JP3946890B2 - フロントローダのスタンド構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントローダのスタンド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フロントローダの一形態として、トラクタの機体フレームの左右側前部にそれぞれトラクタ側ヒッチを設け、同トラクタ側ヒッチにフロントローダをローダ側ヒッチを介して着脱自在に取付けたものがある。
【0003】
そして、フロントローダには左右一対のリフトアームを設け、各リフトアームにスタンドの基端部を枢支して、先端部を地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアームに沿わせた収納姿勢との間で姿勢変更可能としている。
【0004】
このようにして、フロントローダをトラクタに着脱する際には、スタンドを使用姿勢となすことにより、フロントローダを自立させて、同状態にて左右一対のリフトアーム間にトラクタの前部を侵入させて、トラクタ側ヒッチにローダ側ヒッチを着脱するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したフロントローダのスタンド構造では、スタンドを使用姿勢にした場合に、同スタンドの先端部は、リフトアームの直下方位置にて接地しているために、トラクタを前進又は後退させて、リフトアーム間にトラクタの前部を侵入又は離隔させた際に、同トラクタの前輪がスタンドと干渉し、同スタンドを変形させたり、破損させることがあり、その結果、リフトアームの姿勢が乱れてフロントローダの着脱作業が円滑に行えないという不具合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、本機に着脱自在に取付けると共に、スタンドを具備して、同スタンドにより着脱作業時には自立可能としたフロントローダにおいて、スタンドは、基端部を、フロントローダのリフトアームの先端部下面に枢軸を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアーム下面に沿わせた収納姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、前記枢軸は、前記枢軸の軸線外側端を前記リフトアームの延伸方向前方に傾斜させ、かつ、前記枢軸の軸線内側端を前記リフトアームの延伸方向後方に傾斜させてリフトアームの先端部下面に取り付けて、使用姿勢において、スタンドの先端側はリフトアームよりも内方位置にて接地するようにしたことを特徴とするフロントローダのスタンド構造を提供せんとするものである。
【0007】
また、本発明は、本機に着脱自在に取付けると共に、スタンドを具備して、同スタンドにより着脱作業時には自立可能としたフロントローダにおいて、スタンドは、基端部を、フロントローダのリフトアームの先端部下面に枢軸を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアーム下面に沿わせた収納姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、前記枢軸は、前記枢軸の軸線内側端を前記リフトアームの延伸方向上方に傾斜させ、かつ、前記枢軸の軸線外側端を前記リフトアームの延伸方向下方に傾斜させてリフトアームの先端部下面に取り付けて、使用姿勢において、スタンドの先端側はリフトアームよりも内方位置にて接地するようにしたことを特徴とするフロントローダのスタンド構造を提供せんとするものである。
【0008】
また、本発明は、枢軸は、リフトアームに軸支持体を介して傾倒角度を変更可能に取付けたことにも特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
すなわち、本発明に係るフロントローダは、基本的構造として、本機に着脱自在に取付けると共に、スタンドを具備して、同スタンドにより着脱作業時には自立可能としている。
【0013】
そして、特徴的構造として、スタンドは、フロントローダのリフトアームに基端部を枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアームに沿わせてた収納姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、使用姿勢において、スタンドの先端側はリフトアームよりも内方位置にて接地するようにしている。
