスしたきたアーチスについて、サイトの会員となっているか認証する(s301)。所定のログイン画面をWebサーバ11がアーチスト機30に送信し、それを受信したアーチスト機30においてアーチストが自身の会員IDやそのパスワードを入力の上、返信する。Webサーバ11は会員情報データベース11bにおいてそれを照合して認証判断を行う(s302)。認証が正常に完了しなければ、Webサーバ11が個人情報等を適宜入力する会員登録フォームをアーチスト機30に送信し、その入力結果を受信する。Webサーバ11はその入力結果に応じて当該アーチストに会員IDを割り当てて、スタジオブースを会員情報データベース11bに開設する(s303’)。認証が正常に完了すれば、トップ画面400において提供される種々のサービスを享受可能とする。
【0040】
3.検索条件の入力
このようなトップ画面400において、前記アーチストが前記のスタジオ検索ボタンとリンクした検索ページにおいて好みのスタジオブースや音楽作品、あるいはアーチスト(プロデューサー含む)等を検索するべく検索条件の入力を行うとする。それが各画面500、501、502に示す検索条件入力画面である。スタジオブースについて検索を行う場合、例えば、スタジオブースごとに割り当てられているブースID、スタジオブース14aのオーナー(プロデューサー)の氏名、国籍・所在地、性別、年齢層、志向するジャンルなどについて指定することが出来る。音楽作品や音楽パートデータについて検索を行う場合、例えば、音楽作品名、制作者名、パート名称、主たる使用言語、当該音楽作品等に対して付されたコメント、属するジャンルなどについて指定することが出来る。また、アーチストについて検索を行う場合、例えば、そのアーチストの会員ID、氏名、国籍・所在地、性別、主たるパート、志向するジャンルなどについて指定することが出来る。
【0041】
4.検索条件の受付と検索結果の送信
前記の検索条件入力画面500、501、502などにおいてアーチストが検索条件を入力し、Webサーバ11に送信すると、Webサーバ11はそれを受信し、音楽データベース11aや会員情報データベース11bにおいて指定検索キーに基づいた検索処理を行い、その結果をアーチスト機30に返す。その画面の一例が、図6に示す検索結果表示画面600である。この画面600では、アーチスト自身が指定した検索条件、ここでは、パート:ベース、使用言語:日本語、コメント:「南の島」、「そよ風」、および「恋」、属するジャンル:ポップス、ワールドミュージック、およびクラシックといったことが確認的に表示され、それに併せて検索結果が示される。
【0042】
音楽作品もしくは音楽パートデータを制作したアーチストまたはプロデューサーの会員IDをキーとして、ジャンル、演奏長さ、イメージ等について付記したコメントなどの情報がこの検索結果において列挙されることになる。これらの音楽作品や音楽パートデータについては、チェックボックス等で試聴指定することで、その選択事象と対応する音楽IDとがWebサーバ11に送信され、当該音楽IDに対応するデータがアーチスト機30にダウンロード処理され、試聴可能である。
【0043】
5.スタジオブース画面のイメージ
検索作業により好みのスタジオブースが検索でき、アーチスト機30において係るスタジオブースを前記検索結果表示画面600において選択したとすると、その選択事象がブースIDと共にWebサーバ11に送信される。Webサーバ11はこれを受信し(s303)、前記会員情報データベース11bからそのブースIDに該当する画面データを抽出し返信する。その画面の一例が、図7に示すスタジオブース画面700である。ここでは、例えばスタジオブースのオーナーであるプロデューサーの会員ID(図ではwm312)が、誰のスタジオブースであるかを示す識別子として表示される。またこのプロデューサーの国籍を示す国旗(図では日本の国旗)も併せて表示される。この画面700では、プロデューサーが構想する音楽作品についての構想内容が表示され、また、プロデューサーの志向する音楽性やプロデューサーの素顔、出版済み音楽作品の一覧等を参照可能となっている。
【0044】
ここで、アーチストがシーケンサー等の音楽編集アプリケーションを有していないと、以後の音楽作品の制作や編集に支障を生じる。そこで、Webサーバ11は音楽編集アプリケーションの要否と選択を問う画面をアーチスト機30に送信するとともに、その結果を受信し要否判断を行う(s304)。その結果が音楽編集アプリケーションを必要とする場合、アーチストにより選択された音楽編集アプリケーションを前記アプリケーションサーバ12を通じてプログラムデータベース12aより検索し、インターネットを介してアーチスト機30にダウンロード処理する(s305)。これによりアーチストは自在に音楽作品の制作や編集を行えるようになる。音楽編集アプリケーションを必要としない場合には、下記のステップs306へと処理が進む。
【0045】
