JP2001245088A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001245088A
JP2001245088A JP2000055630A JP2000055630A JP2001245088A JP 2001245088 A JP2001245088 A JP 2001245088A JP 2000055630 A JP2000055630 A JP 2000055630A JP 2000055630 A JP2000055630 A JP 2000055630A JP 2001245088 A JP2001245088 A JP 2001245088A
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JP2000055630A
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Takashi Hasebe
孝 長谷部
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の起動に要する時間が長かった
り、電源が突発的にオフされた場合に、画像情報等の各
種の情報が失われるという問題があった。 【解決手段】 読取部、画像形成部、操作部等の各構成
部をユニットとし、該ユニットを制御単位として、起動
及び停止において制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取って
原稿の画像情報を取得し、該画像情報に基づいて記録紙
に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、外部電源
であるAC電源のオン/オフ時における前記画像形成装
置の各部の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】多数枚の原稿を読取部で読み取り、読取
により取得された画像情報を一旦記憶した後、該画像情
報に基づいて画像を形成するデジタル画像形成装置で
は、該画像形成装置の各構成部に電源を供給する方法
に、例えば、画像を記録紙に定着する定着器などのよう
に、駆動電圧の供給から作動可能な状態に至るまでに時
間のかかる構成部には他の構成部より早く駆動電圧を供
給することが行われている。
【0003】また、装置の動作状況を表示する表示部を
早期に起動して、ウォームアップ等の準備段階における
装置の状況をオペレータに報知することが行われてい
る。
【0004】一方、電源のオフ時には、画像形成装置を
所定の手順に従ってオフする停止制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル画像形
成装置においては、前述のように特定の構成部について
は、外部電源のオン/オフ時における起動・停止時期を
特有に設定することが行われているが、組織的な設定が
行われていないために、種々の不具合が生じていた。
【0006】例えば、電源のオン時に、装置の作動状況
が適切に操作部に表示されなかったり、電源のオンから
読取又は画像形成可能な状態に到達するまでの時間が長
くなったりするという問題があった。特に、デジタル画
像形成装置のように、多機能化され、多様な態様での作
動が可能な画像形成装置においては、特定の作動態様で
は装置の立ち上がり時に操作部における適切な表示が行
われなかったり、特定の作動態様では初期設定に時間が
かかったり、或いは待ち時間が長くなったりするという
問題があった。
【0007】また、停電等の事故によりオペレータが意
図しない電源のオフが発生した場合に、原稿の読取によ
り作成された画像情報が消失してしまったり、記録紙が
搬送路の途中に残留した状態で停止することが起こっ
て、再度読取を行う必要が生じたり、画像形成装置の再
起動時に装置内の記録紙を除去する作業が必要になる等
の煩雑な負担がオペレータにかかるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、従来の画像形成装置における前
記のような問題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す発明によって達成される。
【0010】1.原稿を読み取る読取部、該読取部によ
って読み取った画像情報を処理する画像処理部、該画像
情報に基づいて画像を形成する画像形成部、動作状況を
表示し、オペレータによる入力を受け付ける操作部、全
