JP3954494B2 - コイン形電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偏平な円筒形状のコイン形電池に関し、高温度下等の過大な熱的ストレスが付加される環境下での耐漏液特性を改善したケース構造を備えたコイン形電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボタン形電池、偏平形電池とも称されるコイン形の電池は小型薄型であるため、腕時計やキーレスエントリーなど小型化が要求される機器や、OA機器やFA機器等のメモリバックアップなど長期間の使用が要求される場合に広く用いられている。また、各種のメータ用電源として高温度下で使用される場合がある。
【0003】
図5は、従来構造のコイン形電池の断面図であり、このコイン形電池は、電池缶31内に正極ペレット33と負極ペレット32とをセパレータ34を介して対向配置し、電解液を充填した後、電池缶31の開口部にガスケット36を介在させて封口板35でカシメ封口して形成されている。このような従来構造のコイン形電池では、高温度下での連続使用や、急激な温度変化によって漏液が発生することがある。これは温度上昇によって電解液の膨張や気化等が生じ、電池内圧が上昇したとき、封口板35及び電池缶31は図6に示す平常時の状態から、図7に示す状態のように外側に膨出する。このとき封口部分においては、封口板35の端部でガスケット36を押し上げる力が作用してガスケット36から離れる状態となる。また、電池缶31の外側への膨出によって電池缶31とガスケット36との間に隙間が発生する。封口部分でこのような変形が生じると漏液が発生しやすい。
【0004】
このような漏液を防止するために、電池ケース内への電解液の充填量を減らすことや、電池缶31及び封口板35の材厚を増加させて変形を抑制する等の対策がとられていた。また、図8に示すようなインデント構造により、電池内圧の上昇時に電池缶41の封口部分の変形を抑制する方法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電解液の充填量を減らすと、当然のことながら電池の体積エネルギー密度が低下する。また、電池缶及び封口板の材厚を増すと電池の内容積が減少するため、やはり体積エネルギー密度が低下する。
【0006】
また、インデント構造は、インデント幅が少ないと、封口時に封口板45に加わるガスケット46を圧縮する力によりワッシャー48に位置ずれ及び変形が生じてガスケット46の底部が充分に圧縮されない問題があった。また、ワッシャー48の位置ずれ及び変形によりガスケット46及び封口板45が電池缶41の内径方向に変位するため、ガスケット46の肩部分の圧縮も充分になされない問題があった。前記インデント幅を少なくとも封口板45の折り返し部分のセンターまで張り出すように加工することで、ワッシャー48の位置ずれ及び変形を抑えることが可能である。しかし、現在のプレス技術によって充分なインデント幅を安定して形成することは困難であり、インデント幅にばらつきがあると電池の漏液特性にもばらつきが生じることになる。
【0007】
本発明が目的とするところは、電池内圧の上昇時にも漏液を発生させない封口構造を備えたコイン形電池を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のコイン形電池は、有底円筒形に形成された電池缶内に発電要素を収容して、封口板との間にガスケットを介してカシメ加工したコイン形電池において、前記封口板は、電池缶と逆向きの有底円筒形であって、その開口部にフランジ部を有し、フランジ部の先端部分に円筒方向への延出部と、その最下端部である折曲部から上方に延びる折り返し部とが形成され、前記電池缶は、その底面周囲に少なくとも前記延出部の内径より小さい外径を有する立ち上がり部と立ち上がり部から更に延出するカシメ部が形成され、前記ガスケットは、カシメ加工されたときにその上部が前記カシメ部の上端部と前記折り返し部の先端部及びフランジ部との間、ならびに下部が前記カシメ部の段差部と前記折曲部との間にて圧縮されるように配置されたことを特徴とするものである。
【0009】
この構成によれば、電池内圧の上昇によって電池缶が膨出したときには段差部によって変形圧力が分散され、封口板が膨出したときにはフランジ部によって変形圧力が分散されるので、封口部分の変形が抑制される。このように封口した電池は、高温度下での使用等に際しても優れた耐漏液性を発揮する。
