JP3952591B2 - オットマン付き椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを備えたオットマン付き椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図10に示す如く、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマン1を着座部2の前端に延設してなるオットマン付き椅子は知られている。該オットマン付き椅子において、着座部2はその両側の前後の脚部8にて支持固定されており、該前後の脚部8の上端間にはひじ掛け部9が架設されている。又、着座部2の後端には背もたれ部10が立設され、該背もたれ部10の上端にはヘッドレスト部11が付設されている。
【0003】
この場合、着座部2上に着座した使用者は、伸ばした足をオットマン1上に載せて楽な着座姿勢となる。しかしながら、オットマン1が着座部2に対して固定されていて、その長さ調整を行うことができないものであるため、使用者の体格や好みに応じることができず、最適な着座姿勢は得られないものであった。
【0004】
、図11に示す如く、上記と同様の椅子において、オットマン1を着座部2と別体とし、該オットマン1の位置を変更調節することで、最適な着座姿勢を得ようとするものも知られている。しかしながら、この場合には、オットマン1の位置を変更調節する際に、使用者は着座姿勢を崩し起き上がる必要があって面倒であり、しかも、着座姿勢とは異なった状態での調節となるので、最適な着座姿勢となるようにオットマン1の位置を変更調節することが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、使用者が着座してオットマンに足を載せるだけで、該オットマンは同使用者の体格や好みに応じた長さとなり、同オットマンによって最適な着座姿勢を簡単に得ることができるオットマン付き椅子を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のオットマン付き椅子は、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、オットマン本体の先端に使用者の足先を受ける足先受台部を突設してオットマンを形成し、該足先受台部に圧力検知部を設けるとともに、オットマン本体の先端に足先受台部を回動自在に連結して突設し、圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同足先受台部を回動作させる足先受台作動部を具備させたことを特徴とする。
【0007】
したがって、この場合、使用者が足をオットマンに載せると、該オットマンに設けられた圧力検知部が同足による圧力を検知し、該検知された圧力値に応じた検出信号が圧力判定部から出力され、該検出信号を受け取りこれに応じてオットマン作動部がオットマンを伸縮動作させるので、使用者は着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に伸縮動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な長さとなるようにすることが可能となり、該適切な長さとなったオットマンによって最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。また、オットマンの先端の足先受台部が回動自在となっており、該足先受台部に設けられた圧力検知部が足先による圧力を検知すると、足先受台作動部によって同足先受台部が自動的に回動作されて所望の角度となるようにすることが可能となる。
【0008】
本発明の請求項2記載のオットマン付き椅子は、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、着座部の前端にオットマンを回動自在に連結して延設し、該連結部付近に使用者の足のひざ裏部分による圧力を検知するひざ裏圧力検知部を設け、該ひざ裏圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力するひざ裏圧力判定部を同ひざ裏圧力検知部に接続させて設け、該ひざ裏圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを回動作させるオットマン回動部を具備させたことを特徴とする。
【0009】
したがって、この場合は特に、着座部の前端にオットマンが回動自在に連結されており、該連結部付近に設けられたひざ裏圧力検知部が使用者の足のひざ裏部分による圧力を検知し、該検知された圧力値に応じた検出信号がひざ裏圧力判定部から出力され、該検出信号を受け取りこれに応じてオットマン回動部がオットマンを回動作させるので、使用者は着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に回動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な角度となるようにすることが可能となり、該適切な角度となったオットマンによってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0010】
