JP3951038B2 - 蓋体固定構造および加圧式ディスペンサ製品 - Google Patents

蓋体固定構造および加圧式ディスペンサ製品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は蓋体の固定構造に関し、とくに加圧式ディスペンサ製品などの耐圧容器にマウンティングカップなどの蓋体を固定するための構造および加圧式ディスペンサ製品に関する。ここで加圧式ディスペンサ製品とは、容器内に原液とプロペラントとを充填しておき、バルブを開くことにより、内圧で原液を噴出させる加圧包装製品を意味しており、エアゾール製品の規格に規定する範囲の内圧を有するもののほか、それよりも低い内圧のものをも含む。
【0002】
【従来の技術】
エアゾール製品の容器本体にバルブを固定する場合、通常は図8に示すように、金属薄板製の容器本体101の上端開口部の周縁にカーリング加工を施してビード部102を成形しておき、そのビード部102に、同じく金属薄板製のマウンティングカップ103のフランジ部104を嵌着し、マウンティングカップの立ち上がり壁105を内側から押し拡げるクリンプ加工を施すことにより固定する。マウンティングカップ103にはバルブ106を取り付けている。またマウンティングカップ103を固定するとき、シールリング107を弾力的に変形させることにより、内圧に耐えうるシール作用を確保する。一旦固定した後はバルブ106を取り外すことはない。なお筒状の胴部の上端に二重巻き締め加工によりドームを設け、そのドームにマウンティングカップを取り付ける場合も同様である。
【0003】
他方、小型のエアゾール製品の場合は、図9に示すように、金属薄板製の容器本体110の上端近辺111を筒状にしておき、その内面に環状に突設した段部112に係合するようにバルブ113のハウジング114を嵌入し、そのハウジングおよびバルブラバー115をキャップ116で覆い、そのキャップの外周を前記段部112の外面の溝117にカシメ付けることにより固定している。このものもハウジング114と容器本体110との間にシールリング118を介在させており、一旦固定した後はバルブ113を取り外すことはない。
【0004】
上記のようにエアゾール製品は、内容物の包装形態であると共に、一種の内圧を維持するように組み立てた装置でもあるので、使用者がバルブを外したり、再び取り付けたりすることはない。すなわち内容物を使いきると、単に廃棄するだけであり、詰め替えたりすることはできない。また廃棄する場合も、バルブは取り付けたままである。
【0005】
そのようなエアゾール製品は、その構成により、内部にガスが残ったまま廃棄される場合があり、焼却炉内で爆発を起こすなどの問題がある。そのため、ガスを完全に逃がしてから廃棄するように注意書きを付けることがあるが、必ずしも守られていない。とくに内袋に原液を充填し、内袋と容器本体との間にプロペラントを充填した二重エアゾール製品や、ピストン式の二重エアゾール製品の場合は、バルブを通じてガスを抜くことができない。そのため、缶胴部に釘などで孔を開けた上で廃棄させるようにしたり、容器底部に設けたガス充填用のバルブからガスを抜くようにさせる場合があるが、そのような処理はきわめて面倒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、加圧式ディスペンサ製品などの圧力容器の蓋体を、一般の消費者が簡単に外せるようにし、それにより簡易にガス抜きができるようにすると共に、蓋体と本体の材料が異なる場合に分別廃棄ができるようにすることを第1の課題としている。さらに本発明は、一般使用者でも容器本体への蓋体の取付が可能な蓋体の取付構造を提供し、使用者が加圧包装容器の内容物を再充填できるようにし、さらに好みに応じた内容物を充填できるようにすることを第2の課題としている。さらに本発明は、使用者が再充填しうる加圧式ディスペンサ製品を提供することを技術課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明の蓋体固定構造は、
圧力容器などの容器本体に設けられる、内向きに突出する係止部を備えた筒状の口部と、
その口部の内面に気密に嵌入され、抜ける方向で係止部と係合する蓋体と、