【0014】
このようにして、スタンドが、使用姿勢のスタンドは、機体の中心側へ傾斜した状態にて先端部が接地し、本機の前車輪とスタンドとの間に非干渉空間を確保することができて、本機の前車輪がスタンドと干渉するのを防止することができる。
【0015】
その結果、スタンドが前車輪により変形されたり、破損されたりすることがなく、フロントローダの着脱作業を円滑に行うことができる。
【0016】
また、リフトアームの先端下面に、スタンドの基部を枢軸を介して枢支すると共に、同枢軸は、その軸線をリフトアームの伸延方向に対して前後方向に傾斜させて取付けている。
【0017】
このようにして、スタンドを使用姿勢となした際には、スタンドの先端側が確実にリフトアームよりも内方位置にて接地させることができると共に、同スタンドの取付構造も簡易なものとすることができる。
【0018】
しかも、リフトアームの先端下面に、スタンドの基部を枢軸を介して枢支すると共に、同枢軸は、その軸線を上下方向に傾斜させて取付けている。
【0019】
このようにして、スタンドを使用姿勢となした際には、スタンドの先端側が確実にリフトアームよりも内方位置にて接地させることができると共に、同スタンドの取付構造も簡易なものとすることができる。
【0020】
さらに、枢軸は、リフトアームに軸支持体を介して傾倒角度を変更可能に取付けている。
【0021】
このようにして、スタンドの先端側の接地位置、すなわちスタンドの傾斜姿勢を適宜変更して、本機の左右側前車輪の間隔に適応する傾斜姿勢に設定することができる。
【0022】
その結果、スタンドの変形・破損等の防止とフロントローダの効率的な着脱作業を確保することができる。
【0023】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1に示すAは、本発明に係るスタンド構造を具備するフロントローダであり、同フロントローダAは、本機としてのトラクタTに着脱自在に装着している。
【0025】
まず、トラクタTについて説明すると、トラクタTは、図1に示すように、機体フレーム1の前部に原動機部2を設け、後部に運転部3を設けて、機体フレーム1の下方の前後部にそれぞれ左右側の前・後車輪4,4,5,5 を取付けている。
【0026】
そして、機体フレーム1の中途部に左右一対のヒッチステー6,6 を取付け、各ヒッチステー6,6 よりそれぞれ本機側ヒッチ7,7 を上方に立ち上げ状に取付け、両本機側ヒッチ7,7 の上端部には、正面視略門型の連結フレーム8を跨架している。
【0027】
また、本機側ヒッチ7は、図1で示すように、ヒッチ本体7aの前側中途部に、下方に凹状のフック7bを形成すると共に、ヒッチ本体7aの後上部に、左右方向に軸線を向けた連結ピン挿通用のボス孔7cを設けている。
【0028】
次に、フロントローダAについて説明する。
【0029】
即ち、フロントローダAは、左右一対の作業機側ヒッチ10,10 と、各作業機側ヒッチ10,10 に基端部を枢支した左右一対のリフトアーム11,11 と、両リフトアーム11,11 の先端間に横架したアタッチメントヒッチ12と、同アタッチメントヒッチ12に着脱自在に取付けたアタッチメントとしてのバケット13と、上記リフトアーム11,11 を昇降駆動すべく各リフトアーム11,11 の中途部と作業機側ヒッチ10,10 との間に介設したアームシリンダ14,14 と、上記バケット13を回動作動すべく同バケット13の左右側部とリフトアーム11,11 の中途部との間に介設したバケットシリンダ15,15 とを具備している。図中、17はバケットリンク、18は連動リンク、19は連動ロッドである。
【0030】
図2及び図3は、スタンドSの第1実施例を示しており、同スタンドSは、左右一対のスタンド本体S1,S1 とスタンドステーS2,S2 とで形成されており、その一方について説明すると、スタンド本体S1は、断面が上面開口略U字形で棒状に形成されており、基端部を上記リフトアーム11,11 の先端部下面に突設した枢軸支持体20に枢軸21を介して回動自在に枢着されており、スタンド本体S1の中途部と先端部とに、基端部を略L字形状に屈折した固定ピン22の先端及び中途部を挿通するためのピン挿通孔23,23 を形成している。また、ピン挿通孔23近傍のスタンド本体S1の開口内側面に補強板24を貼着してスタンド本体S1を補強している。図中、CLはフロントローダAの前後中心線である。
