JP3937691B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する外装ケースとを備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】
近年、プロジェクタを使用する環境が拡がりつつあり、社内会議や出張先でのプレゼンテーションなどで用いられる他、CAD/CAM/CAEのデータを取り込んで拡大投写することで、研究開発部門等での技術検討会に用いられたり、各種セミナーや研修会、さらには視聴覚教育を行う学校の授業でも用いられている。また、CTスキャンやMRIなどの医療画像やデータを投写し、治療法の検討、医療指導などに役立てたり、展示会や大勢が集まるイベントなどを効果的に演出するのにも用いられる。
【0003】
このように、あらゆる環境でプロジェクタが用いられる現在では、プロジェクタに求められる仕様・機能も様々であり、携帯性を追求した軽量コンパクトモデル、画像品質を追求した高輝度モデルおよび高解像度モデル、各デジタル機器やモバイルツールとの接続を可能にした高機能モデルなどがある。
そして、使用される環境のさらなる拡大が予想されることから、新たな使用環境を想定したより高付加価値のプロジェクタの開発が盛んに行われている。
そのような中にあって、軽量化、コスト削減、および部品のリサイクルを優先させたプロジェクタの開発も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
プロジェクタを構成する最も大きな部品の一つに外装ケースがある。外装ケースは通常、軽量化やコスト削減という観点から、樹脂製にすることが多い。外装ケースを樹脂製とした場合には、内部の電子回路等を電磁障害から保護し、外部へ電磁障害を与えないために、何らかの電磁遮蔽対策を施す必要がある。樹脂製の外装ケースに施す電磁遮蔽対策としては、外装ケースの少なくとも内面にメッキを施したり、導電性塗料を蒸着することが行われる。
しかしながら、このような処理を施した場合には、外装ケースからメッキや導電性塗料を容易に分離できないので、外装ケースをリサイクル部品として扱うことが難しく、また、かえってコスト高になってしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、軽量化およびコスト削減に加え、部品のリサイクル化を促進できるプロジェクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のプロジェクタは、光源から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する外装ケースとを備えており、前記外装ケースは、金属製部分と樹脂製部分とで構成され、前記樹脂製部分の内部側には、金属製の電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられており、前記金属製部分には、ネジ孔が穿設され、前記樹脂製部分には、前記ネジ孔に対応したリブが設けられ、前記電磁遮蔽部材は板状であって、前記金属製部分の側面に対向するように折曲された折曲面部を備えており、前記電磁遮蔽部材の折曲部分には開口が設けられ、前記電磁遮蔽部材が前記樹脂製部分に固定された状態では前記開口に前記リブが挿入されることにより、前記折曲面部は、前記金属製部分の側面と前記リブとの間に挟まれて前記リブに螺合するネジで固定されていることを特徴とする。
【0007】
このような発明では、大きな強度が要求される部分を金属製とし、他の部分を樹脂製にすることにより、全てを金属製とした場合や樹脂製とした場合に比して確実に軽量化が促進され、また、コスト削減が図れる。さらに、樹脂製部分の内部側には、電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられているので、電磁障害から電子回路を保護しつつ、樹脂製部分と電磁遮蔽部材とが確実に分離されるようになり、外装ケースがリサイクル部品として扱われるようになる。この際、金属製部分をアルミニウムやその合金等の軽量な非鉄金属で形成することが好ましい。
また、樹脂製部分と金属製部分とを固定するネジを締め付けるだけで、相互の固定を行えるとともに、樹脂製部分の内側に配置された電磁遮蔽部材の折曲面部が金属製部分の側面とリブとの間で挟持され、外装ケースの金属製部分と電磁遮蔽部材とが確実に接触して導通し、良好な電磁遮蔽効果が得られる。
【0008】
本発明のプロジェクタでは、前記外装ケースの樹脂製部分には金属製のナット部材が埋設され、このナット部材に螺合されるネジで前記金属製部分が当該樹脂製部分に固定されていることが好ましい。
このような構成にすれば、金属製部分を貫通してナット部材に螺合するネジにより、樹脂製部分への金属製部分の固定が確実に行える。
【0009】