その蓋体を容器本体に固定するための保持具とからなり、
前記蓋体が、中央部と、その中央部と底部で連続し、内向きに撓み得るように上方に延びる環状の嵌合壁とを備えており、
前記保持具が、その蓋体の嵌合壁の内面に、嵌合壁の内向きの撓みを拘束するように、かつ脱抜可能に嵌合されていることを特徴としている。
【0008】
第2の発明の蓋体固定構造は、
圧力容器などの容器本体に設けられる、内向きに突出する係止部を備えた筒状の口部と、
その口部の内面に気密に嵌入され、抜ける方向で係止部と係止される蓋体と、
その蓋体を容器本体に固定するための保持具とからなり、
前記蓋体が、中央部と、その中央部と底部で連続し、内向きに撓み得るように上方に延びる環状の嵌合壁とを備えており、
前記保持具が、装着時に嵌合壁の内向きの撓みを拘束するべく、上方から蓋体の嵌合壁の内側に嵌入可能に構成されていることを特徴としている。
【0009】
第3の発明の蓋体固定構造は、第1の発明において、前記保持具が、上方から嵌合壁の内側に嵌入可能に構成されていること、すなわち第1の発明と第2の発明の両方の特徴を備えていることを特徴としている。
【0010】
第4の発明の蓋体固定構造は、前記第1または第3の蓋体固定構造において、嵌合壁の内面に、保持具と嵌合する嵌合面と、抜ける方向で保持部と係合する係合段部とが設けられており、前記保持具に、嵌合壁の嵌合面と嵌合する嵌合部と、嵌合面と嵌合部の嵌合が外れた状態で係合段部と係合する係合部とが設けられていることを特徴としている。
【0011】
第5の発明の蓋体固定構造は、前記蓋体の中央部が、嵌合壁と環状溝を介して対向する立ち上がり壁を備えており、前記保持具が嵌合壁と立ち上がり壁との間に嵌入される環状の形態を備えていることを特徴としている。
【0012】
本願第6の発明の加圧式ディスペンサ製品は、容器本体と、前述のいずれかの蓋体固定構造と、容器本体に充填される原液およびプロペラントとからなり、かつ前記蓋体固定構造における蓋体が噴出用のバルブを備えたマウンティングカップであることを特徴としている。
【0013】
第7発明の加圧式ディスペンサ製品は、容器本体と、前述いずれかの蓋体固定構造と、容器本体に充填される原液と、その原液中で反応して加圧ガスを発生するガス発生剤とからなることを特徴としている。
【0014】
【作用および発明の効果】
第1の発明においては、蓋体が容器本体の口部に気密に嵌合され、保持具がその蓋体の嵌合壁の内面に嵌合されている状態では、嵌合壁が内向きに撓まない。そして嵌合壁は係止部に対して抜ける方向において係合している。そのため内圧によって蓋体が本体から抜けることはない。また保持具には半径方向内向きの反力が加わるが、軸方向の力は加わらないので、意図的に抜くまでその状態が安全に維持される。しかし一旦、保持具を蓋体から抜くと、嵌合壁は内側から支えられていないので、内側に撓ませることができ、それにより生じた嵌合壁と口部内面との隙間からガスが抜け出る。充分な隙間が生じない場合でも、嵌合壁を内側に撓めることにより口部の係止部との係合を外すことができ、それにより蓋体を容器本体から取り外すことができるので、ガスを抜くことができる。また、蓋体を取り外すことができるので、蓋体と容器本体との分別廃棄が容易である。
【0015】
第2の発明においては、保持具を取り付けない状態では、蓋体の嵌合壁を内側に撓ませることができる。それにより蓋体を容器本体の口部に容易に取り付けることができる。その後、保持具を蓋体の嵌合壁の内面に嵌入すると、嵌合壁はもはや内側に撓まず、内圧による蓋体を押し上げる力は係止部により支えられる。そのため蓋体をしっかりと容器本体に取り付けることができる。したがって使用者は容器本体に所望の原液をガス発生剤と共に充填し、上記のようにして蓋体を取り付けることにより、加圧包装容器を自分で調整することができる。また市販の加圧包装容器の再充填も自分で行うことができるので、環境保護に好ましい。
【0016】
第3の発明の蓋体固定構造は、上記第1発明の構成と第2発明の構成を合わせて備えているので、ガス抜きが容易であり、しかも使用者が自分で内容物を充填ないし再充填することができる。
【0017】
第4の発明の蓋体固定構造においては、保持具を蓋体から外すとき、保持具の嵌合部が蓋体の嵌合面から外れた状態で、係合端部と係合部とが係合するので、保持具をそのまま引っ張ることにより、蓋体を容器本体から抜き取ることができる。