体を制御する全体制御手段並びに、前記各部に駆動電圧
を供給する電源制御手段、を有し、該電源制御手段は、
外部電源のオン時における前記各部への駆動電圧の供給
と、前記外部電源のオフ時における前記各部に供給され
ている駆動電圧の供給停止とを前記各部毎に所定の順序
で行うことを特徴とする画像形成装置。
【0011】2.前記外部電源のオン時に、最初に前記
操作部に駆動電圧を供給して前記操作部を起動すること
を特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0012】3.前記電源制御手段は、前記操作部、前
記画像形成部、前記読取部、前記画像処理部の順序で各
部に駆動電圧を供給し起動することを特徴とする前記1
又は前記2に記載の画像形成装置。
【0013】4.前記外部電源がオンされているときに
充電される2次電池を有し、前記外部電源のオフ時に、
前記2次電池から前記全体制御手段へ駆動電圧が供給さ
れ、前記全体制御手段は全体の停止までの制御を前記2
次電池からの電源により行うことを特徴とする前記1に
記載の画像形成装置。
【0014】5.前記読取部の読取により取得された画
像情報を記憶する記憶手段を有し、前記全体制御手段
は、前記外部電源のオフ時に、前記2次電池から供給さ
れる駆動電圧で駆動されて画像情報の前記記憶手段への
格納制御を行うことを特徴とする前記1〜4のいずれか
1項に記載の画像形成装置。
【0015】6.前記操作部は、前記読取部による原稿
読取中に前記外部電源がオフした場合に、前記記憶手段
に画像情報を記憶するか否かのオペレータによる入力を
受け付け、前記全体制御手段は該入力に従って、前記記
憶手段への記憶制御を行うことを特徴とする前記5に記
載の画像形成装置。
【0016】7.原稿読取及び画像形成における各種の
パラメータ情報を記憶するメモリ及び書き換え可能な不
揮発メモリを有し、外部電源がオフした場合に、前記全
体制御手段は、前記メモリに記憶されている前記パラメ
ータ情報を前記不揮発メモリに記憶させることを特徴と
する前記1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる画像
形成装置の機械的な構成を図1により説明する。
【0018】原稿は自動原稿搬送ユニットUの原稿給紙
台11に画像面を上向きにして載置され、送り出しロー
ラ12の動作により一枚ずつ送り出され、レジストロー
ラ13により一旦停止されて先端が整えられた後、搬送
ドラム14に搬送され、該搬送ドラム14の周面に原稿
が沿って搬送される過程で読取部2により画像の読み取
が行われる。読取が済んだ原稿は略半周した位置におい
てドラム面より分離され排紙台15に排出される。ま
た、自動原稿搬送ユニットUは原稿の片面を読み取る片
面読取のための搬送機能の他に原稿の表裏両面を読み取
る両面読取のための搬送機能も有するがこの動作の説明
は省略する。
【0019】読取部2においては光源23aとミラー2
3bを備える第1ミラーユニット23が前記の搬送ドラ
ム14の直下の位置で、通過する原稿を順次照明し、原
稿の移動方向に直交するよう配置したミラー24aとミ
ラー24bを備える第2ミラーユニット24により反射
し、結像レンズ25を介してライン状CCDからなる撮
像素子26に結像し、光学情報を電気信号に変換して画
像情報が取得される。また、原稿台27に原稿を戴置
し、前記ミラーユニット23、24が移動して、静止原
稿を読み取る読取機能も具備している。
【0020】読取部2において読み取られた原稿画像の
画像情報は図2の画像処理部1により画像処理が行われ
画像情報として一旦メモリに記憶される。
【0021】画像形成部3は電子写真プロセスにより画
像を形成するものであり、画像形成部3が作動すると、
前記メモリに記憶された画像情報が読み出され、画像書
込部33に入力し、図示していないレーザ発光器から画
像情報に従って変調されたレーザビームがポリゴンミラ
ーの回転作動によって感光体ドラム31を主走査露光す
る。そして、前もって帯電器32により帯電電位を付与
された感光体ドラム31に対して感光体ドラム31の軸
方向の主走査露光と感光体ドラム31の回転による副走
査が行われて感光層に画像情報による静電潜像を形成す
る。該静電潜像は現像器40で現像剤により反転現像さ
れてトナー像とされる。この現像剤は例えば粒径20μ
m程度の磁性体をキャリヤとして粒径数μmの樹脂トナ
ーを混合した2成分の現像剤で、現像スリーブ上に0.
