JP3941563B2 - 車両前部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両前部構造に関し、詳細には、フロントサイドメンバとサイドフレームとがセンタークロスフレームを介して連結された車両前部構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のエンジンが格納される骨格である車両前部構造は、例えば特開2001−310756号公報に開示されているように、左右一対のサイドフレームと、エンジンマウント部を取り付ける座が形成され、左右のサイドフレーム間に架設されたクロスメンバと、サイドフレームの下方にそれぞれ配設されて後部端がサイドフレームにそれぞれ連結されたサブフレームと、クロスメンバとサイドフレームとの各連結部において、各サイドフレームと各サブフレームとを連結するブラケットとからなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の車両前部構造は、車両前方から衝撃荷重が入力されたとき、サイドフレームとサブフレームとで一方に偏って衝撃荷重が入力される可能性がある。
【0004】
そして、このようにサイドフレームまたはサブフレームの一方に偏って衝撃荷重が入力されると、その一方のみが予期せぬ変形を起こし、衝撃荷重によるエネルギを意図した通りに変形しない虞があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、所望の変形モードを得られて、車両前方から入力される衝撃荷重の吸収効率を良好なものとすることができる車両前部構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記課題を解決するため、本発明の車両前部構造は、左右一対のフロントサイドメンバと、これらの下方に対応して設けられたサイドフレームとを、これらの左右間に架設されたセンタークロスフレームで上下に連結し、さらにこのセンタークロスフレームの前方および後方においてそれぞれ、上下に連結したものである。
【0007】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車両前部構造によれば、車両前方から後方に向けて衝撃エネルギが入力された場合に、センタークロスフレームよりも前方におけるフロントサイドメンバとサイドフレームとの連結部分において、衝撃エネルギがフロントサイドメンバとサイドフレームとに分散される。
【0008】
このため、この連結部分からセンタークロスフレームまでの間の部分は、一方に衝撃エネルギが偏って入力されるのを防止することができる。
【0009】
したがって、フロントサイドメンバおよびサイドフレームのうち、前方側連結部分からセンタークロスフレーム連結部分までの間の部分は、それぞれ適切に変形して、効率よく衝撃エネルギを吸収することができる。
【0010】
また、フロントサイドメンバとサイドフレームとは、センタークロスフレームを介して連結されており、さらにセンタークロスフレームの後方部分においても連結されている。
【0011】
このため、センタークロスフレームとの連結部分において、衝撃エネルギがフロントサイドメンバとサイドフレームとにさらに分散される。
【0012】
したがって、フロントサイドメンバおよびサイドフレームのうち、センタークロスフレームから後方側連結部分までの間の部分は、それぞれ適切に変形して、効率よく衝撃エネルギを吸収することができる。
【0013】
さらに、フロントサイドメンバとサイドフレームとは、全体として連結箇所の数が従来よりも増加しているため、車体前部の剛性を増大させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両前部構造の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0015】
図1に示す実施の形態1である車両前部構造10は、それぞれ車両前後方向に延設された左右一対のフロントサイドメンバ20,30およびサイドフレーム40,50と、それぞれ車幅方向に設けられたフロントクロスフレーム60、センタークロスフレーム70およびリヤクロスフレーム80とを基本骨格としている。
【0016】
ここで、各フロントサイドメンバ20,30は、車両前後方向に、略水平に延びるが、途中から下方にオフセットされている。
【0017】
同様に、サイドフレーム40,50も、途中から下方にオフセットされているが、そのオフセット量は、各フロントサイドメンバ20,30のオフセット量より小さい。
【0018】
また、サイドフレーム40,50のうち、車両右側に対応するサイドフレーム40は、同じく車両右側に対応するフロントサイドメンバ20の下方に、このフロントサイドメンバ20と略平行に設けられている。