本発明のプロジェクタは、光源から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する外装ケースとを備えており、前記外装ケースは、金属製部分と樹脂製部分とで構成され、前記樹脂製部分の内部側には、金属製の電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられており、前記外装ケース内に配置される電源は、当該電源のインレットコネクタが取り付けられた接地用の導通部材を備え、前記樹脂製部分には垂下片が設けられ、前記電磁遮蔽部材は板状であって、前記金属製部分の側面に対向するように折曲された折曲面部を備えており、前記電磁遮蔽部材の折曲部分には開口が設けられ、前記折曲面部は、前記垂下片が前記開口に挿入されることによって前記金属製部分の側面と前記垂下片との間に挟まれ、前記導通部材は、前記インレットコネクタの取付位置近傍で前記垂下片、前記折曲面部と共に前記金属製部分にネジ止めされていることを特徴とする。
ここで、用いられるネジは、金属製などからなる導電性を有したものである。
【0010】
このような発明では、大きな強度が要求される部分を金属製とし、他の部分を樹脂製にすることにより、全てを金属製とした場合や樹脂製とした場合に比して確実に軽量化が促進され、また、コスト削減が図れる。さらに、樹脂製部分の内部側には、電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられているので、電磁障害から電子回路を保護しつつ、樹脂製部分と電磁遮蔽部材とが確実に分離されるようになり、外装ケースがリサイクル部品として扱われるようになる。この際、金属製部分をアルミニウムやその合金等の軽量な非鉄金属で形成することが好ましい。
また、このような発明では、導通部材をネジを介して金属製部分に固定することで電源の接地効果が強化される。また、この導通部材はインレットコネクタを備えているが、このインレットコネクタの取付位置近傍で、前記樹脂製部分と共に金属製部分に固定されるので、この固定部分によって前記取付位置周縁が補強されることになる。従って、インレットコネクタに対して電源コード側のコネクタを挿抜する際でも、インレットコネクタのぐらつき等が防止され、耐久性が向上する。さらに、樹脂製部分と金属製部分とを固定するのを利用して導通部材をも固定するから、導通部材を別途固定する必用がなく、構造が簡易になる。
【0018】
本発明のプロジェクタでは、前記外装ケースは、上面部、底面部、前面部、背面部、および対向する一対の側面部を有する略箱状とされているとともに、前記前面部を形成する金属製のフロントケースと、前記上面部および背面部を一体に形成する樹脂製のアッパーケースと、前記底面部および前記各側面部を一体に形成する金属製のロアーケースとで構成されていることが好ましい。
このような構成にすれば、内部部品を固定あるいは支持することの多い底面部および側面部を一体の金属製のロアーケースとしたり、光学系等の熱影響が大きい背面部や、手に触れやすい上面部を一体の樹脂製のアッパーケースとすることにより、内部部品の固定が容易で確実に行え、かつ扱い易い外装ケースが得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
〔1.プロジェクタの主な構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を上方から見た全体斜視図、図2は、プロジェクタ1を下方から見た全体斜視図、図3は、プロジェクタ1の内部を示す斜視図である。
図1ないし図3において、プロジェクタ1は、外装ケース2と、外装ケース2内に収容された電源ユニット3と、同じく外装ケース2内に配置された平面L字形とされた光学ユニット4とを備えている。
【0022】
外装ケース2には、内部に冷却空気を取り入れるための吸気口2A,2B,2C、および内部から冷却空気を排出するための排気口2D,2Eの他、操作パネル2Fや、スピーカの位置に対応した多数の孔2G等が設けられている。このような外装ケース2の背面側には、インターフェース用の種々のコネクタが露出しており。各コネクタがマウントされるドライバーボードや他のボードは、電磁遮蔽機能を有し、かつ背面側の開口部分を塞ぐように固定されたアルミ板50に支持されるようになっている。なお、外装ケース2の詳細な構成および形状等は後述する。
【0023】
電源ユニット3は、外装ケース2(図3)内の前面側に配置された主電源31と、主電源31の後方に配置されたバラスト32とで構成されている。主電源31は、電源ケーブルを通して供給された電力をバラスト32や図示しないドライバーボード(電子回路基板)等に供給するものであり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネクタ33(図2)、周囲を囲む導通部材としての金属製のフレーム34、図示しない電源回路等を備えている。