【0010】
上記構成において、電池缶の底面から段差部に至る立ち上がり部分は、底面から上方に向けて形成することによって、電池缶の底面の変形が封口部分に及ぶことが抑制され、耐漏液性の維持に有効となる。
【0011】
また、段差部は、幅が1.5mm以上2.5mm以内で、かつ電池缶の底面からの高さが0.5mm以上1.5mm以内に形成すると、電池缶の変形が封口部分に及ぶことを抑制するのに好適である。
【0012】
また、折り返し部の先端部は、フランジ部の外面に対して、同一高さもしくは封口板材厚の範囲内に形成することにより、フランジ部と先端部とにガスケットが圧縮される圧縮度合いが均等となり、変形が封口部分に及んだときに封口板の変形を抑制し、漏液を防止する機能を維持させることができる。
【0013】
更にまた、本発明のコイン形電池は、電池内圧の上昇に起因する漏液の発生を抑制する為に、ガスケットに対して過度の圧縮力が局部的に付加されない様にガスケットの圧縮部分を複数設ける構成としている。具体的には、封口板のフランジ部と折り返し部の先端部とにおいてガスケットを圧縮しており、内圧上昇時も各部位での過度な圧縮は生じない。これにより、ガスケットの過度な圧縮に伴うガスケットの破断や破損を抑制し、漏液の発生を防止する。
【0014】
本発明のコイン形電池は、ガスケットの弾性変形能力を高めた構成とするのが好ましい。この構成では、高い圧縮力がガスケットに付加された場合でも、弾性変形によりガスケットは定常状態に復帰可能であることから、封口板及び電池缶との変形に追随させることができ、ガスケットと封口板/電池缶との間に隙間が生じるのを抑制する。弾性変形能力を高めたガスケットの材質としては、引張降伏強度が40MPa以上である弾塑性樹脂、あるいはゴム系エラストマーからなる弾性樹脂が極めて有用である。そして、これら樹脂材料をガスケットに用いることで、過酷な温度環境が与える熱的ストレス、特に電池内圧の上昇によって封口板及び電池缶に変形が生じても、変形が封止性能に与える影響を最小にすることができ、これにより漏液の発生を効果的に抑制することを可能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0016】
本実施形態に係るコイン形電池は、図1に示すように、浅い有底円筒形の電池缶1内に、正極ペレット11と負極ペレット12とをセパレータ13を介して対向配置し、電解液を充填した後、電池缶1の開口部にガスケット3を介して封口板2を配し、カシメ加工により封口して構成されている。
【0017】
電池缶1は、図4に示すように、有底円筒形で、その底面1aの周囲には、底面1aから上方に向けて形成された立ち上がり部9と立ち上がり部9から延出するカシメ部14が形成されている。また、前記封口板2は、図3に示すように、電池缶1と逆向きの有底円筒形に形成され、開口端側にフランジ部6が形成されると共に、フランジ部6の先端側には、円筒方向に延出する延出部7と、この延出部7の最下端部である折曲部8bと、折曲部8bから延出部7に密接して上方に伸びる折り返し部8とが形成されている。8aは、折り返し部8の先端部である。
【0018】
図2に示すように、電池缶1のカシメ部14には、底面1aと平行な段差部5と、段差部5から垂直上方に形成されたガスケット包囲部10と、ガスケット包囲部から径方向内方に形成された上端部4とが形成されている。電池缶1の開口部に封口板2を配すると共に、カシメ部14の内側にガスケット3を配置させてカシメ加工すると、ガスケット3の中間部が折り返し部8とガスケット包囲部10との間に密着して狭持され、その下部が段差部5と折曲部8bとの間で、上部が先端部8a及びフランジ部6と上端部4との間で圧縮されるので、電池の内部は密閉される。
【0019】
このように構成された電池は、高温度下で使用しても優れた耐漏液性を発揮する。高温度下で使用すると電池内の構成要素の膨張や電解液の気化等が生じて、電池の内圧が上昇し、電池缶1及び封口板2を外側に膨出させる力が生じる。しかし、本発明の電池は、電池缶1のカシメ部14に段差部5が形成されているため、電池缶1の変形が封口部分に及びにくく、段差部5の内壁とガスケット3の下端との分離が生じにくい。立ち上がり部9は、底面1aから上方に向かうように形成しておくと、底面1aが変形しても段差部5に伝わる力が分散され、段差部5の変形が抑制される。また、封口板2の変形圧力はフランジ部6によって分散され、またフランジ部6が電池缶1の上端部4によってガスケット3を介して押さえ付けられているため、変形圧力がガスケット3を持ち上げようとする力が、ガスケット3と封口部との間に隙間を発生させないように作用する。
