JP3940345B2 - 吸口 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人間の口周辺の筋肉を訓練するための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
脳出血や脳梗塞などの脳血管障害により身体の一部が麻痺したとき、従来においては、口腔運動機能を回復するための適当なリハビリ器具がなかったことから、本発明者は、口腔リハビリ器具の開発に着手した(特許文献1参照。)。
【0003】
更に本発明者は、上記器具の完成ならびに研究の過程で、口輪筋の訓練が様々な疾病予防効果を有することを発見するに至った。口輪筋の鍛錬は、健常な成人や老人であっても、美容的効果、痴呆の予防と治療、口呼吸・鼾・閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の改善ならびに予防、虫歯・歯周病の予防、アレルギー・病巣感染の減少などに効果があるため、日常生活の中で訓練できることが望ましい。しかし、上記装置は、口輪筋の訓練用具としてあえて使用するものであって、日常生活の中で自然に使用し難かった。
【0004】
【特許文献1】
特許第3072626号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、日常生活の中で自然な形で口輪筋を訓練できる器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸口は、可撓性を有する素材からなるカップ状の吸口本体と、吸口本体を容器の開口部に取り付けるための吸口取付手段と、吸口本体の底面に形成され内側に窪む凹部と、吸口本体の内側と外側とを連通する切込とを備え、吸口本体の高さが、吸口本体を唇で挟んで押圧可能な高さであるとともに、吸口本体を口に含んだときに吸口本体を歯で噛むことができない高さであり、切込は吸口本体が押圧されたときに開いて容器内の内容物を流通可能とし、押圧が解除されたときには閉塞して内容物の流通を阻害することを特徴としている。
【0007】
押圧時により確実に切込が開くためには、切込は、凹部に形成されることが好ましい。切込は、凹部の周縁よりに設けられるとともに、外側に向かって凸となる形状に形成されていることが好ましい。これにより、吸口本体が押圧されたときに、切込が吸口本体の内側に反り返って開くため、口腔内に切込部分が反り出すことがなく、切込部分を噛み切ってしまうことを防止することができる。例えば切込は、一対の「く」字形、又は一対の半円形、あるいは一対の「U」字形、若しくは「C」字形を呈する切込からなり、これらの一対の切込は凹部の両端に、「く」の字の頂角、又は半円形あるいは「U」字形、若しくは「C」字形の湾曲部を外側に向けて配置される。
【0008】
底面の外形は、略楕円形を呈することが好ましい。このような形状にすると、楕円の長軸方向を横にして吸口を口に含むことができ咥えやすい。また、このとき切込は、底面の長軸上の両端に設けられることが好ましい。すなわち、長軸を横にして吸口を咥えると、使用者が***噤むとき吸口は短軸方向に押圧される。このとき、底面の長軸方向の両端において歪みが大きくなり、***の運動に適切に連動して切込を開くことができる。
【0009】
吸口本体の外形は、略楕円錐台状の形状を呈する。このとき切込は、例えば凹部の短軸上に短軸に沿って、又は長軸上に長軸に沿って形成されている。また、カップ状の吸口本体の開口周縁の形状は、楕円の長軸よりも径の大きい円形であることが好ましい。このように開口周縁を回転対称に形成すると、容器の開口部に取り付ける際に、位置ずれ等による捩れが生じることを防止することができ、液漏れ等を防止することができる。また、吸口本体の外形は、例えば略円錐台状の形状を呈してもよい。
【0010】
取付手段は、例えば吸口本体の開口周縁に設けられるフランジである。例えば容器のキャップの底面中央には開口が設けられており、吸口本体はキャップの内側からこの開口を通されキャップに装着される。このときフランジはキャップの内側底面と容器の縁に押圧され、これにより吸口は容器に取り付けられる。このように構成すると、極めて簡単の構成で、様々な容器に上記吸口を取り付けることができる。