バラスト32は、電力を主に光学ユニット4の光源ランプ(後述)に供給するものであり、ランプ駆動回路を備えている。
【0024】
光学ユニット4は、図4に示すように、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45、および投写光学系としての投写レンズ46を備えている。
【0025】
〔2.光学系の詳細な構成〕
インテグレータ照明光学系41は、光源ランプ411およびリフレクタ412を含む光源装置413と、第1レンズアレイ414と、偏光変換素子415と、第2レンズアレイ416とを備えている。光源ランプ411から射出された光束は、リフレクタ412によって集光点に集光するように反射した後、集光点までの途中位置に配置された第1レンズアレイ414によって複数の部分光束に分割され、そして、偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換され、第2レンズアレイ416に入射する。なお、このような偏光変換素子415は、例えば特開平8−304739号公報に紹介されている。
偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換された各部分光束は、集光レンズ417に集光し、最終的に電気光学装置44を構成する3枚の光変調装置(ライトバルブ)としての液晶パネル441(色光毎に液晶パネル441R,441G,441Bと示す)上にほぼ重畳される。
【0026】
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ダイクロイックミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433、および反射ミラー432、434を備え、色分離光学系42で分離された色光、例えば、青色光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0027】
電気光学装置44は、3枚の光変調装置となる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441Bによって、画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
クロスダイクロイックプリズム45は、3枚の液晶パネル441R,441G,441Bから射出された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画像を形成するものである。なお、クロスダイクロイックプリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、クロスダイクロイックプリズム45で合成されたカラー画像は、投写レンズ46から射出され、スクリーン上に拡大投写される。
【0028】
以上説明した各光学系41〜45は、図5に示す合成樹脂製のライトガイド47に収容される。すなわち、このライトガイド47には、光源装置413を覆う光源保護部471の他、前述の各光学部品414〜416,421〜423,431〜434を上方からスライド式に嵌め込む溝部472〜481が設けられている。ここで、溝部473には、一体にユニット化された偏光変換素子415および第2レンズアレイ416が嵌め込まれる。そして、ライトガイド47には、図3に示すカバー48が取り付けられている。
【0029】
また、ライトガイド47の光出射側にはヘッド部49(図5、図6)が配置されている。このヘッド部49の一端側に液晶パネル441R,441G,441Bが一体に取り付けられたプリズム45が固定され、他端側の半円筒状部分に沿ったフランジ上に投写レンズ46が固定されている。
【0030】
〔3.冷却構造〕
図1から図3において、プロジェクタ1内には、投写レンズ46脇および外装ケース2底面の吸気口2Aから吸引された冷却空気が排気口2Dから排気される第1冷却系統A、外装ケース2の側面に設けられた吸気口2Bから吸引された冷却空気が排気口2Eから排気される第2冷却系統B、外装ケース2の底面に設けられた吸気口2Cから吸引された冷却空気が排気口2Eから排気される第3冷却系統Cが形成されている。
【0031】
第1冷却系統Aでは、主電源31の投写レンズ46側に軸流吸気ファン51(図3中に一点鎖線で図示)が設けられ、バラスト32の光源装置413側に第1シロッコファン52が設けられている。
軸流吸気ファン51の駆動によって投写レンズ46脇および吸気口2Aから吸引された冷却空気は、主電源31を冷却した後に第1シロッコファン52に吸引される。また、この第1シロッコファン52の吸引作用により、吸気口2Aからの冷却空気の一部は、バラスト32を冷却しながらシロッコファン52側に流れ、吸引される。第1シロッコファン52から吐き出された冷却空気は、ライトガイド47に設けられた吸気用切欠部471Aから光源保護部471内に入り込んで光源装置413を後方から冷却し、排気用切欠部471B(図5)から排気され、最終的に排気口2Dから外装ケース2外に排気される。