本発明の請求項3記載のオットマン付き椅子は、上記請求項2記載のオットマン付き椅子において、ひざ裏圧力判定部を、ひざ裏圧力検知部が検知する圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマンをその先端側が上昇するように回動作させる検出信号を出力し、同圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマンをその先端側が下降するように回動作させる検出信号を出力するものとなしたことを特徴とする。
【0011】
したがって、この場合は特に、上記ひざ裏圧力判定部の判定出力によって、圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマンがその先端側が上昇するように回動作され、圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマンがその先端側が下降するように回動作されるので、該オットマンは使用者の体格や好みに対応した適切な角度となるように回動作されて、その角度調節が確実なものとなる。
【0012】
本発明の請求項4記載のオットマン付き椅子は、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、着座部の前端にオットマンを左右方向で傾斜し得るよう傾動自在に連結して延設し、圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを傾動作させるオットマン傾動部を具備させたことを特徴とする。
【0013】
したがって、この場合は特に、着座部の前端でオットマンが左右方向で傾斜し得るように傾動自在となっており、圧力判定部の判定出力によって、オットマン傾動部がオットマンを傾動作させるので、使用者は着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に傾動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な傾斜となるようにすることが可能となり、該適切な傾斜となったオットマンによってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
1、2は、本発明の参考例となる実施形態を示し、該実施形態のオットマン付き椅子は、使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマン1を着座部2の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部3をオットマン1に設け、該圧力検知部3が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部4を同圧力検知部3に接続させて設け、該圧力判定部4からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマン1を伸縮動作させるオットマン作動部5を具備させたことを特徴とする。
【0015】
該実施形態のオットマン付き椅子においては、圧力判定部4を、圧力検知部3が検知する圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマン1を伸長動作させる検出信号を出力し、同圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマン1を縮長動作させる検出信号を出力するものとなしている。又、オットマン本体6の先端に使用者の足先を受ける足先受台部7を突設してオットマン1を形成し、該足先受台部7に圧力検知部3を設けてもいる。
【0016】
又、該実施形態のオットマン付き椅子において、着座部2はその両側の前後の脚部8にて支持固定されており、該前後の脚部8の上端間にはひじ掛け部9が架設されている。又、着座部2の後端には背もたれ部10が立設され、該背もたれ部10の上端にはヘッドレスト部11が付設されている。
【0017】
圧力検知部3は圧力センサーでなり、オットマン本体6の下部及び足先受台部7にわたってオットマン1の内部表面側に収容設置されている。又、圧力判定部4はマイコンユニットAとして着座部2の内部に収容設置されており、圧力検知部3及びオットマン作動部5と電気的に接続されている。この場合、図2に示す如く、圧力検知部3から検知された圧力値がマイコンユニットAでなる圧力判定部4に入力され、該圧力判定部4からオットマン作動部5へと検知信号が出力される。
【0018】
又、圧力判定部4には予め一定の圧力値範囲が設定記憶されており、圧力検知部3が検知する圧力値が同範囲内に収まるかどうかが判定される。この場合、同範囲内であれば圧力判定部4は検出信号を出力せずオットマン1は伸縮動作されず、同範囲外であれば圧力判定部4から検出信号が出力され、該検出信号を受け取ったオットマン作動部5によりオットマン1が同範囲内に収まるように伸縮動作されて適切な長さとなる。
【0019】
オットマン作動部5はオットマン1の内部に収容設置されており、モーターやエアーシリンダー等の周知の駆動源と、該駆動源によって伸縮されるパンタグラフ機構や伸縮アンテナ機構等の周知の伸縮機構とでなる。該オットマン作動部5の駆動源に前記圧力判定部4からの検出信号が入力されて伸縮機構が伸縮され、これによってオットマン1が伸縮動作される。
【0020】
