JP3943644B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設定される画像形成モードにより画像形成を行う画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置には、ジャム(紙づまり),トナー切れ等による画像形成中断後に画像形成モードを復帰させるリカバリ処理機能を有するものがあり、ジャム処理のため装置の電源がオフしても、コピーモード,コピー条件等のパラメータを不揮発生のメモリ(例えば、電池によるバックアップ手段を持つRAM)に保持することにより、リカバリ処理を可能としている。
【0003】
さらに、自動原稿給送装置(フィーダ)を使用した原稿を画像形成中、ジャムやトナー無し等による画像形成中断後に前記フィーダによる自動原稿リカバリ(復帰)処理を行うものもある。
【0004】
このリカバリ処理は、フィーダを使用した画像形成途中で、例えばジャムした後の再画像形成時に、使用者が給送された原稿を含めて全てフィーダに再セットすれば、装置が自動的に既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例では、以下のような問題点があった。
【0006】
特にパーソナル機においては、コスト面を考慮してジャム(紙づまり)やトナー無し等による画像形成中断後に画像形成モードをリカバリ(復帰)処理することを、使用者に認識させる操作部上の表示やリカバリの手順をメッセージで通知する手段を備えていない場合がある。通常の場合、ユーザが取扱説明書を参照してリカバリの手順を踏んでくれることを期待しても、その内容が難しくて読まれない場合が多い。一方、このような事態に対して、装置自体にラベル表示することも可能であるが、種々のジャムを的確に表現することは難しくなるばかりか、ラベルに頼れば装置がラベルだらけになってしまい製品のイメージを悪くしてしまう。
【0007】
さらに、複数枚の原稿を自動原稿給送装置(フィーダ)を使用して画像形成可能な画像形成装置においては、自動原稿給送装置による自動原稿リカバリ処理が行われるが、再画像形成時に、装置が自動的にリカバリ処理を行うことを認識してない(自動復帰させるための原稿の扱い方を知らない)使用者は間違った状態で画像形成の開始指示を行ってしまう場合があった。
【0008】
下記に具体例として、リカバリ処理を行う画像形成装置において、フィーダに原稿を5枚セットした状態で画像形成をスタートさせ、画像形成装置が2枚目の原稿を画像形成するにジャム(紙づまり)が発生した場合を例として説明する。
【0009】
この場合、使用者がジャムした用紙を取り除き、原稿を元に戻し、原稿5枚全てをフィーダに再セットした後、再スタートの指示を行えば、画像形成装置は自動的にリカバリ処理を実行するため、1枚目の原稿を空送りして2枚目の原稿から画像形成を行い、正しい画像形成結果が得られる。
【0010】
しかし、ジャム解除後、画像形成された1枚目の原稿を元に戻さず、2〜5枚目の原稿をフィーダにセットしたままの状態で、再スタートの指示を行った場合、画像形成装置は上述のリカバリ処理を実行して、2枚目の原稿を(1枚目の原稿とみなし)空送りするため、3枚目の原稿から画像形成が行われてしまう。このため、2枚目の原稿が画像形成されず、使用者の意図した画像形成結果を得ることができない。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、リカバリ処理による復帰手順を知らない不慣れなユーザは、手動でユーザの意図した状態で画像形成を再開させ、リカバリ処理による復帰手順を知っているユーザは、自動で画像形成を再開させて、誤操作による意図しない状態で画像形成が再開されてしまうことを防止できること、また、自動原稿リカバリ処理による原稿の取扱方を知らない不慣れなユーザは、手動でユーザの意図した状態で原稿給送および画像形成を再開させ、自動原稿リカバリ処理による原稿の取扱方を知っているユーザには、原稿を元に戻して原稿給送装置に再セットするだけで自動で原稿の再給送及び画像形成を再開をさせて、原稿給送装置に対する誤操作による意図しない状態で画像形成が再開されてしまうことを防止できること、さらに、自動原稿リカバリ処理による原稿の取扱方を知らないユーザでも、排出された原稿をそのまま原稿給送装置にセットするだけで正しい自動原稿リカバリ処理を行うことができる仕組を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成部の画像形成中断後に画像形成モードのリカバリ処理を実行して画像形成を再開させるか、画像形成モードのリカバリ処理を実行せずに画像形成を再開させるかを設定する設定手段と、前記設定手段による設定に基づいて画像形成モードのリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶する記憶手段と、前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、画像形成モードを