1〜0.数mm程度の層を形成して現像する。これに並
行して手差し給紙部19、又は記録紙を収容する給紙ト
レイ7から記録紙が給紙される。給紙トレイ7は例えば
7A、7B、7Cの3段を有し、各給紙ローラ51A、
51B、51Cの何れかが作動して記録紙を搬出し、搬
送ローラ55、56及びタイミングローラ39に給送さ
れて、感光体ドラム31上のトナー像に同期して感光体
ドラム31に給紙される。又、搬送経路の要所には、画
像形成装置の動作が停止した場合、記録紙が残留してい
ないか、又は動作中にジャムを生じたかを検知する記録
紙センサーSが配置されている。
【0022】感光体ドラム31上のトナー像は転写器3
5により反対極性の電圧により記録紙側に転移して転写
され、トナー像を転写した記録紙は除電器36によって
除電されて感光体ドラム31より分離され、搬送ベルト
を介して定着器38に搬送され熱ローラ対の圧着加熱に
よりトナーを溶着して定着され、排出部8の定着排紙ロ
ーラ81より排紙され、排紙トレイ84に排出されて、
前記画像情報に基づいた画像が形成される。
【0023】一方、記録紙を分離した感光体ドラム31
は残留電位を除去した後、クリーニング装置37におい
て残留トナーを除去する清掃処理を受けて次なる画像形
成のプロセスに入れるよう画像形成装置は構成されてい
て、前記画像情報の伝達や全ての全体制御は全体制御装
置5における全体制御手段501(図2に示す)が行
う。
【0024】次に本発明の実施の形態における外部電源
のオン、オフ時における動作について説明する。
【0025】図2は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の電源制御系のブロック図である。
【0026】図に示すように画像形成装置は電源制御装
置6、全体制御装置5、画像処理部1、読取部2、画像
形成部3、操作部4の各部を有する。
【0027】画像処理部1は読取部2により取得された
画像情報に対して変倍、濃度変換、各種の編集等の処理
を行う。読取部2は、図1における撮像素子26、増幅
器及びA/Dコンバータを有し、撮像素子26が出力す
る画像信号に基づいたデジタル画像情報を出力する。画
像形成部3は図1に示したように、電子写真方式により
記録紙上に画像を形成する。操作部4はハードキーやタ
ッチパネルで構成され、画像形成装置の状態や設定条件
を表示し、オペレータにより入力される各種の動作条件
の設定を受け付ける。
【0028】全体制御装置5は、全体制御手段501、
リアルタイムクロック502、SRAM又はDRAMで
構成されるメモリ503、書き換え可能なROMで構成
される不揮発メモリ504、バス制御回路505及び入
出力ユニット506を有する。
【0029】全体制御手段501はCPUで構成され、
後に説明するように、画像処理部1、読取部2、画像形
成部3等の各構成部を制御する。リアルタイムクロック
502は画像形成装置の各動作時点の年、月、日、時、
分、秒までの時間情報を出力する。RAMで構成される
メモリ503は全体制御手段501が行う制御上必要な
種々の条件等のパラメータを記憶しており、また、制御
に従って、内容が書き換えられる。不揮発メモリ504
は後に説明するように、フラッシュメモリで構成される
不揮発メモリであり、後に説明するように電源オフ時に
メモリ503に記憶されているパラメータを記憶し保存
する。バス制御回路505は、全体制御が、各部の制御
に影響しないように全体制御装置5を各部と分離する。
506は全体制御装置5と電源制御装置との間の制御信
号の入出力ユニットである。
【0030】電源制御装置6は、電源ユニット601、
2次電池602、電源切換回路603、電圧監視回路6
04及び電源制御手段としての電源制御回路605を有
する。電源制御回路605は全体制御手段501により
制御されて、後に説明するように、各部への駆動電圧の
供給開始と供給停止を行う。
【0031】電源ユニット601は外部から供給される
AC電圧をDC電圧に変換する。2次電池602は充電
可能な電池であり、電源ユニット601の出力Viによ
り充電される。2次電池602には、例えば、リチウム
電池が用いられる。電源切換回路603は電源制御回路
605に供給する電圧を電源ユニット601からの電圧
Viか又は2次電池602の電圧に切り換える。電源切
換回路603は、また、電源ユニット601からの出力
Viの立ち上がり時にリセット信号RSを出力する。電
源制御回路605は全体制御手段501の制御に従って
作動し、各部に電圧V1〜V4を供給する。電圧監視回
路604は電源ユニット601の出力Vi及び電源切換
回路603の出力Voを監視して全体制御手段501
に、制御に用いられる電圧情報を提供する。
【0032】次に、外部電源オン、オフに関連した各構
成部の起動制御(電源オン)及び停止制御(電源オフ)
についてフローチャートによって説明する。
【0033】図3は外部電源のオン時における各構成部
