JP3942451B2 - メダル貸し出し機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技場においてメダルを遊技媒体とする遊技機の側方に設置して使用され、付加価値媒体が投入されることに応じてメダルを所定枚数払い出すメダル貸し出し機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場において、スロットマシンと呼ばれる遊技機の側方には、付加価値媒体が投入されることに応じてスロットマシンの遊技媒体であるメダルを貸し出す、いわゆるメダル貸し出し機が設置されている。付加価値媒体とは、紙幣・硬貨・プリペイドカード・ICカード・クレジットカードなどであり、遊技者がメダルを借り受けるために必要な価値媒体である。なお、遊技者が付加価値媒体によってメダルを購入することも可能であるが、現在の遊技場においてはメダルを借り受けることが一般的であるので、以下の説明ではメダルは貸し出されるものとして説明を行う。また、現在の遊技場において用いられる付加価値媒体としては紙幣が一般的であるので、以下の説明では付加価値媒体の例として紙幣を用いて説明を行う。
【0003】
現在、スロットマシンを設置する多くの遊技場において、遊技者が遊技に用いるメダルを借り受けるために、スロットマシンの側方に設置されたメダル貸し出し機の紙幣投入口に所定の金額の紙幣を投入すると、これに応じて所定枚数のメダルがメダル貸し出し機の本体前面に設けられたメダル払い出し口より払い出される。メダルを貸し出すメダル貸し出し機がスロットマシンの側方に設置されることで、遊技者は席を立たなくても、メダル貸し出し機から払い出されたメダルを用いてスロットマシンで遊技を行うことができるようになるので、遊技者は遊技を中断する時間を短くできる。また、遊技場の運営者にとっては、メダル貸し出し機をスロットマシンの側方に設置することによって、遊技者の時間当たりの遊技回数が増加することは収益の増加につながる。
【0004】
従来のメダル貸し出し機のメダル払い出し口には払い出されたメダルを受けるメダル受け皿が設けられているものが多く、払い出されたメダルはこのメダル受け皿に貯留されるようになっている。この場合、遊技者はメダル受け皿に貯留されたメダルを手で取り出して、自分が遊技を行うスロットマシンに設けられた、遊技に用いるメダルを貯留する部位であるメダル貯留部に移していた。そして、このメダル貯留部から数枚ずつのメダルをスロットマシンのメダル投入口に手で投入して遊技を行っていた。このため、メダル貸し出し機に紙幣を投入してから遊技を行うまでには手間を要し、また、メダルに手を触れることで手が汚れてしまうことがあった。
【0005】
そこで、メダル貸し出し機の本体前面のメダル払い出し口に樋状のノズルを設けて、メダル貸し出し機の本体から払い出されたメダルをスロットマシンのメダル貯留部まで案内するメダル貸し出し機が考案され、利用されている。さらには、スロットマシンのメダル投入口の態様によっては、本体から払い出されたメダルを、スロットマシンのメダル貯留部にではなく、スロットマシンのメダル投入口に案内して、メダル投入口にメダルを直接投入するノズルを設けたメダル貸し出し機が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような、スロットマシンのメダル投入口にメダルを直接投入するノズルを設けたメダル貸し出し機では、スロットマシンの設定変更等を行うためにスロットマシンの前面扉を開操作する場合や、スロットマシンのメダル貯留部から手でメダル投入口へメダルを投入する場合などにノズルを退かすことができるよう、ノズルはメダル貸し出し機本体に回動自在に設けられており、したがって、必ずしもノズルの位置がメダル投入口にメダルを投入できる位置であるとは限らなかった。ノズルがメダル投入口にメダルを投入できる位置でないときにメダル貸し出し機よりメダルの払い出しが行われると、払い出されたメダルはメダル投入口へ投入されずに床などに落ちて散らばってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、スロットマシンのメダル投入口にメダルを直接投入するためのノズルを介してメダルが払い出されることが好ましくない場合には、別途用意されたメダル払い出し口よりメダルが払い出されるようにしたメダル貸し出し機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のメダル貸し出し機は、メダルを遊技媒体とする遊技機の側方に設置して使用され、付加価値媒体が投入されることに応じてメダルを所定枚数払い出す第1メダル払い出し装置及び第2メダル払い出し装置を有する本体と、前記第1メダル払い出し装置の前面にて回動自在に支持され、前記第1メダル払い出し装置から払い出されたメダルを前記遊技機のメダル投入