復帰させて画像形成を再開させ、リカバリ処理無しが記憶されている場合、画像形成モードを標準状態に設定して画像形成を再開させる制御手段を有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、原稿給送部から給送される原稿に基づく画像形成部の画像形成中断後に、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させるか、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させるかを設定する設定手段と、前記設定手段による設定に基づいて原稿給送のリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶する記憶手段と、前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させ、前記記憶手段にリカバリ処理無しが記憶されている場合、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させる制御手段を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断面図であり、特に電子写真方式の画像形成装置について説明する。
【0023】
電子写真方式の画像形成装置は、各機能を大別すると、露光系,作像系,給紙搬送系、そして制御系の4つのブロックで構成されている。
【0024】
図において、露光系は原稿台,原稿照明部,光路部等からなる。4は原稿照明ランプで、原稿台に置かれた原稿を走査する。原稿照明ランプ4による走査原稿光像は、第1ミラー3,第2ミラー2,第3ミラー1の順に反射されズームレンズ8を介して第4ミラー14,第5ミラー15,第6ミラー11で反射されて、感光ドラム12に投影される。
【0025】
作像系は感光ドラム12,1次帯電器9,CDユニット13,現像器16,転写帯電器24,分離帯電器25等からなる。9は1次帯電器で、向かって時計方向に回転している感光ドラム12上を一様に帯電する。10はブランク露光ランプで、前記一様に帯電された感光ドラム12の表面電荷の非画像部の電荷を除去する。前記非画像部の電荷を除去された感光ドラム12は、前記露光系からの原稿の投影光により露光される。
【0026】
13はCDユニットで、前記画像露光により形成された感光ドラム12上の静電潜像をカラー現像する。16は現像器で、前記画像露光により形成された感光ドラム12上の静電潜像を現像する。23は転写前帯電器で、前記現像器16により現像された感光ドラム12上のトナー像の荷電量を増大させる。
【0027】
24は転写帯電器で、前記現像器16により現像され、転写前帯電器23で荷電された感光ドラム12上のトナー像を給紙部から搬送された転写紙に転写する。25は分離帯電器で、転写帯電器24によりトナー像を転写された記録紙を感光ドラム12から分離する。
【0028】
6はクリーナ部で、前記転写後の感光ドラム12の残留トナーを取り除く。7は前露光ランプで、前記残留トナー除去後に感光ドラム12の残留電荷を除電する。その後再び1次帯電,画像露光,現像,転写といったプロセスが繰り返される。
【0029】
給紙搬送系は、給紙部,搬送部,定着部等からなる。28,29は転写紙を格納するカセットである。21,20はカセット給紙ローラで、カセット28,29に格納された転写紙を給紙する。カセット給紙ローラ20によりカセット28より給紙された転写紙は、縦パスローラ19,18によりレジストローラ22まで搬送される。また、17は手差し給紙ローラで、手差しにより給紙された転写紙はレジストローラ22まで搬送される。
【0030】
レジストローラ22まで搬送された転写紙は、レジストローラ22に突き当てループを形成し、斜行取りや画像先端合わせのタイミング補正が行われる。レジストローラ22まで搬送された転写紙には、転写帯電器24により感光ドラム12上に現像されたトナー像が転写され、転写紙は分離帯電器25により感光ドラム12から分離され、搬送部27を通って、定着ローラ30まで搬送される。
【0031】
定着ローラ30は、定着ヒータ311(後述する図2に示す)で加熱され、その表面温度をサーミスタ302(後述する図2に示す)で検出して、定着ローラ30の表面温度が所定値になるように制御されている。また、5は定着ローラ30にシリコンオイルを塗布するためのウェブである。搬送された転写紙上に転写されたトナー像は、定着ローラ30の熱と圧力により転写紙上に定着される。
【0032】
通常コピーの場合は、トナー像が定着された転写紙は排紙ローラ31により搬送され、排紙ローラ33により機外に排出される。
【0033】
一方、両面コピーの場合は、トナー像が定着された転写紙は排紙ローラ31により搬送され、紙偏向板32により偏向され、下搬送部入口ローラ34,セットバックローラ26,下搬送部出口ローラ35により、再度レジストローラ22に搬送される。
【0034】