の起動制御を示したフローチャートである。
【0034】始めに、100でスイッチSW(図2に示
す)が閉成されて外部電源がオンされると電源制御装置
6の電源ユニット601から入力電圧Viが供給され、
この入力電圧Viの供給により102で出力電圧Voが
2次電池602によるものから電圧ユニット601によ
るものに切り替わると同時に、電源切換回路603から
リセットRS(システムリセット)信号が出力され、全
体制御手段501を初めとして全ての構成部の初期リセ
ット動作が開始され、全体制御手段501が起動して全
体の制御を開始する。102における全体制御手段50
1の起動により、全体制御手段501の制御により画像
処理部1、読取部2、画像形成部3及び操作部4の各入
出力ユニットI/O(1)〜I/O(4)の初期設定が
行われる。これにより各入出力ユニットI/O(1)〜
I/O(4)はスタンバイ(信号受入)状態となる。こ
の段階では電源制御装置6の電源制御回路605の出力
電圧V1〜V4は全てオフ(供給しない)状態となって
いる。
【0035】先ず、第1優先で駆動電圧が供給され、起
動するのはオペレータに状況を提供するインターフェー
スとしての操作部4であり、104で電源制御回路60
5から電圧V4を供給し、操作部4を起動する。これに
より、オペレータに画像形成装置が初期設定中であるこ
とを表示する。
【0036】次に、全体制御手段501は電源制御回路
605を制御して、定着器を有する画像形成部3は温度
管理に時間を要するため、定着器を有する画像形成部3
に、105で電圧V3を供給し、画像形成部3を起動す
る。更に、電源制御回路605は106で読取部2に電
圧V2を供給し、読取部2を起動し、続いて、読取位置
の制御や読取機能の補正を行うため、107では画像処
理部1へ電圧V1を供給し、画像処理部1を起動する。
こうして、オペレータに迅速で必要な情報を操作部4に
より提供し、各構成部は組織的に効率よく順序づけて起
動される。起動順序は第1に操作部4、第2に画像形成
部3、第3に読取部2、第4に画像処理部1の順であ
る。そして、108でオペレータによる処理モードの設
定を待ち、設定されれば109で設定された処理が実行
される。
【0037】次に、外部電源をオフした時の制御、特
に、バックアップの動作の制御について図4を用いて説
明する。図4は外部電源のオフ時における制御のフロー
チャートである。外部電源がオフする場合としては、オ
ペレータがスイッチSWを操作し、オペレータの意志に
よってオフする場合と、停電など突発的に電源がオフさ
れてしまう場合があるが、本発明の実施の形態では、ど
ちらの場合も同じ処理動作をする。
【0038】後述するように外部電源がオフされても、
2次電池602によって各構成部はしばらくの間動作を
続け、バックアップ処理を行ってから2次電池602に
よる各構成部への駆動電圧の供給が順次オフされるよう
に制御される。
【0039】図4に示すように200で外部電源がオフ
されると、201で電源監視回路604が入力電圧Vi
の電圧低下を感知し、該電圧低下情報は入出力ユニット
506を経由して全体制御手段501へ伝達される。こ
の電圧低下の感知は全体制御手段501が定期的に入出
力ユニットを読み込むプログラムによって実行される。
そして、この電圧低下情報に基づいて全体制御手段50
1は電源切換回路603を制御して出力電圧Voを2次
電池602に切り換え(202)、2次電池602によ
る電圧供給が開始される。そして、電源状態が変化した
ため、全体制御手段501は電源制御回路605及び各
構成部の動作を把握し、各構成部を制御する。2次電池
602の負担が大きいと予想される構成部からバックア
ップの処理を開始する。
【0040】第1に優先処理される構成部は画像形成部
3である。電源がオフされ画像形成部3内の搬送経路に
記録紙が残留していないか、図4の203で記録紙セン
サーSによって感知し、給紙トレイ7以後に搬送路に記
録紙が残留している場合には最終的なプロセスまで実行
して搬送経路上の記録紙を排出してから、204で画像
形成部3への電圧V3をオフするよう電源制御回路60
5を全体制御手段501が制御する。204の電圧V3
のオフにより画像形成部3は停止する。
【0041】次に、全体制御手段501は読取部2に関
するバックアップ処理を行う。外部電源がオフした時、
読取部2が原稿を読み取り中である場合には、読取を中
断するか、又は、原稿の読み取りを継続するかを、20
5でオペレータに判断を促す表示を操作部4に表示す
る。オペレータが「中断」又は「継続」の操作釦で選択
する。そして、「中断」を選択した場合は、206に進
み、読取中の原稿を含め、この時点まで読み取った原稿
の画像情報をこの時点の年月日、時刻と共に記憶手段と
してのハードディスクHDDに記憶する。この時点の年
月日、時刻はリアルタイムクロックRTCから読み込
む。そして、210で読取部2の駆動電圧V2をオフす