口まで案内する樋状のノズルと、前記第2メダル払い出し装置の前面に設けられ、前記第2メダル払い出し装置から払い出されたメダルを排出するメダル払い出し口とを備えたものであって、前記ノズルの位置が前記メダル投入口にメダルを投下できる位置にあることを検出するノズル位置検出手段と、前記ノズル位置検出手段による検出信号が出力されていない場合に、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容せず、第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するメダル払い出し制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
また、前記ノズル位置検出手段による検出信号が出力されている場合のメダルの払い出し方法として、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するか、前記第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するかを選択できるメダル払い出し選択手段を設けることが好適である。
【0010】
また、前記ノズル位置検出手段は、前記ノズルが前記メダル投入口にメダルを投下できる位置に回動した際に、前記ノズルに設けられた押圧片により押圧されて通電を開始するリミットスイッチであることが好適である。
【0011】
また、前記メダル払い出し制御手段は、前記遊技機の投入メダル貯留部におけるメダルの枚数やクレジットメダル数が上限値であることに応じて、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容せずに第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するものであることが好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明を用いたメダル貸し出し機2は、スロットマシン3のメダル投入口6がメダル貸し出し機2の本体4から払い出されたメダルをノズル5によって直接投入できるものである場合、図1に示すようにスロットマシン3の側方に設置されて使用される。メダル貸し出し機2の本体4の前面上部において樋状のノズル5が略水平方向に回動自在に支持されている。ノズル5は、樋の内側をメダルが滑り落ちることができるように、本体4の前面より、充分な斜度をもって斜め下方向に突き出している。本体4内の第1メダル払い出し装置19(図2に図示)から払い出されたメダルはノズル5の内側に沿って案内され、メダル投入口6にノズル5の先端より投下される。また、スロットマシンの態様によっては、投入されたメダルを貯留する投入メダル貯留部7や、スロットマシン内において遊技を行うためにカウントされたメダルの未使用分を表示するクレジットメダル数表示機8が設けられている。
【0013】
図2に、メダル貸し出し機2の本体4の外観及び内部構造の概略を示す。本体4の前面上部には、所定の紙幣、例えば千円札を投入する紙幣投入口11が形成された開閉扉12が設けられている。開閉扉12は錠13によって施錠され、容易に開閉がなされないようになっている。本体4内部であって紙幣投入口11の後部には、紙幣投入口11から投入された紙幣を収納するスペースを備えた紙幣識別装置14が配設されている。紙幣識別装置14では、投入された紙幣の真偽の判別や金種の判別を行い、有効な紙幣を識別したときには紙幣を内部に取り込み、有効な紙幣の投入があったことを本体4内部中央に配設されている制御部15に電気信号として入力する。無効な紙幣を識別したときにはその紙幣を紙幣投入口11から返却する。紙幣識別装置14に収納された紙幣は、開閉扉12を開くことによって取り出すことができる。なお、本体4の外部から紙幣の自動回収装置を接続した場合は、紙幣識別装置14に取り込まれた紙幣は外部に運び出されて、外部にて収納されるので、開閉扉12を開いて紙幣を取り出さなくとも良い。
【0014】
なお、付加価値媒体として紙幣ではないものを用いる場合は、紙幣識別装置14の変わりに、価値媒体に合わせた識別装置を適宜設ければ良い。例えば、ICカードを用いる場合は、ICカードが有効であるか否かを識別し、ICカード内の記録情報を適宜書き換える装置をメダル貸し出し機の本体内に設ければ良い。
【0015】