よって、該実施形態のオットマン付き椅子においては、使用者が足をオットマン1に載せると、該オットマン1に設けられた圧力検知部3が同足による圧力を検知し、該検知された圧力値に応じた検出信号が圧力判定部4から出力され、該検出信号を受け取りこれに応じてオットマン作動部5がオットマン1を伸縮動作させる。それ故に、使用者は着座姿勢のままオットマン1に足を載せるだけで、該オットマン1が自動的に伸縮動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な長さとなるようにすることが可能となり、該適切な長さとなったオットマン1によって最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0021】
又、該実施形態のオットマン付き椅子においては、圧力判定部4の判定出力によって、圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマン1が伸長動作され、圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマン1が縮長動作されるので、該オットマン1は使用者の体格や好みに対応した適切な長さとなるように伸縮動作されて、その長さ調節が確実なものとなる。しかも、オットマン1の先端の足先受台部7で使用者の足先が受け止められ、該足先受台部7に設けられる圧力検知部3によって同足先による圧力が確実に検知されるので、同オットマン1は使用者の足の長さに適合した長さとなるよう正確に伸縮動作される。
【0022】
3、4は、本発明の請求項1に対応する一実施形態を示し、該実施形態のオットマン付き椅子においては、オットマン本体6の先端に足先受台部7を回動自在に連結して突設し、圧力判定部4からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同足先受台部7を回動作させる足先受台作動部12を具備させている。この場合、足先受台作動部12はモーター、減速機等でなる周知の回転駆動機構で、オットマン本体6と足先受台部7との連結部位に設けられている。又、圧力検知部3はオットマン1の足先受台部7にのみ設けられており、図4に示す如く、圧力検知部3から検知された圧力値がマイコンユニットAでなる圧力判定部4に入力され、該圧力判定部4からオットマン作動部5及び足先受台作動部12へと検知信号が出力される。
【0023】
よって、該実施形態のオットマン付き椅子においては、特に、足先受台部7が回動自在となっており、該足先受台部7に設けられた圧力検知部3が足先による圧力を検知すると、足先受台作動部12によって同足先受台部7が自動的に回動作されて所望の最適角度となるようにすることが可能となり、より快適な着座姿勢を得ることができる。
【0024】
又、該実施形態のオットマン付き椅子においては、圧力検知部3が足先受台部7の上面に加わる圧力の前後方向での偏りを検知できるものであり、圧力判定部4の判定出力によって、足先受台部7の爪先側に前記圧力が偏っていれば、該足先受台部7はその爪先側が下降するように回動作され、足先受台部7の踵側に前記圧力が偏っていれば、該足先受台部7はその爪先側が上昇するように回動作される。したがって、同足先受台部7は使用者の体格や好みに対応した適切な角度となるように回動作されて、その角度調節が確実なものとなる。なお、それ以外は、上記図1、2に示した実施形態と同様に構成されており、上記図1、2に示した実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0025】
5、6は、本発明の請求項2、3に対応する別の実施形態を示し、該実施形態のオットマン付き椅子においては、着座部2の前端にオットマン1を回動自在に連結して延設し、該連結部付近に使用者の足のひざ裏部分による圧力を検知するひざ裏圧力検知部13を設け、該ひざ裏圧力検知部13が検知する圧力値に応じて検出信号を出力するひざ裏圧力判定部14を同ひざ裏圧力検知部13に接続させて設け、該ひざ裏圧力判定部14からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマン1を回動作させるオットマン回動部15を具備させている。
【0026】
この場合、オットマン回動部15はモーター、減速機等でなる周知の回転駆動機構で、オットマン1と着座部2との連結部位に設けられている。又、圧力検知部3はオットマン1の足先受台部7にのみ設けられ、ひざ裏圧力検知部13はオットマン1の上端付近に設けられており、図6に示す如く、圧力検知部3及びひざ裏圧力判定部13から検知された圧力値がマイコンユニットAでなる圧力判定部4及びひざ裏圧力判定部14に入力され、該圧力判定部4及びひざ裏圧力判定部14からオットマン作動部5及びオットマン回動部15へと検知信号が出力される。
【0027】
よって、該実施形態のオットマン付き椅子においては、特に、着座部2の前端にオットマン1が回動自在に連結されており、該連結部付近に設けられたひざ裏圧力検知部13が使用者の足のひざ裏部分による圧力を検知し、該検知された圧力値に応じた検出信号がひざ裏圧力判定部14から出力され、該検出信号を受け取りこれに応じてオットマン回動部15がオットマン1を回動作させるので、使用者は着座姿勢のままオットマン1に足を載せるだけで、該オットマン1が自動的に回動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な角度となるようにすることが可能となり、該適切な角度となったオットマン1によってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0028】