前記アーチストは例えばここで、「参画募集中!!!」のボタンをクリックし、プロデューサーが構想する音楽作品について参画を募っているパートの情報を閲覧する。本画面500の下半ではこの参画募集のパート情報を表示している。これを閲覧したアーチストは、プロデューサーが予め制作しておいたパート(図ではベースパート)や、他のアーチストにより参画済みのパート(図ではボーカル、ドラムス、パーカッション)について、試聴を行うなどして音楽作品の雰囲気を確認する。画面700における試聴希望のチェックボックスをチェックすると、対応する音楽パートデータのアーチスト機30へのダウンロードが前記同様に実行され、該アーチスト機30の適宜なアプリケーションでもって演奏される。
【0046】
例えば試聴の結果、参画が未だ行われていない例えばギターパートについて参画をしたいとアーチストが望めば、参画希望のチェックボックスをチェックする。この事象は、Webサーバ11を通じて前記音楽データベース11aに送られ、このデータベース11aにおいて前記プロデューサーに対応する会員IDのテーブルに記録されることになる。この時点でWebサーバ11は、前記アーチスト機30がアーチストとしての作業(参画希望パートの制作・登録など)を行うものであることを認識する(s306)。一方、画面700において、音楽制作・編集ボタンをクリックするなどして、アーチストから寄せられた参画希望パートを自分の音楽構想に沿って編集し音楽作品を作り上げる事象がWebサーバ11に送信されると、Webサーバ11はアーチスト機30が実はプロデューサーとしての作業を行うものであることを認識する。
【0047】
なお、プロデューサーは、自分が制作した音楽作品やパートそのもののデータを予めWebサーバ11に送信して音楽データベース11aに作品IDもしくは会員IDをキーに登録してもらうとともに、参画募集するパートについて、Webサーバ11由来の所定の入力フォームにおいてジャンルや楽器、演奏長さ、雰囲気等に関し指定した上でWebサーバ11に送信・登録しておく。Webサーバ11はこれを受付て、前記スタジオブース(が開設された会員情報データベース11b等)に格納し、インターネット上に展示している(s307)。
【0048】
一方アーチストは、アーチスト機30にダウンロードした前記音楽編集アプリケーション等を用いて、上記で指定した参画希望のパート(ここではシタールを用いたギターパート)について音楽パートデータを制作・編集し、自らの会員ID(サブID)を含めてWebサーバ11に送信する。Webサーバ11はこれを受信し、該当するスタジオブースへの登録を行う(s307’)。
【0049】
6.参画希望パートの発生通知・審査結果の送信
プロデューサーは、前記プロデューサー機20により自分用のスタジオブースにアクセスしてブース展示内容を知得し、アーチストにより登録された参画希望パートの存在を認識する。もしくは、参画希望パートが当該スタジオブースに登録された時点などの適宜なタイミングでWebサーバ11が、プロデューサー機20に参画希望パートの登録が発生した事象を通知する(s308)。ここでの通知方法は、インターネット上で利用可能な、例えばWeb画面データの授受、電子メールやチャット、メッセンジャーサービスなど各種コミュニケーションツールを用いて行われる。
【0050】
参画希望パートの登録が発生した旨の通知を受けた、もしくは自ら認識したプロデューサーは、この参画希望パートの音楽パートデータを取得して、自らの構想へのマッチングなどを基準に採用するか否かを審査することになる。それは、図8に示す、参画希望パートの発生通知・審査画面800でおいて行われる。この画面800では、参画を希望するアーチストの会員IDをキーに、その会員の主たるジャンル、演奏長さ、希望パート、そしてその参画希望パートを評したコメントなどが関係付けされて表示される。プロデューサーは、上記同様の試聴指定を行って、参画希望パートの評価を行う訳である。そして、不採用とした参画希望パートについてはその音楽パートデータをブース展示内容から削除してもらうべく、削除指定をチェックボックスなどで行う。Webサーバ11はこの削除指定を受けて(s308)、対応する作品IDのデータを音楽データベース11aから削除する。また一方で、各アーチスト機30に、審査結果を通知する(s308’)。
【0051】
7.音楽編集
図9は音楽編集画面の一例を示す説明図である。プロデューサーは、上述のようにして自らの構想に沿った参画希望パートを取捨選択していき、採用した各参画希望パートの音楽パートデータに対して適宜な編集を加えていく。例えば、アプリケーションサーバ12からダウンロードしたシーケンサーのアプリケーションを利用し、選択したパート(図ではドラムスパート)についてアレンジを実施する。編集後は、プロデューサー機20を通じてWebサーバ11に編集後の音楽パートデータを送信する。Webサーバ11ではこれを受けて、音楽データベース11aにおいて更新処理を行う。
【0052】
8.音楽作品の完成