【0020】
上記耐漏液性を充分に得るためには、前記立ち上がり部9は、図2に示すように、封口板2の延出部7の内径位置より内側になるように形成する。また、前記折り返し部8の先端部8aの高さは、フランジ部6の高さ位置と同一になるように形成することが望ましく、少なくともその精度は、封口板2の材厚の範囲内であるように形成する。
【0021】
上記構成になる電池について、従来構造の電池及びインデント構造の電池との耐漏液性の比較、本実施形態に係る電池の構造変化による耐漏液性の比較を検証した結果を以下に説明する。
【0022】
本実施形態に係る電池は具体的に次のように作製した。図1に示すように、SUS444を用いて形成された電池缶1に、フッ化黒鉛に黒鉛等の導電剤及び結着剤を混合した正極ペレット11と、金属リチウムにより形成した負極ペレット12とを、ポリフェニレンサルファイド不織布によるセパレータ13を挟んで対向配置し、150℃以上の耐熱性を有する非水電解液を充填する。この後、ポリフェニレンサルファイド(以下、PPSともいう)により形成されたガスケット3とSUS304により形成された封口板2との間にブロンアスファルトと鉱物油からなる封止剤を塗布して、これを電池缶1の開口部に配してカシメ封口することによりコイン形電池に作製した。尚、作成した電池の直径は24.5mm、厚さは7.7mm、電気容量は1000mAhである。
【0023】
(検証1)
この実施形態になる電池をA、比較対象とする電池として、図8に示したインデント構造の電池B、図5に示した従来構造の電池Cをそれぞれ100個作製した。全てコイン形フッ化黒鉛リチウム電池として構成されたものである。
【0024】
耐漏液試験は、試験対象物を85℃の環境下に1時間放置した後に、−20℃の環境下に更に1時間放置するといった内容の熱衝撃試験を100サイクル実施して、電池缶側からの漏液発生数と封口板側からの漏液発生数とを目視で判定した。その試験結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
Figure 0003954494
【0026】
電池缶側からの漏液は、電池缶とガスケットとの間に隙間が生じることに起因するもので、従来構造の電池Cに比して電池A及び電池Bでは漏液の発生が大幅に改善されていることがわかる。尚、インデント構造の電池Bでの漏液発生は、その後の断面解析により、前述したインデントの張り出し幅のばらつきに起因するものであることが判明した。また、封口板側からの漏液は、封口板とガスケットとの間に隙間が生じることに起因するもので、やはり従来構造の電池Cに比して電池A及び電池Bでは漏液の発生が大幅に改善されていることがわかる。
【0027】
(検証2)
前述の実施形態になるフッ化黒鉛リチウム電池(直径24.5mm、厚さ7.7mm、電気容量1000mAh)の、▲1▼ 折り返し部8の先端部8aの高さ位置、▲2▼ 電池缶1の底面1aから段差部5までの高さ(h)、▲3▼ 段差部5の幅(w)について、それぞれを変化させて作製し、耐漏液性を試験して最適の構造を検証した。試験は、内部充填量を一定にして各100個作製し、試験対象物を85℃の環境下に1時間放置した後に、−20℃の環境下に更に1時間放置するといった内容の熱衝撃試験を100サイクル行った後、電池缶側からの漏液発生数と、封口板側からの漏液発生数とを目視にて判定した。尚、電池Aについての漏液発生数は、表1に示したものと同一であるため、表3、表5、表7からは除外している。
【0028】
【表2】
Figure 0003954494
【0029】
▲1▼ 電池缶1の段差部5の幅wを2.0mm、電池缶1の底面1aから段差部5までの高さhを1.0mmに設定して、表2に示すように、折り返し部8の先端部8aのフランジ部6からの高さ位置のみを変化させた。なお、本発明の実施形態にて使用したフッ化黒鉛リチウム電池の封口板2の材厚は、いずれも0.25mmに形成されている。このときの耐漏液性試験の結果を表3に示す。電池D及び電池Gに封口板側からの漏液が発生しているものがあり、これらはフランジ部6の位置に対して段差が生じた状態になっており、フランジ部6及び先端部8aの高さのばらつきによりガスケット3の圧縮度合いに差が生じていることによる。従って、折り返し部8の先端部8aの高さ位置を、フランジ部6の外面位置と同等に形成することにより耐漏液性を最良のものとすることができる。