本体4の前面上部には、ノズル5が設けられた、錠16付きの第1パネル扉17が着脱自在に設けられている。本体4内部であって第1パネル扉17の後部には、第1メダル貯蔵部18と一体になっている第1メダル払い出し装置19が配設されている。第1メダル払い出し装置19に制御部15から電気信号によるメダル払い出しの指示があったとき、第1メダル払い出し装置19はメダルをノズル5のノズル回動部5a(図3に図示)に払い出す。制御部15は紙幣投入口11に投入された紙幣に応じた所定枚数のメダルが払い出されるように第1メダル払い出し装置19にメダル払い出しの指示を出す。投入された紙幣と払い出し枚数との対応は、例えば千円札1枚の投入に応じてメダル50枚を払い出すというように適宜決めて良い。なお、第1メダル貯蔵部18へのメダルの補給は、錠20つきの第1メダル補給扉21を開いて行う。また、第1メダル払い出し装置19のメンテナンスなどを行う際には、錠16の施錠を解除して、ノズル5と共に第1パネル扉17を本体から取り外すことができる。なお、本体4の外部から第1メダル貯蔵部18にメダルの補給を行う自動補給装置を接続した場合は、第1メダル補給扉21を開いてメダルを補給しなくとも良い。
【0016】
本体4の前面下部には、メダル払い出し口22と、メダル払い出し口22から払い出されたメダルを貯留するための貸し出しメダル受け皿23とが設けられた、錠24付きの第2パネル扉25が着脱自在に設けられている。本体4内部であって第2パネル扉25の後部には、第2メダル貯蔵部26と一体になっている第2メダル払い出し装置27が配設されている。第2メダル払い出し装置27に制御部15から電気信号によるメダル払い出しの指示があったとき、第2メダル払い出し装置27はメダルをメダル払い出し口22に払い出し、払い出されたメダルは貸し出しメダル受け皿23に貯留される。制御部15は紙幣投入口11に投入された紙幣に応じた所定枚数のメダルが払い出されるように第2メダル払い出し装置27にメダル払い出しの指示を出す。投入された紙幣と払い出し枚数との対応は、例えば千円札1枚の投入に応じてメダル50枚を払い出すというように適宜決めて良い。第2メダル貯蔵部26へのメダルの補給は、錠28つきの第2メダル補給扉29を開いて行う。また、第2メダル払い出し装置27のメンテナンスなどを行う際には、錠24の施錠を解除して、貸し出しメダル受け皿23と共に第2パネル扉25を本体から取り外すことができる。なお、本体4の外部から第2メダル貯蔵部26にメダルの補給を行う自動補給装置を接続した場合は、第2メダル補給扉29を開いてメダルを補給しなくとも良い。
【0017】
本体4の前面にて、ノズル5の下方に、払い出し選択ボタン30が突設されている。払い出し選択ボタン30は押下されるごとにON/OFFが切り換わるスイッチであり、払い出し選択ボタン30のON/OFFの状態は制御部15に入力される。
【0018】
制御部15の前面には、表示部31が設けられている。表示部31には、制御部15の表示動作制御によってメダル貸し出しの可否やメダルの払い出し枚数などが表示される。
【0019】
また、スロットマシン3の投入メダル貯留部7に貯留されているメダル枚数及びクレジットメダル数表示器8に表示されているクレジットメダル数に上限値が設定され、さらに、スロットマシン内においてこれらの上限値が検出されるようになっている場合には、この検出信号は制御部15に入力される。
【0020】
図3に示すように、ノズル5は、略円筒状のノズル回動部5aと、樋状のノズル本体5bとから構成されている。ノズル5は、ノズル本体5bの先端がスロットマシン3のメダル投入口6にメダルを投入できる位置(図中実線)と、スロットマシン3の前面扉を開操作する場合や、スロットマシン3のメダル投入口6にメダルを手で投入する場合にノズル5をスロットマシン3の前面から退避させる退避位置(図中二点鎖線)との間で回動自在となっている。
【0021】
ノズル回動部5aの底部下面には円柱状の回転軸5cが突設されており、回転軸5cは本体4によって回動自在に保持されている。ノズル回動部5aの上面は開放されており、第1メダル払い出し装置19から払い出されたメダルがノズル回動部5aの上面から内部に投下されるようになっている。ノズル回動部5aの内部は、傾斜部5d及びメダル溝5eが形成されており、ノズル回動部5aの内部に投下されたメダルは、傾斜部5dに当接した後に、メダルの自重によりメダル溝5eに落下する。ノズル回動部5aの側壁には、このメダル溝5eに連なって開口が形成されており、メダル溝5eに落下したメダルは開口を介してノズル本体5bへ落ちるようになっている。
【0022】
ノズル回動部5aの外周の側壁には押圧片35が形成されている。この押圧片35は、ノズル5がメダル投入口6にメダルを投入できる位置へと回動したときに、リミットスイッチ36の端子を押圧する。この押圧片35の押圧によりリミットスイッチ36はON状態となり通電を開始する。リミットスイッチ36は、押圧片35によって押圧されていないときにはOFF状態を維持する。リミットスイッチ36のON/OFF状態は制御部15に入力される。
【0023】