図10は音楽作品完成画面の一例を示す説明図である。上記にように参画希望パートの編集が一通り完了すれば、プロデューサーはプロデューサー機20により自分用のスタジオブースにアクセスしてブース展示内容を知得し、構想した音楽作品が完成したか確認する。図の画面1000では、ベース、ギター、コーラス、ボーカル、ドラムスの各パートについて編集が終了し、一つの音楽作品を構成すべく一覧表示されている。パート情報として、参画希望パートを登録した参画会員(アーチスト)のID、最終編集日、コメント、そして音楽作品への貢献度が含まれている。プロデューサーが再度試聴しようと思えば、対応するチェックボックスにチェックを入れてプロデューサー機20において試聴する。また、そこで構想に沿わないと判断すれば、入れ替え希望のチェックボックスにチェックをする。この入れ替え希望の事象はWebサーバ11に送られ、これを受信したWebサーバ11は、当該プロデューサーに対応するスタジオブースにおいて表示される募集パート情報(図7再度参照)の参画有無の欄を“未”に書き換える。
【0053】
音楽作品が完成したと判断されたならば、プロデューサー機20から(サイバーショップ15としての)決済サーバ13の出版情報データベース13aに、完成した音楽作品のデータがWebサーバ11を介して送信される。決済サーバ13はその音楽作品データを受信し、作品IDをキーに登録する(s309)。その際、プロデューサー自身の会員IDをオーナーID、参画希望パートを制作したアーチストの会員IDをサブIDとして関係付けする。また、前記の貢献度に応じて決定される(或いは予め定めた)プロデューサーとアーチストとの間での配当金の配分比も記録される。
【0054】
9.音楽作品の配信と決済処理
図11は配信事象と配当金の通知画面の一例を示す説明図である。決済サーバ13は、Webサーバ11を介してアクセスしてくる利用者端末40と通信し、出版情報データベース13aに登録されている前記の音楽作品を、利用者の求めに応じて適宜検索し、その結果をインターネットを通じて利用者端末40に提示する。そこで利用者端末40において指定された配信希望の音楽作品を抽出し、利用者端末40にダウンロード処理する(s310)。音楽作品が無料でない限り、このダウンロードに先立って、決済処理が行われる。この決済サーバ13は、例えば前記会員情報データベース11bに格納されている決済用口座の情報を取得してこれに配信対価(決済代金)のデータを付帯させ、これを外部の決済機関に転送して決済依頼を行う。決済機関からの決済処理完了の通知を受け取ると、出版情報データベース13aから利用者端末40への音楽作品のダウンロード処理を実行する。勿論、前記決済機関が果たす役割をコラボレーションシステム10が備えている場合、この決済サーバ13自体が決済処理を担って全て内部処理するとしても問題ない。
【0055】
決済が正常に完了し、音楽作品の配信が実施されると、その発生事象が決済サーバ13からWebサーバ11を介してプロデューサー機20やアーチスト機30に通知される(s311)。この通知画面1100では、配信先の会員ID、その会員のジャンル、配信日時、配信数量、および配信単価などの情報が列挙され、配当金額の総額が示される。アーチストに対する配信単価は、前記の画面1000(図10参照)のパート情報においてプロデューサーが示した貢献度に応じて算定される額に配信数量を乗じたものである。プロデューサーおよびアーチストは自らが関わった音楽作品について配当金額を認識し、所定口座から実際の配当金を受領し、音楽作品の構想提示から参画希望パートの募集、そしてその登録、音楽作品の完成、ならびに配信とそれに伴う配当金の発生に至る一連の処理が完了する(s312)。
【0056】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、プロデューサーやアーチストが音楽作品を制作・編集するにあたって、創作の場であるサイバースタジオにおいてシーケンサーやオーディオマルチレコーダとして機能するアプリケーションを情報通信ネットワークを介して自在に利用することが出来るから、場所、時間、資力など従来では音楽活動を制限してきた要素に全くとらわれることがなくなる。したがって、ここで完成した音楽作品の質も純粋にプロデューサーやアーチストの音楽性や作詞・作曲および演奏のレベルに応じたものとなり、プロアマ等を問わず同じ制作環境を手にすることが出来る。しかも、サイバーショップにおいて、その音楽作品を自由に出版することが可能となり、既成の国内音楽市場の枠組を越えた音楽出版を実現することにつながる。
【0057】
また、コラボレーションについてみても上記同様の効果を奏するとともに、実際に自分の好みや音楽性にマッチする他のアーチストを、海外などの遠隔地に所在するアーチストであってもその音楽作品を実際に聞いて確認しながら、簡便確実に探し出すことが可能である。そしてそのように探し出したアーチストらと音楽作品を共同で作り上げる際にも、多数のアーチスト同士がばらばらの遠隔地に居住していたとしても一同顔を合わせる必要もなく、実際の音作りを経済的かつ円滑に行うことが容易となる。