【0011】
また、別の観点からすると、本発明の吸口は、可撓性を有する素材からなるカップ状の吸口本体と、吸口本体を容器の開口部に取り付けるための吸口取付手段と、吸口本体の底面に形成され内側に窪む凹部と、凹部に設けられ、吸口本体の内側と外側とを連通する切込とを備え、凹部を形成する曲面の曲率中心は吸口本体に対して底面よりも外側にあるとともに、切込は、吸口本体が押圧されたときに開いて容器内の内容物を流通可能とし、押圧が解除されたときには閉塞して内容物の流通を阻害することを特徴としている。
【0012】
また更に、本発明のペットボトル用又は食器用のキャップは、上記吸口が装着されたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図5を参照して本発明をペットボトル等の容器に適用した第1の実施形態について説明する。
【0014】
近年の医学界の通説によれば、大きないびきをかく人の約75%は、睡眠時に呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と呼ばれる症状をもっている。そして、この症状をもつ人は血中酸素が通常の人より30%程度少ないことが報告されており、その結果、心臓の筋肉の働きに必要な酵素が不足することによる突然死、不整脈、狭心症、心筋梗塞等の心疾患を起こしやすいとわれている。また、血液中の血小板が増加して脳梗塞になりやすいとも報告されている。OSASの原因は舌の位置と関係がある。一般に健常者の舌の先端部は、上顎前歯口蓋部付近にあるが、老化によって舌の筋肉が弱くなると舌尖端をこの位置に維持していくのが困難になり、さらに、肥満その他により上気道が狭まった状態になると、顔を上に向けて寝る際に舌根が上気道に沈下してきて上気道を塞ぎ呼吸を止めてしまうことにより睡眠時無呼吸が起こる。また、近年痴呆と右側前頭葉の血流不足との関連が指摘されており、この右側前頭葉の血流促進に***を噤む動作が大きく関わっていることが明らかになりつつある。以上のことから、本発明者は、OSASや痴呆の予防・治療のために、日常の食生活の中で自然に***を噤む運動を反復させ、口輪筋および舌筋を鍛錬できる吸口を完成させた。
【0015】
図1は、第1の実施形態である吸口10Aの斜視図であり、吸口10Aがペットボトル等の容器(不図示)のキャップ30に装着された状態で示されている。図2は、吸口10Aの平面図であり、図3、図4は、それぞれ吸口10Aの正面(線分X−Xに沿った面)図及び側面(線分Y−Yに沿った面)図である。また、図5は吸口10Aがキャップ30に装着された状態の側断面図と外観図である。なお、図面に付されている寸法の単位はミリメートルであり、Rは曲率半径を表わす。
【0016】
キャップ30は、ペットボトル等の容器(不図示)に装着されるキャップであり、その底面31の中央には、略楕円形の開口31aが形成される。吸口10Aは、可撓性を有する素材から形成され、カップ状の吸口本体11Aとフランジ部12とからなる。フランジ部12の外周は略円形であり、吸口本体11Aの開口周縁部に設けられる。吸口本体11Aはキャップ30の内側から開口31aを通され、キャップ30に装着される。このときフランジ部12は、キャップ30の底面31に当接する。
【0017】
フランジ部12の外径は、キャップ30の底面31の内径に略等しく、フランジ部12の上面(キャップ30の底面31に当接する面)の周縁部には、外周に沿ってリング状の突起部12aが形成される。すなわち、キャップ30が容器(図示せず)に装着されるとフランジ部12の突起部12aがキャップ30と容器の縁に押圧される。これにより、吸口10Aは容器に固定され、突起部12aはパッキングとしての役割を果たす。
【0018】