【0031】
スタンドステーS2は、略棒状に形成されており、基端部を上記枢軸支持体20よりも後方のリフトアーム11,11 下面に設けたステー支持体25に横軸26を介して回動自在に枢着し、同スタンドステーS2の先端部にボス27を形成し、同ボス27に、上記固定ピン22を挿通するためのピン挿通孔23を形成して、スタンドステーS2の先端とスタンド本体S1との係止位置を、スタンド本体S1の中途部と先端部とのいずれかに選択できるようにしている。
【0032】
従って、図1及び図4で示すように、フロントローダAを本機に装着した際のスタンドSの収納姿勢rでは、バケット13を適宜上昇させた状態で、スタンドステーS2先端とスタンド本体S1中途部との係止を解除し、スタンドステーS2先端とスタンド本体S1先端とを上方へ跳上げてリフトアーム11の下面に沿わせ、スタンドステーS2先端とスタンド本体S1先端部とを係止することで、スタンド本体S1をリフトアーム11の下面に沿わせた収納姿勢rで固定することができ、フロントローダAの作業を支障なく行うことができる。
【0033】
また、フロントローダAを本機から脱着する際のスタンドSの使用姿勢uでは、リフトアーム11を下降させてバケット13の底面を接地させ、スタンドステーS2先端とスタンド本体S1先端部との係止を解除し、スタンド本体S1を下方回動させてその先端部を地面に接地させた状態で、スタンドステーS2の先端をスタンド本体S1の中途部に係止してスタンド本体S1を固定し、スタンド本体S1の先端とバケット13の底面とで、フロントローダAに起立姿勢を保持させて、フロントローダAの着脱作業を容易にすることができる。
【0034】
また、スタンド本体S1を上面開口略U字形状断面としているので、収納姿勢rにおいては、スタンドステーS2と枢軸支持体20と枢軸21とを上記開口部の内部に収納することができ、スタンドステーS2と枢軸支持体20と枢軸21とを外部の障害物から保護すると共に、外観をスッキリさせることができる。
【0035】
特に、この実施例では、上記枢軸21の軸線をリフトアーム11の伸延方向に対して、各枢軸21,21 の外側端を前方に内側端を後方に傾斜させてリフトアーム11の先端部下面に取付けることで、収納姿勢rではリフトアーム11下面直下方に位置させ、使用姿勢uでは、図4で示すように、左右スタンドS,S の先端部28,28 を左右リフトアーム11,11 よりも内側に位置させて、同先端部28,28 と本機の前車輪4,4 との間隔を広げて、フロントローダAの着脱作業等に際し、ステアリング操作により本機の左右前車輪4,4 が操向回動しても、同左右前車輪4,4 が左右スタンドS,S の先端部28,28 に干渉せず、同着脱作業を円滑に行えるようにしている。
【0036】
図5及び図6は、スタンドSの第2実施例を示しており、この実施例では、上記枢軸21の軸線を、リフトアーム11の延伸方向に対して、内側端を上方に外側端を下方に傾斜させてリフトアーム11の先端部下面に取付けて、スタンド本体S1の先端が、収納姿勢rではリフトアーム11下面直下方に位置させ、使用姿勢uではリフトアーム11の内側方に位置させるようにしている。
【0037】
図7は、スタンドSの第3実施例を示しており、この実施例では、リフトアーム11先端部下面と枢軸支持体20の裏面とに、それぞれ菊目状回り止め30,30 を形成し、枢軸支持体20裏面の菊目状回り止め30中央にリフトアーム11の先端部を挿通した固定ボルト31を立設して、上記菊目状回り止め30,30 の噛合と、固定ボルト31の先端に螺着した固定ナット32の緊締とによって、枢軸21の方向を調整自在に固定可能として、使用姿勢uにおけるスタンド本体S1先端の接地位置を調節できるようにしている。
【0038】
図8は、スタンドSの第4実施例を示しており、この実施例では、スタンド本体S1の基端部を緩衝体40を介して介してリフトアーム11先端部下面に取付けて、スタンド本体S1先端が接地した際のショックを和らげるようにしており、上記緩衝体40は、リフトアーム11の先端部下面に縦軸41を突設し、同縦軸41に下方開口略コ字形状の枢支具42の中央部を外嵌し、縦軸41の先端に螺着したナット43との間にコイルスプリング44を介装し、上記枢支具42の先端にスタンド本体S1の基端を枢軸21を介し回動自在に枢着して、スタンド本体S1の先端部が接地した際のスタンド本体S1基端部に作用する下向きの力を上記コイルスプリング44で緩衝するようにしている。