【0018】
第5発明の蓋体固定構造においては、保持具を嵌合壁と立ち上がり壁との間に嵌入することにより、保持具が嵌合壁から受ける内向きの力を立ち上がり壁によって支持させることができる。そのため嵌合壁を内側から確実に支えることができる。また、保持具を嵌合壁の内側に嵌入させる場合、環状溝内に嵌入すればよいので、容易に嵌入させることができる。さらに保持具自体の剛性・強度はそれほど大きくする必要がなく、取り扱いが便利になる。
【0019】
第6の発明は、上記の蓋体固定構造を加圧式ディスペンサ製品に適用したものであり、その構成に応じて上記と同様の作用効果を奏する。
【0020】
第7の発明のディスペンサ製品は、原液およびガス発生剤を容器本体に充填する場合に大気圧のもとで充填することができる。その後、蓋体を取り付けると、ガスが蓄圧されて通常の加圧式ディスペンサ製品として使用しうる。そのため一般の消費者でも、簡単に所望の加圧式ディスペンサ製品を製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は本発明の蓋体固定構造の一実施形態を示す断面図、図2は図1の構造におけるマウンティングカップと保持具の一部切り欠き斜視図、図3aおよび図3bは図1の蓋体固定構造の使用方法の説明図、図4aおよび図4bはそれぞれ本発明の蓋体固定構造の他の実施形態を示す要部断面図および使用方法の説明図、図5は図4の蓋体固定構造におけるマウンティングカップ、保持具および押しボタンを示す斜視図、図6は図4aのVI−VI線断面図、図7aおよび図7bはそれぞれ本発明の蓋体固定構造のさらに他の実施形態を示す要部断面図である。
【0022】
以下の実施形態においては、蓋体として容器本体にバルブを気密に取り付けるためのマウンティングカップを採用して、加圧式ディスペンサ製品としている。しかし本発明の蓋体取付構造は、マウンティングカップを取り付ける場合に限定されるものではなく、詰め栓など、他の蓋体を取り付けるために採用することもできる。
【0023】
図1の蓋体固定構造は、容器本体1の口部1aと、その口部1aの上端に取り付けたマウンティングカップ2と、そのマウンティングカップ2に上部から嵌入した保持具3とから構成されている。またそのマウンティングカップ2は、内部にバルブ4を保持している。なお容器本体1の全体、上記のマウンティングカップ2、保持具3ならびに容器本体1に充填した原液およびプロペラントは、本発明の加圧式ディスペンサ装置の一実施形態である。
【0024】
容器本体1は従来のものと実質的に同じものでよく、たとえばスズメッキ薄板鋼板、アルミ薄板などの金属薄板、あるいは薄鋼板とPETなどの合成樹脂フィルムとのラミネートシートを有底筒状にプレス成形し、マウンティングカップ2を取り付けるのに適した形状の口部1aを設ける。本実施形態では、胴部1bの上端近辺に肩部1cを形成し、その上部に筒状の口部1aを設けている。さらに口部1aの下端近辺を内向きに断面台形状に突出させて環状段部6を形成しており、上端を内向きにクリンプ加工してマウンティングカップ2を固定している。この実施形態ではその内向きに折り曲げた部分7が請求項1の係止部である。
【0025】
前記マウンティングカップ2は、上下を逆にした有底筒状のバルブ保持部8と、その下端から外向きに広がる底部9と、底部の周縁から上向きに延びる嵌合壁10とを備えている。バルブ保持部8の周縁部は保持具3を内側から支える立ち上がり壁11である。嵌合壁10の外周面は容器本体1の口部1aの内面と嵌合する形状にされている。すなわち嵌合壁10の外周面には、容器本体1の口部1aの環状段部6の内面と当接する段部10aと口部1aの上端の内側に折り曲げた部分7と当接する段部10bとが形成され、それらの間は突出している。さらに嵌合壁10の外周面の下端近辺には、Oリング溝が形成され、そのOリング溝にOリング12が嵌合されている。マウンティングカップ2は通常はポリアセタール、ポリアミドなどの合成樹脂から一体に成形するが、たとえば金属板をプレス成形するなど、他の材質を用いたり他の製造法で製造してもよい。
【0026】