312は操作部で、各種設定及びメッセージの表示等を行うことができる。353は自動原稿給送装置(DF)で、原稿を原稿台に搬送する。また、画像形成装置は、内部にコントローラ300(図2に示す)を備え、画像形成装置全体を制御する制御系を有する。
【0035】
また、上記自動原稿給送装置353は循環式(原稿給送部と原稿排出部が同一であり、給送された原稿は排出されて原稿給送部に戻る)でも非循環式でも、その他の方式でもよい。
【0036】
図2は、図1に示した画像形成装置の制御構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0037】
図において、300は制御部(コントローラ)で、CPU300a,ROM300b,RAM300c(不揮発性メモリ、例えば、NVRAM,電池によるバックアップ機能を持つRAMで、例えばジャム解除等のために電源オフしても、コピーモード,コピー条件等のフラグ/パラメータを保持する)等から構成され、CPU300aがROM300bに格納されたプログラムに基づいて複写シーケンスを総轄制御する。
【0038】
操作部312は複写枚数設定キー、複写倍率設定キー、複写動作開始を指示するスタートキー、複写動作停止を指示あるいは動作モードを標準状態に復帰するストップキー等のキー入力部、および動作モードの設定状態等を表示するLED等の表示部が配置されている。
【0039】
302はサーミスタ等で構成される温度センサで、定着ローラ30の表面温度を検出し、A/Dコンータ301によりA/D変換された値がコントローラ300に入力される。
【0040】
303は高圧制御部で、1次帯電器9,転写帯電器24等の帯電系,現像器16等に所定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行う。305はモータ制御部で、ステッピングモータやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制御する。
【0041】
307はDC負荷制御部で、給紙ローラ21,レジストローラ22用等のソレノイド,クラッチ等の駆動を制御する。308は転写紙の紙づまり検知および光学系/レンズ系の位置検知等のセンサ類で、各センサの検知結果は制御部300に入力される。309はACドライバで、原稿照明ランプ4等のAC負荷310および定着ヒータ311へのAC電源供給を制御する。また、定着ヒータ311等の異常を図示しないセンサにより検出し、シャットオフ機能付きのメインスイッチ(MSW)314をオフ状態にする。
【0042】
313はDC電源で、コントローラ300等にDC電源を供給し、電源プラグ316から入力されたAC電源はドアスイッチ(DSW)315,メインスイッチ314を介してDC電源313に入力される。
【0043】
また、上記コントローラ300は、オプションで装着されるペーパデッキ351,エディタ352,自動原稿給送装置(フィーダ)353,ソータ354等の制御も行う。
【0044】
図3は、図1に示した操作部312の構成を説明する平面図である。
【0045】
図において、401はコピー濃度調整レバーで、コピー濃度をマニュアルで調整する時に使用する。402は定形変倍表示で定形変倍キー414で選択した定形変倍を表示する。403はズーム表示で、ズーム変倍キー413でズーム変倍モードが設定されているときに点灯される。404は用紙選択/紙補給表示で、用紙選択キー412で選択されたカセット等の表示や、用紙がなくなったとき又は正しくセットされていないときの表示を行う。
【0046】
405は枚数/倍率表示で、枚数/ズームセットキー409で設定したコピー枚数/倍率等を表示する。406はクリア/ストップキーで、コピー枚数の取り消し、連続コピーの中断を行う。407は電源スイッチであり、408はコピースタートキーで、コピーの開始を行うときに押下する。410は紙づまり表示で、紙づまりが発生すると点滅される。415はAEキーで、コピー濃度をAE(自動濃度調節)とマニュアル調節とを切り替える。
【0047】
以下、図4を参照して本発明に係る画像形成装置における画像形成モードのリカバリ処理の設定操作手順について説明する。
【0048】
図4は、図3に示した操作部312により設定する画像形成モードのリカバリ処理の設定操作手順を説明する模式図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0049】
図において、画像形成モードをリカバリ(復帰)処理の実行有無をユーザに設定させるためにユーザモードに入ると、図4の(a)に示すように、ユーザは操作部312上のAEキー415を約4秒間押下し続ける。これにより、CPU300aはROM300b内の制御プログラムに基づいてユーザモードに入ったと判断して、図4の(b)に示すように、枚数/倍率表示405上に「U1」と表示する。
【0050】
この状態は通常のコピースタンバイ状態とは異なり、ユーザによる選択/設定専用の状態であり、混乱を避けるため「ユーザモード」と呼ぶ。本実施形態ではユーザによる選択/設定のため「ユーザモード」としているが、管理者による選択/設定であれば「管理モード」でもよく、サービスマンによる選択/設定であれば「サービスモード」であってもよい。