しかも、この場合に、ひざ裏圧力判定部14を、ひざ裏圧力検知部13が検知する圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマン1をその先端側が上昇するように回動作させる検出信号を出力し、同圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマンをその先端側が下降するように回動作させる検出信号を出力するものとなしている。したがって、ひざ裏圧力判定部14の判定出力によって、圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマン1がその先端側が上昇するように回動作され、圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマン1がその先端側が下降するように回動作されるので、該オットマン1は使用者の体格や好みに対応した適切な角度となるように回動作されて、その角度調節が確実なものとなる。なお、それ以外は、上記図1、2に示した実施形態と同様に構成されており、上記図1、2に示した実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0029】
7は、本発明の請求項2、3に対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態のオットマン付き椅子においては、ひざ裏圧力検知部13が着座部2の上端付近に設けられている。なお、それ以外は、上記図5、6に示した実施形態と同様に構成されており、上記図5、6に示した実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0030】
8、9は、本発明の請求項4に対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態のオットマン付き椅子においては、着座部2の前端にオットマン1を左右方向で傾斜し得るよう傾動自在に連結して延設し、圧力判定部4からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマン1を傾動作させるオットマン傾動部16を具備させている。この場合、オットマン傾動部16はモーター、減速機等でなる周知の回転駆動機構で、オットマン1と着座部2との連結部位に設けられている。又、図9に示す如く、圧力検知部3から検知された圧力値がマイコンユニットAでなる圧力判定部4に入力され、該圧力判定部4からオットマン作動部5及びオットマン傾動部16へと検知信号が出力される。
【0031】
よって、該実施形態のオットマン付き椅子においては、特に、着座部2の前端でオットマン1が左右方向で傾斜し得るように傾動自在となっており、圧力判定部4の判定出力によって、オットマン傾動部16がオットマン1を傾動作させるので、使用者は着座姿勢のままオットマン1に足を載せるだけで、該オットマン1が自動的に傾動作されて同使用者の体格や好みに応じた適切な傾斜となるようにすることが可能となり、該適切な傾斜となったオットマン1によってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0032】
しかも、この場合、使用者が立ち上がる際に、左右どちら側に立ち上がろうとしているかが、圧力検知部3から検知された圧力値によって圧力判定部4で判断され、立ち上がろうとしている側が斜め下方を向くようにオットマン1がオットマン傾動部16によって傾動作されるようになしてやれば、該オットマン1は邪魔にならないように傾斜して楽に立ち上がることができるようにもなる。
【0033】
又、該実施形態のオットマン付き椅子においては、圧力検知部3がオットマン1の表面に加わる圧力の左右方向での偏りを検知できるものであり、圧力判定部4の判定出力によって、同圧力の偏る側が斜め下方を向くようにオットマン1はオットマン傾動部16で回動されながら傾動作される。したがって、同オットマン1は使用者の体格や好みに対応した、或いは、立ち上がりを補助するのに適切な傾斜となるように傾動作されて、その傾斜調節が確実なものとなる。なお、それ以外は、上記図1、2に示した実施形態と同様に構成されており、上記図1、2に示した実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0034】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載のオットマン付き椅子においては、着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に適切な長さとなるようにすることが可能となり、該適切な長さとなったオットマンによって最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。特に、オットマンの先端の足先受台部が回動自在となっており、該足先受台部に設けられた圧力検知部が足先による圧力を検知すると、足先受台作動部によって同足先受台部が自動的に回動作されて所望の角度となるようにすることが可能となる。