【0032】
第2冷却系統Bでは、図6、図7の断面図に示すように、投写レンズ46の下側に第2シロッコファン53が設けられている。この第2シロッコファン53は、吸気口2Bから電気光学装置44の下方まで冷却空気を導くダクト部材60(図5)の途中に配置されている。
吸気口2Bから吸引された冷却空気は、ダクト部材60に導かれて第2シロッコファン53に対して上方側から鉛直方向下向きに吸引され、外装ケース2の底面に沿って吐き出される。吐き出された冷却空気は、ダクト部材60で電気光学装置44の下方に導かれた後、鉛直方向上向きに方向を変えて電気光学装置44を下方から上方に向かって冷却する。この後に冷却空気は、光学ユニット4の上部に配置された図示しないドライバーボードを冷却しながら背面側の軸流排気ファン54に向かい、この排気ファン54で排気口2Eから排気される。
【0033】
第3冷却系統Cでは、図5、図10中に一点鎖線で示すように、ライトガイド47の下面における外装ケース2底面の吸気口2Cに対応した位置に第3シロッコファン55が設けられている。
吸気口2Cから第3シロッコファン55に吸引された冷却空気は、外装ケース2の底面およびライトガイド47の下面間に形成されるダクト状部分を通って光源装置413側に吐き出された後、ライトガイド47の溝部473に対応して設けられた吸気用開口473A(図5)に導かれ、この溝部473に配置される前述したユニット(偏光変換素子415および第2レンズアレイ416からなるユニット)を下方から上方に向かって冷却する。この後に冷却空気は、カバー48の排気用開口48A(図3)から排気され、最終的に背面側の軸流排気ファン54で排気口2Eから排気される。
【0034】
〔4.外装ケースの詳細な構造〕
図8において、外装ケース2は、本発明に係る樹脂製部分としての合成樹脂製のアッパーケース21と、金属製部分としてのアルミニウム製のロアーケース22と、同じく金属製部分としてのアルミニウム製のフロントケース23とで構成されている。
【0035】
アッパーケース21は、上面部211および背面部212が一体成形された形状である。上面部211の内部側には、アルミニウム板のパンチング加工による多孔状の第1電磁遮蔽部材213が取り外し可能に設けられている。具体的には、合成樹脂製の上面部211の内部側に複数の突起部を設け、この突起部を孔に貫通させるようにして第1電磁遮蔽部材213を取り付け、突起部の第1電磁遮蔽部材213から突出した部分を加熱してつぶすことにより、第1電磁遮蔽部材213を上面部211に固定している。従って、この突起部をニッパー等の適宜なハンドツールで切断すれば、合成樹脂製のアッパーケース21からアルミニウム製の第1電磁遮蔽部材213を容易に取り外すことができる。
【0036】
一方、アッパーケース21の背面部212の内部側にも、アルミニウム板からなる第2電磁遮蔽部材214が設けられている。第2電磁遮蔽部材214は、ロアーケース22側にネジ止めされており、やはりアッパーケース21から分離可能である。
この第2電磁遮蔽部材214には、図9に示すように、アッパーケース21の背面部212に設けられた排気口2Dに対応してルーバー215が設けられている。ルーバー215は、予め矩形の複数の開口を穿設しておき、この開口の上縁部分を絞りあるいは曲げ加工することで内部側から外部側に張り出した形状とされ、内部から外部へ冷却空気を排気しつつ、外部から目視した場合でも、内部を伺えないように遮蔽している。つまり、ここでの排気口2Dが本発明に係る樹脂製部分側の通気用開口である。
【0037】
ロアーケース22は、図10にも示すように、底面部221および対向し合う一対の側面部222が一体に形成された形状である。底面部221および対向し合う一対の側面部222は、プレスやマシニングセンタ等で加工された所定形状のアルミニウム板を曲げ加工することで形成されている。具体的には、図7に示したように、底面部221および側面部222間の折曲部22Aが曲げ加工によって形成されている。
また、底面部221には、電源ユニット3、光学ユニット4、各シロッコファン52,53,55等の内部部品の形状などに応じて下方に窪ませた加工が施されている。具体的には、図6、図7に示したように、断面凹状部分を形成する折曲部22Bが絞り加工で形成されている。
さらに、図10に示すように、これらとは逆方向の絞り加工により、底面部221には、前記内部部品等が載置される複数の載置部223が形成されている。これらの載置部223には、ネジ部が刻設されるバーリング部や、必要に応じて位置決め用の突起も併せて形成されており、ネジ孔に螺合される上方からのネジで内部部品が固定されるようになっている。