【0051】
上記のようにユーザモードに入ると、リカバリモードの選択項目に入り、ここでは、既に図4の(b)に示すよに「U1」表示がリカバリモードの選択項目であることを示している。もし、他の項目(「U2」あるいは「U3」等)が表示されていた場合は、ユーザに「U1」を選択させる。図4の(c)に示すように、ユーザが「U1」表示中に、コピースタートキー408を押下すると、CPU300aはROM300b内の制御プログラムに基づいてリカバリモードの設定に入ったと判断して、図4の(d)に示すように、枚数/倍率表示405上に「0」を表示する。この「0」の表示は、リカバリ処理を実行しない設定(リカバリ無し)であることを示し、「1」の表示はリカバリ処理を実行する設定(リカバリ有り)を示す。ここでは、デフォルト(初期値)としてリカバリ処理を実行しない設定とされているため、「0」を表示している。
【0052】
次に、図4の(e)に示すように、枚数/ズームセットキー409の「+」キーをユーザが押下すると、リカバリ処理を実行する(以下、リカバリ有り)モード(第1の復帰モードとして)が設定される。また,リカバリ有りの状態で、枚数/ズームセットキー409の「−」キーをユーザが押下すると再びリカバリ無しに設定することも可能である。
【0053】
枚数/ズームセットキー409の「+」キーをユーザが押下してリカバリ有りを設定することにより、CPU300aはROM300b内の制御プログラムからリカバリ有りが設定されたと判断して、図4の(e)に示すように枚数/倍率表示405上に「1」を表示する。CPU300aはROM300b内の制御プログラムにより、リカバリ有りフラグとして「1」(リカバリ有り)をRAM300c上に保持させる。なお、リカバリ有りを設定しない(すなわち、リカバリ無しを設定した)場合、リカバリ有りフラグとして「0」(リカバリ無し)をRAM300c上に保持させ、この時、枚数/倍率表示405上の表示は「0」である。すなわち、リカバリモードの設定状態で図4の(e)に示す枚数/ズームセットキー409の「+」キーあるいは「−」キーをユーザが押下することにより、リカバリ有りか否かを設定可能としている。
【0054】
次に、リカバリモード設定項目から抜けるため、ユーザが「1」(リカバリ有り)あるいは「0」(リカバリ無し)表示中に図4の(f)に示すように、コピースタートキー408を押下すると、リカバリモードの設定項目から抜ける。これにより、CPU300aはROM300b内の制御プログラムからリカバリモードの設定項目から抜けたと判断して、図4の(g)に示すように、枚数/倍率表示405上に「U1」を表示する。
【0055】
そして、AEキー415あるいはクリア/ストップキー406をユーザが押下することにより、ユーザモードから抜ける(通常のコピースタンバイ状態に戻る)。
【0056】
これにより、ジャム等の画像形成中断後に画像形成モードをリカバリ(復帰)させるか否かを示す第1の復帰モードの設定が完了した状態となる。ここで、通常のコピースタンバイ状態でコピー動作が行われ、例えばジャム(紙づまり)により画像形成が中断され、ジャム処理(紙づまり除去)後、コピー動作を再開する時、設定されたリカバリ(復帰)モードによって画像形成中断後の画像形成再開状態に制御される。
【0057】
以下、図5のフローチャートを参照して本発明に係る画像形成装置における復帰モードの設定動作について説明する。
【0058】
図5は、本発明に係る画像形成装置における復帰モードの設定手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0059】
まず、図4の(a)に示すようにAEキー415が4秒間押下されると、画像形成モードをリカバリ(復帰)させるか否かをユーザに設定させるためにユーザモードに入り、図4の(b)に示すように枚数/倍率表示405に「U1」を表示する(1)。次に、CPU300aは、図4の(e)に示すように枚数/ズームセットキー409の「+」キーをユーザが押下してリカバリ有りを設定しているか否かを判定し(2)、リカバリ有りを設定したと判定された場合は、リカバリ有りフラグをRAM300c上に保持し、枚数/倍率表示405に「1」を表示する(3)。
【0060】
一方、ステップ(2)において、リカバリ有りを設定していない(すなわち、リカバリ無しを設定した)と判定された場合、CPU300aは、リカバリ無しフラグをRAM300c上に保持し、枚数/倍率表示405に「0」を表示する(4)。なお、RAM300cは、電源オフしても、コピーモード,コピー条件等のフラグ/パラメータを電源オフ直前の状態に保持する不揮発性のメモリ(たとえば、電池によるバックアップ手段を持つRAM)である。
【0061】
