JP3941187B2 - 映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法 - Google Patents
映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばVCR一体型のテレビジョン受像機に使用して好適な映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばVCR一体型のテレビジョン受像機においては、テレビジョン受像機とVCRの操作部を比較的狭い範囲に集約して設ける必要がある。しかしながらこのような狭い範囲に多数のスイッチや操作釦等の操作手段を設けることは困難である。そこで例えばVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等を、テレビジョン受像機の管面表示を利用して行うことが提案されている。
【0003】
すなわちその場合に、操作部には例えばアップ/ダウンキーと決定キーが設けられる。そして例えばテレビジョン受像機の管面に表示されるメニュー画面を見ながらアップ/ダウンキーで操作項目を選択し、その後に決定キーで選択された操作項目を決定する。さらにアップ/ダウンキーで選択された操作項目の操作量を入力し、その後に決定キーで入力された操作量を決定する。
【0004】
ところがこのようなアップ/ダウンキーと決定キーとからなる操作手段では、操作を行う際に、例えば管面のメニュー画面と、操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行わなければならない。従ってこの場合に、例えば管面のメニュー画面から目を離すことは、操作性を著しく悪化させる恐れがあり、誤操作等も生じ易くなってしまうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うようにしたものであって、これによれば、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明は、表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段と、操作手段による第2の入力が行われると映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示し、第1の入力に対応して予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示し、更に第2の入力が行われると表示画面の設定項目の内容を決定するように制御する制御手段とを備えるか、若しくは表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法であって、操作部の押圧操作により映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示するステップと、操作部の回転操作回転量に応じて予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示するステップと、操作部の押圧操作により表示画面の設定項目の内容を決定するステップとを備えてなるものである。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法を適用した例えばVCR一体型のテレビジョン受像機の一例の構成を示すブロック図である。
【0009】
この図1において、アンテナ1からの信号が受信回路2に供給されて所望のテレビジョン放送信号が受信される。この受信されたテレビジョン放送信号が復調回路3に供給されて映像及び音声信号が復調され、これらの信号(音声信号は省略)は切り替えスイッチ4の一方の接点を通じて、例えば映像信号の処理回路5に供給される。そしてこの処理回路5からの信号が後述する管面表示回路6、出力アンプ7を通じて受像管8に供給される。
【0010】
また、復調回路3からの信号がVCR系の記録回路9に供給される。この記録回路9からの信号が記録再生部10に供給されて、映像及び音声信号の記録再生が行われる。さらにこの記録再生部10からの信号が再生回路11を通じて取り出される。そしてこの再生回路11からの再生信号が切り替えスイッチ4の他方の接点を通じて、例えば映像信号の処理回路5に供給される。
【0011】
さらに、受信回路2での受信信号の同調や、例えば映像信号の処理回路5での映像信号の処理、音声信号の処理等は、システム制御用のマイクロコンピュータ12によって制御される。また例えばVCR系で記録回路9及び記録再生部10を制御していわゆる予約録画を行う場合の制御も、このマイクロコンピュータ12によって行われる。
【0012】
そしてこのマイクロコンピュータ12に対して、ロータリースイッチ13からの信号が供給される。このロータリースイッチ13は、例えばロータリーエンコーダ部とプッシュスイッチ部とから構成される。そして例えば摘子14が時計回り、または反時計回りに回転されることによって、ロータリーエンコーダ部の各端子A〜D間に例えば図2に示すような信号が取り出される。また、摘子14の押圧によってプッシュスイッチ部の端子E、F間が導通されるものである。
【0013】
さらに、その他のキー入力手段15からの信号がマイクロコンピュータ12に供給される。またこのマイクロコンピュータ12で形成される任意の管面表示用の信号が、上述の管面表示回路6に供給される。なおこの管面表示回路6では、マイクロコンピュータ12からの3原色(R/G/B)の表示信号が、制御信号(YS/YM)によって切り換えられて、処理回路5からの映像信号に重畳されるものである。
【0014】
そしてこの装置において、上述のロータリースイッチ13の摘子14が、例えば受像管8の表示面の下側に設けられる。すなわち図3において、装置の上部に受像管8の表示面21が設けられる。またその表示面21の下側には、ビデオカセットの挿入口22が設けられると共に、その挿入口22の左側には、主電源スイッチ23と、電源ランプ24、録画ランプ25、予約録画ランプ26等の表示ランプが設けられる。
【0015】
さらに表示面21の下側には、上述のその他のキー入力手段15となるVCRの操作部(カセット取り出し釦27、停止釦28、巻戻し釦29、再生釦30、早送り釦31、一時停止釦32、録画釦33)や、テレビジョン受像機の操作部(音量増減釦34/35、チャンネルアップ/ダウン釦36/37)等が設けられる。そしてこれらの操作部の右側に、上述のロータリースイッチ13の摘子14が設けられている。
【0016】
そこでこのロータリースイッチ13を用いての操作が、例えば以下のようにして行われる。例えば予約録画の設定においては、最初に図4の右側に示すように摘子(ロータリーボタン)14が押圧されることによって、例えば図4のAに示すような予約録画の表示画面がマイクロコンピュータ12で形成されて、管面表示回路6を通じて表示面21に表示される。そしてこの表示画面に対して摘子14を回転させることによって、例えば表示された時刻が変更される。