紙幣が紙幣投入口11に投入されたときにリミットスイッチ36がOFF状態であれば、制御部15は、第1メダル払い出し装置19によるメダルの払い出しを許容せず、第2メダル払い出し装置27によるメダルの払い出しを行う。さらに、紙幣が紙幣投入口11に投入されたときに、リミットスイッチ36がON状態であっても、スロットマシン3における投入メダル貯留部7内のメダル枚数またはクレジットメダル数の上限値の検出信号が入力されている場合には、制御部15は、第1メダル払い出し装置19によるメダルの払い出しを許容せず、第2メダル払い出し装置27によるメダルの払い出しを行う。さらに、リミットスイッチ36がON状態で、且つ、スロットマシン3における投入メダル貯留部7内のメダル枚数及びクレジットメダル数の上限値の検出信号が入力されていない場合であっても、制御部15は、払い出し選択ボタン30がON状態であれば第1メダル払い出し装置19によるメダルの払い出しを行い、払い出し選択ボタン30がOFF状態であれば第2メダル払い出し装置27によるメダルの払い出しを行う。これにより、リミットスイッチ36はノズル位置検出手段として、制御部15はメダル払い出し制御手段として機能し、払い出し選択ボタン30はメダル払い出し選択手段として機能する。なお、リミットスイッチ36は、押圧片35に押圧されてONとなるものであれば良く、形状や大きさなどは適宜決めれば良い。また、ノズル位置検出手段としてリミットスイッチを用いたが、これに限定する必要はなく、例えばフォトセンサーと、ノズル回動部に設けられたエンコード板とから構成し、ノズルの先端位置を検出できるようにしても良い。また、選択手段として押しボタンを用いたが、これに限定する必要はなく、例えばトグルスイッチであったり、制御プログラムソフト上での状態が切り換わるものであっても良い。
【0024】
遊技者は、メダルの払い出しを行う際に、リミットスイッチ36及び払い出し選択ボタン30のON/OFF状態を切り換えることにより、ノズル5を介してメダルを払い出すか、あるいは、メダル払い出し口22よりメダルを払い出すかを選択することができる。遊技者が、ノズル5を介してメダルを払い出すことを選択する場合は、ノズル5を、メダル投入口6にメダルを投入できる位置に回動させてリミットスイッチ36をONにし、且つ、払い出し選択ボタン30をONにしてから紙幣を紙幣投入口11に投入する。遊技者が、メダル払い出し口22よりメダルを払い出すことを選択する場合は、ノズル5を、メダル投入口6にメダルを投入できない位置に回動させてリミットスイッチ36をOFFにするか、あるいはまた、払い出し選択ボタン30をOFFにしてから紙幣を紙幣投入口11に投入する。
【0025】
図4に、制御部15の制御ブロック図を示す。制御部15はCPU40、ROM41、RAM42を備え、CPU40はROM41に格納されたプログラムに沿って各装置を制御し、RAM42は、投入された紙幣に応じて払い出すメダルの枚数などの、制御に用いる各種設定値や動作に必要なデータを記憶する。有効な紙幣が投入されたことと、紙幣の金種に関する情報が紙幣識別装置14から制御部15に入力されると、CPU40はリミットスイッチ36と、スロットマシン3における投入メダル貯留部7内のメダル枚数及びクレジットメダル数の上限値の検出信号と、払い出し選択ボタン30のON/OFF状態の、入力に応じて、第1メダル払い出し装置19に対してメダルの払い出しを行うよう信号を送るか、あるいはまた、第2メダル払い出し装置27に対してメダルの払い出しを行うよう信号を送る。
【0026】
制御部15で行われる制御の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。紙幣識別装置14に有効な紙幣が投入されると、先ず、リミットスイッチ36のON/OFF状態が判断される。リミットスイッチ36がONであれば、次に、スロットマシン3における投入メダル貯留部7内のメダル枚数またはクレジットメダル数の上限値の検出信号が入力されているか否か判断される。検出信号の入力がなければ、次に、払い出し選択ボタン30のON/OFF状態が判断される。払い出し選択ボタン30がONであれば、第1メダル払い出し装置19が駆動されてメダルが払い出される。第1メダル払い出し装置19は、所定枚数のメダルを払い出すと停止する。リミットスイッチ36がOFFか、スロットマシン3における投入メダル貯留部7内のメダル枚数またはクレジットメダル数の上限値の検出信号が入力されているか、あるいはまた、払い出し選択ボタン30がOFFであれば、第2メダル払い出し装置27が駆動されてメダルが払い出される。第2メダル払い出し装置27は、所定枚数のメダルを払い出すと停止する。
【0027】