次に、ユーザが枚数/倍率表示405に「1」(リカバリ有り)あるいは「0」(リカバリ無し)表示されている状態で、図4の(f)に示すようにコピースタートキー408を押下することにより、リカバリモードの設定項目から抜けて、図4の(g)に示すように枚数/倍率表示405に「U1」を表示する(5)。そして、AEキー415あるいはクリア/ストップキー406をユーザが押下することにより、ユーザモードから抜けて(通常のコピースタンバイ状態に戻り)(6)、処理を終了する。
【0062】
以下、図6のフローチャートを参照して本発明に係る画像形成装置における画像形成モードのリカバリ処理動作について説明する。
【0063】
図6は、本発明に係る画像形成装置における第1のリカバリ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0064】
まず、ジャム(紙づまり)等により画像形成が中断され、ジャム処理(紙づまり除去)を行い画像形成装置が復帰動作に入ると、CPU300aはRAM300cにリカバリ有りフラグとして「1」が保持されているか否かを判定し(1)、「1」が保持されていると判定した場合は、画像形成モードの復帰処理を行い(2)、画像形成を再開させる(3)。
【0065】
一方、ステップ(1)で、リカバリ有りフラグとして「0」がRAM300cに保持されていると判定した場合は、画像形成モードを標準状態に設定して(4)、最初から画像形成を再開させる(3)。
【0066】
以上により、ジャム等の画像形成中断後に画像形成モードのリカバリ(復帰)処理を実行させるか否かのリカバリ(復帰)モードを設定し、通常のコピースタンバイ状態でコピー動作が行われ、例えばジャム(紙づまり)により画像形成が中断され、ジャム処理(紙づまり除去)後、コピー動作を再開する時、設定されたリカバリ(復帰)モードによって意図するコピー動作を再開させることができる。
【0067】
また、本実施形態では、ユーザモード(画像形成モードをリカバリ(復帰)させるか否かの設定)は、図4に示すように、ユーザが操作部312上のキーと表示により行う場合について説明したが、後述する図7に示すようなディップスイッチを操作部312上あるいはコントローラ300上に設けてもよい。
【0068】
図7は、図1に示した画像形成装置のユーザモードを設定するディップスイッチを説明する模式図である。
【0069】
図において、スイッチSW1,スイッチSW2,スイッチSW3はディップスイッチで、スイッチSW1〜スイッチSW3の「ON/OFF」の切り替えにより、各種ユーザモードを設定することができる。例えば、単純にスイッチSW1を「ON」にした場合は、リカバリ有りを設定したものとして、「OFF」にした場合は、リカバリ無しを設定したものとして、上記RAM300cにリカバリ有りフラグに「1」or「0」を保持させる。
【0070】
以上より、ユーザの使い勝手によって、リカバリ有り/無しのユーザモードを選択設定可能とすることにより、ユーザがリカバリ処理の手順を知らないことから起こる、ユーザの意図しないミスコピーを未然に防止できる。
【0071】
また、コスト面を考慮して、ユーザに対してリカバリ処理手順等を通知する手段(表示装置等)を備えていない画像形成装置でも、ユーザがリカバリ有り/無しのユーザモードを選択設定することにより、装置自体にラベル表示して製品のイメージを悪くすること等なく、ユーザの意図しないミスコピーを未然に防止できる。
【0072】
さらに、コスト的な面でいえば、不揮発性メモリを備えている画像形成装置は操作部312上のキーと表示により設定させる方法により、制御のみで本発明を実施可能であり、不揮発性メモリを備えていない画像形成装置は図7に示した安価なディップスイッチを追加するだけで本発明を実施可能である。
【0073】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、ジャム等の画像形成中断後に画像形成モードのリカバリ(復帰)処理の実行の有無(第1の復帰モード)を設定する構成について説明したが、自動原稿給送装置を使用した原稿を画像形成中のジャム等による画像形成中断後に自動原稿給送装置による自動原稿リカバリ(復帰)処理の実行の有無(第2の復帰モード)を設定させるように構成してもよい、以下、その実施形態について説明する。
【0074】
本実施形態における自動原稿給送装置による自動原稿リカバリ(復帰)処理の実行の有無(第2の復帰モード)を設定させる手順は、上記第1実施形態で説明した第1の復帰モードを設定する手順であってもよい。すなわち、図4に示した操作手順で、図4の(b)に示すように枚数/倍率表示405に表示される「U1」が自動原稿リカバリ動作の設定項目を示しているとする場合である。
【0075】
また、図7に示したスイッチSW1が「ON」ならば、自動原稿リカバリ有りと、SW1が「OFF」ならば自動原稿リカバリ無しと設定されるように構成してもよいし、図4の(b)に示した枚数/倍率表示405に表示される「U1」が画像形成モードのリカバリ処理(第1の復帰モード)の設定項目(第1実施形態)で、枚数/倍率表示405に表示される「U2」が自動原稿リカバリ動作(第2の復帰モード)の設定となるように構成してもよい。
【0076】