吸口本体11Aの外形は、略楕円錐台状の形状を呈し、その上側の底面13の中央部には、湾曲した浅い窪み(凹部13a)が形成される。すなわち、吸口本体11Aとフランジ部12との接続部は、キャップ30に設けられた開口31aに沿った略楕円形状をなし、底面13は、これに相似でかつ相対的に小さいい楕円形状を略呈する。凹部13aの深さは吸口本体11Aの頭部が側面から押圧されたときに、凹部13a全体が変形を受ける程度の深さであり、例えば、1〜8mm程度である。また、凹部13aの短軸(線分Y−Y)方向に沿った断面は、例えば曲率半径が一定の弧状断面として形成される。このときの曲率中心は、例えば底面13よりも高い位置に配置される。本実施形態では、凹部13aの深さは3mmであり、線分Y−Yに沿った凹部13aの断面の曲率半径は4.43mmである。また、その曲率中心Oは底面13よりも1.5mm程高い位置にある。
【0019】
凹部13aは、底面13の周縁において滑らかに吸口本体11Aの側面と接続され、凹部13aの線分Y―Y上には、この線分に沿って吸口本体11Aの外側と内側とを連通する切込13Aが形成される。すなわち、切込13Aは、通常の状態(押圧を受けていない状態)では略閉塞されており、容器内の液体や流動食等の内容物は切込13Aを流通し難い状態にある。使用者が吸口本体11Aを長軸(X−X)方向を横にして口に含み唇を閉じると、吸口本体11Aの先端付近は線分Y−Yに沿った方向に押圧される。このとき、凹部13aの全体が変形され、凹部13aが内側に窪んでいることから切込13Aは吸口10Aの内側に反り返って大きく開かれる。これにより容器内の液体や流動食は、切込13Aを通って使用者の口腔内に流入される。
【0020】
また、吸口本体11Aをキャップ30に装着したときの吸口本体11Aのキャップ底面31からの高さDは、唇がキャップ底面31に当接するまで吸口10Aを口に含んだときに、吸口本体11Aを前歯で噛めない程度の高さに設定される。すなわち、高さDは使用者が吸口本体11Aを噛まないように、上下の***の厚さに設定される。高さDは例えば10mm〜20mm程度の値となり、より好ましくは13mm〜15mm程度となる。本実施形態では、フランジ部12の上面から底面13までの高さが16.2mmとされており、キャップ底面31が約2mmの厚さを持つとき、高さDは約14.2mmとなる。
【0021】
以上のように、第1の実施形態の吸口10Aを装着した容器に、飲料物や流動食を入れ、吸口10Aを***で押圧して飲料や流動食を摂取することにより、日常の食生活の中で自然に***を噤む運動を反復させることができ、口輪筋および舌筋を鍛錬することができる。これにより、OSASや痴呆を予防・治療することができる。
【0022】
また、凹部13aの窪みは浅いので、吸口10Aの先端を押圧したときに、凹部13aの全体を歪ませることができので、凹部13aに設けられた切込13Aをより確実に、かつ大きく開かせることができる。また、凹部13aは、吸口10Aの内側に窪んでいるので、切込13Aが押圧により開口されたとき、切込は吸口の内側に反り返るので、口腔内に反り出すことがなく、切込部を噛み切ってしまうことを防止することができる。また、吸口10Aの高さは、口に含んだときに、歯で噛むことができない程度に短い。したがって、容器内の内容物を摂取するには必ず***を噤む運動を行わなければならず、より確実かつ自然に口輪筋を鍛えることができる。
【0023】
次に、図6を参照して本発明の第2の実施形態の吸口について説明する。第2の実施形態の吸口10Bの構成は、第1の実施形態の吸口10Aと略同様であるが、切込の数、位置、及び形状等が第1の実施形態とは異なる。なお、第1の実施形態と同様の構成に関しては説明を省略する。
【0024】
図6は第2の実施形態における吸口10Bの平面図である。第1の実施形態では、切込13Aは、吸口本体11Aの底面13の線分Y−Y上に、線分Y−Yに沿って形成されていたが、第2の実施形態では、切込13Bは、凹部13aの長軸(線分X−X)上の両端付近に線分X−Xと交わるように一対形成される。切込13Bは「く」の字形をしており、その頂角は外側を向いている。通常切込13Bは閉塞しているが、吸込本体11Aの先端部が線分Y−Yに沿って押圧されると、凹部13aが変形され、切込13Bはそれぞれ吸口本体11Aの内側方向に反り返り、容器内の内容物が流出可能となる。なお、凹部13aに設けられた切込13Bの歪みを大きくするために、凹部13aの中央に破線で示されるように線分Y−Yに沿って帯状の剛性部14を設けてもよい。剛性部14は、その周辺部よりも相対的に剛性が高い。