前記嵌合壁10と立ち上がり壁11との間は、環状溝13となっている(図2参照)。環状溝13の内面の上端近辺、すなわち嵌合壁10と立ち上がり壁11の上端近辺は、たがいに対向しており、その間に保持具3を嵌合させる嵌合面14、15となっている。嵌合面14、15よりも下方側には、いくらか幅が広くされた空所16が形成されている。嵌合面14、15のすぐ下は顎部(係合段部)14aおよび15aとなっている。さらに嵌合壁10の上端から下部近辺まで、嵌合壁10を内向きに撓み易くするためのスリット17が放射状に形成されている(図2参照)。それらのスリット17は内側で環状溝13と連通し、さらに底部9にもいくらか食い込んでいる。
【0027】
保持具3は図1および図2に示すように、上下を逆にしたカップ状を呈している。その周縁部18の下端部は、前記嵌合面14、15と嵌合する嵌合部19であり、その上方は肉厚が薄くされている。それにより嵌合部19の上に環状の段部(係合部)20、21が形成されている。保持具3の円盤状の上底部22の中央には、開口23が形成されている。なお嵌合部19の下端縁にはテーパ面24を設けるようにしてもよい。保持具3もポリアセタール、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂あるいは金属などから成形しうる。なお図1では保持具3が嵌合面14、15の間に嵌入されているので、嵌合壁10は口部1aと密接しているが、嵌合壁10のもとの形状は、図3bに示すように上方がいくらか内側に傾いている。そして保持具3を嵌合させることにより、嵌合壁10は弾性変形してほぼまっすぐに立ち上がっている。嵌合面14、15と保持具3の嵌合部19の間には摩擦力が働き、その摩擦力で保持具3が嵌合面14、15に挟まれて止まっている。
【0028】
前記バルブ4は従来公知のものと実質的に同じであり、有底筒状のハウジング(バルブハウジング)27と、そのハウジング27内に上下に摺動自在に収容されたステム28と、ステムを常時上向きに付勢する圧縮コイルバネ(以下、バネという)29と、ハウジングの上端とマウンティングカップ2の下面との間に挟着される薄板リング状のバルブラバー30とを備えている。ハウジング27の下端には、通孔31が形成され、ディップチューブ取付用の筒状部32内と連通している。ステム28にはバルブラバー30の内周と嵌合する環状溝33が形成され、その環状溝33内に、中心孔34と連通する小孔35が形成されている。
【0029】
なおハウジング27の上端外周には、マウンティングカップ2内面の係合突起37と係合する係合リブ38が放射状に突設されている。ハウジング27内には、バネ29を支持して通路を確保するための内リブ39が放射状に設けられている。バルブ4の構造や形態は上記のものに限定されるものではなく、ステムを横に傾倒させることにより開弁するものなど、種々のバルブを採用することができる。
【0030】
上記の蓋体固定構造は、まずマウンティングカップ2に保持具3を嵌入して一体にしておき、このものを容器本体1の口部1a内に嵌入し、ついで口部1aの上端(符号7の部分)を折り曲げてマウンティングカップ2を押さえることにより組み立てることができる。そのとき保持具3の嵌合部19とマウンティングカップ2の嵌合面14、15とは、摩擦力で止まっている。エアゾール製品などの加圧式ディスペンサ製品を製造する場合は、通常はマウンティングカップ2を容器本体1に取り付ける前に原液を容器本体1に充填しておく。他方、プロペラントはマウンティングカップ2を固定した後、ステム28を介して加圧充填する。ただし他の充填方法、たとえばアンダーカップ充填などの方法を採用することもできる。充填後にステム28に押しボタン(図4aの符号45参照)を取り付ける。
【0031】
加圧式ディスペンサ製品として、容器本体1に充填する原液の種類はとくに限定されず、医薬品、医薬部外品、化粧品、雑品などをあげることができる。原液は通常の液体、クリーム状ないしジェル状などの高粘度のもの、発泡するフォーム状のものなど、いずれも使用しうる。
【0032】