さらに、図7のスイッチSW1が「ON」ならば、画像形成モードのリカバリ有りと、「OFF」ならば画像形成モードのリカバリ無しと設定され、スイッチSW2が「ON」ならば、自動原稿リカバリ有りと、「OFF」ならば自動原稿リカバリ無しと設定されるように構成してもよい。
【0077】
以下、図8のフローチャートを参照して本発明に係る画像形成装置における自動原稿リカバリ処理動作について説明する。
【0078】
図8は、本発明に係る画像形成装置における第2のリカバリ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0079】
まず、ジャム(紙づまり)等により画像形成が中断され、ユーザがジャム処理(紙づまり除去)及び、画像形成済の原稿を含めた原稿を自動原稿給送装置へセットして画像形成装置が復帰動作に入ると、CPU300aはRAM300cに自動原稿リカバリ有りフラグとして「1」が保持されているか否かを判定し(1)、「1」が保持されていると判定した場合は、画像形成済の原稿を空送りして自動原稿リカバリ処理を行い(2)、原稿を給送して画像形成を再開する(3)。
【0080】
一方、ステップ(1)で、自動原稿リカバリ有りフラグとして「0」がRAM300cに保持されていると判定した場合は、原稿を給送して画像形成を再開する(3)。
【0081】
以上により、ジャム等の画像形成中断後に自動原稿リカバリ(復帰)処理を実行させるか否かの自動原稿リカバリモードを設定し、自動原稿給送装置を利用してコピー動作が行われ、例えばジャム(紙づまり)により画像形成が中断され、ジャム処理(紙づまり除去)後、コピー動作を再開する時、設定された自動原稿リカバリ(復帰)モードによって原稿給送及びコピー動作は意図する最良の状態で再開される。
【0082】
また、上記実施形態においては、画像形成モードのリカバリ動作及び自動原稿リカバリ処理を行うか否かの設定を、ユーザが操作部312の操作又は図7に示したディップスイッチの操作により行う構成について説明したが、本発明の画像形成装置に不図示のカードリーダを設け、各ユーザのカードに記憶された環境情報(又は、ユーザID)を読み込み、該読み込んだ環境情報(又は、該読み込んだユーザIDに対応する不揮発性のRAM300cに予め記憶されているユーザの環境情報)に基づいて、上記リカバリ処理の設定を自動に行うように構成してもよい。
【0083】
さらに、ユーザが操作部312上の不図示のテンキー等からユーザIDを入力することにより、不揮発性のRAM300cに予め記憶されている入力されたユーザIDに対応するユーザの環境情報に基づいて、上記リカバリ処理の設定を自動に行うように構成してもよい。
【0084】
また、上記実施形態においては、リカバリ処理を実行しない設定をデフォルトとし、操作部312等によりリカバリ処理の実行を設定する場合について説明したが、所定時間経過後に上記リカバリ処理の設定はデフォルト(リカバリ処理を実行しない)の設定に戻るようにしてもよい。
【0085】
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態においては、ユーザが自動原稿給送装置の自動原稿リカバリ動作を行うか否か設定する構成について説明したが、画像形成中のジャム等による画像形成中断後に、自動原稿給送装置にセットされた原稿を全て排出して原稿を元の状態に戻すように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
以下、図9のフローチャートを参照して本発明に係る画像形成装置における自動原稿給送装置353の原稿排出処理動作について説明する。
【0086】
図9は、本発明に係る画像形成装置における自動原稿給送装置353の原稿排出処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。また、本画像形成装置は自動原稿リカバリ処理が可能である。
【0087】
自動原稿給送装置から給送される原稿に基づく画像形成中にジャム等により画像形成中断すると、CPU300aはROM300b内の制御プログラムから原稿排出ルーチンを呼び出し、自動原稿給送装置(以下、DFと記す)353を使用したコピー中にセンサ類308がジャム(紙づまり)の発生を検知したか否かをCPU300aが判定し(1)、ジャムの発生を検知しなかった場合は処理を終了し、ジャムの発生を検知した場合は、DF原稿が排出可能か否かをCPU300aが判定し(2)、不可能な場合(原稿がDF353内につまった場合等)は、つまった原稿を取り除かなければ、装置による自動原稿排出は不可能なため、処理を終了する。
【0088】
一方、ステップ(2)において、DF原稿が排出可能と判定された場合(原稿ではなく転写紙がつまった場合)は、給送部に載置されたコピー途中の残りのDF原稿を全て(装置が)自動原稿給送装置353の図示しない原稿排出部に自動排出を行う(3)。この動作により、コピー再開時にユーザは排出された原稿をそのままセットし直せば、既にコピーを取り終った原稿を装置が自動的に空送りして、コピー中断した原稿からコピー動作を再開することになる(自動原稿リカバリ処理)。