【0025】
以上により第2の実施形態の吸口においても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
【0026】
次に、図7を参照して本発明の第3の実施形態の吸口について説明する。図7は、第3の実施形態の吸口の平面図である。なお、第1及び第2の実施形態と同様の構成に関しては説明を省略し、同じ参照符号を用いる。
【0027】
第3の実施形態では、底面13の長軸(線分X−X)に沿って凹部13aに切込13Cが形成されており、吸口本体11Cの外側と内側とを連通する。切込13Cは、通常の状態(押圧を受けていない状態)では略閉塞されているが、使用者が吸口本体11CをX−X方向を横にして口に含み唇を閉じると、吸口本体11Cの先端付近が線分Y−Y方向に沿って押圧され、凹部13aの全体が変形される。凹部13aが内側に窪んでいることから切込13Cは吸口10Cの内側に反り返って大きく開かれる。これにより容器内の液体や流動食は、切込13Cを通って使用者の口腔内に流入される。
【0028】
また、第1及び第2の実施形態では、吸口本体11Aは略円錐台形状を呈したが、第3の実施形態の吸口本体11Cは、下底が円形で上底が略楕円形を呈するカップ形状をなす。すなわち、上側の底面13が第1及び第2の実施形態と同様に略楕円形であるのに対し、フランジ部12との接続部11aの形状は円形である。したがって、第3の実施形態の吸口11Cが装着されるキャップ(図示せず)の底面には、接続部11aの形状に適合する円形の開口(図示せず)が形成される。吸口本体11Cの接続部11aとキャップの開口とを回転対称(円形)に構成すると、吸口10Cは、どのような向きであってもキャップに適正に装着される。すなわち、吸口本体11Cを装着したときに発生する捩れを防止することができ、捩りに基づく液漏れを防止することができる。
【0029】
以上のように、第3の実施形態においても、第1及び第2の実施形態と略同様の効果を得ることができる。また、第3の実施形態では、吸口本体のフランジ部との接続部を円形にするとともに、これが貫入されるキャップの開口を接続部に適合する円形にすることにより、捩れを生じることなく吸口をキャップに装着することができ、液漏れを防止することができる。
【0030】
次に図8を参照して、本発明の第4の実施形態の吸口について説明する。図8は、第4の実施形態の吸口の平面図である。なお、第1、第2、又は第3の実施形態と同様の構成に関しては説明を省略し、同じ参照符号を用いる。
【0031】
第4の実施形態の吸口本体11Dは、略円錐台形状を呈するカップ状に成形される。すなわち、第3の実施形態と同様に、吸口本体11Dとフランジ部12との接続部11aが円形をしているとともに、吸口本体11Dの上側の底面13’(すなわち凹部13a’)の外周も円形である。凹部13a’の周縁近くには、例えば凹部13a’の中心を挟んで点対称に、外向きに凸となる一対の切込13Dが設けられる。切込13Dは例えば、半円形、「U」字形、又は「C」字形等の湾曲部を有する形状であり、この湾曲部を外側に向けて(外向きに凸に)設けられる。吸口10Dは第3の実施形態と同様に、円形の開口を底面に有するキャップ(図示せず)に取付けられる。
【0032】
以上のように、第4の実施形態においても、第1〜第3の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
【0033】
なお、切込の位置、方向、大きさ、形状、数等は本実施形態に限定されるものではない。また、上記器具を使用して***を運動させることにより、口輪筋に負荷を与えると、連動して顔の表情筋(上唇挙筋、口角下制筋、下唇下制筋等)に負荷がかけられてストレッチングされる。これにより、フェイスラインがすっきりし、小顔を作ると共に、筋肉部分の代謝を活発化し、肌のしわやニキビを解消するという美容上の効果も得ることができる。
【0034】