そして、載置部223は、外部側から目視した場合に窪んだ形状となるが、このように窪んだ載置部223は、図2に示すように、プロジェクタ1の電気的な定格等を表示するラベル229で覆われて見えないようになっている。
【0038】
図6に示すように、底面部221の後方(背面部212)の辺縁には、二度の曲げ加工により、上側立面部224、水平面部225、および下側立面部226からなる断面クランク状の大補強部227が形成されている。このうち、水平面部225は、図10に示すように、辺縁の長手方向の中央側がより広く形成されており、この中央寄りの部分に前述の軸流排気ファン54が載置され、上側立面部224にネジ止めされている。
また、大補強部227が形成された辺縁の近傍には、光源装置413を交換するための大きな開口部228が設けられている。
【0039】
底面部221の前方の両隅部分には、上下に進退するボルト状のフット部材および操作レバー等を備えた高さ位置調整機構5が設けられている。この高さ位置調整機構5を操作することにより、プロジェクタ1全体の傾きを調整することが可能である。これに対して底面部221の後方側中央部には、樹脂製のフット部材6(図2、図10)が嵌合しているのみである。なお、このようなフット部材6の代わりに、下方に突出した凸状部分を絞り加工等で形成してもよい。
【0040】
図1、図6、図8に示すフロントケース23は、外装ケース2の前面部231を形成する部材であり、やはりプレスやマシニングセンタ等で加工された所定形状のアルミニウム板の曲げ加工あるいは絞り加工によって形成されている。
図8に示すように、フロントケース23には投写レンズ46に対応して丸孔開口232が設けられ、丸孔開口232の周辺は絞り加工によって内部側に湾曲している。
【0041】
図6に示すように、フロントケース23の上下の辺縁には、先端側が絞り加工により内部側に折曲した断面クランク状の小補強部233,234が形成され、特に丸孔開口232によって細肉とされた部分が補強されている。さらに、上方の小補強部233は、本発明に係る段差部でもあり、小補強部233の段差部分の外部側には、アッパーケース21の前面側の薄肉な辺縁部分が重なり、アッパーケース21とフロントケース23との境界部分で表面同士が面一とされている。
【0042】
以上のような外装ケース2において、アッパーケース21の上面部211および背面部212はロアーケース22の各側面部222に対してそれぞれネジ止めされ、また、背面部212は前述した上側立面部224にネジ止めされる。
この際、ロアーケース22の一方の側面部222に設けられた吸気口2Bの上方では、図11に示すように、側面部222にネジ孔222Aが穿設されているとともに、アッパーケース21の上面部211には、側面部222のネジ孔222Aに対応してリブ211Aが設けられている。リブ211Aには金属製のナット部材211Bが埋め込まれており、このナット部材211Bに螺合されるネジ24でアッパーケース21とロアーケース22とが固定される。そして、リブ211Aは、第1電磁遮蔽部材213の折曲部分に設けられた角穴開口213A(図8をも参照)に挿入されており、第1電磁遮蔽部材213の折曲面部213Bがリブ211Aおよび側面部222間に挟持されるようになっている。このことにより、折曲面部213Bとロアーケース22とが接触して導通し、良好な電磁遮蔽効果が得られるようになっている。
【0043】
一方、この固定部分とは反対側、すなわち、インレットコネクタ33(図2)の上方側では、図7に示すように、アッパーケース21に設けられた垂下片211Cとロアーケース22の側面部222とを貫通するするネジ24が主電源31に螺合され、これによってアッパーケース21とロアーケース22とが固定されている。この際には、垂下片211Cが第1電磁遮蔽部材213の角穴開口213A(図8)に挿入され、折曲面部213Bが垂下片211Cと側面部222との間に挟持されて当該側面部222と導通している。
さらに、図7に示したように、垂下片211Cと主電源31との間には前述のフレーム34が挟持されており、接地用としても設けられたフレーム34がネジ24を介して側面部222に導通し、接地効果を向上させている。また、フレーム34におけるインレットコネクタ33の近傍部分が主電源31、垂下片211C、および側面部222に固定されることになり、インレットコネクタ33への電源ケーブルの挿抜時に、インレットコネクタ33がぐらつくのを防止している。
なお、第1遮蔽部材213の他の角穴開口213C(図8)にも、前記リブ211Aと同様な図示しないリブが挿入され、このリブと側面部222との間で折曲面部213Bを挟持し、側面部222に積極的に導通させている。ただし、このようなリブにはナット部材211B(図11)は埋設されていない。
【0044】