【0030】
【表3】
Figure 0003954494
【0031】
【表4】
Figure 0003954494
【0032】
▲2▼ 折り返し部8の先端部8aの高さ位置をフランジ部6の外面位置と同一に、段差部5の幅wを2mmに形成し、電池缶1の底面1aから段差部5までの高さhのみを、表4に示すように、変化させたときの耐漏液性試験の結果を表5に示す。電池H及び電池Nに電池缶極側からの漏液が発生しているものがあり、これらは別途行った圧縮空気による内圧上昇試験(膨張試験)において、電池A、電池J、電池K、L、Mに比して電池缶1の封口部分の変形量が大きいことが判明した。内圧上昇時の変形圧力の分散がうまく行われず電池缶1の封口部分の変位を充分に抑制できないためと考えられる。従って、電池缶1の底面1aから段差部5までの高さhは、本構成の電池では0.5mm以上1.5mm以下が好適である。
【0033】
【表5】
Figure 0003954494
【0034】
【表6】
Figure 0003954494
【0035】
▲3▼ 折り返し部8の先端部8aの高さ位置をフランジ部6の外面位置と同一に、電池缶1の底面1aから段差部5までの高さhを1mmに形成し、段差部5の幅wのみを、表6に示すように、変化させたときの耐漏液性試験の結果を表7に示す。電池Oに電池缶側からの漏液が発生しているものがあり、これらは別途行った圧縮空気による内圧上昇試験において、先と同様に電池缶1の封口部分の変形量が大きいことが判明し、内圧上昇時の変形圧力の分散がうまく行われず電池缶1の封口部分の変位を充分に抑制できないためと考えられる。また、電池R及び電池Sに電池缶側及び封口板側からの漏液が発生しているが、断面解析によって段差部5の幅wが少ないためにガスケット3が段差部5からずれ落ち、ガスケット3の上部及び下部の圧縮が充分になされていないことが判明した。また、ガスケット3の圧縮度合いにばらつきがあり、封口が安定してなされないため漏液に至るものと思われる。従って、段差部5の幅wは、電池缶1の外径から延出部7の内径位置を越える幅に形成するのが好適である。
【0036】
【表7】
Figure 0003954494
【0037】
(検証3)
前述の実施形態になるフッ化黒鉛リチウム電池(直径24.5mm、厚さ7.7mm、電気容量1000mAh)のガスケットに関し、引張降伏強度の異なる弾塑性樹脂及びエラストマーを用いて作製し、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を用いた電池Aと併せて耐漏液性を試験してガスケット材料に関する検証を実施した。
【0038】
一般に、圧縮力に対する弾性変形能力は圧縮降伏強度で判断することができるが、この圧縮降伏強度に関する指標は、他の機械的特性に比べて一般的でなく、文献等からのデータの入手も容易でない。そこで、発明者らは、材料物性に関するデータの中で検討が容易な引張降伏強度に着目し、樹脂材料における圧縮降伏強度との相関関係からガスケットに要求される特性についての検討を行った。圧縮時の応力−歪みの挙動は、引張時の応力−歪み挙動とポアソン比(縦弾性係数と横弾性係数との比率)にて概算できることが知られている。さらに詳細な検討を行った結果、樹脂材料ではポアソン比が概ね0.3であり、材種等の種々の因子を考慮してもほぼ一定の値を示すことから、引張降伏強度から圧縮降伏強度の概算が可能であることを見出した。
【0039】
このように本発明では、引張降伏強度にてガスケット物性を定義している。発明者らが内圧上昇時におけるガスケットに付加される圧縮応力等を検討した結果、本発明のコイン形電池の構造を採用し、ガスケットに弾塑性樹脂を用いた場合には、引張降伏強度が40MPa以上にあるものが好ましいことを見出した。
【0040】