【0058】
しかして、プロアマ、スタジオ空間や資力、既成音楽市場の枠組、国、人種、および言語等にとらわれることなくアーチストやプロデューサーを音楽性に応じて簡便確実に結びつけるとともに、彼らによる音楽作品の共同制作や出版を実現可能とする方法を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽作品等を共同制作して出版するシステムを示す概念図である。
【図2】図1に示す構成において取り扱う情報の流れを示す関係図である。
【図3】本発明の方法の実際手順を示す流れ図である。
【図4】トップ画面の一例を示す説明図である。
【図5】検索条件入力画面の一例を示す説明図であり、(a)はスタジオブース検索、(b)は音楽検索、(c)アーチスト検索の場合を示す。
【図6】検索結果表示画面の一例を示す説明図である。
【図7】スタジオブース画面の一例を示す説明図である。
【図8】参画希望パートの発生通知・審査画面の一例を示す説明図である。
【図9】音楽編集画面の一例を示す説明図である。
【図10】音楽作品完成画面の一例を示す説明図である。
【図11】配信事象と配当金の通知画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 コラボレーションシステム
14 サイバースタジオ
14a スタジオブース
15 サイバーショップ
20 プロデューサー機
30 アーチスト機
40 利用者端末
Claims (1)
- つぎの事項(1)〜(19)により特定されるコンピュータシステム。
(1)通信手段と、記憶手段と、制御手段を備え、音楽作品の共同制作環境を提供するとともに制作された音楽作品を出版するコンピュータシステムであること
(2)通信手段は、情報通信ネットワークを介して他のコンピュータと通信可能とすること
(3)記憶手段は、会員情報データベースと、スタジオデータベースと、作品データベースを格納すること
(4)会員データベースは、プロデューサーIDに対応付けした個人情報と、アーチストIDに対応付けした個人情報と、プロデューサーIDとアーチストIDとの関連付け情報を含むこと
(5)スタジオデータベースは、複数のスタジオブースに区分されること
(6)スタジオブースは、プロデューサーIDに対応付けされ、作品制作情報を格納すること
(7)作品制作情報は、構想記述と、募集要項と、音楽パートデータを含むこと
(8)作品データベースは、音楽作品を複数格納すること
(9)制御手段は、ブース登録処理と、スタジオ公開処理と、応募受付処理と、不採用処理と、出版処理を可能とすること
(10)ブース登録処理は、プロデューサーコンピュータから個人情報・構想記述・募集要項を受信した際、プロデューサーIDを割り当てて、個人情報データベースとスタジオデータベースに登録すること
(11)スタジオ公開処理は、アクセスしてきた利用者コンピュータにスタジオブースごとの構想記述・募集要項・音楽パートデータを再生可能に送信すること
(12)応募受付処理は、アーチストコンピュータからスタジオブースを特定する情報とともに個人情報と音楽パートデータを受信した際、第1〜第3処理を行うこと
(13)第1処理は、アーチストIDを割り当てて、特定されたスタジオブースに該当するプロデューサーIDと当該アーチストIDとを関連付けるとともに、その関連付け情報を受信したアーチスト個人情報とともに会員データベースに登録すること
(14)第2処理は、受信した音楽パートデータをスタジオデータベースの当該スタジオブースに登録すること
(15)第3処理は、当該スタジオブースのプロデューサーIDに基づいてプロデューサー個人情報を会員データベースから抽出し、その個人情報に基づいてプロデューサーコンピュータに通知をし、プロデューサーコンピュータによりアーチスト個人情報と当該音楽パートデータをダウンロード可能とすること
(16)不採用処理は、プロデューサーコンピュータからプロデューサーIDとアーチストIDを特定した不採用通知を受信した際、第4、第5処理を行うこと
(17)第4処理は、プロデューサーIDに該当のスタジオブースに登録されている音楽パートデータをスタジオデータベースから削除すること
(18)第5処理は、アーチストIDに基づいてアーチスト個人情報を会員データベースから抽出し、その個人情報に基づいてアーチストコンピュータに不採用の通知をすること
(19)出版処理は、プロデューサーコンピュータからプロデューサーIDを特定した出版依頼を受信した際、プロデューサーIDに該当のスタジオブースに登録されている音楽パートデータ集合を1つの音楽作品として作品データベースに登録し、利用者コンピュータにより音楽作品をダウンロード可能とすること
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