【0019】
一方、車両左側に対応するサイドフレーム50は、同じく車両左側に対応するフロントサイドメンバ30の下方に、このフロントサイドメンバ30と略平行に設けられている。
【0020】
また、フロントクロスフレーム60、センタークロスフレーム70、リヤクロスフレーム80は、車両前方Fから車両後方Rに向かう順に配設されている。
【0021】
そして、センタークロスフレーム70は、車両右側において上下に並ぶフロントサイドメンバ20およびサイドフレーム40に連結されているとともに、車両左側において上下に並ぶフロントサイドメンバ30およびサイドフレーム50に連結されている。
【0022】
また、このセンタークロスフレーム70は、これら車両右側のフロントサイドメンバ20とサイドフレーム40との組と、車両左側のフロントサイドメンバ30とサイドフレーム50との組との間に架設されている。
【0023】
さらに、このセンタークロスフレーム70の車両右側寄りの一部には、車両のエンジン(図示せず)が搭載される部分であるエンジンマウント部71が形成されている。
【0024】
このエンジンマウント部71は、車両として組立てられた状態において、各サイドフレーム40,50と略同じ高さとなるように設定されている。
【0025】
また、車両右側のフロントサイドメンバ20とサイドフレーム40とは、センタークロスフレーム70よりも車両前方において、フロントマウントブラケット91を介して連結されている。
【0026】
一方、車両左側のフロントサイドメンバ30とサイドフレーム50とは、センタークロスフレーム70よりも車両前方において、フロントマウントブラケット92を介して連結されている。
【0027】
なお、このフロントマウントブラケット91,92は、各サイドフレーム40,50の各前端部43,53において、各サイドフレーム40,50を対応するフロントサイドメンバ20,30に連結させている。
【0028】
また、フロントクロスフレーム60は、右側のサイドフレーム40と左側のサイドフレーム50とを、それぞれの前端部43,53において連結するように、サイドフレーム40,50間に架設されている。
【0029】
さらに、フロントクロスフレーム60の前端位置と、各フロントサイドメンバ20,30の前端部23,33の位置とは、車両前後方向において略一致している。
【0030】
また、車両右側のフロントサイドメンバ20とサイドフレーム40とは、センタークロスフレーム70よりも車両後方の、フロントサイドメンバ20が下方にオフセットされた部分において、リヤマウントブラケット93によって連結されている。
【0031】
一方、車両左側のフロントサイドメンバ30とサイドフレーム50とは、センタークロスフレーム70よりも車両後方の、フロントサイドメンバ20が下方にオフセットされた部分において、リヤマウントブラケット94によって連結されている。
【0032】
なお、各サイドフレーム40,50とリヤマウントブラケット93,94との各連結部は、各サイドフレーム40,50の後端部44,54である。
【0033】
さらに、これらサイドフレーム40,50は、後部において、リヤクロスフレーム80と接続されている。
【0034】
そして、このリヤクロスフレーム80は、右側のサイドフレーム40と、左側のサイドフレーム50との間に架設されている。
【0035】
なお、各サイドフレーム40,50の、フロントマウントブラケット91,92との連結部(前端部43,53)からセンタークロスフレーム70との連結部までの部分を、以下、フロントサイドフレーム41,51と称するものとする。
【0036】
また、各サイドフレーム40,50の、センタークロスフレーム70との連結部からリヤマウントブラケット93,94との連結部(後端部44,54)までの部分を、以下、リヤサイドフレーム42,52と称するものとする。
【0037】
なお、各サイドフレーム40は、フロントサイドフレーム41とリヤサイドフレーム42とに分割されて、センタークロスフレーム70を介して連結されたものであってもよい。
【0038】
さらに、各フロントサイドメンバ20,30の、フロントマウントブラケット91,92との連結部(前端部23,33)からセンタークロスフレーム70との連結部までの部分を、以下、フロントサイドメンバ前部21,31と称するものとする。
【0039】
また、各フロントサイドメンバ20,30の、センタークロスフレーム70との連結部からリヤマウントブラケット93,94との連結部までの部分を、以下、フロントサイドメンバ後部22,32と称するものとする。
【0040】
次に、この実施の形態1の車両前部構造10の作用について説明する。
【0041】