図1に示すように、ロアーケース22の各側面部222の前方側にはフロントケース23の左右の端部がネジ止めされ、底面部221の前方の辺縁にはフロントケース23の下方の辺縁がネジ止めされる。また、アッパーケース21の上面部211の前方側には、フロントケース23の上方の辺縁がネジ止めされる。ここで、上面部211へのフロントケース23の固定構造は、図11に示したようにリブ211Aおよびナット部材211Bを用いた構造であるが、各ケース21〜23の他の固定部分の構造は、内部側に位置する金属製のロアーケース22に直にネジ孔を刻設し、このネジ孔にネジを螺合して外部側のアッパーケース21あるいはフロントケース23を固定する構造である(図1および図2にネジ孔212A,231Aで図示した部分)。
【0045】
〔5.実施形態の効果〕
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)電源ユニット3、光学ユニット4等の内部部品が載置固定されるロアーケース22が金属製とされ、外装ケース2の他の大部分を占めるアッパーケース21が樹脂製であるから、全てを金属製とした場合や樹脂製とした場合に比し、内部部品が載置される部分の強度を確実に確保しつつ、外装ケース2を十分に軽量化でき、またコストを削減できる。
【0046】
(2)樹脂製とされたアッパーケース21の内部側には、金属製の第1、第2電磁遮蔽部材213,214が設けられているので、電磁障害からドライバーボード等の電子回路等を確実に保護できる。この際、第2電磁遮蔽部材214は勿論であるが、上面部211に一体的に固定された第1電磁遮蔽部材213も、上面部211から容易に取り外すことができるから、アッパーケース21には一切金属部分がなくなり、この結果、樹脂製のリサイクル部品として扱うことができ、リサイクル化を促進できる。
【0047】
(3)アッパーケース21の上面部211には操作パネル2Fが設けられており、手が触れ易くなっているが、この部分は樹脂製であるため、手で触れたときの触感を良好にできる。
また、高温となる光源装置413の近傍であるうえ、熱を含んだ冷却空気が排気される背面部212も樹脂製であるから、背面部212の表面温度が著しく上昇する心配がない。
これらのことにより、外装ケース2ひいては、この外装ケース2で覆われたプロジェクタ1の取扱性を向上させることができる。
【0048】
(4)ロアーケース22およびフロントケース23の材料としてアルミニウムを用いているため、鉄等を用いるのに比して軽量化でき、マグネシウムや他の合金等を用いるのに比して安価にできる。
【0049】
(5)ロアーケース22およびフロントケース23は、所定の外形形状を有したアルミニウム板の絞り加工および曲げ加工で形成されているので、金型が高価であり、かつ成形できる大きさに制限があるダイカスト製と比べると、専用の金型を製作した場合でも安価にできるうえ、大きな面状部分も容易に形成でき、生産コストを格段に削減できる。
【0050】
(6)フロントケース23において、上下の辺縁部分には断面クランク状の小補強部233,234が形成されているので、投写レンズ46に対応した丸孔開口232によって周囲に細肉部分が形成されても、この細肉部分を小補強部233,234で確実に補強でき、フロントケース23の組立時等に容易に変形するのを防止できる。
【0051】
(7)このような小補強部233,234は絞り加工によって形成されているので、曲げ加工によって形成する場合よりも断面的に小さくでき、内部に配置される電源ユニット3や第2シロッコファン53との緩衝を避けることができる。
【0052】
(8)特に上方の小補強部233の外側には、薄肉に形成されたアッパーケース21の辺縁が重なっているが、小補強部233の段差部分の段差量が絞り加工によって小さく(浅く)形成されているので、そのような薄肉の辺縁を重ねてもアッパーケース21とフロントケース23とを面一にでき、外観を良好にできる。
【0053】
(9)ロアーケース22の後方側の辺縁には、断面クランク状の大きな大補強部227が形成されているが、この大補強部227は二度の曲げ加工によって形成されているから、容易かつ確実に形成できる。
また、大補強部227によって辺縁の強度が格段に向上するので、この辺縁に沿って光源装置413交換用の大きな開口部228を設けても、辺縁の変形等を確実に防止できる。
【0054】
(10)軸流排気ファン54は大補強部227に載置固定されているので、ファン54を確実に支持できるとともに、辺縁に固定されていることでファン54の着脱作業を後方側から容易にできる。
【0055】
(11)ロアーケース22の底面部221には、電源ユニット3、光学ユニット4等の内部部品を載置する載置部223が絞り加工で形成されているので、載置部223を容易に形成できるのに加え、この載置部223の回りを確実に補強して高強度にできる。
【0056】
(12)底面部221の外表面には、載置部223によって凹状に窪んだ部分が電気的な定格等を表示するラベル229で覆われているので、この窪んだ載置部223自身や載置部223から突出したネジの先端等を隠すことができ、外観を良好にできる。