【0035】
又、本発明の請求項2記載のオットマン付き椅子においては、特に、着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に適切な角度となるようにすることが可能となり、該適切な角度となったオットマンによってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【0036】
又、本発明の請求項3記載のオットマン付き椅子においては、特に、上記ひざ裏圧力判定部の判定出力によって、圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマンがその先端側が上昇するように回動作され、圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマンがその先端側が下降するように回動作され、該オットマンの角度調節が確実なものとなる。
【0037】
又、本発明の請求項4記載のオットマン付き椅子においては、特に、着座部の前端でオットマンが左右方向で傾斜し得るように傾動自在となっており、着座姿勢のままオットマンに足を載せるだけで、該オットマンが自動的に適切な傾斜となるようにすることが可能となり、該適切な傾斜となったオットマンによってより最適な着座姿勢を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例となる実施形態であるオットマン付き椅子を示しており、(a)はその正面
図、(b)はその側面図。
【図2】 同実施形態における制御ブロック図。
【図3】 本発明の一実施形態であるオットマン付き椅子を示しており、(a)はその正面図、(
b)はその側面図。
【図4】 同実施形態における制御ブロック図。
【図5】 別の実施形態であるオットマン付き椅子を示しており、(a)はその正面
図、(b)はその側面図。
【図6】 同実施形態における制御ブロック図。
【図7】 更に別の実施形態であるオットマン付き椅子を示しており、(a)はその正面
図、(b)はその側面図。
【図8】 更に別の実施形態であるオットマン付き椅子を示しており、(a)はその正面
図、(b)はその側面図。
【図9】 同実施形態における制御ブロック図。
【図10】 従来例であるオットマン付き椅子を示す側面図。
【図11】 別の従来例であるオットマン付き椅子を示す側面図。
【符号の説明】
1 オットマン
2 着座部
3 圧力検知部
4 圧力判定部
5 オットマン作動部
6 オットマン本体
7 足先受台部
12 足先受台作動部
13 ひざ裏圧力検知部
14 ひざ裏圧力判定部
15 オットマン回動部
16 オットマン傾動部

Claims (4)

  1. 使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、オットマン本体の先端に使用者の足先を受ける足先受台部を突設してオットマンを形成し、該足先受台部に圧力検知部を設けるとともに、オットマン本体の先端に足先受台部を回動自在に連結して突設し、圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同足先受台部を回動作させる足先受台作動部を具備させたことを特徴とするオットマン付き椅子。
  2. 使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、着座部の前端にオットマンを回動自在に連結して延設し、該連結部付近に使用者の足のひざ裏部分による圧力を検知するひざ裏圧力検知部を設け、該ひざ裏圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力するひざ裏圧力判定部を同ひざ裏圧力検知部に接続させて設け、該ひざ裏圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを回動作させるオットマン回動部を具備させたことを特徴とするオットマン付き椅子。
  3. ひざ裏圧力判定部を、ひざ裏圧力検知部が検知する圧力値が所定の範囲より大きい場合にはオットマンをその先端側が上昇するように回動作させる検出信号を出力し、同圧力値が所定の範囲より小さい場合にはオットマンをその先端側が下降するように回動作させる検出信号を出力するものとなしたことを特徴とする請求項2記載のオットマン付き椅子。
  4. 使用者が着座した状態で足を載せることができるオットマンを着座部の前端に延設してなるオットマン付き椅子において、使用者の足による圧力を検知する圧力検知部をオットマンに設け、該圧力検知部が検知する圧力値に応じて検出信号を出力する圧力判定部を同圧力検知部に接続して設け、該圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを伸縮動作させるオットマン作動部を具備させてなり、着座部の前端にオットマンを左右方向で傾斜し得るよう傾動自在に連結して延設し、圧力判定部からの検出信号を受け取り該検出信号に応じて同オットマンを傾動作させるオットマン傾動部を具備させたことを特徴とするオットマン付き椅子。
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