るよう全体制御手段501が制御する。又「継続」を選
択した場合には、207に進み、操作部4に記録紙上に
画像形成が出来ないこと、残り原稿の読み取りも出来な
いことを表示する。そして、読取中の原稿を含め、この
時点まで読み込んだ原稿の画像情報及び枚数を、前記同
様この時点の年月日、時刻と共にハードディスクHDD
に記録するか、記憶しないかの選択を促す表示をし、2
08で「記憶する」を選択した場合は、209で読取中
の原稿を含め、この時点まで読み込んだ原稿の画像情報
及び枚数と、この時点の年月日、時刻とをハードディス
クHDDに記録し、210で読取部2の駆動電圧V2を
オフするよう電源制御回路605を全体制御手段501
が制御する。もし「記憶しない」が選択された場合に
は、210へ進み電圧V2をオフするよう制御する。更
に、暗証番号を操作部から入力することにより、外部電
源のオフ時にハードディスクHDDに格納される画像情
報を第三者による利用から保護することも可能である。
【0042】こうして画像形成部3と読取部2の動作が
停止すると、211、212で画像処理部1及び操作部
4の駆動電圧V1、V4をオフするよう制御される。し
かし、この時点でも、全体制御装置5には駆動電圧が供
給されていて、全体制御装置5に関するデータのバック
アップ処理の動作が行われる。即ち、213でRTCチ
ェック、バックアップ年月日の読み出しを行った後、2
14で具体的データとしては、オペレータが設定しメモ
リ503に記憶されている画像処理モードの設定データ
(内容)や、この画像形成装置固有の制御パラメータな
どのデータの内、オペレータが変更してメモリ503に
記憶されているデータをメモリ503から不揮発メモリ
504の特定領域に転送し書き込む。このようなデータ
のバックアップをした後に、215で全体制御装置5自
身の電源がオフされるよう制御され終了する。これらの
データのバックアップは2次電池の電圧が低下しても該
データが消去されないように、例えば、前記のように不
揮発メモリ504には書き換え可能な不揮発メモリであ
るフラッシュメモリが使用される。
【0043】電源オフ時の各構成部の停止順序は第1に
画像形成部3、第2に読取部2、第3、第4に画像処理
部1と操作部4であり、最後に全体制御装置5の順であ
る。
【0044】次に、バス制御回路505と画像処理信号
の処理経路について述べる。原稿を読取部2で読み取
り、オペレータの設定などによって、所定の処理を行
い、画像形成部3で画像を形成する場合の信号経路は入
出力ユニットI/O(2)、I/O(1)、I/O
(3)を経由する。この場合、バス制御回路505が、
電源制御が各構成部の動作に影響を与えないようにバス
を分離する役割を果たしている。バス制御回路505
は、また、各構成部への電圧供給がなくなった時、全体
制御装置5側のバス動作を抑え、2次電池の消耗を抑え
る効果機能をも有している。また、前記画像データのバ
ックアップ処理では読取部2、画像処理部1及び画像形
成部3の動作状況に応じて、それぞれの処理段階に応じ
た画像データをハードディスクHDDに記憶することが
出来る。
【0045】記憶された画像データの再現方法は画像形
成装置の再起動時に、前回の電源オフした時点で、記憶
した画像データが存在することを操作部によってオペレ
ータに知らせ、もしオペレータにとって必要なデータで
あれば、暗証番号を入力して画像データを出力すること
が出来る。
【0046】上記のように、外部電源がオンされた場
合、電源を組織的に所定の順序に従って各構成部に供給
するよう制御し、画像形成装置の効率良い起動をすると
共に、外部電源オフに際しても同様に、所定の順序に従
って、各構成部の停止制御を行い、特に順次バックアッ
プ処理を行って電源をオフすることによって、突発的に
電源のオフにより画像情報等が消失することが防止され
る。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明により、画像形成装置の
各構成部を単位としてその起動、停止を制御することに
より、立ち上げ時間が短縮され、また、停止時における
必要な処理を導入することが可能になる。
【0048】請求項2の発明により、操作部を最初に起
動しているので、準備段階における画像形成装置の状況
を正確に把握することが可能になる。
【0049】請求項3の発明により、画像形成装置の各
構成部が適正に起動し、画像形成装置の立ち上がり時間
が短縮される。
【0050】請求項4の発明により、読取部により取得
された画像情報の保存、搬送路中に存在する記録紙の排
出等の必要な処理が行われ、停電等の突発的な外部電源
オフによる事故が防止される。
【0051】請求項5の発明により、電源の停止後も、
必要な構成部の作動が行われるので、画像情報等が突発
的な外部電源のオフにより失われることが防止される。
【0052】請求項6の発明により、外部電源オフ時、
画像情報を記憶しない設定を行うことが可能になるの