【0017】
すなわち摘子14を回転させることによって、マイクロコンピュータ12には図2に示したような信号が供給される。ここで破線で示した位置にクリックを設けることによって、マイクロコンピュータ12には常にいずれかの信号が供給されている。そして摘子14の回転により次の信号がマイクロコンピュータ12に供給されると、前の信号との関係で摘子14の回転された方向が判別され、この方向に従って表示された時刻を正逆に変更することができる。
【0018】
これによって例えば図4のBに示すように、所望の予約録画の開始時刻が設定される。そしてこの設定が行われた状態で再び摘子14が押圧されると、画面では例えば図4のCに示すように順次に次の項目が選択され、それぞれ上述の動作を繰り返すことによって選択と設定が行われる。
【0019】
このようにして予約録画の設定を行うことができる。そしてこの場合に、設定は一つの摘子(ロータリーボタン)14の押圧及び回転によって行われるので、使用者は表示面21を見たままで設定を行うことができ、操作性が向上し、誤操作等の恐れも解消することができる。また、操作部の設置面積も縮小することができるものである。
【0020】
さらに図5には、映像及び/または音声の設定を行う際の操作の手順を示す。すなわち図5において、最初に図面の右側に示すように摘子(ロータリーボタン)14が押圧されることによって、例えば図のAに示すようなメニュー画面がマイクロコンピュータ12で形成されて、管面表示回路6を通じて表示面21に表示される。そしてこの表示画面に対して摘子14を回転させることによって、例えば表示された項目が選択される。
【0021】
これによって例えば図5のBに示すように、例えば画面モードの項目が選択された状態で再び摘子14が押圧されると、画面は例えば図5のCに示すように画面モードの選択画面となり、ここで摘子14を回転させることによって、表示された項目中の任意の画面モード(ワイドズーム)が選択される。さらに摘子14が押圧されることによって選択された画面モードが決定される。
【0022】
従ってこの装置において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うことによって、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができる。
【0023】
これによって、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【0024】
こうして本発明によれば、表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段と、操作手段による第2の入力が行われると映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示し、第1の入力に対応して予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示し、更に第2の入力が行われると表示画面の設定項目の内容を決定するように制御する制御手段とを備えるか、若しくは表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法であって、操作部の押圧操作により映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示するステップと、操作部の回転操作回転量に応じて予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示するステップと、操作部の押圧操作により表示画面の設定項目の内容を決定するステップとを備えることにより、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができるものである。
【0025】
【発明の効果】
従って本発明によれば、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うことによって、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができるようになった。
【0026】
これによって、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される操作入力装置の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その説明のための図である。
【図4】その操作手順の説明のための図である。
【図5】その操作手順の説明のための図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…受信回路、3…復調回路、4…切り替えスイッチ、5…映像信号の処理回路、6…管面表示回路、7…出力アンプ、8…受像管、9…記録回路、10…記録再生部、11…再生回路、12…システム制御用のマイクロコンピュータ、13…ロータリースイッチ、14…摘子、15…その他のキー入力手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばVCR一体型のテレビジョン受像機に使用して好適な映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばVCR一体型のテレビジョン受像機においては、テレビジョン受像機とVCRの操作部を比較的狭い範囲に集約して設ける必要がある。しかしながらこのような狭い範囲に多数のスイッチや操作釦等の操作手段を設けることは困難である。そこで例えばVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等を、テレビジョン受像機の管面表示を利用して行うことが提案されている。
【0003】
すなわちその場合に、操作部には例えばアップ/ダウンキーと決定キーが設けられる。そして例えばテレビジョン受像機の管面に表示されるメニュー画面を見ながらアップ/ダウンキーで操作項目を選択し、その後に決定キーで選択された操作項目を決定する。さらにアップ/ダウンキーで選択された操作項目の操作量を入力し、その後に決定キーで入力された操作量を決定する。
【0004】