なお、第1〜第4の実施形態を様々に組み合わせることが可能であることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、日常生活の中で自然な形で、口輪筋を訓練できる器具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の吸口をキャップに取り付けたときの斜視図である。
【図2】図1に示された吸口の平面図である。
【図3】吸口の正面(線分X−Xに沿った面)図である。
【図4】吸口の側面(線分Y−Yに沿った面)図である。
【図5】吸口をキャップに取り付けたときの側断面図と側面からの外観図である。
【図6】第2の実施形態の吸口の平面図である。
【図7】第3の実施形態の吸口の平面図である。
【図8】第4の実施形態の吸口の平面図である。
【符号の説明】
10A、10B、10C、10D 吸口
11A、11C、11D 吸口本体
11a 接続部
12 フランジ部(固定部)
13 吸口部底面
13a 凹部
13A、13B、13C、13D 切込
30 キャップ

Claims (13)

  1. 可撓性を有する素材からなるカップ状の吸口本体と、
    前記吸口本体を容器の開口部に装着されるキャップに取り付けるための吸口取付手段と、
    前記吸口本体の底面に形成され内側に窪む凹部と、
    前記吸口本体の内側と外側とを連通する切込とを備え、
    前記吸口本体の高さが、前記吸口本体を唇で挟んで押圧可能な高さであるとともに、前記吸口本体を口に含み、前記キャップに唇を当接させたときに前記吸口本体を歯で噛むことができない高さであり、前記切込は、前記吸口本体が押圧されたときに開いて前記容器内の内容物を流通可能とし、前記押圧が解除されたときには閉塞して前記内容物の流通を阻害する
    ことを特徴とする吸口。
  2. 前記切込が、前記凹部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸口。
  3. 前記切込が、前記凹部の周縁よりに設けられるとともに、外側に向かって凸となる形状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の吸口。
  4. 前記切込が、一対の「く」字形、又は一対の半円形、あるいは一対の「U」字形、若しくは「C」字形を呈する切込からなり、前記一対の切込が前記凹部の両端に、「く」の字の頂角、又は半円形あるいは「U」字形、若しくは「C」字形の湾曲部を外側に向けて配置されることを特徴とする請求項に記載の吸口。
  5. 前記底面の外形が、略楕円形を呈することを特徴とする請求項1に記載の吸口。
  6. 前記切込が、前記底面の長軸上の両端に設けられることを特徴とする請求項に記載の吸口。
  7. 前記吸口本体の外形が、略楕円錐台状の形状を呈し、前記底面が円錐台の上部底面に対応することを特徴とする請求項に記載の吸口。
  8. 前記切込が、前記凹部の短軸上に前記短軸に沿って、又は長軸上に前記長軸に沿って形成されていることを特徴とする請求項に記載の吸口。
  9. 前記カップ状の吸口本体の開口周縁の形状が、前記楕円の長軸よりも径の大きい円形であることを特徴とする請求項に記載の吸口。
  10. 前記吸口本体の外形が、略円錐台状の形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の吸口。
  11. 前記取付手段が、前記吸口本体の開口周縁に設けられるフランジであることを特徴とする請求項1に記載の吸口。
  12. 前記容器のキャップの底面中央に開口が設けられており、前記吸口本体は前記キャップの内側から前記開口を通され前記キャップに装着され、前記フランジが前記キャップの内側底面と前記容器の縁に押圧されることにより、前記吸口が前記容器に取り付けられることを特徴とする請求項11に記載の吸口。
  13. 請求項1乃至請求項12に記載の吸口が装着されるペットボトル用又は食器用のキャップ。
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