前述の医薬品としては、たとえば消炎鎮痛剤、点鼻薬、点眼薬、傷薬などがあり、医薬部外品としては、染毛剤、口内清涼剤、腋臭防止剤、制汗剤、育毛剤、パーマネントウエーブ剤、浴用剤、薬用化粧品、薬用歯磨き、忌避剤、殺虫剤などがあげられる。化粧品としては、ヘアクリーム、ヘアスプレー、ヘアフォーム、ヘアトニック、染毛料などの頭髪用、アフターシェービングローション、一般化粧水、オーデコロン、日焼け(止め)ローションなどの化粧水、クレンジングクリーム、シェービングクリーム、乳液、コールドクリーム、ハンドクリームなどのクリーム類、ベビーオイルなどの化粧用油、パック用化粧品などがあげられる。雑品としては、工業用品、車用品、消臭剤やガラスクリーナなどの家庭用品などがあげられる。
【0033】
プロペラントとしては、空気、窒素ガス、二酸化炭素、亜酸化窒素などの圧縮ガス、LPG、DME、フロンなどの液化ガスがあげられるが、可燃性や環境保護を考慮して、圧縮ガスが好ましい。容器本体1に充填するプロペラントの圧力は、使用目的や原液の粘度などによっても異なるが、後述するようにマウンティングカップ2が着脱自在であるので、1.0MPa 未満(ゲージ圧)程度であればよく、一般的なエアゾール製品の場合より低い。
【0034】
上記の加圧式ディスペンサ製品は、従来のものと同じように、ステム28に嵌着した押しボタンを押せば、バルブ4が開き、プロペラントの圧力で押しボタンのノズルないしスパウトから原液を噴出させることができる。この実施形態の特徴は、以下に示すように、内容物を使い切った後のガス抜きなどの処理において発揮される。
【0035】
つぎに図3aおよび図3bを参照して、そのガス抜きの手順を説明する。まず図3aの矢印Pで示すように、環状溝13の上端の嵌合面14、15の間に止まっている保持具3を下向きに押すと、保持具3の嵌合部19は図3bのように環状溝13の下部の空所16内に落ち込む。それにより嵌合壁10は弾発力により、図3bの矢印Qのように内側に傾く。それによりOリング12と口部1aの環状段部6の内面のシール作用が解除され、矢印Rのように容器本体1内のガスが漏れ出ていくことになる。なお嵌合壁10は弾発力で傾くものでなくてもよい。その場合は指などで嵌合壁10を傾けて、シール作用を解除するようにする。また嵌合壁10を傾けるだけでは充分にガスを抜くことができない場合は、後述するようにマウンティングカップ2を外すことによりほぼ完全にガスを抜くことができる。
【0036】
ガスを抜いた加圧式ディスペンサ製品はそのまま廃棄することもでき、その場合でもガス抜きを簡単にすることができるという効果が奏されている。しかし本実施形態では、さらに以下の利点がある。すなわち図3bのように環状溝13の空所16内に嵌合部19が落ち込んでいる状態から、矢印T方向に保持具3を引っ張るようにすると、保持具3の環状の段部20、21がマウンティングカップ2の嵌合面14、15の下部の顎部14aおよび15aに引っ掛かる。したがってそのまま保持具3を上に引っ張るだけで、手でつかみにくいマウンティングカップ2を口部1aから簡単に抜き出すことができる。そのときマウンティングカップ2の嵌合壁10は内向きに傾いているので、嵌合壁10は容器本体1の口部1aの上端の折り曲げた部分7と係合しない。また内側に傾いていない場合でも、嵌合壁10が内向きに逃げるので、容易に抜き取ることができる。したがってこの実施形態においては、合成樹脂製の保持具3やマウンティングカップ2と金属製の容器本体1とを簡単に分別廃棄することができるというすぐれた作用効果を奏する。
【0037】
上記実施形態では、保持具3を一旦マウンティングカップ2内に押し込み、保持具1とマウンティングカップ2を一緒に取り外すようにしているが、図3aの状態から直ちに保持具3を矢印T方向に引っ張って、保持具3を抜き取るようにしてもよい。その場合も前述と同様のガス抜き作用が奏される。そして所望により、その後にマウンティングカップ2を道具などを使って、あるいは手で抜き取ることもできる。請求項1における「脱抜可能」とは、このように上向きに抜く場合のほか、前述のように下向きに押し込んで嵌合状態を外す場合を含む。
【0038】