上記の実施形態では、メダル払い出し口22から排出されたメダルは貸し出しメダル受け皿23に貯留されたが、貸し出しメダル受け皿23の代わりに、メダル払い出し口22からスロットマシン3の前面下部に設けられたメダル貯留部45までメダルを案内するノズル46を設けても良い。貸し出しメダル受け皿23を設けずにノズル46を設けた例を図6に示す。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明のメダル貸し出し機によれば、ノズルの位置を検出し、ノズルの位置によって第1メダル払い出し装置と第2メダル払い出し装置のどちらよりメダルを払い出すかを制御するので、スロットマシンのメダル投入口にメダルを直接投入するためのノズルを介してメダルが払い出されることが好ましくない場合には、別途用意されたメダル払い出し口よりメダルが払い出されるようにすることができる。また、スロットマシンにおける投入メダル貯留部内のメダル枚数やクレジットメダル数が上限値であることの検出信号と、遊技者によって切り換えられるスイッチに応じて第1メダル払い出し装置と第2メダル払い出し装置のどちらよりメダルを払い出すかを制御するので、スロットマシンにおける投入メダル貯留部内のメダル枚数やクレジットメダル数が上限値であったり、スロットマシンのメダル投入口にメダルを直接投入するためのノズルを介してメダルが払い出されることを遊技者が望まない場合にも、別途用意されたメダル払い出し口よりメダルが払い出されるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたメダル貸し出し機をスロットマシンの側方に設置した際の外観斜視図である。
【図2】本発明を用いたメダル貸し出し機の外観斜視図である。
【図3】図1及び図2に示したメダル貸し出し機のノズルの概略上面図である。
【図4】本発明を用いたメダル貸し出し機の制御ブロック図である。
【図5】メダル払い出し動作の手順を示すフローチャートである。
【図6】別の実施形態におけるメダル貸し出し機をスロットマシンの側方に設置した際の外観斜視図である。
【符号の説明】
2 メダル貸し出し機
3 スロットマシン
4 本体
5 ノズル
6 メダル投入口
7 投入メダル貯留部
8 クレジットメダル数表示機
11 紙幣投入口
14 紙幣識別装置
15 制御部
19 第1メダル払い出し装置
22 メダル払い出し口
23 メダル受け皿
27 第2メダル払い出し装置
30 払い出し選択ボタン
31 表示部
35 押圧片
36 リミットスイッチ
40 CPU
45 メダル貯留部
46 ノズル

Claims (4)

  1. メダルを遊技媒体とする遊技機の側方に設置して使用され、付加価値媒体が投入されることに応じてメダルを所定枚数払い出す第1メダル払い出し装置及び第2メダル払い出し装置を有する本体と、前記第1メダル払い出し装置の前面にて回動自在に支持され、前記第1メダル払い出し装置から払い出されたメダルを前記遊技機のメダル投入口まで案内する樋状のノズルと、前記第2メダル払い出し装置の前面に設けられ、前記第2メダル払い出し装置から払い出されたメダルを排出するメダル払い出し口とを備えたメダル貸し出し機において、
    前記ノズルの位置が前記メダル投入口にメダルを投下できる位置にあることを検出するノズル位置検出手段と、
    前記ノズル位置検出手段による検出信号が出力されていない場合には、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容せずに第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するメダル払い出し制御手段とを設けたことを特徴とするメダル貸し出し機。
  2. 前記ノズル位置検出手段による検出信号が出力されている場合のメダルの払い出し方法として、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するか、前記第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するかを選択できるメダル払い出し選択手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のメダル貸し出し機。
  3. 前記ノズル位置検出手段は、前記ノズルが前記メダル投入口にメダルを投下できる位置に回動した際に、前記ノズルに設けられた押圧片により押圧されて通電を開始するリミットスイッチであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のメダル貸し出し機。
  4. 前記メダル払い出し制御手段は、前記遊技機の投入メダル貯留部におけるメダルの枚数やクレジットメダル数が上限値であることに応じて、前記第1メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容せずに第2メダル払い出し装置によるメダルの払い出しを許容するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のメダル貸し出し機。
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