【0057】
(13)主電源31を囲む接地用のアルミ製フレーム34は、ネジ24を介して金属製のロアーケース22に導通しているので、接地効果を強化できる。
さらに、フレーム34にはインレットコネクタ33が取り付けられているが、このインレットコネクタ33の取付位置近傍で、フレーム34がロアーケース22等に固定されているので、この固定部分によってインレットコネクタ33の取付位置周縁を補強できる。従って、インレットコネクタ33に対して電源コード側のコネクタを挿抜する際でも、インレットコネクタ33のぐらつき等を防止でき、耐久性を向上させることができる。
しかも、アッパーケース21とロアーケース22とを固定するのを利用してフレーム34もが固定されるから、フレーム34を別途固定する必用がなく、構造を簡易にできるえ、固定作業も容易にできる。
【0058】
(14)アッパーケース21の背面部212には排気口2Dが設けられ、この内部側に設けられた第2電磁遮蔽部材214にはルーバー215が設けられているので、プロジェクタ1内の冷却空気の排気を可能にしながらも、排気口2Dから第2電磁遮蔽部材214のさらに内部を見え難くでき、排気口2Dの遮蔽性も同時に確保できる。
この際、樹脂製である背面部212には、金型が複雑になる関係でルーバーを設けることが困難であるが、その内部側にある金属製の第2電磁遮蔽部材214にルーバー215を形成することで、その形成を絞り加工や切り起こし加工等によって容易に行える。
【0059】
(15)樹脂製のアッパーケース21のリブ211Aには金属製のナット部材211Bが埋設されているので、ネジ24を大きなトルクで締め付けても、螺合部分が損傷する心配がなく、リブ211Aに対してロアーケース22およびフロントケース23を大きな固定強度で確実に固定できる。
【0060】
(16)ロアーケース22においては、大きな面状部分を有する底面部221および両側面部222が曲げ加工によって互いに折曲されているので、このような部分を絞り加工や他の加工法で形成するよりも確実性があり、歩留まりも良好にでき、生産性を良好にできる。
【0061】
〔6.変形例〕
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態の外装ケース2では、フロントケース23が金属製であったが、このようなフロントケースを樹脂製とし、また、このような樹脂製のフロントケースを樹脂製のアッパーケースと一体に形成してもよい。さらに、アッパーケースとしては、背面部を別体に設けた構成や、側面部を樹脂製として一体に設けた構成であってもよい。反対に、背面部を金属製にしてロアーケースと一体に設けたり、フロントケースとロアーケースとを一体に設ける等してもよい。要するに、何れの部位を樹脂製とし、あるいは金属製とするか等は、本発明を実施するにあたって適宜に決められてよい。
【0062】
前記実施形態では、アッパーケース21の上面部211に取り外し可能に設けられた第1電磁遮蔽部材213が本発明に係る電磁遮蔽部材であったが、第2電磁遮蔽部材214をロアーケース22ではなく、アッパーケース21の背面部212の内部側に取り外し可能に設けることで、本発明の電磁遮蔽部材としてもよい。そして、このような場合には、上面部211および背面部212のそれぞれに設けられる電磁遮蔽部材を一体に設けることが好ましい。
【0063】
外装ケースの金属製部分を曲げ加工や絞り加工の他、ダイカスト製法によって製作した場合でも本発明に含まれる。その他、外装ケースに設けられる補強部や載置部等の具体的な形状などは、前記実施形態に示したものに限定されず、任意である。
【0064】
前記実施形態では、3つの光変調装置を用いたプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、1つの光変調装置のみを用いたプロジェクタ、2つの光変調装置を用いたプロジェクタ、あるいは、4つ以上の光変調装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。また、前記実施形態では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いても良い。さらに、前記実施形態では、光入射面と光出射面とが異なる透過型の光変調装置を用いていたが、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の光変調装置を用いても良い。さらにまた、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、大きな強度が要求される部分が金属製とされ、他の部分が樹脂製であるから、全てを金属製とした場合や樹脂製とした場合に比して確実に軽量化を促進でき、また、コストを削減できる。さらに、樹脂製部分の内部側には、電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられているので、電磁障害から電子回路を保護し、外部へも電磁障害を与えずに、樹脂製部分と電磁遮蔽部材とを確実に分離でき、外装ケースをリサイクル部品として扱えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一本実施形態に係るプロジェクタを上方から見た全体斜視図である。