まず、この車両前部構造10は、右側のフロントサイドメンバ20とサイドフレーム40とがフロントマウントブラケット91、センタークロスフレーム70およびリヤマウントブラケット93を介して3箇所で連結されている。
【0042】
また、この車両前部構造10は、左側のフロントサイドメンバ30とサイドフレーム50とがフロントマウントブラケット92、センタークロスフレーム70およびリヤマウントブラケット94を介して3箇所で連結されている。
【0043】
さらに、右側のフロントサイドメンバ20とサイドフレーム40との組と、右側のフロントサイドメンバ30とサイドフレーム50との組とは、センタークロスフレーム70によって連結されているため、フロントサイドメンバ20,30とサイドフレーム40,50とは6箇所で連結されていることとなる。
【0044】
したがって、この実施の形態1の車両前部構造10は、従来の車両前部構造に比べて連結箇所数が多く、従来の車両前部構造よりも剛性が高いものとなる。
【0045】
次に、この車両前部構造10に車両前方から衝撃荷重fが入力されたときの作用について、図2を参照して説明する。
【0046】
なお、図2は車両前部構造10の左側方視による側面図であるため、左側のフロントサイドメンバ30、左側のサイドフレーム50、左側のフロントマウントブラケット92および左側のリヤマウントブラケット94のみを表示しているが、対応する右側のフロントサイドメンバ20、右側のサイドフレーム40、右側のフロントマウントブラケット91および右側のリヤマウントブラケット93も、左側と同様に作用するものとして、右側についての説明は省略する。
【0047】
まず、図2(a)に示すように、車両前部構造10に車両前方から衝撃荷重fが入力されると、この衝撃荷重fは入力当初からフロントサイドメンバ30およびフロントサイドフレーム51に適切に分散される。
【0048】
これは、フロントサイドメンバ30およびサイドフレーム50が、センタークロスフレーム70よりも車両前方において、フロントマウントブラケット92によって連結されていることによるものである。
【0049】
入力された衝撃荷重fのうち、フロントサイドメンバ30に分散して入力された荷重をf1、フロントサイドフレーム51に分散して入力された荷重をf2とする。
【0050】
フロントサイドメンバ30に入力された荷重f1は、図2(b)に示すように、フロントサイドメンバ前部31の延在方向に作用する。
【0051】
これによって、フロントサイドメンバ前部31は、延在方向に蛇腹状に潰れる軸圧壊変形を起こす。
【0052】
そして、この軸圧壊変形によって、入力された荷重f1による入力エネルギを吸収する。
【0053】
一方、フロントサイドフレーム51に入力された荷重f2は、図2(b)に示すように、フロントサイドフレーム51の延在方向に作用する。
【0054】
これによって、フロントサイドフレーム51は、延在方向に蛇腹状に潰れる軸圧壊変形を起こす。
【0055】
そして、この軸圧壊変形によって、入力された荷重f2による入力エネルギを吸収する。
【0056】
このように、フロントサイドメンバ30およびサイドフレーム50が、前端部33,53において連結されているため、車両前端部に入力された衝撃荷重fを、フロントサイドメンバ前部31とフロントサイドフレーム51に適切に分散させることができる。
【0057】
すなわち、フロントサイドメンバ前部31には分散された荷重f1のみが入力され、フロントサイドフレーム51には分散された荷重f2のみが入力されるため、フロントサイドメンバ前部31またはフロントサイドフレーム51のうち一方にのみ、偏って衝撃荷重fが入力されることがない。
【0058】
したがって、フロントサイドメンバ前部31またはフロントサイドフレーム51が、衝撃荷重fの入力によって不測の変形を起こすことがなく、フロントサイドメンバ前部31およびフロントサイドフレーム51には、それぞれ適切な変形、すなわち予め意図された変形を起こさせることができる。
【0059】
なお、フロントサイドメンバ前部31およびフロントサイドフレーム51は、蛇腹状に潰れる軸圧壊変形の他、折れ曲がる屈曲変形であってもよく、この屈曲変形の場合も、入力された荷重f1,f2による入力エネルギを効率的に吸収することができる。
【0060】
さらに、フロントサイドメンバ前部31の前端部33およびフロントサイドフレーム51の前端部53が、センタークロスフレーム70のエンジンマウント部71に搭載されたエンジン75の前端部まで到達すると、衝撃荷重fは、エンジン75にも分散される。
【0061】
したがって、衝撃荷重fは、図2(c)に示すように、フロントサイドメンバ前部31に入力される荷重f1′、フロントサイドフレーム51に入力される荷重f2′およびエンジン75に入力される荷重f3に分散される。
【0062】