【0039】
図9は、スタンドSの第5実施例を示しており、この実施例では、スタンドステーS2の中途部にアブソーバ50を設けて、スタンド本体S1先端が接地した際のショックを和らげるようにしており、上記アブソーバ50は、スタンドステーS2を上下2分割して、下スタンドステーS4の上端にロッド51を連設して同ロッド51を上スタンドステーS3の下端部を挿通させ、上スタンドステーS3の下端と下スタンドステーS4との間のロッド51にコイルバネ52を外嵌して、スタンド本体S1の先端部が接地した際のスタンドステーS2に作用する圧縮方向の力を上記コイルバネ52で緩衝するようにしている。
【0040】
図10及び図11は、スタンドSの第6実施例を示しており、この実施例では、スタンド本体S1の中途部に、適宜間隔を保持して複数のピン挿通孔23,23,23,23 を形成し、スタンドステーS2先端の係止位置を変更可能にして、スタンド本体S1先端の接地高さをフロントローダAを脱着する場所の地形に適合させたり、使用状態におけるフロントローダAの起立姿勢を段階的に調整したりできるようにしている。また、断面が上方開口略U字形状のスタンド本体S1の開口底部に複数の突起60を所定間隔を保持して設け、固定ピン22を共通して挿通するための、スタンド本体S1側の各ピン挿通孔23,23,23,23 と、スタンドステーS2先端部のピン挿通孔23との位置決めを容易にしている。また、一連の補強板24を、スタンド本体S1側のピン挿通孔23,23,23,23 の全てに渉りスタンド本体S1開口内側面に貼着して、スタンド本体S1の強度を確保している。
【0041】
図12及び図13は、スタンドSの第7実施例を示しており、この実施例では、前記左右補強板24,24 内側面にそれぞれノッチ70,70 を形成して、同内側面同志の間隔を基端部側が広く先端部側が狭い段付き状に形成し、スタンド本体S1中途部にスタンドステーS2先端を係止する際に、上記ノッチ70,70 にスタンドステーS2先端のボス27を当接させることで、固定ピン22を共通して挿通するための各ピン挿通孔23,23 の位置決めを容易にしている。
【0042】
【効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0043】
請求項1記載の本発明では、スタンドは、基端部を、フロントローダのリフトアームの先端部下面に枢軸を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアーム下面に沿わせた収納姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、前記枢軸は、前記枢軸の軸線外側端を前記リフトアームの延伸方向前方に傾斜させ、かつ、前記枢軸の軸線内側端を前記リフトアームの延伸方向後方に傾斜させてリフトアームの先端部下面に取り付けて、使用姿勢において、スタンドの先端側はリフトアームよりも内方位置にて接地するようにしているために、スタンドを使用姿勢となした際には、スタンドの先端側が確実にリフトアームよりも内方位置にて接地させることができると共に、同スタンドの取付構造も簡易なものとすることができる。したがって、スタンドが、使用姿勢のスタンドは、機体の中心側へ傾斜した状態にて先端部が接地し、本機の前車輪とスタンドとの間に非干渉空間を確保することができて、本機の前車輪がスタンドと干渉するのを防止することができる。
【0044】
その結果、スタンドが前車輪により変形されたり、破損されたりすることがなく、フロントローダの着脱作業を円滑に行うことができる。
【0045】