そこで引張降伏強度が40MPa以上にあるガスケットを用いた本実施形態にある電池として、ガラス繊維を充填することで引張降伏強度を向上させたポリプロピレン(PP)(以下、改質ポリプロピレン(PP)とする)を用いた電池T、エラストマーであるパーフルオロアルコキシ(PFA)樹脂を用いた電池Uに加え、比較対象としてポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(PE)を用いた電池V、W、Xを作成した。作成した電池のガスケット材料及びその圧縮強度を表8に示す。尚、電池Vでは電池Tと同様に改質PPを用いているが、ガラス繊維の充填量が異なるために引張降伏強度が異なっている。また、パーフルオロアルコキシ(PFA)樹脂は、降伏点を持たないゴム性状を示すために、引張降伏強度が表8中に数値で示されない。
【0041】
【表8】
Figure 0003954494
【0042】
試験は、内部充填量を一定にして各100個作製し、試験対象物を85℃の環境下に1時間放置した後に、−20℃の環境下に更に1時間放置するといった内容の熱衝撃試験を100サイクル行った後、電池缶側からの漏液発生数と、封口板側からの漏液発生数とを目視にて判定した。この結果を表9に示す。
【0043】
【表9】
Figure 0003954494
【0044】
表9の結果から明らかなように、いずれの電池においても漏液の発生は認められなかった。従って、85℃と−20℃の環境下に交互に放置するという熱的ストレスの付加に対しては、本発明にかかるコイン形電池の構成を採用することで、漏液の発生を抑制できることが確認できた。
【0045】
次に、上記の検討と同様に内部充填量を一定にして各100個を再度作製し、試験対象物を125℃の環境下に1時間放置した後に、−40℃の環境下に更に1時間放置するといった内容の熱衝撃試験を100サイクル行った後、電池缶側からの漏液発生数と、封口板側からの漏液発生数とを目視にて判定した。この結果を表10に示す。
【0046】
【表10】
Figure 0003954494
【0047】
−40℃〜125℃の環境下では、熱的ストレスの影響が顕著となり封止性能を維持できなくなる。このため、−20℃〜85℃の環境下において漏液が認められなかった電池V、W、Xにおいても表10に示されるとおり漏液の発生が確認された。この理由としては、電池内圧の上昇に伴い封口板と電池缶が変形するが、極度の熱的ストレスの影響によりこの変形に追随するガスケットの変形が弾性域を越えて塑性域にまで達することにある。ガスケットの変形が塑性域にまで達すると、ガスケットは初期の形状に復帰しないので、電池内圧が低下した際の封口板および電池缶の変形に追随できなくなり、結果として漏液の発生要因となる。
【0048】
しかし、ガスケットに40MPa以上の引張降伏強度を有するポリフェニレンサルファイド、改質ポリプロピレンを用いた電池A及び電池Tでは、漏液の発生は認められなかった。特に、ポリフェニレンサルファイド樹脂は、120℃程度の環境下にあっても封止特性に悪化が見られなかった。ただし、電池Tと同様に改質ポリプロピレンを用いた電池Vでは漏液が確認されており、引張降伏強度が40MPaを境に耐漏液性に差異があることがわかる。漏液試験後の電池の断面を確認したところ、封口板とガスケットの接触面、電池缶とガスケットの接触面にガスケットの収縮変形に伴う隙間が生じていた。この収縮変形は電池内圧の上昇に起因するものであり、これにより生じた隙間を通じて漏液が発生したと推定される。
【0049】
更に、エラストマーであるパーフルオロアルコキシ樹脂を用いた電池Uでも漏液は確認されておらず、ゴム状弾性を有するエラストマーをガスケットに用いることで、圧縮変形に起因する漏液の発生を抑制できることが確認された。ゴム系の材料は塑性変形域を持たないことから、封口板及び電池缶からの圧縮変形に対する追随性の面で好適な材料である。中でもパーフルオロアルコキシ(PFA)樹脂は有機電解液に対する安定性、熱的な安定性の面からも好適である。
【0050】
尚、本発明による効果は、上記の形態における組み合わせに限定されるものでなく、各種の正負極材料の組み合わせによる一次電池、二次電池においても同様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】
本発明のコイン形電池によれば、電池缶の底面周囲に段差部を設けて底面が下方に突出した構造に形成することで電池缶の容積を高めており、かつ周知のコイン形電池に比べて耐漏液性を向上させつつ、放電容量の増加が可能であることから、頻繁な電池の交換を必要とせず、廃棄電池の削減等の環境面において有用である。