【図2】プロジェクタを下方から見た全体斜視図である。
【図3】プロジェクタの内部を示す斜視図である。
【図4】プロジェクタの各光学系を模式的に示す平面図である。
【図5】プロジェクタの光学ユニットの構成部材を示す斜視図である。
【図6】図1の矢印VI−VIから見た縦断面図である。
【図7】図1の矢印VII−VIIから見た縦断面図である。
【図8】前記実施形態の外装ケースの分解斜視図である。
【図9】外装ケースの要部を示す縦断面図である。
【図10】外装ケースを構成するロアーケースを示す全体斜視図である。
【図11】外装ケースの他の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ
2 外装ケース
2D 排気口
3 電源である電源ユニット
21 アッパーケース
22 ロアーケース
23 フロントケース
24 ネジ
33 インレットコネクタ
34 導通部材であるフレーム
54 軸流排気ファン
211 上面部
211B ナット部材
212 背面部
213 第1電磁遮蔽部材
214 第2電磁遮蔽部材
215 ルーバー
221 底面部
222 側面部
223 載置部
227 大補強部
229 ラベル
233 段差部兼用の小補強部
234 小補強部
231 前面部
413 光源装置

Claims (4)

  1. 光源から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する外装ケースとを備えたプロジェクタであって、
    前記外装ケースは、金属製部分と樹脂製部分とで構成され、前記樹脂製部分の内部側には、金属製の電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられており、
    前記金属製部分には、ネジ孔が穿設され、
    前記樹脂製部分には、前記ネジ孔に対応したリブが設けられ、
    前記電磁遮蔽部材は板状であって、前記金属製部分の側面に対向するように折曲された折曲面部を備えており、
    前記電磁遮蔽部材の折曲部分には開口が設けられ、
    前記電磁遮蔽部材が前記樹脂製部分に固定された状態では前記開口に前記リブが挿入されることにより、前記折曲面部は、前記金属製部分の側面と前記リブとの間に挟まれて前記リブに螺合するネジで固定されていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、前記外装ケースの樹脂製部分には金属製のナット部材が埋設され、このナット部材に螺合されるネジで前記金属製部分が当該樹脂製部分に固定されていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 光源から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する外装ケースとを備えたプロジェクタであって、
    前記外装ケースは、金属製部分と樹脂製部分とで構成され、
    前記樹脂製部分の内部側には、金属製の電磁遮蔽部材が取り外し可能に設けられており、
    前記外装ケース内に配置される電源は、当該電源のインレットコネクタが取り付けられた接地用の導通部材を備え、
    前記樹脂製部分には垂下片が設けられ、
    前記電磁遮蔽部材は板状であって、前記金属製部分の側面に対向するように折曲された折曲面部を備えており、
    前記電磁遮蔽部材の折曲部分には開口が設けられ、
    前記折曲面部は、前記垂下片が前記開口に挿入されることによって前記金属製部分の側面と前記垂下片との間に挟まれ、
    前記導通部材は、前記インレットコネクタの取付位置近傍で前記垂下片、前記折曲面部と共に前記金属製部分にネジ止めされていることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、前記外装ケースは、上面部、底面部、前面部、背面部、および対向する一対の側面部を有する略箱状とされているとともに、前記前面部を形成する金属製のフロントケースと、前記上面部および背面部を一体に形成する樹脂製のアッパーケースと、前記底面部および前記各側面部を一体に形成する金属製のロアーケースとで構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
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