そして、エンジン75に分散された荷重f3は、エンジン75からエンジンマウント部71を通じて、センタークロスフレーム70に入力される。
【0063】
ここで、センタークロスフレーム70は、フロントサイドメンバ後部32およびリヤサイドフレーム52を連結しているため、センタークロスフレーム70に伝達された荷重f3は、フロントサイドメンバ後部32に入力される荷重f4とリヤサイドフレーム52に入力される荷重f5とに分散される。
【0064】
したがって、フロントサイドメンバ後部32には、フロントサイドメンバ前部31に入力された荷重f1′とセンタークロスフレーム70からの荷重f4とが入力される。
【0065】
一方、リヤサイドフレーム52には、フロントサイドフレーム51に入力された荷重f2′とセンタークロスフレーム70からの荷重f5とが入力される。
【0066】
この結果、フロントサイドメンバ後部32は、入力された荷重f1′と荷重f4との総和(f1′+f4)に応じて、この荷重(f1′+f4)によるエネルギを吸収するように変形し、リヤサイドフレーム52は、入力された荷重f2′と荷重f5との総和(f2′+f5)に応じて、この荷重(f2′+f5)によるエネルギを吸収するように変形する。
【0067】
そして、フロントサイドメンバ後部32およびリヤサイドフレーム52は、途中から下方に屈曲しているため、荷重(f1′+f4)によるフロントサイドメンバ後部32の変形および荷重(f2′+f5)によるリヤサイドフレーム52の変形は、図2(c)に示すように屈曲変形となる。
【0068】
このように、フロントサイドメンバ30およびサイドフレーム50が、センタークロスフレーム70およびサイドフレーム50の後端部におけるリヤマウントブラケット94によって連結されているため、フロントサイドメンバ前部31およびフロントサイドフレーム51だけで衝撃荷重fによるエネルギを吸収することができなかった場合にも、衝撃荷重fを、フロントサイドメンバ後部32とリヤサイドフレーム52に適切に分散させることができる。
【0069】
そして、フロントサイドメンバ後部32には分散された荷重(f1′+f4)のみが入力され、リヤサイドフレーム52には分散された荷重(f2′+f5)のみが入力されるため、フロントサイドメンバ後部32またはリヤサイドフレーム52のうち一方のみが、衝撃荷重fを偏って受けることがない。
【0070】
したがって、フロントサイドメンバ後部32またはリヤサイドフレーム52が、衝撃荷重fの入力によって不測の変形を起こすことがなく、フロントサイドメンバ後部32およびリヤサイドフレーム52には、それぞれ適切な変形、すなわち予め意図された変形を起こさせることができる。
【0071】
また、フロントサイドフレーム51およびリヤサイドフレーム52の車両前方部分は、エンジンマウント部71と略同一の高さに設定されているため、エンジン75に入力された荷重f3によってエンジン75が後方に移動しても、サイドフレーム50のセンタークロスフレーム70との連結部分に、このエンジン75の移動による回転モーメントが作用するのを防止することができ、回転モーメントが作用した場合に生じうるサイドフレーム50の不測の変形を回避することができる。
【0072】
さらに、右側のサイドフレーム40と左側のサイドフレーム50との前端部43,53において、フロントクロスフレーム60がこれらサイドフレーム40,50を連結するように架設されているため、図3(a)に示すように、車幅方向の一部のみに衝撃荷重f′が入力された場合にも、この入力された衝撃荷重f′は、フロントクロスフレーム60に入力される。
【0073】
そして、このフロントクロスフレーム60に入力された衝撃荷重f′は、図3(b)に示すように、左右のフロントサイドフレーム41,51に分散される。
【0074】
すなわち、右側のフロントサイドフレーム41には分散された荷重f6のみが入力され、左側のフロントサイドフレーム51には分散された荷重f7のみが入力されるため、右側のフロントサイドフレーム41または左側のフロントサイドフレーム51のうち一方にのみ、偏って衝撃荷重f′が入力されることがない。
【0075】
したがって、右側のフロントサイドフレーム41または左側のフロントサイドフレーム51が、衝撃荷重f′の入力によって不測の変形を起こすことがなく、左右いずれのフロントサイドフレーム41,51には、それぞれ適切な変形、すなわち予め意図された変形を起こさせることができる。
【0076】
なお、この実施の形態1の車両前部構造10は、フロントクロスフレーム60の前端位置と、各フロントサイドメンバ20,30の前端部23,33の位置とが、車両前後方向において略一致しており、この前端部23,33において、それぞれフロントサイドフレーム41,51と連結されているため、フロントクロスフレーム60に入力されて左右に分散された荷重f6,f7は、フロントサイドフレーム41,51のみに負荷するのではなく、さらにフロントサイドメンバ20,30にそれぞれ分散される。