【0052】
また、本発明のコイン形電池は、自動車用タイヤの空気圧計や高温度下などの過酷な使用条件下においても、特に、引張降伏強度が40MPa以上ある弾塑性樹脂もしくはエラストマーをガスケットに用いることで、耐漏液性を大幅に向上することができるので、従来の電池に比べて適用可能な用途を大きく広げるうえでも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るコイン形電池の構成を示す断面図である。
【図2】 上記実施の形態に係るコイン形電池の封口部分の拡大断面図である。
【図3】 上記実施の形態に係るコイン形電池の封口板の部分断面図である。
【図4】 上記実施の形態に係るコイン形電池の電池缶の部分断面図である。
【図5】 従来構造のコイン形電池の構成を示す断面図である。
【図6】 従来構造のコイン形電池の封口部分の断面図である。
【図7】 従来構造のコイン形電池の封口部分の電池内圧上昇時の変形状態を示す部分断面図である。
【図8】 インデント構造のコイン形電池の部分断面図である。

Claims (5)

  1. 有底円筒形に形成された電池缶(1)内に発電要素(11、12、13)を収容して、電池缶の開口部にガスケット(3)を介して封口板(2)を配し、カシメ加工により封口したコイン形電池において、
    前記封口板は、電池缶と逆向きの有底円筒形であって、その開口部にフランジ部(6)を有し、フランジ部の先端部分に円筒方向への延出部(7)と、その折り返し部(8)とが形成され、
    前記電池缶は、その底面(1a)周囲に少なくとも前記延出部の内径より小さい外径を有すると共に前記底面から上方に向けて形成された立ち上がり部(9)と前記立ち上がり部から更に延出するカシメ部(14)とが形成され、
    前記ガスケットは、カシメ加工されたときに、断面コ字状に変形されたカシメ部と前記フランジ部、延出部、及び折り返し部の間に圧縮されるように配置されることを特徴とするコイン形電池。
  2. 有底円筒形に形成された電池缶(1)と、有頂円筒形に形成された封口板(2)によって電池要素(11、12、13)を収容して、前記電池缶と前記封口板との開口部をガスケット(3)を介してカシメ加工により封口したコイン形電池において、
    前記封口板は、開口部の周囲にその頂部に対し水平方向に形成されるフランジ部(6)と、前記フランジ部の周囲に前記封口板の頂部に対し垂直方向下方に形成される延出部(7)と、前記延出部の垂直方向最下端部である折曲部(8b)と、前記折曲部から前記延出部に密接する様にして垂直方向上方に延びる折り返し部(8)とを有し、
    前記電池缶は、その底面(1a)の周囲に少なくとも前記延出部の内径より小さい外径を有する様に底面から上方に向けて形成された立ち上がり部(9)と、前記立ち上がり部の周囲から更に延出するカシメ部(14)を有し、
    前記カシメ部は、前記電池缶の底面に対し平行かつ径方向外方に形成される段差部(5)と、この段差部の周囲に少なくとも前記延出部の長さより長く、かつ前記底面に対して垂直方向上方に形成されるガスケット包囲部(10)と、前記ガスケット包囲部の先端に前記底面に対し平行かつ径方向内方に形成される上端部(4)とを有し、
    前記ガスケットは、カシメ加工された際に、その中間部が前記ガスケット包囲部と前記折り返し部との間に密着した状態で狭持され、上部が前記折り返し部の先端部(8a)及びフランジ部と前記上端部との間において圧縮され、下部が前記折曲部と前記段差部との間にて圧縮されるように配置されることを特徴とするコイン形電池。
  3. 段差部(5)は、半径方向の幅が1.5mm以上2.5mm以下で、かつ電池缶(1)の底面(1a)からの高さが0.5mm以上1.5mm以下に形成されてなる請求項1又は2に記載のコイン形電池。
  4. 折り返し部(8)の先端部(8a)の高さ位置は、フランジ部(6)の外面と同一、もしくは封口板(2)の厚みの範囲内に形成されてなる請求項1又は2に記載のコイン形電池。
  5. ガスケット(3)は、40MPa以上の引張降伏強度を有する弾塑性樹脂、あるいは弾性樹脂から形成されてなる請求項1又は2に記載のコイン形電池。
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