上記の本実施例では、保持具3を押し込むときやマウンティングカップ2を抜き取るときに、マウンティングカップ2や口部1aが不可逆的に変形してもよい。たとえば口部1aが外向きに可塑的に変形したり、マウンティングカップ2の嵌合壁10が内向きに可塑的に変形するものであってもよく、場合により破断したり亀裂が入るようなものであってもよい。それらの場合でも、使用後のガス抜きや分別廃棄がしやすいなどの作用効果が奏される。しかしマウンティングカップ2や口部1aが可逆的に、とくに弾力的に変形するものである場合は、一旦マウンティングカップ2を取り外した後、使用者の好みの原液と、その原液中で反応してガスを発生するガス発生剤とを再び充填して使用しうる効果が奏される。すなわち、そのような原液とガス発生剤とを再充填した後、マウンティングカップ2を口部1aに嵌入し、さらに保持具3をマウンティングカップ2の嵌合面14、15の間に嵌入すれば、再び加圧式ディスペンサ製品として使用しうる。
【0039】
上記の原液中で反応するガス発生剤としては、水溶性の粉末であることが好ましく、たとえば原液に溶解してアルカリ性を呈する炭酸塩の粉末と酸性を呈する有機酸の粉末の組み合わせが好ましい。その場合は、炭酸ガスが発生し、その圧力で原液をバルブを介して噴出させることができる。すなわちアルカリ性の炭酸塩と酸性の有機酸との中和反応で発生した炭酸ガスがプロペラントとして作用する。いずれの場合も使用者が組み立てるので、ガスの発生圧力は0.01〜1.0MPa 程度、とくに0.05〜0.8MPa 程度とするのが好ましい。
【0040】
前記炭酸塩の例としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム塩、セスキ炭酸水素アンモニウム塩などが挙げられる。前記有機酸の例としては、炭素数1〜6の短鎖脂肪族カルボン酸、オキシ酸もしくはその酸性塩、酸性アミノ酸もしくはその酸性塩、芳香族カルボン酸もしくはその酸性塩、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸およびピロリドンカルボン酸などが挙げられる。オキシ酸としてはグルコール酸、乳酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、グルコン酸、酒石酸などの脂肪族オキシ酸、サリチル酸、マンデル酸、トロパ酸などの芳香族オキシ酸などが挙げられる。酸性アミノ酸としては、グルタミン酸、アスパラギン酸などが挙げられる。芳香族カルボン酸としては、安息香酸、フェニル酢酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などが挙げられる。
【0041】
上記のように本実施形態の蓋体固定構造を備えた加圧式ディスペンサ製品は、再充填可能とすることにより、容器本体1やバルブ付きのマウンティングカップ2を廃棄せず、何度でも再使用することができる。そのため環境に対する負荷が少なく、環境保護に役立つ。
【0042】
つぎに図4aおよび図5を参照して、本発明の蓋体固定構造の他の実施形態を説明する。この蓋体固定構造の場合は、マウンティングカップ2の嵌合壁10に形成したスリット17の幅を大きくしており、スリット17によって扇状に分けられた嵌合壁10の上端近辺に、内向きに突出する係合突起43を設けている。さらに保持具3にはスリット17の隙間に嵌入しうる突起列44を放射状に設けている。係合突起43の内面43aおよび立ち上がり壁11の外周面11aは嵌合面であり、保持具3の下端部はそれらの間に嵌入される嵌合部19である。
【0043】
さらにこの実施形態の場合は、ステム28に取り付けた押しボタン45の下端に外向きに突出する段部ないしフランジ46を設け、保持具3の上端内面にそのフランジ46と係合する内向きの突起47を設けている。フランジ46とマウンティングカップ2の上面との間には、押しボタン45の押し込み量よりも大きい隙間48が設けられている。
【0044】
このものは加圧式ディスペンサ製品を使用中は、図4aおよび図6に示すように、保持具3の突起列44がスリット17の間に嵌入されている。そして嵌合部19における突起列44の間の外周面19aおよび保持具3の内面19bがそれぞれ係合突起43の内面43aおよび立ち上がり壁11の外周面11aと嵌合して、その部分の摩擦力で保持具3が止まっている。そのためマウンティングカップ2の嵌合壁10は内側から支えられており、ガスが漏れない。さらに図6からわかるように、突起列44がスリット17内に嵌入しているため、スリット17で分離された各嵌合壁10は半径方向のほか、円周方向にも固定されている。そのためシール作用が一層確実になっている。この状態で押しボタン45を押すと、ステム28を押し込んで内容物を噴射することができる。