請求項2記載の本発明では、スタンドは、基端部を、フロントローダのリフトアームの先端部下面に枢軸を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢と、上方へ跳上げてリフトアーム下面に沿わせた収納姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、前記枢軸は、前記枢軸の軸線内側端を前記リフトアームの延伸方向上方に傾斜させ、かつ、前記枢軸の軸線外側端を前記リフトアームの延伸方向下方に傾斜させてリフトアームの先端部下面に取り付けて、使用姿勢において、スタンドの先端側はリフトアームよりも内方位置にて接地するようにしているために、スタンドを使用姿勢となした際には、スタンドの先端側が確実にリフトアームよりも内方位置にて接地させることができると共に、同スタンドの取付構造も簡易なものとすることができる。したがって、スタンドが、使用姿勢のスタンドは、機体の中心側へ傾斜した状態にて先端部が接地し、本機の前車輪とスタンドとの間に非干渉空間を確保することができて、本機の前車輪がスタンドと干渉するのを防止することができる。
【0046】
その結果、スタンドが前車輪により変形されたり、破損されたりすることがなく、フロントローダの着脱作業を円滑に行うことができる。
【0047】
請求項記載の本発明では、枢軸は、リフトアームに軸支持体を介して傾倒角度を変更可能に取付けているために、スタンドの先端側の接地位置、すなわちスタンドの傾斜姿勢を適宜変更して、本機の左右側前車輪の間隔に適応する傾斜姿勢に設定することができる。
【0048】
その結果、スタンドの変形・破損等の防止とフロントローダの効率的な着脱作業を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタンドを具備するフロントローダの側面図。
【図2】第1実施例スタンドの側面図。
【図3】第1実施例スタンドの一部断面下面図。
【図4】フロントローダの平面図。
【図5】第2実施例スタンド本体の側面図。
【図6】図6のI−I線による断面図。
【図7】第3実施例スタンド本体の側面図。
【図8】第4実施例スタンドの側面図。
【図9】第5実施例スタンドの一部断面側面図。
【図10】第6実施例スタンドの側面図。
【図11】第6実施例スタンド本体の平面図。
【図12】第7実施例スタンドの側面図。
【図13】第7実施例スタンド本体の平面図。
【符号の説明】
A フロントローダ
S スタンド
u 使用姿勢
r 収納姿勢
11 リフトアーム
21 枢軸

Claims (3)

  1. 本機に着脱自在に取付けると共に、スタンド(S)を具備して、同スタンド(S)により着脱作業時には自立可能としたフロントローダ(A)において、
    スタンド(S)は、基端部を、フロントローダ(A)のリフトアーム(11)の先端部下面に枢軸 (21) を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢(u)と、上方へ跳上げてリフトアーム(11)下面に沿わせた収納姿勢(r)との間で姿勢変更可能とすると共に、
    前記枢軸 (21) は、前記枢軸 (21) の軸線外側端を前記リフトアーム (11) の延伸方向前方に傾斜させ、かつ、前記枢軸 (21) の軸線内側端を前記リフトアーム (11) の延伸方向後方に傾斜させてリフトアーム (11) の先端部下面に取り付けて、
    使用姿勢(u) において、スタンド(S) の先端側はリフトアーム(11)よりも内方位置にて接地するようにしたことを特徴とするフロントローダのスタンド構造。
  2. 本機に着脱自在に取付けると共に、スタンド (S) を具備して、同スタンド (S) により着脱作業時には自立可能としたフロントローダ (A) において、
    スタンド (S) は、基端部を、フロントローダ (A) のリフトアーム (11) の先端部下面に枢軸 (21) を介して枢支して、先端部を、地面に接地させた使用姿勢 (u) と、上方へ跳上げてリフトアーム (11) 下面に沿わせた収納姿勢 (r) との間で姿勢変更可能とすると共に、
    前記枢軸 (21) は、前記枢軸 (21) の軸線内側端を前記リフトアーム (11) の延伸方向上方に傾斜させ、かつ、前記枢軸 (21) の軸線外側端を前記リフトアーム (11) の延伸方向下方に傾斜させてリフトアーム (11) の先端部下面に取り付けて、
    使用姿勢 (u) において、スタンド (S) の先端側はリフトアーム (11) よりも内方位置にて接地するようにしたことを特徴とするフロントローダのスタンド構造。
  3. 枢軸 (21) は、リフトアームに枢軸支持体 (20) を介して傾倒角度を変更可能に取付けたことを特徴とする請求項1又は2記載のフロントローダのスタンド構造。
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