【0089】
次に、CPU300aが操作部312上のクリア/ストップキー406が押されたかどうかの判断をし(4)、押された場合は処理を終了し、押されていない場合は、CPU300aが全ての原稿が排出完了したか否か判定する(5)。まだ全ての原稿が排出完了していないと判定した場合はステップ(3)に戻り、搬出完了したと判定した場合は、処理を終了する。
【0090】
なお、上記ステップ(4)においてクリア/ストップキー406の押下を判定して原稿排出を途中で中止する理由は、排出すべき残りの原稿枚数が多い場合、すべての原稿を排出するまでに時間がかかるため、自動原稿リカバリ処理において原稿の取扱方を知っているユーザはクリア/ストップキー406により原稿排出動作を途中で中止でき、手動で原稿をセットし直すことを可能としているためである。
【0091】
以上により、自動原稿リカバリ動作のある装置で自動原稿リカバリ処理において原稿の取扱方を知らないユーザでも、原稿排出部に自動排出された原稿をそのまま原稿給送部にセットするだけで(循環式の自動原稿給送装置の場合は、自動排出された原稿は既に原稿給送部にセットされた状態となっているので原稿セットする必要すらなく)、DFに対する原稿の扱い方が分からずに起こるミスコピーを防止することができる。
【0092】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出して実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0093】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0094】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0095】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0098】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成モードのリカバリ処理による復帰手順を知らない不慣れなユーザは、リカバリ処理を実行しない復帰モードを設定して手動で意図した状態で画像形成を再開し、画像形成モードのリカバリ処理による復帰手順を知っているユーザは、リカバリ処理を実行する復帰モードを設定して、自動で画像形成モード設定させて意図した状態で画像形成を再開することができる。
【0100】
また、画像形成モードのリカバリ処理による自動復帰を認識しない不慣れなユーザは、初期値のまま手動で意図した状態で画像形成を再開することができる。
【0101】
また、自動原稿リカバリ処理により自動復帰させるための原稿給送部に対する原稿の取扱方を知らない不慣れなユーザは、自動原稿リカバリ処理を実行しない復帰モードを設定して、手動で意図した状態で画像形成を再開し、自動原稿リカバリ処理により自動復帰させるための原稿給送部に対する原稿の取扱方を知っているユーザは、自動原稿リカバリ処理を実行する復帰モードを設定して、既に画像形成された原稿を含めて原稿給送部にセットするだけで自動で原稿給送及び画像形成を意図した状態で再開することができる。
【0102】
また、自動原稿リカバリ処理により自動復帰させるための原稿給送部に対する原稿の取扱方を知らない不慣れなユーザでも、初期値のまま手動で意図した状態で原稿給送及び画像形成を再開することができる。
【0103】
また、自動原稿リカバリ処理により自動復帰させるための原稿給送部に対する原稿の取扱方を知らない不慣れなユーザでも、排出された原稿をそのまま原稿給送部に再セットするだけで、自動原稿リカバリ処理により原稿給送及び画像形成を意図した状態で再開することができる。
【0104】
また、排出原稿が多く時間がかかってしまう場合には、原稿の排出を中止して手動で原稿の取扱を行い、原稿給送及び画像形成を意図した状態で再開することができる。
【0109】
従って、画像形成中断後の自動復帰手順を知らないことから起こるユーザの意図しない状態で画像形成が再開されてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示した操作部の構成を説明する平面図である。
【図4】図3に示した操作部により設定する画像形成モードのリカバリ処理の設定操作手順を説明する模式図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置における復帰モードの設定手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置における第1のリカバリ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示した画像形成装置のユーザモードを設定するディップスイッチを説明する模式図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第2のリカバリ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置における自動原稿給送装置の原稿排出処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3000 コントローラ