【0077】
したがって、このような部分的に入力された衝撃荷重f′についても、図2によって説明したように、フロントサイドメンバ20,30とサイドフレーム40,50とに、適切に分散させることができる。
【0078】
なお、本実施の形態1の車両前部構造10は、フロントサイドフレーム41,51の前端部43,53において、フロントサイドメンバ20,30と連結した構造であるが、この連結部は、センタークロスフレーム70よりも車両前方であれば、必ずしも前端部43,53でなくてもよい。
【0079】
このようにセンタークロスフレーム70よりも車両前方で、フロントサイドメンバ20,30とフロントサイドフレーム40,50とを連結した車両前部構造の場合、車両前方からの衝撃荷重fが初期的にはフロントサイドメンバ20,30またはフロントサイドフレーム40,50の一方に入力されるが、前述した実施形態1と同様に、入力された荷重f6、7を、連結部分においてフロントサイドメンバ20,30とフロントサイドフレーム40,50とに適切に分散させることができる。
【0080】
【変形例】
図4に示した車両前部構造10は、実施の形態1に示した車両前部構造10におけるフロントクロスフレーム60を、ラジエータコア100を下方から支持するラジエータコアサポートメンバと兼用したフロントクロスフレーム61に代えた変形例である。
【0081】
この変形例の車両前部構造10によれば、フロントクロスフレーム61がラジエータコアサポートメンバを兼ねるため、ラジエータコアサポートメンバを別部材として備える必要がない。
【0082】
したがって、この車両前部構造10を有する車両は、前述した実施の形態1による作用、効果に加えて、構成部品点数を減らしてコストを低減することができるとともに、車両重量も軽減させることができる、という実用上有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である車両前部構造を示す概略斜視図である。
【図2】実施の形態1の車両前部構造に衝撃荷重が入力したときの作用を説明する側方視の模式図である。
【図3】実施の形態1の車両前部構造に局所的に衝撃荷重が入力したときの作用を説明する平面視の模式図である。
【図4】実施の形態1の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 車両前部構造
20,30 フロントサイドメンバ
21,31 フロントサイドメンバ前部
22,32 フロントサイドメンバ後部
40,50 サイドフレーム
41,51 フロントサイドフレーム
42,52 リヤサイドフレーム
43,53 前端部
44,54 後端部
60 フロントクロスフレーム
70 センタークロスフレーム
71 エンジンマウント部
80 リヤクロスフレーム
91,92 フロントマウントブラケット
93,94 リヤマウントブラケット
F 車両前方
R 車両後方
Claims (3)
- 車両前後方向に延設された左右一対のフロントサイドメンバと、該各フロントサイドメンバのそれぞれに対応して、これら各フロントサイドメンバの下方に、前記車両の前後方向に延設された左右一対のサイドフレームと、エンジンマウント部を有するとともに、上下に並ぶ前記フロントサイドメンバおよび前記サイドフレームの各組同士を連結して、左右各組間に架設されたセンタークロスフレームと、前記一対のサイドフレームの前端部間に架設されたフロントクロスフレームとを備え、
前記各組の前記フロントサイドメンバと前記サイドフレームとを、前記センタークロスフレームの前方部分および後方部分並びに前記各サイドフレームの前端部および後端部においてそれぞれ連結してなり、
該フロントクロスフレームの前端位置と前記各フロントサイドメンバの前端位置とが略一致するように、前記フロントクロスフレームおよび前記フロントサイドフレームが配設され、
前記フロントクロスフレームは、前記各サイドフレームの前端部間近傍に配設されるラジエータコアを支持するラジエータコアサポートメンバを兼用することを特徴とする車両前部構造。 - 前記各サイドフレームは、前記センタークロスフレームよりも前方部分であるフロントサイドフレームと該センタークロスフレームよりも後方部分であるリヤサイドフレームとからなることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
- 前記各サイドフレームの高さと前記エンジンマウント部の高さとを略一致させたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
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