で、機密の保持が確実に行われる。
【0053】請求項7の発明により、画像形成工程が中
断した場合に、中断前の各種の画像形成工程上の条件が
保存されるので、残ったジョブを中断原因の解消後に実
行する場合に、再設定ののための時間が短縮されるとと
もに、画像形成工程の再開時おける誤操作が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電源
制御系のブロック図である。
【図3】外部電源オンによる動作のフローチャート。
【図4】外部電源オフによる動作のフローチャート。
【符号の説明】
1 画像処理部 2 読取部 3 画像形成部 4 操作部 5 全体制御装置 6 電源制御装置 501 全体制御手段 502 リアルタイムクロック 503 メモリ 504 不揮発メモリ 505 バス制御回路 601 電源ユニット 602 2次電池 603 電源切換回路 604 電圧監視回路 605 電源制御回路 HDD ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 398 G03G 21/00 500 500 372 G06F 1/26 G06F 1/00 334D Fターム(参考) 2C061 AQ06 HJ10 HN21 HN24 2H027 DA03 DC07 ED30 EE07 EE08 EE10 EF01 EF17 EJ03 EJ08 EK05 FD08 GB05 GB09 HA03 HA12 ZA01 ZA07 5B011 EB08 MB01 MB06 5C062 AA05 AB11 AB17 AB20 AB22 AB23 AB43 AB46 AB50 AB51 AC05 AC60 AF06 AF07 BA00 9A001 BB03 HH34 JJ35 KK42 LL07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取部、 該読取部によって読み取った画像情報を処理する画像処
    理部、 該画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部、 動作状況を表示し、オペレータによる入力を受け付ける
    操作部、 全体を制御する全体制御手段並びに、 前記各部に駆動電圧を供給する電源制御手段、を有し、
    該電源制御手段は、 外部電源のオン時における前記各部への駆動電圧の供給
    と、前記外部電源のオフ時における前記各部に供給され
    ている駆動電圧の供給停止とを前記各部毎に所定の順序
    で行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記外部電源のオン時に、最初に前記操
    作部に駆動電圧を供給して前記操作部を起動することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記電源制御手段は、前記操作部、前記
    画像形成部、前記読取部、前記画像処理部の順序で各部
    に駆動電圧を供給し起動することを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記外部電源がオンされているときに充
    電される2次電池を有し、前記外部電源のオフ時に、前
    記2次電池から前記全体制御手段へ駆動電圧が供給さ
    れ、前記全体制御手段は全体の停止までの制御を前記2
    次電池からの電源により行うことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記読取部の読取により取得された画像
    情報を記憶する記憶手段を有し、前記全体制御手段は、
    前記外部電源のオフ時に、前記2次電池から供給される
    駆動電圧で駆動されて画像情報の前記記憶手段への格納
    制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、前記読取部による原稿読
    取中に前記外部電源がオフした場合に、前記記憶手段に
    画像情報を記憶するか否かのオペレータによる入力を受
    け付け、前記全体制御手段は該入力に従って、前記記憶
    手段への記憶制御を行うことを特徴とする請求項5に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿読取及び画像形成における各種のパ
    ラメータ情報を記憶するメモリ及び書き換え可能な不揮
    発メモリを有し、外部電源がオフした場合に、前記全体
    制御手段は、前記メモリに記憶されている前記パラメー
    タ情報を前記不揮発メモリに記憶させることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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