300a CPU
300b ROM
300c RAM
312 操作部
353 自動原稿給送装置(フィーダ)

Claims (8)

  1. 画像形成部の画像形成中断後画像形成モードのリカバリ処理を実行して画像形成を再開させるか、画像形成モードのリカバリ処理を実行せずに画像形成を再開させるかを設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定に基づいて画像形成モードのリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶する記憶手段と、
    前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、画像形成モードを復帰させて画像形成を再開させ、リカバリ処理無しが記憶されている場合、画像形成モードを標準状態に設定して画像形成を再開させる制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段には、初期値として、リカバリ処理無しが記憶されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 原稿給送部から給送される原稿に基づく画像形成部の画像形成中断後に、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させるか、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させるかを設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定に基づいて原稿給送のリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶する記憶手段と、
    前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させ、前記記憶手段にリカバリ処理無しが記憶されている場合、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させる制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記記憶手段には、初期値として、リカバリ処理無しが記憶されていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記原稿給送部から給送される原稿に基づく画像形成部の画像形成中断後、前記原稿給送部から原稿を全て排出するよう制御することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 記制御手段は、前記原稿排出動作中の停止指示に基づいて、前記原稿排出動作を停止することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 画像形成部の画像形成中断後画像形成モードのリカバリ処理を実行して画像形成を再開させるか、画像形成モードのリカバリ処理を実行せずに画像形成を再開させるかの設定に基づいて、画像形成モードのリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、画像形成モードを復帰させて画像形成を再開させ、リカバリ処理無しが記憶されている場合、画像形成モードを標準状態に設定して画像形成を再開させる画像形成再開工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 原稿給送部から給送される原稿に基づく画像形成部の画像形成中断後に、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させるか、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させるかの設定に基づいて、原稿給送のリカバリ処理の有無を示す情報を、コピー動作に先立って記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記画像形成部の画像形成中断後に復帰動作に入る際、前記記憶手段にリカバリ処理有りが記憶されている場合、前記原稿給送部に再セットされた原稿のうち、既に画像形成が終了している原稿を空送りして、残りの原稿から画像形成を再開させ、前記記憶手段にリカバリ処理無しが記憶されている場合、前記原稿給送部にセットされた原稿を空送りすることなく給送して画像形成を再開させる画像形成再開工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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