ところがこのようなアップ/ダウンキーと決定キーとからなる操作手段では、操作を行う際に、例えば管面のメニュー画面と、操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行わなければならない。従ってこの場合に、例えば管面のメニュー画面から目を離すことは、操作性を著しく悪化させる恐れがあり、誤操作等も生じ易くなってしまうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うようにしたものであって、これによれば、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明は、表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段と、操作手段による第2の入力が行われると映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示し、第1の入力に対応して予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示し、更に第2の入力が行われると表示画面の設定項目の内容を決定するように制御する制御手段とを備えるか、若しくは表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法であって、操作部の押圧操作により映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示するステップと、操作部の回転操作回転量に応じて予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示するステップと、操作部の押圧操作により表示画面の設定項目の内容を決定するステップとを備えてなるものである。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法を適用した例えばVCR一体型のテレビジョン受像機の一例の構成を示すブロック図である。
【0009】
この図1において、アンテナ1からの信号が受信回路2に供給されて所望のテレビジョン放送信号が受信される。この受信されたテレビジョン放送信号が復調回路3に供給されて映像及び音声信号が復調され、これらの信号(音声信号は省略)は切り替えスイッチ4の一方の接点を通じて、例えば映像信号の処理回路5に供給される。そしてこの処理回路5からの信号が後述する管面表示回路6、出力アンプ7を通じて受像管8に供給される。
【0010】
また、復調回路3からの信号がVCR系の記録回路9に供給される。この記録回路9からの信号が記録再生部10に供給されて、映像及び音声信号の記録再生が行われる。さらにこの記録再生部10からの信号が再生回路11を通じて取り出される。そしてこの再生回路11からの再生信号が切り替えスイッチ4の他方の接点を通じて、例えば映像信号の処理回路5に供給される。
【0011】
さらに、受信回路2での受信信号の同調や、例えば映像信号の処理回路5での映像信号の処理、音声信号の処理等は、システム制御用のマイクロコンピュータ12によって制御される。また例えばVCR系で記録回路9及び記録再生部10を制御していわゆる予約録画を行う場合の制御も、このマイクロコンピュータ12によって行われる。
【0012】
そしてこのマイクロコンピュータ12に対して、ロータリースイッチ13からの信号が供給される。このロータリースイッチ13は、例えばロータリーエンコーダ部とプッシュスイッチ部とから構成される。そして例えば摘子14が時計回り、または反時計回りに回転されることによって、ロータリーエンコーダ部の各端子A〜D間に例えば図2に示すような信号が取り出される。また、摘子14の押圧によってプッシュスイッチ部の端子E、F間が導通されるものである。
【0013】
さらに、その他のキー入力手段15からの信号がマイクロコンピュータ12に供給される。またこのマイクロコンピュータ12で形成される任意の管面表示用の信号が、上述の管面表示回路6に供給される。なおこの管面表示回路6では、マイクロコンピュータ12からの3原色(R/G/B)の表示信号が、制御信号(YS/YM)によって切り換えられて、処理回路5からの映像信号に重畳されるものである。
【0014】
そしてこの装置において、上述のロータリースイッチ13の摘子14が、例えば受像管8の表示面の下側に設けられる。すなわち図3において、装置の上部に受像管8の表示面21が設けられる。またその表示面21の下側には、ビデオカセットの挿入口22が設けられると共に、その挿入口22の左側には、主電源スイッチ23と、電源ランプ24、録画ランプ25、予約録画ランプ26等の表示ランプが設けられる。
【0015】
さらに表示面21の下側には、上述のその他のキー入力手段15となるVCRの操作部(カセット取り出し釦27、停止釦28、巻戻し釦29、再生釦30、早送り釦31、一時停止釦32、録画釦33)や、テレビジョン受像機の操作部(音量増減釦34/35、チャンネルアップ/ダウン釦36/37)等が設けられる。そしてこれらの操作部の右側に、上述のロータリースイッチ13の摘子14が設けられている。
【0016】
そこでこのロータリースイッチ13を用いての操作が、例えば以下のようにして行われる。例えば予約録画の設定においては、最初に図4の右側に示すように摘子(ロータリーボタン)14が押圧されることによって、例えば図4のAに示すような予約録画の表示画面がマイクロコンピュータ12で形成されて、管面表示回路6を通じて表示面21に表示される。そしてこの表示画面に対して摘子14を回転させることによって、例えば表示された時刻が変更される。
【0017】
すなわち摘子14を回転させることによって、マイクロコンピュータ12には図2に示したような信号が供給される。ここで破線で示した位置にクリックを設けることによって、マイクロコンピュータ12には常にいずれかの信号が供給されている。そして摘子14の回転により次の信号がマイクロコンピュータ12に供給されると、前の信号との関係で摘子14の回転された方向が判別され、この方向に従って表示された時刻を正逆に変更することができる。
【0018】
これによって例えば図4のBに示すように、所望の予約録画の開始時刻が設定される。そしてこの設定が行われた状態で再び摘子14が押圧されると、画面では例えば図4のCに示すように順次に次の項目が選択され、それぞれ上述の動作を繰り返すことによって選択と設定が行われる。
【0019】
このようにして予約録画の設定を行うことができる。そしてこの場合に、設定は一つの摘子(ロータリーボタン)14の押圧及び回転によって行われるので、使用者は表示面21を見たままで設定を行うことができ、操作性が向上し、誤操作等の恐れも解消することができる。また、操作部の設置面積も縮小することができるものである。
【0020】
さらに図5には、映像及び/または音声の設定を行う際の操作の手順を示す。すなわち図5において、最初に図面の右側に示すように摘子(ロータリーボタン)14が押圧されることによって、例えば図のAに示すようなメニュー画面がマイクロコンピュータ12で形成されて、管面表示回路6を通じて表示面21に表示される。そしてこの表示画面に対して摘子14を回転させることによって、例えば表示された項目が選択される。
【0021】
これによって例えば図5のBに示すように、例えば画面モードの項目が選択された状態で再び摘子14が押圧されると、画面は例えば図5のCに示すように画面モードの選択画面となり、ここで摘子14を回転させることによって、表示された項目中の任意の画面モード(ワイドズーム)が選択される。さらに摘子14が押圧されることによって選択された画面モードが決定される。
【0022】