【0045】
使用後は、図4bのように、保持具3を下方に押し込む。そのとき、押しボタン45のフランジ46と保持具3の内向きの突起47とが係合しているので、押しボタン45も一緒に押し込まれる。したがってその押し込みの時に、嵌合壁10の内側への撓みによるガス抜き作用と共に、押しボタン45の押し込みによるバルブ4を介したガス抜き作用も合わせて奏することができる。
【0046】
ついで押し込んだ保持具3をステム28を中心としていくらか回動させると、突起列44が嵌合壁10の係合突起43の下側に入り込む。その状態で保持具3を引き上げると、突起列44の上面44aと係合突起43の下面43bとが広い面積でしっかりと係合する。したがってその状態で保持具3を引き抜くことにより、マウンティングカップ2を簡単に口部1aから抜き出すことができる。それによりバルブ4を備えたマウンティングカップ2および押しボタン45の合成樹脂廃棄物と、容器本体1の金属廃棄物とを容易に分別廃棄することができる。あるいは図1の実施形態の場合と同じように、原液とガス発生剤とを再充填して、再使用することができる。
【0047】
図7aに示す蓋体固定構造においては、保持具3に設けた嵌合部19の下方に厚さを薄くした逃げ部50を延設し、その下端に環状の段部20、21を設けている。それらの段部が請求項4の係合部である。マウンティングカップ2については、図1および図3の実施形態の場合と同じである。このものは通常は嵌合部19がマウンティングカップ2の嵌合面14、15の間に挟まれており、図7bに示すように、保持部3を上向きに引っ張ると、嵌合部19が嵌合面14、15から抜け出る。そして嵌合面14が逃げ部50と対向するので、嵌合壁10が内向きに撓むことができ、ガス抜きが可能になる。さらに保持具3を引き抜くと、段部20、21が嵌合面14、15の下部の顎部14a、15aに引っ掛かり、マウンティングカップ2を一緒に引き抜くことができる。
【0048】
図1、図4および図7の蓋体固定構造を採用した加圧式ディスペンサ製品の場合は、使用者が自分で充填をすることができることから、最初から空の容器本体1と、バルブ付きのマウンティングカップ2、保持具3、原液およびガス発生剤とのセットをあらかじめ準備しておき、使用者が必要に応じて、とくに使用直前に、加圧式ディスペンサ製品を組み立てるようにしてもよい。その場合は2種以上の原液を組み合わせておき、使用者が自分の好みにより原液の配合を選択できるようにすることもできる。特許請求の範囲の請求項7および8では、組立後のほか、組み立てる前の状態を含むように規定しているが、上記のようなセットで販売される場合を想定している。
【0049】
上記の空の容器本体1、バルブ付きのマウンティングカップ2、原液およびガス発生剤をセットにする場合は、一旦組み立てたマウンティングカップ2などの蓋体を容器本体1から取り外すことができなくてもよい。たとえば保持具3やマウンティングカップ2を、接着剤や、いわゆるバヨネット結合を利用して、マウンティングカップや口部に接着・結合するようにしてもよい。特許請求の範囲の請求項2はそのような場合を想定している。その場合は繰り返し使用することはできないが、その蓋体固定構造を採用することにより、使用者が使用の直前に、あるいは自分の好みに応じて、自由に加圧式ディスペンサ製品を製造しうるというすぐれた作用効果を奏する。このような加圧式ディスペンサ製品については、バルブ4を備えたマウンティングカップ2とは別個に開口部を設け、その開口部を上記の蓋体固定構造を利用して閉じるようにすることもできる。その場合は蓋体をネジなどの他の手段により容器本体に取り付けることもできる。
【0050】
本発明の蓋体固定構造は、可撓性の内袋やピストン・シリンダで原液とプロペラントを隔離して収容するタイプの加圧式ディスペンサ製品に対しても適用することができる。すなわち蓋体の抜き出しが可能なタイプは、従来の加圧式ディスペンサ製品にそのまま適用することができ、ガス抜きが容易で蓋体と容器本体とを分別廃棄し易いという前述の場合と同じ作用効果を奏する。他方、蓋体の取りつけが可能なタイプについては、内袋を容器本体の口部に着脱自在に取りつけ可能に構成することにより、あるいはピストンをシリンダに着脱自在に構成することにより、いずれも適用することができ、使用者が使用の直前に加圧式ディスペンサ製品を調整できるなどの作用効果を奏する。