従ってこの装置において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うことによって、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができる。
【0023】
これによって、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【0024】
こうして本発明によれば、表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機において、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段と、操作手段による第2の入力が行われると映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示し、第1の入力に対応して予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示し、更に第2の入力が行われると表示画面の設定項目の内容を決定するように制御する制御手段とを備えるか、若しくは表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法であって、操作部の押圧操作により映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を表示手段に表示するステップと、操作部の回転操作回転量に応じて予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示するステップと、操作部の押圧操作により表示画面の設定項目の内容を決定するステップとを備えることにより、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができるものである。
【0025】
【発明の効果】
従って本発明によれば、操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に、操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段を用いて操作を行うことによって、操作性が向上し、良好にVCRの予約録画の設定やテレビジョン受像機の映像の設定等の操作を行うことができるようになった。
【0026】
これによって、従来の装置では、例えば管面のメニュー画面と操作部のアップ/ダウンキー及び決定キーの両方を交互に見ながら操作を行うために、操作性が悪く、誤操作等も生じ易くなっていたものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される操作入力装置の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その説明のための図である。
【図4】その操作手順の説明のための図である。
【図5】その操作手順の説明のための図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…受信回路、3…復調回路、4…切り替えスイッチ、5…映像信号の処理回路、6…管面表示回路、7…出力アンプ、8…受像管、9…記録回路、10…記録再生部、11…再生回路、12…システム制御用のマイクロコンピュータ、13…ロータリースイッチ、14…摘子、15…その他のキー入力手段
Claims (2)
- 表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機において、
操作部の回転によってその回転量に従った第1の入力が行われると共に上記操作部の押圧によって第2の入力が行われる操作手段と、
上記操作手段による第2の入力が行われると上記映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を上記表示手段に表示し、上記第1の入力に対応して上記予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示し、更に上記第2の入力が行われると上記表示画面の設定項目の内容を決定するように制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする映像記録手段付テレビジョン受像機。 - 表示手段を有し映像記録手段が一体的に組み込まれた映像記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法であって、
操作部の押圧操作により上記映像記録手段の番組録画予約のための表示画面を上記表示手段に表示するステップと、
上記操作部の回転操作回転量に応じて上記予約録画の表示画面の設定項目の内容を表示するステップと、
上記操作部の押圧操作により上記表示画面の設定項目の内容を決定するステップとを備える映像記記録手段付テレビジョン受像機の番組録画の予約方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28705297A JP3941187B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28705297A JP3941187B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127381A JPH11127381A (ja) | 1999-05-11 |
JP3941187B2 true JP3941187B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=17712439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28705297A Expired - Fee Related JP3941187B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 映像記録手段付テレビジョン受像機及びその予約方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3941187B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106950649A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-07-14 | 南京吉隆光纤通信股份有限公司 | 一种带有旋转编码开关的熔接机 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28705297A patent/JP3941187B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11127381A (ja) | 1999-05-11 |
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