【0051】
【実施例】
耐圧金属容器(満注量25ml)に、下記の原液およびガス発生剤を充填した後、図1記載のバルブを取り付けた。製品圧力は25℃で0.4MPa で、全量を滞りなく噴射することができた。
原液 頭髪セット剤 15g
ガス発生剤 炭酸ナトリウム 0.5g
クエン酸 0.5g
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の蓋体固定構造の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 図1の構造におけるマウンティングカップと保持具の一部切り欠き斜視図である。
【図3】 図3aおよび図3bは図1の蓋体固定構造の使用方法の説明図である。
【図4】 図4aおよび図4bはそれぞれ本発明の蓋体固定構造の他の実施形態を示す要部断面図およびその使用方法の説明図である。
【図5】 図4の蓋体固定構造におけるマウンティングカップ、保持具および押しボタンを示す斜視図である。
【図6】 図4aのVI−VI線断面図である。
【図7】 図7aは本発明の蓋体固定構造のさらに他の実施形態を示す要部断面図、図7bはその使用状態を示す要部断面図である。
【図8】 従来の蓋体固定構造の一例を示す断面図である。
【図9】 従来の蓋体固定構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:容器本体
1a:口部
2:マウンティングカップ
3:保持具
4:バルブ
7:折り曲げた部分
10:嵌合壁
11:立ち上がり壁
12:0リング
13:環状溝
14:嵌合面
14a:顎部
17:スリット
20:段部

Claims (7)

  1. 圧力容器などの容器本体に設けられる、内向きに突出する係止部を備えた筒状の口部と、その口部の内面に気密に嵌入され、抜ける方向で係止部と係合する蓋体と、その蓋体を容器本体に固定するための保持具とからなり、前記蓋体が、中央部と、その中央部と底部で連続し、内向きに撓み得るように上方に延びる環状の嵌合壁とを備えており、前記保持具が、その蓋体の嵌合壁の内面に、嵌合壁の内向きの撓みを拘束するように、かつ脱抜可能に嵌合されている、蓋体固定構造。
  2. 圧力容器などの容器本体に設けられる、内向きに突出する係止部を備えた筒状の口部と、その口部の内面に気密に嵌入され、抜ける方向で係止部と係止される蓋体と、その蓋体を容器本体に固定するための保持具とからなり、前記蓋体が、中央部と、その中央部と底部で連続し、内向きに撓み得るように上方に延びる環状の嵌合壁とを備えており、前記保持具が、装着時に嵌合壁の内向きの撓みを拘束するべく、上方から蓋体の嵌合壁の内側に嵌入可能に構成されている、蓋体固定構造。
  3. 前記保持具が、上方から嵌合壁の内側に嵌入可能に構成されている請求項1記載の蓋体固定構造。
  4. 前記嵌合壁の内面に、保持具と嵌合する嵌合面と、抜ける方向で保持具と係合する係合段部とが設けられており、前記保持具に、嵌合壁の嵌合面と嵌合する嵌合部と、嵌合面と嵌合部の嵌合が外れた状態で係合段部と係合する係合部とが設けられている請求項1または3記載の蓋体固定構造。
  5. 前記蓋体の中央部が、嵌合壁と環状溝を介して対向する立ち上がり壁を備えており、前記保持具が嵌合壁と立ち上がり壁との間に嵌入される環状の形態を備えている請求項1、2、3または4記載の蓋体固定構造。
  6. 容器本体と、請求項1、2、3、4または5のいずれかに記載の蓋体固定構造と、容器本体に充填される原液およびプロペラントとからなり、かつ前記蓋体固定構造における蓋体が噴出用のバルブを備えたマウンティングカップである加圧式ディスペンサ製品。
  7. 容器本体と、請求項1、2、3、4または5のいずれかに記載の蓋体固定構造と、容器本体に充填される原液と、前記原液中で反応して加圧ガスを発生するガス発生剤とからなる加圧式ディスペンサ製品。
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